JPH11192310A - 身体アクセスチューブ - Google Patents

身体アクセスチューブ

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JPH11192310A
JPH11192310A JP10291936A JP29193698A JPH11192310A JP H11192310 A JPH11192310 A JP H11192310A JP 10291936 A JP10291936 A JP 10291936A JP 29193698 A JP29193698 A JP 29193698A JP H11192310 A JPH11192310 A JP H11192310A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より柔軟で可撓性が高い材料でより高い流量
を達成し且つよじれにくく、潰れにくい胃瘻または膀胱
用のアクセスチューブ組立体を提供すること。 【解決手段】 シリコーンラバーで形成され、且つ、コ
イルスプリングが埋め込まれたボディを含む身体アクセ
スチューブ組立体である。シリコーンラバーは、Aスケ
ールで約35の低いジュロメーター硬度を有している。
このチューブ部分は、12フレンチから24フレンチの
すべてのサイズにわたって、比較的大きな直径の流体の
液体流路を有している。ボディ壁の厚さは、全てのフレ
ンチサイズに対して同じである。チューブ部分の一つの
実施の態様には、空気ルーメンが設けられ、保持バルー
ンへの空気通路を開閉する着脱自在の詮を備えたセット
コネクタが取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概略的には、医療
用カテーテルに関する。さらに、詳細には、胃および/
或いは小腸、または、膀胱に、腹壁の瘻すなわち造孔を
通してアクセスし、これを行う際に目立たない状態を維
持するカテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】食べられない或いは食べられなくなるで
あろう患者の消化器に食物を人為的に導入する必要性
が、今世紀を通じ、そして、前世紀から知られている。
1970年代中期より前には、飼育すなわち栄養補給
は、赤いゴムチューブまたはポリ塩化ビニルの供給チュ
ーブを用いて、鼻から胃に行われていた。鼻から胃への
チューブによる経腸飼育の使用は、シリコンゴムまたは
ポリウレタンで構成されたチューブの導入とともに、7
0年代後期に劇的に増加した。これらのチューブは、よ
り強い材料で作られているので、壁がより薄く、したが
って、外径がより小さくなっている。これらの小さなチ
ューブは、挿入し易く、かつ、患者の苦痛が少なく、そ
して、これらチューブの採用により、鼻から胃への経路
を介しての経腸栄養摂取が大変急速に発達し、そして、
一般的に、経腸栄養摂取への関心が高まった。
【0003】1980年代までに、鼻から胃への飼育が
有する問題が臨床医により認識され、腹壁を通しての胃
への直接的な胃瘻アクセスの利点が、バズケ(Vazquez)
の米国特許第4、356、824号明細書で、さらに、
ロス(Ross)の米国特許4、543、085号明細書で述
べられている。胃瘻チューブを固定する際の改良が、パ
ークス(Parks) の米国特許第4、666、433号明細
書および米国特許第4、685、901号明細書で述べ
られている。1980年代には、胃瘻小孔の形成方法の
改良もまた行われた。1980年代前には、瘻または胃
瘻は、シュタム法によって、外科的に形成されており、
このシュタム法は、普通はラテックスの泌尿器科用フォ
ーリー保持カテーテルであるチューブを挿入するために
外科的な開腹を必要としている。”PEG”すなわち"P
ercutaneous Endoscope Gastrostomy :経皮内視鏡胃造
瘻術 "と呼ばれる新しい方法は、胃瘻チューブを設置す
るために外科的な造瘻を不要とし、直接的な胃瘻チュー
ブの使用に対する関心を増大させた。PEGおよびPE
G技術の利点は、クイン等(Quinn et al) の米国特許第
4、795、430号明細書に述べられている。”PE
G”という用語は、本明細書において、チューブと処置
の両方を指すために使用される。
【0004】胃瘻チューブは、一般的に、3つのグルー
プに分類され、第3のグループは2つのサブグループを
含んでいる、即ち、 1.専用チューブ(SPECIALITY TUBE);スタム技術(Sta
mm) による胃の手術時に配置される、専用チューブ(SP
ECIALITY TUBE)。モス(Moss)とバズケ(Vazquez) の特許
のチューブが、このタイプの具体例である。 2.PEGチューブ; 初期の腸瘻又は胃瘻を形成するた
めに使用されるPEGチューブ。 3.交換チューブ(REPLACEMENT TUBES);使用によってP
EGチューブが消耗してしまった、または、患者のニー
ズにより適合した装置が必要となって、所定期間後に、
PEGチューブを交換するために使用される交換チュー
ブ。
【0005】a.目立たない交換チューブ(LOW PROFILE
REPLACEMENT TUBES);飼育処方を受けていない間は、チ
ューブの外部付属品を隠したいと望む行動的な患者に好
ましい目立たない交換チューブ。このタイプの交換チュ
ーブの背景は、クイン等(Quinn et al) の米国特許第
5、125、897号明細書に述べられている。 b.簡単な交換チューブ(SIMPLE REPLACEMENT TUBES);
複雑でなく、高価でないものであって、且つ、行動的で
なくこれら装置を隠す必要がない患者のために使用され
る簡単な交換チューブ。これらの装置は、初期の胃造瘻
術で使用されていた、オリジナルの泌尿器科用フォーリ
ーカテーテルの直接的な改良である。これらは、パーク
ス(Parks) の米国特許第4、666、433号明細書に
説明されている。
【0006】(本明細書で言及されるように)設計の中
にはいつかの例外があるが、胃瘻チューブ、または、上
述したタイプのチューブ組立体は、各々、以下の7つの
特徴または構成要素を備えている。即ち: 1.経腸飼育物質を胃および/または小腸内に運ぶチュ
ーブ。 2.チューブの遠位端の流出ポート。この1または2以
上のポートは、チューブの端または側壁に組み込まれて
いる。これらは、チューブの遠位端に固定された別体の
モールドされたボーラスに組込まれている場合もある。 3.患者の外側にあるチューブの近位端に取付けられた
投与セットコネクター。 4.チューブを胃の中に保持するための遠位端保持装置
であって、例えば、挿入および除去のために探り針を使
用して変形させることができる膨張可能なバルーン、ま
たは、モールド保持型である。 5.チューブを皮膚から出ている箇所に固定するための
外部ボルスタ。このボルスタは、外部ボルスタと内部の
保持装置との間の、胃瘻部分での個々の患者の皮膚、腹
壁、胃壁の厚さの合計に対応する距離を維持する。 6.投与セットを交換するとき、又は、ひどい咳が過度
の背圧を引き起こしたときに、患者からの胃酸の漏れを
防止する逆流防止弁。 7.保持装置と内部ボルスタとの間のチューブの長さを
調節して腹壁の厚さに適合するように、患者の腹壁厚を
測定する測定システム。 胃瘻チューブが経腸飼育に使用されるのと同様に、恥骨
カテーテルチューブ組立体は、膀胱に薬剤を投与し、又
は、膀胱から尿を排出するの使用される。このようなチ
ューブ組立体は、胃瘻チューブ組立体の項で上述したの
と同じ7つの特徴または構成要素を備えている。しかし
ながら、これらは、膀胱または恥骨の領域の上方で腹壁
に形成された瘻を通して膀胱にアクセスする。
【0007】このようなPEGチューブ組立体、交換胃
瘻チューブ組立体、恥骨カテーテルチューブ組立体のチ
ューブ部分の構造および作用に関する限りは、シリコー
ン(珪素樹脂)またはポリウレタンが選択される材料で
ある。シリコーンは、ポリウレタンより柔軟かつコンプ
ライアンスが大きい。シリコーンは、ウレタンより、弾
性率が低い。軟かさが、医療用カテーテルでは望まれて
いる。しかしながら、また、柔らかさは、チューブ部分
がよじれてつぶれる性質を増大させ、この性質は望まし
くない性質である。これらの問題は、いままでは、通
常、チューブ部分のシリコーンラバー壁をより厚くする
ことによって、また、チューブ部分をより強いが可撓性
が小さいポリウレタンで作ることによって対処されてき
た。設計者は、通常、より小さいがより可撓性が小さい
ウレタンのチューブ部分と、大きくより柔軟なシリコー
ンのチューブ部分との間で選択しなければならなかっ
た。
【0008】壁が潰れないようにシリコーンに埋め込ま
れたコイルスプリングを含むシリコーンのチューブ部分
は、気管内チューブ用に使用されてきていた。このよう
なチューブ部分のシリコーンラバー壁に埋め込まれたコ
イルスプリングの使用は、比較的柔軟なシリコーンラバ
ーを使用した場合でさえ、チューブ部分の潰れを防止す
るのに役立つ。たとえば、一つの公知の例では、壁厚が
0.075インチ(約1.9mm)で、ジュロメーター
硬度(ジュロメーター硬度測定に関する議論は後述する
説明に含まれている。)が35Aであるシリコンラバー
気管チューブが使用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】可撓性、および、耐よ
じれ性は、耐潰れ性と同様に、胃瘻チューブ部分および
恥骨上カテーテル法のチューブ部分において、特に重要
である。これらのチューブ部分が、皮膚と直交して身体
を出るため、これらのチューブ部分が皮膚のすぐ近く位
置するように、これらチューブ部分を折り曲げることが
望ましい。この問題は、クイン等(Quinn et al) の米国
特許第4、834、712号明細書で対処されている。
加えて、胃瘻チューブ部分の形態の幾つかは、胃から十
二指腸または空腸まで飼育する延長部を含んでいる。こ
れらのチューブ部分延長部は、これらが十二指腸に配置
されるか更に空腸に配置されるかに応じた1乃至5の円
弧状の曲がり角を通り抜けることができなければならな
い。高い係数を備えた即ち可撓性が低いチューブ部分
は、腸の中を通る際に、腸の側壁に突っ込み、所望のき
つい湾曲を作りにくい。
【0010】本発明の第1の目的は、より柔軟かつ可撓
性が高い材料を備えより大きな流量を提供し更によじれ
または潰れない、胃瘻または膀胱アクセスチューブ組立
体用改良アクセスチューブ部分を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、取付けられる瘻で引っ張り
力作用を最小にするチューブ組立体用改良アクセスチュ
ーブ部分を提供することである。本発明のさらにもう一
つ目的は、改良アクセスチューブ部分セットを提供する
ことである。本発明のさらにもう一つの目的は、身体ア
クセスチューブ組立体用改良コネクタを提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述およびその他の目的
は、胃または膀胱アクセス組立体用の補強されたシリコ
ーンチューブ部分であって、補強されていないシリコー
ンチューブ部分と同じ弾性率を有し、且つ、潰れず又は
捩れない壁を有するシリコーンチューブ部分を提供する
ことによって、本発明にしたがって達成される。このチ
ューブ部分は、比較可能なウレタンチューブとほぼ同じ
厚さであり、補強された部分を含む従来のシリコーンラ
バーチューブ部分より薄い。したがって、この新規なチ
ューブ部分は、上述した組立体に使用されているウレタ
ンのチューブ部分および公知のシリコーンチューブ部分
の両者より優れている。本発明のチューブ部分は、比較
的柔軟なシリコーンラバー、すなわち、標準ジュロメー
ターAスケールで測定して硬度35を有するラバーを用
いて作られている。比較として、PEGで使用された従
来のシリコーンラバーチューブは、Aスケールで60の
ジュロメーター硬度を有しており、中間から硬いと考え
られる硬度を有する。硬いシリコーンラバーは、通常、
Aスケールで80乃至90のジュロメーター硬度読みを
有している。ジュロメーター硬度読取りは、ASMEス
タンダードデズィグネーションD−2240−97の1
−4頁に説明されている標準実施に従って行われる。
【0012】本発明のこれらのチューブ組立体は、コイ
ルスプリングが埋め込まれ且つチューブ部分の一部に沿
って延びているシリコーンラバーボディを有するチュー
ブ部分を含んでいる。チューブ部分は、チューブを押し
出して、チューブの内径を同じ外径を有するステンレス
鋼のコイルスプリングを挿入することによって製造され
る。次いで、液体シリコーンラバーをチューブの中に導
入し、チューブの長さに沿って液体シリコンラバーを流
し、ワイヤを被覆し且つ覆い、ワイヤをチューブの内側
に付着させる。液体シリコーンは硬化して、チューブと
コイルスプリングと被覆とを結合して、液体流路を構成
する内側面を備えたほぼ円筒形の壁を有するチューブ部
分にする。本発明の特徴を具現化するチューブ部分の第
1の形態は、膨張/収縮ルーメン無しで作られている。
チューブ部分の第2の形態は、従来の押し出し工程中
に、壁に形成されたルーメンを含んでいる。それ自体、
チューブ部分が製造されたとき、ルーメンはコイルスプ
リングの外側である。
【0013】本発明を具現化したチューブ組立体のチュ
ーブ部分がどのような形態を取った場合であっても、チ
ューブ部分は、商業上の使用のために、7つの異なった
サイズで製造され、すなわち、12Fr(フレンチ)、
14Fr、16Fr、18Fr、20Fr、22Frお
よび24Frであり、ここで”フレンチ”サイズとは、
異なった外径を有するチューブ組立体に対する標準的な
産業上の寸法の段階である。異なったフレンチサイズに
対する普通の外径(O.D)は、例えば、 フレンチサイズ 外径(インチ) 12 0.162(約4.1mm) 14 0.182(約4.6mm) 16 0.210(約5.3mm) 18 0.236(約6.0mm) 20 0.264(約6.7mm) 22 0.288(約7.3mm) 24 0.316(約8.0mm)
【0014】従来のシリコーンラバーの胃瘻チューブと
比較すると、例えば、本発明のチューブ組立体のチュー
ブ部分は、同じフレンチサイズに対して、その内部液体
流路を通る8%ないし66パーセント大きな流れ面積を
提供する。同じ(フレンチ)サイズチューブに対する液
体流れ容量の増大に加えて、本発明のチューブ組立体の
チューブ部分は、また、極めて強くされた引張り特性を
有している。特に、交換チューブ組立体内のチューブ
が、装置コネクタ端から不適当に引っ張られたとき、従
来のシリコーンまたは他のチューブより、瘻にかかる引
っ張り力が低くなる。本発明のチューブ組立体のより薄
い壁のチューブは、容易に、延びてそして引っ張り力を
吸収し、瘻に伝達されないようにする。
【0015】本発明のもう一つの態様は、チューブ部分
が膨張/収縮ルーメンを含んでいるチューブ組立体用改
良セットコネクタによって具現化される。このセットコ
ネクタは、シリコンラバーで別にモールドされている。
このセットコネクタは、膨張/収縮ルーメンを備えた一
端に連通し、これを貫通する不規則な形状の通路を有し
ている。この通路は、他端では、対応する形状の取り外
し可能な詮を受入れるように構成され、この詮は、要求
されとき、通路に気密シールを形成し、ルーメンを通し
て保持バルーンが収縮するのを防止する。
【0016】
【発明の実施の態様】図面、特に図1を参照すると、本
発明の一形態の特徴を具現化した交換胃瘻チューブ組立
体が、全体を参照番号10で示されている。交換胃瘻チ
ューブ組立体10は、適所で、患者の腹壁の外側の飼
育物質供給チューブ11から、患者の瘻の中を通り、
患者の胃STまで延びているのが、示されている。瘻
は、上述したいくつかの公知の方法の一つによる従来の
方法で形成するのがよい。チューブ組立体10は、上述
した意味での交換チューブ組立体である。チューブ組立
体10は、従来の飼育物質供給チューブ11に、後述す
る方法で、容易に着脱できるように設計されている。本
発明の特徴は胃瘻チューブ組立体に例示されているが、
後述するように、これらの特徴は、例えば、PEG、お
よび、空腸造瘻術チューブ組立体、または、恥骨カテー
テル組立体への応用が同様に有利であることが判る。
【0017】図2を参照すると、交換胃瘻チューブ組立
体10が、主にシリコーンラバーで形成され且つ本発明
の特徴を備えた短いチューブ部分15を備えているのが
示されている。下記で詳述するように構成されている胃
瘻チューブ部分15は、チューブ部分の排出端17でチ
ューブ部分を通る液体流路14と流体連通して連結され
たボーラス(塊)16と、チューブ部分の入口端19で
チューブ部分と流体連通して連結されているセットコネ
クタ18とを有している。タイヤ型バルーン20が、ボ
ーラス16の先端に隣接して、排出端17の近くでチュ
ーブ部分15を囲んでいる。本発明の目的のためには、
空気または水のような流動媒体でバルーン20を満たす
というだけで十分である。空気が好ましく且つ、この例
では、空気(エアー)が採用されている。
【0018】チューブ部分15の両端17、19の略中
間に、チューブ部分が貫通している直角ボルスタ21が
ある。チューブ部分15上のボルスタ21の構成および
配置は、別の発明を構成しており、そして、チューブ部
分をバルーン20から選択された距離のところで把持
し、適所に配置されたとき、セットコネクタ18が患者
の腹に隣接して配置するように、チューブ部分を僅かに
直角より大きな形状にさせる。図3および図4を参照す
ると、ボーラス16とチューブ部分15の排出端17へ
のボーラスの連結が詳細に示されている。ボーラス16
は、本件と同一の譲受人に譲渡された、クイン(Quinn)
の米国特許第5、451、216号明細書に例示かつ記
述されている設計および構成であるであるのがよい。ボ
ーラス16はボディ30を備え、ボディは、チューブ部
分15用の受入れ部分31と、中央通路部分32と、ノ
ーズ部分33とを有している。
【0019】チューブ部分15は、排出端17で、ボー
ラス16の受入れ部分31の内側に、シリコーンを主成
分とする接着剤で接着されている。ボーラス16の通路
部分32内を軸線方向に延びる通路35が、チューブ部
分15を通る通路14と、連続的に流体連通している。
半径方向に延びる排出ポート36が、通路35からボー
ラスを通って形成されている。このポートを通って、経
腸飼育物質の排出が行われる。ボーラス16のノーズ部
分33に、軸線方向の探り針受入れポケット39が形成
されている。この点で、ボーラス16は、上述の米国特
許第5、451、216号明細書に開示されたものとは
異なる。このポケット39は、探り針が採用されている
方法とその目的の両方について下記に詳述する方法で、
(ここでは図示しない)探り針の先端を受け入れるよう
に設計されている。
【0020】図5および図5Aを参照すると、チューブ
部分15のボーラスに接合されている部分が、拡大し
て、長手方向断面および横方向断面で示されている。チ
ューブ部分15は、ステンレス鋼のワイヤコイルスプリ
ング42を収容しているシリコーンボディ41を備えて
いる。コイルスプリング42は、チューブ部分15の
(図示しない)受入れ端から、バルーン20にすぐ隣接
するがバルーン内ではない点43まで延びている。従っ
て、バルーン20は、スプリング42によって支持され
ていないチューブ部分のボディ部分45を囲んでいる。
チューブ部分15を製造するために、コイルスプリング
42が、押し出されたシリコーンチューブに挿入され
る。液体シリコーンが、チューブの長さに沿って流れる
ように、チューブ内に導入され、スプリング42のワイ
ヤを被覆しかつ覆い、スプリングのワイヤをチューブの
内側に付着させる。液体シリコーンは硬化し、元のチュ
ーブと、コイルスプリング42と、被覆とを結合して、
内側面46と外側面47とを備えた略円筒形状の壁を有
するチューブ部分15にする。コイルスプリング42
は、チューブ部分15のシリコーンボディ41の骨組み
になるものを形成する。
【0021】シリコーンチューブ41は、まず、高いレ
ジリエンスと低い硬度とを有する製品を製造するように
設計されたシリコーンラバーの原料および従来の押し出
し技術を使用して押し出される。Aスケールで約35の
低いジュロメーター読みが必要である。この点について
は、使用されるシリコーンラバーは、大部分の従来のシ
リコーンチューブに見られ、何年もの間、気管チューブ
供給に使用されてきたジュロメーター硬度(Aスケー
ル)60より著しく柔軟である。上記において指摘した
ように、Aスケールで35ジュロメーターのシリコーン
ラバーが採用され、支持部材としてコイルスプリングが
埋め込まれている幾つかの特定の気管チューブが使用さ
れている。しかしながら、これらのチューブは、本発明
のチューブ部分より、大きく(25フレンチまたはこれ
より大きい)かつより厚い壁(0.075インチすなわ
ち約1.9mm)を有している。チューブ部分15の壁
厚に関しては、引き続いて議論する。
【0022】すでに述べたように、バルーン20はタイ
ヤ型である。この実施の形態では、厚さ0.030イン
チ(約0.76mm)の従来のシリコーンラバーフイル
ムで作られている。乗り物のタイヤ構造の用語を使用す
ると、バルーンは、フレンチサイズとともに変わる外径
を有するケーシング51を備えている。このケーシング
51は、ボディ41の外径に対応する内径で、一対のビ
ード52、53を有している。ビード52、53は、チ
ューブ部分ボディ41の外側面47に、シリコーン接着
剤で、従来の方法で付着させられている。バルーン20
は、図示の形状に予備成形されている。このような構成
であるの、組み立てられたとき、空間55内に空気が閉
じ込められる。ビード52、53は、チューブボディ4
1に結合され、チューブ部分15とバルーン20を組み
立てる。
【0023】例えば、14フレンチサイズのチューブ部
分の保持バルーン20では、タイヤ型バルーンのケーシ
ング51の側壁56、57は、外側面から外側面まで互
いに0.200インチ(約5mm)だけ離れているのが
好ましい。側壁56は、チューブ部分15の軸と直交し
て0.100インチ(約2.54mm)延び、即ち、こ
の側壁は、ビード52から外方に向かって0.100イ
ンチ(約2.54mm)延びるほぼ平らな外側面58を
形成する。側壁56、57の接合部は、ケーシング51
のタイヤの接地(トレッド)壁である。この接合部は、
断面が半円形を構成している。半円形の半径は、0.1
00インチ(約2.54mm)である。上述したバルー
ン20の形状は、重要な長所を提供する。その平らな保
持側壁58は、ビード52、53の外側に形成されたそ
の直径の50%である。この形状では、バルーンは、チ
ューブ組立体10で容量を維持しながら機能していると
き、極めて歪みにくい。バルーンは、また、広く、安定
し、かつ、平らな保持面58を提供する。
【0024】本発明によれば、12Fr、14Fr、1
6Fr、18Fr、20Fr、22Frおよび24Fr
のサイズに分類される外側寸法を有するチューブ部分が
提供される。これらの標準的な外側寸法については上述
した。各フレンチ寸法毎に、コイルスプリング42を収
容しているチューブボディ41の(液体の流路を形成す
る)内側面46は、横断面が円形である。これらのチュ
ーブ部分の流路の内径(I.D)は、本発明によれば、
以下の通りである。 12Fr 0.080インチ(約2.0mm) 14Fr 0.100インチ(約2.5mm) 16Fr 0.118インチ(約2.9mm) 18Fr 0.144インチ(約3.6mm) 20Fr 0.172インチ(約4.3mm) 22Fr 0.196インチ(約4.9mm) 24Fr 0.224インチ(約5.6mm)
【0025】本発明によれば、チューブ部分15の横断
面の厚さは、各フレンチ寸法に対して同じである。各々
の場合、コイルスプリング42内のワイヤは、同じゲー
ジ(厚さ)、すなわち、0.006インチ(約0.15
mm)である。同様に、元のチューブ、このチューブの
内側で硬化した液体シリコーンラバー層によって形成さ
れるシリコーンラバーの横断面の厚さは、各フレンチ寸
法に対して同じである。元のチューブの厚さは、0.0
20インチ(約0.5mm)であり、かつ、スプリング
42の内側のシリコーンラバーの層は、0.010イン
チ(約0.25mm)である。
【0026】図示され且つ説明されているチューブ部分
の形状および寸法で、最大横断面流れ面積が提供され
る。これにもかかわらず、チューブ部分は、小さな半径
で直角より大きな角度で折り曲げられたとき、潰れにく
く且つよじれにくい。さらに、チューブ部分の薄い壁、
高い弾性特性が、チューブ部分を、急な引張り力を瘻ま
たは保持部材に伝えにくくし、一方、保持バルーンが収
縮され且つ引き出しが求められる時、最大引張り力を減
少させる。図6ないし図9を参照すると、交換胃瘻チュ
ーブ組立体の第2の実施の態様が、全体を、参照番号1
10で示されている。上述したチューブ組立体10と同
様に、チューブ組立体110は、後述する方法で、容易
に、(図示しない)従来の飼育物質供給チューブに連結
され且つこのチューブから取り外せるように設計されて
いる。
【0027】この発明は、ここでは再び、胃瘻チューブ
組立体として例示されている。しかしながら、本発明
は、例えば、PEG、および、空腸造瘻術チューブ組立
体、または、恥骨カテーテル組立体への適用が、同様に
有利であることが判る。交換胃瘻チューブ組立体110
は、主としてシリコーンラバーで形成され且つ本発明の
特徴を備えた短いチューブ部分115を備えているのが
示されている。下記で詳述するように構成されている胃
瘻チューブ部分115は、チューブ部分の排出端117
でチューブ部分を通る液体流路114と流体連通して連
結されたボーラス(塊)116と、通路の入口端119
で通路114と流体連通して連結されているセットコネ
クタ118とを有している。タイヤ型バルーン120
が、ボーラス116の先端に隣接して、排出端117の
近くでチューブ部分115を囲んでいる。バルーン12
0は、空気または水のような流動媒体で満たされる。空
気が好ましく、この例では、空気(エアー)が採用され
る。
【0028】チューブ部分115の両端117、119
の略中間に、(図示しない)直角ボルスタが取付けられ
ることになる。上述したチューブ部分15に取付けられ
ているボルスタ21の構成および配置を用いるのが好ま
しい。図8および図9には、ボーラス116とチューブ
部分115の排出端117へのボーラスの連結が詳細に
示されている。ボーラス16は、本件と同一の譲受人に
譲渡された上述のクイン(Quinn) の米国特許第5、45
1、216号明細書に例示かつ記述されている設計およ
び構成のものであるのがよい。ボーラス116はボディ
110を備え、ボディは、チューブ部分115の受入れ
部分131と、中央通路部分132と、ノーズ部分13
3とを有している。チューブ部分115は、排出端11
7で、ボーラス116の受入れ部分131の内側に、シ
リコーンを主成分とする接着剤で接着されている。ボー
ラス116の通路部分132内を軸線方向に延びる通路
135が、チューブ部分115内の通路114と、連続
的に流体連通している。半径方向に延びる排出ポート1
36が、通路135からボーラスを通って形成されてい
る。このポートを通して、経腸飼育の排出が行われる。
【0029】ボーラス116のノーズ部分133に、軸
線方向の探り針受入れポケット139が形成されてい
る。この点で、ボーラス116は、上述の米国特許第
5、451、216号明細書に開示されたものとは、上
述したものと同様に異なる。図8および図9を参照する
と、チューブ部分115が、長手方向断面および横方向
断面で示されている。チューブ部分115は、ステンレ
ス鋼のワイヤコイルスプリング142を収容しているシ
リコーンボディ141を備えている。コイルスプリング
142は、チューブ部分115の受入れ端から、バルー
ン120にすぐ隣接するがバルーン内ではない点143
まで延びている。従って、バルーン120が、スプリン
グ142によって支持されていないチューブ部分のボデ
ィ部分145を囲んでいる。チューブ部分115を製造
するために、コイルスプリング142が、押し出された
シリコーンチューブに挿入される。液体シリコーンが、
チューブの長さに沿って流れるように、チューブ内に導
入され、ワイヤを被覆し且つ覆い、ワイヤをチューブの
内側に付着させる。液体シリコーンは硬化し、元のチュ
ーブと、コイルスプリング142と、被覆とを結合し
て、内側面146と外側面147とを備えた略円筒形の
壁を有するチューブ部分115にする。
【0030】シリコーンチューブは、より小さな径の膨
張/収縮用ルーメン148が内側面146と外側面14
7との間で通路114と平行に延びるように、押し出さ
れる。液体シリコーンが硬化して被覆とスプリング14
2と押し出されたチューブとを一体壁に結合したとき、
図示されているように、ルーメン148はスプリング1
42の外側にある。図6ないし図9を参照すると、セッ
トコネクタ118が、チューブ部分115の入口端11
9に、シリコーンラバーでモールドされた取付具161
を備えている。取付具161は、一体形成されたボディ
162とキャップ163とを有しており、このキャップ
は、容易に折り曲げ可能なアーム164によってボディ
の一端に弾性的に取付けられる。
【0031】取付具のボディ162は、これを貫通して
形成されている軸線方向の液体の流路165を有してい
る。従来のスリットバルブを含んでいるインサート(挿
入物)166が、通路165の両端の略中間で、通路1
65に設置されている。バルブのインサート166もま
た、シリコーンでモールドされ、スリット167を備
え、このスリットは、(図示しない)飼育供給チューブ
のコネクタの先端が、供給目的で挿入されたとき、この
先端によって略丸い形状に押し開かれる。この先端が取
り除かれると、バルブ166は、下方からの圧力を受
け、バルブスリット167を閉じる。チューブ部分11
5の入口端119は、取付具のボディ162の通路16
5の略円形の端部分169内に配置され且つこれにシリ
コーン接着剤で接着されている。キャップ163は、ボ
ディ162の他端に、詮(プラグ)171を含み、この
詮は、交換チューブ組立体110を供給チューブから取
外したいときには、通路165の中に受入れられる。環
状係止肩172が詮171に形成され、通路165を囲
む環状係止凹部にスナップ嵌めされるように構成されて
いる。
【0032】セットコネクタ162は、また、通路16
5と平行に延びる略円筒形の軸線方向通路175を備え
ている。この通路175は、セットコネクタ118の取
付端で、漏斗型面176で、開いている。通路175の
この面176と基部177との間の距離の半分より僅か
に小さい箇所で、通路を囲んで、もう一つの漏斗面17
8が形成されている。図示されているように、この面1
78の上方に形成された切欠き179が設けられてい
る。通路175は、基部177で、傾斜した通路181
によって、通路165の端部分169と接続されてい
る。通路181は、チューブ部分115の入口端119
が通路端部分169においてシールされたとき、通路1
81がチューブ部分115内の通路148と連通するよ
うに、位置決めされている。このような構成により、セ
ットコネクタの通路175は、保持バルーン120の内
側と流体連通する。
【0033】図10乃至図12を参照すると、通路17
5用のシール詮185が、設置されている状態(図1
2)、設置準備のために取付器具186に取付けられて
いる状態(図11)、および、例えば設置後に取付器具
から離れた状態(図10)が示されている。詮185
は、シリコーンラバーで、通路175に対応する円筒形
状にモールドされている。詮は、半円形状の挿入端18
7と、截頭円錐のシールカラー188とを備えている。
シールカラー188の下方に、截頭円錐の係止カラー1
89が形成されている。詮185の機能および使用方法
は、交換チューブ組立体110の使用の項で説明する。
この点で、図7乃至図12と同様に、図13乃至図15
への留意が促される。
【0034】図13を参照すると、交換胃瘻チューブ組
立体110が、予め形成された瘻を通して、患者の胃の
中に挿入されるために準備されているのが示されてい
る。公知の構成の剛性金属探り針196が、セットコネ
クタ118を通してチューブ部分115内に、先端19
7から、挿入されている。探り針196は、ハンドル1
98を使用して、先端197がボーラス116のポケッ
ト139に到達し且つポケット内に収容されるまで、挿
入される。さらに探り針を挿入すると、図14に示され
るように、バルーン120が引き伸ばされる。本発明に
よれば、探り針196は、探り針がバルーン120を図
14に示される形状まで引き延ばすまで、チューブ部分
115内に押込められる。この点で、バルーン120の
容量は、弛緩形態(図12)にあるときの容量より、現
実に大きくなり、この結果、バルーン内に部分真空が生
じ、これが、バルーンを内方にいくらか潰す。
【0035】著しく直径が小さくなった形態のバルーン
120とともに、ボーラス116、そして、これに続い
てバルーンおよびチューブ部分115の下方部分が、瘻
を通して挿入される。バルーン120が瘻を通過すると
き、バルーンは後方に向かって平らになり、したがっ
て、瘻の通過が容易になる。バルーン120が明らかに
胃に入ってしまうと、探り針196を引抜く。バルーン
の下方のチューブ部分115が短くなり且つその壁が再
び厚くなるので、バルーンは元のサイズおよび形状に戻
ることを可能になり、空気がバルーン120に入る。次
いで、チューブ組立体110を、バルーン120の平ら
な表面が胃壁の内側に当接するまで、外方に引く。探り
針196を完全に取除いて、詮185をセットコネクタ
118のボア175に挿入する。このようにして、通路
148が大気からシールされ、空気がバルーン内に閉じ
込められ、バルーンをよりしぼみにくくする。
【0036】図16ないし図22を参照すると、本発明
の特徴を備えた7つの異なったサイズチューブ部分11
5の断面図が示されている。これらは、それぞれ、12
Fr、14Fr、16Fr、20Fr、22Frおよび
24Frのチューブ部分である(図中では、115−1
2、115−14、115−16、115−20、11
5−22および115−24として示されている。)。
これらのチューブ部分に実際に使用されている本当の寸
法が、図16および図17に示されている。図16に示
されている12Frのチューブ部分は、図9に示されて
いるチューブ部分と同じである。換言すれば、図9の図
示は、12Frのチューブ部分を組み込んだチューブ組
立体110である。
【0037】本発明によれば、12Frのチューブ部分
115−12は、横断面が、僅かに楕円である。膨張/
収縮ルーメン114を突き通す軸線上で、チューブ部分
は直径が0.172インチ(約4.3mm)の直径を有
している。また、この軸線と直交する軸線上では、その
直径は0.151インチ(約3.8mm)である。した
がって、呼称直径は0.162インチ(約4.1mm)
である。したがって、複合シリコーンボディおよびコイ
ルスプリングの厚さは、最も薄くて、0.036インチ
(約0.9mm)であるり、最も厚くて、0.056イ
ンチ(約1.4mm)である。これらの寸法は、図示の
ように、他のサイズのチューブ部分即ち14Fr−24
Frの各々に対して一定である。外径および内径のみが
変わるだけである。これらの外径に関しては、14Fr
のチューブ部分(図17)もまた、僅かに楕円である
が、残りのチューブ部分サイズは円である。本発明の好
まし実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、本発明から離れることなく変更が
なされてもよいことが理解されよう
【0038】。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲
によって規定され、文言的に或いは均等物によって、特
許請求の範囲の記載に入る全ての装置は、特許請求の範
囲内に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】チューブ組立体が適所で患者の胃にアクセスし
ている状態の、本発明の一形態の特徴を具現化した交換
チューブ組立体を示している。
【図2】図1に示されている交換チューブ組立体の拡大
側面図である。
【図3】図1および図2に示されている交換チューブ組
立体のボーラス端を通る長手方向断面図である。
【図4】図3に示されたボーラス端の平面図である。
【図5】本発明の特徴を具現化したもう一つの交換チュ
ーブ組立体を示す図3と同様の長手方向断面図である。
【図5A】コイルスプリングを示す、図5のチューブ組
立体を通る断面図である。
【図6】本発明のもう一つの形態の特徴を具現化した交
換チューブ組立体の側面図である。
【図7】図6に示される交換チューブ組立体の平面図で
ある。
【図8】図7の8−8線に沿った、概略的な、縦断面図
である。
【図9】図6の9−9線に沿った横断面図である。
【図10】本発明の特徴を具現化した詮と詮を挿入する
ための器具と、一部分を断面とした正面図である。
【図11】詮が挿入器具に取付けられた状態での図11
と同様の図面である。
【図12】詮が適所にある状態でのコネクタセットの一
部分を通る拡大断面図である。
【図13】探り針が位置決めされて組立体を瘻に挿入す
る準備ができた状態での、組立体の他の形態の特徴を具
現化した交換チューブ組立体の図6と同様の断面図であ
る。
【図14】組立体挿入のために探り針が位置決めされた
図13と同様の図面である。
【図15】探り針が取り除かれ、組立体が瘻に挿入さ
れ、そして、空気詮が取付けられてようとしている状態
の図13および図14と同様の図面である。
【図16】図9と同様であるが、本発明の12フレンチ
のチューブ部分とその断面寸法を拡大して示している断
面図である。
【図17】図16と同様であるが、本発明の14フレン
チのチューブ部分を示している図面である。
【図18】図16と同様であるが、本発明の16フレン
チのチューブ部分を示している図面である。
【図19】図16と同様であるが、本発明の18フレン
チのチューブ部分を示している図面である。
【図20】図16と同様であるが、本発明の20フレン
チのチューブ部分を示している図面である。
【図21】図16と同様であるが、本発明の22フレン
チのチューブ部分を示している図面である。
【図22】図16と同様であるが、本発明の24フレン
チのチューブ部分を示している図面である。
【符号の説明】
A:腹壁 S:瘻 10:交換胃瘻チューブ 11:飼育物質供給チューブ 14:液体流路 15:チューブ部分 16:ボーラス 17:排出端 18:セットコネクタ 19:入口端 20:バルーン 24:コイルスプリング 39:探り針受入れポケット
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61M 29/02 A61M 29/02

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体アクセスチューブ組立体であって、 a)Aスケールで60未満のジュロメーター硬度を備え
    た柔軟なシリコーンラバーで形成されたボディを有する
    チューブ部分を備え、 b)前記ボディが、その長さに沿って延びるコイルスプ
    リングを収容する一つの細長いボディ部分を含み、 c)前記ボディ部分および前記スプリングが、液体流路
    を形成する内側壁と外側壁とを有する略円筒形の壁を形
    成しており、 d)前記ボディが、前記一つのボディ部分に隣接し且つ
    スプリングを収容していないもう一つのボディ部分を含
    み、該もう一つのボディ部分が、内側面と外側面とを有
    する略円筒形の壁を形成しており、 e)前記チューブ部分に固定され且つ前記もう一つのボ
    ディ部分を囲む保持部材を備えている身体アクセスチュ
    ーブ組立体。
  2. 【請求項2】 f)前記シリコーンラバーが、Aスケー
    ルで約35のジュロメーター硬度読みを有している、 請求項1に記載の身体アクセスチューブ組立体。
  3. 【請求項3】 f)前記保持部材が、前記他のボディ部
    分の円筒形の壁の外側面に固定されたバルーンである、 請求項1に記載の身体アクセスチューブ組立体。
  4. 【請求項4】 g)前記一および他のボディ部分を通し
    て延び前記バルーンに連通するルーメンを含んでいる、 請求項3に記載の身体アクセスチューブ組立体。
  5. 【請求項5】 h)前記ルーメンが、前記コイルスプリ
    ングの外側且つ前記外側面の内側で、前記一のボディ部
    分を通っている、 請求項4に記載の身体アクセスチューブ組立体。
  6. 【請求項6】 f)前記チューブ部分が、流路入口端と
    流路出口端とを有し、 g)セットコネクタが、前記流路入口で前記チューブ部
    分に固定されている、 請求項1に記載の身体アクセスチューブ組立体。
  7. 【請求項7】 h)前記コネクタが、前記一のボディ部
    分に固定されている、 請求項6に記載の身体アクセスチューブ組立体。
  8. 【請求項8】 胃瘻チューブ組立体であって、 a)入口端と排出端とを有するチューブ部分を備え、 b)前記チューブ部分が、Aスケールで約35のジュロ
    メーター硬度を有するシリコーンラバーで形成され且つ
    外側面と内側面とを備えた壁を有するボディを含み、 c)前記内側面が、前記チューブ部分を通る略円筒形の
    流体流路を形成し、 d)前記ボディが、前記チューブ部分の一部分で前記壁
    を支持する骨組みとして機能する細長いコイルスプリン
    グを、前記チューブ部分の一部分に収容し、 e)前記ボディは、前記チューブ部分のもう一つの部分
    では、支持コイルスプリングを収容せず、 f)前記チューブ部分の他の部分を囲み、かつ、前記チ
    ューブ部分に連結されたバルーンと、 g)前記チューブ部分の排出端に固定されたボーラスと
    を備えている胃瘻チューブ組立体。
  9. 【請求項9】 h)前記チューブ部分の入口端に固定さ
    れたセットコネクタを更に、備えている、 請求項8に記載の胃瘻チューブ組立体。
  10. 【請求項10】 i)前記ボーラスが、探り針の先端を
    受け入れることができるようにその中に形成された軸線
    方向に延びるポケットを有している、 請求項9に記載の胃瘻チューブ組立体。
  11. 【請求項11】 胃瘻チューブ組立体であって、 a)入口端と排出端とを有するチューブ部分を備え、 b)前記チューブ部分が、シリコーンラバーで形成され
    且つ外側面と内側面とを有するボディ壁を含み、 c)前記ボディ壁を形成するシリコーンラバーが、Aス
    ケールで60より小さいジュロメーター硬度読みを有し
    ており、 d)前記内側面が、前記チューブ部分を通る略円筒形の
    通路を形成し、 e)前記壁に関連して前記チューブ部分の一部分だけに
    沿う壁支持構造物と、 f)前記チューブ部分のもう一つの部分を囲みかつ前記
    チューブ部分に連結されたバルーンと、 g)前記チューブ部分の排出端に固定されたボーラスと
    を備え、 h)前記ボーラスが、探り針の先端を受け入れることが
    できるようにこれに形成されたポケットを有し、 i)前記チューブ部分の他の部分が、前記ポケットに設
    置される前記探り針の動作により軸線方向に引き伸ばさ
    れ前記バルーンを軸線方向に引伸ばしてその半径方向の
    寸法を減少させるように構成されている、胃瘻チューブ
    組立体。
  12. 【請求項12】 i)前記壁支持構造物がコイルスプリ
    ングを備えている、 請求項11に記載の胃瘻チューブ組立体。
  13. 【請求項13】 身体アクセスチューブ組立体であっ
    て、 a)入口端と排出端とを有するチューブの部分を備え、 b)前記チューブ部分が、Aスケールで60より小さい
    ジュロメーター硬度を有するシリコーンラバーで形成さ
    れ且つ外側面と内側面とを有するボディ壁を含み、 c)前記内側面が、前記チューブ部分を通る略円筒形の
    通路を形成し、 d)前記チューブ部分の一部分のボディ壁が、該チュー
    ブ部分の一部分の壁を支持する細長いコイルスプリング
    を収容し、 e)前記チューブ部分のもう一つの部分のボディ壁が、
    コイルスプリングを収容しておらず、 f)前記チューブ部分の他の部分を囲み且つ前記チュー
    ブ部分に連結されたバルーンと、 g)前記入口端と前記バルーンとの間で前記チューブ部
    分の中を長手方向に延びるバルーン膨張ルーメンとを備
    えている身体アクセスチューブ組立体。
  14. 【請求項14】 h)前記チューブ部分の前記一の部分
    に固定されたセットコネクタと、 i)該セットコネクタが、前記流体流路と連通する通路
    と、前記ルーメンと連通するもう一つの通路を含む、 請求項13に記載の身体アクセスチューブ組立体。
  15. 【請求項15】 j)前記他の通路に流体密関係で嵌ま
    る着脱自在詮を更に含む、 請求項14に記載の身体アクセスチューブ組立体。
  16. 【請求項16】 少なくとも12乃至24のフレンチサ
    イズを有する身体アクセスチューブセットであって、各
    チューブが、 a)Aスケールで60より小さいジュロメーター硬度を
    有する柔軟なシリコーンラバーで形成されたボディを有
    するチューブ部分を備え、 b)前記ボディが、その長さに沿って延びるコイルスプ
    リングを収容している一の細長いボディ部分を含み、 c)前記一のボディ部分と前記コイルスプリングとが、
    流体流路を形成する内側面と外側面とを有する略円筒形
    の壁を形成し、 d)前記ボディが、前記一のボディ部分に隣接しかつス
    プリングを収容していない他のボディ部分を含み、該他
    のボディ部分が内側面と外側面とを有する略円筒形の壁
    を形成し、 e)前記チューブ部分に固定されかつ前記他のボディ部
    分を囲む保持部材を備えている、 身体アクセスチューブセット。
  17. 【請求項17】 f)前記チューブの各々で壁を形成し
    ている前記通路が、ほぼ同じ厚さを有している、 請求項16に記載の身体アクセスチューブセット。
  18. 【請求項18】 身体アクセスチューブ組立体に用いら
    れるアクセスチューブであって、 a)シリコーンラバーで形成されコイルスプリングを収
    容しているボディ壁を備え、前記コイルスプリングは前
    記壁の内側面と外側面との間に埋め込まれ、 b)前記シリコーンラバーは、Aスケールで60未満の
    ジュロメーター硬度を有し、 c)前記壁は、0.075インチ(約1.9mm)未満
    の厚さを有している、 アクセスチューブ。
  19. 【請求項19】 d)前記シリコーンラバーボディが、
    Aスケールで約35未満のジュロメーター硬度を有し、 e)前記壁が、0.056インチ(約1.4mm)また
    はそれ未満の厚さを有している、 請求項18に記載のアクセスチューブ。
  20. 【請求項20】 d)前記内側面は、横断面が円筒形で
    あり且つ前記アクセスチューブを通る液体流路を形成
    し、 e)前記壁の厚さは、その円周上の最も薄い点で、0.
    040インチ(約1.0mm)未満である、 請求項20に記載のアクセスチューブ。
  21. 【請求項21】 f)前記壁の厚さは、その円周上の最
    も薄い点で、約0.036インチ(約0.9mm)であ
    る、 請求項20に記載のアクセスチューブ。
  22. 【請求項22】 d)前記ボディの中で前記コイルスプ
    リングと前記外側面との間に形成された長手方向に延び
    る空気流ルーメンを備えている、 請求項18に記載されたアクセスチューブ。
  23. 【請求項23】 f)前記壁の厚さは、その円周上の最
    も厚い点で、0.060インチ(約1.5mm)未満で
    ある、 請求項22に記載のアクセスチューブ。
  24. 【請求項24】 g)前記壁の厚さは、その円周上の最
    も厚い点で、約0.056インチ(約1.4mm)であ
    る、 請求項23に記載のアクセスチューブ。
  25. 【請求項25】 アクセスチューブが、12フレンチサ
    イズ又はそれ未満から、24フレンチサイズ又はそれよ
    り大きいサイズまで変化する身体アクセスチューブセッ
    トであって、各チューブが、 a)シリコーンラバーで形成され且つラバー内に埋め込
    まれているコイルスプリングを含んでいるボディを有
    し、 b)前記シリコーンラバーボディが、Aスケールで約3
    5のジュロメーター硬度を有している、 身体アクセスチューブセット。
  26. 【請求項26】 c)前記コイルスプリングを含んでい
    るボディ部分が、内側面と外側面とを有する略円筒形の
    壁を形成し、 d)前記内側面は、横断面が円筒形であり液体流路を形
    成しており、 e)前記壁の厚さは、その円周上の最も薄い点で、0.
    040インチ(約1.0mm)未満である、 請求項25に記載の身体アクセスチューブセット。
  27. 【請求項27】 c)前記ボディの中で前記コイルスプ
    リングと前記外側面との間に形成された長手方向に延び
    る空気流ルーメンを備えている、 請求項25に記載の身体アクセスチューブセット。
  28. 【請求項28】 d)前記壁の厚さは、前記空気流ルー
    メンが配置されている円周上のその最も厚い点で、0.
    060インチ(約1.5mm)未満である、 請求項27に記載の身体アクセスチューブセット。
  29. 【請求項29】 液体流路と空気流ルーメンとが中に形
    成されているアクセスチューブを含む身体アクセスチュ
    ーブ組立体のセットコネクタであって、 a)ボディとキャップとを有する取付具を備え、 b)少なくとも前記ボディは、シリコーンラバーでモー
    ルドされ、 c)前記ボディの中で軸線方向に延びる液体流路と、 d)前記ボディの中で、前記液体流路に隣接して、軸線
    方向に延びる空気流路と、 e)空気が前記空気流路から逃げないように、前記空気
    流路に嵌まるように構成された着脱自在な詮とを備えて
    いる、 セットコネクタ。
  30. 【請求項30】 f)前記空気流路が、保持肩部が形成
    されている円筒形部分を備え、 g)前記詮が、前記保持肩部と協働して前記詮を前記空
    気流路に係止する係止カラーを有している、 請求項29に記載のセットコネクタ。
  31. 【請求項31】 h)前記ボディとキャップとが、シリ
    コーンラバーで一体的にモールドされている、 請求項30に記載のセットコネクタ。
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