JPH11191902A - 電気自動車 - Google Patents

電気自動車

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JPH11191902A
JPH11191902A JP10165539A JP16553998A JPH11191902A JP H11191902 A JPH11191902 A JP H11191902A JP 10165539 A JP10165539 A JP 10165539A JP 16553998 A JP16553998 A JP 16553998A JP H11191902 A JPH11191902 A JP H11191902A
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JP
Japan
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vehicle
battery
terminal
mounted battery
charging
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JP10165539A
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Shigeo Tanahashi
茂雄 棚橋
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Original Assignee
Individual
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商用電源によるバッテリの充電時間が短縮で
き、好条件下では商用電源によるバッテリ充電が不要と
なる電気自動車の提供。 【解決手段】 電気自動車Aは、走行用のDCブラシレ
スモータ1と、車載バッテリ2、3と、DCブラシレス
モータ1を通電制御するインバータ回路4と、インバー
タ回路4を制御する制御回路41と、バッテリを切り替
える為のバッテリ切替スイッチ5、6と、充電モード選
択スイッチ70、71とを備え、充電モード選択スイッ
チ70、71を“ソーラー充電”ポジション側に設定し
ておき、運転時に運転に使用していない方の車載バッテ
リを充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載バッテリの電
力でモータを駆動して走行する電気自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の屋根等に装着され太陽光発電を行
なう太陽電池モジュールと、該太陽電池モジュールによ
り得られた電力を蓄える車載バッテリと、走行用のモー
タと、前記車載バッテリから電力供給を受け、アクセル
の踏み量に対応した電力を前記モータに通電するモータ
駆動回路とを備えたソーラーカーが従来より知られてい
る。
【0003】又、車載バッテリと、走行用のモータと、
前記車載バッテリから電力供給を受け、アクセルの踏み
量に対応した電力を前記モータに通電するモータ駆動回
路とを備えた電気自動車も従来より知られている。
【0004】更に、電気モータと、車載バッテリと、エ
ンジンと、電動・発電機とを有し、電動・発電機を電動
機として動作させて発進し、速度が上がるとエンジンを
始動して主にエンジン動力で走行するパラレルハイブリ
ッド方式の電気自動車も開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したソーラーカー
は、車載バッテリの電力を使い切ると、車載バッテリが
太陽光により充電されるまで走行することができない。
又、車載バッテリの充電を全て太陽電池モジュールによ
り得られた電力で賄うため、大面積の太陽電池モジュー
ルを装着する必要がある。
【0006】又、上述した従来の電気自動車は、車載バ
ッテリが上がると立ち往生してしまうのでバッテリが上
がる前に下記の様にして充電を行なう必要がある。電気
スタンドに立ち寄って急速充電する。しかし、電気自動
車の車載バッテリの充電を行なってくれるスタンドは1
つの県に2〜3カ所程度しか無い。商用電源(AC- 1
00V)に繋いだ充電装置で充電する。しかし、大容量
の充電装置が必要であるとともに、長い充電時間が必要
である。
【0007】又、上述したパラレルハイブリッド方式の
電気自動車は、バッテリ上がりの虞は無いが、機械的な
結合や、エンジンと電動・発電機とを高効率で動作させ
る為の制御システムが複雑となり、コストが高くなると
いう課題を有する。
【0008】本発明の第1の目的は、商用電源によるバ
ッテリの充電時間が短縮でき、好条件下では商用電源に
よるバッテリ充電が不要となる電気自動車の提供にあ
る。本発明の第2の目的は、車載バッテリを充電する為
の、エンジンと発電機とを有するハイブリッド式の電気
自動車において、発電機によるバッテリの充電時間が短
縮でき、且つ、エンジンの出力を制御するエンジン制御
器の構造及びその制御を簡略化できる電気自動車の提供
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、以下の構成を採用した。 (1)電気自動車は、走行用のモータと、複数系統の車
載バッテリと、車両外側に装着された太陽電池モジュー
ルと、何れかの系統の車載バッテリから電力供給を受
け、アクセルの踏み量に対応したアクセル信号に基づい
て前記モータを通電制御するモータ駆動回路と、このモ
ータ駆動回路へ通電する車載バッテリを選択するバッテ
リ切替スイッチと、外部の商用電源を利用してバッテリ
充電を行なわない場合には、前記モータ駆動回路へ通電
を行なう車載バッテリを除く車載バッテリの少なくとも
1系統に対して、前記太陽電池モジュールが発電する電
力を用いて充電を行なう充電器とを有する。
【0010】(2)電気自動車は、走行用のモータと、
第1の車載バッテリ及び第2の車載バッテリと、車両外
側に装着された太陽電池モジュールと、第1又は第2車
載バッテリから電力供給を受け、アクセルの踏み量に対
応したアクセル信号に基づいて前記モータを通電制御す
るモータ駆動回路と、第1端子に前記第1の車載バッテ
リの一方極を接続し、第2端子に前記第2の車載バッテ
リの一方極を接続し、共通端子が前記モータ駆動回路の
入力側に接続される第1のバッテリ切替スイッチと、前
記第1のバッテリ切替スイッチと連動して切り替わると
ともに、第1端子に前記第2の車載バッテリの一方極を
接続し、第2端子に前記第1の車載バッテリの一方極を
接続した第2のバッテリ切替スイッチと、前記太陽電池
モジュールに入力側が接続され、外部の商用電源を利用
して車載バッテリの充電を行なわない場合には、前記第
2のバッテリ切替スイッチの共通端子に出力側が接続さ
れ、充電する方の車載バッテリの残存電気量に対応して
その車載バッテリの充電を行なう充電器とを有する。
【0011】(3)電気自動車は、走行用のモータと、
第1の車載バッテリ及び第2の車載バッテリと、車両外
側に装着された太陽電池モジュールと、第1又は第2車
載バッテリから電力供給を受け、アクセルの踏み量に対
応したアクセル信号に基づいて前記モータを通電制御す
るモータ駆動回路と、第1端子に前記第1の車載バッテ
リの一方極を接続し、第2端子に前記第2の車載バッテ
リの一方極を接続し、共通端子が前記モータ駆動回路の
入力側に接続される第1のバッテリ切替スイッチと、前
記第1の切替スイッチと連動して切り替わるとともに、
第1端子に前記第2の車載バッテリの一方極を接続し、
第2端子に前記第1の車載バッテリの一方極を接続した
第2のバッテリ切替スイッチと、前記太陽電池モジュー
ルに入力側が接続され、駐車時には前記第1の車載バ
ッテリの一方極に第1出力側が接続され、前記第2の車
載バッテリの一方極に第2出力側が接続され、各車載バ
ッテリの残存電気量に対応してその車載バッテリの充電
を行ない、運転時には前記第2のバッテリ切替スイッ
チの共通端子に何れかの出力側が接続され、充電する方
の車載バッテリの残存電気量に対応してその車載バッテ
リの充電を行ない、外部の商用電源を利用して車載バ
ッテリの充電を行なう場合には、第1、第2出力側と車
載バッテリの一方極との電気接続が断たれる充電器とを
有する。
【0012】(4)電気自動車は、走行用のモータと、
第1の車載バッテリ及び第2の車載バッテリと、車載さ
れるエンジンと、該エンジンによって駆動される発電機
と、車両外側に装着された太陽電池モジュールと、第1
又は第2車載バッテリから電力供給を受け、アクセルの
踏み量に対応したアクセル信号に基づいて前記モータを
通電制御するモータ駆動回路と、第1端子に前記第1の
車載バッテリの一方極を接続し、第2端子に前記第2の
車載バッテリの一方極を接続し、共通端子が前記モータ
駆動回路の入力側に接続される第1のバッテリ切替スイ
ッチと、前記第1の切替スイッチと連動して切り替わる
とともに、第1端子に前記第2の車載バッテリの一方極
を接続し、第2端子に前記第1の車載バッテリの一方極
を接続した第2のバッテリ切替スイッチと、入力側を前
記発電機に接続し、前記エンジンを作動して通常充電を
行なう際には前記第2のバッテリ切替スイッチの共通端
子に出力端が接続される第1の充電器と、充電する方の
車載バッテリの残存電気量に対応して前記エンジンの出
力を制御するエンジン制御器と、前記太陽電池モジュー
ルに入力側が接続され、ソーラー充電時には前記第2の
バッテリ切替スイッチの共通端子に出力側が接続され、
充電する方の車載バッテリの残存電気量に対応してその
車載バッテリの充電を行なう第2の充電器とを有する。
【0013】(5)電気自動車は、上記(1)〜(4)
の何れかの構成を有し、前記車載バッテリの直流電力を
家庭用の交流電力に変換するDC- ACコンバータを電
気自動車に設置し、前記車載バッテリの少なくとも一系
統から前記DC- ACコンバータに作動用電力が供給さ
れる。
【0014】
【作用及び発明の効果】〔請求項1について〕バッテリ
切替スイッチを操作して車載バッテリ(1系統)を選択
する。モータ駆動回路は、選択された系統の車載バッテ
リから電力供給を受け、アクセルの踏み量に対応したア
クセル信号に基づいて走行用のモータを通電制御し、自
動車は走行する。この時、充電器は、モータ駆動回路へ
通電を行なう車載バッテリを除く車載バッテリの少なく
とも1系統の車載バッテリに対して、太陽電池モジュー
ルが発電する電力を用いて充電を行なう。
【0015】この為、他の系統の車載バッテリは、駐車
時や走行時に充電されるので、商用電源による車載バッ
テリの充電時間を短くすることができる。又、晴天で、
且つ停車時間が長い場合には、バッテリ切替スイッチを
切り替えて各系統の車載バッテリを満充電すれば、商用
電源によるバッテリ充電を省くことができる。
【0016】〔請求項2について〕例えば、第1の車載
バッテリの電力を使用して走行を行なう場合、共通端子
がそれぞれの第1端子に接続される側に第1、第2のバ
ッテリ切替スイッチを設定する。第1の車載バッテリの
一方極が、第1のバッテリ切替スイッチの第1端子→第
1のバッテリ切替スイッチの共通端子→モータ駆動回路
を経てモータに電気接続される。キースイッチがONで
あれば、モータ駆動回路は、第1の車載バッテリから電
力供給を受け、アクセルの踏み量に対応したアクセル信
号に基づいてモータを通電制御する。
【0017】この時、第2の車載バッテリの一方極が、
第2のバッテリ切替スイッチの第1端子→第2のバッテ
リ切替スイッチの共通端子を経て充電器の出力側に電気
接続される。つまり、日射があれば、運転中(停車中も
含む)や駐車中に関わらず、充電器は、第2の車載バッ
テリの残存電気量に対応して第2の車載バッテリの充電
を行なう。
【0018】第1の車載バッテリの電力を使い切ると、
共通端子がそれぞれの第2端子に接続される側に第1、
第2のバッテリ切替スイッチを切り替える。第2の車載
バッテリの一方極が、第1の切替スイッチの第2端子→
第1の切替スイッチの共通端子→モータ駆動回路を経て
モータに電気接続される。そして、キースイッチがON
であれば、モータ駆動回路は、充電された第2の車載バ
ッテリから電力供給を受け、アクセルの踏み量に対応し
たアクセル信号に基づいてモータを通電制御する。
【0019】走行に使用していない方の車載バッテリ
が、太陽電池モジュールが発電した電力によって、駐車
時や走行時に充電されるので、商用電源によるバッテリ
の充電時間を短くすることができる。又、晴天で、且つ
停車時間が長い場合には、商用電源によるバッテリ充電
を行なう必要がない。
【0020】〔請求項3について〕 (運転時)例えば、第1の車載バッテリの電力を使用し
て走行を行なう場合、共通端子がそれぞれの第1端子に
接続される側に第1、第2のバッテリ切替スイッチを設
定する。第1の車載バッテリの一方極が、第1のバッテ
リ切替スイッチの第1端子→第1のバッテリ切替スイッ
チの共通端子→モータ駆動回路を経てモータに電気接続
される。キースイッチがONであれば、モータ駆動回路
は、第1の車載バッテリから電力供給を受け、アクセル
の踏み量に対応したアクセル信号に基づいてモータを通
電制御する。
【0021】この時、第2の車載バッテリの一方極が、
第2のバッテリ切替スイッチの第1端子→第2のバッテ
リ切替スイッチの共通端子を経て充電器の何れかの出力
側に接続される。つまり、日射があれば、運転中(停車
中も含む)に、充電器は、使用していない方の車載バッ
テリの残存電気量に対応してそのバッテリの充電を行な
う構成であるので、運転終了後における商用電源による
車載バッテリの充電時間を短くすることができる。尚、
晴天で、且つ運転時間が短い場合には、車載バッテリに
満充電されるので、商用電源によるバッテリ充電を省略
できる。
【0022】運転中に第1の車載バッテリの電力を使い
切ると、共通端子がそれぞれの第2端子に接続される側
に第1、第2のバッテリ切替スイッチを切り替える。第
2の車載バッテリの一方極が、第1のバッテリ切替スイ
ッチの第2端子→第1のバッテリ切替スイッチの共通端
子→モータ駆動回路を経てモータに電気接続される。そ
して、キースイッチがONであれば、モータ駆動回路
は、充電された第2の車載バッテリから電力供給を受
け、アクセルの踏み量に対応したアクセル信号に基づい
てモータを通電制御する。
【0023】(駐車時)充電器の入力側が太陽電池モジ
ュールに接続され、駐車時には、第1車載バッテリの一
方極に充電器の第1出力側が接続され、第2車載バッテ
リの一方極に充電器の第2出力側が接続され、充電器
は、各車載バッテリの残存電気量に対応して各車載バッ
テリを充電する。この為、日射があれば、駐車中に、第
1、第2車載バッテリの充電が行なわれるので、商用電
源によるバッテリの充電時間を短くすることができる。
又、晴天で、且つ停車時間が長い場合には、商用電源に
よるバッテリ充電を行なうこと無く、運転を開始するこ
とができる。
【0024】(商用電源を利用して充電する場合)外部
の商用電源を利用して車載バッテリの充電を行なう場合
には、充電器の第1、第2出力側と各車載バッテリの一
方極との電気接続を断つ。
【0025】〔請求項4について〕例えば、第1の車載
バッテリの電力を使用して走行を行なう場合、共通端子
がそれぞれの第1端子に接続される側に第1、第2のバ
ッテリ切替スイッチを設定する。第1の車載バッテリの
一方極が、第1のバッテリ切替スイッチの第1端子→第
1のバッテリ切替スイッチの共通端子→モータ駆動回路
を経てモータに電気接続される。キースイッチがONで
あれば、モータ駆動回路は、第1の車載バッテリから電
力供給を受け、アクセルの踏み量に対応したアクセル信
号に基づいてモータを通電制御する。
【0026】エンジンを作動せずに太陽電池モジュール
の発電電力を用いてソーラー充電を行なう際には、第2
の車載バッテリの一方極が、第2のバッテリ切替スイッ
チの第1端子→第2のバッテリ切替スイッチの共通端子
を経て第2の充電器の出力側に電気接続される。つま
り、日射があれば、運転中(走行中や停車中)に、第1
又は第2の車載バッテリの残存電気量に対応して第2の
充電器が充電を行なうので、エンジン作動(発電機が発
電)によるバッテリの充電時間が短縮できる。尚、晴天
で、且つ運転停止時間が長い場合には、発電機によるバ
ッテリ充電を省くことができる。
【0027】又、日射が無く、エンジンを作動して発電
機を駆動して通常充電を行なう際には、第2の車載バッ
テリの一方極が、第2のバッテリ切替スイッチの第1端
子→第2のバッテリ切替スイッチの共通端子を経て第1
の充電器の出力側に電気接続される。つまり、運転中
(走行中や停車中)に、使用していない方の車載バッテ
リ(残容量の変化は緩やか)を第1の充電器が充電する
構成であるので、エンジンの出力を制御するエンジン制
御器の構造及びその制御を簡略化することができる。
【0028】〔請求項5について〕電気自動車は、車載
バッテリの直流電力を家庭用の交流電力に変換するDC
-ACコンバータを電気自動車に設置し、車載バッテリ
の少なくとも一系統からDC- ACコンバータに作動用
電力が供給される構成である。このため、晴天時には、
DC- ACコンバータが出力する交流電力を使用して、
室内や野外で家庭用の電気製品を使用することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項1、
2に対応)を図1に基づいて説明する。図1に示す如
く、電気自動車Aは、走行用のDCブラシレスモータ1
(15kW)と、車載バッテリ2、3と、車載バッテリ
2、3から電力供給を受けモータ1を通電制御するイン
バータ回路4と、アクセルの踏み量に対応したアクセル
信号411に基づいてインバータ回路4を制御する制御
回路41と、車載バッテリ2、3を切り替えるバッテリ
切替スイッチ5、6(手動式)と、商用電源(AC- 1
00V)を用いて車載バッテリ2、3を充電する為の充
電装置7と、自動車の屋根に装着された太陽電池モジュ
ール8と、太陽電池モジュール8が発電した電力を用い
て車載バッテリ2、3を充電する充電装置9とを備え
る。
【0030】尚、70、71は連動して切り替わる充電
モード選択スイッチであり、充電を商用電源で行なう
“AC- 100V”ポジションと、充電を太陽電池モジ
ュールで行なう“ソーラ充電”ポジション(図示位置)
とを有する。充電モード選択スイッチ71の共通端子7
11は後述する充電装置9の出力端91に接続され、
“ソーラ充電”端子712はバッテリ切替スイッチ5の
共通端子50に接続され、“AC- 100V”端子71
3はダミー抵抗921を電気接続している。
【0031】充電モード選択スイッチ70の共通端子7
01は後述する充電装置7のAC入力端72に接続さ
れ、“AC- 100V”端子702はAC- 100Vに
接続するプラグの一方に接続され、“ソーラ充電”端子
703には何も接続されない。
【0032】車載バッテリ2、3は、大容量(1系統が
150Ah/5h)の鉛蓄電池であり、端子電圧は約1
50Vである。車載バッテリ2、3の(+) 極21、31
は、充電装置7の出力端74、73に接続されている。
【0033】インバータ回路4は、6個のIGBT及び
フライホイールダイオードをブリッジ接続した公知の回
路である。制御回路41は、電流センサ410からの信
号、及びアクセル(図示せず)の踏み量に対応したアク
セル信号411に基づいてインバータ回路4を制御す
る。
【0034】バッテリ切替スイッチ6(第1のバッテリ
切替スイッチ)は、第1端子61に車載バッテリ2の
(+) 極21を接続し、第2端子62に車載バッテリ3の
(+) 極31を接続し、共通端子60がキースイッチ50
0を介してインバータ回路4の入力端に接続される。
【0035】バッテリ切替スイッチ5(第2のバッテリ
切替スイッチ)は、バッテリ切替スイッチ6と連動して
切り替わるとともに、第1端子51に車載バッテリ3の
(+)極31を接続し、第2端子52に車載バッテリ2の
(+) 極21を接続している。
【0036】充電装置7は、比較的小容量の充電装置で
あり、本実施例では自動車側に配設される。この充電装
置7は、AC- 100Vを昇圧するトランスと、二次側
交流電圧を整流するダイオード群と、接続される車載バ
ッテリ2、3を充電するのに適した充電電流を車載バッ
テリ2、3に通電する為の充電回路(何れも図示せず)
とを有し、AC- 100Vが印加されるAC入力端72
と、二系統の充電出力(約150V)を出力する出力端
73、74とを備える。尚、充電装置7を作動させない
場合に、車載バッテリ2、3からの逆流を防止する為の
安全回路が組み込まれている。
【0037】太陽電池モジュール8は、多数の太陽電池
素子を連結線で接いだものを、耐水性透明樹脂を用いて
メタルケース内にモールドしたものであり、電気自動車
Aの屋根に装着され、最大で数百Wの電力を発生する。
【0038】充電装置9は、太陽電池モジュール8が発
生する電力を昇圧(約150V)するインバータ回路
と、充電する方の車載バッテリ2、3を充電するのに適
した充電電流を車載バッテリ2、3に通電する為の充電
回路(何れも図示せず)とを有する。尚、充電装置9を
作動させない場合に、車載バッテリ2、3からの逆流を
防止する為の安全回路が組み込まれている。
【0039】つぎに、電気自動車Aの作動を利点ととも
に説明する。 (1) AC- 100Vで充電させる場合以外は、充電モー
ド選択スイッチ70、71を“ソーラ充電”側に切り替
えておく。そして、例えば、車載バッテリ2の電力を用
いて走行する場合には、バッテリ切替スイッチ5、6を
図示側に設定する。
【0040】(2) この状態で、キースイッチ500をO
Nにすれば、インバータ回路4は、車載バッテリ2から
電力供給を受けてDCブラシレスモータ1を通電制御
し、電気自動車Aは走行する。
【0041】この時、車載バッテリ3の(+) 極31が、
バッテリ切替スイッチ5の第1端子51→共通端子50
→充電モード選択スイッチ71の“ソーラ充電”端子7
12→共通端子711を経て充電装置9の出力端91に
接続される。この為、日射があれば、運転中(停車中も
含む)や駐車中に関わらず、充電装置9が車載バッテリ
3の残存電気量に対応して車載バッテリ3の充電を行な
う。つまり、走行に使用していない方の車載バッテリ
が、太陽電池モジュール8が発電した電力によって、駐
車時や走行時に充電される。
【0042】(3) 自宅等、AC- 100Vによる充電可
能地点に到着した場合には、キースイッチ500をOF
Fにするとともに、バッテリ切替スイッチ5、6を反図
示側に切り替え、充電モード選択スイッチ70、71を
“AC- 100V”端子713側に切り替え、プラグを
コンセントに差し込んで車載バッテリ2、3の充電を開
始する。
【0043】充電装置7は、ダイオード群がAC- 10
0Vを3倍圧整流し、充電回路が、車載バッテリ2、3
を充電するのに適したレベルの各充電電流を車載バッテ
リ2、3に通電する。車載バッテリ2、3の電気容量が
空の場合には、約15時間程度の充電時間が必要である
が、走行に使用しなかった方の車載バッテリ(この場合
は車載バッテリ3)を走行中に充電する構成であるの
で、充電時間を短縮(例えば約15時間→5時間)する
ことができる。
【0044】又、晴天で、且つ停車時間の割合が高い場
合には、バッテリ切替スイッチ5、6を交互に切り替え
て車載バッテリ2、3を満充電すれば、商用電源による
バッテリ充電を行なう必要がない。
【0045】つぎに、本発明の第2実施例(請求項1、
3に対応)を図2に基づいて説明する。電気自動車B
は、以下の点が電気自動車Aと異なる。充電装置9は、
太陽電池モジュール8が発生する電力を昇圧(約300
V)するインバータ回路と、車載バッテリ2、3を充電
するのに適した充電電流を車載バッテリ2、3に通電す
る為の二系統の充電回路とを有する。尚、充電装置9を
作動させない場合に、車載バッテリ2、3からの逆流を
防止する為の安全回路が組み込まれている。
【0046】75、76、77は連動して切り替わるモ
ード選択スイッチであり、充電を商用電源で行なう“A
C- 100V”ポジションと、運転する際に選択する
“運転”ポジションと、駐車する際に選択する“駐車”
ポジション(図示位置)とを有する。
【0047】モード選択スイッチ76の共通端子761
は後述する充電装置9の第1出力端92に接続され、
“運転”端子762はバッテリ切替スイッチ5の共通端
子50に接続され、“駐車”端子763は車載バッテリ
2の(+) 極21に接続される。
【0048】モード選択スイッチ77の共通端子711
は後述する充電装置9の第2出力端93に接続され、
“駐車”端子772は車載バッテリ3の(+) 極31に接
続される。
【0049】モード選択スイッチ75の共通端子751
は充電装置7のAC入力端72に接続され、“AC- 1
00V”端子752はAC- 100Vに接続するプラグ
の一方に接続されている。
【0050】つぎに、電気自動車Bの利点を作動ととも
に述べる。 (1) 走行する場合は、モード選択スイッチ75、76、
77を“運転”側に切り替えておく。そして、例えば、
車載バッテリ2の電力を用いて走行する場合には、バッ
テリ切替スイッチ5、6を図示側に設定する。
【0051】(2) この状態で、キースイッチ500をO
Nにすれば、インバータ回路4は、車載バッテリ2から
が電力供給を受けてDCブラシレスモータ1を通電制御
し、電気自動車Bは走行する。
【0052】この時、車載バッテリ3の(+) 極31が、
バッテリ切替スイッチ5の第1端子51→共通端子50
→モード選択スイッチ76の“運転”端子762→共通
端子761を経て充電装置9の第1出力端92に接続さ
れる。この為、日射があれば、運転中(停車中も含む)
や駐車中に関わらず、充電装置9が車載バッテリ3の残
存電気量に対応して車載バッテリ3の充電を行なう。つ
まり、走行に使用していない方の車載バッテリが、太陽
電池モジュール8が発電した電力によって、駐車時や走
行時に充電される。
【0053】(3) 自宅等、AC- 100Vによる充電可
能地点に到着した場合には、キースイッチ500をOF
Fにするとともに、バッテリ切替スイッチ5、6を反図
示側に切り替え、モード選択スイッチ75(76、7
7)を“AC- 100V”端子752側に切り替え、プ
ラグをコンセントに差し込んで車載バッテリ2、3の充
電を開始する。
【0054】充電装置7は、ダイオード群がAC- 10
0Vを3倍圧整流し、充電回路が、車載バッテリ2、3
を充電するのに適したレベルの各充電電流を車載バッテ
リ2、3に通電する。車載バッテリ2、3の電気容量が
空の場合には、約15時間程度の充電時間が必要である
が、走行に使用しなかった方の車載バッテリ(この場合
は車載バッテリ3)を走行中に充電する構成であるの
で、充電時間を短縮(例えば約15時間→5時間)する
ことができる。
【0055】又、晴天で、且つ停車時間の割合が高い場
合には、バッテリ切替スイッチ5、6を交互に切り替え
て車載バッテリ2、3を満充電すれば、商用電源による
バッテリ充電を行なう必要がない。
【0056】本実施例の電気自動車Bは、充電装置9が
二系統の充電回路を有し、駐車中に車載バッテリ2、3
の各残存電気量に対応して車載バッテリ2、3を充電す
る構成であるので、走行に使用した方の車載バッテリ
(この場合は車載バッテリ2)も駐車中に充電され、走
行距離を延ばすことができる。
【0057】つぎに、本発明の第3実施例(請求項4に
対応)を図3に基づいて説明する。電気自動車Cは、車
載されるエンジン11と、エンジン11によって駆動さ
れる発電機12と、入力端を発電機12に接続した充電
装置13と、発電機12の発電電力により充電を行なう
“通常充電”ポジションと、太陽光発電により充電を行
なう“ソーラー充電”ポジションとを有する充電モード
選択スイッチ78と、充電中の車載バッテリ2、3の充
電状態に応じてエンジン11の出力を制御するエンジン
制御器14とを有するハイブリッド式であり、他の構成
は電気自動車Aと同じである。
【0058】エンジンを作動(発電機が発電)させ、車
載バッテリを充電しながら走行する、通常のパラレルハ
イブリッド方式の電気自動車は、車載バッテリの残容量
が大きく変動するのでエンジンの回転数も変動し、乗員
は不快な感じを受ける。しかし、本実施例の電気自動車
Cは、走行に使用しない方の車載バッテリを充電する構
成であるので、エンジン回転数の変動は少なく(充電と
ともに漸減して行く)、快適である。
【0059】つぎに、電気自動車Cの利点を作動ととも
に述べる。 (1) 運転する場合、バッテリ切替スイッチ5、6を例え
ば図示側に設定し、充電モード選択スイッチ78を“通
常充電”ポジションに設定する。キースイッチ500を
ONにすれば、インバータ回路4は、車載バッテリ2か
ら電力供給を受けてDCブラシレスモータ1を通電制御
し、電気自動車Cは走行する。この時、車載バッテリ3
は、発電機12が発電した電力により充電される。
【0060】(2) 駐車する場合には、キースイッチ50
0をOFFにし、充電モード選択スイッチ78を“ソー
ラー充電”ポジションに切り替える。これにより、車載
バッテリ3の(+) 極31が、バッテリ切替スイッチ5の
第1端子51→共通端子50→充電モード選択スイッチ
78の“ソーラ充電”端子781を経て充電装置9の出
力端91に接続される。
【0061】太陽光により、駐車中に、充電装置9は、
車載バッテリ3の残存電気量に対応して車載バッテリ3
の充電を行なう。この為、次回の運転時において、エン
ジンを作動(発電機が発電)して行なう車載バッテリ3
のバッテリ充電の所要時間を短縮することができる。
尚、晴天で、且つ運転停止期間が長い場合には、発電機
によるバッテリ充電を省くことができる。
【0062】つぎに、本発明の第4実施例(請求項1、
2、5に対応)を図4に基づいて説明する。電気自動車
Dは、下記の点が電気自動車Aと異なる。電気自動車D
は、車載バッテリ2、3の直流電力をAC- 100Vに
変換するDC- ACコンバータ94が自動車内に設置さ
れ、車載バッテリ2、3からDC- ACコンバータ94
に作動用電力が供給される。なお、941はDC- AC
コンバータ94の作動スイッチ、942は接続線943
により室内に引き込まれた電源(コンセント等)、94
4、945は逆流防止ダイオードである。
【0063】電気自動車Dは、晴天時には、DC- AC
コンバータ94が出力するAC- 100Vを使用して、
室内で照明器具や掃除機等の電気製品を使用することが
できる。これにより、電気代を節約することができる。
【0064】つぎに、本発明の第5実施例(請求項4、
5に対応)を図5に基づいて説明する。電気自動車E
は、下記の点が電気自動車Cと異なる。電気自動車E
は、車載バッテリ2、3の直流電力をAC- 100Vに
変換するDC- ACコンバータ94が自動車内に設置さ
れ、車載バッテリ2、3からDC- ACコンバータ94
に作動用電力が供給される。なお、941はDC- AC
コンバータ94の作動スイッチ、942は接続線943
により室内に引き込まれた電源(コンセント等)、94
4、945は逆流防止ダイオードである。
【0065】電気自動車Eは、DC- ACコンバータ9
4が出力するAC- 100Vを使用して、室内で照明器
具や掃除機等の電気製品を使用することができる。これ
により、電気代を節約することができる。
【0066】本発明は、上記実施例以外に、次の実施態
様を含む。 a.車載バッテリは、充電できるものであれば、その
他、アルカリ蓄電池、金属- 空気電池、ナトリウム- イ
オウ電池等を使用しても良い。又、車載バッテリの電気
容量や、端子電圧(90V〜400Vが好適)は適宜、
決めれば良い。
【0067】b.車載バッテリは、2系統以上あれば良
く、例えば、3系統、4系統であっても良く、多系統に
する程、バッテリの寿命を延ばすことができる。また、
バッテリの電気容量は、各系統同じでなくても良い。
【0068】c.第1、第2実施例において、充電装置
7を自動車に装着せず、外部に設置する構成であっても
良い。
【0069】d.走行用のモータを交流モータとし、交
流モータが発電機として作動中(回生制動時;運転者が
ブレーキを踏んで制動をかけた時)に、走行に使用して
いない側のバッテリを充電する構成であっても良い。こ
の様な構成にすれば、エネルギーを有効に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る、電気自動車の概略
構成図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る、電気自動車の概略
構成図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る、電気自動車の概略
構成図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る、電気自動車の概略
構成図である。
【図5】本発明の第5実施例に係る、電気自動車の概略
構成図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 車載バッテリ(第1の車載バッテリ) 3 車載バッテリ(第2の車載バッテリ) 4 インバータ駆動回路 5 バッテリ切替スイッチ(第2のバッテリ切替スイッ
チ) 6 バッテリ切替スイッチ(第1のバッテリ切替スイッ
チ) 8 太陽電池モジュール 9 充電装置(第2の充電器) 11 エンジン 12 発電機 13 充電装置(第1の充電器) 14 エンジン制御器 21、31 (+) 極(一方極) 51、61 第1端子 52、62 第2端子 50、60 共通端子 91 出力端(出力側) 92 第1出力端(第1出力側) 93 第2出力端(第2出力側) 94 DC- ACコンバータ 411 アクセル信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項1、
2に対応)を図1に基づいて説明する。図1に示す如
く、電気自動車Aは、走行用のDCブラシレスモータ1
と、車載バッテリ2、3と、車載バッテリ2、3から電
力供給を受けモータ1を通電制御するインバータ回路4
と、アクセルの踏み量に対応したアクセル信号411に
基づいてインバータ回路4を制御する制御回路41と、
車載バッテリ2、3を切り替えるバッテリ切替スイッチ
5、6(手動式)と、商用電源(AC- 100V)を用
いて車載バッテリ2、3を充電する為の充電装置7と、
自動車の屋根に装着された太陽電池モジュール8と、太
陽電池モジュール8が発電した電力を用いて車載バッテ
リ2、3を充電する充電装置9とを備える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 31/04 H01L 31/04 Q

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用のモータと、 複数系統の車載バッテリと、 車両外側に装着された太陽電池モジュールと、 何れかの系統の車載バッテリから電力供給を受け、アク
    セルの踏み量に対応したアクセル信号に基づいて前記モ
    ータを通電制御するモータ駆動回路と、 このモータ駆動回路へ通電する車載バッテリを選択する
    バッテリ切替スイッチと、 外部の商用電源を利用してバッテリ充電を行なわない場
    合には、前記モータ駆動回路へ通電を行なう車載バッテ
    リを除く車載バッテリの少なくとも1系統に対して、前
    記太陽電池モジュールが発電する電力を用いて充電を行
    なう充電器とを有する電気自動車。
  2. 【請求項2】 走行用のモータと、 第1の車載バッテリ及び第2の車載バッテリと、 車両外側に装着された太陽電池モジュールと、 第1又は第2車載バッテリから電力供給を受け、アクセ
    ルの踏み量に対応したアクセル信号に基づいて前記モー
    タを通電制御するモータ駆動回路と、 第1端子に前記第1の車載バッテリの一方極を接続し、
    第2端子に前記第2の車載バッテリの一方極を接続し、
    共通端子が前記モータ駆動回路の入力側に接続される第
    1のバッテリ切替スイッチと、 前記第1のバッテリ切替スイッチと連動して切り替わる
    とともに、第1端子に前記第2の車載バッテリの一方極
    を接続し、第2端子に前記第1の車載バッテリの一方極
    を接続した第2のバッテリ切替スイッチと、 前記太陽電池モジュールに入力側が接続され、外部の商
    用電源を利用して車載バッテリの充電を行なわない場合
    には、前記第2のバッテリ切替スイッチの共通端子に出
    力側が接続され、充電する方の車載バッテリの残存電気
    量に対応してその車載バッテリの充電を行なう充電器と
    を有する電気自動車。
  3. 【請求項3】 走行用のモータと、 第1の車載バッテリ及び第2の車載バッテリと、 車両外側に装着された太陽電池モジュールと、 第1又は第2車載バッテリから電力供給を受け、アクセ
    ルの踏み量に対応したアクセル信号に基づいて前記モー
    タを通電制御するモータ駆動回路と、 第1端子に前記第1の車載バッテリの一方極を接続し、
    第2端子に前記第2の車載バッテリの一方極を接続し、
    共通端子が前記モータ駆動回路の入力側に接続される第
    1のバッテリ切替スイッチと、 前記第1のバッテリ切替スイッチと連動して切り替わる
    とともに、第1端子に前記第2の車載バッテリの一方極
    を接続し、第2端子に前記第1の車載バッテリの一方極
    を接続した第2のバッテリ切替スイッチと、 前記太陽電池モジュールに入力側が接続され、駐車時
    には前記第1の車載バッテリの一方極に第1出力側が接
    続され、前記第2の車載バッテリの一方極に第2出力側
    が接続され、各車載バッテリの残存電気量に対応してそ
    の車載バッテリの充電を行ない、運転時には前記第2
    のバッテリ切替スイッチの共通端子に何れかの出力側が
    接続され、充電する方の車載バッテリの残存電気量に対
    応してその車載バッテリの充電を行ない、外部の商用
    電源を利用して車載バッテリの充電を行なう場合には、
    第1、第2出力側と車載バッテリの一方極との電気接続
    が断たれる充電器とを有する電気自動車。
  4. 【請求項4】 走行用のモータと、 第1の車載バッテリ及び第2の車載バッテリと、 車載されるエンジンと、 該エンジンによって駆動される発電機と、 車両外側に装着された太陽電池モジュールと、 第1又は第2車載バッテリから電力供給を受け、アクセ
    ルの踏み量に対応したアクセル信号に基づいて前記モー
    タを通電制御するモータ駆動回路と、 第1端子に前記第1の車載バッテリの一方極を接続し、
    第2端子に前記第2の車載バッテリの一方極を接続し、
    共通端子が前記モータ駆動回路の入力側に接続される第
    1のバッテリ切替スイッチと、 前記第1のバッテリ切替スイッチと連動して切り替わる
    とともに、第1端子に前記第2の車載バッテリの一方極
    を接続し、第2端子に前記第1の車載バッテリの一方極
    を接続した第2のバッテリ切替スイッチと、 入力側を前記発電機に接続し、前記エンジンを作動して
    通常充電を行なう際には前記第2のバッテリ切替スイッ
    チの共通端子に出力端が接続される第1の充電器と、 充電する方の車載バッテリの残存電気量に対応して前記
    エンジンの出力を制御するエンジン制御器と、 前記太陽電池モジュールに入力側が接続され、ソーラー
    充電時には前記第2のバッテリ切替スイッチの共通端子
    に出力側が接続され、充電する方の車載バッテリの残存
    電気量に対応してその車載バッテリの充電を行なう第2
    の充電器とを有する電気自動車。
  5. 【請求項5】 前記車載バッテリの直流電力を家庭用の
    交流電力に変換するDC- ACコンバータを電気自動車
    に設置し、 前記車載バッテリの少なくとも一系統から前記DC- A
    Cコンバータに作動用電力が供給される請求項1乃至請
    求項4記載の電気自動車。
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