JPH11191355A - ヒューズ - Google Patents

ヒューズ

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JPH11191355A
JPH11191355A JP35953997A JP35953997A JPH11191355A JP H11191355 A JPH11191355 A JP H11191355A JP 35953997 A JP35953997 A JP 35953997A JP 35953997 A JP35953997 A JP 35953997A JP H11191355 A JPH11191355 A JP H11191355A
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fuse
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    • H01H85/0417Miniature fuses cartridge type with parallel side contacts
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧下でも確実に遮断できるヒューズを提
供する。 【解決手段】 絶縁性の合成樹脂にてインサート成形し
た蓋体5に設けた一対の金属端子11,11間に過電流で溶
断する金属線12を張設する。金属線12および金属線12と
金属端子11,11との接続部分をオルガノポリシロキサン
系重合物にて被覆し、被覆部13を形成する。蓋体5にて
閉塞した収容体4の内容積に対して0.8以下の割合で
占有させ、収容体4の内面にさせずに被覆形成する。金
属線12を被覆する部分が金属端子11,11を被覆する部分
より肉薄の狭隘部14を形成する。狭隘部14にセラミック
スシート16を取り付ける。蓋体5を一面を開口する収容
体4に嵌合してヒューズ1を形成する。過電流にて金属
線12が溶断して発生する金属ガスが狭隘部14を破って収
容体4内に放出する。被覆部13の剥離や外囲器2の損傷
がなく、発生するアークによる短絡を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属を溶融させて
開放することにより過電流から保護するヒューズに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヒューズとしては、例え
ば特開平9−223451号公報に記載の構成が知られ
ている。
【0003】この特開平9−223451号公報に記載
のヒューズは、収容体の一面の開口部を閉塞して取り付
けられる蓋体に一対の金属端子を設け、この金属端子間
に金属線を架橋している。そして、金属線と金属線およ
び金属端子の接続部分とを収容体の内周面と間隙を介す
るようにオルガノポリシロキサン系重合物にて被覆した
構成が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−223451号公報に記載の従来のヒューズに
おいて、金属線に過電流が流れて金属線が溶融して金属
ガスが発生した際に、過電流が高電圧で金属ガスの圧力
が高くなると、金属端子とオルガノポリシロキサン系重
合物との間に沿って外囲器の収容体内に流れ、収容体内
でオルガノポリシロキサン系重合物にて被覆されないで
露出する金属端子間が金属ガスにて生じたアークにて短
絡し、如いては金属端子が溶融するなどの損傷を生じる
おそれもある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、高電圧下でも確実に遮断するヒューズを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のヒューズ
は、一面に開口部を開口した収容体および前記開口部を
閉塞して前記収容体に取り付けられる蓋体を備えた外囲
器と、前記蓋体に設けられ一端側が前記収容体内に位置
する一対の金属端子と、これら金属端子の一端側間に張
設される金属線と、前記一対の金属端子の少なくとも前
記収容体内に位置する一端側および前記金属線を前記収
容体の内周面に間隙を介して被覆したオルガノポリシロ
キサン系重合物を主成分とする被覆部とを具備したもの
である。
【0007】そして、一対の金属端子の少なくとも外囲
器の収容体内に位置する一端側およびこれら一対の金属
端子の一端側間に張設され所定以上の電流値で溶断する
金属線に、収容体の内周面に間隙を介してオルガノポリ
シロキサン系重合物を主成分とする被覆部を被覆形成す
るため、金属端子間に過電流が流れて金属線が溶断した
際に、被覆部のオルガノポリシロキサン系重合物の消弧
作用によりアークの発生を防止あるいはアークの持続時
間を短縮し、金属線の溶断により発生する金属ガスが金
属端子と被覆部との間に沿って外囲器の収容体内に流れ
出ても金属端子は被覆部にて被覆された状態であるた
め、流れ出た金属ガスによりアークが生じて金属端子間
が短絡することを防止するとともに、被覆部と収容体と
の間隙にて流れ出る金属ガスのガス圧を緩衝して外囲器
の損傷を防止する。
【0008】請求項2記載のヒューズは、請求項1記載
のヒューズにおいて、被覆部は、金属線を被覆する部分
が金属端子を被覆する部分より肉薄であるものである。
【0009】そして、金属線を被覆する部分が金属端子
を被覆する部分より肉薄となるように被覆部を設けるた
め、金属端子間に過電流が流れて金属線が溶断した際に
発生する金属ガスは、被覆部の肉薄となっている金属線
を被覆する部分を破って放出するので、例えば金属端子
と被覆部との間に沿って金属ガスが流れて被覆部が剥離
したり、金属端子と被覆部との間に溜った金属ガスによ
り生じるアークにて金属端子間が短絡することを防止す
る。
【0010】請求項3記載のヒューズは、一対の金属端
子と、これら金属端子間に張設され所定以上の電流値で
溶断する金属線と、前記金属線および前記金属端子を被
覆し、前記金属線を被覆する部分が前記金属端子を被覆
する部分より肉薄であるオルガノポリシロキサン系重合
物を主成分とする被覆部とを具備したものである。
【0011】そして、一対の金属端子およびこれら一対
の金属端子間に張設され所定以上の電流値で溶断する金
属線に、金属線を被覆する部分が金属端子を被覆する部
分より肉薄となるようにオルガノポリシロキサン系重合
物を主成分とする被覆部を被覆形成したため、金属端子
間に過電流が流れて金属線が溶断した際に、被覆部のオ
ルガノポリシロキサン系重合物の消弧作用によりアーク
の発生を防止あるいは発生したアークの持続時間を短縮
するとともに、発生する金属ガスは、オルガノポリシロ
キサン系重合物を主成分とする被覆部の肉薄となってい
る金属線を被覆する部分を破って放出するので、例えば
金属端子と被覆部との間に沿って金属ガスが流れて被覆
部が剥離したり、金属端子と被覆部との間に溜った金属
ガスにより生じるアークにて金属端子間が短絡すること
を防止する。
【0012】請求項4記載のヒューズは、請求項3記載
のヒューズにおいて、一面に開口部を開口した収容体、
および、一対の金属端子が設けられこれら金属端子間に
張設される金属線を前記収容体内に収納して前記開口部
を閉塞し前記収容体に取り付けられる蓋体を備えた外囲
器を有し、被覆部は、少なくとも前記金属線を被覆する
部分と前記収容体の内面との間に空間部を設けて被覆す
るものである。
【0013】そして、一対の金属端子およびこれら一対
の金属端子間に張設され所定以上の電流値で溶断する金
属線に、金属線を被覆する部分と外囲器の収容体の内面
との間に空間部を設け、かつ、金属線を被覆する部分が
金属端子を被覆する部分より肉薄となるようにオルガノ
ポリシロキサン系重合物を主成分とする被覆部を被覆形
成したため、金属端子間に過電流が流れて金属線が溶断
した際に発生する金属ガスは、オルガノポリシロキサン
系重合物の肉薄となっている金属線を被覆する部分を破
って外囲器内の空間部に放出するので、例えば金属端子
とオルガノポリシロキサン系重合物との間に沿って金属
ガスが流れて被覆部が剥離したり、金属端子と被覆部と
の間に溜った金属ガスにより生じるアークにて金属端子
間が短絡すること、および、空間部にて放出した金属ガ
スのガス圧を緩衝して外囲器が損傷することを簡単な構
造で容易に防止する。
【0014】請求項5記載のヒューズは、請求項1、2
および4いずれか一記載のヒューズにおいて、被覆部
は、蓋体にて閉塞された収容体の内部空間体積に占有す
る体積の割合が0.8以下であるものである。
【0015】そして、被覆部を、蓋体にて閉塞された収
容体の内部空間体積に占有する体積の割合が0.8以下
となるように被覆形成するため、金属端子間に過電流が
流れて金属線が溶断した際に発生する金属ガスが被覆部
を破って収容体の内部空間に放出する際に、収容体の内
部空間内の金属ガス圧を効率よく緩衝して外囲器を損傷
することを防止する。
【0016】請求項6記載のヒューズは、請求項1、
2、4および5いずれか一記載のヒューズにおいて、収
容体の内周面と被覆部の外周面との間にセラミックスを
主成分とする冷却部材が設けられたものである。
【0017】そして、収容体の内周面と被覆部の外周面
との間にセラミックスを主成分とする冷却部材を設ける
ため、金属端子間に過電流が流れて金属線が溶断した際
に発生する金属ガスが被覆部を破って収容体の内部空間
に放出する際に、セラミックスを主成分とする冷却部材
の冷却作用にてアークの生じている持続時間を短縮ある
いはアークを発生を防止し、外囲器の損傷を防止する。
【0018】請求項7記載のヒューズは、請求項1ない
し5いずれか一記載のヒューズにおいて、被覆部の金属
線を被覆する部分の表面にセラミックスを主成分とする
冷却部材が設けられたものである。
【0019】そして、被覆部の金属線を被覆する部分の
表面にセラミックスを主成分とする冷却部材を設けるた
め、金属端子間に過電流が流れて金属線が溶断した際に
発生する金属ガスが被覆部を破って放出する箇所に冷却
部材が位置するので、セラミックスを主成分とする冷却
部材の冷却作用にて金属ガスによるアークの生じている
持続時間を効率よく短縮あるいはアークの発生を効率よ
く防止し、周囲へのアークの影響を効果的に防止する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のヒューズの実施の
一形態の構成を図面を参照して説明する。
【0021】図1および図2において、1はヒューズ
で、このヒューズ1は、外囲器2を有している。この外
囲器2は、例えば絶縁性を有するポリエーテルサルフォ
ンやポリブチレンテレフタレートなどにて下面に開口部
3を開口して箱状に成形された収容体4と、この収容体
4の開口部3を閉塞する例えば絶縁性のポリエチレンテ
レフタレートやポリブチレンテレフタレートなどにて板
状に成形された蓋体5とから構成されている。なお、蓋
体5は、収容体4の開口部3の開口面積と同面積あるい
は若干大きめに形成する。
【0022】また、収容体4の開口部3の近傍の内面に
は、対向する位置に係合手段としての係合凹部7が設け
られている。さらに、蓋体5の外周面には、収容体4の
係合凹部7に対応しこの係合凹部7に係止する係止手段
としての外方に突出する係止爪部8が設けられ、これら
係合凹部7および係止爪部8が互いに係合することによ
り鎖錠手段9が構成され、収容体4と蓋体5とが一体的
に組み合わされて外囲器2を構成する。なお、例えば係
合手段として爪状に突出し係止手段として凹状に形成す
るなど、互いに係合することにより鎖錠するいずれの構
造でもできる。
【0023】そして、この蓋体5には、厚さ方向に貫通
する例えば銅(Cu)にて細線状に形成された一対の金
属端子11,11が設けられている。なお、これら金属端子
11,11は、表面に半田などの図示しない低融点金属がめ
っきなどの方法で被覆形成されている。そして、金属端
子11,11は、一端側が他端側に比して長く突出するよう
に蓋体5の成形の際に埋設形成されている。
【0024】また、これら金属端子11,11の一端側に
は、所定以上の電流値で溶断する金属線12が略中間部を
弛ませて張設されている。なお、この金属線12は、金属
端子11より低融点かつ軟質で、金属端子11の表面に被覆
形成された低融点金属より融点が高い例えば銀(Ag)
を主成分とする低融点合金にて細線状に形成されてい
る。
【0025】さらに、金属線12およびこの金属線12と金
属端子11,11との接続部分である蓋体5から導出する金
属端子11,11の一端側には、いわゆるシリコン樹脂であ
る珪素樹脂や珪素ゴムなどのオルガノポリシロキサン系
重合物が被覆されて被覆部13が形成されている。なお、
このオルガノポリシロキサン系重合物による被覆部13
は、被覆部分の容積が収容体4の内側の内部空間の容積
より小さい、すなわちこの被覆部13を収容体4に収容し
た際に被覆部13の外面が収容体4の内面に当接しないよ
うに離間する。
【0026】また、被覆部13には、金属線12を覆う部分
に位置して他の部位より幅狭な狭隘部14が設けられてい
る。そして、この狭隘部14は、金属端子11,11に被覆す
る部分のオルガノポリシロキサン系重合物の被覆厚さ寸
法より、金属線12に被覆する部分のオルガノポリシロキ
サン系重合物の被覆厚さ寸法が小さくなるように形成さ
れている。そして、この狭隘部14は、収容体4の内面と
の間に空間部15を介して対向して離間する。
【0027】さらに、狭隘部14には、セラミックスを主
成分とする冷却部材であるセラミックスシート16が取り
付けられている。なお、このセラミックスシート16は、
いわゆるセラミックスペーパなどの可撓性を付与された
もので、通気性を有する。
【0028】次に、上記ヒューズ1の製造方法について
説明する。
【0029】まず、あらかじめ収容体4および蓋体5を
ポリブチレンテレフタレートなどの絶縁性の合成樹脂な
どにて形成しておく。なお、蓋体5の形成の際には、一
対の金属端子11,11を略平行に配置させてインサート成
形する。また、金属端子11,11は、あらかじめ表面に図
示しない半田などの低融点金属を被覆形成して表面処理
する。
【0030】そして、一対の金属端子11,11の一端側
に、例えば銀(Ag)を主成分とする低融点合金にて細
線状に形成した金属線12の両端部を中間部が弛むように
図示しない温度コントロール付パルスヒート装置などに
て接続して張設する。
【0031】さらに、この金属線12および金属線12と金
属端子11,11との接続部分をオルガノポリシロキサン系
重合物にて被覆し、被覆部13を形成する。なお、このオ
ルガノポリシロキサン系重合物にて被覆する際、被覆部
13を収容体4に収容した際に被覆部13の外面が収容体4
の内面に当接しないように、収容体4の内側寸法より小
さく形成する。また、蓋体5にて閉塞された収容体4の
内容積である内部空間体積に対して好ましくは0.8以
下の割合で占有、さらに好ましくは0.5以下、よりさ
らに好ましくは0.3以下となるように形成する。さら
に、金属線12を被覆する部分が金属端子11,11を被覆す
る部分より肉薄に形成して狭隘部14を形成し、図3およ
び図4に示すように、この狭隘部14と収容体4の内周面
との間に空間部15の間隙を設ける。
【0032】そして、狭隘部14にセラミックスシート16
を被覆部13から突出しないで狭隘部14を埋めるように取
り付ける。
【0033】この後、蓋体5をあらかじめ形成しておい
た収容体4内にオルガノポリシロキサン系重合物にて被
覆した金属端子11,11の一端側を覆うように金属線12側
から挿入し、蓋体5を収容体4の開口部3内に圧入し、
収容体4の係合凹部7および蓋体5の係止爪部8を係合
させてヒューズ1を形成する。
【0034】次に、上記ヒューズ1の作用を説明する。
【0035】過電流から保護する図示しない回路基板に
取り付けたヒューズ1の金属端子11,11に過電流が流れ
ると、金属線12が溶断する。そして、金属線12は、被覆
部13のオルガノポリシロキサン系重合物にて被覆されて
いるため、溶断時の熱でも炭化しないオルガノポリシロ
キサン系重合物にて金属端子間11,11の絶縁状態は維持
される。
【0036】また、金属線12の溶断の際に、金属ガスが
発生する。そして、この金属ガスのガス圧が高くなる
と、金属ガスは発生位置から最も近い肉薄の狭隘部14を
破って外囲器2内に吹き出す。そして、被覆部13のオル
ガノポリシロキサン系重合物が、蓋体5にて閉塞された
収容体4の内部空間体積に占有する体積に対して0.8
以下の割合としたため、狭隘部14を破って放出する際の
吹き出す勢いが収容体4内の空間部分で緩和されて金属
ガス圧が高くなることを抑制し、外囲器2を損傷するこ
とを防止できる。
【0037】ここで、セラミックスシート16は、通気性
を有する多孔質であるため、外囲器2内に吹き出す際に
このセラミックスシート16を通気して吹き出す。そし
て、このセラミックスシート16の冷却作用により金属ガ
スによるアークが生じない、また生じたとしても短時間
で消滅する。なお、セラミックスシート16が金属ガスの
吹き出しにより吹き飛んでも、冷却作用は損なわれない
ため、アークの発生が防止あるいは短時間で消滅でき
る。そして、金属端子11,11は、オルガノポリシロキサ
ン系重合物にて被覆された状態であるため、アークが生
じても金属端子11,11間が短絡することはない。
【0038】上述したように、上記実施の一形態によれ
ば、金属線12および金属端子11,11の外囲器2内の空間
部分に位置する一端側に、金属線12を被覆する部分の狭
隘部14と外囲器2の収容体4の内面との間に空間部15を
設け、かつ、金属線12を被覆する部分が金属端子11,11
を被覆する部分より肉薄となるようにオルガノポリシロ
キサン系重合物にて被覆して被覆部13を設けるため、金
属端子11,11間に過電流が流れて金属線12が溶断した際
に、被覆部13のオルガノポリシロキサン系重合物の消弧
作用によりアークの発生を防止あるいはアークの生じて
いる持続時間を短縮できる。さらに、金属線12の溶断の
際に発生する金属ガスは、被覆部13の肉薄となっている
金属線12を被覆する部分の狭隘部14を破って空間部15に
放出するので、金属端子11,11と被覆部13との間に沿っ
て流過して被覆部13が剥離したり、金属端子11と被覆部
13との間に溜った金属ガスにより生じるアークにて金属
端子11,11間が短絡することを防止できるとともに、空
間部15にて放出された金属ガスのガス圧を緩衝して例え
ば収容体4がガス圧により吹き飛ぶなどの外囲器2の損
傷を防止できる。
【0039】そして、金属ガスは狭隘部14を破って外囲
器2内に放出されるので、ヒューズ1の外部には飛散さ
れず、周囲の部材を損傷したり回路基板の回路パターン
を短絡させるなどの影響を防止できる。
【0040】また、被覆部13を蓋体5にて閉塞された収
容体4の内部空間体積に占有する体積の割合が0.8以
下となるように被覆形成したため、金属ガスが金属線12
を被覆する部分の狭隘部14を破って放出する際の吹き出
す勢いが収容体4内の空間部分で効率よく緩和して外囲
器2が損傷することをより確実に防止できる。
【0041】さらに、収容体4の内周面と被覆部13の外
周面との間で、特に被覆部13を破って金属ガスが放出す
る箇所にセラミックスシート16を設けたため、収容体4
の内部空間に放出した金属ガスによるアークの発生を防
止、あるいはアークの発生している持続時間を短縮で
き、アークによる外囲器2の損傷をより確実に防止でき
る。
【0042】また、このセラミックスシート16を金属ガ
スが放出する箇所の被覆部13の表面に設けたため、アー
クの発生の防止、あるいはアークの持続時間の短縮がよ
り効果的に得られる。
【0043】また、金属線12および金属線12と金属端子
11,11との接続部分を被覆した被覆部13と収容体4とに
間隙を介するように被覆部13を被覆形成したため、あら
かじめ蓋体5に金属端子11を設けて金属線12を張設して
も容易に収容体4に取り付けでき、容易に製造でき製造
性を向上できる。
【0044】また、あらかじめ張設した金属線12近傍を
被覆部13にて被覆するので、収容体4に蓋体5を取り付
けるなどの製造中における耐衝撃性を向上でき、製造が
容易で製造性を向上できる。
【0045】なお、上記実施の一形態において、金属端
子11,11の表面に低融点金属を被覆形成し表面処理した
が、金属端子11,11さらには金属線12はいずれのもので
もできる。
【0046】また、セラミックスを主成分とする冷却部
材としてセラミックスシート16を取り付けて説明した
が、他のいずれのセラミックスの部材でもよく、また設
けなくてもよい。なお、可撓性を有するセラミックスシ
ート16が、製造上において取り扱いが容易で好ましい。
【0047】さらに、セラミックスシート16を狭隘部14
に取り付けて説明したが、例えば狭隘部14に対向する収
容体4の内周面に設けるなど、収容体4の内周面と被覆
部13の外周面との間のいずれの位置に設けてもよい。
【0048】そして、外囲器2としては、鎖錠手段9に
て組み立てる構成の他にいずれの形状でもでき、周囲へ
の影響がない場合には外囲器2を用いなくてもよい。
【0049】
【実施例】次に、上記実施の一形態の形態に基いて作製
したヒューズの遮断特性についての実験について説明す
る。
【0050】なお、外囲器2としては、ガラス強化ポリ
ブチレンテレフタレート樹脂(三菱レーヨン株式会社製
商品名:G2830R)にて形成した。そして、金属
端子11としては、表面に半田を厚さ寸法が約12μmと
なるようにめっき処理した直径が0.6mmの銅線を用い
た。また、金属線12としては、直径が0.15mmの銀合
金線(JIS-Z-3261の銀合金)を用いた。さらに、被覆部
13としては、信越化学工業株式会社製の商品名がKE1
604のオルガノポリシロキサン系重合物にて形成し
た。また、セラミックスシート16としては、厚さ寸法が
0.5mmのセラミックスペーパ(イソライト工業株式会
社製 商品名:カオウールペーパーT)を用いた。
【0051】一方、試験する試料としては、金属端子1
1,11間に略中間部分を弛ませて金属線12を張設したの
みの比較試料1、収容体4内に液体状のオルガノポリシ
ロキサン系重合物を充填した後、金属線12を張設した金
属端子11,11を備えた蓋体5を組み付け、オルガノポリ
シロキサン系重合物を硬化させて収容体4内に空間部分
を有しない比較試料2、収容体4の内面と被覆形成した
被覆部13との間に空間部分が設けられて肉薄の狭隘部14
を設けず、外囲器2内の金属端子11,11の一部が露出す
る比較試料3、外囲器2内の金属端子11,11が露出しな
いで被覆形成した被覆部13と収容体4の内面との間に空
間部分が設けられ肉薄の狭隘部14を有しない本実施例
1、図3および図4に示すように、セラミックスシート
16を取り付けられず狭隘部14を有した被覆部13を設けた
本実施例2、および、図1および図2に示すように、上
記実施の形態のセラミックスシート16を被覆部13の狭隘
部14に取り付けた本実施例3を用いた。
【0052】そして、プリント基板(IEC 127-4 番)に
半田接続にて実装し、金属端子11,11間に100Aで各
種電圧値の直流電圧を印加して遮断試験をし、各試料の
遮断状態を観察した。なお、直流は、交流のように周期
的な電圧値が0となる状態がなく、ヒューズ自体で電流
値を0にしないと電圧値が0となる状態とならないの
で、ヒューズの遮断性能を効率よく認識するために直流
を用いて遮断試験した。この結果を表1に示す。
【0053】
【表1】 この表1に示す結果から、オルガノポリシロキサン系重
合物にて被覆しない比較試料1では、48Vでは確実に
遮断でき遮断後の外観に異常は認められなかったが、1
25Vになるとアークが切れずに遮断不能となるととも
に、外囲器2に損傷が認められた。また、外囲器2内を
オルガノポリシロキサン系重合物にて充填した比較試料
2のものでは、48Vおよび125Vでは良好に遮断で
きたが、250Vまで電圧が高くなると、アークが切れ
ずに遮断不能となるとともに、外囲器2に損傷が認めら
れた。同様に、狭隘部14を設けず単に空間部分を設けて
被覆部13を設け金属端子11,11の一部が露出するもの
は、125Vでは良好に遮断できたが、250Vまで電
圧が高くなると、アークが切れずに遮断不能となった。
【0054】一方、収容体4の内面と金属端子11,11を
被覆して設けた被覆部13の外面との間に空間部分を設け
た本実施例1では、250Vの高電圧でも良好に遮断で
きた。さらに、狭隘部14を設けた本実施例2では、36
0Vの高電圧でも良好に遮断でき、セラミックスシート
16を設けた本実施例3では440Vまで高電圧を印加し
ても良好に遮断できるとともに、外観に損傷が認められ
ず、高電圧の過電流に対しても良好な遮断特性を示すこ
とが認められた。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載のヒューズによれば、金属
端子の少なくとも外囲器の収容体内に位置する一端側お
よび金属線に、収容体の内周面に間隙を介してオルガノ
ポリシロキサン系重合物を主成分とする被覆部を被覆形
成したため、金属端子間に過電流が流れて金属線が溶断
した際に、オルガノポリシロキサン系重合物の消弧作用
によりアークの発生を防止あるいはアークの持続時間を
短縮でき、金属線の溶断により発生する金属ガスが金属
端子と被覆部との間に沿って外囲器の収容体内に流れ出
ても金属端子は被覆部にて被覆された状態であるため、
流れ出た金属ガスによりアークが生じて金属端子間が短
絡することを防止できるとともに、被覆部と収容体との
間隙にて流れ出る金属ガスのガス圧が緩衝されて外囲器
の損傷を防止できる。
【0056】請求項2記載のヒューズによれば、請求項
1記載のヒューズの効果に加え、金属線を被覆する部分
が金属端子を被覆する部分より肉薄となるように被覆部
を設けたため、金属線が溶断して発生する金属ガスは、
被覆部の肉薄となっている金属線を被覆する部分を破っ
て放出するので、例えば金属端子と被覆部との間に沿っ
て金属ガスが流れて被覆部が剥離したり、金属端子と被
覆部との間に溜った金属ガスにより生じるアークにて金
属端子間が短絡することを簡単な構造で容易に防止でき
る。
【0057】請求項3記載のヒューズによれば、金属端
子および金属線に、金属線を被覆する部分が金属端子を
被覆する部分より肉薄となるようにオルガノポリシロキ
サン系重合物を主成分とする被覆部を被覆形成したた
め、金属端子間に過電流が流れて金属線が溶断した際
に、オルガノポリシロキサン系重合物の消弧作用により
アークの発生を防止あるいはアークの持続時間を短縮で
き、金属線の溶断により発生する金属ガスは、被覆部の
肉薄となっている金属線を被覆する部分を破って放出す
るので、例えば金属端子とオルガノポリシロキサン系重
合物との間に沿って金属ガスが流れてオルガノポリシロ
キサン系重合物が剥離したり、金属端子とオルガノポリ
シロキサン系重合物との間に溜った金属ガスにより生じ
るアークにて金属端子間が短絡することを防止できる。
【0058】請求項4記載のヒューズによれば、請求項
3記載のヒューズの効果に加え、金属端子および金属線
に、金属線を被覆する部分と外囲器の収容体の内面との
間に空間部を設け、かつ、金属線を被覆する部分が金属
端子を被覆する部分より肉薄となるように被覆部を被覆
形成したため、例えば金属端子とオルガノポリシロキサ
ン系重合物との間に沿って金属ガスが流れて被覆部が剥
離したり、金属端子と被覆部との間に溜った金属ガスに
より生じるアークにて金属端子間が短絡すること、およ
び、空間部にて放出した金属ガスのガス圧を緩衝して外
囲器が損傷することを簡単な構造で容易に防止できる。
【0059】請求項5記載のヒューズによれば、請求項
1、2および4いずれか一記載のヒューズの効果に加
え、被覆部を、蓋体にて閉塞された収容体の内部空間体
積に占有する体積の割合が0.8以下となるように被覆
形成したため、金属端子間に過電流が流れて金属線が溶
断した際に発生する金属ガスが被覆部を破って収容体の
内部空間に放出する際に、収容体の内部空間内の金属ガ
ス圧を効率よく緩衝して外囲器を損傷することを防止で
きる。
【0060】請求項6記載のヒューズによれば、請求項
1、2、4および5いずれか一記載のヒューズの効果に
加え、収容体の内周面と被覆部の外周面との間にセラミ
ックスを主成分とする冷却部材を設けたため、金属端子
間に過電流が流れて金属線が溶断した際に発生する金属
ガスが被覆部を破って収容体の内部空間に放出した際
に、セラミックスを主成分とする冷却部材の冷却作用に
てアークの生じている持続時間を短縮あるいはアークの
発生を防止でき、外囲器の損傷を防止できる。
【0061】請求項7記載のヒューズによれば、請求項
1ないし5いずれか一記載のヒューズの効果に加え、金
属線を被覆する部分の被覆部の表面にセラミックスを主
成分とする冷却部材を設けたため、金属端子間に過電流
が流れて金属線が溶断した際に発生する金属ガスが被覆
部を破って放出する箇所に冷却部材が位置するので、効
果的にアークの発生の防止あるいはアークの持続時間の
短縮ができ、外囲器の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すヒューズの平面断
面図である。
【図2】同上正面断面図である。
【図3】同上セラミックスシートを取り付ける前の状態
を示す平面断面図である。
【図4】同上正面断面図である。
【符号の説明】
1 ヒューズ 2 外囲器 3 開口部 4 収容体 5 蓋体 11 金属端子 12 金属線 13 オルガノポリシロキサン系重合物にて構成される
被覆部 15 空間部 16 冷却部材としてのセラミックスシート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口部を開口した収容体および前
    記開口部を閉塞して前記収容体に取り付けられる蓋体を
    備えた外囲器と、 前記蓋体に設けられ一端側が前記収容体内に位置する一
    対の金属端子と、 これら金属端子の一端側間に張設される金属線と、 前記一対の金属端子の少なくとも前記収容体内に位置す
    る一端側および前記金属線を前記収容体の内周面に間隙
    を介して被覆したオルガノポリシロキサン系重合物を主
    成分とする被覆部とを具備したことを特徴とするヒュー
    ズ。
  2. 【請求項2】 被覆部は、金属線を被覆する部分が金属
    端子を被覆する部分より肉薄であることを特徴とした請
    求項1記載のヒューズ。
  3. 【請求項3】 一対の金属端子と、 これら金属端子間に張設され所定以上の電流値で溶断す
    る金属線と、 前記金属線および前記金属端子を被覆し、前記金属線を
    被覆する部分が前記金属端子を被覆する部分より肉薄で
    あるオルガノポリシロキサン系重合物を主成分とする被
    覆部とを具備したことを特徴としたヒューズ。
  4. 【請求項4】 一面に開口部を開口した収容体、およ
    び、一対の金属端子が設けられこれら金属端子間に張設
    される金属線を前記収容体内に収納して前記開口部を閉
    塞し前記収容体に取り付けられる蓋体を備えた外囲器を
    有し、 被覆部は、少なくとも前記金属線を被覆する部分と前記
    収容体の内面との間に空間部を設けて被覆することを特
    徴とした請求項3記載のヒューズ。
  5. 【請求項5】 被覆部は、蓋体にて閉塞された収容体の
    内部空間体積に占有する体積の割合が0.8以下である
    ことを特徴とした請求項1、2および4いずれか一記載
    のヒューズ。
  6. 【請求項6】 収容体の内周面と被覆部の外周面との間
    にセラミックスを主成分とする冷却部材が設けられたこ
    とを特徴とする請求項1、2、4および5いずれか一記
    載のヒューズ。
  7. 【請求項7】 被覆部の金属線を被覆する部分の表面に
    セラミックスを主成分とする冷却部材が設けられたこと
    を特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載のヒュー
    ズ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101794691A (zh) * 2010-03-18 2010-08-04 南京萨特科技发展有限公司 一种插件式丝状保险丝及其制造方法
JP2016143646A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 内橋エステック株式会社 保護素子
CN110299272A (zh) * 2018-03-21 2019-10-01 厦门赛尔特电子有限公司 一种具有灭弧介质的温度保险丝

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