JPH1119082A - 画像再構成装置 - Google Patents
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- JPH1119082A JPH1119082A JP9174314A JP17431497A JPH1119082A JP H1119082 A JPH1119082 A JP H1119082A JP 9174314 A JP9174314 A JP 9174314A JP 17431497 A JP17431497 A JP 17431497A JP H1119082 A JPH1119082 A JP H1119082A
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
く再構成処理に掛かる時間を短縮させることができる画
像再構成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 被検体を透過したX線の線量分布を基に
得られた投影データを再構成することにより、被検体内
のX線吸収係数分布を求める第一再構成処理部7と、第
一再構成処理部7により求められたX線吸収係数分布に
基づいて関心領域を抽出する領域抽出部13と、前記関
心領域内のX線吸収係数分布を前記第一再構成処理部7
より高い空間分解能で求める第二再構成処理部15と、
第二再構成処理部15により求められたX線吸収係数分
布を画像として表示する表示部25を備えて構成され
る。
Description
放射線の線量分布を複数方向から計測した投影データか
ら前記被検体内部の吸収係数分布を再構成する画像再構
成装置に関するものである。
の線量分布を複数方向から計測した投影データから前記
被検体内部の吸収係数分布を画像として再構成する方法
として、フィルター補正逆投影法(Filtered Backproje
ction )が一般的に用いられている。現在のX線CT装
置の再構成法は、ハードウェア化を容易にするため、近
似が行われていたり、空間フィルターを補正フィルター
に加味している等の違いがあるが、基本的にはこの方法
を採用している。
て再構成するには、専用のハードウェアを用いて約1秒
程度掛かっている。
収係数の三次元分布画像を細かく観察したいという要望
がある。しかしこのような三次元分布画像を再構成する
ためには、多数の断層像の再構成を行わなければならな
い。特に、図20に示すようにX線管等のX線ビーム発
生源を回転させながら、天板を移動することにより、天
板に載置された被検体を螺旋状にスキャンするヘリカル
スキャンCT(スパイラルスキャンCT、螺旋スキャン
CTともいう)や、図21に示すようにX線ビーム発生
源からコーン状のX線ビームを発生させてそれを二次元
検出器で収集するコーンビームCTでは、再構成する断
層面が飛躍的に増加し、かつ、その再構成アルゴリズム
が複雑になるので、非常に多くの時間が掛かるという問
題が生じる。
域をM3 voxel 、投影方向数をNとすると、三次元的な
逆投影演算をM3 ×N回行う必要があり、再構成画像を
得るまでに、スーパーコンピュータ(通常のハードウェ
アの約1000倍の演算処理速度を有する)でも使用し
なければ臨床の場で使用するには不可能なほどの時間が
必要となる。
ら、断面を高速に再構成することにより、カテーテルの
先端部の追跡や、造影剤の流入・流出量の変化を観察す
ることが行われている。
の観察は、1秒間に1フレーム以上(6フレーム程度)
の高速で行いたいという要望がある。しかしながら、こ
のような動画像を再構成するためには、非常に多くの時
間が掛かる。
、投影方向数をN、1秒間にL枚の画像を再構成しよ
うとすると、M2 ×N×L回の演算を1秒間に行わなく
てはならず、前記専用のハードウェアでは不可能なもの
となっている。この要求を満たすために、再構成を行う
サイズを512×512 pixel2 から256×256 p
ixel2 に減少させることにより前記の再構成スピードを
実現している。しかし、1画素の大きさが大きくなるの
で、その分画質が低下して、動いている物体が見にくい
等の問題が生じる。
で、関心領域もしくは対象領域については、画質を低下
させること無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させる
ことが可能な画像再構成装置を提供することを目的とす
る。
請求項1記載の発明は、被検体を透過したX線の線量分
布を基に得られた投影データを再構成することにより、
被検体内のX線吸収係数分布を求める第一の再構成手段
と、前記第一の再構成手段により求められたX線吸収係
数分布に基づいて関心領域を抽出する領域抽出手段と、
前記関心領域内のX線吸収係数分布を前記第一の再構成
手段より高い空間分解能で求める関心領域再構成手段
と、前記関心領域再構成手段により求められたX線吸収
係数分布を画像として表示する表示手段を備えたことを
要旨とする。
は、第一の再構成手段は、被検体を透過したX線の線量
分布を基に得られた投影データを再構成することによ
り、被検体内のX線吸収係数分布を求め、領域抽出手段
は、前記第一の再構成手段により求められたX線吸収係
数分布に基づいて関心領域を抽出する。そして、関心領
域再構成手段は、前記関心領域内のX線吸収係数分布を
前記第一の再構成手段より高い空間分解能で求め、表示
手段は、この関心領域再構成手段により求められたX線
吸収係数分布を画像として表示する。これにより、関心
領域については、画質を低下させること無く、再構成処
理に掛かる時間を短縮させることができる。また、前記
第一の再構成手段及び前記関心領域再構成手段は時間的
に連続する投影データを順次再構成するものであり、前
記関心領域再構成手段は、X線吸収係数を求める位置を
再構成する画像毎に順次切り換えるものであることが望
ましい。
過したX線の線量分布を基に得られた投影データを再構
成することにより、被検体内のX線吸収係数分布を求め
る第一の再構成手段と、前記第一の再構成手段により求
められたX線吸収係数分布に基づいて関心領域を抽出す
る領域抽出手段と、前記関心領域内のX線吸収係数を前
記第一の再構成手段より高い精度で求める関心領域再構
成手段とを備えたことを要旨とする。
は、第一の再構成手段は、被検体を透過したX線の線量
分布を基に得られた投影データを再構成することによ
り、被検体内のX線吸収係数分布を求め、領域抽出手段
は、前記第一の再構成手段により求められたX線吸収係
数分布に基づいて関心領域を抽出する。そして、関心領
域再構成手段は、前記関心領域内のX線吸収係数を前記
第一の再構成手段より高い精度で求める。これにより、
関心領域については、画質を低下させること無く、再構
成処理に掛かる時間を短縮させることができる。
体を中心として所定角度づつ回転したときにそれと対向
する場所に位置する検出器から各角度毎の出力を収集し
たものであり、前記第一の再構成手段は前記X線検出器
内の一部の出力に基づいて再構成をするものであり、か
つ、前記関心領域再構成手段は、前記第一の再構成手段
が再構成に使用するX線検出器の出力と前記第一の再構
成手段が再構成に使用しない少なくとも1つのX線検出
素子の出力に基づいて再構成をするものであることが望
ましい。
出器が複数のX線検出素子からなるとき被検体を中心と
して所定角度づつ回転したときに、それと対向する場所
に位置する検出器から各角度毎の出力を収集したもので
あり、前記関心領域再構成手段が再構成に使用する投影
データは、前記第一の再構成手段が再構成に使用する投
影データよりその角度ピッチが小さいことが望ましい。
透過したX線の線量分布を基に得られた投影データから
被検体内のX線吸収係数分布を所定のデータ数より少な
く再構成する第一の再構成手段と、この第一の再構成手
段により再構成されたデータを基に診断の対象とする領
域を抽出する領域抽出手段と、この領域抽出手段により
抽出された対象領域については、前記第一の再構成手段
により再構成された画素を除く全画素について被検体内
のX線吸収係数分布を前記投影データを基に再構成する
第二の再構成手段と、前記領域抽出手段により抽出され
た対象領域については、第一の再構成手段により再構成
されたデータと、第二の再構成手段により再構成された
データを合成して診断用のデータとし、前記対象領域を
除く領域については、第一の再構成手段により再構成さ
れたデータを診断用のデータとする合成手段とを有する
ことを要旨とする。
は、第一の再構成手段は、被検体を透過したX線の線量
分布を基に得られた投影データから被検体内のX線吸収
係数分布を所定のデータ数より少なく再構成し、この再
構成されたデータを基に領域抽出手段は、診断の対象と
する領域を抽出する。また、第二の再構成手段は、この
抽出された対象領域については、前記第一の再構成手段
により再構成された画素を除く全画素について被検体内
のX線吸収係数分布を前記投影データを基に再構成す
る。そして合成手段は、前記領域抽出手段により抽出さ
れた対象領域については、第一の再構成手段により再構
成されたデータと、第二の再構成手段により再構成され
たデータを合成して診断用のデータとし、前記対象領域
を除く領域については、第一の再構成手段により再構成
されたデータを診断用のデータとする。これにより、対
象領域については、画質を低下させること無く、再構成
処理に掛かる時間を短縮させることができる。
透過したX線の線量分布を基に得られた投影データを縮
小する縮小手段と、この縮小手段により縮小された投影
データを基に、被検体内のX線吸収係数分布を再構成す
る第一の再構成手段と、この第一の再構成手段により再
構成されたデータを基に診断の対象とする領域を抽出す
る領域抽出手段と、この領域抽出手段により抽出された
対象領域については、被検体を透過したX線の線量分布
を基に得られた投影データを基に、被検体内のX線吸収
係数分布を再構成する第二の再構成手段と、前記領域抽
出手段により抽出された対象領域については、第二の再
構成手段により再構成されたデータを診断用のデータと
し、前記対象領域を除く領域については、第一の再構成
手段により再構成されたデータを診断用のデータとする
合成手段とを有することを要旨とする。
は、縮小手段は、被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた投影データを縮小し、この縮小された投影デ
ータを基に、第一の再構成手段は、被検体内のX線吸収
係数分布を再構成し、この第一の再構成手段により再構
成されたデータを基に、領域抽出手段は、診断の対象と
する領域を抽出する。また、第二の再構成手段は、この
領域抽出手段により抽出された対象領域については、被
検体を透過したX線の線量分布を基に得られた投影デー
タを基に、被検体内のX線吸収係数分布を再構成する。
そして、合成手段は、前記領域抽出手段により抽出され
た対象領域については、第二の再構成手段により再構成
されたデータを診断用のデータとし、前記対象領域を除
く領域については、第一の再構成手段により再構成され
たデータを診断用のデータとする。これにより、対象領
域については、画質を低下させること無く、再構成処理
に掛かる時間を短縮させることができる。
透過したX線の線量分布を基に得られた投影データから
被検体内のX線吸収係数分布を所定のデータ数より少な
く再構成する第一の再構成手段と、この第一の再構成手
段により再構成された最新のデータと、この最新のデー
タ以前に再構成されたデータとを減算する減算手段と、
この減算手段により減算されたデータを基に診断の対象
とする領域を抽出する領域抽出手段と、この領域抽出手
段により抽出された対象領域については、前記第一の再
構成手段により再構成された画素を除く全画素について
被検体内のX線吸収係数分布を前記投影データを基に再
構成する第二の再構成手段と、前記領域抽出手段により
抽出された対象領域については、第一の再構成手段によ
り再構成されたデータと、第二の再構成手段により再構
成されたデータを合成して診断用のデータとし、前記対
象領域を除く領域については、第一の再構成手段により
再構成されたデータを診断用のデータとする合成手段と
を有することを要旨とする。
は、第一の再構成手段は、被検体を透過したX線の線量
分布を基に得られた投影データから被検体内のX線吸収
係数分布を所定のデータ数より少なく再構成し、減算手
段は、この第一の再構成手段により再構成された最新の
データと、この最新のデータ以前に再構成されたデータ
とを減算し、領域抽出手段は、この減算手段により減算
されたデータを基に診断の対象とする領域を抽出する。
また、第二の再構成手段は、この領域抽出手段により抽
出された対象領域については、前記第一の再構成手段に
より再構成された画素を除く全画素について被検体内の
X線吸収係数分布を前記投影データを基に再構成する。
そして、合成手段は、前記領域抽出手段により抽出され
た対象領域については、第一の再構成手段により再構成
されたデータと、第二の再構成手段により再構成された
データを合成して診断用のデータとし、前記対象領域を
除く領域については、第一の再構成手段により再構成さ
れたデータを診断用のデータとする。これにより、対象
領域については、画質を低下させること無く、再構成処
理に掛かる時間を短縮させることができる。
を透過したX線の線量分布を基に得られた投影データを
縮小する縮小手段と、この縮小手段により縮小された投
影データを基に、被検体内のX線吸収係数分布を再構成
する第一の再構成手段と、この第一の再構成手段により
再構成された最新のデータと、この最新のデータ以前に
再構成されたデータとを減算する減算手段と、この減算
手段により減算されたデータを基に診断の対象とする領
域を抽出する領域抽出手段と、この領域抽出手段により
抽出された対象領域については、被検体を透過したX線
の線量分布を基に得られた所定数の投影データを基に、
被検体内のX線吸収係数分布を再構成する第二の再構成
手段と、前記領域抽出手段により抽出された対象領域に
ついては、第二の再構成手段により再構成されたデータ
を診断用のデータとし、前記対象領域を除く領域につい
ては、第一の再構成手段により再構成されたデータを診
断用のデータとする合成手段とを有することを要旨とす
る。
は、縮小手段は、被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた投影データを縮小し、第一の再構成手段は、
この縮小手段により縮小された投影データを基に、被検
体内のX線吸収係数分布を再構成し、減算手段は、この
第一の再構成手段により再構成された最新のデータと、
この最新のデータ以前に再構成されたデータとを減算
し、領域抽出手段は、この減算手段により減算されたデ
ータを基に診断の対象とする領域を抽出する。また、第
二再構成手段は、この領域抽出手段により抽出された対
象領域については、被検体を透過したX線の線量分布を
基に得られた所定数の投影データを基に、被検体内のX
線吸収係数分布を再構成する。そして、合成手段は、前
記領域抽出手段により抽出された対象領域については、
第二の再構成手段により再構成されたデータを診断用の
データとし、前記対象領域を除く領域については、第一
の再構成手段により再構成されたデータを診断用のデー
タとする。これにより、対象領域については、画質を低
下させること無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させ
ることができる。
たX線の線量分布を基に得られた投影データから被検体
内のX線吸収係数分布を任意の補間方法を用いて再構成
する第一の再構成手段と、この第一の再構成手段により
再構成された最新のデータと、この最新のデータ以前に
再構成されたデータとを減算する減算手段と、この減算
手段により減算されたデータを基に診断の対象とする領
域を抽出する領域抽出手段と、この領域抽出手段により
抽出された対象領域については、前記第一の再構成手段
により使用した補間方法より高精度な補間方法を使用し
て再構成する第二の再構成手段と、前記領域抽出手段に
より抽出された対象領域については、第一の再構成手段
により再構成されたデータと、第二の再構成手段により
再構成されたデータを合成して診断用のデータとし、前
記対象領域を除く領域については、第一の再構成手段に
より再構成されたデータを診断用のデータとする合成手
段とを有することを要旨とする。
を透過したX線の線量分布を基に得られた投影データを
基に診断の対象とする領域を抽出する領域抽出手段と、
この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、被検体を透過したX線の線量分布を基に得られた投
影データを基に被検体内のX線吸収係数分布を再構成す
る再構成手段とを有することを要旨とする。
は、領域抽出手段は、被検体を透過したX線の線量分布
を基に得られた投影データを基に診断の対象とする領域
を抽出する。そして、再構成手段は、この領域抽出手段
により抽出された対象領域については、被検体を透過し
たX線の線量分布を基に得られた投影データを基に被検
体内のX線吸収係数分布を再構成する。これにより、対
象領域については、画質を低下させること無く、再構成
処理に掛かる時間を短縮させることができる。
透過したX線の線量分布を基に得られた最新の投影デー
タと、この最新の投影データより以前に得られた投影デ
ータとを減算する減算手段と、この減算手段により減算
されたデータを基に診断の対象とする領域を抽出する領
域抽出手段と、この領域抽出手段により抽出された対象
領域については、被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた所定数の投影データを基に被検体内のX線吸
収係数分布を再構成する第二の再構成手段と、を有する
ことを要旨とする。
透過したX線の線量分布を基に得られた最新の投影デー
タと、この最新の投影データより以前に得られた投影デ
ータとを減算する減算手段と、この減算手段により減算
されたデータを基に診断の対象とする領域を抽出する領
域抽出手段と、この領域抽出手段により抽出された対象
領域については、被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた所定数の投影データを基に被検体内のX線吸
収係数分布を再構成する第二の再構成手段と、被検体を
透過したX線の線量分布を基に得られた投影データを縮
小する縮小手段と、この縮小手段により縮小された投影
データを基に、被検体内のX線吸収係数分布を再構成す
る第三の再構成手段と、前記領域抽出手段により抽出さ
れた対象領域については、第二の再構成手段により再構
成されたデータを診断用のデータとし、前記対象領域を
除く領域については、第三の再構成手段により再構成さ
れたデータを診断用のデータとする合成手段とを有する
ことを要旨とする。
は、減算手段は、被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた最新の投影データと、この最新の投影データ
に得られた投影データとを減算し、領域抽出手段は、こ
の減算手段により減算されたデータを基に診断の対象と
する領域を抽出し、第二の再構成手段は、この領域抽出
手段により抽出された対象領域については、被検体を透
過したX線の線量分布を基に得られた所定数の投影デー
タを基に被検体内のX線吸収係数分布を再構成する。ま
た、縮小手段は、被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた投影データを縮小し、第三の再構成手段は、
この縮小手段により縮小された投影データを基に、被検
体内のX線吸収係数分布を再構成する。そして、合成手
段は、前記領域抽出手段により抽出された対象領域につ
いては、第二の再構成手段により再構成されたデータを
診断用のデータとし、前記対象領域を除く領域について
は、第三の再構成手段により再構成されたデータを診断
用のデータとする。これにより、対象領域については、
画質を低下させること無く、再構成処理に掛かる時間を
短縮させることができる。
透過したX線の線量分布を基に得られた最新の投影デー
タと、この最新の投影データより以前に得られた投影デ
ータとを減算する減算手段と、この減算手段により減算
されたデータを基に診断の対象とする領域を抽出する領
域抽出手段と、この領域抽出手段により抽出された対象
領域については、被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた所定数の投影データを基に被検体内のX線吸
収係数分布を再構成する第二の再構成手段と、この第二
の再構成手段より精度の低い補間方法を用いてX線吸収
係数分布を再構成する第三の再構成手段と、前記領域抽
出手段により抽出された対象領域については、第二の再
構成手段により再構成されたデータを診断用のデータと
し、前記対象領域を除く領域については、第三の再構成
手段により再構成されたデータを診断用のデータとする
合成手段とを有することを要旨とする。
段は、対象領域とするX線吸収係数分布の値の範囲を指
定する範囲指定部と、前記第一の再構成手段により再構
成されたデータ中で、前記範囲指定部により指定された
範囲内にある領域を抽出する抽出部とを有することを要
旨とする。
構成手段は、前記第一の再構成手段より高度な補間法を
用いることにより、高い精度のX線吸収係数分布を再構
成することを要旨とする。
図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像再構
成装置の第1実施形態を示したブロック図である。
構成装置1は、検出器3と、アナログ/デジタル変換部
(以下A/D変換部と記す)5と、第一の再構成手段と
しての第一再構成処理部7と、補間処理部9と、第一画
像メモリ部11と、領域抽出手段としての領域抽出部1
3と、関心領域再構成手段、第二の再構成手段としての
第二再構成処理部15と、第二画像メモリ部17と、合
成手段としての画像合成部19と、合成画像メモリ部2
1と、ディジタル/アナログ変換部(以下D/A変換部
と記す)23と、表示部25とを有している。
弧状の列となるように配置したものであり、X線ビーム
発生源(図示せず)から曝射され、被検体を透過したX
線を前記検出素子列により検出して電気信号に変換した
投影データを得る。A/D変換部5は、検出器3により
得られた投影データ(アナログ信号)をディジタル信号
に変換する。
よりディジタル信号に変換された投影データを基に、離
散化された再構成空間内で数要素(画素)おき、例えば
1画素おきにX線吸収係数分布を再構成データとして再
構成する。なお、以下の説明で用いる画素は2次元にお
ける最小単位である「ピクセル」、3次元における最小
単位である「ボクセル」を含むものである。
構成されなかった画素について、その周りの画素の値を
利用して補間する。第一画像メモリ部11は、第一再構
成処理部7により再構成された再構成データと、補間処
理部9により補間処理されたデータを画素毎に記憶す
る。
より再構成された再構成データ中で、予め入力装置(図
示せず)を用いて操作者により設定された値の範囲内
と、その隣にある画素で、かつ第一再構成処理部7では
再構成されなかった領域を再構成領域として抽出する。
により抽出された再構成領域を、A/D変換部5により
ディジタル信号に変換された投影データを基にX線吸収
係数分布を再構成する。この時、ここで再構成されない
画素については、人体内部に存在し得ない値λ(例えば
9999)とする。第二画像メモリ部17は、第二再構
成処理部15により再構成された再構成データと、再構
成されずに値λとされたデータを画素毎に記憶する。
に記憶された各画素のデータをチェックし、値λである
場合は、第一画像メモリ部11に記憶された同一画素の
値をその画素の値とし、値λ以外の場合は、そのまま第
二画像メモリ部17に記憶された値をその画素の値とす
る。
により合成されたデータを画素毎に記憶する。D/A変
換部23は、画像合成メモリ部21に記憶されたデータ
を読み出してアナログデータに変換する。表示部25
は、ディスプレイ(図示せず)を備え、D/A変換部2
3によりアナログデータに変換されたデータを前記ディ
スプレイに表示可能なデータに変換して前記ディスプレ
イ上に表示する。
動作を説明する。まず、X線CT装置(図示せず)で
は、X線ビーム発生源(図示せず)を回転させながらX
線をファン状に照射する。
射されたX線を検出し、例えば0.3度づつ1200パ
ターン(1回転分)の投影データを得る。この1200
パターンの投影データは、A/D変換部5でディジタル
信号に変換され、第一再構成処理部7と第二再構成処理
部15に供給される。
供給されると、第一再構成処理部7は、この投影データ
を基に、離散化された数要素(画素)おきにX線吸収係
数分布を再構成データとして再構成する。例えば、図
2、図3の斜線で示すように1画素おきにX線吸収係数
分布(水を0、空気を−1000としたCT値)を再構
成する。再構成方法としては、例えば、1200パター
ンの投影データに対して所定のコンボリューションフィ
ルターを掛けた後、前記1画素おきのデータに対して逆
投影演算(バックプロジェクション)を行う。尚、この
再構成する領域は、例えば前記X線ビーム発生源から照
射される全てのX線束に内接する円として定義される。
構成が行われると、補間処理部9は、第一再構成処理部
7で再構成されなかった画素について、その周りの画素
の値を利用して補間する。例えば、図2に示す例では、
補間する画素を中心にして上下左右の4画素の平均値を
補間する画素の値とする。また、図3に示す例では、斜
め右上、斜め右下、斜め左上、斜め左下の4画素の平均
値、もしくは上下か左右の2画素の平均値を補間する画
素の値とする。この補間されたデータと、第一再構成処
理部7により再構成された再構成データは、画素毎に第
一画像メモリ部11に記憶される。
きに再構成が行われると、領域抽出部13は、再構成デ
ータ中で、予め入力装置(図示せず)により入力された
値の範囲内の領域と、その隣にある画素で、かつ第一再
構成処理部7では再構成されなかった領域を再構成領域
として抽出する。例えば、図4に示す例では、画素Aが
前記範囲内であった場合、画素Aを中心にして図中に三
角で示す上下左右4画素を再構成領域として抽出する。
また、図5に示す例では、画素Aが前記範囲内であった
場合、画素Aを中心にして図中に三角で示す上下左右
と、斜め右上、斜め右下、斜め左上、斜め左下の8画素
を再構成領域として抽出する。
れると、第二再構成処理部15は、この再構成領域につ
いて、A/D変換部5によりディジタル信号に変換され
た投影データを基にX線吸収係数分布を再構成データと
して再構成する。この時、ここで再構成されない画素に
ついては、人体内部に存在し得ない値λ(例えば999
9)とする。この値λと、第二再構成処理部15で再構
成された再構成データは、第二画像メモリ部17に画素
毎に記憶される。
データが記憶されると、画像合成部19は、第二画像メ
モリ部17に記憶された各画素のデータをチェックし、
値λである場合は、第一画像メモリ部11に記憶された
同一画素の値をその画素の値とし、値λ以外の場合は、
そのまま第二画像メモリ部17に記憶された値をその画
素の値とする。これにより、第一画像メモリ部11に記
憶されたデータと第二画像メモリ部17に記憶されたデ
ータが合成される。この合成されたデータは、合成画像
メモリ部21に記憶される。
ると、D/A変換部23は、画像合成メモリ部21に記
憶されたデータを読み出してアナログデータに変換す
る。そして、このアナログデータに変換されたデータ
は、表示部25により、前記ディスプレイに表示可能な
画像データに変換され、前記ディスプレイ上に表示され
る。
置1では、所定の領域については、全画素について再構
成され、前記領域以外は、1画素おきのデータについて
再構成されるので、前記領域については、画質を低下さ
せること無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させるこ
とができる。
は、1画素おきに再構成を行っているが、本発明はこれ
に限定されること無く、例えば図6に示すように2行2
列の画素(2×2画素)毎にその中心位置のX線吸収係
数分布を前記投影データを基に再構成するようにしても
良い。この場合、2×2画素の中心位置のX線吸収係数
分布を再構成しているので、抽出すべき情報の見落とし
が減少する。またこの場合、補間処理部9は、二次元の
一次補間(Bi-Linear 補間)を行う。この二次元の一次
補間は、図7に示すように、隣接する2つの中心位置の
値(実線の矢印)から所望の画素の中心線上の値(点線
の矢印)を前記所望の画素を挟んで2点について求め、
この2点の値から所望の画素の値(所望の画素の中心位
置の値;図中丸で示す位置の値)を求めるというもので
ある。この二次元の一次補間を行うと演算量が増加する
ため、補間関数を0次、即ち、最も近い位置の値をその
画素の値にするという方法を採ると、2×2画素の中心
の値が2×2画素全ての値となり、補間処理の演算量を
減少させることができる。
実施形態を図8を用いて説明する。尚、図8中、図1で
示したものと同一のものは同一の記号を付して詳細な説
明を省略した。
成装置30は、検出器3と、A/D変換部5と、縮小手
段としての縮小処理部31と、第一の再構成手段として
の第一再構成処理部33と、拡大処理部35と、第一画
像メモリ部37と、領域抽出手段としての領域抽出部1
3と、第二の再構成手段としての第二再構成処理部15
と、第二画像メモリ部17と、合成手段としての画像合
成部19と、合成画像メモリ部21と、D/A変換部2
3と、表示部25とを有し、投影データを縮小した後に
再構成し、所定の領域を抽出するようにしたものであ
る。
ディジタル信号に変換された投影データの数を例えば5
12個から256個に縮小する。ここで縮小とは画像処
理技術における縮小を意味し、例えば隣接する2画素の
値の平均を取ることにより、2画素の値をその平均値に
より代表させる。
により縮小された投影データを基に、図9に示すように
2×2画素を1画素として再構成する。尚、ここでは、
2×2画素を1画素として再構成しているが、このサイ
ズを大きくすれば演算量は減り、高速な処理が可能とな
るが、逆にそのサイズ以下の対象物を見逃してしまう可
能性がある。したがって、2×2画素が好適である。
により2×2画素で1つの画素の値とされたものを、画
像処理技術の拡大処理を用いて元の2×2画素に戻す。
第一画像メモリ部37は、拡大処理部35により拡大処
理されたデータを画素毎に記憶する。
の動作を説明する。まず、X線CT装置(図示せず)で
は、X線ビーム発生源(図示せず)を回転させながらX
線をファン状に照射する。
射されたX線を検出し、投影データを得る。この投影デ
ータは、A/D変換部5でディジタル信号に変換され、
縮小処理部31および第二再構成処理部15に供給され
る。
供給されると、縮小処理部31は、この供給された投影
データの数を例えば512個から256個に縮小する。
そして縮小処理部31は、この縮小された投影データを
第一再構成処理部33に供給する。
一再構成処理部33は、この縮小された投影データを基
に、図9に示すように2×2画素を1画素として再構成
する。そして第一再構成処理部33は、この再構成した
データを拡大処理部35と領域抽出部13に供給する。
供給されると拡大処理部35は、第一再構成処理部33
により2×2画素で1つの画素の値とされたものを元の
2×2画素に戻す。このとき、各画素の値は、前記再構
成された1つの画素の値(4画素とも同一値となる)と
しても良いし、再構成された値をその2×2画素の中心
位置の値として図7に示した補間処理と同様にして求め
ても良い。そして拡大処理部35は、この拡大処理した
データを画素毎に第一画像メモリ部37に記憶する。
が行われると、領域抽出部13は、この再構成データ中
で、予め入力装置(図示せず)を用いて操作者により設
定された値の範囲内の領域を再構成領域として抽出す
る。そして領域抽出部13は、この再構成領域を第二再
構成処理部15に対して指示する。
例えば骨を抽出させたい場合は500〜3000、軟組
織を抽出させたい場合は0〜100のようにある程度幅
を持たせる。
れると第二再構成処理部15は、この再構成領域につい
て、A/D変換部5によりディジタル信号に変換された
投影データを基にX線吸収係数分布を再構成データとし
て再構成する。この時、ここで再構成されない画素につ
いては、人体内部に存在し得ない値λ(例えば999
9)とする。この値λと、第二再構成処理部15で再構
成された再構成データは、第二画像メモリ部17に画素
毎に記憶される。
データが記憶されると、画像合成部19は、第二画像メ
モリ部17に記憶された各画素のデータをチェックし、
値λである場合は、第一画像メモリ部37に記憶された
同一画素の値をその画素の値とし、値λ以外の場合は、
そのまま第二画像メモリ部17に記憶された値をその画
素の値とする。これにより、第一画像メモリ部37に記
憶されたデータと第二画像メモリ部17に記憶されたデ
ータが合成される。
同様に動作して画像合成部19により合成されたデータ
が表示部25のディスプレイ上に表示される。
置30では、所定の領域については、縮小しない投影デ
ータを基に全画素について再構成され、前記領域以外
は、縮小した投影データを基に2×2画素を1画素とし
て再構成されるので、前記領域については、画質を低下
させること無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させる
ことができる。
は、縮小処理部31で投影データを縮小し、さらに第一
再構成処理部33で2×2画素を1画素として再構成す
るようにしているが、本発明はこれに限定されること無
く、縮小処理部31と拡大処理部35を排除し、第一再
構成処理部33では、使用する投影データを少なくして
全画素について再構成し、第二再構成処理部15では、
全投影データを使用して再構成領域を再構成するように
しても良い。例えば、0.3度毎に投影データを収集し
ている場合、第一再構成処理部33は、一方向おき、即
ち0.6度毎の投影データを基に全画素について再構成
し、また、第二再構成処理部15は、0.3度毎の投影
データを基に再構成領域中の全画素について再構成す
る。
実施形態を図10を用いて説明する。尚、図10中、図
1で示したものと同一のものは同一の記号を付して詳細
な説明を省略した。
構成装置40は、検出器3と、A/D変換部5と、領域
抽出手段としての領域抽出部41と、第一の再構成手段
としての第一再構成処理部43と、第二の再構成手段と
しての第二再構成処理部45と、画像メモリ部47と、
D/A変換部23と、表示部25とを有し、投影データ
を基に所定の領域を抽出するようにしたものである。
ディジタル信号に変換された投影データ中で、予め入力
装置(図示せず)を用いて操作者により設定された値の
範囲に対応する領域を、目的の部位(例えば骨とか造影
血管等)が投影しているディテクタ(検出器3)上の領
域として抽出し、この抽出された領域の投影データを
「1」、それ以外の投影データを「0」とする。ここ
で、投影データはX線量の線積分となっているので、抽
出対象に対して造影剤を注入するような場合は、図11
に示すように、造影剤を注入する前に抽出対象を含む被
検体を撮影したデータを記憶するマスク像画像メモリ部
51と、造影剤注入後にこのマスク像画像メモリ部51
に記憶されたデータと同じ投影角度で撮影したデータを
記憶するライブ像画像メモリ部53と、マスク像画像メ
モリ部51に記憶されたデータとライブ像画像メモリ部
53に記憶されたデータとの減算を行う減算器55を設
け、造影剤注入前のデータと造影剤注入後のデータとを
減算したものから領域を抽出するようにしても良い。
うな1200方向のバイナリの投影データを用いて逆投
影および論理積処理により再生された領域を再構成領域
とし、その領域の再構成を行うように第二再構成処理部
45に指示する。
出器3)面上で完全に判断されたとすると、領域抽出部
41により抽出された領域以外には目的の部位は決して
投影しない。図12に示してある再構成領域以外は、投
影方向によっては領域抽出部41により抽出された領域
以外にも投影するので、目的の部位はこの領域内にはな
いと判断される。
画像領域の中で、領域抽出部41により抽出された領域
の逆投影が全ての方向で重なっている領域である。これ
は任意の画素で考えると、目的の部位の逆投影ラインが
全ての方向でこの画素を通過するかを判断することによ
り求められる。すなわち任意の方向で通過する場合を
「1」とし、通過しない場合を「0」とすると、全ての
領域を通過するかどうかを調べるには、全ての方向の値
(1か0)の論理積をとることにより求められる。
部43により指示された領域について、全投影データを
基にX線級数係数分布を再構成データとして再構成す
る。
5により再構成された再構成データを画素毎に記憶す
る。
の動作を説明する。まず、X線CT装置(図示せず)で
は、X線ビーム発生源(図示せず)を回転させながらX
線をファン状に照射する。
射されたX線を検出し、投影データを得る。この投影デ
ータは、A/D変換部5でディジタル信号に変換され、
領域抽出部41と第一再構成処理部43に供給される。
ると、領域抽出部41は、A/D変換部5から供給され
た投影データ中で、予め入力装置(図示せず)を用いて
操作者により設定された値の範囲に対応する領域を第二
再構成処理部45による再構成領域として抽出し、この
抽出された領域の投影データを「1」、それ以外の投影
データを「0」とする。
るような場合は、図11に示すように、造影剤を注入す
る前に抽出対象を含む被検体をマスク像画像メモリ部5
1に記憶させた後、このマスク像画像メモリ部51に記
憶されたデータと同じ投影角度で撮影したデータをライ
ブ像画像メモリ部53に記憶させる。そして、マスク像
画像メモリ部51に記憶されたデータとライブ像画像メ
モリ部53に記憶されたデータとの減算を減算器55に
より行い、領域を抽出する。
領域が抽出されると、第一再構成処理部43は、図12
に示すような1200方向のバイナリの投影データを用
いて逆投影および論理積処理により再生された領域を再
構成領域とし、その領域の再構成を行うように第二再構
成処理部45に指示する。
れると、第二再構成処理部45は、第一再構成処理部4
3により指示された領域について、全投影データを基に
X線級数係数分布を再構成データとして再構成する。そ
して、この再構成データは、画像メモリ部47に記憶さ
れ、表示部25のディスプレイ上に表示される。
40では、投影データを基に所定の領域の抽出し、この
抽出された領域のみ、第二再構成処理部45によって再
構成するようにしているので、前記領域については、画
質を低下させること無く、再構成処理に掛かる時間を短
縮させることができる。
は、領域抽出部41により、全ての投影データを用いて
領域抽出を行っているが、本発明はこれに限定されるこ
と無く、収集された投影データの一部、例えば投影角が
0度、45度、90度、135度の投影データのみを用
いて前記領域抽出を行うようにしても良い。この場合、
演算量を減少させることができる。
43による領域抽出では、画素中を占める割合が低い
と、その画素は領域の境界として抽出されないので、本
来の境界よりやや小さく推定される可能性がある。この
ため、第二再構成処理部45による再構成を行う前に、
領域を所定量広げるようにしても良い。この場合、例え
ば図13に示すように、領域抽出部41、第一再構成処
理部43によって抽出された領域を「1」、それ以外を
「0」に二値化する二値化処理部61と、この二値化処
理部61により二値化されたデータに対して図14に示
すようなコンボリューションカーネルを用いてコンボリ
ューション演算を行うフィルタリング処理部63と、こ
のフィルタリング処理部63によりコンボリューション
演算されたデータに対して閾値処理を行い、「0」以外
の領域を再構成領域として第二再構成処理部45に対し
て指示する閾値処理部65とを設けるようにする。
る再構成を行う前に、領域を所定量広げる手法は、各実
施形態(前述した第1実施形態から後述する第7実施形
態)に対しても同様に適用できることは言うまでもな
い。
実施形態を図15を用いて説明する。尚、図15中、図
1で示したものと同一のものは同一の記号を付して詳細
な説明を省略した。
構成装置70は、検出器3と、A/D変換部5と、第一
の再構成手段としての第一再構成処理部71と、第一画
像メモリ部73と、補間処理部75と、減算手段として
の減算器77と、領域抽出手段としての領域抽出部79
と、第二の再構成手段としての第二再構成処理部81
と、第二画像メモリ部83と、合成手段としての画像合
成部85と、合成画像メモリ部21と、D/A変換部2
3と、表示部25とを有している。
によりディジタル信号に変換された投影データを基に、
離散化された数要素(画素)おき、例えば1画素おきに
X線吸収係数分布を再構成データとして再構成する。第
一画像メモリ部73は、第一再構成処理部71により再
構成された再構成データを一時保持する。補間処理部7
5は、第一再構成処理部7で再構成されなかった画素に
ついて、その周りの画素の値を利用して補間する。
りディジタル信号に変換された再構成データと、第一画
像メモリ部73に記憶された前記再構成データの1フレ
ーム前の再構成データとを減算する。
されたデータ(絶対値)中で、予め入力装置(図示せ
ず)を用いて操作者により設定された閾値以上の領域を
再構成領域として抽出する。
により抽出された再構成領域を、A/D変換部5により
ディジタル信号に変換された投影データを基にX線吸収
係数分布を再構成データとして再構成する。この時、こ
こで再構成されない画素については、人体内部に存在し
得ない値λ(例えば9999)とする。第二画像メモリ
部83は、第二再構成処理部15により再構成された再
構成データと、再構成されずに値λとされたデータを画
素毎に記憶する。
に記憶された各画素のデータをチェックし、値λである
場合は、補間処理部75から供給された同一画素の値を
その画素の値とし、値λ以外の場合は、そのまま第二画
像メモリ部83に記憶された値をその画素の値とする。
の動作を説明する。まず、X線CT装置(図示せず)で
は、X線ビーム発生源(図示せず)を回転させながらX
線をファン状に照射する。
射されたX線を検出し、例えば0.3度づつ1200パ
ターン(1回転分)の投影データを得る。この1200
パターンの投影データは、A/D変換部5でディジタル
信号に変換され、第一再構成処理部71と第二再構成処
理部81に供給される。
供給されると、第一再構成処理部71は、この投影デー
タを基に、離散化された数要素(画素)おきにX線吸収
係数分布を再構成データとして再構成する。例えば、図
2、図3の斜線で示すように1画素おきにX線吸収係数
分布(水を0、空気を−1000としたCT値)を再構
成する。再構成方法としては、例えば、1200パター
ンの投影データに対して所定のコンボリューションフィ
ルターを掛けた後、前記1画素おきのデータに対して逆
投影演算(バックプロジェクション)を行う。尚、この
再構成する領域は、例えば前記X線ビーム発生源から照
射される全てのX線束に内接する円として定義される。
データを第一画像メモリ部73に記憶させるとともに、
減算器77に供給する。
保持されると、補間処理部75は、第一再構成処理部7
1で再構成されなかった画素について、その周りの画素
の値を利用し、前記第1実施形態の補間処理部9と同様
にして補間する。そして、補間処理部75は、この補間
されたデータと第一再構成処理部71により再構成され
た再構成データを画像合成部85に供給する。
1によりディジタル信号に変換された再構成データと、
第一画像メモリ部73に記憶された前記再構成データの
1フレーム前の再構成データとを減算して、領域抽出部
79に供給する。
ると、領域抽出部79は、この減算後のデータ(絶対
値)中で、予め入力装置(図示せず)を用いて操作者に
より設定された閾値以上の領域を再構成領域として抽出
する。そして第二再構成処理部81に対して再構成領域
を指示する。
れると、第二再構成処理部81は、領域抽出部13によ
り抽出された再構成領域を、A/D変換部5によりディ
ジタル信号に変換された投影データを基にX線吸収係数
分布を再構成データとして再構成する。この時、ここで
再構成されない画素については、人体内部に存在し得な
い値λ(例えば9999)とする。この値λと、第二再
構成処理部81により再構成された再構成データは、第
二画像メモリ部83に画素毎に記憶される。
データが記憶されると、画像合成部85は、第二画像メ
モリ部83に記憶された各画素のデータをチェックし、
値λである場合は、補間処理部75から供給された同一
画素の値をその画素の値とし、値λ以外の場合は、その
まま第二画像メモリ部83に記憶された値をその画素の
値とする。これにより、補間処理部75から供給された
データと第二画像メモリ部83に記憶されたデータが合
成される。この合成されたデータは、合成画像メモリ部
21に記憶される。
ると、D/A変換部23は、画像合成メモリ部21に記
憶されたデータを読み出してアナログデータに変換す
る。そして、このアナログデータに変換されたデータ
は、表示部25により、前記ディスプレイに表示可能な
画像データに変換され、前記ディスプレイ上に表示され
る。 このように、第4実施形態の画像再構成装置70
では、最新の再構成データと1フレーム前の再構成デー
タとを減算してデータから所定の領域の抽出を行い、こ
の所定の領域については、全画素について再構成され、
前記領域以外は、1画素おきのデータについて再構成さ
れるので、前記領域については、画質を低下させること
無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させることができ
る。特に、第4実施形態の画像再構成装置70では、最
新の再構成データと1フレーム前の再構成データとを減
算したデータから所定の領域の抽出を行っているので、
任意の断層を連続スキャンしながら、断面を高速に再構
成することにより、カテーテルの先端部の追跡や、造影
剤の流入・流出量の変化を観察するような場合に効果が
高い。
実施形態を図16を用いて説明する。尚、図16中、図
15で示したものと同一のものは同一の記号を付して詳
細な説明を省略した。
構成装置90は、検出器3と、A/D変換部5と、縮小
手段としての縮小処理部91と、第一の再構成手段とし
ての第一再構成処理部93と、第一画像メモリ部95
と、拡大処理部97と、減算手段としての減算器99
と、領域抽出手段としての領域抽出部101と、第二の
再構成手段としての第二再構成処理部103と、第二画
像メモリ部105と、合成手段としての画像合成部10
7と、合成画像メモリ部21と、D/A変換部23と、
表示部25とを有し、投影データを縮小した後に再構成
し、所定の領域を抽出するようにしたものである。
ディジタル信号に変換された投影データの数を例えば5
12個から256個に縮小する。第一再構成処理部93
は、縮小処理部91により縮小された投影データを基
に、図9に示すように2×2画素を1画素として再構成
する。尚、ここでは、2×2画素を1画素として再構成
しているが、このサイズを大きくすれば演算量は減り、
高速な処理が可能となるが、逆にそのサイズ以下の対象
物を見逃してしまう可能性がある。したがって、2×2
画素が好適である。
部93により再構成された再構成データを一時保持す
る。拡大処理部97は、第一再構成処理部91により2
×2画素で1つの画素の値とされたものを元の2×2画
素に戻す。減算器99は、第一再構成処理部93により
ディジタル信号に変換された再構成データと、第一画像
メモリ部95に記憶された前記再構成データの1フレー
ム前の再構成データとを減算する。領域抽出部101
は、減算器99により減算されたデータ(絶対値)中
で、予め入力装置(図示せず)を用いて操作者により設
定された閾値以上の領域を再構成領域として抽出する。
01により抽出された再構成領域を、A/D変換部5に
よりディジタル信号に変換された投影データを基にX線
吸収係数分布を再構成データとして再構成する。この
時、ここで再構成されない画素については、人体内部に
存在し得ない値λ(例えば9999)とする。
理部103により再構成されたデータと、再構成されず
に値λとされたデータを画素毎に記憶する。画像合成部
107は、第二画像メモリ部105に記憶された各画素
のデータをチェックし、値λである場合は、拡大処理部
97から供給された同一画素の値をその画素の値とし、
値λ以外の場合は、そのまま第二画像メモリ部105に
記憶された値をその画素の値とする。
の動作を説明する。まず、X線CT装置(図示せず)で
は、X線ビーム発生源(図示せず)を回転させながらX
線をファン状に照射する。
射されたX線を検出し、例えば0.3度づつ1200パ
ターン(1回転分)の投影データを得る。この1200
パターンの投影データは、A/D変換部5でディジタル
信号に変換され、縮小処理部91と第二再構成処理部1
03に供給される。
供給されると、縮小処理部91は、この供給された投影
データの数を例えば512個から256個に縮小する。
そして縮小処理部91は、この縮小された投影データを
第一再構成処理部93に供給する。
一再構成処理部93は、この縮小された投影データを基
に、図9に示すように2×2画素を1画素として再構成
する。そして第一再構成処理部93は、この再構成デー
タを第一画像メモリ部95に一時保持させるとともに、
減算器99に供給する。
保持されると、拡大処理部97は、第一再構成処理部9
3により2×2画素で1つの画素の値とされたものを元
の2×2画素に戻す。このとき、各画素の値は、前記再
構成された1つの画素の値(4画素とも同一値となる)
値としても良いし、再構成された値をその2×2画素の
中心位置の値として図7に示した補間処理と同様にして
求めても良い。そして拡大処理部97は、この拡大処理
したデータを画像合成部107に供給する。
3によりディジタル信号に変換された再構成データと、
第一画像メモリ部95に記憶された前記再構成データの
1フレーム前の再構成データとを減算して、領域抽出部
101に供給する。
ると、領域抽出部101は、この減算後のデータ(絶対
値)中で、予め入力装置(図示せず)を用いて操作者に
より設定された閾値以上の領域を再構成領域として抽出
する。そして第二再構成処理部103に対して再構成領
域を指示する。
されると、第二再構成処理部103は、領域抽出部10
1により抽出された再構成領域を、A/D変換部5によ
りディジタル信号に変換された投影データを基にX線吸
収係数分布を再構成データとして再構成する。この時、
ここで再構成されない画素については、人体内部に存在
し得ない値λ(例えば9999)とする。この値λと、
第二再構成処理部103により再構成された再構成デー
タは、第二画像メモリ部105に画素毎に記憶される。
成データが記憶されると、画像合成部107は、第二画
像メモリ部105に記憶された各画素のデータをチェッ
クし、値λである場合は、拡大処理部97から供給され
た同一画素の値をその画素の値とし、値λ以外の場合
は、そのまま第2画像メモリ部105に記憶された値を
その画素の値とする。これにより、拡大処理部97から
供給されたデータと第二画像メモリ部105に記憶され
たデータが合成される。この合成されたデータは、合成
画像メモリ部21に記憶される。
と同様に動作して画像合成部107により合成されたデ
ータが表示部25のディスプレイ上の表示される。
置90では、最新の再構成データと1フレーム前の再構
成データとを減算したデータから所定の領域の抽出を行
い、この所定の領域については、縮小しない投影データ
を基に全画素について再構成され、前記領域以外は、縮
小した投影データを基に2×2画素を1画素として再構
成されるので、前記領域については、画質を低下させる
こと無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させることが
できる。特に、第5実施形態の画像再構成装置90で
は、最新の再構成データと1フレーム前の再構成データ
とを減算したデータから所定の領域の抽出を行っている
ので、任意の断層を連続スキャンしながら、断面を高速
に再構成することにより、カテーテルの先端部の追跡
や、造影剤の流入・流出量の変化を観察するような場合
に効果が高い。
実施形態を図17を用いて説明する。尚、図17中、図
15で示したものと同一のものは同一の記号を付して詳
細な説明を省略した。
構成装置110は、検出器3と、A/D変換部5と、第
一の再構成手段としての第一再構成処理部71と、第一
画像メモリ部111と、補間処理部75と、減算手段と
しての減算器77と、領域抽出手段としての領域抽出部
79と、第二の再構成手段としての第二再構成処理部8
1と、第二画像メモリ部83と、合成手段としての画像
合成部85と、合成画像メモリ部21と、D/A変換部
23と、表示部25とを有する。
ように4つのメモリ111a〜111dから成り、2×
2画素毎で画素の位置別に記憶する。例えば、図18中
では、数字1で示す各画素の再構成データを111aに
記憶し、数字2で示す各画素の再構成データを111b
に記憶し、数字3で示す各画素の再構成データを111
cに記憶し、数字4で示す各画素の再構成データを11
1dに記憶する。
一再構成処理部71は、再構成する画素を1フレーム毎
に変えるようにしている。例えば図18に示すように、
1フレーム目では数字1の画素を再構成し、2フレーム
目では数字2の画素を再構成し、3フレーム目では数字
3の画素を再構成し、4フレーム目では数字4の画素を
再構成するようにし、以後これを繰り返すようにする。
尚、再構成する順番はこれに限らず、他の順番で再構成
するようにしても良い。
部71から供給された再構成データと同一位置の一つ前
の再構成データを減算して領域抽出部79に供給する。
尚、ここでは、第一再構成処理部71から供給された再
構成データと同一位置の1つ前の再構成データとを減算
しているが、これに限らず、画素の位置は少しずれる
が、第一再構成処理部71から供給された再構成データ
と、1フレーム前の再構成データ(第一再構成処理部7
1により数字2の画素が再構成された場合は、数字1の
各画素の再構成データ)とを減算するようにしても良
い。
フレーム前の再構成データとで減算した結果双方を領域
抽出処理に送り、例えばどちらかの結果がある値の範囲
に入っていれば、それを再構成領域として抽出する等し
て、2つの結果を総合して抽出領域を判断しても良い。
と同様に動作して、画像合成部85により第一画像メモ
リ部111から供給されるデータと第二画像メモリ部8
3に記憶されているデータが合成されて表示部25のデ
ィスプレイ上に表示される。
置110では、第一再構成処理部71で再構成する画素
を1フレーム毎に変えるようにしているので、前記領域
については、画質を低下させること無く、再構成処理に
掛かる時間を短縮させることができる。
実施形態を図19を用いて説明する。尚、図19中、図
15で示したものと同一のものは同一の記号を付して詳
細な説明を省略した。
構成装置120は、検出器3と、A/D変換部5と、第
一投影データメモリ部121と、第二投影データメモリ
部123と、減算手段としての減算器125と、領域抽
出手段としての領域抽出部127と、第一の再構成手段
としての第一再構成処理部129と、第二の再構成手段
としての第二再構成処理部131と、第二画像メモリ部
133と、縮小手段としての縮小処理部135と、第三
再構成処理部137と、拡大処理部139と、第一画像
メモリ部141と、合成手段としての画像合成部85
と、合成画像メモリ部21と、D/A変換部23と、表
示部25とを有している。
変換部5によりディジタル信号に変換された投影データ
を一時保持する。第二投影データメモリ部121は、第
一投影データメモリ部121に記憶された投影データよ
り、1フレーム分前の投影データを一時保持する。減算
器125は、第一投影データメモリ部121に記憶され
た投影データと、第二投影データメモリ部123に記憶
された投影データとを減算する。
供給されたデータ中で、予め入力装置(図示せず)を用
いて操作者により設定された値の範囲に対応する領域
を、目的の部位(例えば骨とか造影血管等)が投影して
いるディテクタ上の領域として抽出し、この抽出された
領域の投影データを「1」、それ以外は「0」とする。
うな1200方向のバイナリの投影データを用いて逆投
影および論理積処理により再生された領域を再構成領域
とし、その領域の再構成を細かく行うように第二再構成
処理部131に指示し、同時に粗いピッチで再構成を行
うように第三再構成処理部137に指示する。
部129により指示された再構成領域について、第一投
影データメモリ部121に一時保持された投影データを
基にX線吸収係数分布を再構成データとして再構成す
る。第二画像メモリ部133は、第二再構成処理部13
1により再構成された再構成データを記憶する。縮小処
理部135は、第一投影データメモリ部121に一時保
持された投影データ数を例えば512個から256個に
縮小する。第三再構成処理部137は、縮小処理部13
5により縮小された投影データを基にX線吸収係数分布
を再構成データとして再構成する。
37によって再構成されたデータを拡大し、例えば再構
成されたデータ256×256画素のデータを512×
512画素に拡大する。この時各画素の値は、再構成さ
れた1画素をそのまま2×2画素と考えて2×2画素の
値を全て同じ値としても良いし、再構成された値をその
2×2画素の中心位置の値として図7に示した補間処理
と同様にして求めても良い。第一画像メモリ部141
は、拡大処理部139により拡大された512×512
画素のデータを記憶する。
0の動作を説明する。まず、X線CT装置(図示せず)
では、X線ビーム発生源(図示せず)を回転させながら
X線をファン状に照射する。
射されたX線を検出し、例えば0.3度づつ1200パ
ターン(1回転分)の投影データを得る。この1200
パターンの投影データは、A/D変換部5でディジタル
信号に変換され、第一投影データメモリ部121に供給
される。
ると、第一投影データメモリ部121は、現時点で一時
保持している投影データを第二投影データメモリ部12
3に保持させ、最新の投影データを一時保持するととも
に、減算器125に供給する。
ータが供給されると減算器125は、この第一投影デー
タメモリ部121から供給された投影データと、第二投
影データメモリ部123に一時保持されている投影デー
タとを減算して、領域抽出部127に供給する。
供給されると、領域抽出部127は、減算器125によ
り減算された投影データの中で、予め入力装置(図示せ
ず)により入力された値の範囲内を、目的の部位(例え
ば骨とか造影血管等)が投影しているディテクタ上の領
域として抽出し、この抽出された領域の投影データを
「1」、それ以外の投影データを「0」とする。
する範囲が判定されると、第一再構成処理部129は、
図12に示すような1200方向のバイナリの投影デー
タを用いて逆投影および論理積処理により再生された領
域を再構成領域とし、その領域の再構成を粗く行うよう
に第三再構成処理部137に指示する。
が指示されると、第二再構成処理部131は、指示され
た再構成領域について、第一投影データメモリ部121
に一時保持された投影データを基にX線吸収係数分布を
再構成データとして再構成し、第二画像メモリ部133
に記憶させる。
タメモリ部121に投影データが一時保持されると、こ
の投影データ数を例えば512個から256個に縮小し
て第三再構成処理部137に供給する。
三再構成処理部137は、この縮小された投影データを
基にX線吸収係数分布を再構成データとして再構成し、
拡大処理部139に送る。
37によって再構成されたデータを拡大し、例えば再構
成されたデータ256×256画素のデータを512×
512画素に拡大する。この時各画素の値は、再構成さ
れた1画素をそのまま2×2画素と考えて2×2画素の
値を全て同じ値としても良いし、再構成された値をその
2×2画素の中心位置の値として図7に示した補間処理
と同様にして求めても良い。
リ部133に再構成データが記憶されると、画像合成部
85は、第一画像メモリ部141と、第二画像メモリ部
133に記憶された再構成データを合成して合成画像メ
モリ21に記憶させる。
と同様に動作して画像合成部85により合成されたデー
タが表示部25のディスプレイ上の表示される。
置120は、最新の投影データと1フレーム前の投影デ
ータとを減算したデータから所定の領域の抽出を行い、
この所定の領域については、縮小しない投影データを基
に再構成され、前記領域以外は、縮小した投影データを
基に再構成されるので、前記領域については、画質を低
下させること無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させ
ることができる。特に、第7実施形態の画像再構成装置
120では、最新の投影データと1フレーム前の投影デ
ータとを減算したデータから所定の領域の抽出を行って
いるので、任意の断層を連続スキャンしながら、断面を
高速に再構成することにより、カテーテルの先端部の追
跡や、造影剤の流入・流出量の変化を観察するような場
合に効果が高い。
装置の種類については、説明していないが、本発明はい
ずれのX線CT装置についても適用することがでる。特
に、前記ヘリカンスキャンCTやコーンビームCTのよ
うに再構成処理に時間が掛かるような場合に効果が高く
なる。
再構成装置は、関心領域内についてはそれ以外の領域に
比べてのX線吸収係数分布を高い空間分解能で求めるよ
うにしているので、前記関心領域については、画質を低
下させること無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させ
ることができる。
関心領域内についてはそれ以外の領域に比べてX線吸収
係数を高い精度で求めるようにしているので、前記関心
領域については、画質を低下させること無く、再構成処
理に掛かる時間を短縮させることができる。
は、対象領域のみ全画素について再構成するようにして
いるので、前記対象領域については、画質を低下させる
こと無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させることが
できる。
は、投影データを縮小した後、対象領域を抽出し、この
対象領域は全投影データを基に再構成し、前記対象領域
を除く領域については、縮小された投影データを基に再
構成するようにしているので、前記対象領域について
は、画質を低下させること無く、再構成処理に掛かる時
間を短縮させることができる。
は、再構成された最新のデータと、この最新のデータ以
前に再構成されたデータとを減算して得られたデータを
基にして対象領域を抽出し、この対象領域のみ全画素に
ついて再構成するようにしているので、前記対象領域に
ついては、画質を低下させること無く、再構成処理に掛
かる時間を短縮させることができる。
は、縮小された投影データを基に、再構成された最新の
データと、この最新のデータ以前に再構成されたデータ
とを減算して得られたデータを基にして対象領域を抽出
し、この対象領域については、所定数の投影データを基
に再構成し、前記対象領域を除く領域については、縮小
された投影データを基に再構成するようにしているの
で、前記対象領域については、画質を低下させること無
く、再構成処理に掛かる時間を短縮させることができ
る。
は、投影データを基に対象領域を抽出し、この対象領域
については、投影データを基に再構成するようにしてい
るので、前記対象領域については、画質を低下させるこ
と無く、再構成処理に掛かる時間を短縮させることがで
きる。
は、最新の投影データとこの最新の投影データより以前
に得られた投影データとを減算して得られたデータを基
にして対象領域を抽出し、この対象領域については、所
定数の投影データを基に再構成し、前記対象領域を除く
領域については、縮小された投影データを基に再構成す
るようにしているので、前記対象領域については、画質
を低下させること無く、再構成処理に掛かる時間を短縮
させることができる。
示したブロック図である。
る。
る。
図である。
構成を示すブロック図である。
ための図である。
の構成を示すブロック図である。
合の領域抽出部の構成を示す図である。
域を所定量広げる場合の手段を示す図である。
ーションカーネルを示した図である。
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
素および第一再構成処理部により再構成される順番を説
明するための図である。
の構成を示すブロック図である。
ある。
る。
構成装置 3 検出器 5 A/D変換部 7,33,43,71,93,127 第一再構成処理
部 9,75 補間処理部 11,37,73,95,111,141 第一画像メ
モリ部 13,79,101,127 領域抽出部 15,45,81,103,131 第二再構成処理部 17,83,105,133 第二画像メモリ部 19,85,107 画像合成部 21 合成画像メモリ部 23 D/A変換部 25 表示部 31,91,135 縮小処理部 35,97,139 拡大処理部 47 画像メモリ部 77,99,125 減算器 121 第一投影データメモリ部 123 第二投影データメモリ部 137 第三再構成処理部
Claims (17)
- 【請求項1】 被検体を透過したX線の線量分布を基に
得られた投影データを再構成することにより、被検体内
のX線吸収係数分布を求める第一の再構成手段と、 前記第一の再構成手段により求められたX線吸収係数分
布に基づいて関心領域を抽出する領域抽出手段と、 前記関心領域内のX線吸収係数分布を前記第一の再構成
手段より高い空間分解能で求める関心領域再構成手段
と、 前記関心領域再構成手段により求められたX線吸収係数
分布を画像として表示する表示手段を備えたことを特徴
とする画像再構成装置。 - 【請求項2】 前記第一の再構成手段及び前記関心領域
再構成手段は時間的に連続する投影データを順次再構成
するものであり、前記関心領域再構成手段は、X線吸収
係数を求める位置を再構成する画像毎に順次切り換える
ものであることを特徴とする請求項1記載の画像再構成
装置。 - 【請求項3】 被検体を透過したX線の線量分布を基に
得られた投影データを再構成することにより、被検体内
のX線吸収係数分布を求める第一の再構成手段と、 前記第一の再構成手段により求められたX線吸収係数分
布に基づいて関心領域を抽出する領域抽出手段と、 前記関心領域内のX線吸収係数を前記第一の再構成手段
より高い精度で求める関心領域再構成手段と、 を備えたことを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項4】 前記投影データは、X線検出器を被検体
を中心として所定角度づつ回転したときに前記X線検出
器の各角度毎に前記X線検出器からの出力を収集したも
のであり、 前記第一の再構成手段は前記X線検出器内の一部の出力
に基づいて再構成をするものであり、かつ、前記関心領
域再構成手段は、前記第一の再構成手段で使用しない検
出器出力に基づいて再構成した後、この再構成画像と前
記第一の再構成手段で得られた再構成画像とを足し合わ
せるものであることを特徴とする請求項3記載の画像再
構成装置。 - 【請求項5】 前記投影データは、X線検出器を被検体
を中心として所定角度づつ回転したときに前記X線検出
器の各角度毎に前記X線検出器からの出力を収集したも
のであり、 前記関心領域再構成手段が再構成に使用する投影データ
は、前記第一の再構成手段が再構成に使用する投影デー
タより前記角度ピッチが小さいことを特徴とする請求項
4記載の画像再構成装置。 - 【請求項6】 前記領域抽出手段は、前記第一の再構成
手段により再構成された最新のデータと、この最新のデ
ータ以前に再構成されたデータを比較して関心領域を求
めるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5
のいずれか一項記載の画像再構成装置。 - 【請求項7】 被検体を透過したX線の線量分布を基に
得られた投影データから被検体内のX線吸収係数分布を
所定のデータ数より少なく再構成する第一の再構成手段
と、 この第一の再構成手段により再構成されたデータを基に
診断の対象とする領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、前記第一の再構成手段により再構成された画素を除
く全画素について被検体内のX線吸収係数分布を前記投
影データを基に再構成する第二の再構成手段と、 前記領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、第一の再構成手段により再構成されたデータと、第
二の再構成手段により再構成されたデータを合成して診
断用のデータとし、前記対象領域を除く領域について
は、第一の再構成手段により再構成されたデータを診断
用のデータとする合成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項8】 被検体を透過したX線の線量分布を基に
得られた投影データを縮小する縮小手段と、 この縮小手段により縮小された投影データを基に、被検
体内のX線吸収係数分布を再構成する第一の再構成手段
と、 この第一の再構成手段により再構成されたデータを基に
診断の対象とする領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、被検体を透過したX線の線量分布を基に得られた投
影データを基に、被検体内のX線吸収係数分布を再構成
する第二の再構成手段と、 前記領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、第二の再構成手段により再構成されたデータを診断
用のデータとし、前記対象領域を除く領域については、
第一の再構成手段により再構成されたデータを診断用の
データとする合成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項9】 被検体を透過したX線の線量分布を基に
得られた投影データから被検体内のX線吸収係数分布を
所定のデータ数より少なく再構成する第一の再構成手段
と、 この第一の再構成手段により再構成された最新のデータ
と、この最新のデータ以前に再構成されたデータとを減
算する減算手段と、 この減算手段により減算されたデータを基に診断の対象
とする領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、前記第一の再構成手段により再構成された画素を除
く全画素について被検体内のX線吸収係数分布を前記投
影データを基に再構成する第二の再構成手段と、 前記領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、第一の再構成手段により再構成されたデータと、第
二の再構成手段により再構成されたデータを合成して診
断用のデータとし、前記対象領域を除く領域について
は、第一の再構成手段により再構成されたデータを診断
用のデータとする合成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項10】 被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた投影データを縮小する縮小手段と、 この縮小手段により縮小された投影データを基に、被検
体内のX線吸収係数分布を再構成する第一の再構成手段
と、 この第一の再構成手段により再構成された最新のデータ
と、この最新のデータ以前に再構成されたデータとを減
算する減算手段と、 この減算手段により減算されたデータを基に診断の対象
とする領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、被検体を透過したX線の線量分布を基に得られた所
定数の投影データを基に、被検体内のX線吸収係数分布
を再構成する第二の再構成手段と、 前記領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、第二の再構成手段により再構成されたデータを診断
用のデータとし、前記対象領域を除く領域については、
第一の再構成手段により再構成されたデータを診断用の
データとする合成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項11】被検体を透過したX線の線量分布を基に
得られた投影データから被検体内のX線吸収係数分布を
任意の補間方法を用いて再構成する第一の再構成手段
と、 この第一の再構成手段により再構成された最新のデータ
と、この最新のデータ以前に再構成されたデータとを減
算する減算手段と、 この減算手段により減算されたデータを基に診断の対象
とする領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、前記第一の再構成手段により使用した補間方法より
高精度な補間方法を使用して再構成する第二の再構成手
段と、 前記領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、第一の再構成手段により再構成されたデータと、第
二の再構成手段により再構成されたデータを合成して診
断用のデータとし、前記対象領域を除く領域について
は、第一の再構成手段により再構成されたデータを診断
用のデータとする合成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項12】 被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた投影データを基に診断の対象とする領域を抽
出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、被検体を透過したX線の線量分布を基に得られた投
影データを基に被検体内のX線吸収係数分布を再構成す
る再構成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項13】 被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた最新の投影データと、この最新の投影データ
より以前に得られた投影データとを減算する減算手段
と、 この減算手段により減算されたデータを基に診断の対象
とする領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、被検体を透過したX線の線量分布を基に得られた所
定数の投影データを基に被検体内のX線吸収係数分布を
再構成する第二の再構成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項14】 被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた最新の投影データと、この最新の投影データ
より以前に得られた投影データとを減算する減算手段
と、 この減算手段により減算されたデータを基に診断の対象
とする領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、被検体を透過したX線の線量分布を基に得られた所
定数の投影データを基に被検体内のX線吸収係数分布を
再構成する第二の再構成手段と、 被検体を透過したX線の線量分布を基に得られた投影デ
ータを縮小する縮小手段と、 この縮小手段により縮小された投影データを基に、被検
体内のX線吸収係数分布を再構成する第三の再構成手段
と、 前記領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、第二の再構成手段により再構成されたデータを診断
用のデータとし、前記対象領域を除く領域については、
第三の再構成手段により再構成されたデータを診断用の
データとする合成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項15】 被検体を透過したX線の線量分布を基
に得られた最新の投影データと、この最新の投影データ
より以前に得られた投影データとを減算する減算手段
と、 この減算手段により減算されたデータを基に診断の対象
とする領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、被検体を透過したX線の線量分布を基に得られた所
定数の投影データを基に被検体内のX線吸収係数分布を
再構成する第二の再構成手段と、 この第二の再構成手段より精度の低い補間方法を用いて
X線吸収係数分布を再構成する第三の再構成手段と、 前記領域抽出手段により抽出された対象領域について
は、第二の再構成手段により再構成されたデータを診断
用のデータとし、前記対象領域を除く領域については、
第三の再構成手段により再構成されたデータを診断用の
データとする合成手段と、 を有することを特徴とする画像再構成装置。 - 【請求項16】 前記領域抽出手段は、対象領域とする
X線吸収係数分布の値の範囲を指定する範囲指定部と、 前記第一の再構成手段により再構成されたデータ中で、
前記範囲指定部により指定された範囲内にある領域を抽
出する抽出部と、 を有することを特徴とする請求項7乃至請求項13のい
ずれか一項記載の画像再構成装置。 - 【請求項17】 前記関心領域再構成手段は、前記第一
の再構成手段より高度な補間法を用いることにより、高
い精度のX線吸収係数分布を再構成することを特徴とす
る請求項3記載の画像再構成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174314A JPH1119082A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 画像再構成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174314A JPH1119082A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 画像再構成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119082A true JPH1119082A (ja) | 1999-01-26 |
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ID=15976494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9174314A Pending JPH1119082A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 画像再構成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1119082A (ja) |
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