JPH11190576A - ショーケース用冷却システム - Google Patents
ショーケース用冷却システムInfo
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- JPH11190576A JPH11190576A JP36667297A JP36667297A JPH11190576A JP H11190576 A JPH11190576 A JP H11190576A JP 36667297 A JP36667297 A JP 36667297A JP 36667297 A JP36667297 A JP 36667297A JP H11190576 A JPH11190576 A JP H11190576A
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- Japan
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- cooling
- showcase
- air
- refrigerant
- hot air
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/22—Refrigeration systems for supermarkets
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コールドスポットを安価に解消することがで
きるショーケース用冷却システムを提供する。 【解決手段】 本発明のショーケース用冷却システム
は、圧縮機１、凝縮器３、冷却用膨張弁５、冷却用蒸発
器６、冷媒用配管１６、冷却用ファン７、冷却用外気取
込口１１、および冷気吹出口１２からなる冷却装置と、
ガスエンジン２と、エンジン冷却水用配管４、温風用熱
交換器８、温風用ファン９、温風用外気取込口１３、お
よび温風吹出口１４からなる温風装置とを含む。ガスエ
ンジンを冷却した後の高温冷却水を使用して、温風を生
成しショーケース内から通路側に吹き出すこととしたの
で、ショーケース周辺でのコールドスポットの発生に関
連する問題を解消することができる。
きるショーケース用冷却システムを提供する。 【解決手段】 本発明のショーケース用冷却システム
は、圧縮機１、凝縮器３、冷却用膨張弁５、冷却用蒸発
器６、冷媒用配管１６、冷却用ファン７、冷却用外気取
込口１１、および冷気吹出口１２からなる冷却装置と、
ガスエンジン２と、エンジン冷却水用配管４、温風用熱
交換器８、温風用ファン９、温風用外気取込口１３、お
よび温風吹出口１４からなる温風装置とを含む。ガスエ
ンジンを冷却した後の高温冷却水を使用して、温風を生
成しショーケース内から通路側に吹き出すこととしたの
で、ショーケース周辺でのコールドスポットの発生に関
連する問題を解消することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ガス等を燃料
に用いるエンジンを有するガスヒートポンプ（以下ＧＨ
Ｐともいう）を使用して商品を冷蔵（冷凍を含む）しな
がら陳列するショーケース用冷却システムに関する。特
には、ショーケースから外部に漏れ出た冷気がショーケ
ース付近の空気を必要以上に下げる、所謂コールドスポ
ットを解消するのに好適なショーケース用冷却システム
に関する。
に用いるエンジンを有するガスヒートポンプ（以下ＧＨ
Ｐともいう）を使用して商品を冷蔵（冷凍を含む）しな
がら陳列するショーケース用冷却システムに関する。特
には、ショーケースから外部に漏れ出た冷気がショーケ
ース付近の空気を必要以上に下げる、所謂コールドスポ
ットを解消するのに好適なショーケース用冷却システム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等の店舗において、生鮮食料品を陳列販売するのに
ショーケースが用いられている。このショーケースに
は、生鮮食料品を冷却するシステムが用いられ、圧縮機
および凝縮器を冷却装置の内部に持つ内蔵型のショーケ
ースと、圧縮機および凝縮器を冷却装置とは別の装置に
持つ別置型のショーケースがある。内蔵型のショーケー
スは、冷媒配管工事が必要ないため設置作業が容易であ
るが、凝縮器から凝縮熱が店内に放出されるため、店舗
内の空調の負荷が増加する。従って、最近では、別置型
のショーケースが多く使用されるようになり、特に、電
力供給の制限を受けないＧＨＰによるショーケース用冷
却システムが開発中である。
トア等の店舗において、生鮮食料品を陳列販売するのに
ショーケースが用いられている。このショーケースに
は、生鮮食料品を冷却するシステムが用いられ、圧縮機
および凝縮器を冷却装置の内部に持つ内蔵型のショーケ
ースと、圧縮機および凝縮器を冷却装置とは別の装置に
持つ別置型のショーケースがある。内蔵型のショーケー
スは、冷媒配管工事が必要ないため設置作業が容易であ
るが、凝縮器から凝縮熱が店内に放出されるため、店舗
内の空調の負荷が増加する。従って、最近では、別置型
のショーケースが多く使用されるようになり、特に、電
力供給の制限を受けないＧＨＰによるショーケース用冷
却システムが開発中である。
【０００３】ここで、一般的なＧＨＰによるショーケー
ス用冷却システムの基本構成について説明する。図３
は、ＧＨＰによるショーケース用冷却システムの構成を
示す系統図である。このショーケース用冷却システム１
００は、コンデンシングユニット１２０とショーケース
１２１からなる。
ス用冷却システムの基本構成について説明する。図３
は、ＧＨＰによるショーケース用冷却システムの構成を
示す系統図である。このショーケース用冷却システム１
００は、コンデンシングユニット１２０とショーケース
１２１からなる。
【０００４】コンデンシングユニット１２０は、ガスエ
ンジン（原動機）１０２、圧縮機１０１、および凝縮器
１１３を有し、別置型の室外機としてユニット化されて
いる。また、ショーケース１２１は、膨張弁１１５、蒸
発器１１７、およびファン１１８を有し、室内機として
ユニット化されている。ここで、圧縮機１０１、凝縮器
１１３、膨張弁１１５、および蒸発器１１７は、配管に
よって繋がれている。
ンジン（原動機）１０２、圧縮機１０１、および凝縮器
１１３を有し、別置型の室外機としてユニット化されて
いる。また、ショーケース１２１は、膨張弁１１５、蒸
発器１１７、およびファン１１８を有し、室内機として
ユニット化されている。ここで、圧縮機１０１、凝縮器
１１３、膨張弁１１５、および蒸発器１１７は、配管に
よって繋がれている。
【０００５】圧縮機１０１は、ガスエンジン１０２によ
って駆動される。ガスエンジン１０２は、都市ガスの供
給を受け、同ガスを燃料とする往復動エンジン（あるい
はタービン）である。このガスエンジン１０２の速度
（出力）は、供給されるガスの流量調整によってコント
ロールされる。圧縮機１０１は、吸込口１０１ａから冷
媒を吸い込んで、冷媒を圧縮し、吐出口１０１ｂから冷
媒を吐き出す。
って駆動される。ガスエンジン１０２は、都市ガスの供
給を受け、同ガスを燃料とする往復動エンジン（あるい
はタービン）である。このガスエンジン１０２の速度
（出力）は、供給されるガスの流量調整によってコント
ロールされる。圧縮機１０１は、吸込口１０１ａから冷
媒を吸い込んで、冷媒を圧縮し、吐出口１０１ｂから冷
媒を吐き出す。
【０００６】圧縮された冷媒は、凝縮器１１３におい
て、ファン（図示せず）による外気風を受けて冷却され
凝縮する。凝縮した冷媒は、店舗内のショーケース１２
１に送られ、膨張弁１１５で膨張し、膨張した冷媒は、
蒸発器（熱交換器）１１７でショーケース１２１内の空
気と熱交換して蒸発させる。その際、ファン１１８で吸
い込まれた空気から多量の熱を奪い、ショーケース１２
１の商品展示棚１１９に冷気を吹き出して商品を冷却す
る。冷媒は、蒸発器１１７から再び圧縮機１０１に戻
り、その後も同様に循環する。
て、ファン（図示せず）による外気風を受けて冷却され
凝縮する。凝縮した冷媒は、店舗内のショーケース１２
１に送られ、膨張弁１１５で膨張し、膨張した冷媒は、
蒸発器（熱交換器）１１７でショーケース１２１内の空
気と熱交換して蒸発させる。その際、ファン１１８で吸
い込まれた空気から多量の熱を奪い、ショーケース１２
１の商品展示棚１１９に冷気を吹き出して商品を冷却す
る。冷媒は、蒸発器１１７から再び圧縮機１０１に戻
り、その後も同様に循環する。
【０００７】近年、コンビニエンスストアやスーパマー
ケットでは、ショーケース１２１の商品展示棚１１９を
オープン型にして、買い物客がより商品を手に取りやす
いように工夫されている。
ケットでは、ショーケース１２１の商品展示棚１１９を
オープン型にして、買い物客がより商品を手に取りやす
いように工夫されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図３に
示した従来のショーケース用冷却システムによれば、買
い物客がより商品を手に取りやすいように、ショーケー
スの商品展示棚をオープン型にしているため、冷気がこ
の商品展示棚から客の通路側にあふれ出し、ショーケー
ス付近の空気の温度を必要以上に下げ、店舗内の他の場
所と比較して、極端に温度が低くなるという、所謂コー
ルドスポットの問題があった。このため、このコールド
スポットでは、真夏でも寒いほど室温が下がり、買い物
客の不評をかっていた。
示した従来のショーケース用冷却システムによれば、買
い物客がより商品を手に取りやすいように、ショーケー
スの商品展示棚をオープン型にしているため、冷気がこ
の商品展示棚から客の通路側にあふれ出し、ショーケー
ス付近の空気の温度を必要以上に下げ、店舗内の他の場
所と比較して、極端に温度が低くなるという、所謂コー
ルドスポットの問題があった。このため、このコールド
スポットでは、真夏でも寒いほど室温が下がり、買い物
客の不評をかっていた。
【０００９】また、このコールドスポットを他の暖房機
器などで暖めたり、店舗全体とは別の空調設備を設ける
ことも考えられるが、何れにしてもコストがかかり経済
的でないという問題があった。
器などで暖めたり、店舗全体とは別の空調設備を設ける
ことも考えられるが、何れにしてもコストがかかり経済
的でないという問題があった。
【００１０】本発明はこのような問題とに鑑みてなされ
たもので、その目的は、コールドスポットを安価に解消
することができるショーケース用冷却システムを提供す
ることである。
たもので、その目的は、コールドスポットを安価に解消
することができるショーケース用冷却システムを提供す
ることである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、 本発明のショーケース用冷却システムは、ガスを
燃料とするエンジンで駆動して冷媒を圧縮する圧縮機を
含むショーケース用冷却システムであって； 上記圧縮
機からの上記冷媒でショーケースを冷却する冷却手段
と、加熱した空気によって上記ショーケースの周辺を暖
める温風手段と、を備え、上記温風手段は、上記エンジ
ンを冷却するための冷却水によって上記空気を加熱する
ことを特徴とする。また上記課題を解決するため、 本
発明のショーケース用冷却システムは、ガスを燃料とす
るエンジンで駆動して第１および第２の冷媒を圧縮する
第１および第２の圧縮機を含むショーケース用冷却シス
テムであって； 上記第１の圧縮機からの上記第１の冷
媒でショーケースを冷却する冷却手段と、上記第２の圧
縮機からの上記第２の冷媒で加熱した空気によって上記
ショーケースの周辺を暖める温風手段と、を備え、上記
第２の冷媒は、上記エンジンを冷却するための冷却水に
よって加熱され、更に、上記第２の圧縮機で圧縮されて
加熱されることを特徴とする。ガスエンジンを冷却した
後の高温冷却水、またはそれを利用した暖房サイクルで
圧縮機を用いて生成される高温の冷媒を使用して、温風
を生成しショーケース内から通路側に吹き出すこととし
たので、ショーケース周辺でのコールドスポットの発生
に関連する問題を解消することができる。
め、 本発明のショーケース用冷却システムは、ガスを
燃料とするエンジンで駆動して冷媒を圧縮する圧縮機を
含むショーケース用冷却システムであって； 上記圧縮
機からの上記冷媒でショーケースを冷却する冷却手段
と、加熱した空気によって上記ショーケースの周辺を暖
める温風手段と、を備え、上記温風手段は、上記エンジ
ンを冷却するための冷却水によって上記空気を加熱する
ことを特徴とする。また上記課題を解決するため、 本
発明のショーケース用冷却システムは、ガスを燃料とす
るエンジンで駆動して第１および第２の冷媒を圧縮する
第１および第２の圧縮機を含むショーケース用冷却シス
テムであって； 上記第１の圧縮機からの上記第１の冷
媒でショーケースを冷却する冷却手段と、上記第２の圧
縮機からの上記第２の冷媒で加熱した空気によって上記
ショーケースの周辺を暖める温風手段と、を備え、上記
第２の冷媒は、上記エンジンを冷却するための冷却水に
よって加熱され、更に、上記第２の圧縮機で圧縮されて
加熱されることを特徴とする。ガスエンジンを冷却した
後の高温冷却水、またはそれを利用した暖房サイクルで
圧縮機を用いて生成される高温の冷媒を使用して、温風
を生成しショーケース内から通路側に吹き出すこととし
たので、ショーケース周辺でのコールドスポットの発生
に関連する問題を解消することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下本発明のショーケース用冷却
システムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図１は、本発明によるショーケース用冷却システムの構
成例を示す系統図である。このショーケース用冷却シス
テム１０は、コンデンシングユニット２０とショーケー
ス２１からなる。
システムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図１は、本発明によるショーケース用冷却システムの構
成例を示す系統図である。このショーケース用冷却シス
テム１０は、コンデンシングユニット２０とショーケー
ス２１からなる。
【００１３】コンデンシングユニット２０は、ガスエン
ジン（原動機）２、（冷却用）圧縮機１、および凝縮器
３を有し、別置型の室外機としてユニット化されてい
る。また、ショーケース２１は、冷却用膨張弁５、冷却
用蒸発器（熱交換器）６、冷却用ファン７、温風用熱交
換器８、温風用ファン９、冷却用外気取込口１１、冷気
吹出口１２、温風用外気取込口１３、温風吹出口１４お
よび商品陳列棚１５を有し、室内機としてユニット化さ
れている。
ジン（原動機）２、（冷却用）圧縮機１、および凝縮器
３を有し、別置型の室外機としてユニット化されてい
る。また、ショーケース２１は、冷却用膨張弁５、冷却
用蒸発器（熱交換器）６、冷却用ファン７、温風用熱交
換器８、温風用ファン９、冷却用外気取込口１１、冷気
吹出口１２、温風用外気取込口１３、温風吹出口１４お
よび商品陳列棚１５を有し、室内機としてユニット化さ
れている。
【００１４】ここで、圧縮機１、凝縮器３、冷却用膨張
弁５、および冷却用蒸発器６は、冷媒用配管１６によっ
て繋がれ、冷却用ファン７、冷却用外気取込口１１、お
よび冷気吹出口１２と共に冷却装置を構成している。ま
た、ガスエンジン２には、ガスエンジン２を冷却するた
めのエンジン冷却水用配管４が設けられ、エンジン冷却
水用配管４は温風用熱交換器８に接続され、温風用ファ
ン９、温風用外気取込口１３、および温風吹出口１４と
共に温風装置を構成している。
弁５、および冷却用蒸発器６は、冷媒用配管１６によっ
て繋がれ、冷却用ファン７、冷却用外気取込口１１、お
よび冷気吹出口１２と共に冷却装置を構成している。ま
た、ガスエンジン２には、ガスエンジン２を冷却するた
めのエンジン冷却水用配管４が設けられ、エンジン冷却
水用配管４は温風用熱交換器８に接続され、温風用ファ
ン９、温風用外気取込口１３、および温風吹出口１４と
共に温風装置を構成している。
【００１５】図１の冷却装置において、圧縮機１は、ガ
スエンジン２によって駆動される。ガスエンジン２は、
都市ガスの供給を受け、同ガスを燃料とする往復動エン
ジン（あるいはタービン）である。このガスエンジン２
の速度（出力）は、供給されるガスの流量調整によって
コントロールされる。圧縮機１は、冷媒用配管１６の吸
込口１ａから冷媒を吸い込んで、冷媒を圧縮し、冷媒用
配管１６の吐出口１ｂから冷媒を吐き出す。
スエンジン２によって駆動される。ガスエンジン２は、
都市ガスの供給を受け、同ガスを燃料とする往復動エン
ジン（あるいはタービン）である。このガスエンジン２
の速度（出力）は、供給されるガスの流量調整によって
コントロールされる。圧縮機１は、冷媒用配管１６の吸
込口１ａから冷媒を吸い込んで、冷媒を圧縮し、冷媒用
配管１６の吐出口１ｂから冷媒を吐き出す。
【００１６】圧縮された冷媒は、凝縮器３において、フ
ァン（図示せず）による外気風を受けて冷却され凝縮す
る。凝縮した冷媒は、店舗内のショーケース２１に送ら
れ、冷却用膨張弁５で膨張し、膨張した冷媒は、冷却用
蒸発器６でショーケース２１内の空気と熱交換して蒸発
させる。その際、冷却用外気取込口１１からファン７で
吸い込まれた空気から多量の熱を奪い、ショーケース２
１の商品展示棚１５に冷気吹出口１２から冷気を吹き出
して商品を冷却する。冷媒は、冷却用蒸発器６から冷媒
用配管１６を介して再び圧縮機１に戻り、その後も同様
に循環する。
ァン（図示せず）による外気風を受けて冷却され凝縮す
る。凝縮した冷媒は、店舗内のショーケース２１に送ら
れ、冷却用膨張弁５で膨張し、膨張した冷媒は、冷却用
蒸発器６でショーケース２１内の空気と熱交換して蒸発
させる。その際、冷却用外気取込口１１からファン７で
吸い込まれた空気から多量の熱を奪い、ショーケース２
１の商品展示棚１５に冷気吹出口１２から冷気を吹き出
して商品を冷却する。冷媒は、冷却用蒸発器６から冷媒
用配管１６を介して再び圧縮機１に戻り、その後も同様
に循環する。
【００１７】次に、温風装置について説明する。図１に
おいて、ガスエンジン２は、都市ガスの供給を受け、圧
縮機１を駆動し、この時ガスの燃焼によりガスエンジン
２が加熱する。この加熱したガスエンジン２を冷却する
ために、ガスエンジン２にエンジン冷却水用配管４を配
して、所定の温度の冷却水を循環させている。加熱した
ガスエンジン２から熱を奪って排出される冷却水は、高
温の冷却水となっている。この高温の冷却水は、エンジ
ン冷却水用配管４を通って、店舗内のショーケース２１
に設置されている温風用熱交換器８に送られる。温風用
外気取込口１３から温風用ファン９で吸い込まれた空気
は、温風用熱交換器８で高温の冷却水によって加熱され
て温風となり、ショーケース２１の商品展示棚１５の横
の温風吹出口１４から店舗の通路側へ温風を吹き出して
コールドスポットの発生を防止する。冷却水は、温風用
熱交換器８からエンジン冷却水用配管４を介して冷却水
冷却装置（図示せず）で所定の温度に冷却された後、再
びガスエンジン２に戻り、その後も同様に循環する。
おいて、ガスエンジン２は、都市ガスの供給を受け、圧
縮機１を駆動し、この時ガスの燃焼によりガスエンジン
２が加熱する。この加熱したガスエンジン２を冷却する
ために、ガスエンジン２にエンジン冷却水用配管４を配
して、所定の温度の冷却水を循環させている。加熱した
ガスエンジン２から熱を奪って排出される冷却水は、高
温の冷却水となっている。この高温の冷却水は、エンジ
ン冷却水用配管４を通って、店舗内のショーケース２１
に設置されている温風用熱交換器８に送られる。温風用
外気取込口１３から温風用ファン９で吸い込まれた空気
は、温風用熱交換器８で高温の冷却水によって加熱され
て温風となり、ショーケース２１の商品展示棚１５の横
の温風吹出口１４から店舗の通路側へ温風を吹き出して
コールドスポットの発生を防止する。冷却水は、温風用
熱交換器８からエンジン冷却水用配管４を介して冷却水
冷却装置（図示せず）で所定の温度に冷却された後、再
びガスエンジン２に戻り、その後も同様に循環する。
【００１８】上述のショーケース用冷却システムにおい
ては、ガスエンジン２を冷却して高温となった冷却水で
空気を加熱して温風を発生しているので、ガスエンジン
２の廃熱を有効に利用することができ、経済的なものに
なっている。
ては、ガスエンジン２を冷却して高温となった冷却水で
空気を加熱して温風を発生しているので、ガスエンジン
２の廃熱を有効に利用することができ、経済的なものに
なっている。
【００１９】次に、本発明の他のショーケース用冷却シ
ステムについて説明する。図２は、本発明によるショー
ケース用冷却システムの構成例を示す系統図である。こ
のショーケース用冷却システム３０は、コンデンシング
ユニット２２とショーケース２３からなる。
ステムについて説明する。図２は、本発明によるショー
ケース用冷却システムの構成例を示す系統図である。こ
のショーケース用冷却システム３０は、コンデンシング
ユニット２２とショーケース２３からなる。
【００２０】コンデンシングユニット２２は、ガスエン
ジン２、冷却用圧縮機１、温風用圧縮機１１、凝縮器
３、および冷媒用熱交換器２５を有し、別置型の室外機
としてユニット化されている。また、ショーケース２３
は、冷却用膨張弁５、冷却用蒸発器（熱交換器）６、冷
却用ファン７、温風用熱交換器１８、温風用膨張器１
９、温風用ファン９、冷却用外気取込口１１、冷気吹出
口１２、温風用外気取込口１３、温風吹出口１４および
商品陳列棚１５を有し、室内機としてユニット化されて
いる。
ジン２、冷却用圧縮機１、温風用圧縮機１１、凝縮器
３、および冷媒用熱交換器２５を有し、別置型の室外機
としてユニット化されている。また、ショーケース２３
は、冷却用膨張弁５、冷却用蒸発器（熱交換器）６、冷
却用ファン７、温風用熱交換器１８、温風用膨張器１
９、温風用ファン９、冷却用外気取込口１１、冷気吹出
口１２、温風用外気取込口１３、温風吹出口１４および
商品陳列棚１５を有し、室内機としてユニット化されて
いる。
【００２１】ここで、冷却用圧縮機１、凝縮器３、冷却
用膨張弁５、および冷却用蒸発器６は、冷却冷媒用配管
１６によって繋がれ、冷却用ファン７、冷却用外気取込
口１１、および冷気吹出口１２と共に冷却装置を構成し
ている。また、凝縮器３、冷媒用熱交換器２５、温風用
圧縮機１、温風用熱交換器１８、および温風用膨張弁１
９は、温風冷媒用配管２４によって繋がれ、温風用ファ
ン９、温風用外気取込口１３、および温風吹出口１４と
共に温風装置を構成している。ここで、凝縮器３は、冷
却装置と温風装置で共用されている。また、ガスエンジ
ン２には、ガスエンジン２を冷却するためのエンジン冷
却水用配管４が設けられ、エンジン冷却水用配管４は冷
媒用熱交換器２５に接続されている。
用膨張弁５、および冷却用蒸発器６は、冷却冷媒用配管
１６によって繋がれ、冷却用ファン７、冷却用外気取込
口１１、および冷気吹出口１２と共に冷却装置を構成し
ている。また、凝縮器３、冷媒用熱交換器２５、温風用
圧縮機１、温風用熱交換器１８、および温風用膨張弁１
９は、温風冷媒用配管２４によって繋がれ、温風用ファ
ン９、温風用外気取込口１３、および温風吹出口１４と
共に温風装置を構成している。ここで、凝縮器３は、冷
却装置と温風装置で共用されている。また、ガスエンジ
ン２には、ガスエンジン２を冷却するためのエンジン冷
却水用配管４が設けられ、エンジン冷却水用配管４は冷
媒用熱交換器２５に接続されている。
【００２２】図２の冷却装置は、図１の冷却装置と同様
の構成であり、図１で説明した冷却装置と同様に作動す
る。
の構成であり、図１で説明した冷却装置と同様に作動す
る。
【００２３】次に、温風装置について説明する。図２に
おいて、冷媒は温風用圧縮機１７によって圧縮され加熱
される。加熱された冷媒は、温風冷媒用配管２４を通っ
て、ショーケース２３の温風用熱交換器１８に送られ
る。温風用外気取込口１３から温風用ファン９で吸い込
まれた空気は、温風用熱交換器１８で高温の圧縮冷媒に
よって加熱されて温風となり、ショーケース２３の商品
展示棚１５の横の温風吹出口１４から店舗の通路側へ温
風を吹き出してコールドスポットの発生を防止する。そ
の後、冷媒は、温風用膨張弁１９で膨張され、温風冷媒
用配管２４を通ってコンデンシングユニット２２の凝縮
器３に送られる。凝縮器３は、膨張した冷媒を凝縮し
て、冷媒用熱交換器２５に送り出す。
おいて、冷媒は温風用圧縮機１７によって圧縮され加熱
される。加熱された冷媒は、温風冷媒用配管２４を通っ
て、ショーケース２３の温風用熱交換器１８に送られ
る。温風用外気取込口１３から温風用ファン９で吸い込
まれた空気は、温風用熱交換器１８で高温の圧縮冷媒に
よって加熱されて温風となり、ショーケース２３の商品
展示棚１５の横の温風吹出口１４から店舗の通路側へ温
風を吹き出してコールドスポットの発生を防止する。そ
の後、冷媒は、温風用膨張弁１９で膨張され、温風冷媒
用配管２４を通ってコンデンシングユニット２２の凝縮
器３に送られる。凝縮器３は、膨張した冷媒を凝縮し
て、冷媒用熱交換器２５に送り出す。
【００２４】ここで、ガスエンジン２は、都市ガスの供
給を受け、圧縮機１および１７を駆動し、この時ガスの
燃焼によりガスエンジン２が加熱する。この加熱したガ
スエンジン２を冷却するために、ガスエンジン２にエン
ジン冷却水用配管４を配して、所定の温度の冷却水を循
環させている。加熱したガスエンジン２から熱を奪って
排出される冷却水は、高温の冷却水となっている。この
高温の冷却水は、エンジン冷却水用配管４を通って、冷
媒用熱交換器２５に送られる。冷媒用熱交換器２５で
は、高温の冷却水で冷媒を加熱して、再び温風用圧縮機
１７に送り出す。冷媒は、その後も同様に循環する。
給を受け、圧縮機１および１７を駆動し、この時ガスの
燃焼によりガスエンジン２が加熱する。この加熱したガ
スエンジン２を冷却するために、ガスエンジン２にエン
ジン冷却水用配管４を配して、所定の温度の冷却水を循
環させている。加熱したガスエンジン２から熱を奪って
排出される冷却水は、高温の冷却水となっている。この
高温の冷却水は、エンジン冷却水用配管４を通って、冷
媒用熱交換器２５に送られる。冷媒用熱交換器２５で
は、高温の冷却水で冷媒を加熱して、再び温風用圧縮機
１７に送り出す。冷媒は、その後も同様に循環する。
【００２５】上述の温風装置においては、ガスエンジン
２を冷却して高温となった冷却水で温風用の冷媒を加熱
しているので、ガスエンジン２の廃熱を有効に利用する
ことができ、経済的なものになっている。
２を冷却して高温となった冷却水で温風用の冷媒を加熱
しているので、ガスエンジン２の廃熱を有効に利用する
ことができ、経済的なものになっている。
【００２６】以上、本発明のショーケース用冷却システ
ムの形態例を示したが、冷却用外気取込口と温風用外気
取込口を同一のものとし、ショーケース内のそれぞれの
熱交換器の前で分岐するようにすることができる。ま
た、図２において、それぞれ冷却用と温風用の凝縮器を
備えるようにしてもよい。
ムの形態例を示したが、冷却用外気取込口と温風用外気
取込口を同一のものとし、ショーケース内のそれぞれの
熱交換器の前で分岐するようにすることができる。ま
た、図２において、それぞれ冷却用と温風用の凝縮器を
備えるようにしてもよい。
【００２７】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明のショーケース
用冷却システムによれば、ガスエンジンを冷却した後の
高温冷却水、またはそれを利用した暖房サイクルで圧縮
機を用いて生成される高温の冷媒を使用して、温風を生
成しショーケース内から通路側に吹き出すこととしたの
で、ショーケース周辺でのヒートスポットの発生を防止
することができるようになった。
用冷却システムによれば、ガスエンジンを冷却した後の
高温冷却水、またはそれを利用した暖房サイクルで圧縮
機を用いて生成される高温の冷媒を使用して、温風を生
成しショーケース内から通路側に吹き出すこととしたの
で、ショーケース周辺でのヒートスポットの発生を防止
することができるようになった。
【図１】本発明によるショーケース用冷却システムの実
施の一形態の構成を示す系統図である。
施の一形態の構成を示す系統図である。
【図２】本発明によるショーケース用冷却システムの実
施の一形態の構成を示す系統図である。
施の一形態の構成を示す系統図である。
【図３】従来の一般的なショーケース用冷却システムの
構成を示す系統図である。
構成を示す系統図である。
１ 冷却用圧縮機 １ａ、１０１ａ 吸
込口 １ｂ、１０１ｂ 吐出口 ２、１０２ ガスエ
ンジン ３、１１３ 凝縮器 ４ エンジン冷却水
用配管 ５、１１５ 冷却用膨張弁 ６、１１７ 冷却用
蒸発器（熱交換器） ７、１１８ 冷却用ファン ８、１８ 温風用熱
交換器 ９ 温風用ファン １０、３０、１００ ショーケース用冷却システム １１、１１１ 冷却用外気取込口 １２、１１２ 冷気
吹出口 １３ 温風用外気取込口 １４ 温風吹出口 １５、１１９ 商品展示棚 １６ 冷媒用配管 １７ 温風用圧縮機 １９ 温風用膨張弁 ２０、２２、１２０ コンデンシングユニット ２１、２３、１２１ ショーケース
込口 １ｂ、１０１ｂ 吐出口 ２、１０２ ガスエ
ンジン ３、１１３ 凝縮器 ４ エンジン冷却水
用配管 ５、１１５ 冷却用膨張弁 ６、１１７ 冷却用
蒸発器（熱交換器） ７、１１８ 冷却用ファン ８、１８ 温風用熱
交換器 ９ 温風用ファン １０、３０、１００ ショーケース用冷却システム １１、１１１ 冷却用外気取込口 １２、１１２ 冷気
吹出口 １３ 温風用外気取込口 １４ 温風吹出口 １５、１１９ 商品展示棚 １６ 冷媒用配管 １７ 温風用圧縮機 １９ 温風用膨張弁 ２０、２２、１２０ コンデンシングユニット ２１、２３、１２１ ショーケース
Claims (2)
- 【請求項１】 ガスを燃料とするエンジンで駆動して冷
媒を圧縮する圧縮機を含むショーケース用冷却システム
であって；上記圧縮機からの上記冷媒でショーケースを
冷却する冷却手段と、 加熱した空気によって上記ショーケースの周辺を暖める
温風手段と、 を備え、 上記温風手段は、上記エンジンを冷却するための冷却水
によって上記空気を加熱することを特徴とするショーケ
ース用冷却システム。 - 【請求項２】 ガスを燃料とするエンジンで駆動して第
１および第２の冷媒を圧縮する第１および第２の圧縮機
を含むショーケース用冷却システムであって；上記第１
の圧縮機からの上記第１の冷媒でショーケースを冷却す
る冷却手段と、 上記第２の圧縮機からの上記第２の冷媒で加熱した空気
によって上記ショーケースの周辺を暖める温風手段と、 を備え、 上記第２の冷媒は、上記エンジンを冷却するための冷却
水によって加熱され、更に、上記第２の圧縮機で圧縮さ
れて加熱されることを特徴とするショーケース用冷却シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36667297A JPH11190576A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ショーケース用冷却システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36667297A JPH11190576A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ショーケース用冷却システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11190576A true JPH11190576A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18487365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36667297A Pending JPH11190576A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | ショーケース用冷却システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11190576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104061702A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-09-24 | 松下冷链（大连）有限公司 | 蒸发冷式超市陈列柜废热利用系统 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36667297A patent/JPH11190576A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104061702A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-09-24 | 松下冷链（大连）有限公司 | 蒸发冷式超市陈列柜废热利用系统 |
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