JPH11189236A - 液体用紙容器 - Google Patents

液体用紙容器

Info

Publication number
JPH11189236A
JPH11189236A JP9367536A JP36753697A JPH11189236A JP H11189236 A JPH11189236 A JP H11189236A JP 9367536 A JP9367536 A JP 9367536A JP 36753697 A JP36753697 A JP 36753697A JP H11189236 A JPH11189236 A JP H11189236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper container
water
liquid paper
section
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9367536A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Mazaki
秀彦 真崎
Kiyoshi Kitao
清 北尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP9367536A priority Critical patent/JPH11189236A/ja
Publication of JPH11189236A publication Critical patent/JPH11189236A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風呂場、洗面所、台所等の水濡れしやすい場
所で使用しても、液体用紙容器を構成する積層体の断面
に露出する紙層が吸水しない液体用紙容器を提供するこ
とにある。 【解決手段】 熱可塑性樹脂層と紙層とガスバリアー層
と熱可塑性樹脂層との積層体にて作製される側面板と頂
部形成板と底部形成板からなる液体用紙容器であって、
少なくとも前記液体用紙容器の外面に露出する積層体の
断面にパラフインワックスおよびマイクロクリスタリン
ワックスを含む熱溶融性の耐水性樹脂が塗布された構成
の液体用紙容器である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水濡れしやすい場
所でも使用することのできる液体用紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乳飲料、ジュース、コーヒー、
酒、ワイン等の食品、化粧品、シャンプー、リンス、洗
剤等の包装に使用される液体用紙容器としては、印刷層
/ポリエチレン層/板紙層/接着樹脂層/アルミニウム
箔/接着剤層/ポリエチレンテレフタレート層/ポリエ
チレン層からなる積層体、印刷層/ポリエチレン層/板
紙層/接着樹脂層/珪素酸化物蒸着ポリエチレンテレフ
タレート層/ポリエチレン層からなる積層体等を使用し
て作製されるゲーベルトップ型の紙容器が一般的であ
る。しかしながら、上記の積層体は板紙層を含む構成で
あるために積層体の断面には板紙層が露出しており、水
濡れしやすい場所ないしは湿気の多い場所にて長期間使
用する場合、紙容器が水にぬれることにより積層体の断
面から紙層が吸水・吸湿してふやけてしまい、紙容器が
機能を果たさなくなるという欠点があった。上記のよう
に積層体の断面から吸収するのを防止するために積層体
の断面を保護した液体用紙容器としては、例えば、特開
平6−122441号公報に記載されているような、液
体用紙容器のカートンブランクスの端面にメラミンホル
ムアルデヒド樹脂等の耐水性塗工物を塗工した構成の液
体用紙容器が知られているが、この構成の液体用紙容器
の場合には、カートンブランクスの状態で水性の塗工物
を端面に塗布するものであり、塗工物の水分を紙層の端
面から吸収したり、塗工物の乾燥に時間がかかるという
欠点がある上に、端面を完全に被覆して吸水しないよう
にすることが困難であり、更に塗工物が容器を成形する
際の熱接着性を阻害するおそれがあるという欠点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、風呂
場、洗面所、台所等の水濡れしやすい場所で使用して
も、液体用紙容器を構成する積層体の断面に露出する紙
層が吸水してふやけてしまうことのない液体用紙容器を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】熱可塑性樹脂層と紙層と
ガスバリアー層と熱可塑性樹脂層との積層体から作製さ
れ、側面板と頂部形成板と底部形成板からなる液体用紙
容器であって、前記液体用紙容器の外面に露出する積層
体の断面に耐水性樹脂が塗布された構成の液体用紙容器
である。この場合、風呂場、洗面所、台所等の水濡れし
やすい場所で使用しても、液体用紙容器の外面に露出す
る積層体の断面から吸水・吸湿することがないので紙容
器がふやけることなく水濡れしやすい場所においても使
用することが可能となる。
【0005】上記の液体用紙容器において、前記液体用
紙容器の底面の角部を含む全面に前記耐水性樹脂を塗布
することにより、液体用紙容器の底部を熱接着により成
形して内容物を充填する工程にて、紙容器の角部を含む
底面の熱可塑性樹脂層が溶融して損傷することがあって
も底面の耐水性を保持することができる。
【0006】上記の液体用紙容器において、前記液体用
紙容器を筒貼りした状態における、前記積層体の前記側
面板の断面に前記耐水性樹脂を塗布することにより、側
面部からの吸水・吸湿も防止できるので、より耐水性の
優れたものとすることができる。また、塗布工程を別に
設けることなく筒貼り工程にて耐水性樹脂を容易に塗布
することができる。
【0007】上記の液体用紙容器において、前記耐水性
樹脂を、パラフィンワックスおよびマイクロクリスタリ
ンワックスを含む熱溶融樹脂とすることにより、ノズル
方式、ロール方式、スプレー方式、ディッピング方式等
により任意の塗布量で任意の箇所に簡単に塗布すること
ができる。また、耐水性樹脂が固形分100%であるた
めに塗布後に乾燥工程を必要とせず、塗布後に加熱する
ことにより耐水性樹脂を溶融させて紙層に含浸させるこ
とも可能となるので、積層体の断面の耐水性を優れたも
のとすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の液体用紙容器の実
施形態における側面図、図2は実施形態における底部形
成板を完全に折り畳む前の状態を示す斜視図、図3は実
施形態における頂部側の斜視図、図4は実施形態のブラ
ンク板を筒貼りした状態を示す斜視図、図5は実施形態
のブランク板を示す平面図、図6は実施形態の角部を含
む底面全面に耐水性樹脂を塗布した状態を示す斜視図で
あって、1, 2, 3, 4は側面板、1a, 2a, 3a, 4aは頂部形
成板、1b, 2b, 3b, 4bは底部形成板、5は接着板、6は
注出口取付孔、S1, S2, S3は側部断面、T1, T2, T3, T
4, T5は頂部断面、B1, B2, B3, B4, B5は底部断面、H
は孔部断面をそれぞれ表す。
【0009】本発明の液体用紙容器の実施形態は、図5
に示すブランク板を使用して成形される図1〜図3に示
すゲーベルトップ型の液体用紙容器であって、液体用紙
容器を構成する積層体の、図1に示す側部断面S1, S2,
S3と、図2に示す底部断面B1, B2, B3, B4, B5と、図3
に示す斜視図における頂部断面T1, T2, T3, T4, T5に耐
水性樹脂が塗布されている構成である。尚、頂部形成板
を組立てた状態では頂部断面T2, T4は低くなるように設
計されているので図3には図示されていない。本実施形
態のように、積層体の側部断面S1, S2, S3と頂部断面T
1, T2, T3, T4,T5と底部断面B1, B2, B3, B4, B5に耐水
性樹脂が塗布されている構成が最も好ましいのである
が、底部断面B1, B2, B3, B4, B5のみ、または底部断面
B1, B2, B3, B4, B5と側部断面S1, S3に耐水性樹脂を塗
布した構成のものでも実用的には使用可能である。
【0010】実施形態の液体用紙容器のブランク板の形
状は、図5に示すように、側面板1と側面板2と側面板
3と側面板4と接着板5が折罫を介してそれぞれ連接さ
れると共に、側面板1の上下端には頂部形成板1aと底部
形成板1bが、側面板2の上下端には頂部形成板2aと底部
形成板2bが、側面板3の上下端には中央部に注出口取付
孔6が形成された頂部形成板3aと底部形成板3bが、側面
板4の上下端には頂部形成板4aと底部形成板4bがそれぞ
れ折罫を介して連接され、頂部形成板2a, 4a及び底部形
成板2b, 3b, 4bの所定位置に折罫が形成された形状であ
る。
【0011】図5に示すブランク板において、液体用紙
容器に成形した際に外部に露出する積層体の断面として
は、側面板1の側部断面S1, S2, S3と、底部形成板1b,
2b,3b, 4bの下端の底部断面B1, B2, B3, B4, B5と、頂
部形成板1a, 2a, 3a, 4aの上端の頂部断面T1, T2, T3,
T4と、接着板5の上側の断面T5および接着板5の下側の
断面B5、注出口取付孔6の周縁の孔部断面Hがある。接
着板5の側端断面は、端部を外側に折り曲げて熱接着す
るかないしはテープ貼りにより断面が保護された状態と
され外面に露出しないので耐水性樹脂を塗布する必要が
ない。実用的には、頂部から水がかかった場合でもすぐ
に流れ落ちてしまうために、頂部断面T1, T2, T3, T4と
側部断面S3と注出口取付孔6の周縁の孔部断面Hには耐
水性樹脂を塗布しなくとも使用が可能である。
【0012】本発明の液体用紙容器においては、図6に
示すように、側面板1, 2, 3, 4と底部形成板1b, 2b, 3
b, 4bとの角部を含む底面全面の底面塗布領域7に耐水
性樹脂を塗布するようにしてもよい。角部を含む底面の
全面に耐水性樹脂を塗布することにより、液体用紙容器
に内容物を充填する際に、液体用紙容器のスリーブの底
部を外部からフレームで加熱して外面の熱可塑性樹脂を
溶融させ熱接着して底部を成形する工程において、底面
ないしは底面の角部の外面の熱可塑性樹脂層が熱により
損傷をうけて紙層が露出した場合でも角部を含む底面全
体の耐水性を完全なものとすることができる。角部を含
む底面の全面に耐水性樹脂を塗布する場合においても、
少なくとも側面板1の側部断面S1には耐水性樹脂を塗布
しておくことが必要であるが、底部断面B1, B2, B3, B
4, B5および側部断面S3に耐水性樹脂を塗布しなくとも
問題はない。
【0013】熱溶融樹脂からなる耐水性樹脂を塗布する
方法としては、ノズル方式、ロール方式、スプレー方式
等により行うことができる。液体用紙容器のブランク板
を筒貼りした状態で積層体の側面板の側部断面S1, S2,
S3に耐水性樹脂を塗布する場合は、ノズル方式ないしは
狭巾の円板によるロール方式にて筒貼り工程とインライ
ンで塗布するのが適している。底部断面B1, B2, B3, B
4, B5に塗布する場合にはスリーブを角形に起こして底
部断面を広巾のロールに接触させて塗布するロール方式
が好ましい。角部を含む底面の全面に耐水性樹脂を塗布
する場合には、スプレー方式ないしは底面全体が接触す
る広巾のロールにより塗布する方法が適している。いず
れの方法の場合においても、熱溶融樹脂からなる耐水性
樹脂を塗布した後に、塗布部を加熱して耐水性樹脂を溶
融させて塗布面に密着させると共に積層体の紙層の断面
に含浸させるようにするのが望ましい。
【0014】耐水性樹脂としては、パラフィンワックス
およびマイクロクリスタリンワックスを主成分として、
ポリエチレンワックス、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリイソブチレン、ポリブテン等を20〜50%の
範囲で添加した組成のものが好適に使用できる。パラフ
ィンワックスにマイクロクリスタリンワックスを10〜
200%加えることにより耐水性樹脂皮膜の接着性およ
び柔軟性が改良される。また、エチレン−酢酸ビニル共
重合体を添加することにより融点および溶融粘度を調節
できるとともに耐水性樹脂皮膜の表面硬度が改良され、
ポリイソブチレン、ポリブテン等を添加することにより
耐水性樹脂皮膜の強度および柔軟性、接着性が改良され
る。したがって、塗布方法、塗布量により組成を任意に
変更すればよい。
【0015】本実施形態の液体用紙容器を作製するため
の積層体を構成する紙層としては、坪量が200〜45
0g/m2 の板紙が使用され、ガスバリアー層として
は、アルミニウム箔と2軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムの積層体、アルミニウムないしは酸化珪素
等の金属酸化物を蒸着した2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフイルム等が使用される。熱接着性樹脂層とし
ては、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエ
チレン(MDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLD
PE)、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン
−αオレフイン共重合体(SPE)等が使用される。具
体的な積層構成としては、LDPE/板紙/エチレン−
メタクリル酸共重合体(EMAA)/アルミニウム箔/
接着剤/ポリエチレンテレフタレート/LDPE、LD
PE/板紙/LDPE/アルミニウム蒸着層/ポリエチ
レンテレフタレート/LDPE/SPE、LDPE/板
紙/LDPE/酸化珪素蒸着層/ポリエチレンテレフタ
レート/LDPE/SPE等である。
【0016】
【実施例】実施例1 外面から順に、印刷層/ポリエチレン20μ/板紙25
5g/エチレン−メタクリル酸メチル共重合体20μ/
アルミニウム箔7μ/接着剤/2軸延伸ポリエチレンテ
レフタレート12μ/ポリエチレン40μからなる構成
の積層体を作製し、図5に示す形状のゲーベルトップ型
の紙容器を作製するためのブランク板に打ち抜いた。作
製したブランク板を常用の方法により筒貼りしてスリー
ブ状の液体用紙容器を作製する筒貼りの工程にて側面板
の側部断面に下記組成の溶融状態の耐水性樹脂を塗布し
た。耐水性樹脂の塗布は筒貼りの工程にて溶融状態の耐
水性樹脂を押し出すノズルを取り付けて塗布した。 耐水性樹脂の組成(重量部) パラフィンワックス 40 マイクロクリスタリンワックス 50 エチレン−酢酸ビニル共重合体 10 スリーブ状の液体用紙容器を充填機にかけて底部を熱接
着により成形した後に内容物としてシャンプー液を充填
し熱接着により頂部を形成して充填を行った後に、上記
組成の溶融状態の耐水性樹脂をシャンプー液を充填した
紙容器の底部にロールコート方式にて塗布した。得られ
たシャンプー液を充填した液体用紙容器を、40℃、9
0%RH雰囲気にて底部を10mmの深さでシャンプー
10倍希釈液に72時間浸漬して浸透状態を観察した結
果、液体用紙容器のふやけは認められなかった。
【0017】
【実施例】実施例2 実施例1で用いた耐水性樹脂を攪拌機付き加熱槽に入れ
て予め熱溶融させておく。ボディソープ液を充填した液
体用紙容器の底部を15mmの深さで浸漬し、引き上げ
た後、加温したバーで底部の余分の耐水性樹脂をかき落
とし、テフロンシートを敷いた冷却板上に置いて耐水性
樹脂を冷却固化させた。この液体用紙容器を40℃、9
0%RH雰囲気にて底部を10mmの深さでボディソー
プ10倍希釈液に72時間浸漬して浸透状態を観察した
結果、液体用紙容器のふやけは認められなかった。
【0018】
【発明の効果】熱可塑性樹脂層と紙層とガスバリアー層
と熱可塑性樹脂層との積層体から作製され、側面板と頂
部形成板と底部形成板からなる液体用紙容器であって、
液体用紙容器の外面に露出する積層体の断面に耐水性樹
脂が塗布された構成の液体用紙容器とすることにより、
風呂場、洗面所、台所等の水濡れしやすい場所にて使用
した場合でも、液体用紙容器の外面に露出する積層体の
断面から吸水・吸湿することがないので、紙容器がふや
けてしまうことがない。上記の液体用紙容器において、
液体用紙容器の底面の角部を含む全面に耐水性樹脂を塗
布することにより、液体用紙容器の底部を熱接着により
成形して内容物を充填する工程にて、紙容器の角部を含
む底面の熱可塑性樹脂層が溶融して損傷することがあっ
ても底面の耐水性を保持することができる。上記の液体
用紙容器において、液体用紙容器を筒貼りした状態にお
ける、積層体の側面板の断面に耐水性樹脂を塗布するこ
とにより、側面部からの吸水・吸湿も防止できより耐水
性の優れたものとすることができる。また、塗布工程を
別に設けることなく筒貼り工程にて耐水性樹脂を容易に
塗布することができる。上記の液体用紙容器において、
耐水性樹脂を、パラフィンワックスおよびマイクロクリ
スタリンワックスを含む熱溶融樹脂とすることにより、
ノズル方式、ロール方式、スプレー方式、ディッピング
方式等により任意の塗布量で任意の箇所に簡単に塗布す
ることができる。また、耐水性樹脂が固形分100%で
あるために塗布後に乾燥工程を必要とせず、塗布後に加
熱することにより耐水性樹脂を溶融させて紙層に含浸さ
せることも可能となるので、積層体の断面の耐水性を優
れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体用紙容器の実施形態における側面
図。
【図2】実施形態における底部形成板を完全に折り畳む
前の状態を示す斜視図。
【図3】実施形態における頂部の斜視図。
【図4】実施形態のブランク板を筒貼りした状態を示す
斜視図。
【図5】実施形態のブランク板を示す平面図。
【図6】実施形態の角部を含む底面全面に耐水性樹脂を
塗布した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1, 2, 3, 4 側面板 1a, 2a, 3a, 4a 頂部形成板 1b, 2b, 3b, 4b 底部形成板 5 接着板 6 注出口取付孔 7 底面塗布領域 S1, S2, S3 側部断面 T1, T2, T3, T4, T5 頂部断面 B1, B2, B3, B4, B5 底部断面 H 孔部断面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂層と紙層とガスバリアー層
    と熱可塑性樹脂層との積層体から作製され、側面板と頂
    部形成板と底部形成板からなる液体用紙容器であって、
    前記液体用紙容器の外面に露出する積層体の断面に耐水
    性樹脂が塗布された構成であることを特徴とする液体用
    紙容器。
  2. 【請求項2】 前記液体用紙容器の底面の角部を含む全
    面に前記耐水性樹脂が塗布されていることを特徴とする
    請求項1記載の液体用紙容器。
  3. 【請求項3】 前記液体用紙容器を筒貼りした状態にお
    ける、前記積層体の前記側面板の断面に前記耐水性樹脂
    が塗布されたものであることを特徴とする請求項1〜2
    記載の液体用紙容器。
  4. 【請求項4】 前記耐水性樹脂が、パラフィンワックス
    およびマイクロクリスタリンワックスを含む熱溶融樹脂
    であることを特徴とする請求項1〜3記載の液体用紙容
    器。
JP9367536A 1997-12-25 1997-12-25 液体用紙容器 Withdrawn JPH11189236A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9367536A JPH11189236A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 液体用紙容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9367536A JPH11189236A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 液体用紙容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11189236A true JPH11189236A (ja) 1999-07-13

Family

ID=18489561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9367536A Withdrawn JPH11189236A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 液体用紙容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11189236A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006205688A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Dainippon Printing Co Ltd 化粧板
JP2007001110A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Toppan Printing Co Ltd 紙部材の製造方法及び紙部材並びに紙容器
WO2008137593A1 (en) * 2007-05-01 2008-11-13 Berry Plastics Corporation Laminated paperboard packaging and method of manufacturing the same
JP2014012545A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Dainippon Printing Co Ltd 容器および当該容器を作製するためのブランク板

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006205688A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Dainippon Printing Co Ltd 化粧板
JP2007001110A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Toppan Printing Co Ltd 紙部材の製造方法及び紙部材並びに紙容器
JP4604873B2 (ja) * 2005-06-23 2011-01-05 凸版印刷株式会社 紙部材の製造方法及び紙部材並びに紙容器
WO2008137593A1 (en) * 2007-05-01 2008-11-13 Berry Plastics Corporation Laminated paperboard packaging and method of manufacturing the same
JP2014012545A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Dainippon Printing Co Ltd 容器および当該容器を作製するためのブランク板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100904836B1 (ko) 포장 덮개, 그 제조방법 및 상기 덮개로 밀봉된 포장
US20200054778A1 (en) Fragrance sachet
CA1036433A (en) Material in the form of a web or of sheets for the manufacture of packing containers or parts thereof
JPH11189236A (ja) 液体用紙容器
JPH10218170A (ja) 液体用紙容器
JP4248755B2 (ja) 断熱紙製容器およびその製造方法
JP6194590B2 (ja) 蓋材とその製造方法
US4289253A (en) Method for warming and damping of non-woven, disposable, strength treated napkins or towels
JPS63290739A (ja) 包装材料用の化粧膜形成多層複合材料、かかる複合材料の配置方法及びこの方法で得られた包装材料
JP4170471B2 (ja) 液体用紙容器
JP5459948B2 (ja) 紙カップ容器
JPS5832926Y2 (ja) 熱封緘性蓋材
JP4170464B2 (ja) 液体用紙容器
JP2712875B2 (ja) 液体容器用素材の製造方法
JP4240898B2 (ja) イージーピール蓋材
JP2004010146A (ja) 紙カップ用蓋材
JPH046909Y2 (ja)
JP2624038B2 (ja) 液体容器用素材の製造方法
KR19990016670A (ko) 식품포장용기와 식품포장용기의 제조방법 및 식품포장용기제조장치
JPH06312738A (ja) 液体用紙容器
JPS58175636A (ja) 押し出しチユ−ブ及びその製造方法
JP2598102Y2 (ja) 飲み口部を有する液体用紙容器
JPH072454Y2 (ja) 容器口部密封用インナーシール材
JP2004189247A (ja) 液体用紙容器
JP2019099266A (ja) ポンプディスペンサ付き液体紙容器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301