JPH11189019A - 耐パンクタイヤ・アセンブリ - Google Patents

耐パンクタイヤ・アセンブリ

Info

Publication number
JPH11189019A
JPH11189019A JP9338356A JP33835697A JPH11189019A JP H11189019 A JPH11189019 A JP H11189019A JP 9338356 A JP9338356 A JP 9338356A JP 33835697 A JP33835697 A JP 33835697A JP H11189019 A JPH11189019 A JP H11189019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
puncture
inner tube
assembly
liner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9338356A
Other languages
English (en)
Inventor
Shi Chun-Jiao
シ チュン−ジャオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUN JIAO SHI
Original Assignee
CHUN JIAO SHI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHUN JIAO SHI filed Critical CHUN JIAO SHI
Priority to JP9338356A priority Critical patent/JPH11189019A/ja
Publication of JPH11189019A publication Critical patent/JPH11189019A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンクの発生に対する抵抗性能を備えるタイ
ヤ・アセンブリを提供する。 【解決手段】 本発明のタイヤ・アセンブリ10は、複
数の突出した偏向手段32が設けられた外周部30を有
するインナ・チューブ24を有する。その偏向手段の断
面は、中空の小指に類似している。このタイヤ・アセン
ブリ10は、またうね状の隔離手段48を備えるタイヤ
・ライナー26を有する。その隔離手段48は、タイヤ
・ライナー26の円周を連続的に囲繞している。隔離手
段48と偏向手段32は、互いに噛み合わされるように
配列されている。この配列によって、隔離手段の構造4
8は、負荷される時に偏向手段の指状を維持するのに役
立つ。鋲62又は他の尖鋭物は、タイヤ12を穿孔する
とき、偏向手段32と隔離手段48との間に障害となる
ことなく進入し、この時、偏向手段32は、弾性により
片方に偏向され、潤滑剤又は隔離手段48と偏向手段3
2との間に置かれた挿入物は、偏向手段32が摩擦を受
けることなく片方に偏向される。本発明は、チューブレ
ス・タイヤにも適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般的に、空気入り
タイヤに関し、更に詳しくは、耐パンク空気入りタイヤ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1888年、ジョン・ダンロップ(John
Dunlop)が自転車の空気入りタイヤを新たに発明した
後、間もなく、路上に散乱されがちな釘、刺(尖鋭
片)、ガラス破片などの危険物によるパンクの発生を防
止する、少なくとも耐パンク性能を備えるタイヤを開発
し始めている。タイヤが突然、破損したときに発生する
衝撃や困難は言うまでもなく、タイヤの空気漏れで自転
車或いはオートバイに乗る人が怪我しやすい状態に陥
り、しかもタイヤの空気が突然に抜けた場合には、コン
トロールが利かなくなり、更に危険である。
【0003】自転車の空気入りタイヤの場合には、その
タイヤ或いはタイヤとチューブが伸縮材料によって作ら
れているために、元々パンクが発生しやすい。タイヤに
空気を入れた後、これらの弾性材料は、クッションとし
ての乗り心地を与え、路面に対して他の材料より大きな
牽引力を有するという公知の特徴を提供しており、しか
しながら同時に、尖鋭物に対する抵抗力が減少する。タ
イヤのパンクが生じやすい問題を解決するために、様々
な方法が提案されている。例えば、”空気が漏れても走
れる”という(車)タイヤには、一個の加圧安全構造が
設けられ、(車)タイヤの空気が漏れた時、その構造が
自動的に膨張してタイヤが膨らむ(1981年3月10
日公告された米国特許、No. 4254810, 発明者 Schichma
n)。このシステムは、最初からパンク防止或いはパン
ク減少を目的とするものではなく、しかもその内部構造
は、生産コストが高く、実施が困難であり、且つ使用時
における信頼性にも欠ける。上記考案と類似した他の解
決方法として、例えば、接着剤及びゴムを含む異なった
高分子物質を、リムに取り付ける前のタイヤの内部に厚
く被覆することが考案されている。通常、これらの物質
は小さな破孔に流れ込む特性があり、これによって、一
時的にその問題を解決することができる。(1975年
1月14日にMiyazatoに付与された米国特許、No. 3860
539)。
【0004】タイヤのパンクを防止する他の方法は、加
圧された小室を用いることである。これらの小室は、断
面が管状又は円筒状を呈し、タイヤ面と横方向に交差す
る。パンクが発生したとき、一個か二個の小室の空気し
か漏れない。この設計は、各室毎に空気入れ及び気圧を
維持するための空気入り弁が一つ必要となるので、不便
である。とにかく、この種のタイヤを生産するのは、高
価且つ困難である。(1983年1月4日Estradeに付
与された米国特許No. 4367109)。上記と異なる方法
(1971年4月14日Brewerに付与された米国特許、
No. 3574317)として、多数の小さな袋状のものが加圧
された後、タイヤに入れられるような構成のものがあ
る。この場合には、これらの袋状のものを含むタイヤに
も、一般のタイヤと同じように空気が入れられる。これ
は、基本的な加圧方式である。タイヤのパンクが発生し
たとき、これらの加圧された袋(その袋の内、一個か二
個が破損するかもしれない)が、クッションの機能を果
たし、ある程度まで、タイヤの使用を継続することがで
きる。しかし、これらの方法において、パンクの発生を
防止する構成については、全く述べられていない。
【0005】これまでのパンク防止に関する考案は、殆
どタイヤのタイヤ・ライナーに関するものである。その
タイヤ・ライナーは、一層の鉛又は変形しやすい金属の
ようなパンク防止材料、或いは、高圧高温で成型された
一層の加硫ゴムからなり、タイヤのケーシングの内部に
設けられ、或いは、そのケーシングの内部とインナ・チ
ューブとの間に加圧によって挟まれる(1981年4月
21日Priceに付与された米国特許、No. 4262719)。こ
れらのライナーは、タイヤの重量の増加を招くために、
燃料効率が悪化し又は自転車に乗る人が前進しにくくな
る。
【0006】パンクの発生を防止できる又は完全にパン
クしないタイヤには、様々な制限が要求されるので、生
産しやすい、低コストの、且つ重量を増加させないタイ
ヤ或いはタイヤ・アセンブリが大いに必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、パンクし難
い機能を備えるタイヤ・アセンブリを提供することを目
的としている。
【0008】本発明は、偏向動作により、尖鋭物による
パンクに対する抵抗力を有するタイヤ・アセンブリを提
供することをもう一つの目的としている。
【0009】本発明は、タイヤの重量の増加を抑える耐
パンクタイヤ・アセンブリを提供することを更なる目的
としている。
【0010】本発明は、乗り心地に悪影響を与えない耐
パンクタイヤ・アセンブリを提供することをもう一つの
目的としている。
【0011】本発明は、半径方向に対称である耐パンク
タイヤ・アセンブリを提供することをもう一つの目的と
している。
【0012】本発明は、簡単な構造及び材料を用いる耐
パンクタイヤ・アセンブリを提供することをもう一つの
目的としている。
【0013】本発明は、既存のタイヤにおいて容易に実
施できる耐パンクタイヤ・アセンブリを提供することを
もう一つの目的としている。
【0014】本発明は、一般のタイヤ及びインナ・チュ
ーブと同じ材料を使用する耐パンクアセンブリを提供す
ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、本発明の実施例には、ホイール・リムにタイヤ
を組み付けた空気入りタイヤ用の耐パンク機能を備える
タイヤ・アセンブリが提供されている。このタイヤ・ア
センブリは、環状のインナ・チューブを有する。そのイ
ンナ・チューブは、従来のインナ・チューブの内周と、
外周とを有する。その内周は、通常の方法でホイール・
リムに設けられており、その外周は、中空且つインナ・
チューブの円周に連続に分布された突出状の偏向手段を
有する。その偏向手段は、断面において小指の形を呈し
ている。このタイヤ・アセンブリは、また、うね状の隔
離手段を備えるタイヤ・ライナーを有する。この隔離手
段は、そのタイヤ・ライナーの円周に連続的に分布され
ている。この隔離手段は、対応する偏向手段に挿入でき
るように配列されている。このタイヤ・ライナーの構造
は、タイヤに負荷が掛けられた際に、テーパ状且つ断面
の指状を維持するのに役立つ。
【0016】尖鋭物、例えば、鋲又は刺が、タイヤに差
し込まれる時、タイヤ・ライナー及び偏向手段の相互作
用によって、その尖鋭物は、偏向手段の間に挿入され、
支持された偏向手段の斜面に沿って滑らされる。その偏
向手段は、弾性的に且つ破損されることのないように一
側に偏向され、同時に、偏向手段の間の襞(ひだ)部
は、インナ・チューブにパンクが生じないように、通常
の尖鋭物を十分に収納する長さを有する。本発明の実施
例には、潤滑剤又は介入物が利用され、弾性材料で作ら
れた且つ粘着性を備える偏向手段は、尖鋭物に接触する
とき、その潤滑剤又は介入物によって、自由に滑動でき
る。
【0017】本発明の利点は、タイヤ・アセンブリが、
幾つかの尖鋭物に刺されても、通常通り使用できること
である。つまり、そのタイヤ・アセンブリの使用が、一
回に限定されないことである。
【0018】本発明の他の利点は、この種のタイヤ・ア
センブリを、現存の生産設備で簡単且つ低コストで生産
することができることである。
【0019】本発明のもう一つの利点は、この種のタイ
ヤ・アセンブリが、従来の空気入りタイヤに組み込まれ
ることができることである。
【0020】本発明のもう一つの利点は、この種のタイ
ヤ・アセンブリを、各種異なるタイヤに合わせるため
に、様々な異なるサイズで生産することができることで
ある。
【0021】本発明のもう一つの利点は、車両に非常に
精通した乗者でない限り、重量増加を容易に感じ取るこ
とができないことである。
【0022】本発明のもう一つの利点は、タイヤの乗り
心地に悪影響を与えず、しかも、タイヤの外観の変化を
伴わないことである。
【0023】本発明のもう一つの利点は、従来のタイヤ
バルブが一つしか必要されないことである。
【0024】本発明のもう一つの利点は、使用者が、特
別な用具を用いることなく、そのタイヤ・アセンブリを
容易に取り付けることができることである。
【0025】以下説明される最適実施例と図面から、当
該技術者が、上述した本発明の目的と利点を明確に理解
できるように説明を行う。
【0026】
【作用】本発明の請求項1に記載の負荷状態の空気入り
タイヤ用の耐パンクタイヤ・アセンブリによれば、膨張
可能なインナ・チューブは、ほぼ放射状に延びる複数の
偏向手段を備えるインナ・チューブ体を有し、その複数
の偏向手段はインナ・チューブ体と連続形成されて一体
となっており、加圧可能であり、更に特殊な形状を呈し
ており、そのインナ・チューブとタイヤの内面との間に
配置されるタイヤ・ライナーは、複数の隔離手段を備
え、その複数の隔離手段は、偏向手段とほぼ噛み合わさ
れるように形状され、タイヤに負荷を掛けた際に偏向手
段の特殊な形状をほぼ維持するのに役立つ。
【0027】本発明の請求項9に記載の尖鋭物により穿
孔された空気入りタイヤの圧力低下防止タイヤ・アセン
ブリによれば、インナ・チューブは突出した加圧可能手
段が一体に形成された外周を有し、その加圧可能手段は
断面に特別な形状を呈しており、これによって、垂直の
尖鋭物に暴されるインナ・チューブの表面積は最小限に
され、形状維持手段は、タイヤに負荷が掛かった際に、
加圧可能手段の元の形状を維持する。
【0028】本発明の請求項17に記載のタイヤ用の耐
パンクタイヤ・アセンブリによれば、第一タイヤ・ライ
ナーは、内部へ放射状に突出した複数の隔離手段を備
え、内面をほぼ連続的に囲繞しており、第二タイヤ・ラ
イナーは、外部へ放射状に突出した複数の偏向手段を備
え、その複数の偏向手段は隔離手段に噛み合わせられて
支持されている。
【0029】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0030】本願発明の好ましい実施例の空気入りタイ
ヤは、耐パンクタイヤ・アセンブリを有する空気入りタ
イヤである。その好ましい実施例のタイヤ・アセンブリ
は、あらゆる車両の空気入りタイヤに適用されるが、こ
こでは自転車用のタイヤとして説明する。符号10は、
図1に示されているタイヤ・アセンブリを示す。
【0031】まず断面透視図1において、典型的な自転
車タイヤ12は、円周状のタイヤ・トレッド14と、一
対の環状タイヤのサイドウォール16と、一対の補強タ
イヤ・ビード18等の従来部品を有する。タイヤ12
は、放射状のフランジ22を備えるホイール・リム20
上に取り付けられている。通常の方法で、タイヤ12
は、タイヤ・ビード18を介して、フランジ22に着脱
可能に加圧固定されている。耐パンクタイヤ・アセンブ
リ10は、タイヤ12の内部に配置されている。
【0032】また、図1において、タイヤ・アセンブリ
10は、環状の(トロイダル)インナ・チューブ24を
有する。そのインナ・チューブ24の構造が、本願の特
徴として、タイヤ・ライナー26と結合されて独特な構
造となる。この独特な構造は、タイヤ12に差し込まれ
た尖鋭物を偏向させ、その尖鋭物がインナ・チューブ2
4を穿孔してしまうこと(パンク)を防止(或いはその
パンク発生を最小限に)することができる。その構造に
ついて以下に示す。そのインナ・チューブ24は、内周
28を有する。その内周28は、従来のインナ・チュー
ブの内周と同様で、且つ、従来の方法でホイール・リム
20の円周に装着されている。ただ、インナ・チューブ
の外周部30が、複数の偏向手段32を有し、従来のイ
ンナ・チューブと異なっている。これらの偏向手段32
は、中空であり、好ましくは、インナ・チューブ体34
との一体成形プロセスによって製造される。その成形プ
ロセスには、一般に商業上に用いられるインナ・チュー
ブの製造において典型的に利用されたステップが含まれ
ている。インナ・チューブ24も、タイヤバルブ36を
有する。そのタイヤバルブ36は、通常の形状で、イン
ナ・チューブの内周28から、ホイール・リム20を貫
通して円心に向かって延びている。タイヤバルブ36を
介して、インナ・チューブ24に空気を入れることによ
って、インナ・チューブ体34及び偏向手段32は同時
に加圧される。そのため、この実施例において、インナ
・チューブ体34と偏向手段32とは同様な圧力を受け
ている。通常圧力範囲において、一般の自転車と同様で
ある。
【0033】この種の偏向手段32の構造、位置、一般
特性、及びタイヤ・ライナー26との関連及び機能につ
いて、ここでは、以下の段落において説明する。図1と
断面図2に示されているように、偏向手段32は、イン
ナ・チューブの周囲に沿って環状の形になっている。各
偏向手段32は、突出している部分があり、断面形状に
おいて、小指に類似している。この実施例において、偏
向手段32は、異なる列(ここでは、10列としてい
る)に配列されている。列と列は、相互に平行であり、
インナ・チューブの外周部30に沿って一周している。
偏向手段32は、ホイール・リム20の半径方向から外
に突出するように方向付けされている。この方向付けの
利点は、タイヤ・トレッド14が尖鋭物に垂直に穿孔さ
れた後、偏向手段の穿孔される表面積をできるだけ小さ
くすることである。上述したように、偏向手段32は、
先端部40を有する。この先端部40は、テーパ状又は
針状を呈しており、同様に穿孔される表面積を小さくす
ることができる。この先端部40がテーパ状に形成され
ていることは、偏向手段32とタイヤ・ライナー26と
の所望の相互作用を実現するため、非常に重要である。
この点について後述する。
【0034】偏向手段32は、位置によって、長さが異
なっている。但し、その長さは、少なくとも地面に存在
しがちな鋲、刺等の危険物の長さと同程度である。図2
において、偏向手段32の長さは、中央から両側のタイ
ヤのサイドウォール16に向かって次第に短くなってい
る。長さが短くなることは、タイヤ12の断面が円弧状
を呈し、これが普通の自転車及び車のタイヤと同様であ
る一方、他方で、タイヤ12に負荷が掛けられた時にサ
イドウォール16に近いタイヤの部分が地面と接触する
程度と関係する。二つの同じ長さの尖鋭物を比較してみ
れば、サイドウォール16に近い尖鋭物がタイヤ12を
穿孔して更にインナ・チューブ24を穿孔する能力は、
もう一つ中心にある尖鋭物がインナ・チューブ24を穿
孔する能力より、強くない。
【0035】上述の従来のインナ・チューブの製造方法
から推論してみると、本発明のインナ・チューブ24及
びそれと対応する偏向手段32が弾性材料によって製造
されることは、好ましいことである。その弾性材料は、
合成樹脂、天然樹脂、又は合成樹脂と天然樹脂の混合物
などの従来のインナ・チューブを製造するために典型的
に用いられた材料である。弾性材料を使用することは、
偏向手段32に十分な弾性力を与えると同時に、従来の
インナ・チューブのような支持性能を備えさせる。その
弾性力によって、偏向手段32は、必要に応じて弾性強
く両側に移動し、パンクの発生を避けることができる。
【0036】図2において、タイヤ12が尖鋭物を轢い
て穿孔された後、実施例のタイヤ・ライナー26による
誘導又は補助によって、偏向手段32は上述した偏向機
能を発揮することができる。タイヤ・ライナー26は、
タイヤの内面42とインナ・チューブの外周部30との
間に挟まれている。タイヤ・ライナー26は、環状の形
で、滑らかなライナー外面44と、隔離手段48に肋骨
のようにカバーされたライナー内面46とを有する。タ
イヤ・ライナー26の外面44及び内面46はそれぞれ
タイヤの内面42及びインナ・チューブ24の外周部3
0を連続的に取り囲んでいる。タイヤ・ライナー26の
両側部が横に延び、タイヤ・トレッド14の幅を越え、
その一部分がタイヤのサイドウォール16に沿って上方
に延びる。これによって、タイヤ・ライナー26の内面
46及び隔離手段48は、インナ・チューブ24の外周
部30に位置する偏向手段32に完全に接触している。
タイヤ・ライナー26(更に明確に言えば隔離手段4
8)及び偏向手段32の相互作用によって、尖鋭物、例
えば、鋲、刺がタイヤ12を穿孔した時、インナ・チュ
ーブ24の如何なる部分も破損することなく、偏向手段
の間に害を及ぼすことなく挿入されて複数の襞(ひだ)
部52のうちの一つに進入する可能性が非常に大きい。
【0037】隔離手段48は、タイヤ・ライナー26と
一体成形され、通常のうね状を呈している。偏向手段3
2と同じように、隔離手段48は互いに平行して並んで
いる(ここでは9行がある)。各行はタイヤ・ライナー
26の内面46を取り巻いている。各隔離手段48は、
頂部56と傾斜側面58を有する。各隔離手段48の間
には、タイヤ・ライナー谷間部60がある。タイヤ・ラ
イナー26がインナ・チューブ24を取り巻いて配置さ
れるとき、タイヤ・ライナー26の上に位置する隔離手
段48のパターン又は配列は、頂部56を偏向手段32
の間の襞(ひだ)部52に嵌合させるようになってい
る。頂部56はこのように襞(ひだ)部52に嵌合され
た後、タイヤ・ライナー谷間部60が、偏向手段の先端
部40を突き合わせることにより適合される。このよう
に結合された後、インナ・チューブ24及びタイヤ・ラ
イナー26は、耐パンク性能が生じる。その性能の特徴
を、以下に説明する。
【0038】図3において、本発明の耐パンクタイヤ・
アセンブリ10は、突出した加圧可能手段32(偏向手
段32)と一体に形成された外周を有し、その加圧可能
手段32の断面は特殊な形状を呈し、ほぼ垂直に空気入
りタイヤを穿孔する尖鋭物に曝されることを最小限にす
る面を有したインナ・チューブ24と、そのタイヤの負
荷状態でその加圧可能手段32のその特殊な形状をほぼ
そのままに維持する形状維持手段とを有する。その形状
維持手段がインナ・チューブ24の外周を囲繞するタイ
ヤ・ライナー26を有する。タイヤ・ライナー26は、
加圧可能手段32と噛み合って加圧可能手段32を支持
する支持手段48(隔離手段48)を有する。その支持
手段48は船の進水架台形状を呈している。
【0039】本発明のタイヤ・アセンブリ10の特徴
は、鋲62が垂直にタイヤ12に差し込まれた後に(こ
の図におけるタイヤは通常負荷が掛けられている)、鋲
62がインナ・チューブ24に接触するとき、尖鋭物が
インナ・チューブ24を穿孔して破損をもたらす可能性
は極めて小さい。例えば、鋲がちょうどタイヤ・ライナ
ー谷間部60を貫通してタイヤ・ライナー26を穿孔し
てしまうような望ましくない場合、加圧可能手段32の
先端部40が穿孔され、インナ・チューブ24にパンク
が生じてしまうかもしれない。他方、鋲62の先端がタ
イヤ・ライナー26の他の部位に差し込まれ、加圧可能
手段32がある特殊な形状を呈し且つ支持手段48によ
ってこの形状のままに維持されるので、鋲26の先端と
シャフトが、一つ又は二つの加圧可能手段32の面に沿
って滑らされ、図3に示されているように、襞(ひだ)
部52の間に挿入されることは、可能性として、統計
上、比較的高い。加圧可能手段32の弾力性及びテーパ
形状は、加圧可能手段32が鋲62と接触する時、破損
されずに片方に偏向され、鋲62の先端から離れる。
【0040】明らかに、支持手段48は、加圧可能手段
32を隔離し、且つ、侵入物を偏向させる(断面におい
て)指のような形状と機能を保持するように、加圧可能
手段32の形状を維持する(補強する)役割を果たして
いる。言い換えれば、加圧可能手段32が負荷に堪える
とき、タイヤ・ライナー26は、加圧可能手段32のテ
ーパ形状を維持し、加圧可能手段32が平坦にされる可
能性が十分に小さくなる。このような形状維持手段(補
強構造)がなければ、加圧可能手段32は容易に平坦に
される。もし、タイヤが過度に平坦になると、加圧可能
手段32は、従来のインナ・チューブにより、それほど
多くの利点を提供することができない。もし、尖鋭物が
タイヤ・ライナー26を貫通して支持手段48の先端5
6に非常に近いところまで差し込まれた時、尖鋭物の長
さが足りず先端56を穿孔することができなければ、或
いは、支持手段48が加圧可能手段32を広く隔離して
尖鋭物が障害となることなく襞(ひだ)部52に挿入さ
れる場合、支持手段48は、それ自体で唯一の防衛を提
供しても良い。このように、本願発明のタイヤ・アセン
ブリ10は、完全にパンクの発生を防止するものではな
いが、パンク発生の可能性を非常に小さくするパンク防
止機能を備えており、同時に、均一の且つ厚いタイヤ・
ライナーを用いることに伴う重量の増加及び乗り心地の
低下の最小化を図ることができる。
【0041】タイヤ・ライナー26は、弾性材料、プラ
スチック材料、或いはこれらと類似するあらゆる材料か
らなる。その目的は、タイヤ・ライナー26に、加圧可
能手段32を隔離し且つ加圧可能手段32の形状を十分
に維持する機能と、湾曲性能、弾力性、軽量などの性質
を備えさせることである。分離式のタイヤ・ライナー2
6を使わなくてもよいが、タイヤを製造する過程で、そ
の支持手段48をタイヤの内面と一体に製造しても良
い。
【0042】本願発明は、加圧可能手段32が、侵入し
てきた尖鋭物に接触するとき、容易に偏向される方法を
も提供している。一般的に、インナ・チューブ24を製
造するために用いられる弾性材料は、共に貼付されてし
まう傾向があるので、潤滑剤、粉末、又は挿入物を投入
すれば、摩擦の防止、偏向手段32の間の相互滑動又は
隔離手段48との滑動に有利である。例えば、これらの
挿入物は一般的に紙で作られ、加圧手段32(偏向手段
32)の間の距離に一致させるために、波状になってい
る。図2と図3において、潤滑剤66はインナ・チュー
ブの外周部30とタイヤ・ライナー26との間に投入さ
れる。
【0043】当該技術者にとっては、偏向手段32は、
必ずしもインナ・チューブ体34を完全に取り巻く環状
である必要もなく、その横断面だけではなく、その他の
断面も中空の小指に似ていてもよい。しかも、偏向手段
32全体は、いくつかの部分に分けても良いが、各部分
の長さが指状の偏向手段より長いが、インナ・チューブ
24を一周に渡って取り囲む偏向手段32より短い。こ
れは、”部分式”偏向手段32と呼ばれる。図4は、そ
の他のインナ・チューブ68の側面図である。指状の偏
向手段或いは偏向指70は、偏向手段32と同じよう
に、そのインナ・チューブ体72から外部に突出してい
る。このように、偏向指70の中心軸は、概略、ホイー
ル・リム20の半径と一致している(図示せず)。これ
らの偏向指70は、多様な配列が採用されても良い。こ
れらの配列に関して、偏向指70と偏向手段32(或い
は部分式偏向手段)は、同時併用が可能である。
【0044】図4において、偏向指70だけを含む最も
簡単な配列は、偏向指70を異なる列74に配置するこ
とである。これらの列は、横にインナ・チューブ72に
渡って配置され、均一にインナ・チューブの外周76上
に分布されている。同列の偏向指70の中心軸は、互い
に平行である。異なる列74の偏向手段の中心軸は、角
度上の関連が表れている。即ち、インナ・チューブ68
の円周上の偏向指70の位置に関係する。この種の偏向
指70は、インナ・チューブ68にパンクが発生する可
能性を更に小さくする。この種のインナ・チューブ68
は、対応するはちの巣形のタイヤ・ライナー(図示せ
ず)に結合させることが比較的難しいので、それほど、
普遍的ではない。
【0045】本発明によるいわゆる一種のチューブレス
のタイヤに適用させる実施例を以下に示す。図5におい
て、チューブレス・タイヤ12’は、第一タイヤ・ライ
ナー26’と、第二タイヤ・ライナー24’とを有す
る。第一タイヤ・ライナー26’は、タイヤ・ライナー
26に類似しており、隔離式構造48’を有する(上述
したように、この隔離式構造48’は、タイヤの一部分
であり、或いは、チューブレス・タイヤ12’の内壁に
粘着している)。第二タイヤ・ライナー24’は、その
両端がチューブレス・タイヤ12’の内壁と結合されて
いる。第二タイヤ・ライナー24’は、偏向手段32と
同様に、中空且つ外部に延びる構造32’を有する。第
一タイヤ・ライナー26’と第二タイヤ・ライナー2
4’は、上述した実施例のインナ・チューブ24とタイ
ヤ・ライナー26との結合方法と同様な方法で、結合さ
れる。これによって、チューブレス・タイヤ12’は、
同様な保護を提供することができる。
【0046】上述した例の他に、上述した材料の使用、
結合、又は接触方式、形状、寸法、部品の配列方向など
に対する、修正例又は変更例は、本願発明を逸脱するも
のではない。従って、本願発明は、上述の説明に限定さ
れるものではなく、その請求範囲は、本願発明の全ての
精神と範囲で解釈されるべきである。
【0047】次に本発明の工業上の応用について説明す
る。本発明のパンク発生に抵抗するタイヤ・アセンブリ
10は、あらゆる空気入りタイヤのために、設計された
ものである。これらの空気入りタイヤは、自転車のタイ
ヤ、オートバイのタイヤ、それから車のタイヤなどを含
んでいる。この種のタイヤ・アセンブリ10を製造する
ことは、困難ではない。自転車の場合には、タイヤ・ラ
イナー26が、まず、タイヤ12の中に位置され、タイ
ヤの両壁16の間に取り付けられ、うね状の隔離手段4
8が、適合されるように内面に向かっている。そして、
潤滑剤66は、偏向手段32及び部分的に膨張させられ
たインナ・チューブ24の襞(ひだ)部52に塗布され
る。次に、インナ・チューブ24が、タイヤ12に取り
付けられ、偏向手段32の先端部40がタイヤ・ライナ
ー谷間部60に突き合わせて丁寧に挿入される。そし
て、通常の方法で、タイヤ・アセンブリ10を含むタイ
ヤ12は、タイヤ・ビード18が両側のフランジ22に
嵌合されることで、ホイール・リム20に取り付けられ
る。タイヤ12がタイヤバルブ36を介して所望の気圧
まで膨張された後、タイヤ・アセンブリ10を使用する
ことができる。
【0048】鋲62又は刺等の尖鋭物がタイヤに接触し
たとき、タイヤ12が穿孔されても、偏向手段32及び
タイヤ・ライナー26の偏向機能によって、本発明のタ
イヤ・アセンブリ10において、インナ・チューブ24
が穿孔される可能性を大幅に小さくすることができる。
自転車又は車に乗る人は、尖鋭物がタイヤ12を穿孔し
たことを発見したら、できるだけ即時にその尖鋭物を取
り出して更なる被害を避ける。
【0049】
【発明の効果】本発明のタイヤ・アセンブリ10は、タ
イヤに釘等が刺さっても内部のインナ・チューブまで穿
孔されずパンクをしない。さらに簡素な設計、低コス
ト、しかも軽量という様々な利点を有する。これらの理
由及びその他の上述内容により、本発明の工業上の応用
及び商業的な利益は、広範に及び且つ将来性も期待され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すタイヤ・アセンブリの
部分切断透視図である。
【図2】図1に示されたタイヤ・アセンブリの断面図で
ある。
【図3】図1に示されたタイヤ・アセンブリが、タイヤ
の負荷の時に鋲が刺さった状態を示す断面図である。
【図4】本発明のその他の実施例のインナ・チューブの
側面図である。
【図5】本発明のチューブレス実施例の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
10 タイヤ・アセンブリ 12 タイヤ 14 タイヤ・トレッド 16 タイヤのサイドウォール 18 タイヤ・ビード 20 ホイール・リム 24 インナ・チューブ 26 タイヤ・ライナー 28 インナ・チューブの内周 30 インナ・チューブの外周 32 偏向手段(加圧可能手段) 34 インナ・チューブ体 36 タイヤバルブ 40 偏向手段の先端 42 タイヤ内面 44 タイヤ・ライナー外面 46 タイヤ・ライナー内面 48 隔離手段(支持手段) 52 襞(ひだ)部 56 隔離手段の頂 58 隔離手段の側面 60 タイヤ・ライナー谷間部 62 鋲 66 潤滑剤 68 他の実施例のインナ・チューブ 70 偏向指 74 列 76 インナ・チューブの外周

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホイール・リムにタイヤを組み付けた空気
    入りタイヤ用耐パンクタイヤ・アセンブリにおいて、 ほぼタイヤの半径方向外側に延びる複数の偏向手段を備
    えるインナ・チューブ体を有し、前記複数の偏向手段が
    前記インナ・チューブ体と連続形成されて一体となって
    おり、且つ前記インナ・チューブ体と共に加圧可能であ
    り、しかも、特殊な形状を呈している膨張可能なインナ
    ・チューブと、 複数の隔離手段を備え、前記複数の隔離手段は、前記偏
    向手段とほぼ噛み合わされるように対をなして形成さ
    れ、負荷状態で前記偏向手段の前記特殊な形状をほぼ維
    持するのに役立つ複数の隔離手段を備え、前記インナ・
    チューブと前記タイヤ内面との間に配置されるタイヤ・
    ライナーとを有していることを特徴とする耐パンクタイ
    ヤ・アセンブリ。
  2. 【請求項2】前記偏向手段同士との間の、且つ、前記偏
    向手段と前記隔離手段との間の滑動摩擦を減少させる摩
    擦減少手段を更に有することを特徴とする請求項1に記
    載の耐パンクタイヤ・アセンブリ。
  3. 【請求項3】前記偏向手段が指状を呈する断面形状のテ
    ーパ先端部を有することを特徴とする請求項1に記載の
    耐パンクタイヤ・アセンブリ。
  4. 【請求項4】前記偏向手段が前記インナ・チューブ体の
    まわりを連続的に囲繞していることを特徴とする請求項
    1に記載の耐パンクタイヤ・アセンブリ。
  5. 【請求項5】前記偏向手段の間に位置し、一般に路上に
    存在する尖鋭物を収容する一定の長さの襞(ひだ)を有
    することを特徴とする請求項1に記載の耐パンクタイヤ
    ・アセンブリ。
  6. 【請求項6】前記隔離手段がうね状を呈することを特徴
    とする請求項1に記載の耐パンクタイヤ・アセンブリ。
  7. 【請求項7】前記隔離手段が前記タイヤ・ライナーに沿
    って連続的な円周形状を呈することを特徴とする請求項
    1に記載の耐パンクタイヤ・アセンブリ。
  8. 【請求項8】前記インナ・チューブが、天然ゴムと合成
    ゴムとを含む弾性材料からなることを特徴とする請求項
    1に記載の耐パンクタイヤ・アセンブリ。
  9. 【請求項9】突出した加圧可能手段と一体に形成された
    外周を有し、前記加圧可能手段の断面は特殊な形状を呈
    し、ほぼ垂直に空気入りタイヤを穿孔する尖鋭物に曝さ
    れることを最小限にする面を有したインナ・チューブ
    と、 前記タイヤの負荷状態で前記加圧可能手段の前記形状を
    ほぼそのままに維持する形状維持手段とを有することを
    特徴とする尖鋭物により穿孔された空気入りタイヤの圧
    力低下防止タイヤ・アセンブリ。
  10. 【請求項10】前記形状維持手段が前記インナ・チュー
    ブの前記外周を囲繞するタイヤ・ライナーを有し、前記
    タイヤ・ライナーが、前記加圧可能手段と噛み合って前
    記加圧可能手段を支持する支持手段を有することを特徴
    とする請求項9に記載の尖鋭物により穿孔された空気入
    りタイヤの圧力低下防止タイヤ・アセンブリ。
  11. 【請求項11】前記支持手段がほぼ平行するうね形状を
    呈することを特徴とする請求項9に記載の尖鋭物により
    穿孔された空気入りタイヤの圧力低下防止タイヤ・アセ
    ンブリ。
  12. 【請求項12】前記支持手段が前記タイヤ・ライナーに
    沿う連続的な円周形状を呈することを特徴とする請求項
    9に記載の尖鋭物により穿孔された空気入りタイヤの圧
    力低下防止タイヤ・アセンブリ。
  13. 【請求項13】前記加圧可能手段同士との間の、且つ、
    前記加圧可能手段と前記形状維持手段との間の滑動摩擦
    を減少させる摩擦減少手段を更に有することを特徴とす
    る請求項9に記載の尖鋭物により穿孔された空気入りタ
    イヤの圧力低下防止タイヤ・アセンブリ。
  14. 【請求項14】前記加圧可能手段が断面に指状を呈する
    テーパ先端部を有することを特徴とする請求項9に記載
    の尖鋭物により穿孔された空気入りタイヤの圧力低下防
    止タイヤ・アセンブリ。
  15. 【請求項15】前記加圧可能手段が前記インナ・チュー
    ブの前記外周を連続的に囲繞することを特徴とする請求
    項9に記載の尖鋭物により穿孔された空気入りタイヤの
    圧力低下防止タイヤ・アセンブリ。
  16. 【請求項16】前記インナ・チューブと加圧可能手段
    が、天然ゴムと合成ゴムとを含む弾性材料からなること
    を特徴とする請求項9に記載の尖鋭物により穿孔された
    空気入りタイヤの圧力低下防止タイヤ・アセンブリ。
  17. 【請求項17】内面を有するタイヤ用の耐パンクタイヤ
    ・アセンブリにおいて、 第一タイヤ・ライナーを有し、前記第一タイヤ・ライナ
    ーは、内部へ放射状に突出した複数の隔離手段を備え、
    前記内面をほぼ連続に囲繞しており、 第二タイヤ・ライナーを有し、前記第二タイヤ・ライナ
    ーが外部へ放射状に突出した複数の偏向手段を備え、前
    記偏向手段は前記隔離手段に噛み合わせられて支持され
    ていることを特徴とするタイヤ用の耐パンクタイヤ・ア
    センブリ。
  18. 【請求項18】前記第二タイヤ・ライナーがインナ・チ
    ューブの形状を呈していることを特徴とする請求項17
    に記載のタイヤ用の耐パンクタイヤ・アセンブリ。
  19. 【請求項19】前記偏向手段同士との間の、且つ、前記
    偏向手段と前記隔離手段との間の滑動摩擦を減少させる
    摩擦減少手段を更に有することを特徴とする請求項17
    に記載のタイヤ用の耐パンクタイヤ・アセンブリ。
  20. 【請求項20】前記偏向手段の断面が指状を呈するテー
    パ先端部を有することを特徴とする請求項19に記載の
    タイヤ用の耐パンクタイヤ・アセンブリ。
JP9338356A 1997-12-09 1997-12-09 耐パンクタイヤ・アセンブリ Pending JPH11189019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9338356A JPH11189019A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 耐パンクタイヤ・アセンブリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9338356A JPH11189019A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 耐パンクタイヤ・アセンブリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11189019A true JPH11189019A (ja) 1999-07-13

Family

ID=18317390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9338356A Pending JPH11189019A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 耐パンクタイヤ・アセンブリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11189019A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029212A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
KR20030081646A (ko) * 2002-04-12 2003-10-22 금호산업주식회사 인너라이너 보강구조를 가지는 런플랫 타이어
JP2009520632A (ja) * 2005-12-23 2009-05-28 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 無騒音空気チャンバを備えたタイヤ
JP2009538780A (ja) * 2006-05-30 2009-11-12 ロワベル・ゲオルゲ・ピエレ・ブレ パンク耐性柔軟なインナーチューブ
JP2014058199A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りタイヤ
CN107415593A (zh) * 2017-05-14 2017-12-01 刘淑敏 一种防扎汽车轮胎

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029212A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
KR20030081646A (ko) * 2002-04-12 2003-10-22 금호산업주식회사 인너라이너 보강구조를 가지는 런플랫 타이어
JP2009520632A (ja) * 2005-12-23 2009-05-28 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 無騒音空気チャンバを備えたタイヤ
JP2009538780A (ja) * 2006-05-30 2009-11-12 ロワベル・ゲオルゲ・ピエレ・ブレ パンク耐性柔軟なインナーチューブ
JP2014058199A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りタイヤ
CN107415593A (zh) * 2017-05-14 2017-12-01 刘淑敏 一种防扎汽车轮胎

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4202393A (en) Run flat tire for motorcycles
CA1063491A (en) Run-flat tire
US4318434A (en) Banded tire load enhancement system
EP0008511B1 (en) Pneumatic run flat tire for motorcycles
EP0314445A2 (en) Safety tyre
JPH10250309A (ja) 自転車用チューブレスタイヤ及びリム
US3942573A (en) Tire lubricating device
US9365081B2 (en) Pneumatic tire security system employing internal high pressure air bag
US5795414A (en) Puncture resistant tire assembly
EP0089914A1 (en) Safety support system
AU774898B2 (en) Tubeless tire
US4945965A (en) Safety tube assembly for pneumatic tires
JPH11189019A (ja) 耐パンクタイヤ・アセンブリ
US5679184A (en) Pneumatic mountain bicycle or motorcycle tire having an inner tube compression puncture prevention device
US5520232A (en) Puncture proof tire
US6557604B2 (en) Safety liner for a vehicle tire and method of use
US5005627A (en) Device for sealing between 4 tubeless tire and a rim during tire inflation process
CN101024369A (zh) 胎内自动防爆备用轮
JPH01262206A (ja) ランフラットタイヤ組立体
JPH07228111A (ja) 自動車用タイヤ
JPH1159119A (ja) 二輪車用のタイヤとリムの組立体
US5505241A (en) Tire preservation device
US5361817A (en) Heat-dissipating means of nest tire structure for a run-flat tire
EP0364927A2 (en) Tire and method of production thereof
KR101840012B1 (ko) 자동차 바퀴