JPH11188701A - 丸のこ切断機 - Google Patents
丸のこ切断機Info
- Publication number
- JPH11188701A JPH11188701A JP36854197A JP36854197A JPH11188701A JP H11188701 A JPH11188701 A JP H11188701A JP 36854197 A JP36854197 A JP 36854197A JP 36854197 A JP36854197 A JP 36854197A JP H11188701 A JPH11188701 A JP H11188701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular saw
- cutting machine
- work
- work material
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テーブル全面に手が届くようにして切断作業
の作業性を向上した丸のこ切断機を提供する。 【構成】 加工材Wを載置するテーブル2と、加工材W
をテーブル2に押圧固定するクランプ部材11と、加工
材Wを切断加工する丸のこ8を備えた加工機において、
上記のテーブル2を、手前側が低く奥側が高くなるよう
に傾斜状に配設する。
の作業性を向上した丸のこ切断機を提供する。 【構成】 加工材Wを載置するテーブル2と、加工材W
をテーブル2に押圧固定するクランプ部材11と、加工
材Wを切断加工する丸のこ8を備えた加工機において、
上記のテーブル2を、手前側が低く奥側が高くなるよう
に傾斜状に配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テーブルを傾斜
して設けることにより、作業性の向上を図った丸のこ切
断機に関するものである。
して設けることにより、作業性の向上を図った丸のこ切
断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テーブル上に供給した長尺などの加工材
をクランプ手段によって押圧固定し、この加工材を丸の
この走行移動によって幅方向に切断加工する機械が従来
から知られており、各種産業分野において汎用的に使わ
れている。この丸のこ切断機は、例えば実開昭58−4
5001号のようにテーブルが水平に配置されており、
作業者がこの手前側に立って加工材の供給、製品の搬出
など全ての作業を行ったものである。
をクランプ手段によって押圧固定し、この加工材を丸の
この走行移動によって幅方向に切断加工する機械が従来
から知られており、各種産業分野において汎用的に使わ
れている。この丸のこ切断機は、例えば実開昭58−4
5001号のようにテーブルが水平に配置されており、
作業者がこの手前側に立って加工材の供給、製品の搬出
など全ての作業を行ったものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】切断有効長さが大きい
機械においては、それに応じてテーブルの幅寸法が大き
くなる。このため、大型機械では、大きく前にのめり込
むような姿勢で手を伸ばさないとテーブルの奥側への加
工材の供給などを行うことができず、特に小柄な作業者
にあっては大きな労力負担を強いられるという問題があ
った。
機械においては、それに応じてテーブルの幅寸法が大き
くなる。このため、大型機械では、大きく前にのめり込
むような姿勢で手を伸ばさないとテーブルの奥側への加
工材の供給などを行うことができず、特に小柄な作業者
にあっては大きな労力負担を強いられるという問題があ
った。
【0004】また例示する切断機では、加工材を大きく
押し込まないと定規板に合わせてセットすることができ
ず、重量材にあっては作業が非常に大変であるという問
題点も指摘されている。
押し込まないと定規板に合わせてセットすることができ
ず、重量材にあっては作業が非常に大変であるという問
題点も指摘されている。
【0005】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたものであり、楽な姿勢で加工作業を行う
ことができ、また重量材にあっても容易に取り扱うこと
ができる丸のこ切断機を提供しようとするものである。
目してなされたものであり、楽な姿勢で加工作業を行う
ことができ、また重量材にあっても容易に取り扱うこと
ができる丸のこ切断機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係る丸のこ切断機は次のように構成し
たものである。
めに、この発明に係る丸のこ切断機は次のように構成し
たものである。
【0007】すなわち、その要旨とするところは、加工
材を載置するテーブルと、加工材をテーブルに押圧固定
するクランプ手段と、加工材を切断する丸のこを有する
切断加工機において、上記テーブルを、手前側が低く奥
側が高くなるように傾斜して配設したことにある。
材を載置するテーブルと、加工材をテーブルに押圧固定
するクランプ手段と、加工材を切断する丸のこを有する
切断加工機において、上記テーブルを、手前側が低く奥
側が高くなるように傾斜して配設したことにある。
【0008】また本発明に係る丸のこ切断機は、請求項
2において、テーブルの手前側に加工材を当接する幅方
向の定規板を備えたことを要旨とする。
2において、テーブルの手前側に加工材を当接する幅方
向の定規板を備えたことを要旨とする。
【0009】テーブルを傾斜することによって、その奥
側位置が作業者に接近して配置される。このため、テー
ブルの全面に楽な姿勢で手が届くようになる。また、そ
の傾斜面を利用して軽快に加工材を移動し、定規板に当
接することができる。
側位置が作業者に接近して配置される。このため、テー
ブルの全面に楽な姿勢で手が届くようになる。また、そ
の傾斜面を利用して軽快に加工材を移動し、定規板に当
接することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る丸のこ切断機を一実
施例について具体的に説明する。図1はこの切断機の側
面図を示すものであり、同図の右側に作業者が立つもの
とする。従って、その右側が手前側、左側が奥側とな
る。また同図の左右方向は、加工材Wの幅方向と一致す
る。
施例について具体的に説明する。図1はこの切断機の側
面図を示すものであり、同図の右側に作業者が立つもの
とする。従って、その右側が手前側、左側が奥側とな
る。また同図の左右方向は、加工材Wの幅方向と一致す
る。
【0011】図において、1はボックス状のフレーム
2はフレーム1の上部に設けた傾斜状のテーブル この
テーブル2は、手前側が低く奥側が高くなるように設け
てあり、適宜の幅と長さ(図2の左右方向)寸法を有す
る。図2において、3および4はテーブル2の左右両側
に接続した遊転コロからなる搬送コンベヤ この搬送コ
ンベヤ3、4の転動面は、テーブル2面と一致して設定
する。
2はフレーム1の上部に設けた傾斜状のテーブル この
テーブル2は、手前側が低く奥側が高くなるように設け
てあり、適宜の幅と長さ(図2の左右方向)寸法を有す
る。図2において、3および4はテーブル2の左右両側
に接続した遊転コロからなる搬送コンベヤ この搬送コ
ンベヤ3、4の転動面は、テーブル2面と一致して設定
する。
【0012】5はテーブル2面と平行してフレーム1内
に配設した幅方向のガイドレール6はガイドレール5に
沿って走行移動する鋸台ユニット この鋸台ユニット6
は周知の構成からなり、電動モータに駆動されて回転
し、ジャンピング手段によってテーブル2の走行用スリ
ット7から突出する丸のこ8を備える。
に配設した幅方向のガイドレール6はガイドレール5に
沿って走行移動する鋸台ユニット この鋸台ユニット6
は周知の構成からなり、電動モータに駆動されて回転
し、ジャンピング手段によってテーブル2の走行用スリ
ット7から突出する丸のこ8を備える。
【0013】9は上記の丸のこ8の走行位置に対応して
テーブル2の手前側上部に配設した前部カバー 10は
同じく奥側上部に立設した取付コラム 11は走行用ス
リット7に対応してテーブル2の上側に設けたカバー兼
用のクランプ部材 このクランプ部材11は、平行リン
ク腕12によって取付コラム10に支持されており、空
圧シリンダ13によって昇降作動する。
テーブル2の手前側上部に配設した前部カバー 10は
同じく奥側上部に立設した取付コラム 11は走行用ス
リット7に対応してテーブル2の上側に設けたカバー兼
用のクランプ部材 このクランプ部材11は、平行リン
ク腕12によって取付コラム10に支持されており、空
圧シリンダ13によって昇降作動する。
【0014】14はテーブル2の手前側上部に配設した
長さ方向(図2の左右方向)の定規板 この定規板14
の定規面14aはテーブル2面と直角であり、加工材W
の側面部に当接する。15および16は搬送コンベヤ
3、4の取付フレーム17、18に配設した転動コロか
らなる定規ローラ この定規ローラ15、16は上記の
定規板14を長さ方向に延長するものである。
長さ方向(図2の左右方向)の定規板 この定規板14
の定規面14aはテーブル2面と直角であり、加工材W
の側面部に当接する。15および16は搬送コンベヤ
3、4の取付フレーム17、18に配設した転動コロか
らなる定規ローラ この定規ローラ15、16は上記の
定規板14を長さ方向に延長するものである。
【0015】19は当接面19aを搬送コンベヤ4上に
臨ませて長さ方向に移動自在に配設した加工材Wの突当
定規板 この突当定規板19は、加工材Wの長手端部を
規制して切断加工長さを設定する。20は各種の操作ス
イッチを取りつけた操作スイッチ盤である。
臨ませて長さ方向に移動自在に配設した加工材Wの突当
定規板 この突当定規板19は、加工材Wの長手端部を
規制して切断加工長さを設定する。20は各種の操作ス
イッチを取りつけた操作スイッチ盤である。
【0016】本発明に係る丸のこ切断機の構成は上記の
通りであり、次のようにして加工材Wの切断加工作業を
行うものである。
通りであり、次のようにして加工材Wの切断加工作業を
行うものである。
【0017】それには作業者がテーブル2の前側に立っ
て、まず右側の搬送コンベヤ3上に加工材Wを供給す
る。そして、この加工材Wをテーブル2面上を通して左
方の搬送コンベヤ4へ送り込み、その長手方向端部を突
当定規板19に当接して位置決めする。
て、まず右側の搬送コンベヤ3上に加工材Wを供給す
る。そして、この加工材Wをテーブル2面上を通して左
方の搬送コンベヤ4へ送り込み、その長手方向端部を突
当定規板19に当接して位置決めする。
【0018】上記の加工材Wのセット時において、テー
ブル2および搬送コンベヤ3、4は手前側が低く奥側が
高くなるように傾斜しているので、手前側にある定規ロ
ーラ15、16および定規面14aに容易に加工材Wの
側面を押し当てることができる。この傾斜面の利用によ
って、重量材であっても非常に楽に位置決めを行うこと
ができる。
ブル2および搬送コンベヤ3、4は手前側が低く奥側が
高くなるように傾斜しているので、手前側にある定規ロ
ーラ15、16および定規面14aに容易に加工材Wの
側面を押し当てることができる。この傾斜面の利用によ
って、重量材であっても非常に楽に位置決めを行うこと
ができる。
【0019】また幅の狭い加工材Wにあっては、手前側
から順に並べるようにすれば多数枚のセットを整然と行
うことができる。テーブル2の傾斜によって、その奥側
が接近した位置にあり、無理な姿勢をとらなくても後部
まで手が届くので、小柄な作業者であっても作業を容易
に行うことができる。
から順に並べるようにすれば多数枚のセットを整然と行
うことができる。テーブル2の傾斜によって、その奥側
が接近した位置にあり、無理な姿勢をとらなくても後部
まで手が届くので、小柄な作業者であっても作業を容易
に行うことができる。
【0020】以上のようにして加工材Wのセットが終了
したならば、クランプ部材11を下降作動してテーブル
2上に加工材Wを押圧固定し、続いて、走行用スリット
7から丸のこ8を突出して走行移動する。これによって
加工材Wを所定の長さに切断加工することができる。
したならば、クランプ部材11を下降作動してテーブル
2上に加工材Wを押圧固定し、続いて、走行用スリット
7から丸のこ8を突出して走行移動する。これによって
加工材Wを所定の長さに切断加工することができる。
【0021】上記の切断加工が終了したならば、クラン
プ部材11を開放して加工材Wを取り出すようにする。
この場合においても、加工材Wのセットと同様に無理な
姿勢を強いられることなく作業を容易に行うことができ
る。
プ部材11を開放して加工材Wを取り出すようにする。
この場合においても、加工材Wのセットと同様に無理な
姿勢を強いられることなく作業を容易に行うことができ
る。
【0022】なお上記の一実施例では、丸のこ8がテー
ブル2から突出するタイプの切断機において本発明を適
用したが、丸のこがテーブル上を走行して切断加工を行
うタイプの切断機においても同様に実施することができ
る。
ブル2から突出するタイプの切断機において本発明を適
用したが、丸のこがテーブル上を走行して切断加工を行
うタイプの切断機においても同様に実施することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明に係る丸のこ切断機
は、テーブルを手前側が低く奥側が高なるように傾斜状
に設けたものである。このため、無理な姿勢をとらなく
てもテーブルの全面に手を届かせることができるので、
作業性を大幅に向上することができる。
は、テーブルを手前側が低く奥側が高なるように傾斜状
に設けたものである。このため、無理な姿勢をとらなく
てもテーブルの全面に手を届かせることができるので、
作業性を大幅に向上することができる。
【0024】また手前側に定規板を設けたときは、傾斜
面を利用して加工材を容易に押し付けてセットすること
ができるという優れた効果を発揮する。
面を利用して加工材を容易に押し付けてセットすること
ができるという優れた効果を発揮する。
【図1】本発明に係る丸のこ切断機の一実施例を示す側
面図である。
面図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】同じく、平面図である。
1 フレーム 2 傾斜状のテーブル 3 搬送コンベヤ 4 搬送コンベヤ 8 丸のこ 11 クランプ部材 14 定規板 14a 定規面 W 加工材 15 定規ローラ 16 定規ローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 加工材を載置するテーブルと、加工材を
テーブルに押圧固定するクランプ手段と、加工材を切断
する丸のこを有する切断加工機において、 上記テーブルを、手前側が低く奥側が高くなるように傾
斜して配設したことを特長とする丸のこ切断機。 - 【請求項2】テーブルの手前側に、加工材を当接する幅
方向の定規板を備えたことを特徴とする請求項1の丸の
こ切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36854197A JPH11188701A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 丸のこ切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36854197A JPH11188701A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 丸のこ切断機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11188701A true JPH11188701A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18492095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36854197A Pending JPH11188701A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 丸のこ切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11188701A (ja) |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP36854197A patent/JPH11188701A/ja active Pending
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