JPH11188476A - 溶解鋳造法及び通気性金型 - Google Patents

溶解鋳造法及び通気性金型

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JPH11188476A
JPH11188476A JP9359718A JP35971897A JPH11188476A JP H11188476 A JPH11188476 A JP H11188476A JP 9359718 A JP9359718 A JP 9359718A JP 35971897 A JP35971897 A JP 35971897A JP H11188476 A JPH11188476 A JP H11188476A
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mold
casting
air
cavity
permeable member
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Yoshitaka Kono
義隆 河野
Fumio Yokota
文夫 横田
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KONO PLASTIC KOGYO KK
KOUNO PLASTIC KOGYO KK
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KONO PLASTIC KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属の溶解鋳造法、特にダイカストや射出成
形法において、バリの発生を抑制することのできる鋳造
法及び金型を提供することである。 【解決手段】 金型10のキャビティー20に接して配
設された通気性部材14を透して、キャビティー20内
の空気やガス等を排出しつつ鋳造することであり、さら
に、平均孔径が10μm〜30μmの通気性部材を用い
ることである。また、通気性部材がキャビティー20に
接して配設され、通気性部材の一部が外気とつながって
いるか排気装置に接続された金型10とすることであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属の溶解鋳造法及
びこれに用いる金型に関し、より詳しくはバリの発生が
抑制され、ショートショット、気泡、湯じわ等の低減に
効果のある溶解鋳造法及びこれに用いる金型に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】金属の溶融物である、
溶湯の重量による圧力だけで鋳造する金型鋳造において
は、砂型と異なり通気性がないためガス抜きを必要とす
る。しかしながら、金型にガスの抜き口を設けること
は、金型全体を設計する自由度を狭めることになり、鋳
造物の形状や生産性を制限することになるので好ましく
ない。
【0003】また、精密な金型に高温の溶融合金を圧入
するダイカスト法は、比較的肉厚の薄い製品の鋳造に適
し、精度が高く鋳肌の美麗な成形品を得ることができる
が、数百から数千kgf/cm2 の高圧で圧入されるた
め、分割されたダイスの接合間隙から溶湯が漏れだして
バリを生ずることが多い。特に空気などの気体状物がキ
ャビティー内に存在するときは、注入の圧力を高めなけ
ればならないし、ダイスの接合間隙にまず気体状物が進
入して間隙を拡げる作用をするので、バリの発生はより
激しくなる。
【0004】近年、プラスチックの成形方法に似た射出
成形法が金属の溶解鋳造にも適用されるようになり、A
l合金やMg合金等の成形に用いられている。本成形法
においては、高い生産性と、精密な温度コントロールか
らくる製品の高品質性に特徴があり、将来を期待される
成形法であるが、ダイカスト法と同様に高圧で注入され
るためバリが発生しやすいという問題がある。
【0005】一般に、バリの除去処理は手作業によるこ
とが多くて面倒であり、いくら成形速度が速くても、バ
リの除去で手間取れば全体の生産性は低下してしまう。
鋳造機や鋳造技術の進歩は著しいものがあるが、バリ発
生を抑制する技術の進歩は遅々としており、その有効な
解決方法が待たれている。
【0006】そこで本発明者らは、溶解鋳造法、特に、
ダイカスト法や射出成形法において、バリ発生を抑制す
ることのできる鋳造法及び金型について鋭意研究を重ね
た結果、本発明に至ったのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶解鋳造法
の要旨とするところは、金属を溶解して鋳造する溶解鋳
造法において、金型内のキャビティーに接して配設され
た通気性部材を透して、該キャビティー内の気体状物を
排出しつつ鋳造することにある。
【0008】さらに、かかる溶解鋳造法において、通気
性部材の平均孔径を10μmから30μmの範囲にする
ことにある。
【0009】またさらに、かかる溶解鋳造法において、
通気性部材のキャビティーに接する面を、気相蒸着法に
よってセラミックコーティングすることにある。
【0010】また、本発明に係る通気性金型の要旨とす
るところは 溶解鋳造法に用いられる金型において、通
気性部材が該金型内のキャビティーに接して配設され、
該通気性部材の一部が外気とつながっているか、又は排
気装置に接続されていることにある。
【0011】さらに、かかる通気性金型において、通気
性部材の平均孔径が10μmから30μmの範囲にある
ことにある。
【0012】またさらに、かかる通気性金型において、
通気性部材のキャビティーに接する面が、気相蒸着法に
よってセラミックコーティングされていることにある。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る溶解鋳造法及
び通気性金型の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明
する。
【0014】図1は、射出成形に用いる金型10を模式
的に示すものであるが、通気性材料からなる雄型の入れ
子14(通気性部材)、及び、一般金属からなる雌型の
入れ子16、モールドベース18とから構成されてい
る。金属溶融物は注入口12からキャビティー20に圧
入されるが、キャビティー20内の空気は金属溶融物に
押されて加圧圧縮され、通気性材料からなる入れ子14
を透って排気孔22から排出される。
【0015】このような金型10及び鋳形方法によれ
ば、キャビティー20内の空気は通気性部材を透って速
やかに排出されるので、金型割線21を押し拡げて排出
される必要はなく、その結果、金属溶融物が金型割線2
1に侵入することが抑制され、バリの発生が抑えられ
る。また空気の排気が容易になるため、金属溶融物の注
入圧力を低下させることができるし、残存空気による鋳
造物形状の乱れ等が軽減し品質が向上する効果が得られ
る。
【0016】通気性部材の配設方法は上述の例に限定さ
れず、製品の形状材質によって種々の方法が可能であ
る。例えば、図2は排気孔24を入れ子14の表面に沿
って溝状に形成させた例であり、図3は雌型の入れ子1
6にも通気性材料を用いた例を示す。また、図4は雌型
の入れ子16の一部に通気性部材26を配設した例であ
る。キャビティー20の形状により、空気の抜け出しに
くい場所に優先的に通気性部材が配設されることが好ま
しい。
【0017】通気性材料としては、連通孔のある多孔質
セラミックスや多孔質金属を用いることができるが、好
ましくは、金型製作の加工性、耐久性に必要な靱性、冷
却を早めて生産サイクルを高めるのに必要な熱伝達特性
等々に優れた多孔質金属を用いるとよい。金属粉末を加
圧焼結する製造方法において、金属粉末の粒度と加圧焼
結条件を適切に選定することにより、希望の孔径を有す
る多孔質金属を得ることができる。
【0018】本発明者等は、本発明の溶解鋳造法に係わ
る通気性材料の孔径について研究を重ねた結果、3μm
から30μmが好ましく、特に好ましくは10μmから
30μmであることを見出した。3μm以下ではキャビ
ティー20内の空気の排出速度が遅いためにバリ発生の
抑制効果が小さく生産性も制限されるので好ましくな
い。また、30μm以上では通気孔が目詰りしてしま
い、金型10の寿命が短くなってしまうためである。1
0μmから30μmの範囲であれば、バリの発生を大幅
に抑制することができ、ショットタイムを短くして生産
性を向上させることができる。
【0019】本発明の通気性材料として用いる多孔質金
属の加工においては、放電加工かワイヤーカットによる
のが好ましい。これらの加工方法によれば表面の孔が閉
塞されることなく通気特性はほぼ維持される。一方、フ
ライス、エンドミル、ドリルのような切削加工や研削加
工によれば、表面の孔口が塞がれて通気性は低下してし
まう。加工による通気性の低下を見込んで、予め、通気
性の大きな材料を選んで加工することも可能であるが好
ましい方法ではない。何故なら、加工による通気性の低
下量を制御するのは非常に難しいからである。
【0020】本発明において、通気性部材の表面をセラ
ミックコーティングすることは、鋳造品を金型から離し
易くすることに特に大きな効果がある。すなわち、通気
性部材の表面には多数の微小の孔が開かれていて、金型
内に注入された溶解金属の一部は、この孔に侵入して冷
却固化し、成形された鋳造品が金型から取り出される時
の離型性を著しく低下させることになる。したがって、
低摩擦性で高耐熱性のセラミックをコーティングするこ
とによって、鋳造品の離型性を大幅に改善することがで
きる。しかしながら、セラミックコーティングによって
通気性部材の通気特性が損なわれてはならなず、コーテ
ィングの厚さは数10μ以下、好ましくは数μ以下に調
整されなければならない。気相蒸着法は、このような薄
膜のコーティングに適し、本発明の実施に当たり特に有
用なコーティング方法である。コーティングされるセラ
ミックとしては、通気性部材より低摩擦性のものが用い
られるが、低摩擦性、高耐熱性、良コーティング性に優
れたアモルファスカーボンは、特に優れたコーティング
材である。
【0021】上述したように、セラミックコーティング
によって鋳造品の離型性が大幅に改善されるが、これに
よって次のような製造コストの低減が可能となる。すな
わち、従来、1ショット毎に金型に離型剤を塗布してい
た工程が省かれるため、製造サイクルの短縮が可能とな
り、離型剤コストを削減できる。次に、従来、鋳造品の
塗装が必要な場合には、金型から転移して鋳造品に付着
した離型剤を除去する工程が必要であったが、本発明の
実施によれば離型剤が付着することはないので、この除
去工程を必要とせず、製造コストが大幅に低減される。
【0022】キャビティー20内の空気の排出は、注入
された金属溶融物によって加圧圧縮し押し出すようにし
て外気に放出させてもよいし、通気性部材の一部を排気
装置と接続して減圧吸引排出させてもよい。一般に、射
出成形やダイカストによる鋳造では、数百から数千kg
f/cm2 の注入圧力とされるので、減圧吸引の効果は
相対的に小さくなるが、金属溶融物からの昇華性不純物
が多い時などに減圧吸引排出させれば、通気孔の目詰り
を防止する効果が得られる。
【0023】図5は、ダイカストに用いられる金型28
の一例を示すものである。射出成形における図1と同様
に、キャビティー20内の空気は、通気性材料からなる
入れ子30(通気性部材)を透り排気孔32を経由して
外気に放出される仕組みになっている。
【0024】本発明は、上述した例の射出成形法やダイ
カスト法に限定されるものではなく、金属を溶解して鋳
造する、その他種々の成形法においても実施されること
のできるものである。例えば、比較的低い注入圧によっ
て鋳造する、低圧鋳造法においても実施できる。本鋳造
法においては、注入圧が低くてキャビティー20内の空
気が排出されにくいので、減圧吸引排出が特に有効な手
段となる。
【0025】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で、金型の形状や構成、通気性部材の材質や形状、
鋳造法の手順等につき、当業者の知識に基づき種々なる
改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものであ
る。
【0026】本発明の実施例を、以下に詳しく説明す
る。
【0027】実施例1〜6 図1に示されるのと同様の金型10を用いて射出成形法
による鋳造を行った。入れ子14の通気性材料として
は、市販の金型用鋼材の多孔質金属4種類(平均孔径7
μm〜10μm、3μm、7μm、20μmのもの)
と、特別に試作した、同じく金型用鋼材の多孔質金属2
種類を用いた。入れ子14の一部は排気孔22によって
外気とつながっている。また、入れ子16、モールドベ
ース18の材料は機械構造用炭素鋼であった。
【0028】本例の6種類の金型10を用いて、Mgと
Alからなる合金の鋳造を行った。鋳造品の形状は、2
00mm×150mmで厚さが1mmの板状物を基本と
して、これに、曲がり部、突起部、孔部等々の細かい形
状が付加されたものである。250℃に調整された金型
10に600℃の合金溶融物を700kgf/cm2
圧力で注入して得た鋳造物のバリの発生状況及び生産性
(ショットタイム)に関する観察結果を表1に示す。
【0029】比較例1 入れ子14を非通気性材料の合金工具鋼とした他の条件
は実施例1と同一にして比較鋳造テストを行った。得ら
れた鋳造物のバリ発生状況及び生産性に関する観察結果
を表1に示す。
【0030】表1で明らかなように、通気性部材を配設
して、キャビティー内の空気やガス等の気体状物を排出
することにより、バリの発生が大幅に抑制され、ショッ
トタイムが短くなることによって生産性が高まることが
確認された。また、平均孔径が10μm〜30μmの通
気性材料を用いた時に、特に、その効果が顕著であるこ
とも観察された。
【0031】実施例7 図5に示されるのと同様の金型10を用いてダイカスト
法による鋳造を行った。入れ子14の通気性材料として
は、市販の金型用鋼材の多孔質金属(平均孔径が20μ
mのもの)を用いた。本例の金型10を用いて、Mg合
金の鋳造を行った。鋳造品の形状は箱形である。300
℃に調整された金型10に600℃の合金溶融物を80
0kgf/cm2 の圧力で注入したところ、得られた鋳
造物のバリの張出し長さは0.5mmであった。
【0032】比較例2 入れ子14を非通気性材料の合金工具鋼とした他の条件
は実施例9と同一にして比較鋳造テストを行った。得ら
れた鋳造物のバリの張出し長さは10mmであった。
【0033】
【表1】
【0034】実施例8 実施例1に用いたのと同様の金型10を用い、その通気
性材料からなる入れ子14のキャビティー20に接する
面を、プラズマCVD法によってアモルファスカーボン
でコーティングした。アモルファスカーボン膜の厚さは
約1μmであった。本金型を用いて実施例1と同様の鋳
造テストを行ったところ、次のような効果が観察され
た。すなわち、1ショット毎の離型剤塗布を省略するこ
とができるようになったので、1ショット当たり約3秒
の時間を短縮することができ、離型剤コストも低減する
ことができた。また、本例の鋳造品には離型剤が付着し
ていないので、従来、鋳造品を塗装する場合に必要であ
った、鋳造品に付着している離型剤を除去する前工程が
不要となり、納期の短縮と大幅な加工コストの低減が可
能となった。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る溶解鋳造法によれば、金型
内に配設された通気性部材を透して、キャビティー内の
空気等の気体状物を速やかに排出できるので、金型割線
からの気体状物の流出が少なくなる。その結果、金型割
線の拡がりが抑制されて金属溶融物の侵入が抑えられ、
バリの発生量が減少する。
【0036】また、キャビティー内の気体状物が速やか
に排出されるので、金属溶融物の注入圧を低くすること
ができ、鋳造機の耐圧性を軽減したり、ショットタイム
を短くして生産性を向上することができる。
【0037】さらにまた、キャビティー内の気体状物が
速やかに排出されるので、キャビティー内に残存する気
体状物が原因となる、気泡や湯じわ等が発生しなくな
る。
【0038】さらに、平均孔径が10μm〜30μmで
ある通気性材料を用いれば、通気性が良好でかつ目詰ま
りすることもないので、バリ発生の抑制や気泡、湯じわ
等の低減に特に顕著な効果が得られる。
【0039】またさらに、キャビティーに接した面をセ
ラミックコーティングすれば、鋳造品の離型性が大幅に
改善される。その結果、従来の、1ショット毎に金型に
離型剤を塗布していた工程が省かれるため、製造サイク
ルの短縮が可能となり、離型剤コストを削減できる。ま
た、従来、鋳造品の塗装が必要な場合には、金型から転
移して鋳造品に付着した離型剤を除去する工程が必要で
あったが、本発明では離型剤が付着することはないの
で、この除去工程を必要とせず、製造コストを大幅に低
減することができる。
【0040】また、本発明に係る通気性金型によれば、
キャビティーに接して配設された通気性部材の一部が、
外気につながっているか排気装置に接続されているの
で、キャビティー内の気体状物は、キャビティーに注入
された金属溶融物によって押し出されて容易に排出され
るか、排気装置によって容易に吸引排出される。その結
果、バリの発生抑止や気泡、湯じわ等のトラブルを改善
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通気性金型の1実施態様を模式的
に示す正面断面図である。
【図2】本発明に係る通気性金型の別の1実施態様を模
式的に示す正面断面図である。
【図3】本発明に係る通気性金型の別の1実施態様を模
式的に示す正面断面図である。
【図4】本発明に係る通気性金型の別の1実施態様を模
式的に示す正面断面図である。
【図5】本発明に係る通気性金型の別の1実施態様を模
式的に示す正面断面図である。
【符号の説明】
10、28:金型 12:注入口 14、16、30:入れ子 18:モールドベース 20:キャビティー 21:金型割線 22、24、32:排気孔 26:通気性部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属を溶解して鋳造する溶解鋳造法にお
    いて、金型内のキャビティーに接して配設された通気性
    部材を透して、該キャビティー内の気体状物を排出しつ
    つ鋳造することを特徴とする溶解鋳造法。
  2. 【請求項2】 前記通気性部材の平均孔径が、10μm
    から30μmの範囲にあることを特徴とする前記請求項
    1に記載する溶解鋳造法。
  3. 【請求項3】 前記通気性部材のキャビティーに接する
    面が、気相蒸着法によってセラミックコーティングされ
    ていることを特徴とする前記請求項1又は請求項2に記
    載する溶解鋳造法。
  4. 【請求項4】 溶解鋳造法に用いられる金型において、
    通気性部材が該金型内のキャビティーに接して配設さ
    れ、該通気性部材の一部が外気とつながっているか、又
    は排気装置に接続されていることを特徴とする通気性金
    型。
  5. 【請求項5】 前記通気性部材の平均孔径が、10μm
    から30μmの範囲にあることを特徴とする前記請求項
    4に記載する通気性金型。
  6. 【請求項6】 前記通気性部材のキャビティーに接する
    面が、気相蒸着法によってセラミックコーティングされ
    ていることを特徴とする前記請求項4又は請求項5に記
    載する通気性金型。
JP9359718A 1997-12-26 1997-12-26 溶解鋳造法及び通気性金型 Withdrawn JPH11188476A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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