JPH11188382A - 曝気槽からの汚泥流出量抑制装置 - Google Patents
曝気槽からの汚泥流出量抑制装置Info
- Publication number
- JPH11188382A JPH11188382A JP36821597A JP36821597A JPH11188382A JP H11188382 A JPH11188382 A JP H11188382A JP 36821597 A JP36821597 A JP 36821597A JP 36821597 A JP36821597 A JP 36821597A JP H11188382 A JPH11188382 A JP H11188382A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- sludge
- aeration tank
- aeration
- solid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Abstract
(57)【要約】
【課題】 曝気槽からの汚泥の流出量を少なくすること
ができ、これにより、沈殿槽の水面積が小さく、汚泥が
流出し易い場合にも、沈殿槽からの汚泥の流出を防止し
て、効率的な生物処理を行えるようにした曝気槽からの
汚泥流出量抑制装置を提供すること。 【解決手段】 汚水を微生物により分解処理する活性汚
泥処理設備の曝気槽Ａの混合液の流出開口部２に、多数
の傾斜板１１を所要間隔に配設し、混合液を下方から上
方に向けて流通するようにした固液分離装置１を配設す
る。
ができ、これにより、沈殿槽の水面積が小さく、汚泥が
流出し易い場合にも、沈殿槽からの汚泥の流出を防止し
て、効率的な生物処理を行えるようにした曝気槽からの
汚泥流出量抑制装置を提供すること。 【解決手段】 汚水を微生物により分解処理する活性汚
泥処理設備の曝気槽Ａの混合液の流出開口部２に、多数
の傾斜板１１を所要間隔に配設し、混合液を下方から上
方に向けて流通するようにした固液分離装置１を配設す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水等の有機性汚
水を活性汚泥により生物処理する曝気槽において、曝気
槽からの汚泥の流出量を少なくし、これにより、沈殿槽
の水面積（容量）が小さく、汚泥が流出し易い場合に
も、沈殿槽からの汚泥の流出を防止して、効率的な生物
処理を行えるようにした曝気槽からの汚泥流出量抑制装
置に関するものである。
水を活性汚泥により生物処理する曝気槽において、曝気
槽からの汚泥の流出量を少なくし、これにより、沈殿槽
の水面積（容量）が小さく、汚泥が流出し易い場合に
も、沈殿槽からの汚泥の流出を防止して、効率的な生物
処理を行えるようにした曝気槽からの汚泥流出量抑制装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、小規模の下水処理用として、
オキシデーションディッチ法などの長時間曝気法が広く
採用されている。この長時間曝気法は、曝気槽内での汚
水の滞留時間が長く、高濃度の汚泥を用いるため、負荷
変動に対応でき、維持管理が容易であるという長所があ
る一方、汚泥の消化が進み易く、凝集性や沈降性が悪い
ため、曝気槽から汚泥が多量に流出することにより、沈
殿槽から汚泥が流出し易いという問題があった。この問
題を改善するため、通常は、標準活性汚泥法に用いる沈
殿槽よりも水面積の大きい沈殿槽を採用するようにして
いた。
オキシデーションディッチ法などの長時間曝気法が広く
採用されている。この長時間曝気法は、曝気槽内での汚
水の滞留時間が長く、高濃度の汚泥を用いるため、負荷
変動に対応でき、維持管理が容易であるという長所があ
る一方、汚泥の消化が進み易く、凝集性や沈降性が悪い
ため、曝気槽から汚泥が多量に流出することにより、沈
殿槽から汚泥が流出し易いという問題があった。この問
題を改善するため、通常は、標準活性汚泥法に用いる沈
殿槽よりも水面積の大きい沈殿槽を採用するようにして
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水面積
の大きい沈殿槽を用いることにより、設備が大形化し、
かつ設備費が嵩むという問題があるとともに、小規模下
水処理設備においては、汚水の流入時間帯が集中するた
め、流入水量の多い時間帯には、沈殿槽の汚泥界面が上
昇し、汚泥の流出を防止することができないという問題
があった。
の大きい沈殿槽を用いることにより、設備が大形化し、
かつ設備費が嵩むという問題があるとともに、小規模下
水処理設備においては、汚水の流入時間帯が集中するた
め、流入水量の多い時間帯には、沈殿槽の汚泥界面が上
昇し、汚泥の流出を防止することができないという問題
があった。
【０００４】本発明は、従来の活性汚泥により生物処理
する設備の有する問題点に鑑み、下水等の有機性汚水を
活性汚泥により生物処理する曝気槽において、曝気槽か
らの汚泥の流出量を少なくすることができ、これによ
り、沈殿槽の水面積が小さく、汚泥が流出し易い場合に
も、沈殿槽からの汚泥の流出を防止して、効率的な生物
処理を行えるようにした曝気槽からの汚泥流出量抑制装
置を提供することを目的とする。
する設備の有する問題点に鑑み、下水等の有機性汚水を
活性汚泥により生物処理する曝気槽において、曝気槽か
らの汚泥の流出量を少なくすることができ、これによ
り、沈殿槽の水面積が小さく、汚泥が流出し易い場合に
も、沈殿槽からの汚泥の流出を防止して、効率的な生物
処理を行えるようにした曝気槽からの汚泥流出量抑制装
置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の曝気槽からの汚泥流出量抑制装置は、汚水
を微生物により分解処理する活性汚泥処理設備の曝気槽
の混合液の流出開口部に、固液分離装置を配設したこと
を特徴とする。
め、本発明の曝気槽からの汚泥流出量抑制装置は、汚水
を微生物により分解処理する活性汚泥処理設備の曝気槽
の混合液の流出開口部に、固液分離装置を配設したこと
を特徴とする。
【０００６】この曝気槽からの汚泥流出量抑制装置は、
汚泥を含む混合液が越流する曝気槽の流出開口部に、固
液分離装置を配設しているので、曝気槽から流出する混
合液中の汚泥量を少なくすることができ、後工程の沈殿
槽の水面積が小さく、汚泥が流出し易い場合にも、沈殿
槽からの汚泥の流出を防止して、効率的な生物処理を行
うことができる。
汚泥を含む混合液が越流する曝気槽の流出開口部に、固
液分離装置を配設しているので、曝気槽から流出する混
合液中の汚泥量を少なくすることができ、後工程の沈殿
槽の水面積が小さく、汚泥が流出し易い場合にも、沈殿
槽からの汚泥の流出を防止して、効率的な生物処理を行
うことができる。
【０００７】この場合において、固液分離装置は、多数
の傾斜板を所要間隔に配設し、混合液を下方から上方に
向けて流通するように構成することができる。
の傾斜板を所要間隔に配設し、混合液を下方から上方に
向けて流通するように構成することができる。
【０００８】これにより、固液分離装置の下部から流入
した汚泥を含む混合液は、所要間隔に配設した多数の傾
斜板の間を下方から上方に向けて通通する間に、汚泥の
一部が沈降することとなり、流出する混合液中の汚泥量
を少なくすることができる。
した汚泥を含む混合液は、所要間隔に配設した多数の傾
斜板の間を下方から上方に向けて通通する間に、汚泥の
一部が沈降することとなり、流出する混合液中の汚泥量
を少なくすることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の曝気槽からの汚泥
流出量抑制装置の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。図１〜図３に、本発明の曝気槽からの汚泥流出量抑
制装置を適用した活性汚泥処理設備の一実施例を示す。
流出量抑制装置の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。図１〜図３に、本発明の曝気槽からの汚泥流出量抑
制装置を適用した活性汚泥処理設備の一実施例を示す。
【００１０】図３は、この活性汚泥処理設備のフローシ
ートを示したもので、小規模下水処理用として代表的な
オキシデーションディッチ法に用いる曝気槽Ａは、その
流出開口部２に、越流水槽Ｂを配設し、この越流水槽Ｂ
を介して、沈殿槽Ｃと接続されている。曝気槽Ａは、本
実施例においては、長円形の循環水路を有するものを用
いるようにしているが、これに限定されず、円形等の循
環水路を有するものを用いることができる。
ートを示したもので、小規模下水処理用として代表的な
オキシデーションディッチ法に用いる曝気槽Ａは、その
流出開口部２に、越流水槽Ｂを配設し、この越流水槽Ｂ
を介して、沈殿槽Ｃと接続されている。曝気槽Ａは、本
実施例においては、長円形の循環水路を有するものを用
いるようにしているが、これに限定されず、円形等の循
環水路を有するものを用いることができる。
【００１１】曝気槽Ａの循環水路には、曝気装置５が設
けられ、曝気槽Ａ内の汚泥と流入汚水ａを混合するとと
もに、曝気により微生物による好気処理に必要な酸素を
供給し、汚水中の有機物を生物分解処理するようにす
る。
けられ、曝気槽Ａ内の汚泥と流入汚水ａを混合するとと
もに、曝気により微生物による好気処理に必要な酸素を
供給し、汚水中の有機物を生物分解処理するようにす
る。
【００１２】曝気槽Ａから越流する混合液ｂは、まず、
曝気槽Ａの流出開口部２に配設した固液分離装置１から
越流水槽Ｂを経て沈殿槽Ｃに流入し、沈殿槽Ｃにおいて
汚泥を沈降分離する。これにより沈殿した汚泥は、その
一部又は全部を返送汚泥ｄとして、曝気槽Ａに戻され、
沈殿槽Ｃの上澄水は処理水ｃとして、後工程の消毒槽
（図示省略）へと送られる。
曝気槽Ａの流出開口部２に配設した固液分離装置１から
越流水槽Ｂを経て沈殿槽Ｃに流入し、沈殿槽Ｃにおいて
汚泥を沈降分離する。これにより沈殿した汚泥は、その
一部又は全部を返送汚泥ｄとして、曝気槽Ａに戻され、
沈殿槽Ｃの上澄水は処理水ｃとして、後工程の消毒槽
（図示省略）へと送られる。
【００１３】図１〜図２に、曝気槽Ａの流出開口部２の
内側に配設した固液分離装置１を示す。この固液分離装
置１は、上部に三角ノッチ１２を有する集水トラフ１３
を配設し、下部に多数の傾斜板１１を所要間隔に平行に
配列して構成されている。傾斜板１１の傾斜角度θは、
曝気槽Ａの循環水路の水流の方向ｅに垂直な面に対し
て、水流の方向ｅとは逆方向（傾斜板１１の下部から上
部に向かうにつれて戻り方向となる方向）に、数十度、
好ましくは、２０〜４５度程度傾斜させ、また、配列間
隔ｄ０は、数十ｍｍ、好ましくは、２０〜４０ｍｍ程度
の間隔で平行に配列するようにする。
内側に配設した固液分離装置１を示す。この固液分離装
置１は、上部に三角ノッチ１２を有する集水トラフ１３
を配設し、下部に多数の傾斜板１１を所要間隔に平行に
配列して構成されている。傾斜板１１の傾斜角度θは、
曝気槽Ａの循環水路の水流の方向ｅに垂直な面に対し
て、水流の方向ｅとは逆方向（傾斜板１１の下部から上
部に向かうにつれて戻り方向となる方向）に、数十度、
好ましくは、２０〜４５度程度傾斜させ、また、配列間
隔ｄ０は、数十ｍｍ、好ましくは、２０〜４０ｍｍ程度
の間隔で平行に配列するようにする。
【００１４】この場合、傾斜板１１の傾斜の方向は、本
実施例と逆の方向とすることもできるが、本実施例のよ
うに、曝気槽Ａの循環水路の水流の方向ｅとは逆方向と
することにより、汚泥の沈降を促進することができ、よ
り好ましい。傾斜板１１の材質は、特に限定されるもの
ではないが、軽量のプラスチックで以て構成することが
好ましい。
実施例と逆の方向とすることもできるが、本実施例のよ
うに、曝気槽Ａの循環水路の水流の方向ｅとは逆方向と
することにより、汚泥の沈降を促進することができ、よ
り好ましい。傾斜板１１の材質は、特に限定されるもの
ではないが、軽量のプラスチックで以て構成することが
好ましい。
【００１５】越流水槽Ｂは、曝気槽Ａの外側部に、流出
開口部２を介して、接続するようにする。
開口部２を介して、接続するようにする。
【００１６】また、流出開口部２には、流出ゲート３を
設けるようにする。この流出ゲート３の上端が、流出堰
４を構成するようにし、本実施例においては、集水トラ
フ１３の開口を、曝気槽Ａの流出開口部２に合わせるよ
うに、固液分離装置１を設置する。これにより、曝気槽
Ａの水位は、固液分離装置１の三角ノッチ１２の高さに
よって決まるため、流出堰４の高さが、三角ノッチ１２
よりも低い位置となるように流出ゲート３を調整する。
設けるようにする。この流出ゲート３の上端が、流出堰
４を構成するようにし、本実施例においては、集水トラ
フ１３の開口を、曝気槽Ａの流出開口部２に合わせるよ
うに、固液分離装置１を設置する。これにより、曝気槽
Ａの水位は、固液分離装置１の三角ノッチ１２の高さに
よって決まるため、流出堰４の高さが、三角ノッチ１２
よりも低い位置となるように流出ゲート３を調整する。
【００１７】次に、この曝気槽からの汚泥流出量抑制装
置の動作、作用を説明する。曝気槽Ａ内の汚泥を含む混
合液は、曝気槽Ａ内を循環するが、このうちの一部は、
固液分離装置１の下部から流入し、所要間隔に配設した
多数の傾斜板１１の間を下方から上方に向けて通通する
間に、隣接する傾斜板１１同士の鉛直方向の距離だけ汚
泥の粒子が沈降し、固液分離が行われる。
置の動作、作用を説明する。曝気槽Ａ内の汚泥を含む混
合液は、曝気槽Ａ内を循環するが、このうちの一部は、
固液分離装置１の下部から流入し、所要間隔に配設した
多数の傾斜板１１の間を下方から上方に向けて通通する
間に、隣接する傾斜板１１同士の鉛直方向の距離だけ汚
泥の粒子が沈降し、固液分離が行われる。
【００１８】これにより、流入水量が少なく、傾斜板１
１の間を流通する混合液の流速が小さい時は、汚泥を含
む混合液が、傾斜板１１の間を下方から上方に向けて通
通する間に固液分離がなされ、汚泥はそれ以上、上方に
向かって移動しないため、上澄水だけが三角ノッチ１２
から越流することとなる。一方、流入水量が増加するに
つれて、傾斜板１１の間を流通する混合液の流速が大き
くなり、傾斜板１１による固液分離機能が相対的に低下
することとなり、汚泥の一部が越流するようになるが、
この場合も、汚泥の少なくとも一部を沈降させることが
でき、流出する混合液中の汚泥量を少なくすることがで
きる。
１の間を流通する混合液の流速が小さい時は、汚泥を含
む混合液が、傾斜板１１の間を下方から上方に向けて通
通する間に固液分離がなされ、汚泥はそれ以上、上方に
向かって移動しないため、上澄水だけが三角ノッチ１２
から越流することとなる。一方、流入水量が増加するに
つれて、傾斜板１１の間を流通する混合液の流速が大き
くなり、傾斜板１１による固液分離機能が相対的に低下
することとなり、汚泥の一部が越流するようになるが、
この場合も、汚泥の少なくとも一部を沈降させることが
でき、流出する混合液中の汚泥量を少なくすることがで
きる。
【００１９】実際の設備では、流入水量が時間的に変動
するため、越流する混合液に含まれる汚泥量も時間的に
変動するが、いずれにしても、流出する混合液中の汚泥
量を、固液分離装置１を設置しない場合に比べて大幅に
低減することができるため、流入負荷変動の大きい小規
模下水設備において、流入水量が最も多い時間帯におい
ても、沈殿槽Ｃへ流出する汚泥量を抑制して、後工程の
沈殿槽Ｃにおいて、汚泥が流出することを防止すること
ができ、効率的な生物処理を安定した状態で行うことが
できるものとなる。
するため、越流する混合液に含まれる汚泥量も時間的に
変動するが、いずれにしても、流出する混合液中の汚泥
量を、固液分離装置１を設置しない場合に比べて大幅に
低減することができるため、流入負荷変動の大きい小規
模下水設備において、流入水量が最も多い時間帯におい
ても、沈殿槽Ｃへ流出する汚泥量を抑制して、後工程の
沈殿槽Ｃにおいて、汚泥が流出することを防止すること
ができ、効率的な生物処理を安定した状態で行うことが
できるものとなる。
【００２０】
【発明の効果】本発明の曝気槽からの汚泥流出量抑制装
置によれば、汚泥を含む混合液が越流する曝気槽の流出
開口部に、固液分離装置を配設しているので、曝気槽か
ら流出する混合液中の汚泥量を少なくすることができ、
後工程の沈殿槽の水面積が小さく、汚泥が流出し易い場
合にも、沈殿槽からの汚泥の流出を防止して、効率的な
生物処理を行うことができる。また、水面積の小さい沈
殿槽を用いることが可能となり、設備が小形化して、設
備費を低廉にすることができる。
置によれば、汚泥を含む混合液が越流する曝気槽の流出
開口部に、固液分離装置を配設しているので、曝気槽か
ら流出する混合液中の汚泥量を少なくすることができ、
後工程の沈殿槽の水面積が小さく、汚泥が流出し易い場
合にも、沈殿槽からの汚泥の流出を防止して、効率的な
生物処理を行うことができる。また、水面積の小さい沈
殿槽を用いることが可能となり、設備が小形化して、設
備費を低廉にすることができる。
【００２１】この場合において、固液分離装置は、多数
の傾斜板を所要間隔に配設し、混合液を下方から上方に
向けて流通するように構成することができ、これによ
り、固液分離装置の下部から流入した汚泥を含む混合液
は、所要間隔に配設した多数の傾斜板の間を下方から上
方に向けて通通する間に、汚泥の一部が沈降することと
なり、流出する混合液中の汚泥量を少なくすることがで
きる。
の傾斜板を所要間隔に配設し、混合液を下方から上方に
向けて流通するように構成することができ、これによ
り、固液分離装置の下部から流入した汚泥を含む混合液
は、所要間隔に配設した多数の傾斜板の間を下方から上
方に向けて通通する間に、汚泥の一部が沈降することと
なり、流出する混合液中の汚泥量を少なくすることがで
きる。
【図１】本発明の曝気槽からの汚泥流出量抑制装置を適
用した曝気槽の流出開口部を示す正面断面図である。
用した曝気槽の流出開口部を示す正面断面図である。
【図２】同側面断面図である。
【図３】本発明の曝気槽からの汚泥流出量抑制装置を適
用した活性汚泥処理設備を示すフローシートである。
用した活性汚泥処理設備を示すフローシートである。
Ａ 曝気槽 Ｂ 越流水槽 Ｃ 沈殿槽 １ 固液分離装置 １１ 傾斜板 １２ 三角ノッチ １３ 集水トラフ ２ 流出開口部 ３ 流出ゲート ４ 流出堰 ５ 曝気装置
Claims (2)
- 【請求項１】 汚水を微生物により分解処理する活性汚
泥処理設備の曝気槽の混合液の流出開口部に、固液分離
装置を配設したことを特徴とする曝気槽からの汚泥流出
量抑制装置。 - 【請求項２】 固液分離装置は、多数の傾斜板を所要間
隔に配設し、混合液を下方から上方に向けて流通するよ
うに構成したことを特徴とする請求項１記載の曝気槽か
らの汚泥流出量抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36821597A JPH11188382A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 曝気槽からの汚泥流出量抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36821597A JPH11188382A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 曝気槽からの汚泥流出量抑制装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11188382A true JPH11188382A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18491249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36821597A Pending JPH11188382A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 曝気槽からの汚泥流出量抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11188382A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100717429B1 (ko) | 2006-04-17 | 2007-05-16 | 진성언 | 고효율 멀티 침전조 |
| JP2010247127A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Kobelco Eco-Maintenance Co Ltd | 有機性廃水処理施設の運転方法 |
| CN106237670A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-21 | 安徽泓济环境科技有限公司 | 一种高效升流式异向流斜板沉淀池 |
| CN111592101A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-08-28 | 四川美富特生态科技有限责任公司 | 分离装置、污水处理系统以及污水处理方法 |
| JP2020192489A (ja) * | 2019-05-27 | 2020-12-03 | 前澤工業株式会社 | 排水処理装置 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36821597A patent/JPH11188382A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100717429B1 (ko) | 2006-04-17 | 2007-05-16 | 진성언 | 고효율 멀티 침전조 |
| JP2010247127A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-11-04 | Kobelco Eco-Maintenance Co Ltd | 有機性廃水処理施設の運転方法 |
| CN106237670A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-21 | 安徽泓济环境科技有限公司 | 一种高效升流式异向流斜板沉淀池 |
| JP2020192489A (ja) * | 2019-05-27 | 2020-12-03 | 前澤工業株式会社 | 排水処理装置 |
| CN111592101A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-08-28 | 四川美富特生态科技有限责任公司 | 分离装置、污水处理系统以及污水处理方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5228996A (en) | Method for treating waste water | |
| US5599450A (en) | Anaerobic upflow batch reactor | |
| JPH11188382A (ja) | 曝気槽からの汚泥流出量抑制装置 | |
| KR102171365B1 (ko) | 이중탱크구조를 이용한 연속흐름의 생물학적 하·폐수 고도처리시설 | |
| US6773596B2 (en) | Activated sludge method and device for the treatment of effluent with nitrogen and phosphorus removal | |
| WO2011023408A1 (de) | Abwasserreinigungsanlage sowie verfahren zur abwasserreinigung | |
| US20030150817A1 (en) | Method and apparatus for treating wastewater | |
| JPH1085788A (ja) | 硝化脱窒方法 | |
| JP3150530B2 (ja) | 生物学的窒素除去装置 | |
| JP3223945B2 (ja) | 硝化・脱窒装置 | |
| JPH11290882A (ja) | 窒素除去装置 | |
| WO1990009353A1 (en) | Fluid treatment | |
| JPS6351994A (ja) | 汚水の処理装置 | |
| KR100446107B1 (ko) | 오·폐수처리용 미생물반응기 | |
| US3939067A (en) | Method and apparatus for treating sewage | |
| JP3169117B2 (ja) | 生物学的廃水処理装置 | |
| US4915829A (en) | Activated-sludge aeration system | |
| KR100540549B1 (ko) | 수직형 멤브레인 바이오 리액터를 이용한 오폐수 고도처리 장치 | |
| EP0713841A1 (en) | Integrated system for treating waste waters | |
| KR960037587A (ko) | 통합 반응조 및 수질 조정조를 이용한 하 · 폐수의 생물 · 화학적 순환 고도 처리 시스템 | |
| US4938867A (en) | Configuration of aeration chamber for an activated-sludge sewage treatment system | |
| CN211521954U (zh) | 一种用于实验的活性污泥法处理废水装置 | |
| JP2002263687A (ja) | 循環式硝化脱窒法による有機性汚水の生物処理方法と装置 | |
| JPH09225491A (ja) | 有機性排水の嫌気性処理装置 | |
| KR0142581B1 (ko) | 생물여과재를 이용한 폐하수 생물여과 처리장치와 방법 |