JPH11188098A - 携帯用光照射装置 - Google Patents

携帯用光照射装置

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JPH11188098A
JPH11188098A JP10080015A JP8001598A JPH11188098A JP H11188098 A JPH11188098 A JP H11188098A JP 10080015 A JP10080015 A JP 10080015A JP 8001598 A JP8001598 A JP 8001598A JP H11188098 A JPH11188098 A JP H11188098A
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light irradiation
mounting
irradiation device
mounting arm
portable
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JP10080015A
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English (en)
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Emi Koyama
恵美 小山
Hozumi Matsubara
穂澄 松原
Hiroyuki Nishimura
博行 西村
Norio Nakano
紀夫 中野
Yoshimasa Tanaka
義昌 田中
Suehiro Morita
末廣 森田
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Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生体リズム調整に必要な高い照度の光刺激を
眼に与えるにあたって、長時間にわたる着用時にも着用
者に不快感を与えることがないものとする。 【解決手段】 人体頭部に装着されて光源からの光で人
体の眼球付近を照らす携帯用光照射装置である。人体頭
部の側頭部を挟持する挟持部2,2を備えた装着部1
と、該装着部1から延出されて光照射手段4を人体顔面
の前方に位置させる支持手段3とからなる。頭部周囲を
締め付けたり、額部分に荷重を加えてしまうことなく光
照射手段4を支持することができ、また着用者の視界を
大きく遮ってしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体リズムの調整
や覚醒レベルの上昇のために眼球へ光刺激を与えるのに
用いる携帯用光照射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体リズム(体内時計)の異常や睡眠覚
醒リズムの異常などに対処する療法として高照度光を数
時間照射する高照度光療法が知られている。この高照度
光療法は、季節性感情障害、内因性鬱病、睡眠覚醒リズ
ム障害、痴呆患者に多く見られる異常行動を伴う生体リ
ズム障害といった病的異常のほか、時差ぼけや交替勤務
に伴う疲労などの非病的異常にも有効である。
【0003】ここにおいて、高照度光療法は人工的光源
としては高い照度の光刺激を上記リズムの異常に応じた
タイミングで被治療者の眼に与えることで行うものであ
り、この時に用いる光照射装置としては必要とする照度
が高いことから、大型のものが多い。しかし病的異常で
も軽度で日常生活が可能なもの、たとえば軽症の季節性
感情障害や睡眠覚醒リズム障害などや非病的異常に対し
ては、光照射装置の前で過ごさなくてはならないために
日常生活ができなくなるよりも、特表平3−50193
6号公報や特表平8−504622号公報などにも示さ
れているような眼球付近を明るく照射する携帯可能な光
照射装置を用いて、該装置を身体に装着することで日常
生活を営みながら光治療を受けることができるようにし
ておくのが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報に示さ
れた従来の携帯可能な光照射装置は、帽子やサンバイザ
ーのひさし部分に光照射手段を配置したものとして形成
されていたために、光照射手段の荷重が人体の顔面上部
の額部にかかることになり、最低でも30分以上、好ま
しくは2時間ほど高照度光を浴びることが必要とされる
一般的な光療法を実践する場合、上記光照射装置では2
時間にわたる連続装着を行うと、視界上部が遮られてし
まうことによる心理的不快感に額部の物理的圧迫感が加
わるために、時には頭痛を生じさせてしまう虞れを有し
ている。また視界上部が広範囲にわたって遮られてしま
うことは、着用者の行動を束縛しないという携帯用光照
射装置の理念を十分に満たすものではない。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、頭部に装着することで生体リズム調整に必要な高い
照度の光刺激を眼に与えるにあたって、長時間にわたる
着用時にも着用者に不快感を与えることがなくて効果的
な光治療を行うことができる携帯用光照射装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、人体
頭部に装着されて光源からの光で人体の眼球付近を照ら
す携帯用光照射装置であり、人体頭部の側頭部を挟持す
る挟持部を備えた装着部と、該装着部から延出されて光
照射手段を人体顔面の前方に位置させる支持手段とから
なることに特徴を有している。頭部周囲を締め付けた
り、額部分に荷重を加えてしまうことなく光照射手段を
支持することができるものであり、また着用者の視界を
大きく遮ってしまうことがなくなるものである。
【0007】この時、装着部を人体頭部の頭頂部から両
側に伸びて両側頭部に位置する対の挟持部をつないでい
る装着アームで形成しておくと、さらに着用感が楽なも
のとなる上に、全体重量が重い場合にも安定した状態で
装着することができる。装着アームは対の挟持部の間隔
を狭くする方向に付勢する付勢部材を兼ねたものとして
おけば、より安定した装着を得ることができる。
【0008】装着アームの長さ調節を自在としておけ
ば、人体の頭部形状の個人差に対応することができる。
装着部が装着アームをはさんで光照射手段と反対側に補
助装着手段を備えていると、さらに安定した装着状態を
得ることができる。上記補助装着手段は装着アームとな
す角度を可変としたり、装着アームと補助装着手段とが
なす角度を広げる方向に付勢する付勢手段を備えたもの
とするのが好ましく、また装着アームに対する補助装着
手段の可動範囲を規制する規制部材を備えたものとして
おくことも好ましい。さらに補助装着手段が装着アーム
に添う位置まで可動となっているのも好ましい。
【0009】上記補助装着手段は挟持部から伸びる補助
装着アームとして形成することができ、この時、装着ア
ームと重なる位置まで可動としておくとよく、さらには
補助装着手段は装着アームからずれた位置を中心として
回動自在となっていたり、長さ調節自在となっているの
が好ましい。この場合、対の挟持部から伸びる一対の補
助装着アームと、両補助装着アームの先端部がスライド
自在に差し込まれる筒状の接続部とからなるものとする
とよい。
【0010】また、装着アームと支持手段とのなす角度
を可変、あるいは段階的に変更自在とすれば、光照射手
段を適宜な位置に配置することが容易となる上に、非着
用時にコンパクトに折り畳むことができる。この場合、
装着アームに対する支持手段の可動範囲を規制する規制
手段を備えたものとしておくことが好ましい。支持手段
の実質長が可変もしくは段階的に可変となっていること
も好ましい。光照射手段と眼球との間の距離を調節する
ことができる上に、非着用時にコンパクトなものとする
ことができる。
【0011】支持手段が光照射手段の光照射角度の変更
設定部を備えておれば、着用したまま光照射手段を一時
的に顔面前方から退去させることができるために、着用
中の視界の一部に常時光照射手段が位置することによる
問題を頭部からの取り外しを必要とすることなく排除す
ることができる。支持手段は装着部の片側から延出され
て先端に光照射手段の一端が連結されたものであること
が好ましい。着用時にも視界を大きく保つことができる
とともに軽量化を図ることができる。
【0012】支持手段が装着部の両側から延出されて光
照射手段の両端が夫々連結された一対のものであっても
よい。光照射手段の支持がより確実となるために、動き
のある作業を行う時にも安定したものとなる。装着部と
支持部と光照射手段との三者の位置関係で生じるひずみ
を吸収する歪み吸収手段を備えたものとしておくなら
ば、ひずみによる装置破損の危険を避けることができ
る。
【0013】支持手段の一部または全体を、変形自在な
金属芯を貫通させた軟質材で形成しておけば、上記歪み
吸収や、光照射角度の変更設定を支持手段そのもので行
うことができる。光照射手段は少なくとも光源と点灯手
段と導光手段と光拡散板とを備えたものとするととも
に、光拡散手段を着脱自在としておくとよい。光源を着
脱自在としておくのも好ましい。
【0014】光照射手段自体が、光照射角度の変更設定
部を備えたものとなっていてもよい。さらには、光照射
手段が空気を導光体とするものであるとともに光源が導
光体の下方側に配されたものが好ましい。軽量化の点で
有利である上に、アクリル板などを用いたものに比して
の光効率の低下を光源位置で補うことができる。
【0015】左右の挟持部は着脱自在なパッド、あるい
は向きが可変となったパッドを備えていることが好まし
い。装着感をさらに向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の図1に示す
一例について説明すると、図示の携帯用光照射装置は、
人体の頭頂部から両側頭部にかけて装着されることにな
る装着部1と、該装着部1の両側端の保持部10,10
に対してスライド自在とされた挟持部2,2と、一方の
挟持部2に基端が連結される支持アーム3と、支持アー
ム3の先端に設けられた光照射手段4とからなるものと
して形成されている。図中5は光照射手段4と電池電源
部(図示せず)とを接続するコードである。
【0017】ここにおける装着部1は、一対の弾性を有
する円弧状装着アーム11,11の各端部を保持部10
に軸12の回りを回転させることができるように取り付
けることで構成されたものであり、各軸12の回りの装
着アーム11の回転により、一対の装着アーム11,1
1の間隔が可変となっている。挟持部2は上記装着部1
を頭に被せた時、側頭部に装着アーム11の弾性によっ
て接するパッド状のものであり、上方に突出させたスラ
イド軸21を上記保持部10に挿通することによって、
挟持部10に対して上下方向にスライド自在となってい
る。また、上記スライド軸21は、図4に示すように、
固定用ねじ軸25の回りに回転自在となるように挟持部
2に取り付けられていることから、挟持部2に対してス
ライド軸21が突出する方向をねじ軸25回りの回転に
よって変更することができるようにされている。
【0018】支持アーム3はその基端側に長手方向に沿
う長孔30を備えて該長孔30に挿通される上記ねじ軸
25の締め付けによって片側の挟持部2に固定されたも
のであり、ねじ軸25を緩めることによって、図5に示
すように、挟持部2に対して長手方向にスライドさせる
ことができるとともにねじ軸25の回りに回転させるこ
とができるようになっている。
【0019】支持アーム3の先端部に取り付けられた光
照射手段4は、図2に示すように、片面が開口する偏平
筒状のハウジング40と、直径が2〜3mmのきわめて
細い冷陰極管などの線状光源からなる光源41と、上記
開口に配された透光性の光拡散材42と、光拡散材42
の背方に空間を介して配された反射板43とからなるも
ので、上記反射板43は反射率を高くすると同時に後述
の輝度むらの低減の点から白色塗装されたもの、もしく
は素材自体が白色であるものが用いられ、反射板43の
表面にはポリエチレンフィルムやアクリル薄板の上にア
クリル系インクでドットパターンを印刷することで形成
した乱反射部44が配設されている。反射板43と所定
間隔を介して対向している光拡散材42は、合成樹脂製
の乳白色板もしくは乳白色シートあるいはマット加工が
施された半透明シート(フィルム)で形成されている。
光源41から出た光は光拡散材42を経て拡散光として
外部に出力される。
【0020】上記携帯用光照射装置を使用して光治療を
行う場合、人体頭部の頭頂部から側頭部にかけて装着部
1を装着して一対の挟持部2,2で頭部を両側から挟
み、片側の挟持部2から突出する支持アーム3先端の光
照射手段4を顔面の前方やや上方よりに位置させる。こ
の状態で光照射手段4の光源41を点灯させれば、光源
41からの光が光拡散材42側に向かい、光拡散材42
の表面より拡散光として射出する。この拡散光は、輝度
が低く且つ各部での輝度差が小さくて明るいながらも眩
しさを感じないものとなっており、着用者の眼球に十分
な光刺激を与えることができる。
【0021】ここで、光効率の点からすれば光拡散材4
2と反射板43との間にアクリル樹脂製のライトガイド
を配置したものがこの種のものにおいて多様されている
が、ここでは、図2に示すように、光拡散材42がほぼ
斜め下45°の角度となるようにすること、光源41を
下方側に配して眼球付近での照度を2,000ルクス以
上、好ましくは3,000ルクス以上に保ちやすくする
ことで、軽量化を図れるようにしている。
【0022】そして、上記光照射装置においては、光照
射手段4が支持アーム3を介して一方の側頭部に位置す
る挟持部2に連結され、該挟持部2は頭頂部から側頭部
にかけて装着される装着部1に取り付けられており、こ
のために2時間ほどにわたる長時間装着時においても、
前頭部に圧迫感を与えてしまうことがない上に、額と光
照射手段4との間は開放された空間となっていて、心理
的不快感が生じることもなく、このため効果的な光治療
を行うことができるものである。
【0023】また、図示例のものにおいては、装着部1
の一対の装着アーム11,11の間隔や、保持部10に
対する挟持部2のスライド操作による挟持部2の位置調
整、挟持部2に対する支持アーム3のスライド(実質長
の調節)及び回転によるところの支持アーム3先端の光
照射手段4の位置調整により、違和感のない装着状態を
得られると同時に、光照射手段を眼球に対して適切な位
置及び距離のところに位置させることができるものであ
る。
【0024】しかも、上記保持部10に対する装着アー
ム11の回転や、挟持部2に対するスライド軸21の回
転により、図示の携帯用光照射装置においては、図6〜
図8に示すように、装着部1と支持アーム3とが同一平
面に位置するように折り畳むことができるものであり、
このために携帯性に富んだものとなっていて、旅先など
においても場所を選ぶことなく光治療を行うことができ
る。
【0025】図9は挟持部2への支持アーム3の取付部
の構造の他例を示すもので、棒状に形成した支持アーム
3の基端が挿通される挿通孔35を備えた支持体34を
ねじ軸25で挟持部2に固定しているとともに、上記支
持体34には挿通孔35にスライド自在に差し込まれ支
持アーム3を固定するための固定ねじ36を設けてい
る。このものにおいても、ねじ軸25を緩めて支持体3
5を回転させることで支持アーム3を回動させることが
でき、また固定ねじ36を緩めることで、支持アーム3
をスライドさせることができるために、光照射手段4を
眼球に対して適切な位置に配置することができる。
【0026】図10〜図12に他例を示す。これは支持
アーム3の先端部に軸受部37を設け、光照射手段4の
端部に上記軸受部37で受けられる軸47を設けること
で、光照射装置を頭に装着した状態で図12に示すよう
に光照射手段4を横に跳ね上げることで視界外におくこ
とができるようにしたものであり、光治療中に一時的に
視界上部を観察する必要が生じた時、これに容易に応ず
ることができる。図11中の38はワッシャー、39は
固定ナットである。
【0027】図13に示すように、支持アーム3先端と
光照射手段4とをフレキシブルアーム6で連結してもよ
い。フレキシブルアーム6を伸ばしたり曲げたりするこ
とによって、光照射手段4を一時的に視界(の必要とす
る部分)から退去させることができる。図14は装着部
1の他例を示しており、相互にスライド自在となった一
対の装着アーム11a,11bで装着部1を構成すると
ともに装着アーム11a,11bの端部を挟持部2とし
ている。図中7は電池電源部であり、電池及び制御回路
を内蔵して、光照射手段4の動作を制御する。装着部1
はアーム型でなくてもよい。たとえば図15に示すよう
に、頭頂部から後頭部を覆う帽子型のものであってよ
い。もっとも、側頭部以外の部分に圧力をかけることが
ないようにすると同時に重量は頭頂部で受けられるよう
に、頭頂部から側頭部にかけてのアーム型の弾性を備え
た骨18を内蔵させておくとよい。
【0028】さらに、光照射手段4を額前方に位置させ
るにあたり、上方視界を遮ることがないように側方から
伸ばしている支持アーム3は、図16に示すように、両
側の挟持部2から延出して光照射手段4を両持ちで保持
するようになっていてもよい。図17に別の例を示す。
頭頂部から両側頭部にかけて装着されることになる装着
部1と、該装着部1に対してスライド自在とされた挟持
部2,2と、一対の挟持部2,2に夫々基端が連結され
た一対の支持アーム3,3と、支持アーム3,3の先端
間に設けられた光照射手段4とからなるものとして形成
されている。
【0029】ここにおける装着部1は、弾性を有する円
弧状装着アーム11と、同じく弾性を有する円弧状補助
装着アーム13との各端部を保持部10に連結したもの
で、パッド状の挟持部2の外面に取り付けられた保持部
10に対して装着アーム11はスライド自在に、補助装
着アーム13は図26に示すように軸12の回りに回転
自在に取り付けられている。また、補助装着アーム13
は図27にも示すように、一対の補助装着アーム13
a,13bと、両補助装着アーム13a,13bの先端
が共にスライド自在に差し込まれた筒状の接続部13c
とで形成されて、長さ調節自在となっている。
【0030】装着アーム11の後方側に配された上記補
助装着アーム13は、前方側に光照射手段4が配されて
いる該光照射装置の前後バランスを良くするとともに、
後頭部に接するように装着されることによって、装着時
の安定性を高くする。この時、補助装着アーム13は上
記のように長さ調節自在である上に、装着アーム11と
のなす角度が可変となるように設けられていることか
ら、補助装着アーム13を後頭部に接触させることが確
実に行えるものであり、安定した装着を確実に得ること
ができる。なお、補助装着アーム13は装着アーム11
とのなす角度が大きくなる方向(図17中の矢印方向)
に回動付勢されたものとしておくのも好ましい。補助装
着アーム13が装着アーム11と並んだ状態で装着され
てしまうという不安定な装着状態を招くおそれが少なく
なる。もちろん、補助装着アーム13と装着アーム11
とのなす角度が大きくなりすぎても不安定となることか
ら、補助装着アーム13が装着アーム11に対してなす
角度は特定の角度以下となるようにストッパ(図示せ
ず)を設けて、補助装着アーム13の回動範囲を規制し
ておくのがよい。
【0031】なお、補助装着アーム13の回転中心とな
る軸12は、図26に示すように、装着アーム11から
ずらした位置としておくのが好ましい。頭部に装着した
状態で補助装着アーム13を回動させても、装着アーム
11と補助装着アーム13との間で髪の毛が挟まること
がない。また、補助装着手段は補助装着アーム13に限
るものではない。図31は後頭部を挟持することになる
パッド13’で補助装着手段を構成したものを示してい
る。なお、上記パッド13’は後頭部に接する方向に付
勢されたものとなっているのが好ましいのはもちろんで
ある。
【0032】挟持部2は上記装着部1を頭に被せた時、
側頭部に装着アーム11及び補助装着アーム13の弾性
によって接するパッド状のものであり、保持部10は図
24に示すように挟持部2の外面に形成されたはめ込み
凹所2aにはめ込み装着されることで固定される。図中
2bは凹所2aの開口縁に形成されてばね弾性によって
保持部10に係合する係止リブである。
【0033】挟持部2の外面に固定される保持部10
は、中央のねじ孔15の回りに円弧状のクリック溝16
が設けられたものとなっている。また上記ねじ孔15に
ねじ込まれるねじ軸25の頭部と、保持部10との間に
支持アーム3が挟持されるのであるが、この時、支持ア
ーム3の基端側には長手方向に沿う長孔30を設けてお
り、ねじ軸25を緩めることによって、保持部10に対
して支持アーム3をスライドさせるとともにねじ軸25
の回りに回転させることができるようになっている。
【0034】ここにおいて、上記長孔30はその長手方
向の複数箇所において上下にクリック発生用凹部が設け
られたものとして形成されており、保持部10には上述
のようにクリック溝16が設けられて、上記保持部10
に対する支持アーム3のスライド及び回転の両者につい
てクリックを発生させることができるようになっている
のであるが、長孔30及びクリック溝16との係合でク
リックを発生させるばね部材として、合成樹脂成形品
(たとえばPOM製)であって両者に係合するクリック
ばね26を用いている。ねじ軸25が中央に挿通される
偏平筒状のクリックばね26は、その長手方向が長孔3
0の方向と一致するように長孔30内に収められて、上
下の凸部27,27を長孔30におけるクリック発生用
凹部に係合させることで、上記長手方向スライドについ
てのクリックを発生させる。また左右両端から保持部1
0側に向けて突出する中空の突起部28,28が図25
に示すようにクリック溝26に係合することで、保持部
10に対する支持アーム3の回転についてのクリックを
発生させる。
【0035】単一のクリックばね26によってスライド
と回転との両動作についてのクリックを発生させること
ができるものであり、しかもスライド方向についてのク
リックばね26の撓み方向と、回転方向についてのクリ
ックばね26の撓み方向とが直交する関係にあり、単一
のクリックばね26で上記両動作についてのクリックを
発生させているにもかかわらず、両動作に対するクリッ
クについて相互に影響が生じることがほとんどないもの
である。
【0036】先端側に光照射手段4が連結される支持ア
ーム3は、その中程が図20に示す棒状の軟質部材9で
形成されている。この軟質部材9は、変形自在な金属製
(たとえば銅)からなる芯材90と、この芯材90に一
体成形されたゴムや軟質合成樹脂からなる軟質材91と
からなるもので、芯材90を包んでいる軟質材91の部
分に光反射手段4に至る電源線5が挿通されており、ま
た軟質材91の外面にはその撓み変形を容易とするため
の多数の凹部92を設けている。この時、凹部92が設
けられていない部分として形成されるリブ93は、軟質
部材9の長手方向に連続するものが周方向において4つ
等間隔に形成されている。
【0037】この軟質部材9においては、その成形に際
して、芯材90と軟質材91及び電源線5と軟質材91
とが接着しないように、つまりは相互にスライド自在と
なるようにしていることから、該軟質部材9は、図21
に示すように任意の方向に曲げたり捩ったりすることが
できるとともに曲げられた状態や捩られた状態を自身で
維持するものとなっている。
【0038】従って、人体頭部に装着部1を装着する
時、挟持部2,2の間隔に合わせて軟質部材9が変形す
ることで、支持アーム3と光照射手段4との連結部分に
負荷(歪み等)がかからず、製品寿命を延ばすことがで
きる。また、軟質部材9を積極的に曲げたり捩ったりす
ることによって、光照射手段4による光照射方向を変更
することができる。ここで、軟質部材9の断面形状を円
形ではなく楕円形となるようにしているのは、上下方向
よりも左右方向に曲げやすくなる方向依存性を持たせる
ためである。つまり短径(左右)方向の変形が長径(上
下)方向の変形よりも小さな外力で可能となるようにし
ているわけである。
【0039】一対の支持アーム3,3の先端間に設けら
れた光照射手段4は、図18及び図19に示すように、
片面が開口する偏平筒状のハウジング40と、直径が2
〜3mmのきわめて細い冷陰極管などの線状光源からな
る光源41と、上記開口に配された透光性の光拡散材4
2と、光拡散材42の背方に空間を介して配された反射
板43とからなるもので、反射板43の表面にはポリエ
チレンフィルムやアクリル薄板の上にアクリル系インク
でドットパターンを印刷することで形成した乱反射部4
4が配設され、光拡散材42の背面には高輝度拡散シー
ト42aが貼りつけられている。光源41から出た光は
光拡散材42を経て拡散光として外部に出力される。
【0040】この光照射手段4においては、ハウジング
40に対して光拡散材42をユーザー側で着脱できるよ
うにハウジング40への光拡散材42の取り付けを引っ
掛け係止で行っており、また反射板43も光源41を囲
む部分43aと他の部分43bとが別部材として形成し
て、金属製とされた部分43aを外し、点灯ブロック4
8のコネクター49を外すことによって、光源41の交
換もユーザー側で行えるようにしてある。
【0041】図28及び図29に他例を示す。これは保
持部10の外面に溝29を設けて、保持部10が該溝2
9に挟持部2側に設けた小突起(図示せず)をスライド
自在に係合させることによって、挟持部2に対して保持
部10を溝29の範囲内で回転させることができるよう
にしたもので、このために収納に際して、支持アーム3
と装着アーム11及び補助装着アーム13を同一平面に
位置させることができると同時に、パッド状の挟持部2
もこれらアーム3,11,13に添わせることができる
ものとなっている。なお、前述のように補助装着アーム
13と装着アーム11とがなす角度が広がる方向に付勢
力を与えている場合においても、両アーム11,13を
重ねたならば、アーム11,13が備えるばね性で両者
が接触してこの状態を保つために、図29に示すような
状態が保たれる。図28中の14は保持部10に設けた
ストッパーであり、該ストッパー14は支持アーム3の
回動範囲を規制して光反射手段4の位置が下がりすぎる
ことを防ぐ。
【0042】図30に他例を示す。これは光照射手段4
の構成部材のうち、ハウジング40を除く他の部分をブ
ロック化してハウジング40に対して軸47の回りに回
転自在とするとともに軸47の一端を外部に露出させ
て、軸47をつまんで回すことによって光照射方向を変
えることができるようにしたものを示している。なお、
拡散光を眼球に向けて射出する光照射手段4として前述
のものを示したが、この構成に限定されるものではな
い。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明は、人体頭部の側頭部を挟持する挟持部で頭部への装
着を行うために、頭部周囲を締め付けたり、額部分に荷
重を加えてしまうことなく光照射手段を支持することが
できるものであり、しかも装着部から延出された支持手
段によって光照射手段を人体顔面の前方に位置させてい
ることから、着用者の視界を必要以上に遮ってしまうこ
とがなく、このために長時間にわたる着用時にも圧迫感
や不快感を着用者に与えることがないものであり、様々
な作業を行いながらの光治療のための器具として、きわ
めて優れたものである。
【0044】この時、装着部を人体頭部の頭頂部から両
側に伸びて両側頭部に位置する対の挟持部をつないでい
る装着アームで形成しておくと、頭頂部において重量を
支えることができるために、さらに着用感が楽なものと
なるとともに、全体重量が100g以上のような重い場
合にも安定した状態で装着することができる。また、装
着アームで形成することは軽量化の点でも有利である。
【0045】上記装着アームは対の挟持部の間隔を狭く
する方向に付勢する付勢部材を兼ねたものとしておけ
ば、より安定した装着を得ることができる。そして、上
記装着アームの長さ調節を自在としておけば、人体の頭
部形状の個人差に対応することができるために、よりフ
ィット感のある装着状態を確実に得ることができる。
【0046】装着部が装着アームをはさんで光照射手段
と反対側に補助装着手段を備えていると、重量バランス
がよくなるとともに補助装着手段を後頭部に接触させる
ことによってさらに安定した装着状態を得ることができ
る。上記補助装着手段は装着アームとなす角度を可変と
しておけば、頭部の大きさや形状の個人差に関係なく適
切な位置に補助装着手段を宛てがうことができ、また好
みの位置に補助装着手段を位置させることができる。
【0047】装着アームと補助装着手段とがなす角度を
広げる方向に付勢する付勢手段を備えたものとするのも
好ましい。安定した状態での装着を確実に行うことがで
きる。装着アームに対する補助装着手段の可動範囲を規
制する規制部材を備えたものとしておけば、補助装着手
段が有効ではない位置で使用されるおそれを排除するこ
とができる。
【0048】さらに補助装着手段が装着アームに添う位
置まで可動となっていると、収納時の大きさを小さくす
ることができる。上記補助装着手段は挟持部から伸びる
補助装着アームとして形成することができ、この時、装
着アームと重なる位置まで可動としておくと補助装着手
段の存在にもかかわらず、収納時の大きさを小さくする
ことができる上に、装着アームと補助装着アームとはこ
れらが備えるばね性によって重なった状態を保つ。
【0049】補助装着手段は装着アームからずれた位置
を中心として回動自在としておくのも好ましい。補助装
着手段を回動させても髪の毛を挟んでしまうことがな
い。補助装着手段の長さ調節を自在としておけば、やは
り頭部の大きさや形にかかわらず確実な装着を行うこと
ができる。また、装着部と支持アームとのなす角度を可
変とすれば、光照射手段を適宜な位置に配置することが
容易となって光治療効果を高めることができる上に、非
着用時にコンパクトに折り畳むことができて携帯性が向
上する。
【0050】上記角度を段階的に変更自在としておけ
ば、その角度関係を使用者が確認することができるため
に、繰り返し同じ位置に設定することが容易となる。ま
た、装着アームに対する支持手段の可動範囲を規制する
規制手段を設けておけば、光照射手段が不適切な位置に
くることを防ぐことができる。支持手段の実質長を可変
とした場合には、光照射手段と眼球との間の距離を調節
することができるために、やはり光治療効果を高めるこ
とが容易となる上に、非着用時にコンパクトなものとす
ることができる。また段階的に可変としておけば、同じ
位置に光照射手段がくるようにセットすることが容易と
なる。
【0051】支持手段と光照射手段とのなす角度を可変
としておけば、着用したまま光照射手段を一時的に顔面
前方から退去させて視界を広げることができるために、
着用中の視界の一部に常時光照射手段が位置することに
よる問題を頭部からの取り外しを必要とすることなく排
除することができ、使い勝手が向上する。支持手段が装
着部の片側から延出されて先端に光照射手段の一端が連
結されたものである時には、着用時にも額付近の視界を
保つことができて圧迫感を確実になくすことができると
ともに軽量化を図ることができる。
【0052】支持手段が装着部の両側から延出されて光
照射手段の両端が夫々連結された一対のものであっても
よい。光照射手段の支持がより確実となるために、進退
を動かしたり頭部を頻繁に動かす必要のある作業を行う
時にも安定した状態で装着しておくことができる。装着
部と支持部と光照射手段との三者の位置関係で生じるひ
ずみを吸収する歪み吸収手段を備えたものとしておく
と、使い勝手が良い上に破損を生じることがないものを
得ることができる。
【0053】支持手段の一部または全体を、変形自在な
金属芯を貫通させた軟質材で形成しておけば、上記ひず
み吸収を行うことができる上に、光照射手段の向きの調
整を行うことができるものとすることができる。光照射
手段は少なくとも光源と点灯手段と導光手段と光拡散板
とを備え、光拡散手段が着脱自在となっていれば、光拡
散板の保守交換が容易となるとともに、使用者にあった
透過波長特性や透過率をもったものとすることへの対応
が容易となる。
【0054】光照射手段における光源を着脱自在として
おけば、ランプの保守交換が容易となるとともに組み立
て性も向上する。光照射手段が、光照射角度の変更設定
部を備えていてもよい。光照射手段全体を動かすよりも
光照射角度の微調整が容易となる。さらには、光照射手
段が空気を導光体とするものであるとともに光源が導光
体の下方側に配されたものが好ましい。軽量化の点で有
利である上に、アクリル板などを用いたものに比しての
光効率の低下を光源位置で補うことができる。
【0055】そして、左右の挟持部が着脱自在なパッド
を備えていると、パッドによる安定した装着感を得るこ
とができるとともに、取り外すことによって収納性を良
くすることができるほか、汚れやすいパッドの洗浄に応
じたり、好みの形状のパッドに交換することにも応ずる
ことができる。左右の挟持部に向きが可変となったパッ
ドを設けた時には、パッドと頭部との当たりを良くする
ことができて装着感が向上するとともに、収納時の嵩を
低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例の斜視図である。
【図2】同上の光照射手段の断面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の分解斜視図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】同上の折り畳み状態を示す斜視図である。
【図7】同上の折り畳み状態を示す平面図である。
【図8】同上の折り畳み状態を示す側面図である。
【図9】同上の異なる例の分解斜視図である。
【図10】同上の他例の斜視図である。
【図11】同上の部分断面図である。
【図12】同上の正面図である。
【図13】同上の更に別の例の平面図である。
【図14】別の例の斜視図である。
【図15】さらに別の例の斜視図である。
【図16】他の例の斜視図である。
【図17】他の実施の形態の一例の斜視図である。
【図18】同上の光照射手段の断面図である。
【図19】同上の光照射手段の分解斜視図である。
【図20】同上の支持アームに設けられた軟質部材の斜
視図である。
【図21】同上の作用を示す斜視図である。
【図22】同上のスライド方向についてのクリックの発
生部の斜視図である。
【図23】同上のスライド方向についてのクリックの発
生部の動作説明図である。
【図24】同上の回転方向についてのクリックの発生部
の分解斜視図である。
【図25】同上の回転方向についてのクリックの発生部
の動作説明図である。
【図26】同上の補助装着アームの動作を示す側面図で
ある。
【図27】同上の補助装着アームの破断正面図である。
【図28】他例における保持部を示すもので、(a)は正
面図、(b)は底面図である。
【図29】同上の折り畳み収納時の状態を示す斜視図で
ある。
【図30】さらに他例の斜視図である。
【図31】補助装着手段の他例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 装着部 2 挟持部 3 支持アーム 4 光照射手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 紀夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田中 義昌 滋賀県彦根市大薮町2050 (72)発明者 森田 末廣 福井県武生市塚町54−6近江化工株式会社 福井工場内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体頭部に装着されて光源からの光で人
    体の眼球付近を照らす携帯用光照射装置であって、人体
    頭部の側頭部を挟持する挟持部を備えた装着部と、該装
    着部から延出されて光照射手段を人体顔面の前方に位置
    させる支持手段とからなることを特徴とする携帯用光照
    射装置。
  2. 【請求項2】 装着部は人体頭部の頭頂部から両側に伸
    びて両側頭部に位置する対の挟持部をつないでいる装着
    アームで形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の携帯用光照射装置。
  3. 【請求項3】 装着アームは対の挟持部の間隔を狭くす
    る方向に付勢する付勢部材を兼ねていることを特徴とす
    る請求項2記載の携帯用光照射装置。
  4. 【請求項4】 装着アームはその長さ調節が自在である
    ことを特徴とする請求項2または3記載の携帯用光照射
    装置。
  5. 【請求項5】 装着部は装着アームをはさんで光照射手
    段と反対側に補助装着手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかの項に記載の携帯用光照射装
    置。
  6. 【請求項6】 補助装着手段は装着アームとなす角度が
    可変となっていることを特徴とする請求項5記載の携帯
    用光照射装置。
  7. 【請求項7】 装着アームと補助装着手段とがなす角度
    を広げる方向に付勢する付勢手段を備えていることを特
    徴とする請求項6記載の携帯用光照射装置。
  8. 【請求項8】 装着アームに対する補助装着手段の可動
    範囲を規制する規制部材を備えていることを特徴とする
    請求項6または7記載の携帯用光照射装置。
  9. 【請求項9】 補助装着手段は装着アームに添う位置ま
    で可動となっていることを特徴とする請求項6〜8のい
    ずれかの項に記載の携帯用光照射装置。
  10. 【請求項10】 補助装着手段は挟持部から伸びる補助
    装着アームとして形成されて、装着アームと重なる位置
    まで可動となっていることを特徴とする請求項9記載の
    携帯用光照射装置。
  11. 【請求項11】 補助装着手段は装着アームからずれた
    位置を中心として回動自在とされていることを特徴とす
    る請求項6〜9のいずれかの項に記載の携帯用光照射装
    置。
  12. 【請求項12】 補助装着手段は挟持部から伸びる補助
    装着アームとして形成されているとともに、長さ調節自
    在となっていることを特徴とする請求項5〜11のいず
    れかの項に記載の携帯用光照射装置。
  13. 【請求項13】 補助装着手段は、対の挟持部から伸び
    る一対の補助装着アームと、両補助装着アームの先端部
    がスライド自在に差し込まれる筒状の接続部とからなる
    ことを特徴とする請求項5〜12のいずれかの項に記載
    の携帯用光照射装置。
  14. 【請求項14】 装着アームと支持手段とのなす角度が
    可変となっていることを特徴とする請求項2〜13のい
    ずれかの項に記載の携帯用光照射装置。
  15. 【請求項15】 装着アームと支持手段とのなす角度が
    段階的に変更自在となっていることを特徴とする請求項
    14記載の携帯用光照射装置。
  16. 【請求項16】 装着アームに対する支持手段の可動範
    囲を規制する規制手段を備えていることを特徴とする請
    求項14または15記載の携帯用光照射装置。
  17. 【請求項17】 装着アームに対して支持手段は装着ア
    ームに近接する位置まで可動となっていることを特徴と
    する請求項14〜16のいずれかの項に記載の携帯用光
    照射装置。
  18. 【請求項18】 支持手段の実質長が可変となっている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の
    携帯用光照射装置。
  19. 【請求項19】 支持手段の実質長が段階的に可変とな
    っていることを特徴とする請求項17記載の携帯用光照
    射装置。
  20. 【請求項20】 支持手段は光照射手段の光照射角度の
    変更設定部を備えていることを特徴とする請求項1〜1
    9のいずれかの項に記載の携帯用光照射装置。
  21. 【請求項21】 支持手段は装着部の片側から延出され
    て先端に光照射手段の一端が連結されたものであること
    を特徴とする請求項1〜20のいずれかの項に記載の携
    帯用光照射装置。
  22. 【請求項22】 支持手段は装着部の両側から延出され
    て光照射手段の両端が夫々連結された一対のものである
    ことを特徴とする請求項1〜20のいずれかの項に記載
    の携帯用光照射装置。
  23. 【請求項23】 装着部と支持部と光照射手段との三者
    の位置関係で生じるひずみを吸収する歪み吸収手段を備
    えていることを特徴とする請求項1〜22のいずれかの
    項に記載の携帯用光照射装置。
  24. 【請求項24】 支持手段の一部または全体が、変形自
    在な金属芯を貫通させた軟質材で形成されていることを
    特徴とする請求項20または23に記載の携帯用光照射
    装置。
  25. 【請求項25】 光照射手段は少なくとも光源と点灯手
    段と導光手段と光拡散板とを備えたものであり、光拡散
    手段が着脱自在となっていることを特徴とする請求項1
    〜24のいずれかの項に記載の携帯用光照射装置。
  26. 【請求項26】 光照射手段における光源が着脱自在と
    なっていることを特徴とする請求項1〜25のいずれか
    の項に記載の携帯用光照射装置。
  27. 【請求項27】 光照射手段が、光照射角度の変更設定
    部を備えていることを特徴とする請求項1〜26のいず
    れかの項に記載の携帯用光照射装置。
  28. 【請求項28】 光照射手段が空気を導光体とするもの
    であるとともに光源が導光体の下方側に配されたもので
    あることを特徴とする請求項1〜27のいずれかの項に
    記載の携帯用光照射装置。
  29. 【請求項29】 左右の挟持部は着脱自在なパッドを備
    えていることを特徴とする請求項1〜28のいずれかの
    項に記載の携帯用光照射装置。
  30. 【請求項30】 左右の挟持部は向きが可変となったパ
    ッドを備えていることを特徴とする請求項1〜29のい
    ずれかの項に記載の携帯用光照射装置。
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