JPH11188025A - 回診用ｘ線装置 - Google Patents
回診用ｘ線装置Info
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- JPH11188025A JPH11188025A JP9357934A JP35793497A JPH11188025A JP H11188025 A JPH11188025 A JP H11188025A JP 9357934 A JP9357934 A JP 9357934A JP 35793497 A JP35793497 A JP 35793497A JP H11188025 A JPH11188025 A JP H11188025A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直接デジタル画像データが得られると共に、
多数枚のＸ線撮影画像が撮影できる回診用Ｘ線装置を得
る。 【解決手段】 回診用Ｘ線装置20の画像記録媒体として
フラットパネルＸ線検出器１を用いる。フラットパネル
Ｘ線検出器１は、被検体透過Ｘ線を電荷として蓄積する
Ｘ線検出部４と、蓄積された電荷を読み出し電気信号に
変換すると共にビデオ・デジタル信号として出力するコ
ントロール・ユニット５とで構成されている。回診用Ｘ
線装置20にフラットパネルＸ線検出器１からのデジタル
信号（画像データ）を画像処理する画像処理回路２とネ
ットワークインターフェイス３を設け、ケーブル６でネ
ットワーク７と接続し、フラットパネルＸ線検出器１か
らの画像処理されたデジタル画像データをネットワーク
７を介して転送する。
多数枚のＸ線撮影画像が撮影できる回診用Ｘ線装置を得
る。 【解決手段】 回診用Ｘ線装置20の画像記録媒体として
フラットパネルＸ線検出器１を用いる。フラットパネル
Ｘ線検出器１は、被検体透過Ｘ線を電荷として蓄積する
Ｘ線検出部４と、蓄積された電荷を読み出し電気信号に
変換すると共にビデオ・デジタル信号として出力するコ
ントロール・ユニット５とで構成されている。回診用Ｘ
線装置20にフラットパネルＸ線検出器１からのデジタル
信号（画像データ）を画像処理する画像処理回路２とネ
ットワークインターフェイス３を設け、ケーブル６でネ
ットワーク７と接続し、フラットパネルＸ線検出器１か
らの画像処理されたデジタル画像データをネットワーク
７を介して転送する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、重傷等で歩行困難
な患者をＸ線撮影するためにベッドサイドまで移動させ
て使用する回診用Ｘ線装置に関する。
な患者をＸ線撮影するためにベッドサイドまで移動させ
て使用する回診用Ｘ線装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の回診用Ｘ線装置20は、図５に示
すように、左右一対づつの前輪21と後輪22を備えた走行
台車23上の前部に支柱24を旋回自在に立設すると共に、
この支柱24に沿って上下自在に支持台25を取り付け、支
持台25から水平片持ち状に伸縮アーム26を延出し、その
先端にコリメータ27を備えたＸ線発生装置28を照射方向
調整可能に取り付け、また、走行台車23上の後部に制御
装置29を搭載して構成されている。
すように、左右一対づつの前輪21と後輪22を備えた走行
台車23上の前部に支柱24を旋回自在に立設すると共に、
この支柱24に沿って上下自在に支持台25を取り付け、支
持台25から水平片持ち状に伸縮アーム26を延出し、その
先端にコリメータ27を備えたＸ線発生装置28を照射方向
調整可能に取り付け、また、走行台車23上の後部に制御
装置29を搭載して構成されている。
【０００３】このように構成された回診用Ｘ線装置20で
患者の診断を行う場合には、この回診用Ｘ線装置を撮影
対象である患者Ｍが仰臥するベッドＢまで移動させて横
付けし、患者ＭとベッドＢとの間にフイルムを収容する
カセッテ30を装填し、位置決めした後、Ｘ線発生装置28
からＸ線を照射することによって、関心部位を撮影して
いる。そのために、回診用Ｘ線装置20には、複数枚のカ
セッテを収納するカセッテボックス31が設けられてい
る。
患者の診断を行う場合には、この回診用Ｘ線装置を撮影
対象である患者Ｍが仰臥するベッドＢまで移動させて横
付けし、患者ＭとベッドＢとの間にフイルムを収容する
カセッテ30を装填し、位置決めした後、Ｘ線発生装置28
からＸ線を照射することによって、関心部位を撮影して
いる。そのために、回診用Ｘ線装置20には、複数枚のカ
セッテを収納するカセッテボックス31が設けられてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回診用Ｘ線装置では、次のような問題がある。すなわ
ち、撮影毎に未使用フイルムを収容するカセッテを交換
する必要があり、そのためには多数のカセッテをカセッ
テボックスに収納しておけばよいが、装置自体大重量を
有しており、これに重いカセッテを収納するにも自ずと
制限がある（通常３〜１０枚を収納）ことから、多数枚
の撮影ができないと共に、重いカセッテを患者とベッド
との間への装填・取り出し、ならびに、持ち運びに多大
の労力を要するという問題がある。また、撮影したフィ
ルムを現像し、フィルムに定着した画像はアナログ画像
であるので、デジタル画像処理、ないし、デジタル記憶
手段に画像記録するには、スキャナなどのデジタル化装
置を必要とするという問題がある。
回診用Ｘ線装置では、次のような問題がある。すなわ
ち、撮影毎に未使用フイルムを収容するカセッテを交換
する必要があり、そのためには多数のカセッテをカセッ
テボックスに収納しておけばよいが、装置自体大重量を
有しており、これに重いカセッテを収納するにも自ずと
制限がある（通常３〜１０枚を収納）ことから、多数枚
の撮影ができないと共に、重いカセッテを患者とベッド
との間への装填・取り出し、ならびに、持ち運びに多大
の労力を要するという問題がある。また、撮影したフィ
ルムを現像し、フィルムに定着した画像はアナログ画像
であるので、デジタル画像処理、ないし、デジタル記憶
手段に画像記録するには、スキャナなどのデジタル化装
置を必要とするという問題がある。
【０００５】本発明は、上記に鑑み、フイルムを使用す
ることなく、直接デジタル画像データが得られると共
に、多数枚のＸ線撮影が可能な回診用Ｘ線装置を提供す
ることを目的とする。
ることなく、直接デジタル画像データが得られると共
に、多数枚のＸ線撮影が可能な回診用Ｘ線装置を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を達成するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る回診用Ｘ線装置においては、該装置
の画像記録媒体として、被検体透過Ｘ線を電荷として蓄
積する平面状のＸ線検出部と、蓄積された電荷を読み出
し電気信号に変換する信号変換部と、読み出された電気
信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部とよりなる
フラットパネルＸ線検出器と、前記フラットパネルＸ線
検出器からのデジタル信号（画像データ）を画像処理す
る画像処理手段と、画像処理された画像データの転送手
段とを備えることを特徴としている。
めに、本発明に係る回診用Ｘ線装置においては、該装置
の画像記録媒体として、被検体透過Ｘ線を電荷として蓄
積する平面状のＸ線検出部と、蓄積された電荷を読み出
し電気信号に変換する信号変換部と、読み出された電気
信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部とよりなる
フラットパネルＸ線検出器と、前記フラットパネルＸ線
検出器からのデジタル信号（画像データ）を画像処理す
る画像処理手段と、画像処理された画像データの転送手
段とを備えることを特徴としている。
【０００７】このような構成によれば、Ｘ線透過像はフ
ラットパネルＸ線検出器で撮像されてデジタル画像デー
タとされ、画像処理手段でスムージング、エッヂ強調等
の画像処理がなされた後、転送手段により画像データは
ネットワークを介して中央画像処理部に転送され、ハー
ドディスク等の画像記憶手段に記憶される。したがっ
て、フィルムが不要で、Ｘ線透過像はフラットパネルＸ
線検出器で直接デジタル画像データとされ、画像処理後
にネットワークを介して画像記憶手段に転送されるの
で、多数枚のＸ線撮影を行うことが可能となる。
ラットパネルＸ線検出器で撮像されてデジタル画像デー
タとされ、画像処理手段でスムージング、エッヂ強調等
の画像処理がなされた後、転送手段により画像データは
ネットワークを介して中央画像処理部に転送され、ハー
ドディスク等の画像記憶手段に記憶される。したがっ
て、フィルムが不要で、Ｘ線透過像はフラットパネルＸ
線検出器で直接デジタル画像データとされ、画像処理後
にネットワークを介して画像記憶手段に転送されるの
で、多数枚のＸ線撮影を行うことが可能となる。
【０００８】また、フラットパネルＸ線検出器は、軽量
であることから患者とベッドとの間への装填・取り出し
が簡便に行えると共に、重いカセッテを必要としないの
で装置を軽量化できることから、術者の労力を軽減でき
る。なお、画像処理手段は、フラットパネルＸ線検出器
からのデジタル信号（画像データ）を画像強調、スムー
ジング等の画像処理を行う。
であることから患者とベッドとの間への装填・取り出し
が簡便に行えると共に、重いカセッテを必要としないの
で装置を軽量化できることから、術者の労力を軽減でき
る。なお、画像処理手段は、フラットパネルＸ線検出器
からのデジタル信号（画像データ）を画像強調、スムー
ジング等の画像処理を行う。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図１は実施例に係る概略構成を示す模
式図で、図５の同一作用をなす構成部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。図において、１はフラット
パネルＸ線検出器で、フラットパネルＸ線検出器１は、
全体としては２次元の平面状の形をしており、図２に示
すように、Ｘ線検出部４とコントロール・ユニット（以
下Ｃ．Ｕ．という）５とよりなり、Ｘ線検出部４は被検
体を透過したＸ線を電荷に変換するＸ線検出物質層41
と、この電荷を読み出し電気信号に変換するＴＦＴトラ
ンジスタ42とで構成されており、これらは半導体分野の
薄膜技術でもってガラス基板43上に形成される。
施例を説明する。図１は実施例に係る概略構成を示す模
式図で、図５の同一作用をなす構成部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。図において、１はフラット
パネルＸ線検出器で、フラットパネルＸ線検出器１は、
全体としては２次元の平面状の形をしており、図２に示
すように、Ｘ線検出部４とコントロール・ユニット（以
下Ｃ．Ｕ．という）５とよりなり、Ｘ線検出部４は被検
体を透過したＸ線を電荷に変換するＸ線検出物質層41
と、この電荷を読み出し電気信号に変換するＴＦＴトラ
ンジスタ42とで構成されており、これらは半導体分野の
薄膜技術でもってガラス基板43上に形成される。
【００１０】また、Ｃ．Ｕ．５は、ＴＦＴトランジスタ
42で変換された電気信号を増幅するアンプ51、アンプ51
の出力をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器52、Ｘ線
検出物質層41により変換された電荷をＴＦＴトランジス
タ42により読み出すタイミングの制御やＡ／Ｄ変換器52
のタイミング制御を行なう制御回路53、制御回路53で制
御されＡ／Ｄ変換器52により変換されたデジタル信号に
垂直同期信号等を付け加えてデジタル・ビデオ信号を出
力する加算器54とで構成され、このＣ．Ｕ．５とＸ線検
出部４とは保護ケースに収容されている。
42で変換された電気信号を増幅するアンプ51、アンプ51
の出力をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器52、Ｘ線
検出物質層41により変換された電荷をＴＦＴトランジス
タ42により読み出すタイミングの制御やＡ／Ｄ変換器52
のタイミング制御を行なう制御回路53、制御回路53で制
御されＡ／Ｄ変換器52により変換されたデジタル信号に
垂直同期信号等を付け加えてデジタル・ビデオ信号を出
力する加算器54とで構成され、このＣ．Ｕ．５とＸ線検
出部４とは保護ケースに収容されている。
【００１１】このフラットパネルＸ線検出器１には、直
接変換方式と間接変換方式とがあり、直接変換方式のＸ
線検出器ではＸ線検出物質層が図３（ａ）に示すように
光導電体膜（例えばアモルファス・セレン膜、Ｃｄ（Ｚ
ｎ）Ｔｅ膜）とされ、入射Ｘ線はアモルファス・セレン
膜でそのエネルギーを放出し、電子と正孔のペアーに変
換され、電荷は外部印加電圧により移動し、ＴＦＴの電
荷収集電極を通してコンデンサに蓄積され、ＴＦＴの読
み出し回路により読み出され、デジタル・ビデオ信号と
して出力される。
接変換方式と間接変換方式とがあり、直接変換方式のＸ
線検出器ではＸ線検出物質層が図３（ａ）に示すように
光導電体膜（例えばアモルファス・セレン膜、Ｃｄ（Ｚ
ｎ）Ｔｅ膜）とされ、入射Ｘ線はアモルファス・セレン
膜でそのエネルギーを放出し、電子と正孔のペアーに変
換され、電荷は外部印加電圧により移動し、ＴＦＴの電
荷収集電極を通してコンデンサに蓄積され、ＴＦＴの読
み出し回路により読み出され、デジタル・ビデオ信号と
して出力される。
【００１２】また、間接方式のＸ線検出器では、図４
（ａ）に示すようにＸ線検出物質層がヨウ化セシウム
（ＣｓＩ）層とされ、入射Ｘ線はＣｓＩ層でそのエネル
ギーを放出し、蛍光に変換され、発光はＣｓＩの柱状結
晶構造でＴＦＴ上のフォトダイオードに導びかれ、フォ
トダイオードで光から電荷への変換がなされ、電荷はコ
ンデンサに蓄積され、ＴＦＴの読み出し回路により読み
出され、デジタル・ビデオ信号として出力される。
（ａ）に示すようにＸ線検出物質層がヨウ化セシウム
（ＣｓＩ）層とされ、入射Ｘ線はＣｓＩ層でそのエネル
ギーを放出し、蛍光に変換され、発光はＣｓＩの柱状結
晶構造でＴＦＴ上のフォトダイオードに導びかれ、フォ
トダイオードで光から電荷への変換がなされ、電荷はコ
ンデンサに蓄積され、ＴＦＴの読み出し回路により読み
出され、デジタル・ビデオ信号として出力される。
【００１３】図１にもどって、２は、フラットパネルＸ
線検出器１のＣ．Ｕ．５より出力されるデジタル・ビデ
オ信号（画像データ）を画像強調等の画像処理をする画
像処理回路、３はネットワークインターフェイスで回診
用Ｘ線装置20の使用時にケーブル６でネットワーク７に
接続される。なお、ネットワーク７は、図示しないハー
ドディスク等の画像記憶手段を備えた中央画像処理部に
画像データを伝送できるようにするために各病室に張り
巡らさせている。なお、８は接続端子盤である。
線検出器１のＣ．Ｕ．５より出力されるデジタル・ビデ
オ信号（画像データ）を画像強調等の画像処理をする画
像処理回路、３はネットワークインターフェイスで回診
用Ｘ線装置20の使用時にケーブル６でネットワーク７に
接続される。なお、ネットワーク７は、図示しないハー
ドディスク等の画像記憶手段を備えた中央画像処理部に
画像データを伝送できるようにするために各病室に張り
巡らさせている。なお、８は接続端子盤である。
【００１４】つぎに、Ｘ線撮影を行うには、先ず、回診
用Ｘ線装置20を撮影対象である患者Ｍが仰臥するベッド
Ｂまで移動させて横付けし、患者ＭとベッドＢとの間に
フラットパネルＸ線検出器１を装填、位置決めすると共
に、Ｘ線発生装置28からＸ線を照射する。被検体Ｍを透
過した透過Ｘ線はフラットパネルＸ線検出器１のＸ線検
出物質層41により電荷に変換され、ＴＦＴトランジスタ
42にて電気信号に変換されてＣ．Ｕ．５よりデジタル・
ビデオ信号として出力される。
用Ｘ線装置20を撮影対象である患者Ｍが仰臥するベッド
Ｂまで移動させて横付けし、患者ＭとベッドＢとの間に
フラットパネルＸ線検出器１を装填、位置決めすると共
に、Ｘ線発生装置28からＸ線を照射する。被検体Ｍを透
過した透過Ｘ線はフラットパネルＸ線検出器１のＸ線検
出物質層41により電荷に変換され、ＴＦＴトランジスタ
42にて電気信号に変換されてＣ．Ｕ．５よりデジタル・
ビデオ信号として出力される。
【００１５】Ｃ．Ｕ．５より出力されたデジタル・ビデ
オ信号（画像データ）は、画像処理回路２で画像処理さ
れ、ネットワークインターフェイス３・ケーブル６・ネ
ットワーク７を経て、中央画像処理部に転送され、画像
記憶手段に記憶される。したがって、多数枚のＸ線撮影
が可能となる。また、撮影に際し、フラットパネルＸ線
検出器は、軽量であることから患者とベッドとの間への
装填・取り出しが簡便に行え、また、重いカセッテを必
要としないので装置を軽量化できることから、術者の労
力を軽減できる。
オ信号（画像データ）は、画像処理回路２で画像処理さ
れ、ネットワークインターフェイス３・ケーブル６・ネ
ットワーク７を経て、中央画像処理部に転送され、画像
記憶手段に記憶される。したがって、多数枚のＸ線撮影
が可能となる。また、撮影に際し、フラットパネルＸ線
検出器は、軽量であることから患者とベッドとの間への
装填・取り出しが簡便に行え、また、重いカセッテを必
要としないので装置を軽量化できることから、術者の労
力を軽減できる。
【００１６】〔変形実施例〕 １）回診用Ｘ線装置に一時画像記憶メモリ（画像記憶手
段）９（図１参照）を付設し、画像処理されたＸ線撮影
画像データ、または、Ｃ．Ｕ．５より出力された画像デ
ータをメモリ９に記憶・保存し、まとめて中央画像処理
部に転送、ないし、回診用Ｘ線装置を中央画像処理部に
持ち帰り転送するようにしてもよい。この様にすれば、
多数の画像を収集したり、同室、ないし、異室の多数の
患者を撮影でき、回診用Ｘ線装置を撮影の都度、ネット
ワークと接続する煩わしさが解消できる。また、診察
後、一時画像記憶メモリ９に記憶・保存された画像デー
タは、ハードコピーとして歪みのない画像をフイルムに
記録することも可能である。
段）９（図１参照）を付設し、画像処理されたＸ線撮影
画像データ、または、Ｃ．Ｕ．５より出力された画像デ
ータをメモリ９に記憶・保存し、まとめて中央画像処理
部に転送、ないし、回診用Ｘ線装置を中央画像処理部に
持ち帰り転送するようにしてもよい。この様にすれば、
多数の画像を収集したり、同室、ないし、異室の多数の
患者を撮影でき、回診用Ｘ線装置を撮影の都度、ネット
ワークと接続する煩わしさが解消できる。また、診察
後、一時画像記憶メモリ９に記憶・保存された画像デー
タは、ハードコピーとして歪みのない画像をフイルムに
記録することも可能である。
【００１７】２）回診用Ｘ線装置にモニタ10（図１参
照）を付設し、画像処理回路２で画像処理されたデータ
をＸ線透過画像として表示するようにしてもよい。この
ようにすれば、術者は、モニタ10に映し出されたＸ線透
過画像でもって関心部位の情報が含まれているかが確認
でき、関心部位の画像である場合には図示しない記憶ス
イッチをオンし、モニタ10で確認したＸ線透過画像を中
央画像処理部に転送、または、一時画像記憶メモリ９に
保存することが可能となる。これにより関心部位を適格
に撮影ミスなく撮影し、その画像を記憶・保存すること
ができ、画像記憶手段に多数枚の画像を記憶・保存でき
る。
照）を付設し、画像処理回路２で画像処理されたデータ
をＸ線透過画像として表示するようにしてもよい。この
ようにすれば、術者は、モニタ10に映し出されたＸ線透
過画像でもって関心部位の情報が含まれているかが確認
でき、関心部位の画像である場合には図示しない記憶ス
イッチをオンし、モニタ10で確認したＸ線透過画像を中
央画像処理部に転送、または、一時画像記憶メモリ９に
保存することが可能となる。これにより関心部位を適格
に撮影ミスなく撮影し、その画像を記憶・保存すること
ができ、画像記憶手段に多数枚の画像を記憶・保存でき
る。
【００１８】３）Ｃ．Ｕ．５の制御回路53に電荷蓄積信
号を与え、ＴＦＴトランジスタ42による電気信号への変
換を停止させた状態で、Ｘ線発生装置28からＸ線を照射
して撮影を行い、被検体を透過した透過Ｘ線をフラット
パネルＸ線検出器１のＸ線検出物質層41に電荷として蓄
積し、撮影後に、電荷蓄積信号を解除し、ＴＦＴトラン
ジスタ42により電気信号に変換され、Ｃ．Ｕ．５から出
力されるビデオ信号を転送、ないし、一時画像記憶メモ
リ７に記憶するようにしてもよい。
号を与え、ＴＦＴトランジスタ42による電気信号への変
換を停止させた状態で、Ｘ線発生装置28からＸ線を照射
して撮影を行い、被検体を透過した透過Ｘ線をフラット
パネルＸ線検出器１のＸ線検出物質層41に電荷として蓄
積し、撮影後に、電荷蓄積信号を解除し、ＴＦＴトラン
ジスタ42により電気信号に変換され、Ｃ．Ｕ．５から出
力されるビデオ信号を転送、ないし、一時画像記憶メモ
リ７に記憶するようにしてもよい。
【００１９】４）フラットパネルＸ線検出器１のＣ．
Ｕ．５より出力されるデジタル・ビデオ信号（画像デー
タ）を光変換し、光ケーブルで画像処理回路に伝送する
ようにしてもよい。
Ｕ．５より出力されるデジタル・ビデオ信号（画像デー
タ）を光変換し、光ケーブルで画像処理回路に伝送する
ようにしてもよい。
【００２０】
【発明の効果】本発明の回診用Ｘ線装置によれば、フイ
ルムを使用することなく、直接デジタル画像データが得
られると共に、多数枚のＸ線撮影を行うことができる。
ルムを使用することなく、直接デジタル画像データが得
られると共に、多数枚のＸ線撮影を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例に係る移動式Ｘ線装置の概略
構成を示す模式図である。
構成を示す模式図である。
【図２】フラットパネルＸ線検出器の構成を示す模式図
である。
である。
【図３】直接変換方式のフラットパネルＸ線検出器のＸ
線検出部の構成（ａ）と電荷読み出し部の構成（ｂ）を
示す模式図である。
線検出部の構成（ａ）と電荷読み出し部の構成（ｂ）を
示す模式図である。
【図４】間接変換方式のフラットパネルＸ線検出器のＸ
線検出部の構成（ａ）と電荷読み出し部の構成（ｂ）を
示す模式図である。
線検出部の構成（ａ）と電荷読み出し部の構成（ｂ）を
示す模式図である。
【図５】従来の移動式Ｘ線装置の概略構成を示す模式図
である。
である。
１：フラットパネルＸ線検出器 ２：画像処理
回路 ３：：ネットワークインターフェイス ４：Ｘ線検出部（41…Ｘ線検出物質層 42…ＴＦＴ
トランジスタ 43…ガラス基板） ５：コントロール・ユニット（Ｃ．Ｕ．）（51…アンプ
52…Ａ／Ｄ変換器 53…制御回路 54…加算器） ６：ケーブル ７：ネットワ
ーク ８：接続端子盤 ９：メモリ
10：モニタ 20：移動型Ｘ線装置 23：走行台車 24：支柱 25：支持台 26：伸縮アー
ム 28：Ｘ線発生装置 29：制御装置
回路 ３：：ネットワークインターフェイス ４：Ｘ線検出部（41…Ｘ線検出物質層 42…ＴＦＴ
トランジスタ 43…ガラス基板） ５：コントロール・ユニット（Ｃ．Ｕ．）（51…アンプ
52…Ａ／Ｄ変換器 53…制御回路 54…加算器） ６：ケーブル ７：ネットワ
ーク ８：接続端子盤 ９：メモリ
10：モニタ 20：移動型Ｘ線装置 23：走行台車 24：支柱 25：支持台 26：伸縮アー
ム 28：Ｘ線発生装置 29：制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】 走行台車上に制御器を含む本体と、Ｘ線
発生装置とを搭載した移動型Ｘ線装置であって、被検体
透過Ｘ線を電荷として蓄積する平面状のＸ線検出部と、
蓄積された電荷を読み出し電気信号に変換する信号変換
部と、読み出された電気信号をデジタル信号に変換する
Ａ／Ｄ変換部とよりなるフラットパネルＸ線検出器と、
前記フラットパネルＸ線検出器からのデジタル信号（画
像データ）を画像処理する画像処理手段と、画像処理さ
れた画像データの転送手段とを備えることを特徴とする
回診用Ｘ線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35793497A JP4447675B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 回診用ｘ線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35793497A JP4447675B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 回診用ｘ線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11188025A true JPH11188025A (ja) | 1999-07-13 |
| JP4447675B2 JP4447675B2 (ja) | 2010-04-07 |
Family
ID=18456694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35793497A Expired - Lifetime JP4447675B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 回診用ｘ線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4447675B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002125960A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-08 | Canon Inc | 撮影装置、撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体 |
| JP2008079938A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Shimadzu Corp | 移動式ｘ線撮影装置 |
| JP2011000463A (ja) * | 2010-09-21 | 2011-01-06 | Canon Inc | 可搬型のｘ線撮影装置及びその撮影方法 |
| JP2011041812A (ja) * | 2010-09-21 | 2011-03-03 | Canon Inc | 撮影システム及び撮影装置 |
| JP2012236089A (ja) * | 2012-09-10 | 2012-12-06 | Canon Inc | 撮影装置、撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体 |
| WO2013046915A1 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 放射線撮影装置 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35793497A patent/JP4447675B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2012236089A (ja) * | 2012-09-10 | 2012-12-06 | Canon Inc | 撮影装置、撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP4447675B2 (ja) | 2010-04-07 |
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