JPH11187036A - 中継交換装置とそのパスの設定方法 - Google Patents

中継交換装置とそのパスの設定方法

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JPH11187036A
JPH11187036A JP35506497A JP35506497A JPH11187036A JP H11187036 A JPH11187036 A JP H11187036A JP 35506497 A JP35506497 A JP 35506497A JP 35506497 A JP35506497 A JP 35506497A JP H11187036 A JPH11187036 A JP H11187036A
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JP
Japan
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path
unit
signal
line
network
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JP35506497A
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English (en)
Inventor
Takahiro Kasai
孝弘 葛西
Tomoharu Sato
友春 佐藤
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NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】最重要のパスを確実に設定する。 【解決手段】中継交換装置の記憶部15に記憶されてい
るパス設定方法を示すプログラムは、入力中継回線から
の受信信号を受信する信号受信部151と、受信信号の
内容を分析する信号分析部152と、この信号分析部1
52の分析の結果受信信号に予め設定されたパス制御信
号があった場合にパス設定に関する処理を行うパス制御
部153と、入力中継回線及び出力中継回線のリソース
を管理するネットワークリソース管理部154と、受信
信号を基にした接続相手先情報から接続する出力中継回
線を決定する処理を行う接続先分析部155と、パス制
御信号の処理の結果に基づく現在の中継交換装置の接続
部内のパスの使用状況から切断可能パスを示す切断信号
と最重要パスを示す接続信号とを作成して接続する他の
中継交換装置へ送信すべく処理を行う信号送信部156
とを有して構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中継交換装置とその
パスの設定方法に関し、特にデータ通信網における中継
交換装置とそのパスの設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例について図面を参照して
説明する。
【0003】図8は従来のパスの接続方法に関連するネ
ットワーク接続方法を示すフローチャート、図9は図8
の中の追加パス割当部の処理手順を示すフローチャート
である。
【0004】図8及び図9において、この従来例は特開
平7−30538号公報の開示内容を示し、既存リンク
空き容量計算部101と追加パス割当部102とから構
成される。前記既存リンク空き容量計算部101は、既
存の前記各伝送リンクに対して前記パスの速度を指定し
た時に収容可能な前記パスの本数を前記パスの速度別に
整理することにより既存伝送リンク空き情報を作成す
る。
【0005】既存リンク空き容量計算部1では各既存伝
送リンクに対して、各追加パスの速度を指定して、未使
用の空き部分に同じ速度のパスを収容できる本数を求め
て伝送リンク未使用空き情報を計算する。未使用空き情
報は、速度別の単一速度収容可能パス本数の一覧の形式
をとる。追加パス割当部102では既存リンク空き容量
計算部1で求めた伝送リンク未使用空き情報を基に、未
使用部分による経路を求めて追加パスを既存伝送リンク
に割り当てる。
【0006】追加パス割当部102は、パス優先度決定
部S101と優先度別パス抽選部S102とパス最短経
路検索部S103とパス割当部S104と優先度終了判
定部S105と既存リンク空き容量再計算部S106と
から構成される。
【0007】パス優先度決定部S101は、パスの属性
としてパスの速度によって全ての追加パスに優先度を付
けて高順位のものから低順位のものへ並べ換える。
【0008】優先度別パス抽出部S102は、前記優先
度の高順位のものから順に同じ優先度のパスをまとめて
抽出する。
【0009】パス最短経路検索部S103は、前記優先
度別パス抽出部S102で抽出されたパスを空き部分に
割り当てられる前記伝送リンクを抽出し、抽出されたパ
スを発着局別にまとめ、該まとめられたパスについて前
記伝送リンクの前記空き部分を利用した前記最短経路を
求める。
【0010】パス割当部S104は、優先度別パス抽出
部S102で抽出されたパスの中でパス最短経路検索部
103にて経路が見つかったパスについて、通過する前
記伝送リンク数の少ないものの順番で、これが同じ順位
の場合はパスの総経路長が短いものの順番で並べ換え
て、高順位のパスから順番に全ての順位のパスについて
割当可能な本数分まとめて経路を割り当てる。
【0011】優先度終了判定部S105は、前記伝送リ
ンクの前記未使用空き部分がある場合に次の優先度のパ
スがあるかどうかを調べる。
【0012】既存リンク空き容量再計算部S106は、
次の優先度のパスが残っている場合に前記伝送リンク未
使用空き情報を再計算する。
【0013】最後に、優先度別パス抽出部S102へ戻
って次の優先度のパスを対象にして、パス最短経路検索
部S103以降の処理を繰り返す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この従来例では、パス
優先度決定部が、パスの属性としてパスの速度によって
全ての追加パスに優先度を付けて高順位のものから低順
位のものへ順に並べ換え、優先度別パス抽出部が前記優
先度の高順位のものから順に同じ優先度のパスをまとめ
て抽出し、パス最短経路検索部が、前記優先度別パス抽
出部で抽出されたパスを空き部分に割り当てられる伝送
リンクを抽出し、抽出されたパスを発着局部別にまと
め、該まとめられたパスについて伝送リンクの空き部分
を利用した前記最短経路を求め、パス割当部が優先度別
パス抽出部で抽出されたパスの中でパス最短経路検索部
にて経路が見つかったパスについて、通過する伝送リン
ク数の少ないものの順番で、これが同じ順位の場合はパ
スの総経路長が短いものの順番で並べ換えて、高順位の
パスから順番に全ての順位のパスについて割当可能な本
数分まとめて経路を割り当てるように、優先度の高いパ
スを検索してから割当可能なパスについて経路割当をす
るようになっているので、ネットワーク運用に際して、
必ず設定すべきパスが定義された場合に”割当可能”の
条件でパス設定を行うと、該当パスの設定が完了する事
を保証できない場合があるという問題点がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の中継交換装置
は、ネットワーク内の各ノードに設置される中継交換装
置において、前記中継交換装置は前記ネットワークの入
力中継回線にインタフェースする第1の回線インタフェ
ース部と、前記ネットワークの出力中継回線にインタフ
ェースする第2の回線インタフェース部と、この第1と
第2の回線インタフェース部間の接続を行う接続部と、
この接続部の接続制御の方法を示すプログラムが格納さ
れている記憶部と、前記入力中継回線から受信するパス
制御情報の中の予め設定されている発信地/発着地の情
報,パスが使用するリソース量,パス設定終了後に発生
するトラフィックの制御方法及び最重要/通常/切断可
能を示すパスの重要度を含むパラメータに、前記パスの
重要度に対し前記最重要と設定されているのを検出する
と、空いているリソースでは前記パス制御情報に対する
パスの必要量を確保できない場合、前記パスの重要度に
前記切断可能と設定されている接続済みのパスを切断
し、前記空いているリソースのパスと前記切断のリソー
スのパスとで必要なリソースを確保した上、前記パス制
御情報に対するパスを設定すべく前記プログラムにより
前記接続部を制御する制御部とを備えている。
【0016】本発明の中継交換装置のパスの設定方法
は、ネットワーク内の各ノードに設置される中継交換装
置において、前記中継交換装置は前記ネットワークの入
力中継回線にインタフェースする第1の回線インタフェ
ース部と、前記ネットワークの出力中継回線にインタフ
ェースする第2の回線インタフェース部と、この第1と
第2の回線インタフェース部間の接続を行う接続部と、
この接続部の接続制御の方法を示すプログラムが格納さ
れている記憶部と、前記中継交換装置全体を制御する制
御部とを備え、前記制御部は前記プログラムに基づい
て、前記入力中継回線から受信するパス制御情報の中の
予め設定されている発信地/発着地の情報,パスが使用
するリソース量,パス設定終了後に発生するトラフィッ
クの制御方法及び最重要/通常/切断可能を示すパスの
重要度を含むパラメータに、前記パスの重要度に対し前
記最重要と設定されているのを検出すると、空いている
リソースでは前記パス制御情報に対するパスの必要量を
確保できない場合、前記パスの重要度に前記切断可能と
設定されている接続済みのパスを切断し、前記空いてい
るリソースのパスを前記切断のリソースのパスとで必要
なリソースを確保した上、前記パス制御情報に対するパ
スを設定する。
【0017】本発明の中継交換装置は、ネットワーク内
の各ノードに設置される中継交換装置において、前記中
継交換装置は前記ネットワークの入力中継回線にインタ
フェースする第1の回線インタフェース部と、前記ネッ
トワークの出力中継回線にインタフェースする第2の回
線インタフェース部と、この第1と第2の回線インタフ
ェース部間の接続を行う接続部と、この接続部の接続制
御の方法を示すプログラムが格納されている記憶部と、
前記中継交換装置全体を制御する制御部とを備え、前記
プログラムは前記入力中継回線からの受信信号を受信す
る信号受信部と、前記受信信号の内容を分析する信号分
析部と、この信号分析部の分析の結果前記受信信号に予
め設定されたパス制御信号があった場合にパス設定に関
する処理を行うパス制御部と、前記入力中継回線及び前
記出力中継中継回線のそれぞれの使用状況の基に前記入
力中継回線及び前記出力中継回線のリソースを管理する
ネットワークリソース管理部と、前記受信信号を基にし
た接続相手先情報から接続する出力中継回線を決定する
処理を行う接続先分析部と、前記パス制御信号の処理の
結果に基づく現在の前記接続部内のパスの使用状況から
切断可能パスを示す切断信号と最重要パスを示す接続信
号とを作成して接続する他の中継交換装置へ送信すべく
処理を行う信号送信部とを有している。
【0018】本発明の中継交換装置のパス設定方法は、
ネットワーク内の各ノードに設置される中継交換装置に
おいて、前記中継交換装置は前記ネットワークの入力中
継回線にインタフェースする第1の回線インタフェース
部と、前記ネットワークの出力中継回線にインタフェー
スする第2の回線インタフェース部と、この第1と第2
の回線インタフェース部間の接続を行う接続部と、この
接続部の接続制御の方法を示すプログラムが格納されて
いる記憶部と、前記中継交換装置全体を制御する制御部
とを備え、前記プログラムは、信号受信部が接続する他
ノードの中継交換装置から送信された信号を受信し、信
号分析部が前記信号受信部が受信した受信信号がパス制
御に関するパス制御信号であった場合、パス制御部に前
記受信信号を渡し、前記パス制御部では前記パス制御信
号の内容を分析し、パスの設定信号であった場合そのパ
スの接続先・重要度・要求リソース量をパラメータとし
てネットワークリソース管理部を起動し、前記ネットワ
ークリソース管理部では接続先をパラメータとして接続
先分析部を起動し、前記接続先分析部では前記接続先を
分析し送信するノードの中継交換装置につながる中継回
線を決定し前記ネットワークリソース管理部に前記中継
回線の回線番号を返し、送信先の前記中継回線の回線番
号を受け取った前記ネットワークリソース管理部は、パ
ス種別が最重要パスであった場合、予め記憶されている
リソース管理テーブルを使い、最重要パスのリソース確
保処理を行い、前記ネットワークリソース管理部はパス
制御部に切断可能パスの切断を依頼し、前記最重要パス
が必要とするリソースが確保出来ればその旨を前記パス
制御部に通知し、前記パス制御部は、前記ネットワーク
リソース管理部から通知される”切断可能のパスの切断
依頼”と”最重要パスのリソース確保完了”通知に従
い、信号送信部に信号の送信依頼を行い、前記信号送信
部は接続する他ノードの中継交換装置にパス制御信号を
送信する処理を行い、前記最重要パスのリソース確保処
理は、接続先最終中継交換装置までのルートの短い順に
「空きリソース量と切断可能パス使用リソースとの合計
の和」と「要求帯域」とを比較し、最重要パスが必要な
リソース量が確保可能な中継回線を検索し、確保可能な
中継回線が無ければ選択可能中継回線無しを返すが、確
保可能な中継回線があれば該当中継回線の回線番号をパ
ラメータとして切断可能パスの切断を前記パス制御部に
依頼し、切断可能パスの切断依頼を受けた前記パス制御
部は、該当中継回線に設定されている切断可能パスを1
本切断し、最重要パスに必要なネットワークリソースが
確保出来るまで、前記ネットワークリソース管理部から
前記制御部に切断可能パスの切断依頼を繰り返し、確保
出来た後、最重要パスの設定すべき中継回線の回線番号
を前記パス制御部に渡し、前記リソース管理テーブルは
少なくとも空きリソース量と、切断可能パス使用リソー
スの合計量と、通常パス使用リソースの合計量と、最重
要パス使用リソースの合計量とを記憶している。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態を適用する中
継交換装置を示すブロック図、図2は本発明の一実施の
形態のパスに関する処理方法が図1に示す中継交換装置
内の記憶部に記憶されているモジュール構成を示す図、
図3は本実施の形態を適用する中継交換装置によるネッ
トワーク構成の一例を示す図である。
【0021】図1において、本実施の形態を適用する中
継交換装置(以下装置と記す)1は、入力回線(中継回
線)2にインタフェースする回線インタフェース部12
と、出力回線(中継回線)3にインタフェースする回線
インタフェース部13と、回線2と回線3間を接続する
接続部11と、入力回線2と出力回線3間の接続のパス
に関する処理プログラム及び装置1内全体を制御する制
御プログラムを格納している記憶部15と、装置1全体
を制御する制御部14とを有している。
【0022】図2において、本実施の形態のパスの接続
方法に関するプログラムは装置1内の記憶部15に格納
され、そのプログラムのモジュール構成は、信号受信部
151と、信号分析部152と、パス制御部153と、
ネットワーク管理部154と、接続先分析部155と、
信号送信部156とを有している。
【0023】信号受信部151は他装置から送信された
信号を受信する部分を示すモジュールであり、信号分析
部152は信号受信部151にて受信した信号の内容を
分析する部分を示すモジュールであり、パス制御部15
3は信号分析部152で受信信号を分析した結果パス設
定信号であった場合に、パス設定に関する処理を行う部
分を示すモジュールであり、ネットワークリソース管理
部154は装置1内のリソースを管理する部分を示すモ
ジュールであり、接続先分析部155は接続相手情報か
ら送信する先(中継線)を決定する処理を行う部分を示
すモジュールであり、信号送信部156はパス制御部で
の処理の結果は切断可能パスの切断信号と最重要パスの
接続信号を作成して接続する他ノードの装置に送信する
処理を行う部分を示すモジュールである。
【0024】図3において、データ通信網の各ノードに
は図1に示した中継交換装置1と同等な機能を有する中
継交換装置(装置)1a,1b,1c,1d,1eを有
して構成し、装置1aは装置1b,1c及び1eと中継
線を介して接続し、装置1bは装置1a,1c,1dと
中継線を介して接続し、装置1cは装置1a,1b,1
d,1eと中継線を介して接続し、装置1dは装置1
b,1c,1eと中継線を介して接続し、装置1dは装
置1a,1c,1dと中継線を介して接続してネットワ
ークを構成している。
【0025】図4は本実施の形態における最重要パスの
リソース確保処理を示すフローチャート、図5は本実施
の形態を適用する中継交換装置の記憶部に記憶する中継
回線のリソース管理テーブルのフォーマットの一例を示
す図、図6は本実施の形態を適用する中継交換装置の記
憶部に記憶する選択可能中継回線のデータフォローマッ
トの一例を示す図である。
【0026】次に本発明の動作について図1〜図2を参
照して説明する。信号受信部151は接続する他ノード
の中継交換装置から送信された信号を受信し、信号分析
部152は信号受信部151が受信した受信信号がパス
制御に関する信号であった場合、パス制御部153に受
信信号を渡す。パス制御部153では、パス制御信号の
内容を分析し、パスの設定信号であった場合そのパスの
接続先・重要度・要求リソース量をパラメータとしてネ
ットワークリソース管理部154を起動する。
【0027】ネットワークリソース管理部154では接
続先をパラメータとして接続先分析部155を起動す
る。接続先分析部155では接続先を分析し、送信する
ノードの装置につながる中継回線を決定しネットワーク
リソース管理部154に中継回線の回線番号を返す。
【0028】送信先中継回線番号を受け取ったネットワ
ークリソース管理部154は、パス種別が最重要パスで
あった場合、図5に示すリソース管理テーブルを使い、
図4に示す最重要パスのリソース確保処理を行う。
【0029】但し、ネットワークリソース管理部154
では切断可能パスを切断してリソースの確保を行う場合
でもパスの切断は行えないため、パス制御部153に切
断可能パスの切断を依頼する。
【0030】最重要パスが必要とするリソースが確保で
きればその旨をパス制御部153に通知する。パス制御
部153は、ネットワークリソース管理部154から通
知される”切断可能のパスの切断依頼”と”最重要パス
のリソース確保完了”通知に従い、信号送信部156に
信号の送信依頼を行う。信号送信部156は接続する他
ノードの装置に信号を送信する処理を行う。
【0031】本実施の形態の動作について、図1,図
2,図3,図4,図5および図6を参照して詳細に説明
する。
【0032】本実施の形態の特徴は図2に示すソフトウ
エア構成図に示される、パス制御部153とネットワー
クリソース管理部154との処理にある。
【0033】信号受信部151によってパス制御信号を
受信し信号分析部152で信号の内容を分析し、パス制
御部153はパス設定信号であれば該当パスのネットワ
ークリソースを確保するため、接続先・パス種別・要求
リソース量をパラメータにネットワークリソース管理部
154を起動する。ネットワークリソース管理部154
では、送信すべき中継回線を決定するため、相手情報を
パラメータに接続先分析部155を起動する。
【0034】接続先分析部155では、相手先の情報を
分析し、相手先につながる選択可能中継回線一覧をルー
トが短い順になるよう図6に示すようにデータを編集
し、ネットワークリソース管理部154に図6に示す選
択可能中継線一覧を返す。
【0035】図3に示すネットワーク構成図を例にする
と、装置1aにおいて装置1aから装置1eにパスを設
定する場合、ルートの短い順に装置1a−1e,装置1
a−装置1c−装置1e,装置1a−装置1b−装置1
d−装置1eであるから、図6に示す選択可能中継回線
一覧には装置1a−装置1e,装置1a−装置1c,装
置1a−装置1bの中継回線の回線番号が順に設定され
る。
【0036】図6に示す選択可能中継回線一覧を受け取
ったネットワークリソース管理部154は、ルートの短
い順に要求リソース量の図5に示す空きがあるかリソー
ス管理テーブルをチェックし、最短ルートでなくても要
求リソース量を満たす空きリソース量を持つ中継回線が
あれば、回線番号をパス制御部153に返す。
【0037】しかし、選択可能中継回線一覧(図6)に
要求リソース量を満たす空きリソース量を持った中継回
線が存在しなかった場合は、パスの種別により処理が異
なる。
【0038】最重要パス以外(通常パス又は切断可能パ
ス)の場合は選択可能中継回線なしをパス制御部153
に返す。ネットワークリソース管理部154では、最重
要パスの場合は、図4の処理を行う。
【0039】図4において、ルートの短い順(S1)に
「空きリソース量と切断可能パス使用リソースとの合計
の和」(S2)と「要求帯域」とを比較し、最重要パス
が必要なリソース量が確保可能な中継回線を検索する。
【0040】確保可能な中継回線が無ければ選択可能中
継回線無しを返すが(S7)、確保可能な中継回線があ
れば該当中継回線の回線番号をパラメータとして切断可
能パスの切断をパス制御部153に依頼(S3)する。
切断可能パスの切断依頼を受けたパス制御部153は、
該当中継回線に設定されている切断可能パスを1本切断
する。
【0041】最重要パスに必要なネットワークリソース
が確保出来るまで、ネットワークリソース管理部154
からパス制御部153に切断可能パスの切断依頼を繰り
返し、確保出来た(S5)後、最重要パスの設定すべき
中継回線の回線番号をパス制御部153に渡す。
【0042】最重要パスの設定のために切断された切断
可能パスはパス制御部153によって切断完了後5分毎
(固定)にネットワーク保守者によりパス設定停止指示
が投入されるまで再設定を行うが、再度パス設定が完了
する保証は無い。
【0043】図7は本実施の形態を適用する中継回線の
最重要パス設定を示す模式図である。
【0044】次に、本実施の形態を適用する中継回線に
最重要パス設定が必要になった場合について、図3及び
図7を参照して説明する。
【0045】例えば、図3において装置1aと装置1b
間の中継回線にて、パス設定前におけるパスの使用状況
が、通常パス1本分と切断可能パス2本分と空きパス1
本分のリソース量であるときに、最重要パス設定が発生
し、その最重要パス設定に必要なリソース量が空きリソ
ース量と切断可能パス1本分のリソース量が必要である
と、切断可能パスを1本を切断して最重要パスを設定す
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ネットワ
ーク内の各ノードに設置される中継交換装置において、
中継交換装置はネットワークの入力中継回線にインタフ
ェースする第1の回線インタフェース部と、ネットワー
クの出力中継回線にインタフェースする第2の回線イン
タフェース部と、この第1と第2の回線インタフェース
部間の接続を行う接続部と、この接続部の接続制御の方
法を示すプログラムが格納されている記憶部と、中継交
換装置全体を制御する制御部とを備え、制御部はプログ
ラムに基づいて、入力中継回線から受信するパス制御情
報の中の予め設定されている発信地/発着地の情報,パ
スが使用するリソース量,パス設定終了後に発生するト
ラフィックの制御方法及び最重要/通常/切断可能を示
すパスの重要度を含むパラメータに、パスの重要度に対
し最重要と設定されているのを検出すると、空いている
リソースではパス制御情報に対するパスの必要量を確保
できない場合、パスの重要度に切断可能と設定されてい
る接続済みのパスを切断し、空いているリソースのパス
と切断のリソースのパスとで必要なリソースを確保した
上、パス制御情報に対するパスを設定することにより、
最重要のパスを従来よりも高確率で設定することができ
る効果がある。従って、どのような条件のパス要求であ
ってもその要求に満足できるパス種別を設定することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を適用する中継交換装置
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態のパスに関する処理方法
が図1に示す中継交換装置内の記憶部に記憶されている
モジュール構成を示す図である。
【図3】本実施の形態を適用する中継交換装置によるネ
ットワーク構成の一例を示す図である。
【図4】本実施の形態における最重要パスのリソース確
保処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態を適用する中継交換装置の記憶部
に記憶する中継回線のリソース管理テーブルのフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図6】本実施の形態を適用する中継交換装置の記憶部
に記憶する選択可能中継回線一覧のデータフォローマッ
トの一例を示す図である。
【図7】本実施の形態を適用する中継回線の最重要パス
設定を示す模式図である。
【図8】従来のパス設定方法に関連するネットワーク設
定方法を示すフローチャートである。
【図9】図8の中の追加パス割当部の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d,1e 中継交換装置
(装置) 2,3 回線(中継回線) 11 接続部 12,13 回線インタフェース部 14 制御部 15 記憶部 151 信号受信部 152 信号分析部 153 パス制御部 154 ネットワークリソース管理部 155 接続先分析部 156 信号送信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク内の各ノードに設置される
    中継交換装置において、前記中継交換装置は前記ネット
    ワークの入力中継回線にインタフェースする第1の回線
    インタフェース部と、前記ネットワークの出力中継回線
    にインタフェースする第2の回線インタフェース部と、
    この第1と第2の回線インタフェース部間の接続を行う
    接続部と、この接続部の接続制御の方法を示すプログラ
    ムが格納されている記憶部と、前記入力中継回線から受
    信するパス制御情報の中の予め設定されている発信地/
    発着地の情報,パスが使用するリソース量,パス設定終
    了後に発生するトラフィックの制御方法及び最重要/通
    常/切断可能を示すパスの重要度を含むパラメータに、
    前記パスの重要度に対し前記最重要と設定されているの
    を検出すると、空いているリソースでは前記パス制御情
    報に対するパスの必要量を確保できない場合、前記パス
    の重要度に前記切断可能と設定されている接続済みのパ
    スを切断し、前記空いているリソースのパスと前記切断
    のリソースのパスとで必要なリソースを確保した上、前
    記パス制御情報に対するパスを設定すべく前記プログラ
    ムにより前記接続部を制御する制御部とを備えることを
    特徴とする中継交換装置。
  2. 【請求項2】 ネットワーク内の各ノードに設置される
    中継交換装置において、前記中継交換装置は前記ネット
    ワークの入力中継回線にインタフェースする第1の回線
    インタフェース部と、前記ネットワークの出力中継回線
    にインタフェースする第2の回線インタフェース部と、
    この第1と第2の回線インタフェース部間の接続を行う
    接続部と、この接続部の接続制御の方法を示すプログラ
    ムが格納されている記憶部と、前記中継交換装置全体を
    制御する制御部とを備え、前記制御部は前記プログラム
    に基づいて、前記入力中継回線から受信するパス制御情
    報の中の予め設定されている発信地/発着地の情報,パ
    スが使用するリソース量,パス設定終了後に発生するト
    ラフィックの制御方法及び最重要/通常/切断可能を示
    すパスの重要度を含むパラメータに、前記パスの重要度
    に対し前記最重要と設定されているのを検出すると、空
    いているリソースでは前記パス制御情報に対するパスの
    必要量を確保できない場合、前記パスの重要度に切断可
    能と設定されている接続済みのパスを切断し、前記空い
    ているリソースのパスを前記切断のリソースのパスとで
    必要なリソースを確保した上、前記パス制御情報に対す
    るパスを設定することを特徴とする中継交換装置のパス
    の設定方法。
  3. 【請求項3】 ネットワーク内の各ノードに設置される
    中継交換装置において、前記中継交換装置は前記ネット
    ワークの入力中継回線にインタフェースする第1の回線
    インタフェース部と、前記ネットワークの出力中継回線
    にインタフェースする第2の回線インタフェース部と、
    この第1と第2の回線インタフェース部間の接続を行う
    接続部と、この接続部の接続制御の方法を示すプログラ
    ムが格納されている記憶部と、前記中継交換装置全体を
    制御する制御部とを備え、 前記プログラムは前記入力中継回線からの受信信号を受
    信する信号受信部と、前記受信信号の内容を分析する信
    号分析部と、この信号分析部の分析の結果前記受信信号
    に予め設定されたパス制御信号があった場合にパス設定
    に関する処理を行うパス制御部と、前記入力中継回線及
    び前記出力中継中継回線のそれぞれの使用状況の基に前
    記入力中継回線及び前記出力中継回線のリソースを管理
    するネットワークリソース管理部と、前記受信信号を基
    にした接続相手先情報から接続する出力中継回線を決定
    する処理を行う接続先分析部と、前記パス制御信号の処
    理の結果に基づく現在の前記接続部内のパスの使用状況
    から切断可能パスを示す切断信号と最重要パスを示す接
    続信号とを作成して接続する他の中継交換装置へ送信す
    べく処理を行う信号送信部とを有して構成していること
    を特徴とする中継交換装置。
  4. 【請求項4】 ネットワーク内の各ノードに設置される
    中継交換装置において、前記中継交換装置は前記ネット
    ワークの入力中継回線にインタフェースする第1の回線
    インタフェース部と、前記ネットワークの出力中継回線
    にインタフェースする第2の回線インタフェース部と、
    この第1と第2の回線インタフェース部間の接続を行う
    接続部と、この接続部の接続制御の方法を示すプログラ
    ムが格納されている記憶部と、前記中継交換装置全体を
    制御する制御部とを備え、 前記プログラムは、信号受信部が接続する他ノードの中
    継交換装置から送信された信号を受信し、信号分析部が
    前記信号受信部が受信した受信信号がパス制御に関する
    パス制御信号であった場合、パス制御部に前記受信信号
    を渡し、前記パス制御部では前記パス制御信号の内容を
    分析し、パスの設定信号であった場合そのパスの接続先
    ・重要度・要求リソース量をパラメータとしてネットワ
    ークリソース管理部を起動し、前記ネットワークリソー
    ス管理部では接続先をパラメータとして接続先分析部を
    起動し、前記接続先分析部では前記接続先を分析し送信
    するノードの中継交換装置につながる中継回線を決定し
    前記ネットワークリソース管理部に前記中継回線の回線
    番号を返し、送信先の前記中継回線の回線番号を受け取
    った前記ネットワークリソース管理部は、パス種別が最
    重要パスであった場合、予め記憶されているリソース管
    理テーブルを使い、最重要パスのリソース確保処理を行
    い、前記ネットワークリソース管理部はパス制御部に切
    断可能パスの切断を依頼し、前記最重要パスが必要とす
    るリソースが確保出来ればその旨を前記パス制御部に通
    知し、前記パス制御部は、前記ネットワークリソース管
    理部から通知される”切断可能のパスの切断依頼”と”
    最重要パスのリソース確保完了”通知に従い、信号送信
    部に信号の送信依頼を行い、前記信号送信部は接続する
    他ノードの中継交換装置にパス制御信号を送信する処理
    を行うことを特徴とする中継交換装置のパスの設定方
    法。
  5. 【請求項5】 前記最重要パスのリソース確保処理は、
    接続先最終中継交換装置までのルートの短い順に「空き
    リソース量と切断可能パス使用リソースとの合計の和」
    と「要求帯域」とを比較し、最重要パスが必要なリソー
    ス量が確保可能な中継回線を検索し、確保可能な中継回
    線が無ければ選択可能中継回線無しを返すが、確保可能
    な中継回線があれば該当中継回線の回線番号をパラメー
    タとして切断可能パスの切断を前記パス制御部に依頼
    し、切断可能パスの切断依頼を受けた前記パス制御部
    は、該当中継回線に設定されている切断可能パスを1本
    切断し、最重要パスに必要なネットワークリソースが確
    保出来るまで、前記ネットワークリソース管理部から前
    記制御部に切断可能パスの切断依頼を繰り返し、確保出
    来た後、最重要パスの設定すべき中継回線の回線番号を
    前記パス制御部に渡す処理を行うことを特徴とする請求
    項4記載の中継交換装置のパスの設定方法。
  6. 【請求項6】 前記リソース管理テーブルは少なくとも
    空きリソース量と、切断可能パス使用リソースの合計量
    と、通常パス使用リソースの合計量と、最重要パス使用
    リソースの合計量とを記憶していることを特徴とする請
    求項4及び5記載の中継交換装置のパスの設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112119615A (zh) * 2019-07-01 2020-12-22 深圳市大疆创新科技有限公司 消息流显示方法和装置、无人驾驶系统以及可移动平台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112119615A (zh) * 2019-07-01 2020-12-22 深圳市大疆创新科技有限公司 消息流显示方法和装置、无人驾驶系统以及可移动平台
WO2021000238A1 (zh) * 2019-07-01 2021-01-07 深圳市大疆创新科技有限公司 消息流显示方法和装置、无人驾驶系统以及可移动平台

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