JPH11185391A - 光ディスク、光ディスク記録装置および光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク、光ディスク記録装置および光ディスク再生装置

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JPH11185391A
JPH11185391A JP36651697A JP36651697A JPH11185391A JP H11185391 A JPH11185391 A JP H11185391A JP 36651697 A JP36651697 A JP 36651697A JP 36651697 A JP36651697 A JP 36651697A JP H11185391 A JPH11185391 A JP H11185391A
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volume
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optical disk
area
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Yutaka Ishimura
豊 石村
Morihiro Murata
守啓 村田
Kenichiro Takeshita
健一郎 竹下
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Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの記録容量を増大するにあたりディ
スク記録面を径方向の複数の領域に分割する場合に、各
領域の記録容量を十分活用できるようにする。また、任
意の位置を確実にサーチできるようにする。 【解決手段】 光ディスク10は現行のCDよりも記録
容量が増大されている。光ディスク10の記録面は径方
向の複数のボリュームVOL1,VOL2,……,VO
Lnに分割されている。各ボリュームには共通の初期値
から始まる絶対時間情報が記録されている。また、各ボ
リュームのリードイン領域LI、プログラム領域PG
M、リードアウト領域LOのQサブコードのZEROフ
ィールドには自己のボリューム番号が記録されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDフォーマッ
トによる情報を現行の12cmCDよりも大容量で記録可
能な光ディスクならびにこの光ディスクの記録を行う光
ディスク記録装置およびこの光ディスクの再生を行う光
ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現行のCDの記録再生時間は最大で約7
4分であるが、記録密度を高めることによってあるいは
ディスクの直径を大きくすることによって、より長時間
の記録が可能となる。ところが、CDフォーマットのサ
ブコードの時間情報は最大で99分59秒74フレーム
までしか表現できないため、100分以上の情報を記録
するためには、何らかの工夫が必要となる。
【0003】その工夫の一例として、特開平7−262
696号公報に記載されたものがある。これは、1枚の
ディスクの記録面を記録容量が一定で100分未満の径
方向の複数の領域に分割し、各分割領域をリードイン領
域、プログラム領域、リードアウト領域の組合せ(組領
域)で構成し、各リードイン領域にはそれぞれの分割領
域のTOC(目次)情報を記録するとともに、第1リー
ドイン領域のQサブコードのPSEC、PFRAMEも
しくはZEROに、または第1リードイン領域よりもさ
らに内側に特別に設けた識別情報領域に、分割領域の
数、組領域の数、各分割領域の記録容量、各分割領域の
TOC等の各種情報の記録状態を識別する識別情報を記
録したものである。各分割領域に記録する絶対時間情報
は共通の初期値から開始される。特定の分割領域の特定
箇所をサーチする動作は、ポテンショメータ等による光
ピックアップのディスク径方向位置の検出(分割領域の
サーチ)とディスクから読み出される絶対時間情報の検
出(分割領域内のサーチ)に基づいて行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−26269
6号公報に記載の手法によれば、各分割領域の記録容量
が一定であるため、複数のプログラム情報を別々の分割
領域に記録しようとすると、1つのプログラム情報の記
録が1つの分割領域の途中で終了した場合には、次の分
割領域の開始位置(次のプログラム情報の記録開始位
置)までは有効な情報が記録されない空白状態となり、
ディスクの記録容量を十分に活用できなかった。
【0005】また、各分割領域を小さな記録容量に分割
すると、光ピックアップのディスク径方向位置検出精度
の問題から、分割領域の判別が難しくなり、サーチ動作
で、指定したのとは別の分割領域がサーチされるおそれ
があった。また、再生中に外部からの衝撃等で針飛びを
生じて隣接する分割領域まで入り込んだ場合に、入り込
んだことを判別することができず、その位置でそのまま
再生を続けてしまうおそれがあった。
【0006】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、記録面を複数の領域に分割して、絶対時
間情報を重複して用いて情報を記録する光ディスクにお
いて、ディスクの記録容量を十分に活用できるととも
に、サーチ動作において、指定した分割領域を確実にサ
ーチできるようにし、かつ針飛びが生じた場合でも確実
にもとの再生位置に戻れるようにした光ディスクおよび
該光ディスクの記録装置ならびに再生装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク
は、記録面を記録容量が一定でない径方向の複数のボリ
ュームに分割し、各ボリュームをリードイン領域、プロ
グラム領域、リードアウト領域の組合せで構成し、各ボ
リュームに記録する絶対位置情報を共通の初期値から始
まる時間情報で構成し、各ボリュームのリードイン領
域、プログラム領域、リードアウト領域にCDフォーマ
ットによる情報を記録し、かつこれら各領域の所定位置
に自ボリュームの番号に相当するボリューム番号情報を
それぞれ記録してなるものである。
【0008】この発明の光ディスクによれば、ボリュー
ム(すなわち分割領域)の記録容量が一定でない(すな
わち可変である)ので、1つのボリュームに記録するプ
ログラム情報の容量に応じて該ボリュームの記録容量を
適宜設定することにより、無駄がなくなり、ディスクの
記録容量を十分に活用することができる。また、各ボリ
ュームのリードイン領域、プログラム領域、リードアウ
ト領域の各フォーマット上の所定位置に自ボリュームの
番号に相当するボリューム番号情報をそれぞれ記録する
ようにしたので、再生時に該ボリューム番号情報をディ
スクから読み出すことで、現在再生しているボリューム
が何番目のボリュームであるかを正確に判別することが
でき、ボリュームの記録容量が小さくてもサーチ動作を
誤りなく行うことができる。また、ボリューム番号情報
はリードイン領域、プログラム領域、リードアウト領域
のいずれにも記録されているので、再生中に針飛びを起
こしてもボリューム番号を確実に判別することができ、
針飛びを起こした位置に戻って再生を続けることができ
る。
【0009】なお、ボリューム番号情報は例えばQサブ
コードのZEROフィールドに記録することができる。
またボリューム番号情報は例えば0または1から始める
ことができる。0から始めれば、第1ボリュームのボリ
ューム番号情報は0であるので、このボリューム番号情
報0をZEROフィールドに記録すれば、現行のCDフ
ォーマットのままとなり、現行のCDプレーヤやCD−
ROMプレーヤでZEROフィールドが0でないと受け
付けないように設定しているものであっても、少くとも
第1ボリュームについては再生することができる。ボリ
ューム番号情報を0から始める場合は、サーチ時には、
指定されたボリューム番号から1を引いた値のボリュー
ム番号情報が再生されるボリューム位置を検索するよう
に制御が行われる。なお、第1ボリュームのプログラム
領域等のメインチャンネルに第2ボリュームの有無を示
す情報を入れておき(例えば、CD−ROMフォーマッ
トのmode1またはmode2 form1等にブロ
ックエンコードした形で入れておく。)、第1ボリュー
ムを再生中にその情報を取得して第2ボリュームに進ま
せることもできる。
【0010】一方、ボリューム番号を1から始めてこの
ボリューム番号1をZEROフィールド等に記録すれ
ば、再生時に第1ボリュームを再生するだけで複数のボ
リュームが記録されているディスクであることを判別す
ることができる。ボリューム番号を1から始める場合
は、サーチ時には、指令されたボリューム番号値に一致
するボリューム番号情報が再生されるボリューム位置を
検索するように制御が行われる。
【0011】また、最終ボリュームの少くともリードイ
ン領域の所定位置に、ボリューム番号情報に代えてまた
はボリューム番号情報とは別に該ボリュームが最終ボリ
ュームであることを示す最終ボリューム識別情報を記録
すれば、最終ボリュームを再生することにより、これが
最終ボリュームであると判別することができ、最終ボリ
ュームの再生終了後にさらに光ピックアップが外周方向
に移動するといった無駄な動作を省くことができる。
【0012】また、各ボリュームの記録容量を100分
未満に制限すれば、現行のCDプレーヤやCD−ROM
プレーヤでも、光ピックアップやサーボ回路の性能さえ
満たせば、全ボリュームを再生することが可能となる。
また、100分以上の容量を有するボリュームを記録す
る場合には、絶対時間情報の8ビットの分情報の10の
位をBCDコードに代えて16進数で表すことにより、
100分以上の時間を表すことができる。
【0013】また、この発明の光ディスク記録装置は、
上述したこの発明の光ディスクの記録を行うものであ
る。
【0014】また、この発明の光ディスク再生装置は、
上述したこの発明の光ディスクの再生を行うものであっ
て、ボリューム番号を指定するボリューム番号指定手段
と、ボリューム内の絶対時間を指定する絶対時間指定手
段と、前記光ディスクから読み出された情報の中から前
記ボリューム番号情報および絶対時間情報を抽出する位
置情報抽出回路と、前記抽出されたボリューム番号情報
が前記指定されたボリューム番号に対応する値となり、
かつ前記抽出された絶対時間情報が前記指定された絶対
時間に対応する値となるように光ピックアップによる再
生位置を制御する制御回路とを具備してなるものであ
る。この発明の光ディスクの再生装置によれば、複数ボ
リュームが記録されているディスクの中から、特定のボ
リュームの特定のトラック(曲等)を指示してサーチし
て再生することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。図1はこの発明による光ディスク(再生専用ディ
スク、記録可能型ディスクのいずれも可)の一例を示
す。光ディスク10は、直径が現行CDと同じ12cmで
記録密度を高める(トラックピッチを狭くするあるいは
線速度を遅くする)ことによって、あるいは記録密度は
現行のままで直径を大きくすることによって、総記録時
間が100分以上に延長されている。光ディスク10の
記録面には、径方向に分割された複数の分割領域すなわ
ちボリュームVOL1,VOL2,……,VOLnが構
成されている。各ボリュームVOL1,VOL2,…
…,VOLnの記録容量は、記録するデータ量に応じて
可変であり、一定でない。また、VOL1,VOL2,
……,VOLnの記録密度は一定である必要はなく、例
えばVOL1を現行のCDフォーマットで定められた通
常の密度とし、VOL2以降を現行のCDフォーマット
の密度よりも高くして、少なくともVOL1については
現行のCDプレーヤ、CD−ROMプレーヤで読めるよ
うにすることもできる。
【0016】各ボリュームVOL1,VOL2,……,
VOLnは、内周側からリードイン領域LI、プログラ
ム領域PGM、リードアウト領域LOで構成され、CD
フォーマットで各領域の情報が記録されている。なお、
追記型ディスク、書換え型ディスク等の記録可能型ディ
スクの場合は、最内周のPCA(Power Cali
bration Area)、PMA(Program
Memory Area)等のユーティリティエリア
は、第1ボリュームVOL1に含ませることができる。
【0017】リードイン領域のQサブコードのフォーマ
ットを図2に示す。また、プログラム領域およびリード
アウト領域のQサブコードのフォーマットを図3に示す
(カッコ内の数字はビット数である。)。各ボリューム
のプログラム領域PGMおよびリードアウト領域LOに
は、個々のボリューム内の絶対位置を示す絶対時間情報
ATIMEが記録されている。図4はこの絶対時間情報
の進行状態の一例を示したものである。すなわち、各ボ
リュームのプログラム領域PGMの開始位置からリード
アウト領域LOの終了位置にかけては、Qサブコードの
フォーマット上のATIME(絶対時間)に、初期値0
0:00:00(00分00秒00フレーム)から始ま
り順次インクリメントされていく絶対時間情報が記録さ
れている。また、各ボリュームのリードイン領域LIに
は、Qサブコードのフォーマット上の時間情報TIME
として、例えば順次インクリメントされて最終値99:
59:74で終わる時間情報が記録されている。なお、
各ボリュームのプログラム情報のQサブコードには、ト
ラック番号(曲番)TNOやトラック内時間(曲内時
間)TIMEの情報が記録されている。トラック番号T
NOはボリュームごとに1から開始される。または、全
ボリュームを通して内周側から連続したトラック番号T
NOが付与される。トラック内時間TIMEはトラック
ごとに00:00:00から開始される。
【0018】各領域LI,PGM,LOのQサブコード
の全ZEROフィールドには、自己のボリューム番号が
記録されている(ただし、記録可能型ディスクのユーテ
ィリティエリアのPMA領域のQサブコードのZERO
フィールドは、すでに使われているので、ボリュームの
識別子として使わない(ボリューム番号を記録しな
い。))。ZEROフィールドは8ビットであるから、
最大で256個のボリュームを表現することができる。
あるいは、2digitのBCD表記であれば最大で9
9個のボリュームを表現することができる。
【0019】なお、記録可能型ディスクにおいて最内周
のユーティリティエリアのPMA領域に各ボリュームの
各トラックごとのスタート時間やエンド時間等の時間情
報を記入する場合に、PMA領域にボリューム番号情報
を記入するエリアを確保できない場合は、各ボリューム
のトラック番号TNOは、全ボリュームを通して内周側
から連続した番号を付与する。これにより、PMA領域
にボリューム番号情報を記録することなく、全ボリュー
ムの全トラックの時間情報を識別可能に記録することが
できる。
【0020】また、最終ボリュームVOLnの所定位置
には、該ボリュームが最終ボリュームであることを示す
最終ボリューム識別情報が記録される。最終ボリューム
識別情報は、例えばリードイン領域のQサブコード中の
POINT=A0の時のPTIMEのPFRAMEフィ
ールドのデータが現行のCDフォーマットでは00であ
るので、ここに記録することができる。すなわち、該P
FRAMEフィールドのデータを、第1ボリュームから
第n−1ボリュームまでは00とし、第nボリューム
(最終ボリューム)のみ最終ボリューム識別情報として
例えばFF(h)を記録する。あるいは、リードイン領
域のQサブコード中POINT=A1の時のPTIME
のPSECフィールドおよびPFRAMEフィールドの
データが現行のフォーマットでは00であるので、この
いずれかまたは両方に最終ボリューム識別情報として例
えばFF(h)を記録することができる。あるいは、最
終ボリュームのリードイン領域について、Qサブコード
のZEROフィールドにボリューム番号を記録するのに
代えて、最終ボリューム識別情報として例えばFF
(h)を記録することもできる。この場合、ボリューム
番号情報の最大値をFE(h)個に制限して最終ボリュ
ーム識別情報と重複しないようにする。また、ボリュー
ム番号情報を2digitのBCD表記で表す場合は、
ボリューム番号情報の最大値を99とし、最終ボリュー
ム識別情報を例えばFF(h)とすることができる。
【0021】なお、各ボリュームに記録するデータは、
各ボリュームの各領域LI,PGM,LOのQサブコー
ドのZEROフィールドに自己のボリューム番号情報を
記録することおよび最終ボリュームのリードイン領域L
InのQサブコードに最終ボリューム識別情報を記録す
ること以外は、現行のCDフォーマットと同じにするこ
とができる。
【0022】各ボリュームの記録容量は100分未満に
制限されている。これにより、Qサブコード中の絶対時
間情報が現行のCDフォーマットのままでも、現行のC
DプレーヤやCD−ROMプレーヤで、光ピックアップ
やサーボ回路の性能さえ満たせば、全ボリュームを再生
することが可能となる。また、Qサブコード中の絶対時
間情報の分情報の10の位を16進数で表せば、記録容
量が100分以上のボリュームを記録することができ
る。すなわち、CDフォーマットではQサブコードの絶
対時間情報はATIMEの分情報AMINを2digi
tのBCDコードで表すために8ビット用意されている
が、このうち分情報AMINの10の位を表すための上
位4ビットを16進数とする(1の位を表す下位4ビッ
トではBCDコードのままとする。)。このようにする
と、分情報AMINの10の位は0〜15(F)まで、
1の位は0〜9まで表わせるので、分情報AMINは全
体で00〜F9(=0〜159分)まで表せることにな
る。したがって、絶対時間情報ATIMEは全体で0
0:00:00〜159:59:74まで表せることに
なる。なお、リードイン領域のQサブコードのTIME
の分情報MINの上位4ビットについても16進数表記
とすることができる。
【0023】記録容量が100分以上のボリュームが記
録されている光ディスクの絶対時間情報ATIMEの進
行状態の一例を図5に示す。この光ディスクを再生する
再生装置は、プログラム領域およびリードアウト領域の
Qサブコードの絶対時間情報ATIMEの分情報AMI
Nの10の位およびリードイン領域のQサブコードの時
間情報TIMEの分情報MINの10の位を16進数と
して扱うように制御回路が構成されている。なお、第1
ボリュームの記録容量を100分未満に制限すれば、分
情報AMINの10の位が9まではBCDコードも16
進数コードも同じデータとなるから、現行のCDプレー
ヤやCD−ROMプレーヤにおいても、第1ボリューム
については再生が可能となる。各ボリュームに記録する
情報の具体例を表1に示す。
【0024】
【表1】 表1において、例1は複数の演奏者A,B,Cのヒット
曲集を第1〜第3ボリュームVOL1〜VOL3にそれ
ぞれ記録したものである。各演奏者の個々の曲は、ボリ
ューム内でQサブコードのトラック番号TNOによって
区別されている。また、ボリューム内の経過時間はQサ
ブコードの絶対時間情報ATIMEで表され、曲内の経
過時間はQサブコードの曲内時間情報TIMEで表され
る。
【0025】例2は1人の演奏者Aの年度ごとの曲集を
第1〜第4ボリュームVOL1〜VOL4にそれぞれ記
録したものである。各年度の個々の曲は、ボリューム内
でQサブコードのトラック番号TNOによって区別され
ている。また、ボリューム内の経過時間はQサブコード
の絶対時間情報ATIMEで表され、曲内の経過時間は
Qサブコードの曲内時間情報TIMEで表される。年度
ごとの曲集に代えてアルバムごとの曲集にすることもで
きる。
【0026】例3は同じ内容のコンピュータプログラム
(ゲーム等のアプリケーションソフト等)を各種OS
(Operating System)用に作成したデータを個々のボリ
ュームに記録したものである。第1ボリュームVOL1
には第2ボリュームVOL2以降に何のデータが格納さ
れているかが記録されている。第2ボリュームVOL2
には各OSに共用のデータが記録されている。第3ボリ
ュームVOL3にはWindows(商標)用データが
記録され、第4ボリュームVOL4にはMAC(商標)
用データが記録されている。第5ボリュームVOL5に
はUNIX(商標)用データが記録されている。各ボリ
ューム内のアドレスはQサブコードの絶対時間情報AT
IMEで表されている。以上の例1〜3以外にも、例え
ば同一OS向けの複数のコンピュータプログラムを個々
のボリュームに記録すること等もできる。
【0027】この発明の光ディスクを作製する光ディス
ク記録装置の構成を図6に示す、光ディスク10は追記
型ディスクまたは書換え型ディスクで、例えば現行のC
Dフォーマットディスクよりもトラックピッチが狭いか
あるいはディスク径が大径化されて、総記録容量が増大
化されている。光ディスク記録装置14において、記録
信号はこの発明に基づくフォーマットで作成された信号
で、予めハードディスク装置等に蓄えられている。記録
指令が与えられてハードディスク装置等から記録信号が
読み出されると、制御回路16はサーボ回路18を制御
して、スピンドルモータ20および光ヘッド22を制御
して、光ディスク10に記録信号の記録を行い、この発
明の光ディスク10を作製する。
【0028】この発明の光ディスクを再生する光ディス
ク再生装置の構成を図7に示す。これは、CD−ROM
プレーヤ26とホストコンピュータ28との組合せでデ
ィスク再生装置30を構成したものである。ホストコン
ピュータ28は操作者によるキーボード24の操作等に
基づき、伝送ケーブル32を介してCD−ROMプレー
ヤ26に各種動作指令を出力する。CD−ROMプレー
ヤ26は、インタフェース回路34を介して制御回路3
6でこの動作指令を受けて、この指令に基づきサーボ回
路38でスピンドルモータ40および光ピックアップ4
2を制御して、光ディスク10の記録情報の読み取りを
行う。
【0029】光ピックアップ42で読み取られた信号は
Redデコーダ44に入力されてRed Book規格
に基づくCD信号処理が行われる。デコードされた信号
はさらにYellowデコーダ46に入力されて、Ye
llow Book規格に基づくCD−ROM信号処理
が行われる。デコードされた信号は、インターフェース
回路34を介して出力され、伝送ケーブル32を経てホ
ストコンピュータ28に入力される。ホストコンピュー
タ28は、CD−ROMプレーヤ26で再生された信号
が音声信号であればスピーカ48で再生し、映像信号で
あればディスプレイ50に表示する等の処理を行う。デ
ィスプレイ50はまた光ディスク10の現在再生中のボ
リューム番号、トラック番号、トラック内時間、絶対時
間等の表示を行うこともできる。
【0030】図7の光ディスク再生装置30による再生
動作の概要を図8に示す。CD−ROMプレーヤ26に
光ディスク10が装入されると(S1)、全ボリューム
のTOCの読み取りが行われ(S2)、ホストコンピュ
ータ28のメモリ(または、CD−ROMプレーヤ26
の制御回路36内のメモリ)に全TOC情報が蓄えられ
る。トラック番号TNOや各種スタート時間はボリュー
ム相互間で重複するので、ボリュームごとのテーブル
(メモリの領域)を用意して管理する。操作者の操作等
によりあるボリュームのあるトラックのサーチ指令が与
えられると(S3)、光ディスク10から読み取られる
ボリューム番号情報および絶対時間情報に基づきサーチ
動作が行われる(S4)。指令された位置のサーチが完
了すると(S5)、その位置から再生が開始される(S
6)。
【0031】全ボリュームのTOC情報を読み取るため
の図8のステップS2の具体的手順の一例を図9に示
す。これは、光ディスクに記録されたボリューム番号情
報が1から始まる場合のものである。このときの光ディ
スクに記録された第1ボリュームのリードイン領域のQ
サブコード情報の一例を表2に示す。ZEROフィール
ドにはボリューム番号情報として1が記録されている。
【0032】
【表2】 図9について説明する。TOC情報の読み取り指令が与
えられると(S11)、光ピックアップ42がディスク
最内周位置から外周方向に移送されて、第1ボリューム
のリードイン領域の情報の読み取りが行われる(S1
2)。リードイン領域から読み取られた第1ボリューム
のTOC情報はホストコンピュータ28内または制御回
路36内のメモリに記憶される。この時ホストコンピュ
ータ28は、QサブコードのZEROフィールドのデー
タが1であることを検知して、光ディスク10に複数ボ
リュームが記録されていることを判断する(S13)。
そして、ホストコンピュータ28はQサブコードのPO
INT=A2の時のPTIMEに記録されているリード
アウト領域のスタート時間(表2の例では40:00:
00)にリードアウト長(例えば00:30:00)を
加算した時間(40:30:00)分だけ光ピックアッ
プ42の再生位置を先へアクセスし(S14)、第2ボ
リュームのリードイン領域の開始位置から読み取りを再
開する(S15)。第2ボリュームのリードイン領域か
ら読み取られた第2ボリュームのTOC情報はホストコ
ンピュータ28内または制御回路36内のメモリに記憶
される。以上の動作が繰り返されて各ボリュームのTO
C情報がホストコンピュータ28内または制御回路36
内のメモリに順次蓄えられていく。そして、最終ボリュ
ーム識別情報が検出されると(S16)、そのボリュー
ムのTOC情報の読み取りを終了して、全ボリュームの
TOC情報の読み取り動作を完了する(S17)。以上
のようにして、再生に先立ちホストコンピュータ28内
または制御回路36内のメモリに全ボリュームのTOC
情報が蓄えられ、以後のサーチ動作等で活用される。
【0033】全ボリュームのTOC情報を読み取るため
の図8のステップS2の具体的手順の別の例を図10に
示す。これは、光ディスクに記録されたボリューム番号
情報が0から始まる場合のものである。図10ではホス
トコンピュータ28とCD−ROMプレーヤ26とのや
り取りの内容を時間順に示している。図10について説
明する。ホストコンピュータ28は、CD−ROMプレ
ーヤ26が再生可能な状態になるまで待機している(S
21)。CD−ROMプレーヤ26が光ディスク10が
装入されたことを検知すると(S22)、第1ボリュー
ムの読み取りスタンバイ状態となり(S23)、該状態
であることを示すready信号をホストコンピュータ
28に送る(S24)。ホストコンピュータ28はこれ
を受けて、第1ボリュームを再生する指令を送出する
(S25)。CD−ROMプレーヤ26はこの指令を受
けて、第1ボリュームを再生し(S26)、再生情報を
ホストコンピュータ28に送り、ホストコンピュータ2
8は第1ボリュームのTOC情報をメモリに記憶する
(S27)(あるいは制御回路36内のメモリに記憶す
る。)。
【0034】第1ボリュームのプログラム領域に第2ボ
リュームの有無を示す情報が入っている場合は、第1ボ
リュームのリードイン領域の再生を終了した後そのまま
引き続き第1ボリュームのプログラム領域の再生を行う
(S26)。そして、第2ボリューム無しの情報が得ら
れたら、TOC情報の読み取り動作を終了する。一方、
第2ボリューム有りの情報が得られたら、第2ボリュー
ムのリードイン領域の読み取り指令を出す(S28)。
CD−ROMプレーヤ26はこれを受けて第2ボリュー
ムのリードイン領域を再生し、再生情報をホストコンピ
ュータ28に送る(S29)。ホストコンピュータ28
はこれを受け取って第2ボリュームのTOC情報をメモ
リに記憶する(S30)(あるいは制御回路36内のメ
モリに記憶する。)。また、ホストコンピュータ28
は、QサブコードのZEROフィールドの情報から第3
ボリュームの有無を判定し、第3ボリュームが有る場合
はさらに第3ボリュームのリードイン領域を再生して、
そのTOC情報をホストコンピュータ28内または制御
回路36内のメモリに記憶する。そして、最終ボリュー
ム識別情報が得られたら、そのボリュームのTOC情報
の読み取りを終了して、全ボリュームのTOC情報の読
み取り動作を完了する。以上のようにして、再生に先立
ちホストコンピュータ28内または制御回路36内のメ
モリに全ボリュームのTOC情報が蓄えられ、以後のサ
ーチ動作等で活用される。
【0035】なお、図9、図10の例ではホストコンピ
ュータ28とCD−ROMプレーヤ26のやり取りでT
OC情報の取得を行ったが、CD−ROMプレーヤ26
側だけで(つまり、制御回路36だけで)このTOC情
報の取得制御を行うこともできる。
【0036】ホストコンピュータ28内または制御回路
36内のメモリに蓄えられた全ボリュームのTOC情報
に基づく図7の光ディスク再生装置30のサーチ動作に
ついて説明する。操作者の操作等に基づき光ディスク1
0の特定のボリュームの特定のアドレス(絶対時間)を
サーチする指令が与えられると、該指令はホストコンピ
ュータ28からCD−ROMプレーヤ26の制御回路3
6に送り込まれる。制御回路36はこの指令に基づきサ
ーチ動作を実行する。制御回路36によるサーチ制御の
一例を図11に示す。図11について説明する。ボリュ
ーム指令値Vcmおよびアドレス指令値Acmを受け取
ると(S31)、Redデコーダ44のデコード出力か
ら光ピックアップ42の現在位置情報としてボリューム
現在値Vcuおよびアドレス現在値Acuの情報を入手
する(S32)(ボリューム番号情報が0から始まる場
合は、検出された値に1を足した値をボリューム現在値
Vcuとする。)。アドレス現在値AcuはQサブコー
ドで分かる。すなわち、TNO=0の時はリードイン領
域であり、TIMEエリアのデータがアドレス現在値A
cuである。また、TNOが0でない時はプログラム領
域またはリードアウト領域であり、ATIMEのデータ
がアドレス現在値Acuである。
【0037】ボリュームについて指令値Vcmと現在値
Vcuが一致するかどうかを判断して(S33)、不一
致の場合は光ピックアップ42をボリューム指令値Vc
mに近づく方向の隣接するボリュームまで移動させる
(S34)。この時の移動距離は、ボリューム指令値V
cmがディスク内周方向にあれば、例えばアドレス現在
値Acuと現ボリュームのリードイン長を加算した時間
に所定の微少時間を加えた時間に相当する距離とする。
また、ボリューム指令値Vcmがディスク外周方向にあ
れば、例えば現ボリュームのリードアウトスタート時間
(リードイン領域のQサブコードのPOINT=A2の
データとして取得されている)からアドレス現在値Ac
uを引算した値と現ボリュームのリードアウト長を加算
した時間に相当する距離とする。光ピックアップ42を
該演算された距離だけ強制移動することにより、隣接す
るボリュームに移動させる。そして、この動作を繰り返
すことにより、光ピックアップ42をボリューム指令値
Vcmで指令されたボリュームに到達させる。
【0038】続いてボリューム内でアドレス指令値Ac
mに到達させる制御が行われる。まず、アドレス目標値
Acmとアドレス現在値Acuを引算して、得られた値
に相当する光ピックアップ42の移動距離を求める(S
35)。そして、その距離分光ピックアップ42を強制
移動させる(S36)。光ピックアップ42がアドレス
指令値Acmで指令された位置に到達したら(S3
7)、光ピックアップ42がディスク上の傷等で針飛び
を起こして他ボリュームに入り込んでいないかを再度確
認して(S38)、Vcm=Vcuであればサーチ動作
を終了して、その位置からデータの読み取りを開始す
る。光ディスク10から読み取られたデータは、Red
デコーダ44およびYellowデコーダ46でデコー
ド処理されて(S39)、ホストコンピュータ28に転
送される(S40)。なお、図11のアルゴリズムは、
TOC情報の取得(図8のステップS2)の際にも用い
られる。
【0039】ところで、図7の光ディスク再生装置30
において前記表1の例3に示す光ディスクを利用する場
合は、ホストコンピュータ28で用いているOSに応じ
て次のような制御が行われる。ホストコンピュータ28
がWindows機の場合は、ホストコンピュータ28
は第1ボリュームVOL1の内容を読み取って、第2ボ
リュームVOL2および第3ボリュームVOL3へアク
セスする。また、ホストコンピュータ28がMAC機の
場合は、第1ボリュームVOL1の内容を読み取って、
第2ボリュームVOL2および第4ボリュームVOL4
へアクセスする。また、ホストコンピュータ28がUN
IX機の場合は、第1ボリュームVOL1の内容を読み
取って、第2ボリュームVOL2および第5ボリューム
VOL5へアクセスする。
【0040】この発明のディスク再生装置は専用のCD
プレーヤとして構成することもできる。その構成例を図
12に示す。光ディスク10はスピンドルモータ72で
回転駆動されて、光ピックアップ74で情報の読み取り
が行われる。スピンドルモータ72および光ピックアッ
プ74の動作は制御回路58からの指令に基づきサーボ
回路76により制御される。CDプレーヤ52はボリュ
ーム番号選択ボタン54と曲番号(トラック番号)選択
ボタン56を備えている。曲番号選択ボタン56による
曲番号の指示は、該当する曲(トラック)が開始される
位置の絶対時間を指示する指令に相当する。光ディスク
10が装入されると、制御回路58は前記図7の光ディ
スク再生装置30について説明したのと同様の動作によ
り、光ディスク10の全ボリュームのTOC情報の読み
取りを行い、内部のメモリに記憶する。選択ボタン5
4,56でボリューム番号および曲番号の指定操作を行
うと、前記図7の光ディスク再生装置30について説明
したのと同様の動作により、光ディスク10上の該当す
る位置がサーチされて、再生が開始される。光ディスク
10から読み取られた信号は、Redデコーダ62でデ
コードされ、さらにD/A変換器66を経て出力され、
アンプ68で増幅されてスピーカ70から再生される。
再生中に表示器60は、再生中のボリューム番号および
曲番号を点滅して表示する。また、表示器60は再生中
の曲中時間および必要に応じて絶対時間を表示する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の光ディスクの実施の形態を示す平
面図(半割状態で示す。)で、ボリュームの分割状態の
一例を示す図である。
【図2】 CDフォーマットにおけるリードイン領域の
Qチャンネルサブコードの構造を示す図である。
【図3】 CDフォーマットにおけるプログラム領域お
よびリードアウト領域のQチャンネルサブコードの構造
を示す図である。
【図4】 この発明の光ディスクにおける各ボリューム
のプログラム領域PGMおよびリードアウト領域LOの
絶対時間情報ATIMEおよびリードイン領域LIの時
間情報TIMEの進行状態の一例を示す図である。
【図5】 この発明の光ディスクにおける各ボリューム
のプログラム領域PGMおよびリードアウト領域LOの
絶対時間情報ATIMEおよびリードイン領域LIの時
間情報TIMEの進行状態の他の例を示す図である。
【図6】 この発明の光ディスク記録装置の実施の形態
を示すブロック図である。
【図7】 この発明の光ディスク再生装置の実施の形態
を示すブロック図である。
【図8】 図7の光ディスク再生装置における再生動作
の概要を示すフローチャートである。
【図9】 全ボリュームのTOC情報を読み取るための
図8のステップS2の具体的手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図10】 全ボリュームのTOC情報を読み取るため
の図8のステップS2の具体的手順の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 図7のディスク再生装置におけるサーチ動
作の一例を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の光ディスク再生装置を専用のC
Dプレーヤとして構成した実施の形態を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 光ディスク 14 光ディスク記録装置 24 キーボード(ボリューム番号指定手段、絶対時間
指定手段) 30 光ディスク再生装置 36,58 制御回路 44,62 Redデコーダ(位置情報抽出回路) 52 CDプレーヤ(光ディスク再生装置) 54 ボリューム番号選択ボタン(ボリューム番号指定
手段) 56 曲番号選択ボタン(絶対時間指定手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録面を記録容量が一定でない径方向の複
    数のボリュームに分割し、各ボリュームをリードイン領
    域、プログラム領域、リードアウト領域の組合せで構成
    し、各ボリュームに記録する絶対位置情報を共通の初期
    値から始まる時間情報で構成し、各ボリュームのリード
    イン領域、プログラム領域、リードアウト領域にCDフ
    ォーマットによる情報を記録し、かつこれら各領域の所
    定位置に自ボリュームの番号に相当するボリューム番号
    情報をそれぞれ記録してなる光ディスク。
  2. 【請求項2】前記情報をCDフォーマットで定められた
    通常の記録密度よりも高い記録密度で記録しあるいはデ
    ィスク径を12cm以上に構成することにより、総記録
    時間が100分以上に構成されている請求項1記載の光
    ディスク。
  3. 【請求項3】前記ボリューム番号情報が、Qサブコード
    のZEROフィールドに記録されている請求項1または
    2記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】前記ボリューム番号情報が0または1から
    始まる請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】最終のボリュームの少なくともリードイン
    領域の所定位置に、前記ボリューム番号情報に代えてま
    たは該ボリューム番号情報とは別に、該ボリュームが最
    終のボリュームであることを示す最終ボリューム識別情
    報を記録してなる請求項1から4のいずれかに記載の光
    ディスク。
  6. 【請求項6】個々のボリュームの記録容量が100分未
    満である請求項1から4のいずれかに記載の光ディス
    ク。
  7. 【請求項7】記録容量が100分以上のボリュームを有
    し、前記絶対時間情報の分情報の10の位が16進数で
    記録されている請求項1から6のいずれかに記載の光デ
    ィスク。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれかの光ディスクの
    記録を行う光ディスク記録装置。
  9. 【請求項9】請求項1から7のいずれかの光ディスクを
    再生する装置であって、 ボリューム番号を指定するボリューム番号指定手段と、 ボリューム内の絶対時間または絶対時間に対応する情報
    を指定する絶対時間指定手段と、 前記光ディスクから読み出された情報の中から前記ボリ
    ューム番号情報および絶対時間情報を抽出する位置情報
    抽出回路と、 前記抽出されたボリューム番号情報が前記指定されたボ
    リューム番号に対応する値となり、かつ前記抽出された
    絶対時間情報が前記指定された絶対時間に対応する値と
    なるように光ピックアップによる再生位置を制御する制
    御回路とを具備してなる光ディスク再生装置。
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