JPH11184850A - かな漢字変換システムおよび方法 - Google Patents
かな漢字変換システムおよび方法Info
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- JPH11184850A JPH11184850A JP9334623A JP33462397A JPH11184850A JP H11184850 A JPH11184850 A JP H11184850A JP 9334623 A JP9334623 A JP 9334623A JP 33462397 A JP33462397 A JP 33462397A JP H11184850 A JPH11184850 A JP H11184850A
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Abstract
合わせて、再変換キー(変換キーと同じでもよい)を押
下する。カーソルの位置は再変換したい文節の直前にお
いてもよい。注目文節20に対して再変換が行われ、そ
の結果である同音異字の変換候補がリスト22のように
示されている。しかし、「正義」においては、読み「せ
いぎ」が確からしい(尤度)が高いので、読み24に示
されているように、読み「せいぎ」に対する変換候補が
示されている。このため、この変換候補のリスト中には
目的とする「政義」はない。このようなとき、逆三角形
が表示されている場合は、読み24の横をクリックする
と、文節「正義は」に対するすべての読みのリスト26
を表示することができる。読みを選択するとその読みに
対する変換候補が表示される。
Description
ステムに日本語を入力するために用いているかな漢字変
換に関する技術であり、特にかな漢字変換した後の再変
換に関する。
字を入力するときは、アプリケーション・プログラムか
らかな漢字にキー入力された文字を渡して漢字に変換
し、変換して確定した後(かな漢字変換から出た後)の
再変換は、「確定のアンドゥ」ができるのみである。
いて説明する。図11(a)はかな文字(「へんかんの
こうていは」)を入力した例を示している。ワープロ等
のアプリケーション・プログラムは、ローマ字変換やか
な文字入力されているときには、入力されたキー入力を
かな漢字変換に渡して、変換キーを押下してかな漢字変
換を行う。その変換例が図11(b)である。
返還されている例が示されている。「返還の」が注目文
節である。下線の部分はまだ確定されておらず、変換候
補の同音異字の単語や文節区切りの変更等が行える状態
であることを示している。この状態で確定キーを押下す
ると、図11(c)のように下線が消え、確定した文字
列であることを示している。このとき、まだカーソルの
移動や文字入力を行っていないときに、確定のアンドゥ
のキー操作(例えば、コントロール・キーを押下しなが
ら、バックスペース・キーを押下する操作)を行うと、
図11(d)のように、図11(b)と同様の返還前の
状態が復活する。
度変換キーを押下すると、その文節の次候補が表示され
る。この状態が図11(e)である。これが希望の漢字
であると、ここで再度確定キーを押下すると図11
(f)のように、所望の文字を入力することができる。
アンドゥは、カーソルの移動や文字入力を行っていない
ときであるので、自由に誤変換された文字を訂正するこ
とができなかった。
できるようにすることである。また、漢字を再変換する
ときに、漢字の読み方が複数存在する場合には、複数の
読み方に対する同音異字に対して変換できることが望ま
しい。これも本発明の目的の一つである。
に、本発明は、日本語を入力するためのかな漢字変換に
おいて、漢字交じりを許容する文字列に対して解析を行
い、文節区切りおよび文節に対応する読みを得、得られ
た読みの中で最も確からしい読みに対して、かな漢字変
換を行い、変換候補を得、得られた変換候補を表示する
とともに、他の読みが存在することを表示し、他の文節
区切りがあるを表示されている場合には、他の読みを選
択することができることを特徴とする。
確定の後、いつでも再変換を行い、他の変換候補の文字
とすることができ、誤変換の訂正が容易となる。また、
複数の読みが存在しても、それぞれの読みに対する変換
ができるので、誤変換の訂正を確実に行うことができ
る。
された文字に対して、カーソルがある文節を含むように
読み取るか、選択された文字列とすることができる。
かな漢字変換用辞書に漢字からのアクセスすることがで
きるインデックスを付加したものでよい。
構築することができるプログラムを格納した記録媒体も
本発明である。
して詳細に説明する。
のユーザ・インタフェースとしての画面表示例を示して
いる。
人」と文章を入力して、確定した後を示している。ここ
で、「正義」はひとの名前であり、実は「政義」(まさ
よし)と入力すべきであったことの気がついた。したが
って、「正義」を「政義」と変更するべきである。しか
し、カーソル等を動かした後に気がついたので、上述の
確定のアンドゥはできない状態である。通常であるとカ
ーソルを「正義」の所は戻し、「正義」を消去する。そ
して、改めて「まさよし」と入力して変換する必要があ
る。
のが図2である。これは、カーソルを再変換したい文節
「正義」に合わせて、再変換キー(変換キーと同じでも
よい)を押下した場合である。カーソルの位置は再変換
したい文節の直前においてもよい。
換が行われ、その結果である同音異字の変換候補がリス
ト22のように示されている。しかし、「正義」におい
ては、読み「せいぎ」の確からしさ(尤度)が高いの
で、読み24に示されているように、読み「せいぎ」に
対する変換候補が示されている。このため、この変換候
補のリスト中には目的とする「政義」はない。このよう
なとき、逆三角形が表示されている場合は、読み24の
横をクリックすると、図3に示されるように、文節「正
義は」に対するすべての読みのリスト26を表示するこ
とができる。
とが可能であり、図4は、「まさよしは」28を選択し
た場合を示している。そして、この選択に対してクリッ
ク等を行うと、「まさよしは」に対する変換候補のリス
ト30を表示することができる。これは図5に示されて
いる。リスト30に表示されている変換候補は、読み3
2に示されているように、読み「まさよしは」に対する
ものである。
あるので、これを選択したことを示している(36)の
が、図6である。すると、図7に示すように目的とする
「政義」を入力することができる。その後に確定したこ
とを示したものが図8である。
ているかを説明したものが図9および図10に示したフ
ローチャートである。
(変換キーと同じでもよい)を押下すると図9に示され
ているようなフローチャートが動き出す(S102)。
アプリケーション側のプログラムにおいて、カーソルの
前後の文字列を読み込んで(S104)、かな漢字変換
プログラムに対して、再変換対象の文字として渡す(S
106)。この読み込み対象の文字は、カーソルの前
の、例えば句読点の次の文字や、漢字の開始やカタカナ
の開始文字等、文節の切れ目となることが確からしい所
から、カーソルの後の同じく文節の切れ目となることが
確からしいところまでとすればよい。また、読み込まれ
る字数で制限してもよい。
その文字列に対してかな漢字変換に使用されているよう
な形態素解析を行い、文節区切りを行う(S108)。
このときに使用する解析のための辞書は、かな漢字に用
いている辞書と同様のもので、漢字等からもアクセスで
きるように、漢字等からのインデックスを新たに付加し
たものを用いている。また、この解析用の辞書には漢字
等に対して読みも格納されている。
たはカーソル直後の文節)に漢字が含まれていると、最
も確からしい(最尤度の)読みを取り出す(S11
2)。そして、この読みに対して通常のかな漢字変換を
行う(S114)。そして、かな漢字を行った読みと、
かな漢字変換を行った結果である変換候補文字と、複数
の読みがある場合はその読みがあることを示す逆三角形
とを表示する(S116)。この表示を行った図が図2
である。
ある場合は、そのかなに対する通常のかな漢字変換を行
って(S118)、変換候補文字を表示する(S12
0)。
字プログラムはイベント待ちの状態となる。ここで読み
の表示を行うイベントが発生すると、図10のフローチ
ャートに示されている処理を行う。
(S122)と、読みを表示する(S124)。ここで
読みの一つが選択される(S126)。この読みが表示
されることは図4に示されている。この読みを用いて、
再度かな漢字変換を行う(図9のS114)。その結果
について表示する(S116)。これが図5に示した状
態である。変換候補の選択以後の処理は、通常のかな漢
字変換と同様であるので、ここでは説明を省略する。か
な漢字変換プログラムからアプリケーション・プログラ
ムへは、変換が確定すると移行される。
プログラムに渡す再変換対象の文字列をアプリケーショ
ン側で読み込んでいるが、例えば、再変換対象の文字列
をユーザが選択することも可能である。このようにする
と、アプリケーションプログラム側で選択する必要がな
いので、広範囲のアプリケーション・プログラムでこの
再変換を用いることができる。
は、マウス等のポインティング・デバイスを用いるとし
て読みの選択を説明しているが、キー操作により、読み
の選択をできるようにしてもよい。
さ:尤度)についてはどのようなアルゴリズムを用いて
もよい。また、かな漢字変換において、入力されたかな
文字に対する変換候補は、ひらがな文字、カタカナ文
字、その組合せや、アルファベット、記号等もあり、必
ずしも漢字表記に変換されるとは限らない。
ータ・システムばかりではなく、複数のシステムから構
成される例えばクライアント・サーバ・システム等に適
用してもよい。
ら、プログラムをシステムで読み出して実行することに
より、本発明を実現することができる。この記録媒体に
は、フロッピー・ディスク、CD−ROM、磁気テー
プ、ROMカセット等がある。
字変換を行って確定の後、いつでも再変換を行い、他の
変換候補の文字とすることができ、誤変換の訂正が容易
となる。また、複数の読みが存在しても、それぞれの読
みに対する変換ができるので、誤変換の訂正を確実に行
うことができる。
る。
る。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 日本語を入力するためのかな漢字変換シ
ステムにおいて、 漢字交じりを許容する文字列に対して、文節区切りを行
い、文節に対応する読みを得る解析手段と、 複数の読みを記憶できる記憶手段と、 得られた読みの中で最も確からしい読みに対して、かな
漢字変換を行い、変換候補を得るかな漢字変換手段と、 得られた変換候補を表示するとともに、他の読みが存在
することを表示できる表示手段と、 他の文節区切りがあるを表示されている場合には、他の
読みを選択することができることを特徴とするかな漢字
変換システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のかな漢字変換システムに
おいて、 前記漢字交じりを許容する文字列は、表示されている文
字のカーソルがある文節を含むように読み取った文字列
であることを特徴とするかな漢字変換システム。 - 【請求項3】 請求項1記載のかな漢字変換システムに
おいて、 前記漢字交じりを許容する文字列は、表示されている文
字のうち選択された文字列であることを特徴とするかな
漢字変換システム。 - 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか記載のかな漢
字変換システムにおいて、 前記解析手段に用いる解析用の辞書は、かな漢字変換用
辞書に漢字からのアクセスすることができるインデック
スを付加したものであることを特徴とするかな漢字変換
システム。 - 【請求項5】 日本語を入力するためのかな漢字変換方
法において、 漢字交じりを許容する文字列に対して解析を行い、文節
区切りおよび文節に対応する読みを得、 得られた読みの中で最も確からしい読みに対して、かな
漢字変換を行い、変換候補を得得られた変換候補を表示
するとともに、他の読みが存在することを表示し、 他の文節区切りがあるを表示されている場合には、他の
読みを選択することができることを特徴とするかな漢字
変換方法。 - 【請求項6】 請求項5記載のかな漢字変換方法におい
て、 前記漢字交じりを許容する文字列は、表示されている文
字のカーソルがある文節を含むように読み取った文字列
であることを特徴とするかな漢字変換方法。 - 【請求項7】 請求項5記載のかな漢字変換方法におい
て、 前記漢字交じりを許容する文字列は、表示されている文
字のうち選択された文字列であることを特徴とするかな
漢字変換方法。 - 【請求項8】 請求項5ないし7いずれか記載のかな漢
字変換方法において、 前記解析に用いる解析用の辞書
は、かな漢字変換用辞書に漢字からのアクセスすること
ができるインデックスを付加したものであることを特徴
とするかな漢字変換方法。 - 【請求項9】 請求項1ないし4のいずれか記載のかな
漢字変換システムをコンピュータ・システムに構築させ
ることができるプログラムを格納した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33462397A JP4429398B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | かな漢字変換システムおよび方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33462397A JP4429398B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | かな漢字変換システムおよび方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007115964A Division JP2007193849A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | かな漢字変換システムおよび方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11184850A true JPH11184850A (ja) | 1999-07-09 |
JP4429398B2 JP4429398B2 (ja) | 2010-03-10 |
Family
ID=18279458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33462397A Expired - Lifetime JP4429398B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | かな漢字変換システムおよび方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4429398B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012160601A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 三菱電機株式会社 | 文字入力装置およびそれを備えたカーナビゲーション装置 |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33462397A patent/JP4429398B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012160601A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 三菱電機株式会社 | 文字入力装置およびそれを備えたカーナビゲーション装置 |
CN103608804A (zh) * | 2011-05-24 | 2014-02-26 | 三菱电机株式会社 | 字符输入装置及包括该字符输入装置的车载导航装置 |
JP5657108B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2015-01-21 | 三菱電機株式会社 | 文字入力装置およびそれを備えたカーナビゲーション装置 |
US9465517B2 (en) | 2011-05-24 | 2016-10-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Character input device and car navigation device equipped with character input device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4429398B2 (ja) | 2010-03-10 |
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