JPH11183706A - 高集積光学素子及びその製造方法 - Google Patents

高集積光学素子及びその製造方法

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JPH11183706A
JPH11183706A JP34936397A JP34936397A JPH11183706A JP H11183706 A JPH11183706 A JP H11183706A JP 34936397 A JP34936397 A JP 34936397A JP 34936397 A JP34936397 A JP 34936397A JP H11183706 A JPH11183706 A JP H11183706A
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JP
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light
lens
optical element
integrated optical
highly integrated
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JP34936397A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Takashima
譲 高島
Hisatake Kitagawa
寿丈 北川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、レンズ形状の精度を高くする。 【解決手段】ガラス基板1上に、格子状でその断面が略
半円柱状のレジストパターン10aから成る第1の層
と、この第1の層におけるレジストパターン10aの各
交点上にそれぞれ形成された略矩形形状で表面が曲面状
のレジストパターン10bから成る第2の層とから成る
マイクロレンズアレイを作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶プロジ
ェクションテレビや光インターコネクション等に使用さ
れるもので、例えば数千から数十万個の多数の微小レン
ズ(マイクロレンズ)を集積したマイクロレンズアレイ
などの高集積光学素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図19は光学素子であるレンズが106
個オーダで集積して構成されるマイクロレンズアレイの
外観図である。このマイクロレンズアレイ1は、右側の
一部拡大図に示すように多数のマイクロレンズ2を配列
した構成となっている。
【0003】このマイクロレンズアレイ1の製造方法と
しては、例えば第1にイオン交換による方法、第2にガ
ラス基板をウェットエッチングにより加工して高屈折率
樹脂を充填し、レンズ効果を持たせる方法、第3にガラ
ス基板をウェットエッチングにより加工し、これを原盤
として紫外線効果樹脂によりガラス基板に形状を転写す
る方法等がある。
【0004】このうち第1の方法は、図20に示すよう
にガラス基板1上にCr2をパターニングし、このガラ
ス基板1のCrパターニング2側をイオン交換液3中に
浸透する。これにより、ガラス基板1にはイオン交換領
域4が形成される。この後、ガラス基板1からCr2を
剥離することによりマイクロレンズアレイ5が作製され
る。
【0005】又、第3の方法は、図21に示すようにガ
ラス基板1上にCr2をパターニングし、このガラス基
板1に対してウエットエッチングを行って複数の凹部6
を形成する。この後、ガラス基板1からCr2を剥離
し、次に各凹部6にそれぞれ高屈折率の樹脂7を充填す
ることによりマイクロレンズアレイ8が作製される。
【0006】しかしながら、第1の方法では、化学反応
によりガラス基板1中のイオンを置換することで屈折率
変化を持たせてレンズ作用を得ているが、化学反応であ
るために屈折率を任意に変化させることが困難であり、
十分なレンズ作用を得られない欠点がある。
【0007】そのうえ、第1の方法では、イオン交換が
レンズアレイを形成するレンズの境界で重畳されるた
め、個々のレンズの境界でレンズ性能が得られない欠点
がある。
【0008】又、第2及び第3の方法でも化学反応であ
るウエットエッチングが用いられているので、レンズ形
状の制御が困難であり、十分なレンズ作用を得られない
欠点がある。
【0009】このような欠点を解決するために、これま
では、レジストの熱メルトによりレンズを形成する方法
や、機械加工によりレンズアレイの金型を作製してレン
ズを作製する方法が採られている。
【0010】一般に、液晶プロジェクションテレビ用の
液晶パネルのセル配列は、デルタ配列と正方配列とがあ
り、それぞれ図22に示すような略6角形形状のマイク
ロレンズや図23に示すような正方形形状のマイクロレ
ンズが使用されている。従って、上記レジストの熱メル
トによる方法や金型を用いての方法により略6角形形状
や正方形形状のマイクロレンズが作製される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レジス
トの熱メルトによる方法では、略6角形形状のレンズを
精度高く作製することはできるが、正方形形状のレンズ
は、図23に示すようにメルト形状が辺方向と対角方向
とで異なる(r1 =r2 ≠r3 )ため、精度高くレンズ
を作製することが困難である。
【0012】レンズの種類に拘らず、レジストをフォト
プロセスで加工し、加熱して熱メルトによりレンズ形状
を創成する場合、レンズ形状は、レンズを形成するレジ
ストと基板との接触角、レジストの表面張力、及びレジ
スト自体に働く重力により決定する。
【0013】円形形状のレンズをこのプロセスで加工す
る場合、接触角、表面張力、重力の効果は回転対称に作
用するので、レンズ形状も回転対称になり、精度高くレ
ンズが作製できる。
【0014】しかし、円形形状のマイクロレンズアレイ
は、レンズがカバーする有効領域が正方細密充填の場合
でも78%程度であり、光利用効率の点で問題である。
又、正方配置レンズを熱メルトで作製する場合、正方形
レンズの対角方向と辺方向とで接触角、表面張力、重力
の効果が異なるため、レンズ形状は4分の1対称形状と
なり、集光特性は著しく低下する。
【0015】一方、機械加工によりレンズアレイの金型
を作製する方法では、原理的にはサブミクロンオーダの
精度でレンズアレイの金型を作製することが可能である
が、実際には、図24に示すように加工機械にXZC軸
とC軸上に配置されたxy軸の5軸が必要であり、現実
問題として実現が困難である。
【0016】すなわち、C軸上のxyテーブル9は、マ
イクロレンズの光軸のピッチ間隔に対応して移動する。
このxyテーブル9上に固定された金型10は、xyテ
ーブル9とともに回転する。
【0017】又、ダイヤモンドバイト11は、XYテー
ブル12の移動によりその位置が制御され、金型10に
凹面を形成する。このようにしてC軸上のxyテーブル
9をマイクロレンズのピッチ分だけ順次移動してその都
度金型10に凹面を形成し、これをマイクロレンズの個
数分だけ繰り返す。
【0018】このような機械加工を行うならば、いかな
る配列構造のマイクロレンズの金型もサブミクロン精度
で作成できるが、8マイクロレンズに対して位置決めを
高精度に行なう必要があるので、膨大な加工時間を必要
とし、現実的な方法ではない。
【0019】そこで本発明は、レンズ形状の精度の高い
高集積光学素子を提供することを目的とする。又、本発
明は、精度の高いレンズ形状に作製できる高集積光学素
子の製造方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、光透
過性の基板と、この基板上に略半円柱状の光透過部材を
交叉させて形成した第1の層と、この第1の層における
光透過部材の前記交叉させている部位にそれぞれ形成さ
れた略矩形形状で表面が曲面状の光透過部材から成る第
2の層と、から形成された高集積光学素子である。
【0021】請求項2によれば、複数の略半円柱状の光
透過部材を並列に形成した2枚のレンズ群を、これらレ
ンズ群の各光透過部材が互いに略直交するように対向配
置した高集積光学素子である。
【0022】請求項3によれば、請求項2記載の高集積
光学素子において、2枚のレンズ群を光透過部材の屈折
率よりも低い屈折率を有する接着剤で接着した。請求項
4によれば、請求項2記載の高集積光学素子において、
2枚のレンズ群のうち少なくとも一方のレンズ群におけ
る少なくとも2つの光透過部材の高さを、他の光透過部
材の高さよりも高く形成した。
【0023】請求項5によれば、光透過性の基板と、こ
の基板の両面側に、それぞれ略半円柱状の光透過部材を
並列に形成した各レンズ群を、これらレンズ群の各光透
過部材が互いに略直交するように設けた高集積光学素子
である。
【0024】請求項6によれば、光透過性の基板上に交
叉させて、略判円形状の断面の光透過部材を形成する第
1の工程と、光透過部材の交叉部位にそれぞれ略矩形形
状の光透過部材を形成し、これら光透過部材の表面をそ
れぞれ曲面状に形成する第2の工程と、を有する高集積
光学素子の製造方法である。
【0025】請求項7によれば、請求項6記載の高集積
光学素子の製造方法において、各光透過部材として熱可
塑性感光樹脂を用い、熱メルトにより第1の層及び第2
の層を形成する。
【0026】請求項8によれば、複数の略半円柱状の溝
を並列に加工して金属性の型を形成する第1の工程と、
この第1の工程により形成された金属製の型から複数の
略半円柱状の光透過部材を並列に形成したレンズ群を形
成する第2の工程と、この第2の工程により形成された
2つのレンズ群の各光透過部材が互いに略直交するよう
に対向配置する第3の工程と、を有する高集積光学素子
の製造方法である。
【0027】請求項9によれば、請求項8記載の高集積
光学素子の製造方法において、複数の略半円柱状の溝を
並列に加工するとともに、これら溝のうち少なくとも2
つの溝の深さを他の溝の深さよりも深く加工して金属性
の型を形成する。
【0028】請求項10によれば、光透過性の基板の両
面側に対し、略半円柱状の光透過部材を複数並列に形成
した各レンズ群を、これらレンズ群の各光透過部材が互
いに略直交するように一体的に設ける高集積光学素子の
製造方法である。
【0029】請求項11によれば、所望のレンズ形状に
加工した先端形状のポンチを、互いに直交する3軸制御
の加工機に取り付け、この加工機の3軸制御によってポ
ンチを塑性変形する金属部材に接触させて金属性の型を
形成する第1の工程と、この第1の工程により形成され
た金属製の型を用いてレンズ群を形成する第2の工程
と、を有する高集積光学素子の製造方法である。
【0030】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。図1はマイクロ
レンズアレイの製造方法の工程図である。先ず、同図
(a) に示す光透過性のガラス基板1の表面上には、同図
(b) に示すように光透過部材としてのフォトレジスト
(レジストコート)20がスピンコート等の手段により
塗布される。なお、この光透過部材としては、熱可塑性
感光樹脂であればよい。
【0031】次に、フォトレジスト20に対して露光・
現像が行われる。この露光処理では、格子状のパターン
が形成されたマスクが用いられ、このマスクパターンを
通して露光用光がフォトレジスト20に照射される。そ
して、露光に続いて現像が行われると、図2の外観図に
示すようにガラス基板1上には、格子状のレジストパタ
ーン20aが形成される。
【0032】この露光・現像の後、図1(d) に示すよう
に格子状のレジストパターン20aに対して熱メルトが
行われる。この熱メルトによりレジストパターン20a
は、図3に示すように略半円形状に形成される。すなわ
ち、格子状のレジストパターン20aは、断面がシリン
ダ形状で、かつ格子状の互いに交叉する各方向には曲率
を持たない構造となる。
【0033】次に、熱メルトされたレジストパターン2
0aの上には、図1(e) に示すように光透過部材として
のフォトレジスト(レジストコート)20がスピンコー
ト等の手段により再び塗布される。
【0034】次に、再塗布されたフォトレジスト20に
対して露光・現像が行われる。この露光処理では、複数
の正方形のパターンをレジストパターン20aの交叉部
の上に重なるように形成するマスクが用いられ、このマ
スクパターンを通して露光用光が再塗布されたフォトレ
ジスト20に照射される。そして、露光に続いて現像が
行われると、図1(f) に示すように格子状のレジストパ
ターン20aの各交点上には、それぞれ略矩形形状(正
方形状)のレジストパターン20bが形成される。
【0035】なお、露光処理時には、各正方形状のレジ
ストパターン20bの中心がそれぞれ格子状のレジスト
パターン20aの各交点上に形成されるようにマスクの
位置合わせが行われる。
【0036】この露光・現像の後、図1(g) に示すよう
に正方形状のレジストパターン20bに対して熱メルト
が行われる。この熱メルトによりレジストパターン20
bは、図4の外観図に示すようにレジストパターン20
bの表面がそれぞれ曲面状に形成される。
【0037】この結果、ガラス基板1上に、格子状でそ
の断面が略半円柱状のレジストパターン10aから成る
第1の層と、この第1の層におけるレジストパターン2
0aの各交点上にそれぞれ形成された略矩形形状で表面
が曲面状のレジストパターン20bから成る第2の層と
から成るマイクロレンズアレイ21が作製される。
【0038】このように上記第1の実施の形態であれ
ば、レジストの熱メルトにより正方形形状のレンズを作
製する場合、上記図23に示すようにメルト形状が辺方
向と対角方向とで異なり(r1 =r2 ≠r3 )、精度高
くレンズを作製することが困難であったが、第1層にお
いてプロセスで加工する場合、接触角、表面張力、重力
の効果が回転対称に作用し、レンズ形状が回転対称にな
り、精度高くレンズを得ることができる略半円柱状のレ
ジストパターン20a(円形形状のレンズ)を作成する
ので、正方形形状のレンズに要求される対角方向のサグ
量と辺方向のサグ量とを略半円柱状のレジストパターン
20aで適性化でき、精度の高いレンズ形状を得ること
ができる。 (2) 次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参
照して説明する。
【0039】図5はマイクロレンズアレイの製造方法に
適用する加工機械の構成図である。XYZテーブル30
上には、回転軸31が設けられ、この回転軸31にダイ
ヤモンドバイト32が取り付けられている。
【0040】一方、xテーブル33には、ダイヤモンド
バイト32と対向するように金属性のワーク34が取り
付けられている。このような構成の加工機械であれば、
回転軸31を駆動させてダイヤモンドバイト32を回転
させ、これと共にXYZテーブル30を移動制御してワ
ーク34の面にフライカットで略半円柱状の溝となるシ
リンダ面を形成する。
【0041】1つのシリンダ面の加工が終了すると、X
YZテーブル30をシリンダレンズのピッチ分だけ順次
移動してその都度ワーク34にシリンダ面を形成し、こ
れをシリンダレンズの個数分だけ繰り返す。
【0042】この機械加工によってワーク34には、シ
リンダ面が複数並列に形成され、図6に示すようなシリ
ンダレンズの金型35が作製される。同図には金型35
の一部拡大図が示されている。
【0043】このようにして金型35が作製されると、
この金型35を用いてマイクロシリンダレンズアレイが
作製される。先ず、図7(a) に示す金型35のシリンダ
面側には、同図(b) に示すように2P法により光透過部
材の2Pポリマーコート36が形成される。なお、2P
ポリマーコート36の代わりに射出成形により光透過部
材を形成してもよい。
【0044】次に、金型35上の2Pポリマーコート3
6に対し、同図(c) に示すようにガラス基板1が押し当
てられ、この状態に、ガラス基板1側から紫外光(UV
光)が2Pポリマーコート36から金型35に照射され
る。
【0045】この後、金型35が同図(d) に示すように
剥離され、複数の略半円柱状の光透過部材を並列に形成
したレンズ群、すなわち複数のマイクロシリンダレンズ
を並列に形成したマイクロシリンダレンズアレイ37が
作製される。図8はかかるマイクロシリンダレンズアレ
イ37の外観図である。
【0046】次に、マイクロシリンダレンズアレイ37
が2枚作製されると、これらマイクロシリンダレンズア
レイ37は、図9に示すように互いのマイクロシリンダ
レンズの方向を直交させ、かつ互いのマイクロシリンダ
レンズを対向させて配置される。
【0047】このように2枚のマイクロシリンダレンズ
アレイ37を配置する場合は、各マイクロシリンダレン
ズアレイ37のガラス基板1に形成された各アライメン
トマーク38を用いて位置決めする。このアライメント
マーク38を用いた2枚のマイクロシリンダレンズアレ
イ37の位置決めは、顕微鏡などの拡大手段を用いて観
察しながら行われる。
【0048】次に、2枚のマイクロシリンダレンズアレ
イ37の間には、図7(e) に示すようにレンズを構成す
る物質よりも低屈折率の接着剤39が充填され、2枚の
マイクロシリンダレンズアレイ37が接着される。
【0049】この結果、2枚のマイクロシリンダレンズ
アレイ37を、これらマイクロシリンダレンズアレイ3
7の各シリンダレンズが互いに略直交するように対向配
置したマイクロレンズアレイ40が作製される。
【0050】図10はかかるマイクロレンズアレイ40
による光の集光作用を示している。このように上記第2
の実施の形態によれば、2枚のマイクロシリンダレンズ
アレイ37の各シリンダレンズが互いに略直交するよう
に対向配置することで、上記図23に示すように辺方向
と対角方向とで長さが異なる(r1 =r2 ≠r3 )よう
な正方形状のレンズと同様な集光作用を持つレンズ形状
の精度の高いマイクロレンズアレイ40を作製できる。 (3) 次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参
照して説明する。
【0051】この第3の実施の形態は、上記図9に示す
ように2枚のマイクロシリンダレンズアレイ37を対向
配置する際、これらマイクロシリンダレンズアレイ37
の間隔を精度高く出す対策を施したものである。
【0052】図11はマイクロシリンダレンズアレイの
製造工程図である。先ず、同図(a) に示すように複数の
シリンダ面50が並列に形成された金型51が作製され
る。この金型51の作製は、上記図5に示す加工機械を
用いて行われる。
【0053】すなわち、回転軸31を駆動させてダイヤ
モンドバイト32を回転させ、これと共にXYZテーブ
ル30を移動制御してワーク34の面にフライカットで
略半円柱状の溝となるシリンダ面を形成する。そうし
て、1つのシリンダ面の加工が終了すると、XYZテー
ブル30をシリンダレンズのピッチ分だけ順次移動して
その都度ワーク34にシリンダ面を形成し、これをシリ
ンダレンズの個数分だけ繰り返す。
【0054】この場合、最も両端側に形成される各シリ
ンダ面の溝の深さは、図11(a) に示すように他のシリ
ンダ面の溝の深さよりも深く、後の工程で2枚のマイク
ロシリンダレンズアレイを対向配置するときの、これら
マイクロシリンダレンズアレイの間隔に対応して形成さ
れている。
【0055】次に、金型51のシリンダ面側には、図1
1(b) に示すように2P法により光透過部材の2Pポリ
マーコート52が形成される。なお、2Pポリマーコー
ト52の代わりに射出成形により光透過部材を形成して
もよい。
【0056】次に、金型51上の2Pポリマーコート5
2に対し、同図(c) に示すようにガラス基板1が押し当
てられ、この状態に、ガラス基板1側から紫外光(UV
光)が2Pポリマーコート52から金型51に照射され
る。
【0057】この後、金型51が同図(d) に示すように
剥離され、複数のマイクロシリンダレンズを並列に形成
したマイクロシリンダレンズアレイ53が作製される。
図12はかかるマイクロシリンダレンズアレイ53の外
観図であり、光学素子としての機能に影響を与えない部
位すなわち最も端の方に形成されたシリンダレンズの高
さが他のシリンダレンズの高さよりも高く形成されてい
る。
【0058】次に、このマイクロシリンダレンズアレイ
53と例えば上記第2の実施の形態で作製されたマイク
ロシリンダレンズアレイ37とが図13に示すように互
いのマイクロシリンダレンズの方向を直交させ、かつ互
いのマイクロシリンダレンズを対向させて配置される。
【0059】このとき、これらマイクロシリンダレンズ
アレイ53と37との間隔は、マイクロシリンダレンズ
アレイ53の最も両端側に形成された各シリンダレンズ
を対向するシリンダレンズに突き当てることで容易に設
定される。
【0060】なお、このように2枚のマイクロシリンダ
レンズアレイ53を配置する場合は、各マイクロシリン
ダレンズアレイ53のガラス基板1に形成された各アラ
イメントマーク54を用いて位置決めする。このアライ
メントマーク54を用いた2枚のマイクロシリンダレン
ズアレイ53の位置決めは、顕微鏡などの拡大手段を用
いて観察しながら行われる。
【0061】次に、これらマイクロシリンダレンズアレ
イ53と37との間には、図11(e) に示すようにレン
ズを構成する物質よりも低屈折率の接着剤39が充填さ
れ、これらマイクロシリンダレンズアレイ53と37と
が接着される。
【0062】この結果、2枚のマイクロシリンダレンズ
アレイ53、37を、これらマイクロシリンダレンズア
レイ53、37の各シリンダレンズが互いに略直交する
ように対向配置したマイクロレンズアレイ55が作製さ
れる。
【0063】図14はかかるマイクロレンズアレイ55
による光の集光作用を示している。このように上記第3
の実施の形態によれば、素子周縁部近傍に位置するシリ
ンダレンズの高さが他のシリンダレンズの高さよりも高
く形成したマイクロシリンダレンズアレイ53を作製
し、これとマイクロシリンダレンズアレイ37とを対向
配置してマイクロレンズアレイ54を作製するので、上
記第2の実施の形態の効果に加えて、各マイクロシリン
ダレンズアレイ53と37との間隔を精度高く容易に設
定できる。
【0064】なお、上記第2及び第3の実施の形態は、
2枚のマイクロシリンダレンズアレイを対向配置して正
方配列のマイクロレンズアレイを作製しているが、図1
5に示すように1枚のガラス基板1の両面にマイクロレ
ンズアレイ56、57を形成してもよい。
【0065】又、正方配列のマイクロレンズアレイは、
図16に示すように射出形成、圧縮形成などの手段によ
り一体的に形成してもよい。 (4) 次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参
照して説明する。
【0066】図17はマイクロレンズアレイの製造方法
に適用する加工機械の構成図である。3軸駆動のXYZ
テーブル60上には、超硬合金ポンチ61が取り付けら
れている。この超硬合金ポンチ61の先端は、所望のレ
ンズ形状、例えば略6角形形状などに加工されている。
【0067】一方、テーブル62には、超硬合金ポンチ
61と対向するように金属性のワーク63が取り付けら
れている。このワーク63は、例えば無酸素銅などの塑
性変形が容易な材料から形成されている。
【0068】このような構成の加工機械であれば、XY
Zテーブル60を駆動させて超硬合金ポンチ61の位置
を3軸で制御し、超硬合金ポンチ61をワーク63の面
に接触させ、塑性変形によりワーク63の面に所望形状
の溝を形成する。
【0069】1つの溝の加工が終了すると、XYZテー
ブル60をレンズのピッチ分だけ順次移動してその都度
ワーク63に溝を形成し、これをレンズの個数分だけ繰
り返す。
【0070】この機械加工によって、所望のレンズ形
状、配列のマイクロレンズアレイの金型64が作製され
る。図18はかかるマイクロレンズアレイの金型64の
外観図であり、同図にはこの金型64の一部拡大図も示
されている。同図に示すように金型64には、溝65が
縦横方向に複数加工され形成されている。
【0071】このようにして金型64が作製されると、
上記同様にこの金型64を用いてマイクロレンズアレイ
が作製される。このマイクロレンズアレイの作製の一例
を説明すると、例えば、金型64の溝形成面側に2P法
等により2Pポリマーコートが形成される。なお、2P
ポリマーコートの代わりに射出成形により光透過部材を
形成してもよい。
【0072】次に、金型64上の2Pポリマーコートに
対して、ガラス基板1が押し当てられ、この状態に、ガ
ラス基板1側から紫外光(UV光)が2Pポリマーコー
トから金型64に照射される。
【0073】この後、金型64が剥離され、複数のマイ
クロレンズを縦横に配列して形成したマイクロレンズア
レイが作製される。このように上記第4の実施の形態に
よれば、超硬合金ポンチ61を備えた加工機械によりワ
ーク63に任意の形状の溝を形成してその金型64を作
製し、この金型64を用いてマイクロレンズアレイを作
製するので、加工機械を用いて任意のレンズ形状、配列
で、精度の高いレンズ形状のマイクロレンズアレイを作
製できる。
【0074】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1〜
5によれば、レンズ形状の精度の高い高集積光学素子を
提供できる。又、本発明の請求項1によれば、正方形形
状のレンズに要求される対角方向のサグ量と辺方向のサ
グ量とを略半円柱状のレジストパターンで適性化でき、
精度の高いレンズ形状を作製できる高集積光学素子を提
供できる。
【0075】又、本発明の請求項2、3、5によれば、
正方形状のレンズと同様な集光作用を持つレンズ形状の
精度の高い高集積光学素子を提供できる。又、本発明の
請求項4によれば、最も両端側のシリンダ面の溝の深さ
を深くした金型を用いてマイクロシリンダレンズアレイ
を作製することにより、対向配置する各マイクロシリン
ダレンズアレイとの間隔を容易に設定できる高集積光学
素子を提供できる。
【0076】又、本発明の請求項6〜11によれば、精
度の高いレンズ形状に作製できる高集積光学素子の製造
方法を提供できる。又、本発明の請求項6、7によれ
ば、正方形形状のレンズに要求される対角方向のサグ量
と辺方向のサグ量とを略半円柱状のレジストパターンで
適性化でき、精度の高いレンズ形状を作製できる高集積
光学素子の製造方法を提供できる。
【0077】又、本発明の請求項8、10によれば、正
方形状のレンズと同様な集光作用を持つレンズ形状の精
度の高い高集積光学素子の製造方法を提供できる。又、
本発明の請求項9によれば、最も両端側のシリンダ面の
溝の深さを深くした金型を用いてマイクロシリンダレン
ズアレイを作製することにより、対向配置する各マイク
ロシリンダレンズアレイとの間隔を容易に設定できる高
集積光学素子の製造方法を提供できる。
【0078】又、本発明の請求項11によれば、加工機
械を用いて任意のレンズ形状、配列で、精度の高いレン
ズ形状の高集積光学素子を作製できる高集積光学素子の
製造方法を提供できる。
【0079】又、本発明の請求項11によれば、加工機
械を用いて任意のレンズ形状、配列で、精度の高いレン
ズ形状の高集積光学素子を作製できる高集積光学素子の
製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるマイクロレンズアレイの製造方
法の第1の実施の形態を示す工程図。
【図2】露光・現像後に形成された格子状のレジストパ
ターンの外観図。
【図3】略半円形状に形成されたレジストパターンの外
観図。
【図4】曲面状に形成されたレジストパターンの外観
図。
【図5】本発明に係わるマイクロレンズアレイの製造方
法の第2の実施の形態に適用する加工機械の構成図。
【図6】機械加工によって作製されたシリンダレンズの
金型の外観図。
【図7】金型を用いてのマイクロシリンダレンズアレイ
製造の工程図。
【図8】マイクロシリンダレンズアレイの外観図。
【図9】2枚のマイクロシリンダレンズアレイを対向配
置したマイクロレンズアレイの外観図。
【図10】マイクロレンズアレイにおける光の集光作用
を示す模式図。
【図11】本発明に係わるマイクロレンズアレイの製造
方法の第3 の実施の形態を示す工程図。
【図12】マイクロシリンダレンズアレイの外観図。
【図13】2 枚のマイクロシリンダレンズを対向配置し
たマイクロレンズアレイの外観図。
【図14】マイクロレンズアレイにおける光の集光作用
を示す模式図。
【図15】ガラス基板の両面にマイクロシリンダレンズ
を形成したマイクロレンズアレイの外観図。
【図16】一体的に形成したマイクロレンズアレイの外
観図。
【図17】本発明に係わるマイクロレンズアレイの製造
方法の第4の実施の形態に適用する加工機械の構成図。
【図18】同加工機械により加工されたマイクロレンズ
アレイ金具の外観図。
【図19】マイクロレンズアレイの外観図。
【図20】従来におけるイオン交換を用いたマイクロレ
ンズアレイの製造工程図。
【図21】従来における高屈折率樹脂を充填するマイク
ロレンズアレイ野製造工程図。
【図22】略6角形形状のマイクロレンズを示す外観
図。
【図23】正方形形状のマイクロレンズを示す外観図。
【図24】従来におけるレンズアレイの金型を作製する
加工機械を示す外観図。
【符号の説明】
1:ガラス基板、 10:フォトレジスト(レジストコート)、 10a:格子状のレジストパターン、 10b:略矩形形状のレジストパターン、 30:XYテーブル、 31:回転軸、 32:ダイヤモンドバイト、 33:xテーブル、 34:ワーク、 35,51:金型、 36,52:2Pポリマーコート、 37,53:マイクロシリンダレンズアレイ、 39:接着剤、 40,54:マイクロレンズアレイ、 60:XYテーブル、 61:超硬合金ポンチ、 63:ワーク。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性の基板と、 この基板上に略半円柱状の光透過部材を交叉させて形成
    した第1の層と、 この第1の層における前記光透過部材の前記交叉させて
    いる部位にそれぞれ形成された略矩形形状で表面が曲面
    状の光透過部材から成る第2の層と、から形成されたこ
    とを特徴とする高集積光学素子。
  2. 【請求項2】 複数の略半円柱状の光透過部材を並列に
    形成した2枚のレンズ群を、これらレンズ群の前記各光
    透過部材が互いに略直交するように対向配置したことを
    特徴とする高集積光学素子。
  3. 【請求項3】 前記2枚のレンズ群を前記光透過部材の
    屈折率よりも低い屈折率を有する接着剤で接着したこと
    を特徴とする請求項2記載の高集積光学素子。
  4. 【請求項4】 2枚のレンズ群のうち少なくとも一方の
    前記レンズ群における少なくとも2つの光透過部材の高
    さを、他の光透過部材の高さよりも高く形成したことを
    特徴とする請求項2記載の高集積光学素子。
  5. 【請求項5】 光透過性の基板と、 この基板の両面側に、それぞれ略半円柱状の光透過部材
    を並列に形成した各レンズ群を、これらレンズ群の前記
    各光透過部材が互いに略直交するように設けたことを特
    徴とする高集積光学素子。
  6. 【請求項6】 光透過性の基板上に交叉させて、断面の
    光透過部材を形成する第1の工程と、 前記光透過部材の交叉部位からそれぞれ略矩形形状の光
    透過部材を形成し、これら光透過部材の表面をそれぞれ
    曲面状に形成する第2の工程と、を有することを特徴と
    する高集積光学素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記各光透過部材として熱可塑性感光樹
    脂を用い、熱メルトにより前記第1の層及び前記第2の
    層を形成することを特徴とする請求項6記載の高集積光
    学素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 複数の略半円柱状の溝を並列に加工して
    金属性の型を形成する第1の工程と、 この第1の工程により形成された前記金属製の型から複
    数の略半円柱状の光透過部材を並列に形成したレンズ群
    を形成する第2の工程と、 この第2の工程により形成された2つのレンズ群の前記
    各光透過部材が互いに略直交するように対向配置する第
    3の工程と、を有することを特徴とする高集積光学素子
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 複数の略半円柱状の溝を並列に加工する
    とともに、これら溝のうち少なくとも2つの溝の深さを
    他の溝の深さよりも深く加工して金属性の型を形成する
    ことを特徴とする請求項8記載の高集積光学素子の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 光透過性の基板の両面側に対し、略半
    円柱状の光透過部材を複数並列に形成した各レンズ群
    を、これらレンズ群の前記各光透過部材が互いに略直交
    するように一体的に設けることを特徴とする高集積光学
    素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 所望のレンズ形状に加工した先端形状
    のポンチを、互いに直交する3軸制御の加工機に取り付
    け、この加工機の3軸制御によって前記ポンチを塑性変
    形する金属部材に接触させて金属性の型を形成する第1
    の工程と、 この第1の工程により形成された前記金属製の型を用い
    てレンズ群を形成する第2の工程と、を有することを特
    徴とする高集積光学素子の製造方法。
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