JPH11183305A - 容器の漏れ検出装置における遮音テーブル - Google Patents

容器の漏れ検出装置における遮音テーブル

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JPH11183305A
JPH11183305A JP35571197A JP35571197A JPH11183305A JP H11183305 A JPH11183305 A JP H11183305A JP 35571197 A JP35571197 A JP 35571197A JP 35571197 A JP35571197 A JP 35571197A JP H11183305 A JPH11183305 A JP H11183305A
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container
sound insulation
sound
box
noise insulating
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JP35571197A
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功 ▲高▼阪
Isao Kosaka
Noboru Koyama
登 小山
Masao Takei
正男 武井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器に加圧ガスを充填し、ガス漏れを音波セ
ンサを使用して検出して容器の漏れを検出する装置にお
いて、容器を収容する遮音空間の遮音効果を高める。 【解決手段】 遮音空間に収容された加圧ガスが充填さ
れた容器からのガス漏れを検出する音波センサを備え、
容器のガス漏れを音波センサにより検出して容器の漏れ
を検出する容器の漏れ検出装置における遮音空間を形成
する遮音テーブルであって、遮音装テーブル37は、平
板形状をなし、内部に遮音材が充填された箱体70と、
箱体の上面に設けられた低摩擦板71と、低摩擦板上
を循環走行し容器を搬送するするコンベアベルト72と
を備えている。テーブルの上方に設置される箱状の遮音
装置と共に搬送されてくる容器を収容する遮音空間を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の漏れ検出方
法及び漏れ容器検出装置に係り、特に、容器の漏れをオ
ンラインで自動的に連続して検出するようにした検査装
置に使用する遮音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体を充填する容器において、内部に加
圧ガスが封入される容器にあっては、容器の気密性が確
実であることが要求される。このような容器として、例
えばビールを充填するステンレス製の樽容器がある。図
6はビールを充填する樽容器の外観を、図8はその樽口
近傍の内部構造を示す。
【0003】樽容器100は、容器本体101に上部に
口金部102が、また下部には容器本体101から延び
る円筒状部103が設けられている。口金部102はビ
ールを導入、排出するためのバルブと、内部に加圧ガス
を封入するためのバルブ機構を具えている。図9は、そ
れらバルブ機構を示し、口金102にはフィッティング
103がねじ込みにより固定されており、口金102と
フィッティング103との接合部はシールリング104
によりシールされている。フィッティング103は口金
102の内部にねじ込まれるブッシュ105と、先端部
が容器本体101の底部近傍まで延びるダウンチューブ
106を有し、ブッシュ105とダウンチューブ106
の間にガス流路室107が形成されている。
【0004】ダウンチューブ106はコイルばね108
により上方に付勢されており、その上端に設けられた弾
性シール部材がブッシュ105の内壁に当接してガスバ
ルブ109を構成し、ダウンチューブ106が下方に押
し下げられると樽容器内外が連通するようになってい
る。また、ダウンチューブ106のの上端部には圧縮コ
イルばね110により上方に付勢されるビールバルブ1
11が設けられており、このビールバルブ111が押し
下げられると、ダウンチューブの上端と下端が連通し、
ビールの樽容器内外への注入、排出を行うことができる
構造となっている。
【0005】樽容器100は、上述のように、口金部1
02とフィッティング103との接合部、ガスバルブ1
09、ビールバルブ111、シールリング104等によ
り内部の充填ガスやビールが漏れないように密閉構造と
なっているが、使用に伴い、コイルばね等の弾性部材や
シール部材が老朽化したり、衝撃等によりバルブ機構が
変形したり、あるいは、溶接部等にひび割れが生じたり
すると、完全な密封状態が保てず、内容物であるビール
の品質にも影響する。このため、この種の樽容器は、内
容物の充填前に漏れがないかどうか検査している。
【0006】樽容器の漏れの検査方法としては、目視に
よる検査や、照明器具を使用して光の漏れを検出する方
法、あるいは、ヘリウム等のガスを樽容器内に導入して
そのガスの漏れの有無を検出して、容器の漏れを検出す
る方法等があるが、いずれも作業に手間や時間がかかっ
たり、検出精度に難点がある。そこで、本出願人によ
り、既に、超音波測定器を使用した容器の漏れ検出装置
を開発し、提案している(特開平7−103844
号)。
【0007】図10は、ここに開示されている漏れ検出
装置の一例を示す。漏れ検出装置200は、搬送コンベ
ア101の搬送経路の途中に、設置され、検査位置に搬
送されてきた樽容器100を停止させるための検査用ス
トッパ105が搬送経路の検査位置に設けられている。
漏れ検査装置200の設置位置の上流には、樽容器10
0を待機させるためのストッパ104が設けられてい
る。なお、漏れ検出位置に搬送される樽容器100は、
予め、洗浄工程により容器口が洗浄水により洗浄され、
また、樽容器100には、予め、前記図9に示したフィ
ッティング103のガスバルブ109を開いて圧縮空気
が注入されている。
【0008】漏れ検出装置200は、架台210と、搬
送コンベア101の下方に位置し、検査位置にある樽容
器を上方に押し上げるリフトシリンダ206と、架台2
10の上部に設けられた箱状の固定遮音装置207、固
定遮音装置207に取り付けられた音波センサ208と
を具えている。そして、この漏れ検出装置200におい
ては、検査位置に搬送された樽容器100は、リフトシ
リンダ206により固定遮音装置207内にその口部が
入るように持ち上げられる。
【0009】音波センサ208は、例えば、マイクロホ
ンあるいはピエゾ素子等の音響変換器が用いられる。発
生した超音波は、図11に示すように、音波センサ20
8によりピックアップされて電気信号に変換され、プレ
アンプ212により増幅された後、バンドパスフィルタ
213により所定の周波数帯域、すなわち、樽容器の漏
れ情報が分布する周波数帯域は、例えば、36KHz〜
45KHzのみを通過するように選択される。バンドパ
スフィルタ213を経た漏れ情報は波形整形器214を
経て、周波数カウンタ215によりカウントされ、周波
数表示手段216に送るとともに、レベル検知手段21
7に出力し、漏れの有無を表示手段218に表示するよ
うにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記超音波
測定による漏れ検出装置を使用した漏れ容器の検出装置
にあっては、容器の漏れを容器に充填した加圧ガスの漏
れの音を超音波センサで検出することにより行うもので
あるが、ガス漏れの音を的確に検知するためにはガス漏
れ以外によって生じる音とを的確に区別する必要があ
る。そのため、加圧ガスの充填された容器のガス漏れの
検知の際には、上述のように遮音装置内に容器を収容し
て、外部の音を遮断する手段が採られている。従来の遮
音装置は、図8に示したように、検査位置にある架台の
上部に音波センサを取り付けた箱状の遮音装置207を
固定して設け、移送されてきた容器をリフトシリンダ2
06で上方に押し上げて容器の口部を箱状の遮音装置内
に位置させて検査を行うようにしていた。しかし、容器
を移動させて遮音装置に出し入れする方式は、検査速度
を早くすることが困難である。すなわち、樽容器を乗せ
たリフトシリンダの上げ下げ速度を上げると、特にリフ
トシリンダの上限もしくは下限で動作を停止するときの
反動で、樽容器の固定位置がずれたり、甚だしい場合に
は転倒、落下してしまう危険性があった。これを解決す
るため、樽容器は搬送用ベルトコンベアに静止させて遮
音装置を上下動させて樽容器を遮音装置内に収容する方
法が考えられるが、コンベアのベルトそのものはゴム製
で、その表面は平坦でなく容易に変形するため、遮音装
置とコンベアベルトの接触部の遮音は極めて困難であ
る。さらに、コンベアベルトそのものの遮音材として極
めて心もとないもので、外部からの雑音により誤動作す
る可能性があった。
【0011】本発明は、これらの問題点に鑑みなされた
もので、容器の搬送経路上の検査位置において、容器を
完全に遮音空間内に収容することのできる容器の支持台
を得ることを課題としてなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
る以下の構成により解決される。請求項1の発明は、遮
音空間に収容された加圧ガスが充填された容器からのガ
ス漏れを検出する音波センサを備え、容器のガス漏れを
音波センサにより検出して容器の漏れを検出する容器の
漏れ検出装置における容器を支持し箱体の遮音装置と共
に遮音空間を形成する遮音テーブルであって、前記遮音
装テーブルは、平板形状をなし、内部に遮音材が充填さ
れた箱体と、前記箱体の上面に設けられた低摩擦板と、
該低摩擦板上を循環走行し容器を搬送するするコンベア
ベルトとを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載の遮音テ
ーブルにおいて、前記低摩擦板は、ポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)からなることを特徴とする。本発
明による遮音テーブルは、内部に遮音材が充填された平
板形状の箱体で構成しているため、下降されてくる箱状
の遮音装置とともに完全な遮音空間をつくることがで
き、音波センサによるガス漏れ検出の精度を高めること
ができる。
【0014】また、平板状の箱体の上面には低摩擦板を
配置し、さらにその上面を容器の搬送用のコンベアベル
トを走行させるようにしているため、容器の搬送経路も
兼ねることができ、容器の搬送経路上において完全な遮
音空間を作ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明の実施例に係る遮音テ
ーブルを有する容器の漏れ検出装置が組み込まれた漏れ
容器検出装置を示す。図1(a)は、平面図、(b)は
正面図である。本実施例の漏れ容器検出装置は、4つに
区分されるステーションからなり、樽容器100の搬入
側から順に、待機ステーション1、加圧ステーション
2、検査ステーション3及び排斥ステーション4から構
成されている。
【0016】待機ステーション1は、次の加圧ステーシ
ョン2における加圧工程に入るために待機するためのも
のであり、加圧ステーションの加圧装置21〜23に空
きが生じるまで樽容器を待機させておく場所である。な
お、待機ステーション1と次工程の加圧ステーションに
は共通のコンベア10が設けられおり、待機ステーショ
ンのコンベア近傍にはストッパ11が設置され、このス
トッパ11を作動させることにより、コンベア10上を
搬送される樽容器100を適宜必要の時間停めておくこ
とができるようにしている。
【0017】加圧ステーション2は、漏れ検査の準備段
階として、樽容器内に加圧ガスを注入するためのステー
ションであり、コンベア10の搬送経路上に直列に3つ
の加圧装置21、22、23を備えている。各加圧装置
21*(*は21〜23を代表するものとして記す)
は、図1(b)に示すように、コンベア10の上方に容
器押さえ装置24を、コンベア10の下方には加圧ガス
充填装置25を備えている。容器押さえ装置24は、口
部を下方にして導入された樽容器100をシリンダ24
aにより駆動される押さえ板24bにより押さえて保持
するものである。また、ガス充填装置25は、樽容器1
00内に加圧ガスを充填するためのものであり、下向き
に位置する容器口に向けて上昇できるノズルとガス源を
備えている。なお、この加圧ステーション2は、容器口
に洗浄水を噴出するノズルを備えており(図示せず)、
樽容器100に加圧ガスを充填する前に、容器口を洗浄
するようにしている。
【0018】加圧ステーションの下流側の検査ステーシ
ョン3は、直列に配列された3つの漏れ検査装置31、
32、33を備えている。各漏れ検出装置31*は、本
発明の容器の漏れ検出装置に相当するものであり、図1
0及び図11で説明した漏れ検出装置と原理的の同じも
であり、音波センサを備える遮音装置を有するものであ
る。各漏れ検出装置31*は、上方に遮音装置35を備
えている。遮音装置35は架台34に支持され、駆動手
段35aにより、上下動できるようにされている。遮音
装置35は、図2に示すように、箱形の構造をなし、内
外のステンレス製の箱体と内部の遮音材により構成さ
れ、壁部には複数の音波センサ36が取り付けられてい
る。なお、この遮音装置35の構造については後に詳述
する。
【0019】各漏れ検出装置31*は、また、コンベア
を備えた遮音テーブル37を備えており、搬入されてき
た樽容器100を内部に収容して遮音装置35と遮音テ
ーブル37により遮音空間を形成するようにしている。
検査ステーション3の下流に位置する排斥ステーション
4は、検査ステーション3における検査結果により、正
常の樽容器と漏れが検出された樽容器を正規搬送経路4
2と不良品搬送経路43に振り分ける振分け装置41を
有している。
【0020】図3は、遮音装置35を示す。(a)は正
面断面図を、(b)は平面図を示す。遮音装置35は、
全体として下方に開口部を有する立方体状の箱体50か
らなる。箱体50は、ステンレス製の外箱51及びこれ
と間隔を置いて保持される内箱52により形成されてい
る。なお、図3(b)に示されるように、外箱の1側面
には支持金具53が取付けられており、遮音装置35を
上下動させるための駆動装置の駆動部(図示せず)に取
り付けられる構造となっている。内箱52は外箱51に
対して、固定部材としての弾性体である防振ゴム55を
介して固定されている。防振ゴム55は図4に示すよう
に円筒形をなし、2本のボルト挿入穴56a,56bが
形成されている。一方のボルト挿入穴56aは外側にナ
ットを挿入するための拡大径部を有し、他方のボルト挿
入穴56bは内側にナット挿入用の拡大径部が形成され
ている。そして、この防振ゴム55は、外箱とはナット
挿入穴56cを内側に有するボルト穴56bに挿入した
ボルト57により結合される。また、内箱52は防振ゴ
ム55と他方のボルト穴56aに挿入したボルト58に
より結合される。したがって、外箱51と内箱52とは
防振ゴム55を介して間接的にボルト57、58により
連結されることとなる。 これにより、外箱51に加わ
る振動は、防振ゴム55により吸収され内箱52に伝達
されにくくなる構造となっている。外箱51と内箱52
との間の空隙にはロックウールからなる消音材59が充
填されており、外部の音が箱体内部に伝達しないような
遮音構造を形成している。
【0021】箱体50を形成する上部壁及び側壁には、
音波センサを取り付けるための貫通穴60が形成されて
おり、この貫通穴60には、音波センサを取り付けるた
めのセンサ取付け具61が挿入されている。センサ取付
け具61は、図5に示すように、音波センサを挿入する
ための穴61aと外箱51に固定するためのボルト孔6
1cが形成されたフランジ61bを有する。音波センサ
の取付けに当たっては、外箱51側より音波センサ(図
示せず)を挿入し、間隙部分にはシリコン樹脂を充填し
て、センサ取付け具61の穴61aより音が内部に入り
込むことを防止している。
【0022】箱体50の開口部を形成する4辺の端面に
は、箱体50が載置される遮音テーブル37との接触面
を密封し、載置される際の衝撃を吸収する弾性部材から
なるクッション部材65が取り付けられている。クッシ
ョン部材65は、シリコーンを主体としたゲル状物質
(αゲル;登録商標)からなり、図6に示すように、辺
の長さ方向、即ち、箱体50の側壁に平行に複数の細溝
65aが形成されている。クッション部材65が遮音テ
ーブル37上に置かれるとクッション部材65は図2に
拡大して示すように変形して遮音テーブル37との接触
面積が増大し、遮音効果を一層高める。
【0023】遮音テーブル37上に水が残留しているよ
うな場合、遮音装置35が遮音テーブル37上に下降し
て載置されると、クッション部材と遮音テーブルとの間
に水泡が形成され、この水泡が検査中に破裂して雑音を
発生することがある。クッション部材65に設けた細溝
65aはこのようなことを防ぐために設けたものであ
る。細溝65aを形成しておくことにより、たとえ、間
に水泡が形成しても、この水泡が細溝65a内に入り込
み、潰れて破裂音を発生するようなことがなくなる。な
お、上記クッション部材に使用する材料としては上記シ
リコーンゲルの他、弾性ゴムも使用することができる。
【0024】遮音装置35は、上述のように、ステンレ
ス製の外箱と内箱の2重構造とし、内部にロックウール
等の遮音材を充填した構造であるため、重量を軽く、し
かも遮音効果のすぐれたものとなる。したがって、この
遮音装置を容器の漏れ検出装置に使用するとき、遮音装
置の昇降駆動の速度を早くすることができ、検査時間を
短縮することができる。
【0025】また、遮音装置は、開口部の端面にクッシ
ョン部材を取り付けているため、下降して容器が置かれ
ている台上に到達したとき、遮音装置全体に衝撃が加わ
ることなく、到達後、直ちに音波センサによる測定が可
能となり、検査時間を短縮することができる。次に、上
記遮音装置35と共に遮音空間を形成する遮音テーブル
37について説明する。図7は、本実施例による遮音テ
ーブル37を示す。図(a)は平面図を、(b)は
(a)のA視図、(c)は(a)のB視図を示す。
【0026】遮音テーブル37は、テーブル本体70
と、テーブル本体70の上面に配置されたポリテトラフ
ルオロチレン(PTFE)からなる板状の低摩擦レール
71と低摩擦レール上を巡回的に駆動されるコンベアベ
ルト72からなる。テーブル本体70は平板状のステン
レス製の箱体からなり内部に遮音材70aが充填されて
いる。テーブル本体の上面には板状のテフロンレール7
1が取付けられており、その上面をベルト72が円滑に
走行できるようにしている。コンベアベルト72は、テ
ーブル本体70の下方に設けられた駆動ローラ73と複
数のガイドローラ74によって走行し、上部に被検査容
器を搬送する。
【0027】搬送されてきた容器が遮音テーブル37上
で停止すると、前述の遮音装置35が下降して、図2に
示すように、容器を内部に収容した状態で遮音テーブル
37上に載置される。これにより、容器は遮音装置35
と遮音テーブル37により形成された遮音空間内に収容
された状態となる。このように完全な遮音空間内に加圧
ガスの充填された容器を音波センサ36を用いて検査す
ることができ、外部のノイズを完全に遮断した状態でガ
ス漏れを検出することができる。したがって、精度の高
い容器の漏れ検査が可能となる。
【0028】本実施例の遮音テーブルによれば、内部に
遮音材が充填された平板状の箱体の上面に低摩擦板を取
り付け、その上面にコンベアベルトを巡回させるように
しているため、容器が設置される支持台の遮音効果を。
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、遮音テ
ーブルは、平板形状の箱体からなり、内部に遮音材を充
填した構造であるため、検査時における容器の支持台の
遮音効果を高めることができ、完全な遮音空間を形成す
るこが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る容器の漏れ検出装置が使
用される漏れ容器検出装置を示す図である。(a)は平
面図を、(b)は正面図を示す。
【図2】漏れ検出装置の遮音装置を示す図である。
【図3】遮音装置の詳細を示す図である。(a)は正面
断面図、(b)は平面図である。
【図4】固定部材を示す図である。
【図5】音波センサの取付け具を示す図である。
【図6】遮音装置の開口部端面のクッション部材を示す
図である。
【図7】遮音テーブルを示す図である。(a)は平面
図、(b)A視図、(c)はB視図を示す。
【図8】検査対象おしてのビール用樽容器を示す図であ
る。
【図9】樽容器の口部の詳細を示す図である。
【図10】従来の超音波センサを使用する漏れ検出装置
を示す図である。
【図11】音波センサからの検出された信号の処理を行
う従来のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 待機ステーション 2 加圧ステーション 21〜23 加圧装置 3 検査ステーション 31〜33 漏れ検出装置 35 遮音装置 36 音波センサ 10 コンベア 4 排斥ステーション 41 振分け装置 50 箱体 51 外箱 52 内箱 55 固定部材 59 遮音材 60 貫通穴 65 クッション材 70 平板状箱体 71 低摩擦板 72 コンベアベルト 73 駆動プーリ 74 ガイドプーリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮音空間に収容された加圧ガスが充填さ
    れた容器からのガス漏れを検出する音波センサを備え、
    容器のガス漏れを音波センサにより検出して容器の漏れ
    を検出する容器の漏れ検出装置における容器を支持し箱
    体の遮音装置と共に遮音空間を形成する遮音テーブルで
    あって、 前記遮音テーブルは、平板形状をなし、内部に遮音材が
    充填された箱体と、前記箱体の上面に設けられた低摩擦
    板と、該低摩擦板上を循環走行し容器を搬送するするコ
    ンベアベルトとを備えたことを特徴とする遮音テーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遮音テーブルにおいて、
    前記低摩擦板は、ポリテトラフルオロエチレン(PTF
    E)からなる遮音テーブル。
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