JPH11182426A - 横型回転圧縮機の支持装置 - Google Patents

横型回転圧縮機の支持装置

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JPH11182426A
JPH11182426A JP35109997A JP35109997A JPH11182426A JP H11182426 A JPH11182426 A JP H11182426A JP 35109997 A JP35109997 A JP 35109997A JP 35109997 A JP35109997 A JP 35109997A JP H11182426 A JPH11182426 A JP H11182426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary compressor
horizontal rotary
mounting leg
floor surface
sealed vessel
Prior art date
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Pending
Application number
JP35109997A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Tsuda
徳行 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH11182426A publication Critical patent/JPH11182426A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】横型回転圧縮機の支持装置の数ある部品の中か
ら横型回転圧縮機の出力に応じた最適のものを選択する
部品管理の手間を軽減する。 【解決手段】取付脚3を密閉容器1の大きさに応じて選
択する共に、横型回転圧縮機の揺れにより配管8、9に
かかる応力が許容値以下、好ましくは2/3以下となる
ように取付脚3と設置床面6との間隙を設定し、取付脚
3の下端部又は取付脚3と対向する設置床面6のいずれ
かに緩衝材10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機、冷蔵庫、
ショーケース等の冷凍装置に使用する横型回転圧縮機の
支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】横型回転圧縮機として、従来、図4に示
す、密閉容器1内に電動圧縮機構部2を収容したものが
知られている。その支持装置は、図4(3)に示すよう
に、密閉容器1の外壁に取付けられるコ字状に折り曲げ
られた板体よりなる取付脚3(図5参照)と、取付脚3
を介して密閉容器1を弾性的に支持するスプリング4及
びクッションゴム5とを備えたものである。このスプリ
ング4は、主に通常運転時の小さな振動を吸収するため
のもので、よりバネ定数が小さく、クッションゴム5
は、始動時、停止時の大きな揺れを吸収するためのもの
で、よりバネ定数が大きくなっている。そして、スプリ
ング4及びクッションゴム5は、密閉容器1の大きさ、
電動圧縮機構部2の出力等によって決まる横型回転圧縮
機の重量に応じた最適の組み合わせが選択されている。
なお、取付脚3は決められたものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】横型回転圧縮機の重量
は、密閉容器1の大きさによって左右されることはもち
ろんであるが、電動圧縮機構部2のモーターの出力によ
っても影響される。即ち、出力の変更は、大きさ、重さ
の異なるモーターに変更することを意味するので、出力
の変更により横型回転圧縮機の重量が変わることにな
る。更に、電動圧縮機構部2を構成するモーター側、圧
縮機構側、即ち、支持装置の前後においても重量が異な
る。従って、横型回転圧縮機の始動時、停止時の大きな
揺れにより取付脚3が設置床面6に接触しないようにす
るには、密閉容器1の大きさと電動圧縮機構部2のモー
ターの出力に応じて、スプリング4とクッションゴム5
を、最適バネ定数の組み合わせとなるよう、膨大な種類
の中から選択しなければならない。その作業は非常に手
間のかかるものである。また、その部品管理も困難であ
り、コストアップの一因となっている。
【0004】本発明は、横型回転圧縮機の支持装置の数
ある部品の中から横型回転圧縮機の出力に応じた最適の
ものを選択する部品管理の手間を軽減することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の横型回転圧縮機
の支持装置は、作動流体を吸引して吐出するための配管
8、9が接続された密閉容器1と、密閉容器1内に収容
されると共に、密閉容器1に接続された配管8から吸入
した作動流体を圧縮して他の配管9から外部に吐出する
電動圧縮機構部2と、密閉容器1の外壁に取付けられる
取付脚3と、取付脚3を介して密閉容器1を設置床面6
に支持する複数の弾性支持部材7とを備えた横型回転圧
縮機の支持装置において、取付脚3は密閉容器1の大き
さに応じて選択されると共に、前記横型回転圧縮機の揺
れにより配管8、9にかかる応力が許容値以下となるよ
うに取付脚3と設置床面6との間隙を設定したものであ
る。
【0006】配管8、9に係る応力を許容値の2/3以
下となるようにすることが望ましい。
【0007】取付脚3の下端部又は取付脚3と対向する
設置床面6のいずれかに緩衝材10を設けるとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1ないし図3を参照し、本発明
の横型回転圧縮機の支持装置の実施形態について説明す
る。
【0009】この支持装置は、密閉容器1の内部に電動
圧縮機構部2を収容した横型回転圧縮機を、密閉容器1
の外壁に固定した取付脚3と、スプリング、クッション
ゴム等よりなる適宜の弾性支持部材7とにより、設置床
面6に支持するものである。
【0010】取付脚3は、図2に示すように、コ字状に
折り曲げられた板体よりなっており、横型回転圧縮機の
出力いかんに係わらず、密閉容器1の大きさ別の統一仕
様とする。
【0011】弾性支持部材7も、横型回転圧縮機の運転
中の振幅を最小限に抑える最適仕様のものに統一する。
それは、使用条件、油、塩害等の雰囲気により決定され
る。
【0012】横型回転圧縮機が揺れると、それに接続さ
れている冷凍回路を構成する配管、即ち、吸入管8や吐
出管9も揺れて応力がかかる。弾性支持部材7の弾性が
充分大きければ、揺れは小さいが、出力の大きいモータ
ーを使用した場合等で弾性力が充分でない場合は、揺れ
幅は大きくなる。この場合、取付脚3と設置床面6との
間隙により横型回転圧縮機の最大揺れ幅が決まる。即
ち、この間隙が大き過ぎると、最大の揺れ幅が大きくな
るので、配管8、9に過大な応力がかかって破損する可
能性がある。従って、取付脚3の統一仕様を密閉容器1
の大きさ別に定めるに当たっては、横型回転圧縮機の始
動時、停止時の通常最も大きな揺れに伴って配管8、9
にかかる応力が、配管8、9の許容応力(安全最大応
力)以下、好ましくは、許容応力の2/3以下となるよ
うに、取付脚3と設置床面6との間隙が決められる。
【0013】具体的には、図2に示すように、密閉容器
1の大きさ別に、そのおおよその重量を考慮し、更に、
電動圧縮機構部2のとり得る出力範囲での始動時、停止
時の、配管8、9にかかる応力から許容できる円周方向
の振幅等を割出して、取付脚3と設置床面6との間隙A
をどの程度とするか、換言すれば、取付脚3の側板部3
aの幅Bをどの程度の寸法にするかが予め決められる。
【0014】このような統一仕様の採用により、部品を
共通化することができるが、逆に、付脚3と設置床面6
との間隙Aが上記した範囲であっても、横型回転圧縮機
の出力等によっては取付脚3が設置床面6に接触する可
能性があり、破損する恐れがある。そのため、取付脚3
の下端面に緩衝材10を設け、始動時、停止時の設置床
面6への衝撃を和らげ、双方が損傷を防ぐようにすると
共に、急激な応力変動が配管8、9に伝わらないように
している。この緩衝材10は、スポンジ10a、クッシ
ョンゴム10bの組み合わせによっても、いずれかの単
体又は他の弾性体を採用してもよい。また、緩衝材10
は、図4に示すように、取付脚3側でなく、対向する設
置床面6に設けてもよい。
【0015】このような構成の横型回転圧縮機の支持装
置においては、横型回転圧縮機の始動時、停止時の円周
方向の揺れ幅が、取付脚と設置床面との間隙によって規
制されるので、配管8、9が亀裂するようなことがな
い。その上、支持方式の統一化を図ることができ、部品
管理が改善される。また、運転中の音、振動も低減する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0017】即ち、統一仕様の採用により、支持装置の
部品管理の手間が軽減され、組立て工程の簡素化を図る
ことができ、経費を節減することができる。また、始動
時、停止時の円周方向の揺れ幅は、配管に係る応力が許
容応力となるよう、取付脚と設置床面との間隙によって
規制されるので、配管の損傷を防ぐことができる。ま
た、取付脚と設置床面のいずれかの対向部に緩衝材を設
けたので、設置床面を傷つけることがなく、衝撃音もな
くなる。更に、運転中の音、振動も低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持装置を採用した横型回転圧縮機の
図であり、(1)は側面図、(2)は正面図である。
【図2】本発明の支持装置の図であり、(1)は平面
図、(2)は側面図、(3)は正面図である。
【図3】本発明の他の支持装置を採用した横型回転圧縮
機の図であり、(1)は側面図、(2)は正面図であ
る。
【図4】従来の支持装置を採用した横型回転圧縮機の図
であり、(1)は側面図、(2)は正面図、(3)は支
持装置部の拡大側面図である。
【図5】従来の支持装置の図であり、(1)は平面図、
(2)は側面図、(3)は正面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 電動圧縮機構部 3 取付脚 6 設置床面 7 弾性支持部材 8 吸入管(配管) 9 吐出管(配管) 10 緩衝材 A 取付脚3設置床面との間隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動流体を吸引して吐出するための配管が
    接続された密閉容器と、該密閉容器内に収容されると共
    に、前記密閉容器に接続された配管から吸入した作動流
    体を圧縮して他の配管から外部に吐出する電動圧縮機構
    部と、前記密閉容器の外壁に取付けられる取付脚と、該
    取付脚を介して前記密閉容器を設置床面に支持する複数
    の弾性支持部材とを備えた横型回転圧縮機の支持装置に
    おいて、前記取付脚は前記密閉容器の大きさに応じて選
    択されると共に、前記横型回転圧縮機の揺れにより前記
    配管にかかる応力が許容値以下となるように前記取付脚
    と設置床面との間隙を設定したことを特徴とする横型回
    転圧縮機の支持装置。
  2. 【請求項2】前記配管にかかる応力を許容値の2/3以
    下とした請求項1に記載の横型回転圧縮機の支持装置。
  3. 【請求項3】前記取付脚の下端部又は前記取付脚と対向
    する設置床面のいずれかに緩衝材を設けた請求項1又は
    請求項に記載の横型回転圧縮機の支持装置。
JP35109997A 1997-12-19 1997-12-19 横型回転圧縮機の支持装置 Pending JPH11182426A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35109997A JPH11182426A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 横型回転圧縮機の支持装置

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JP35109997A JPH11182426A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 横型回転圧縮機の支持装置

Publications (1)

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JPH11182426A true JPH11182426A (ja) 1999-07-06

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ID=18415050

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35109997A Pending JPH11182426A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 横型回転圧縮機の支持装置

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JP (1) JPH11182426A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020051861A1 (zh) * 2018-09-14 2020-03-19 苏州迈创信息技术有限公司 抗震型机电设备安装底座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020051861A1 (zh) * 2018-09-14 2020-03-19 苏州迈创信息技术有限公司 抗震型机电设备安装底座

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