JPH11181977A - ソーラー横葺外囲体 - Google Patents
ソーラー横葺外囲体Info
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- JPH11181977A JPH11181977A JP9350406A JP35040697A JPH11181977A JP H11181977 A JPH11181977 A JP H11181977A JP 9350406 A JP9350406 A JP 9350406A JP 35040697 A JP35040697 A JP 35040697A JP H11181977 A JPH11181977 A JP H11181977A
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- solar
- water
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S25/60—Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
- F24S25/61—Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
- F24S25/613—Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures in the form of bent strips or assemblies of strips; Hook-like connectors; Connectors to be mounted between building-covering elements
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面上にシート状のソーラー部材を装着した
横葺タイプの建築用板にて施工する屋根等の外囲体にお
いて、特に水上,水下方向に隣接する横葺建築用板のソ
ーラー部材同士の連結配線を極めて簡単な施工構造とす
ること。 【解決手段】 ソーラー部材4を装着した主板1,水下
側係止部2,水上側係止部3及び主板1の裏面側のジャ
ンクションボックス5,5及びコネクタケーブル6,6
を備えたソーラー横葺建築用板Aと、平坦状な野地板1
5と、これに固定する固定板部8と,この端より略垂直
状に形成した立上り部9と,この上端より水上,水下方
向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの係止連結箇
所を支持固定する係止部10と,該係止連結箇所を野地
板15より離間させる支持部11とを形成した吊子Bと
からなり、前記野地板15上にて水上,水下方向に隣接
するソーラー横葺建築用板A,Aの係止連結箇所を吊子
Bにて支持すること。
横葺タイプの建築用板にて施工する屋根等の外囲体にお
いて、特に水上,水下方向に隣接する横葺建築用板のソ
ーラー部材同士の連結配線を極めて簡単な施工構造とす
ること。 【解決手段】 ソーラー部材4を装着した主板1,水下
側係止部2,水上側係止部3及び主板1の裏面側のジャ
ンクションボックス5,5及びコネクタケーブル6,6
を備えたソーラー横葺建築用板Aと、平坦状な野地板1
5と、これに固定する固定板部8と,この端より略垂直
状に形成した立上り部9と,この上端より水上,水下方
向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの係止連結箇
所を支持固定する係止部10と,該係止連結箇所を野地
板15より離間させる支持部11とを形成した吊子Bと
からなり、前記野地板15上にて水上,水下方向に隣接
するソーラー横葺建築用板A,Aの係止連結箇所を吊子
Bにて支持すること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面上にシート状
のソーラー部材を装着した横葺タイプの建築用板にて屋
根等の外囲体を施工することにおいて、特に水上,水下
方向に隣接する横葺建築用板の係止連結箇所におけるソ
ーラー部材の連結配線を極めて簡単な施工構造にするこ
とができるソーラー横葺外囲体に関する。
のソーラー部材を装着した横葺タイプの建築用板にて屋
根等の外囲体を施工することにおいて、特に水上,水下
方向に隣接する横葺建築用板の係止連結箇所におけるソ
ーラー部材の連結配線を極めて簡単な施工構造にするこ
とができるソーラー横葺外囲体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネルギー,環境保護等の見地
からソーラー屋根が普及しはじめている。その中で、ソ
ーラー部材を横方向に長尺なる主板上に装着して構成し
た横葺建築用板も屋根(又は壁)等の外囲体の施工部材
として使用されることが多くなっている。
からソーラー屋根が普及しはじめている。その中で、ソ
ーラー部材を横方向に長尺なる主板上に装着して構成し
た横葺建築用板も屋根(又は壁)等の外囲体の施工部材
として使用されることが多くなっている。
【0003】この横葺建築用板は、構造材を平行に配列
してなる下地部,または平坦状表面とした野地板15上
に配置し、それぞれの建築用板の水上,水下方向の連結
及び横方向の連結を行ない、且つこれらを吊子を介して
下地部或いは野地板15上に施工してゆく。さらに、ソ
ーラー部材を備えた横葺建築用板の裏面側にジャンクシ
ョンボックスが備わり、該ジャンクションボックスから
出ているコネクタケーブルを同士を連結し、全体とし
て、ソーラー部材同士を直列配線としてゆくものであ
る。
してなる下地部,または平坦状表面とした野地板15上
に配置し、それぞれの建築用板の水上,水下方向の連結
及び横方向の連結を行ない、且つこれらを吊子を介して
下地部或いは野地板15上に施工してゆく。さらに、ソ
ーラー部材を備えた横葺建築用板の裏面側にジャンクシ
ョンボックスが備わり、該ジャンクションボックスから
出ているコネクタケーブルを同士を連結し、全体とし
て、ソーラー部材同士を直列配線としてゆくものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのソーラー部材付き
の横葺建築用板を野地板15上に配置する場合に、隣接
する横葺建築用板同士の接合に伴い、コネクタケーブル
の連結配線は、横葺建築用板と野地板15との間におい
て縦横に配線されることになる。この場合に、横方向に
隣接する横葺建築用板同士では、そのジョイント箇所と
野地板との間に隙間が存在するので、コネクタケーブル
がジョイント箇所の下面を容易に通過することができ、
ソーラー部材同士の連結配線を容易に行なうことができ
る。
の横葺建築用板を野地板15上に配置する場合に、隣接
する横葺建築用板同士の接合に伴い、コネクタケーブル
の連結配線は、横葺建築用板と野地板15との間におい
て縦横に配線されることになる。この場合に、横方向に
隣接する横葺建築用板同士では、そのジョイント箇所と
野地板との間に隙間が存在するので、コネクタケーブル
がジョイント箇所の下面を容易に通過することができ、
ソーラー部材同士の連結配線を容易に行なうことができ
る。
【0005】しかし、水上,水下方向に隣接する横葺建
築用板同士の接合では、該接合箇所が野地板上に載置さ
れた状態となるために、その接合箇所と野地板15表面
との間にコネクタケーブルが通過することができる隙間
が存在しない。そのために、水上,水下方向に隣接する
横葺建築用板同士の接合箇所と野地板との間にコネクタ
ケーブルを通過させるためには、野地板15側になんら
かの加工をしなければならない。
築用板同士の接合では、該接合箇所が野地板上に載置さ
れた状態となるために、その接合箇所と野地板15表面
との間にコネクタケーブルが通過することができる隙間
が存在しない。そのために、水上,水下方向に隣接する
横葺建築用板同士の接合箇所と野地板との間にコネクタ
ケーブルを通過させるためには、野地板15側になんら
かの加工をしなければならない。
【0006】そこで、従来では、その野地板15に水
上,水下方向に沿って溝dを形成し、コネクタケーブル
をその溝dに収納し、コネクタケーブルが野地板15表
面に突出しない構造とすることにより、水上,水下方向
に隣接する横葺建築用板の接合箇所にコネクタケーブル
を通過させることができるようになり、ソーラー部材同
士の連結配線を行なっている〔図8(A)乃至(C)参
照〕。しかし、上述によるコネクタケーブルの配線で
は、野地板15に溝dを形成することにより、施工工程
が増えるのみならず、溝dの形成により野地板15の強
度劣化にもつながり、このような手段は、必ずしも好ま
しいものではなかった。
上,水下方向に沿って溝dを形成し、コネクタケーブル
をその溝dに収納し、コネクタケーブルが野地板15表
面に突出しない構造とすることにより、水上,水下方向
に隣接する横葺建築用板の接合箇所にコネクタケーブル
を通過させることができるようになり、ソーラー部材同
士の連結配線を行なっている〔図8(A)乃至(C)参
照〕。しかし、上述によるコネクタケーブルの配線で
は、野地板15に溝dを形成することにより、施工工程
が増えるのみならず、溝dの形成により野地板15の強
度劣化にもつながり、このような手段は、必ずしも好ま
しいものではなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明
を、表面にソーラー部材を装着した主板の水下側端部に
水下側係止部を,水上側端部に水上側係止部をそれぞれ
形成し,前記主板の裏面側にジャンクションボックス及
びコネクタケーブルを備えたソーラー横葺建築用板と、
平坦状なる野地板と、該野地板上に固定する固定板部
と,該固定板部の一端より略垂直状に形成した立上り部
と,該立上り部の上端より水上,水下方向に隣接するソ
ーラー横葺建築用板の水下側係止部と水上側係止部との
係止連結箇所を支持固定する係止部と,該係止連結箇所
を野地板より離間させる支持部とを形成した吊子とから
なり、前記野地板上にて水上,水下方向に隣接するソー
ラー横葺建築用板の係止連結箇所を吊子にて支持してな
るソーラー横葺外囲体としたことにより、極めて簡単な
る構成にて、水上,水下方向に隣接する横葺建築用板間
におけるソーラー部材のコネクタケーブルによる連結配
線を行なうことができ、上記課題を解決したものであ
る。
課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明
を、表面にソーラー部材を装着した主板の水下側端部に
水下側係止部を,水上側端部に水上側係止部をそれぞれ
形成し,前記主板の裏面側にジャンクションボックス及
びコネクタケーブルを備えたソーラー横葺建築用板と、
平坦状なる野地板と、該野地板上に固定する固定板部
と,該固定板部の一端より略垂直状に形成した立上り部
と,該立上り部の上端より水上,水下方向に隣接するソ
ーラー横葺建築用板の水下側係止部と水上側係止部との
係止連結箇所を支持固定する係止部と,該係止連結箇所
を野地板より離間させる支持部とを形成した吊子とから
なり、前記野地板上にて水上,水下方向に隣接するソー
ラー横葺建築用板の係止連結箇所を吊子にて支持してな
るソーラー横葺外囲体としたことにより、極めて簡単な
る構成にて、水上,水下方向に隣接する横葺建築用板間
におけるソーラー部材のコネクタケーブルによる連結配
線を行なうことができ、上記課題を解決したものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。まず、ソーラー横葺建築用板Aは、
主に、主板1,水下側係止部2及び水上側係止部3から
形成されている。そして、主板1は、平面より見て横方
向に長尺となる長方形状に形成され、その主板1は、横
方向に直交する方向を水上,水下方向とすると、主板1
の水下側に水下側係止部2が形成され、水上側に水上側
係止部3が形成されている。
基づいて説明する。まず、ソーラー横葺建築用板Aは、
主に、主板1,水下側係止部2及び水上側係止部3から
形成されている。そして、主板1は、平面より見て横方
向に長尺となる長方形状に形成され、その主板1は、横
方向に直交する方向を水上,水下方向とすると、主板1
の水下側に水下側係止部2が形成され、水上側に水上側
係止部3が形成されている。
【0009】ここで、ソーラー横葺建築用板Aの水上,
水下方向とは、ソーラー横葺建築用板Aを野地板上に施
工したときに、棟側に位置する側を水上側とし、軒側に
位置する側を水下側とする。そして、ソーラー横葺建築
用板A,Aの横方向に接続には、ジョイント部材(図示
なし)が使用される。またソーラー横葺建築用板A,A
同士を水上,水下方向に接続するには、水下側係止部2
と水上側係止部3とを係止して接合してゆくものである
〔図1(A),(B)及び図2等参照〕。
水下方向とは、ソーラー横葺建築用板Aを野地板上に施
工したときに、棟側に位置する側を水上側とし、軒側に
位置する側を水下側とする。そして、ソーラー横葺建築
用板A,Aの横方向に接続には、ジョイント部材(図示
なし)が使用される。またソーラー横葺建築用板A,A
同士を水上,水下方向に接続するには、水下側係止部2
と水上側係止部3とを係止して接合してゆくものである
〔図1(A),(B)及び図2等参照〕。
【0010】その主板1は、上述したように横方向を長
尺とした長方形であり、且つ平坦状な面として形成され
ている。その水下側係止部2は、まず主板1の水下側端
縁より、略垂下状なる垂下状片2aが形成され、該垂下
状片2aの下端より係止屈曲片2bが形成されている。
その水上側係止部3は、垂直状の立上り片3aが形成さ
れ、該立上り片3aの上端より主板1側に頂部屈曲片3
bが形成されている〔図7(A)参照〕。
尺とした長方形であり、且つ平坦状な面として形成され
ている。その水下側係止部2は、まず主板1の水下側端
縁より、略垂下状なる垂下状片2aが形成され、該垂下
状片2aの下端より係止屈曲片2bが形成されている。
その水上側係止部3は、垂直状の立上り片3aが形成さ
れ、該立上り片3aの上端より主板1側に頂部屈曲片3
bが形成されている〔図7(A)参照〕。
【0011】その主板1の表面には、ソーラー部材4が
装着されている。該ソーラー部材4は、シート状に形成
されたものである。ソーラー部材4は、EVA(エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体)樹脂により封入され、フッ素
樹脂フィルム等のコーティングとともに主板1に装着さ
れ、そのソーラー部材4の耐久性を高めることができる
〔図1(B)図2等参照〕。また、そのソーラー部材4
を装着した主板1の横方向の裏面側両端にはジャンクシ
ョンボックス5,5を介してコネクタケーブル6,6が
出されている。該コネクタケーブル6,6は、ソーラー
部材4が生成した電力を取出すためのものである〔図7
(A)参照〕。
装着されている。該ソーラー部材4は、シート状に形成
されたものである。ソーラー部材4は、EVA(エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体)樹脂により封入され、フッ素
樹脂フィルム等のコーティングとともに主板1に装着さ
れ、そのソーラー部材4の耐久性を高めることができる
〔図1(B)図2等参照〕。また、そのソーラー部材4
を装着した主板1の横方向の裏面側両端にはジャンクシ
ョンボックス5,5を介してコネクタケーブル6,6が
出されている。該コネクタケーブル6,6は、ソーラー
部材4が生成した電力を取出すためのものである〔図7
(A)参照〕。
【0012】そのソーラー横葺建築用板Aにより構成さ
れる屋根(又は壁)等の外囲体において、横方向及び水
上,水下方向に配列された複数のソーラー部材4,4,
…は、コネクタケーブル6,6に装着したプラグ7,7
を接続することによって直列配線される〔図1(B)及
び図2参照〕。
れる屋根(又は壁)等の外囲体において、横方向及び水
上,水下方向に配列された複数のソーラー部材4,4,
…は、コネクタケーブル6,6に装着したプラグ7,7
を接続することによって直列配線される〔図1(B)及
び図2参照〕。
【0013】即ち、横方向に配列したソーラー部材4,
4,…は、その両端のプラス極(+)とマイナス極
(−)とをコネクタケーブル6,6,…を介して連結し
てゆく〔図7(B)参照〕。また、屋根(又は壁等)と
した外囲体の横方向端部に配列したソーラー横葺建築用
板Aの端部でのソーラー部材4,4のコネクタケーブル
6,6による連結配線は、水上,水下方向に隣接するソ
ーラー部材4,4同士の連結配線となる。
4,…は、その両端のプラス極(+)とマイナス極
(−)とをコネクタケーブル6,6,…を介して連結し
てゆく〔図7(B)参照〕。また、屋根(又は壁等)と
した外囲体の横方向端部に配列したソーラー横葺建築用
板Aの端部でのソーラー部材4,4のコネクタケーブル
6,6による連結配線は、水上,水下方向に隣接するソ
ーラー部材4,4同士の連結配線となる。
【0014】次に、ソーラー建築用板を野地板15に固
定するための吊子Bについて説明すると、まず野地板1
5上に固定する固定板部8と,該固定板部8の一端より
略垂直状に形成した立上り部9と,該立上り部9の上端
より前記ソーラー建築用板の水上側端部と水下側端部と
を係止する係止部10と,前記立上り部の幅方向両側に
前記ソーラー建築用板の水上側端部と野地板15表面と
を離間させる支持部11とから構成されている(図1乃
至図3等参照)。
定するための吊子Bについて説明すると、まず野地板1
5上に固定する固定板部8と,該固定板部8の一端より
略垂直状に形成した立上り部9と,該立上り部9の上端
より前記ソーラー建築用板の水上側端部と水下側端部と
を係止する係止部10と,前記立上り部の幅方向両側に
前記ソーラー建築用板の水上側端部と野地板15表面と
を離間させる支持部11とから構成されている(図1乃
至図3等参照)。
【0015】その固定板部8は、長方形又は正方形等の
方形状で且つ平坦状に形成したもので、その略中央箇所
には釘等の固着具16用の貫通孔8aが形成される。或
いは、該貫通孔8aは、釘等の固着具16を打ち込むこ
とにより形成されるものとするならば予め設ける必要は
ない。
方形状で且つ平坦状に形成したもので、その略中央箇所
には釘等の固着具16用の貫通孔8aが形成される。或
いは、該貫通孔8aは、釘等の固着具16を打ち込むこ
とにより形成されるものとするならば予め設ける必要は
ない。
【0016】立上り部9は、前記固定板部8の一辺より
垂直状に形成され、立上り部9の上端より、係止部10
が前記固定板部8の外方側に向かって形成されている。
その係止部10は、突出係止片10aと,折返し係止片
10bとからなる。その突出係止片10aは、前記固定
板部8の外方に向かって下向き傾斜状に形成されてい
る。〔図3(B)参照〕そして、該突出係止片10aの
幅方向両側箇所より二つの折返し係止片10b,10b
が形成されている〔図3(A)参照〕。
垂直状に形成され、立上り部9の上端より、係止部10
が前記固定板部8の外方側に向かって形成されている。
その係止部10は、突出係止片10aと,折返し係止片
10bとからなる。その突出係止片10aは、前記固定
板部8の外方に向かって下向き傾斜状に形成されてい
る。〔図3(B)参照〕そして、該突出係止片10aの
幅方向両側箇所より二つの折返し係止片10b,10b
が形成されている〔図3(A)参照〕。
【0017】また、支持部11は、立上り部9の幅方向
両側箇所から形成されており、主に水平状片11a,1
1aより構成されている〔図3(A)参照〕。該水平状
片11a,11aは、前記固定板部8より高い位置で、
且つ前記係止部10より低い位置に形成されている〔図
3(B)参照〕。具体的には、水平状片11a,11a
は、前記立上り部9の幅方向の両端箇所から屈曲形成さ
れたものである〔図3(A)参照〕。
両側箇所から形成されており、主に水平状片11a,1
1aより構成されている〔図3(A)参照〕。該水平状
片11a,11aは、前記固定板部8より高い位置で、
且つ前記係止部10より低い位置に形成されている〔図
3(B)参照〕。具体的には、水平状片11a,11a
は、前記立上り部9の幅方向の両端箇所から屈曲形成さ
れたものである〔図3(A)参照〕。
【0018】そして、その水平状片11a,11aと前
記係止部10との間に水上,水下方向に隣接するソーラ
ー横葺建築用板A,Aの水下側係止部2と水上側係止部
3との係止連結箇所を納め、且つ該係止連結箇所を固定
板部8より高い位置に支持することができる構造となっ
ている(図1,図2等参照)。
記係止部10との間に水上,水下方向に隣接するソーラ
ー横葺建築用板A,Aの水下側係止部2と水上側係止部
3との係止連結箇所を納め、且つ該係止連結箇所を固定
板部8より高い位置に支持することができる構造となっ
ている(図1,図2等参照)。
【0019】その水平状片11a,11aの前端縁より
略垂下状の脚片11b,11bが形成されている。該脚
片11b,11bの下端部は、固定板部8と略同一面上
に一致しており、水平状片11a,11aを補強する役
目をなしている〔図3(A),(B)参照〕。また、水
平状片11a,11aの外端縁が、下方に略円弧状に屈
曲形成されるのみとしたものも存在する〔図6(A)参
照〕。
略垂下状の脚片11b,11bが形成されている。該脚
片11b,11bの下端部は、固定板部8と略同一面上
に一致しており、水平状片11a,11aを補強する役
目をなしている〔図3(A),(B)参照〕。また、水
平状片11a,11aの外端縁が、下方に略円弧状に屈
曲形成されるのみとしたものも存在する〔図6(A)参
照〕。
【0020】さらに、吊子Bでは、固定板部8におい
て、立上り部9の形成側と反対側の端辺より補強立上り
部12が形成されることもある〔図6(A)参照〕。該
補強立上り部12は、ソーラー横葺建築用板Aの裏面側
より支持し、吊子B,即ち係止連結箇所付近を補強する
ものである〔図6(B)参照〕。
て、立上り部9の形成側と反対側の端辺より補強立上り
部12が形成されることもある〔図6(A)参照〕。該
補強立上り部12は、ソーラー横葺建築用板Aの裏面側
より支持し、吊子B,即ち係止連結箇所付近を補強する
ものである〔図6(B)参照〕。
【0021】その吊子Bの立上り部9には、螺子部材1
3が装着された実施形態が存在する〔図4(A)参
照〕。該実施形態では、立上り部9の係止部10形成側
寄りの位置に内螺子部9aが形成され、該内螺子部9a
に前記螺子部材13の螺子軸部13aが螺合されてい
る。該螺子部材13は、ボルト,ビス等とし、個数とし
ては一乃至二個の装着が好適である。
3が装着された実施形態が存在する〔図4(A)参
照〕。該実施形態では、立上り部9の係止部10形成側
寄りの位置に内螺子部9aが形成され、該内螺子部9a
に前記螺子部材13の螺子軸部13aが螺合されてい
る。該螺子部材13は、ボルト,ビス等とし、個数とし
ては一乃至二個の装着が好適である。
【0022】該螺子部材13は、立上り部9に対して水
平方向に往復移動することができ、螺子軸部13a先端
が係止部10に係止した水上側係止部3を押圧し、該水
上側係止部3を係止部10の折返し係止片10bに強く
当接させ、且つ水下側係止部2との係止を強固に、その
係止連結箇所におけるガタの発生を防止する〔図4
(B)参照〕。
平方向に往復移動することができ、螺子軸部13a先端
が係止部10に係止した水上側係止部3を押圧し、該水
上側係止部3を係止部10の折返し係止片10bに強く
当接させ、且つ水下側係止部2との係止を強固に、その
係止連結箇所におけるガタの発生を防止する〔図4
(B)参照〕。
【0023】さらにその螺子軸部13aの先端が水上側
係止部3のフッ素樹脂フィルム等のコーティングを突き
破り、ソーラー横葺建築用板Aの金属表面と螺子部材1
3とが直接接触して、後述する帯板状電導体14ととも
に、アースとしての役目を果たすことができる〔図4
(B)参照〕。
係止部3のフッ素樹脂フィルム等のコーティングを突き
破り、ソーラー横葺建築用板Aの金属表面と螺子部材1
3とが直接接触して、後述する帯板状電導体14ととも
に、アースとしての役目を果たすことができる〔図4
(B)参照〕。
【0024】その吊子Bは、野地板15上に所定の位置
に配置固着され、ソーラー横葺建築用板Aを野地板15
上に屋根(又は壁)とした外囲体を施工する。その野地
板15と吊子Bの間に帯板状電導体14が配置されるこ
とがある。該帯板状電導体14は、アースの役目をなす
もので、具体的には帯状の鋼材が使用される。
に配置固着され、ソーラー横葺建築用板Aを野地板15
上に屋根(又は壁)とした外囲体を施工する。その野地
板15と吊子Bの間に帯板状電導体14が配置されるこ
とがある。該帯板状電導体14は、アースの役目をなす
もので、具体的には帯状の鋼材が使用される。
【0025】そして、野地板15の水上側と水下側とを
結ぶ直線上に沿って一列状に配置固定された吊子B,
B,…のそれぞれの固定板部8と野地板15の表面との
間に挟まれるようにして、固定板部8とともに野地板1
5上に固定される〔図4(B),図5及び図7参照〕。
結ぶ直線上に沿って一列状に配置固定された吊子B,
B,…のそれぞれの固定板部8と野地板15の表面との
間に挟まれるようにして、固定板部8とともに野地板1
5上に固定される〔図4(B),図5及び図7参照〕。
【0026】
【作用】まず、野地板15上にソーラー横葺建築用板A
を配置し、その水上側係止部3を吊子Bの係止部10に
て支持し、その水上側係止部3に上方に隣接するソーラ
ー横葺建築用板Aの水下側係止部2を係止し、この作業
を繰り返して、ソーラー横葺建築用板A,A,…による
屋根(壁等)とした外囲体を施工する。また、ソーラー
横葺建築用板A,A,…の横方向における施工では、図
示しないジョイント部材等を使用して横方向に隣接する
ソーラー横葺建築用板A,Aの接続を行なう。
を配置し、その水上側係止部3を吊子Bの係止部10に
て支持し、その水上側係止部3に上方に隣接するソーラ
ー横葺建築用板Aの水下側係止部2を係止し、この作業
を繰り返して、ソーラー横葺建築用板A,A,…による
屋根(壁等)とした外囲体を施工する。また、ソーラー
横葺建築用板A,A,…の横方向における施工では、図
示しないジョイント部材等を使用して横方向に隣接する
ソーラー横葺建築用板A,Aの接続を行なう。
【0027】また、外囲体を構成するソーラー横葺建築
用板A,A,…において、装着したソーラー部材4,
4,…は、その横方向では、コネクタケーブル6,6,
…を介して、直列配線を行なう〔図7(B)参照〕。さ
らに、外囲体の横方向の端部箇所では、水上,水下方向
に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aに装着されたソ
ーラー部材4,4同士がコネクタケーブル6,6にて連
結される〔図7(B)参照〕。
用板A,A,…において、装着したソーラー部材4,
4,…は、その横方向では、コネクタケーブル6,6,
…を介して、直列配線を行なう〔図7(B)参照〕。さ
らに、外囲体の横方向の端部箇所では、水上,水下方向
に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aに装着されたソ
ーラー部材4,4同士がコネクタケーブル6,6にて連
結される〔図7(B)参照〕。
【0028】このときに、水上,水下方向に隣接するソ
ーラー横葺建築用板A,Aの水下側係止部2と水上側係
止部3との係止連結箇所は吊子Bの支持部11により、
野地板15表面から離間された状態であり、その係止連
結箇所と野地板15との表面にコネクタケーブル6が通
過することができるスペースが形成される(図1,図2
等参照〕。
ーラー横葺建築用板A,Aの水下側係止部2と水上側係
止部3との係止連結箇所は吊子Bの支持部11により、
野地板15表面から離間された状態であり、その係止連
結箇所と野地板15との表面にコネクタケーブル6が通
過することができるスペースが形成される(図1,図2
等参照〕。
【0029】そこで、野地板15には、図8(A)乃至
(C)に示すように、コネクタケーブル6,6,…の収
納用の溝dを設ける等の加工を一切することなく、水
上,水下方向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの
コネクタケーブル6,6同士の連結が簡単に行なわれ
る。また、図7の実施例では、外囲体を構成するソーラ
ー横葺建築用板A,A,…群を二つのブロックに分けて
発電する構成となっているが、これを一つとしてもよい
し、或いは三つのブロックにしても構わないものであ
る。
(C)に示すように、コネクタケーブル6,6,…の収
納用の溝dを設ける等の加工を一切することなく、水
上,水下方向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの
コネクタケーブル6,6同士の連結が簡単に行なわれ
る。また、図7の実施例では、外囲体を構成するソーラ
ー横葺建築用板A,A,…群を二つのブロックに分けて
発電する構成となっているが、これを一つとしてもよい
し、或いは三つのブロックにしても構わないものであ
る。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、表面にソーラー部材
4を装着した主板1の水下側端部に水下側係止部2を,
水上側端部に水上側係止部3をそれぞれ形成し,前記主
板1の裏面側にジャンクションボックス5,5及びコネ
クタケーブル6,6を備えたソーラー横葺建築用板A
と、平坦状なる野地板15と、該野地板15上に固定す
る固定板部8と,該固定板部8の一端より略垂直状に形
成した立上り部9と,該立上り部9の上端より水上,水
下方向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの水下側
係止部2と水上側係止部3との係止連結箇所を支持固定
する係止部10と,該係止連結箇所と野地板15より離
間させる支持部11とを形成した吊子Bとからなり、野
地板15上にて水上,水下方向に隣接するソーラー横葺
建築用板A,Aの係止連結箇所を吊子Bにて支持してな
るソーラー横葺外囲体としたことにより、ソーラー横葺
建築用板Aにて施工する屋根(又は壁)等の外囲体での
ソーラー部材4同士の連結配線作業を簡単に行うことが
できる。
4を装着した主板1の水下側端部に水下側係止部2を,
水上側端部に水上側係止部3をそれぞれ形成し,前記主
板1の裏面側にジャンクションボックス5,5及びコネ
クタケーブル6,6を備えたソーラー横葺建築用板A
と、平坦状なる野地板15と、該野地板15上に固定す
る固定板部8と,該固定板部8の一端より略垂直状に形
成した立上り部9と,該立上り部9の上端より水上,水
下方向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの水下側
係止部2と水上側係止部3との係止連結箇所を支持固定
する係止部10と,該係止連結箇所と野地板15より離
間させる支持部11とを形成した吊子Bとからなり、野
地板15上にて水上,水下方向に隣接するソーラー横葺
建築用板A,Aの係止連結箇所を吊子Bにて支持してな
るソーラー横葺外囲体としたことにより、ソーラー横葺
建築用板Aにて施工する屋根(又は壁)等の外囲体での
ソーラー部材4同士の連結配線作業を簡単に行うことが
できる。
【0031】上記効果を詳述すると、野地板15上にソ
ーラー横葺建築用板Aを固定支持するための吊子Bに
は、水上,水下方向に隣接するソーラー横葺建築用板
A,Aの水下側係止部2と水上側係止部3との係止連結
箇所を支持固定するための係止部10とともに、その係
止連結箇所を野地板15の表面から離間させるための支
持部11が形成されている。そのために、水上,水下方
向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの係止連結箇
所と野地板15との間には適正なるスペースが生じるこ
ととなり、このスペースを利用して、コネクタケーブル
6を容易に通過させることができる。
ーラー横葺建築用板Aを固定支持するための吊子Bに
は、水上,水下方向に隣接するソーラー横葺建築用板
A,Aの水下側係止部2と水上側係止部3との係止連結
箇所を支持固定するための係止部10とともに、その係
止連結箇所を野地板15の表面から離間させるための支
持部11が形成されている。そのために、水上,水下方
向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの係止連結箇
所と野地板15との間には適正なるスペースが生じるこ
ととなり、このスペースを利用して、コネクタケーブル
6を容易に通過させることができる。
【0032】従って、水上,水下方向に隣接するソーラ
ー横葺建築用板A,Aのコネクタケーブル6,6,…同
士の連結配線において、野地板15側には、あらかじめ
コネクタケーブル6を収納させるための溝等を形成する
必要がなく、コネクタケーブル6,6,…の配線作業を
容易に行なうことができる。
ー横葺建築用板A,Aのコネクタケーブル6,6,…同
士の連結配線において、野地板15側には、あらかじめ
コネクタケーブル6を収納させるための溝等を形成する
必要がなく、コネクタケーブル6,6,…の配線作業を
容易に行なうことができる。
【0033】また、コネクタケーブル6は、水上,水下
方向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの係止連結
箇所に干渉されることなく、配線状態は自由に設定する
ことができ、いずれにおいても良好な配線状態とするこ
とができる。また、水上,水下方向に隣接するソーラー
横葺建築用板A,Aの係止連結箇所を野地板15から離
間させるためには、吊子Bに形成した支持部11上に係
止連結箇所を載置するのみであり、施工作業も極めて簡
単である。
方向に隣接するソーラー横葺建築用板A,Aの係止連結
箇所に干渉されることなく、配線状態は自由に設定する
ことができ、いずれにおいても良好な配線状態とするこ
とができる。また、水上,水下方向に隣接するソーラー
横葺建築用板A,Aの係止連結箇所を野地板15から離
間させるためには、吊子Bに形成した支持部11上に係
止連結箇所を載置するのみであり、施工作業も極めて簡
単である。
【0034】次に、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記吊子Bは、立上り部9の係止部10形成付近に
内螺子部を形成し、該内螺子部に螺子部材13を螺合し
てなるソーラー横葺外囲体としたことにより、その係止
状態に多少のガタが生じていたとしも、螺子部材13の
締付け調整により、係止部10にて係止する水下側係止
部2と水上側係止部3とを確実に固定することができ
る。
て、前記吊子Bは、立上り部9の係止部10形成付近に
内螺子部を形成し、該内螺子部に螺子部材13を螺合し
てなるソーラー横葺外囲体としたことにより、その係止
状態に多少のガタが生じていたとしも、螺子部材13の
締付け調整により、係止部10にて係止する水下側係止
部2と水上側係止部3とを確実に固定することができ
る。
【0035】次に、請求項3の発明は、請求項1におい
て、前記野地板15上にて水上,水下方向に略直線上に
配列されたそれぞれの吊子B,B,…と野地板15との
間には帯板状電導体14を配置してなるソーラー横葺外
囲体としたことにより、水上,水下方向に沿って一列状
に配置された各吊子B,B,…と帯板状電導体14とが
電導可能となり、アースとしての役目をなし、その帯板
状電導体14を接地することで、各吊子Bからアースが
効率的に行なわれるものである。また、一本の帯板状電
導体14上に複数の吊子B,B,…が一列状となって、
接触しているのでアース構成を省スペースにまとめるこ
とができるものである。
て、前記野地板15上にて水上,水下方向に略直線上に
配列されたそれぞれの吊子B,B,…と野地板15との
間には帯板状電導体14を配置してなるソーラー横葺外
囲体としたことにより、水上,水下方向に沿って一列状
に配置された各吊子B,B,…と帯板状電導体14とが
電導可能となり、アースとしての役目をなし、その帯板
状電導体14を接地することで、各吊子Bからアースが
効率的に行なわれるものである。また、一本の帯板状電
導体14上に複数の吊子B,B,…が一列状となって、
接触しているのでアース構成を省スペースにまとめるこ
とができるものである。
【図1】(A)は外囲体における要部縦断側面図 (B)は水上,水下方向に隣接するソーラー横葺建築用
板同士の係止連結箇所を吊子にて野地板上に支持した拡
大縦断側面図
板同士の係止連結箇所を吊子にて野地板上に支持した拡
大縦断側面図
【図2】水上,水下方向に隣接するソーラー横葺建築用
板同士の係止連結箇所を示す斜視図
板同士の係止連結箇所を示す斜視図
【図3】(A)は吊子の斜視図 (B)は吊子の一部断面にした側面図
【図4】(A)は別の実施形態の吊子の斜視図 (B)は(A)の吊子を使用して水上,水下方向に隣接
するソーラー横葺建築用板同士の係止連結箇所を野地板
上に支持した拡大縦断側面図
するソーラー横葺建築用板同士の係止連結箇所を野地板
上に支持した拡大縦断側面図
【図5】吊子と野地板との間に帯板状電導体を使用した
実施形態の斜視図
実施形態の斜視図
【図6】(A)はさらに別の実施形態の吊子の斜視図 (B)は(A)の吊子を使用して水上,水下方向に隣接
するソーラー横葺建築用板同士の係止連結箇所を野地板
上に支持した拡大縦断側面図
するソーラー横葺建築用板同士の係止連結箇所を野地板
上に支持した拡大縦断側面図
【図7】(A)はソーラー横葺建築用板の斜視図 (B)はソーラー横葺建築用板にて施工した屋根のソー
ラー部材同士の直列配線した状態を示す略示図
ラー部材同士の直列配線した状態を示す略示図
【図8】(A)は従来工法による配線の収納構造を示す
要部斜視図 (B)は(A)の配線収納溝を有する野地板の縦断正面
図 (C)は別のタイプの従来工法による配線収納溝を有す
る野地板の縦断正面図
要部斜視図 (B)は(A)の配線収納溝を有する野地板の縦断正面
図 (C)は別のタイプの従来工法による配線収納溝を有す
る野地板の縦断正面図
A…ソーラー横葺建築用板 1…主板 2…水下側係止部 3…水上側係止部 4…ソーラー部材 5…ジャンクションボックス 6…コネクタケーブル B…吊子 8…固定板部 9…立上り部 10…係止部 11…支持部 13…螺子部材 14…帯板状電導体 15…野地板
Claims (3)
- 【請求項1】 表面にソーラー部材を装着した主板の水
下側端部に水下側係止部を,水上側端部に水上側係止部
をそれぞれ形成し,前記主板の裏面側にジャンクション
ボックス及びコネクタケーブルを備えたソーラー横葺建
築用板と、平坦状なる野地板と、該野地板上に固定する
固定板部と,該固定板部の一端より略垂直状に形成した
立上り部と,該立上り部の上端より水上,水下方向に隣
接するソーラー横葺建築用板の水下側係止部と水上側係
止部との係止連結箇所を支持固定する係止部と,該係止
連結箇所を野地板より離間させる支持部とを形成した吊
子とからなり、前記野地板上にて水上,水下方向に隣接
するソーラー横葺建築用板の係止連結箇所を吊子にて支
持してなることを特徴としたソーラー横葺外囲体。 - 【請求項2】 請求項1において、前記吊子は、立上り
部の係止部形成付近に内螺子部を形成し、該内螺子部に
螺子部材を螺合してなることを特徴とするソーラー横葺
外囲体。 - 【請求項3】 請求項1において、前記野地板上にて水
上,水下方向に略直線上に配列されたそれぞれの吊子と
野地板との間には帯板状電導体を配置してなることを特
徴とするソーラー横葺外囲体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9350406A JPH11181977A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ソーラー横葺外囲体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9350406A JPH11181977A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ソーラー横葺外囲体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11181977A true JPH11181977A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18410288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9350406A Pending JPH11181977A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | ソーラー横葺外囲体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11181977A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002026360A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール |
CN111910841A (zh) * | 2020-08-06 | 2020-11-10 | 广州协安建设工程有限公司 | 一种抗超强台风金属屋面钢索支座施工方法 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP9350406A patent/JPH11181977A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002026360A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 太陽電池モジュール |
CN111910841A (zh) * | 2020-08-06 | 2020-11-10 | 广州协安建设工程有限公司 | 一种抗超强台风金属屋面钢索支座施工方法 |
CN111910841B (zh) * | 2020-08-06 | 2021-07-13 | 广州协安建设工程有限公司 | 一种抗超强台风金属屋面钢索支座施工方法 |
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