JPH11181703A - リニアシャトル用の軌道伸縮継手装置 - Google Patents
リニアシャトル用の軌道伸縮継手装置Info
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- JPH11181703A JPH11181703A JP33922997A JP33922997A JPH11181703A JP H11181703 A JPH11181703 A JP H11181703A JP 33922997 A JP33922997 A JP 33922997A JP 33922997 A JP33922997 A JP 33922997A JP H11181703 A JPH11181703 A JP H11181703A
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Abstract
とを同一平面上にすること。 【解決手段】 一の軌道部材7と、これに隣接する他の
軌道部材8との隙間9を覆う継手板材10の一端を一の
軌道部材7に固定するとともに、この継手板材10の他
端を他の軌道部材8の内部室13に引張りスプリング1
6を介して固定し、一の軌道部材7、継手板材10およ
び他の軌道部材8とが同一平面にあるようにした。
Description
継手板材によって接合してなるリニアシャトルの軌道伸
縮継手装置に関する。
港内,ビジネスパーク,ショッピングセンター,リゾー
ト施設等においては、低騒音,低振動であって、安全性
を備えた短距離用の交通機関が求められている。このよ
うな要望に応えたものとして、リニアモータ式エレベー
タを水平方向に応用したシステムとしてリニアシャトル
がある。
せるための車輪が設けられていずに、代わりに車両を軌
道から浮上させるためのエアパッドが設けられている。
エアパッドから軌道に空気を噴出すると、車両は浮上し
て軌道との間に薄い空気膜が形成され、この車両は水平
方向に滑らかに走行可能となる。
て走行させることとしている。すなわち、車台の底面に
リニアモータの一次側を設け、軌道にはリニアモータの
二次側を設けている。
軌道部材からなり、これらの軌道部材を接続している。
軌道部材は温度変化によって膨張したり収縮したりする
ために、図4に示すように隣接する軌道部材101,1
02間には20〜30mmの隙間103が設けられてい
る。この隙間103を覆うために、軌道部材101,1
02間に継手部材104が橋のように架設されている。
うな従来のリニアシャトルの軌道にあっては、図5に示
すように、継手部材104の上面と軌道部材102の上
面とが同一平面上にないために、エアパッド105と軌
道部材102,継手部材104との間に大きな空間10
6ができてまっており、車両が継手部材104の上を通
過する際には、エアパッドから噴出する空気は前記大き
な空間106から多量に漏れてしまうこととなり、走行
性能が低下したり、振動や騒音が発生するという問題点
があった。
覆う継手部材とを同一平面上にすることを目的とする。
るために、本発明にあっては、一の軌道部材と、これに
隣接する他の軌道部材との隙間を覆う継手板材の一端を
一の軌道部材に固定するとともに、この継手板材の他端
を他の軌道部材の内部に引張り部材を介して固定し、一
の軌道部材、継手板材および他の軌道部材とが同一平面
にあるようにした構成としている。
明する。図1ないし図3は本発明に係るリニアシャトル
用の軌道伸縮継手装置の一実施例を示す図である。
車両であり、このリニアシャトルの車両1は軽合金製の
車台2にガラス繊維強化プラスチック(FRP)製の車
体3を設けたものである。このため車両1は従来の交通
機関に用いられている車両に比べて非常に軽くなってい
る。そこで、車台2に設けられた空気パッド4から軌道
5へ向けて空気が噴出されると、軽い車両1は軌道5か
ら浮上させられる。
側(図示せず)が設けられ、軌道5にはリニアモータの
二次側6が設けられている。車両1が軌道5から浮上し
て、この車両1と軌道5との間に薄い空気膜が形成され
たときに、前記リニアモータが駆動されると、車両1は
水平方向に滑らかに走行する。
リート製の軌道部材7,8を接続しており、隣接する軌
道部材7,8間には20〜30mmの隙間9が設けられ
ている。なお、リニアモータの二次側6は軌道部材7,
8の中央に設けられている。
に、軌道部材7,8間に継手板材10が設けられてい
る。一方の軌道部材7の端には、鋼製の端部材11が設
けられている。他方の軌道部材8の端には、端部材12
が設けられており、この端部材12は全体が略箱形状を
した鋼製の内部室13と、この内部室13の上面側に位
置するステンレス製の表面板14とからなっている。
けられ、また、表面板14には開口部13aの位置にス
リット15が形成され、この表面板14はスリット15
によって第1プレート14aと第2プレート14bとに
分離されていることになる。また、スリット15は一方
の端部材11側を向いて斜めに形成されている。第1プ
レート14aと第2プレート14bとの間には段差があ
り、またこの第1プレート14aおよび第2プレート1
4bはビスによって内部室13上面に固定されている。
ってステンレス製の継手板材10の一端がビスによって
固定されており、この継手板10中央部は隙間9の上に
位置している。継手板材10の他端側は他端側の端部材
12の第1プレート14a(第2プレート14bより低
い)の上に位置し、さらにスリット15を通って内部室
13内へと位置している。
6の引っ張り力によって、内部室13内へと引き込まれ
ている。このため、一方の軌道部材7の上面,継手板材
10の上面、他方の軌道部材8(第2プレート14bを
も含む)の上面は同一面上にあることになる。したがっ
て、エアパッド4が前記上面の上に位置しても、この上
面とエアパッド4との間に大きな隙間が生じるようなこ
とはなく、ひいてはエアパッド4から噴出する空気があ
る箇所から多量に漏れるということもない。
継手板材の一端を一の軌道部材に固定するとともに、こ
の継手板材の他端を他の軌道部材の内部に引っ張り部材
を介して固定し、一の軌道部材,継手板材および他の軌
道部材とを同一平面にあるようにしたので、エアパッド
が継手板材の上に位置しても、エアパッドと継手板材お
よび軌道部材との間に大きな隙間が生じるようなことは
ない。その結果、エアパッドから噴出する空気がある箇
所から多量に漏れるということもなく、ひいては走行性
能が向上し、振動や騒音を低減させることができる。
装置の一実施例を示す斜視図。
図。
材、14a,14b…表面板、15…スリット、16…
引張りスプリング。
Claims (2)
- 【請求項1】 一の軌道部材と、これに隣接する他の軌
道部材との隙間を覆う継手板材の一端を一の軌道部材に
固定するとともに、この継手板材の他端を他の軌道部材
の内部に引張り部材を介して固定し、一の軌道部材、継
手板材および他の軌道部材とが同一平面にあるようにし
たことを特徴とするリニアシャトル用の軌道伸縮継手装
置。 - 【請求項2】 前記他の軌道部材にスリットおよびこの
スリットと通じる内部室を形成し、このスリットを通し
て前記継手板材の他端を前記内部室に引張り部材によっ
て引っ張るようにしたことを特徴とする請求項1記載の
リニアシャトル用の軌道伸縮継手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33922997A JP3909134B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | リニアシャトル用の軌道伸縮継手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33922997A JP3909134B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | リニアシャトル用の軌道伸縮継手装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11181703A true JPH11181703A (ja) | 1999-07-06 |
JP3909134B2 JP3909134B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=18325484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33922997A Expired - Fee Related JP3909134B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | リニアシャトル用の軌道伸縮継手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3909134B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108660874A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-10-16 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 一种连续导磁的磁浮轨道接头 |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP33922997A patent/JP3909134B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108660874A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-10-16 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 一种连续导磁的磁浮轨道接头 |
CN108660874B (zh) * | 2018-06-22 | 2023-07-18 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 一种连续导磁的磁浮轨道接头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3909134B2 (ja) | 2007-04-25 |
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