JPH11181246A - 含フッ素エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた液体噴射記録ヘッド - Google Patents

含フッ素エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた液体噴射記録ヘッド

Info

Publication number
JPH11181246A
JPH11181246A JP35826497A JP35826497A JPH11181246A JP H11181246 A JPH11181246 A JP H11181246A JP 35826497 A JP35826497 A JP 35826497A JP 35826497 A JP35826497 A JP 35826497A JP H11181246 A JPH11181246 A JP H11181246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
resin composition
flow path
liquid
epoxy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35826497A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Imamura
功 今村
Akihiko Shimomura
明彦 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP35826497A priority Critical patent/JPH11181246A/ja
Publication of JPH11181246A publication Critical patent/JPH11181246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐薬品性、耐水性、耐候性に優れ、かつ適用
に当って作業条件に制約がない含フッ素エポキシ樹脂組
成物、およびそれをインク流路形成材料として用いた耐
インク性の良好で信頼性の高い液体噴射記録ヘッドを提
供する。 【解決手段】 (a)1分子中に2つ以上のエポキシ基
を有する多官能エポキシ樹脂、(b)パーフロロ基を含
有する1分子中に2つ以上の水酸基を有する多官能アル
コール、(c)シランカップリグ剤および(d)重合開
始触媒または硬化剤からなるエポキシ樹脂組成物、なら
びにこのエポキシ樹脂組成物をインク流路形成材料とし
て用いた液体噴射記録ヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は含フッ素エポキシ樹
脂組成物、および液体噴射記録方式に用いる記録小滴を
発生するための、このエポキシ樹脂組成物をインク流路
形成材料として用いた液体噴射記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フルオロオレフィン又はパーフ
ルオロ基を含有するフッ素系塗料は、熱的にも化学的に
も極めて安定であり、耐候性、耐水性、耐薬品性、耐溶
剤性、あるいは離型性、耐摩擦性、撥水性が優れてい
る。
【0003】液体噴射記録方式(インクジェット記録方
式)に適用される液体噴射記録ヘッド(インクジェット
ヘッド)は、一般に微細な記録液吐出口(以下、オリフ
ィスと呼ぶ)、液流路及び該液流路の一部に設けられる
液体吐出エネルギー発生部とを備えている。従来、この
ような液体噴射記録ヘッドを作成する方法として次の様
な方法が知られている。
【0004】すなわち、インクジェットヘッドの液流路
形成工程を示す断面図である図1を参照してこの方法を
説明すると、まず、被処理基版1上に感光性樹脂層(ポ
ジ型フォトレジスト)2を形成し(図1(a))、これ
をマスク3を介して露光し(図1(b))、現像処理を
施してポジ型フォトレジスト層2をパターニングし、被
処理基版上に固体層(レジストパターン)4を形成する
(図1(c))。次に、レジストパターン4の上に、硬
化型の液流路形成用材料5を被覆し(図1(d))、こ
の液流路形成用材料を硬化させる(図1(e))。さら
に、レジストパターン4を、含ハロゲン炭化水素、ケト
ン、エステル、アルコール等の有機溶媒、あるいは水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ水溶液を用
いて溶解除去し、液流路6を形成する(図1(f))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
フッ素含有塗料を流路形成材料として用いた場合、この
材料の上記のような性質が災いして、有機溶媒に溶けに
くく、流路形成材料としては使用しにくい。例えば、現
在知られているフッ素系重合体の塗料は、粉体塗料が多
く僅かにPVdF(ポリビニリデンフルオライド)が高
温下に特定の溶媒に溶解する性質を利用して有機溶媒分
散型塗料として利用されているにすぎない。そしてこれ
らのものには高温での焼き付けが必要であるために、使
用場面が制限をうける。
【0006】その他にも、比較的低温で重合可能および
活性エネルギー線重合可能なパーフルオロ基含有樹脂含
有塗料などの場合にも、その性質のために基材との接着
性が悪い。そのために基材との間にプライマー処理やシ
ランカップリング処理、アッシング処理、ブラスト処理
などの接着性向上がはかられていた。又、これらのもの
は、弾性率が低く構造物には不適であった。
【0007】インクジェットヘッドの場合は、最近のプ
リンターに見られるように高い画質や印字物に対する耐
水性が求められている。それに伴いインクジェットヘッ
ドは高密度化し、インクは水難溶性染料を用いるために
極性溶媒を含む様になった。そのために、インク流路材
は、耐薬品性の向上が求められている。
【0008】したがって、本発明は耐薬品性、耐水性、
耐候性等に優れ、かつ適用に当って作業条件に制約がな
い含フッ素エポキシ樹脂組成物を提供することを目的と
する。
【0009】また、本発明は耐インク性が良好なインク
流路を有するインクジェットヘッドを提供することを他
の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
エポキシ樹脂組成物およびこれを用いたインクジェット
ヘッドにより達成される。
【0011】(1)(a)1分子中に2つ以上のエポキ
シ基を有する多官能エポキシ樹脂、(b)パーフルオロ
基を含有し、1分子中に2つ以上の水酸基を有する多官
能アルコール、(c)シランカップリグ剤および(d)
重合開始触媒または硬化剤からなるエポキシ樹脂組成
物、(2)上記(1)の該多官能アルコールが1,4−
ビス(2−ヒドロキシヘキサフルオロイソプロピル)ベ
ンゼン(以下、“1,4−HFAB”と略記する。)で
ある上記(1)に記載のエポキシ樹脂組成物、(3)上
記(1)の該多官能アルコールが1,3−ビス(2−ヒ
ドロキシヘキサフルオロイソプロピル)ベンゼン(以
下、“1,3−HFAB”と略記する。)である上記
(1)に記載のエポキシ樹脂組成物、(4)上記(1)
の該多官能アルコールが2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ヘキサフルオロプロパン(以下、“ビス−A
F”と略記する。)である上記(1)に記載のエポキシ
樹脂組成物、ならびに(5)上記(1)ないし(4)の
いずれかに記載のエポキシ樹脂組成物をインク流路形成
材料として用いた液体噴射記録ヘッド。
【0012】本発明は、パーフルオロ基含有多官能アル
コールを用いることによって、耐薬品性、耐水性、耐候
性の諸性質、特にインクジェットヘッドの流路形成材料
として用いるのに適した優れた諸性質を具備した含フッ
素エポキシ樹脂組成物を提供することができ、また、こ
のエポキシ樹脂組成物をインク流路形成材料として用い
ることによって、耐インク性(特に極性溶媒を含有する
インクに対する耐インク性)のよいインク流路をもった
インクジェットヘッドを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明において、エポキシ樹脂組
成物を構成する成分(a)〜(d)の配合割合は、目的
に応じて広い範囲に変り得るが、好ましくは、多官能エ
ポキシ樹脂(a)100重量部に対して多官能アルコー
ル(b)5〜70重量部、シランカップリグ剤(c)1
〜10重量部、重合開始触媒または硬化剤(d)はエポ
イキシ基に対して適量である。多官能アルコール(b)
の量が上記範囲よりも少ない場合は、含フッ素エポキシ
樹脂の性質が表われず、上記範囲よりも多い場合は、反
応に関与できないOH基が多く出来るため、硬化物が軟
らかくなるなどの硬化不良を生じる。シランカップリン
グ剤(c)の量が上記範囲より少ない場合は、効果が表
われず、上記範囲よりも多い場合は、硬化物が軟らかく
なるなどの硬化不良を生じる。
【0014】本発明のエポキシ樹脂組成物を構成する成
分(a)である多官能エポキシ樹脂としては、当該技術
分野でよく知られたものが広く使用可能である。例え
ば、フェノール型としてはビスフェニロールA、ビスフ
ェノールF、テトラブロモビスフェノールA、テトラフ
ェニルエタン、フェノールノボラック、オルソクレソー
ルノボラック等およびアルコール型としてはポリプロピ
レングリコール、水添ビスフェノールA等のグリシジル
エーテル型、その他グリシジルエステル型、グリシジル
アミン型の多官能エポキシ樹脂を挙げることができる。
これらのエポキシ樹脂は市場で入手可能である。
【0015】本発明のエポキシ樹脂組成物を構成する成
分(b)であるパーフルオロ基を含有し、1分子中に2
つ以上の水酸基を有する多官能アルコールとしては、例
えばフルオロヘキサンジオール、3−(2−パーフルオ
ロヘキシル)エトキシ−1,2−ジヒドロキシプロパ
ン、N−n−プロピル−N−2,3−ジヒドロキシプロ
ピルパ−フルオロオクチルスルホンアミド、2,2−ビ
ス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフル
オロプロパンを挙げることができるが、特に1,4−H
FAB、1,3−HFABおよびビス−AFが好ましく
用いられる。
【0016】本発明のエポキシ樹脂を構成する成分
(c)であるシランカップリグ剤としては、当該技術分
野でよく知られたものが広く用いられる。例えば、次の
一般式で示されるものを挙げることができる。
【0017】
【化1】R1 3−Si−R2 (R1 はメトキシ、エトキシ等のアルコキシ基、塩素、
アセトキシル基、アルキルアミノ基等であり、R2 はビ
ニル、グリシドキシ、メタクリル、アミノ、メルカプト
基などをもった有機官能基である。) これらのシランカップリグ剤は市場で入手可能である。
【0018】本発明のエポキシ樹脂を構成する成分
(d)である重合開始触媒または硬化剤としては、当該
技術分野でよく知られているものが広く使用可能であ
る。例えば、ジエチレントリアミン、メタキシリレンジ
アミン、ジアミノジフェニルスルホン、ジシアンジアミ
ド、有機酸ジヒドラシド等のポリアミン、ポリアミド
(ダイマー酸変性)、ケチミン(ケトン変性)等の変性
ポリアミン、ドデセニル無水コハク酸、ヘキサヒドロ無
水フタル酸、無水トリメリット酸、テトラブロモ無水フ
タル酸等の脂肪族、脂環族、芳香族、ハロゲン系酸無水
物、ノボラック型フェノール樹脂、ポリサルファイド、
イソシアネートプリポリマー等のポリフェノール、ポリ
メルカプタンおよびイソシアネート、ベンジルアミン等
の3級アミン、2−メチルイミダゾール等のイミダゾー
ル、BF3 モノエチルアミン等のルイス酸、芳香族スル
ホニウム塩等のブレンステッド酸塩、フェノール樹脂、
尿素樹脂、メタミン樹脂を挙げることができる。その
他、ジアゾニウム塩、ジアリールヨードニウム塩、トリ
アリールスルホニウム塩等の光重合開始剤をも挙げるこ
とができる。
【0019】本発明は、成分(a)〜(d)の所要量を
混和機で充分に混和することにより製造することができ
る。
【0020】このようにして得られた本発明のエポキシ
樹脂は、インクジェットヘッドのインク流路形成材料と
してのみではなく、エポキシ樹脂の適用場面で耐薬品
性、耐候性、耐水性を要求される場面に広く適用可能で
ある。
【0021】次に本発明のエポキシ樹脂組成物をインク
流路形成材料として用いたインクジェットヘッドについ
て図1を参照して説明する。図1はインクジェットヘッ
ドの液流路形成工程を示す断面図であり、被処理基板1
にポジ型フォトレジスト層2を形成し(a)、これをマ
スク3を介して露光し(b)、現像処理を施してフォト
レジスト層2をパターニングし、被処理基板上に固体層
(レジストパターン)4を形成する。次に、レジストパ
ターン4の上に本発明のエポキシ樹脂組成物からなる液
流路形成材料5を被覆し、この材料を例えば25℃、2
4時間、100℃、2時間、型材除去後150℃、1時
間の条件で熱硬化するか、あるいは8J/cm2 露光
し、100℃、2時間、型除去後150℃、1時間キュ
アリングを行なって硬化させる(e)。さらに、レジス
トパターン4をハロゲン化炭化水素、ケトン、エステ
ル、アルコール等の有機溶剤、あるいは水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ水溶液を用いて溶解除
去し、液流路6を形成する。このようにして得られる液
流路は、下面を被処理基板、両側面および上面を本発明
のエポキシ樹脂組成物で構成されている。
【0022】本発明のインクジェットヘッドは、基本的
に上記の液流路、並びに吐出孔および電気熱変換体等を
組み合せてなるものであるが、この液流路を包含する限
り、その他のいかなる変更も可能である。
【0023】
【実施例】以下に実施例を示して本発明をより具体的に
説明する。
【0024】実施例1 下記の主剤および硬化剤を、下記の配合比で混和してエ
ポキシ樹脂組成物を得た。 主剤 重量部 エピコート828(油化シェルエポキシ(株)製) 75 1,4−HFAB 25 NUCシランカップリング剤A−187(日本ユニカー(株)製) 5 硬化剤 フジキュアーFXK830(変性脂肪族アミン) (富士化成工業(株)製) 主剤100に対して50(重量比)
【0025】実施例2 主剤および硬化剤を下記のものとした以外は実施例1と
同様に実施した。 主剤 重量部 エピコート828(油化シェルエポキシ(株)製) 75 ビス−AF 25 NUCシランカップリング剤A−187(日本ユニカー(株)製) 5 硬化剤 フジキュアーFXK830(変性脂肪族アミン) (富士化成工業(株)製) 主剤100に対して50(重量比)
【0026】実施例3 主剤および重合開始触媒を下記のとおりとした以外は実
施例1と同様に実施した。 主剤 重量部 エピコート828(油化シェルエポキシ(株)製) 75 1,4−HFAB 25 NUCシランカップリング剤A−187(日本ユニカー(株)製) 5 重合開始触媒 オプトマーSP−170(旭電化化学工業(株)製) 1.5
【0027】比較的1(従来例) 主剤および硬化剤を下記の配合比で混和してエポキシ樹
脂組成物を得た。 主剤 重量部 エピコート828(油化シェルエポキシ(株)製) 100 NUCシランカップリング剤A−187(日本ユニカー(株)製) 5 硬化剤 フジキュアーFXK830(変性脂肪族アミン) (富士化成工業(株)製) 主剤100に対して50(重量比)
【0028】比較例2(従来例) 主剤および硬化剤を下記のとおりに変更した以外は、比
較例1と同様に実施した。 主剤 重量部 エピコート828(油化シェルエポキシ(株)製) 75 エポライト3002(共栄社油脂(株)) 25 NUCシランカップリング剤A−187(日本ユニカー(株)製) 5 硬化剤 フジキュアーFXK830(変性脂肪族アミン) (富士化成工業(株)製) 主剤100に対して50(重量比)
【0029】比較例3(従来例) 主剤および重合開始剤を下記のとおりとした以外は、比
較例1と同様に実施した。 主剤 重量部 エピコート828(油化シェルエポキシ(株)製) 75 エポライト3002(共栄社油脂(株)) 25 NUCシランカップリング剤A−187(日本ユニカー(株)製) 5 重合開始触媒 オプトマーSP−170(旭電化化学工業(株)製) 1.5
【0030】実施例4 図1に示すように、ポジ型フォトレジスト PMER
AR−900(商品名、東京応化(株)製)を30um
になるようにスピンコートし、オーブン中で90℃、4
0分のプリベークを行なってレジスト層を形成した。次
に、ノズルパターンのマスクを介してパターン露光後、
現像、リンスを行なって40umピッチのノズルパター
ンを形成した。ノズルパターンの固体層が設けられた基
板上に、実施例1〜3のエポキシ樹脂組成物をそれぞれ
被覆して硬化を行なった。次いで、処理された各基板を
3wt%の水酸化ナトリウム溶液に浸漬し、レジストパ
ターンを除去することにより液流路を作成し、それを用
いてインクジェットヘッドを作成した。
【0031】なお、硬化条件は次のとおりである。
【0032】実施例1および2のエポキシ樹脂組成物を
用いた場合は、25℃24時間、100℃で2時間、型
材除去後150℃で1時間のキュアリングを行なった。
【0033】実施例3のエポキシ組成物の場合は、高圧
水銀ランプ光源を用いて8J/cm 2 露光し、100℃
で2時間、型剤除去後150℃で1時間キュアリングを
行なった。
【0034】このようにして作成されたインクジェット
ヘッドを、純水/グリセリン/ダイレクトブラック15
4(水溶性黒色染料)/N−メチルピロリドン=65/
30/5/3(重量部)から成るインクジェットインク
を用いて記録を行なったところ、長期にわたって印字の
乱れが見られなかった。
【0035】比較例4 比較例1〜3のエポキシ樹脂組成物を用いた以外は、実
施例4と同様に実施してインクジェットヘッドを作成し
た。
【0036】このようにして作成されたインクジェット
ヘッドを用いて実施例4と同様に長期の印字耐久試験を
行なったところ、インクによるノズル形成部材の膨潤の
ため応力が発生し基板とノズル形成材料の間ではがれが
観察され、そのためにインク滴が変曲してしまった。
【0037】
【発明の効果】本発明のエポキシ樹脂組成物は耐薬品
性、耐候性、耐水性に優れており、かつ適用に当って作
業条件の制約がない。
【0038】また、このエポキシ樹脂組成物を液流路形
成材料に用いることにより耐インク性が良いインク流路
を有し、従って信頼性の高いインクジェットヘッドを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットヘッドの液流路形成工
程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 被処理基版 2 ポジ型フォトレジスト 3 マスク 4 レジストパターン 5 液流路形成用材料 6 液流路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)1分子中に2つ以上のエポキシ基
    を有する多官能エポキシ樹脂、(b)パーフルオロ基を
    含有し、1分子中に2つ以上の水酸基を有する多官能ア
    ルコール、(c)シランカップリグ剤および(d)重合
    開始触媒または硬化剤からなるエポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 該多官能アルコールが1,4−ビス(2
    −ヒドロキシヘキサフルオロイソプロピル)ベンゼンで
    ある請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 該多官能アルコールが1,3−ビス(2
    −ヒドロキシヘキサフルオロイソプロピル)ベンゼンで
    ある請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 該多官能アルコールが2,2−ビス(4
    −ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンである
    請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のエ
    ポキシ樹脂組成物をインク流路形成材料として用いたこ
    とを特徴とする液体噴射記録ヘッド。
JP35826497A 1997-12-25 1997-12-25 含フッ素エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた液体噴射記録ヘッド Pending JPH11181246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35826497A JPH11181246A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 含フッ素エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた液体噴射記録ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35826497A JPH11181246A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 含フッ素エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた液体噴射記録ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11181246A true JPH11181246A (ja) 1999-07-06

Family

ID=18458393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35826497A Pending JPH11181246A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 含フッ素エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた液体噴射記録ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11181246A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073175A (ja) * 2007-05-25 2009-04-09 Canon Inc インクジェット記録ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009073175A (ja) * 2007-05-25 2009-04-09 Canon Inc インクジェット記録ヘッド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1783153B1 (en) Surface modification process making use of a fluorine-containing epoxy resin composition.
US7566758B2 (en) Epoxy resin composition
EP1333046B1 (en) Epoxy resin composition, surface treatment method, liquid-jet recording head and liquid-jet recording apparatus
US7687552B2 (en) Resin composition, resin cured product, and liquid discharge head
JP3368094B2 (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法
US6448346B1 (en) Fluorine-containing epoxy resin composition, and surface modification process, ink jet recording head and ink jet recording apparatus making use of the same
EP0942026B1 (en) iNK-JET RECORDING HEAD AND INK-JET RECORDING APPARTUS CONTAINING A FLUORINE -MODIFIED EPOXY RESIN COMPOSITION
US6869541B2 (en) Epoxy resin composition, surface treating method, ink-jet recording head, and ink-jet recording apparatus
WO1996041835A1 (fr) Composition de resine epoxyde a base de fluor tres soluble dans des solvants
JP4174124B2 (ja) 含フッ素エポキシ樹脂組成物を用いた表面改質方法、インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置
KR100564851B1 (ko) 에폭시 수지 조성물, 표면 처리 방법, 액체 분사 기록헤드 및 액체 분사 기록 장치
JPH11181246A (ja) 含フッ素エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた液体噴射記録ヘッド
JP4965986B2 (ja) エポキシ樹脂組成物、樹脂硬化物および液体吐出ヘッド。
JPH11335440A (ja) 含フッ素エポキシ樹脂組成物及びこれを用いた表面改質方法、インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置
JP2000026575A (ja) 含フッ素エポキシ樹脂組成物及びこれを用いた表面改質方法、インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置
JP7297442B2 (ja) 微細構造体の製造方法及び液体吐出ヘッドの製造方法
JP2003277472A (ja) エポキシ樹脂組成物
KR100880752B1 (ko) 잉크 제트 헤드 및 그의 제조 방법
JP2023066002A (ja) 感光性構造体および該感光性構造体の製造方法ならびにインクジェット用記録ヘッド
JP2007168107A (ja) 液体吐出ヘッド