JPH11179687A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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JPH11179687A
JPH11179687A JP34943597A JP34943597A JPH11179687A JP H11179687 A JPH11179687 A JP H11179687A JP 34943597 A JP34943597 A JP 34943597A JP 34943597 A JP34943597 A JP 34943597A JP H11179687 A JPH11179687 A JP H11179687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はロボットの作業データを自動的に修
正することを課題とする。 【解決手段】 工業用ロボット1は、マニピュレータ2
と、ロボットコントローラ17とからなる。マニピュレ
ータ2は、大略、基台3と、基台3上でA軸回りに旋回
する旋回ベース4と、旋回ベース4上で起立しB軸回り
に揺動する第1アーム5と、第1アーム5の上端から水
平方向に延在しC軸回りに揺動する第2アーム6と、第
2アーム6の先端に設けられた手首部7とからなる。手
首部7の先端には、作業具としての塗装ガン8が取り付
けられている。ロボットコントローラ17のRAMに
は、作業不良領域に指定された作業領域のティーチング
データを修正するデータ修正プログラムと、作業不良領
域に指定された作業領域のティーチングデータを所定時
間内にワーク表面に付着される塗料の塗布量を増減する
塗布量修正プログラムとが格納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボット制御装置に
係り、特に予め各教示ポイント毎に教示されるティーチ
ングデータに基づいてマニピュレータの動作を制御する
ロボット制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に工場等の自動化ラインに設置され
る工業用ロボットには、主にプレイバック形の多関節ロ
ボットが使用されている。この種の工業用ロボットは、
マニピュレータと、マニピュレータを動作制御するロボ
ット制御装置とからなる。また、マニピュレータは、大
略、基台と、基台上で旋回する旋回ベースと、旋回ベー
ス上に起立する第1アームと、第1アームの上端より水
平方向に延在する第2アームと、第2アームの先端に取
り付けられた手首部とを有する多関節型のロボットであ
る。
【0003】手首部の先端には、各ラインの作業内容に
応じて塗装ガン等の各種作業具が選択的に装着されてい
る。そして、旋回ベース、アーム及び手首部は、予め各
動作ポイント毎に教示されるティーチングデータに基づ
いて演算された各駆動モータへの制御量が出力されるこ
とにより駆動される。例えば塗装用ロボットに用いられ
るロボット制御装置では、PTP(Point toPoint) 制
御法により各教示ポイント毎に教示されたティーチング
データに基づいて手首部先端に装着された塗装ガンの各
教示ポイント間の動作速度及び塗装ガンのオン・オフを
切替え制御する。このような塗装用ロボットにおいて
は、塗装ガンがオンのときは塗装を行う作動領域であ
り、塗装ガンがオフのときは塗装を行わない非作動領域
である。
【0004】すなわち、マニピュレータのティーチング
作業を行う際、塗装ガンが作動領域に入るとき塗装ガン
をオンに設定し、塗装ガンが非作動領域に入るとき塗装
ガンをオフに設定する。そして、各教示ポイント毎に塗
装ガンのオン・オフ信号と共に塗装ガンの動作速度が設
定される。上記のようなティーチング作業が終了する
と、実際のワークへの塗装作業、すなわち試し塗りを行
ってティーチングされた塗装作業による作業結果をチェ
ックしていた。そして、ティーチングされた塗装作業の
作業結果が十分であるか否かを判定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のロボット制御装
置では、上記のようなティーチング作業が終了すると、
ティーチングされた塗装作業が正しく認識されているか
どうかを確認するため、実際のワークに対して試し塗り
を行って塗装作業による作業結果をチェックしていた
が、1箇所で作業不良(塗装むら)が発見された場合に
は、その近傍の複数の教示ポイントを修正しなければな
らない。
【0006】そのため、塗装が十分でない作業不良領域
が生じた場合、塗装用ロボットの塗装ガンをその付近の
教示ポイントまで移動させて修正を行うため、多くの修
正作業を行う必要がある。さらに、作業不良領域が複数
ある場合、その分ティーチングデータの修正作業が増え
ることになる。このように従来は、新規にティーチング
データを入力した後、塗装作業の品質を向上させるため
作業不良領域のティーチングデータを修正するのに多く
の時間がかかる。さらに、上記のような試し塗りを行っ
た場合、複数の教示ポイントで塗装不良が発生すること
が多く、その付近の複数のティーチングデータを修正す
るため、修正作業に時間がかかり、塗装ラインの稼働率
が低下するといった問題がある。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解決したロボ
ット制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
記載の発明は、所定の作業を行う作業具を支持するマニ
ピュレータの作業データに基づいて前記マニピュレータ
の作業を制御するロボット制御装置において、作業結果
が不十分な領域を指定する作業不良領域指定手段と、該
作業不良領域指定手段により指定された作業不良領域の
データを修正するデータ修正手段と、を備えてなること
を特徴とするものである。
【0009】従って、請求項1記載の発明によれば、作
業不良領域指定手段により指定された作業不良領域のデ
ータを自動的に修正することができるので、データの修
正作業にかかる手間を簡略化して修正時間を短縮するこ
とができる。また、作業ラインの稼働率の低下を抑える
ことができると共に、熟練者でなくても作業品質の具合
やその領域を指定するだけで作業データを修正すること
ができる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載のロボット制御装置であって、前記データ修正手
段は、所定時間内にワーク表面に付着される塗料の塗布
量を実質的に増減することを特徴とするものである。従
って、請求項2記載の発明によれば、データ修正手段は
所定時間内にワーク表面に付着される塗料の塗布量を実
質的に増減するため、塗装ガンが装着された塗装用ロボ
ットのティーチングを行う場合に塗装むらのある箇所の
塗料の塗布量を変更してワーク全体の塗装が均一になる
ように自動的に修正することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例を説明する。図1は本発明になるロボット制御装置の
一実施例が適用された工業用ロボットの正面図である。
図1に示されるように、工業用ロボット1は、塗装エリ
ア内に設置された塗装用ロボットであり、ワークとして
の塗装対象物9がコンベヤ(図示せず)等により搬送さ
れると、予めティーチングされた塗装動作を行うプレイ
バック形(教示再生形)の多関節ロボットである。
【0012】工業用ロボット1は、マニピュレータ2
と、ロボットコントローラ(ロボット制御装置)17と
からなる。マニピュレータ2は、大略、基台3と、基台
3上でA軸回りに旋回する旋回ベース4と、旋回ベース
4上で起立しB軸回りに揺動する第1アーム5と、第1
アーム5の上端から水平方向に延在しC軸回りに揺動す
る第2アーム6と、第2アーム6の先端に設けられた手
首部7とからなる。
【0013】本実施例の場合、手首部7の先端には、作
業具としての塗装ガン8が取り付けられている。塗装ガ
ン8は、第1アーム5及び第2アーム6の揺動により所
定の塗装高さ位置に移動し、手首部7により塗料噴射方
向が変更される。手首部7は、第1手首部材10と、第
2手首部材11と、第3手首部材12と、塗装ガンをF
軸回りに回動させる軸13とを有する。手首部材10〜
12は、各々相対回転することにより手首部7をD軸回
りに回転させたり、E方向に曲げたりする。
【0014】手首部材10〜12及び軸13は、第2ア
ーム6の基端部に取り付けられたモータ14〜16によ
り駆動される。そして、各モータ14〜16の回転駆動
力は、第2アーム6及び手首部7の内部に設けられた伝
達機構(図1では隠れて見えない)を介して手首部7の
手首部材10〜12及び軸13に伝達される。マニピュ
レータ2は、基台3の側面から引き出されたケーブル2
0を介してロボットコントローラ17に接続されてい
る。また、ロボットコントローラ17には、ケーブル2
1を介してリモートコントローラ22が接続されてい
る。
【0015】このリモートコントローラ22は、ティー
チングデータを入力するためのプログラミング入力装置
であり、ティーチング操作時に操作されると各教示ポイ
ント毎のティーチングデータをロボットコントローラ1
7に転送して登録させる。そのため、マニピュレータ2
は、各可動部がモータ(図示せず)により駆動されて塗
装ガンの位置や塗装方向を調整するようになっており、
各モータはロボットコントローラ17からの制御信号に
より制御される。そして、マニピュレータ2の各関節部
分には、各可動部の角度を検出するためのエンコーダ
(図示せず)が組み込まれており、ロボットコントロー
ラ17はエンコーダから出力された検出信号がフィード
バックされることにより、各モータを制御して旋回ベー
ス4、第1アーム5、第2アーム6、手首部7を正確に
駆動する。
【0016】第2アーム6上には、色替バルブユニット
18が取り付けられている。また、色替バルブユニット
18の内部には、複数の塗料供給チューブ(図示せず)
を介して各色の塗料が供給される複数の弁が配設されて
いる。そして、色替バルブユニット18の各弁は、ロボ
ットコントローラ17に設けられた色替制御装置(図示
せず)により切替え制御されて指定した塗料を選択的に
塗装ガンへ供給する。
【0017】図2はロボットコントローラ17のブロッ
ク図である。図2に示されるように、ロボットコントロ
ーラ17は、各モータの制御量を演算するCPU23
と、マニピュレータ2の制御プログラムを記憶するRO
M24と、ティーチングデータ及び塗料オン・オフデー
タ、制御データ等を記憶するRAM25と、旋回ベース
4、第1アーム5、第2アーム6を駆動する各モータ
(図示せず)及び、手首部7を駆動する各モータ14〜
16への制御量を出力するモータドライバ26とを有す
る。
【0018】また、ROM24には、後述するように作
業不良領域に指定された作業領域のティーチングデータ
を修正するデータ修正プログラムと、作業不良領域に指
定された作業領域のティーチングデータを所定時間内に
ワーク表面に付着される塗料の塗布量を実質的に増減す
る塗布量修正プログラムとが記憶されている。ここで、
ティーチング操作により教示される教示データについて
説明する。
【0019】図3はティーチング作業により教示された
教示ポイントを示す斜視図である。図3に示されるよう
に、マニピュレータ2は、手首部7の先端に装着された
塗装ガン8の移動軌跡が塗装対象物9に対して教示ポイ
ントP1〜P24を順に通過するように動作される。す
なわち、塗装ガン8は、現在のロボット待機姿勢より教
示ポイントP1まで移動し、教示ポイントP1をスター
ト位置として教示ポイントP1からP6までA方向に移
動する。そして、移動方向を180°変更して教示ポイ
ントP7からP12までB方向に移動する。次に移動方
向を180°変更して教示ポイントP13からP18ま
でA方向に移動する。その後、移動方向を180°変更
して教示ポイントP19からP24までB方向に移動す
る。
【0020】このように、塗装ガン8は、マニピュレー
タ2の動作により教示ポイントP1〜P24へ移動しな
がら塗装対象物9に対して塗料を吹き付ける。塗装対象
物9は、水平面9aと、水平面9aの両端に連続形成さ
れた傾斜面9b,9cからなる被塗装面を有する。そし
て、塗装ガン8が教示ポイントP1〜P24を通過した
とき、塗装対象物9の水平面9a及び傾斜面9b,9c
の全面が塗装される。尚、塗装対象物9の水平面9aに
対して傾斜面9b,9cは、所定角度傾斜しているの
で、水平面9aと傾斜面9b,9cとの接続部分を通過
するとき、手首部7が動作して塗装ガン8の向きを変更
して塗装ガン8から噴射される塗料の吹き付け方向が水
平面9a及び傾斜面9b,9cに対して常に鉛直方向と
なるようにする。さらに、塗装ガン8は、塗装対象物9
との距離を一定に保って移動することにより水平面9a
及び傾斜面9b,9cの表面に塗装された塗装膜が均一
となる。
【0021】図4は図3に示す教示ポイントP1〜P2
4に沿って塗装ガン8を移動させて試し塗りを行った場
合の塗装結果の一例を示す平面図である。図4に示され
るように、上記教示ポイントP1〜P24のように教示
されたティーチングデータに基づいてマニピュレータ2
が試し塗りを行う場合、塗装対象物9の表面には、塗装
むらが発生する場合がある。すなわち、今回の試し塗り
の結果、塗装対象物9の水平面9aと傾斜面9b,9c
との接続部分近傍において塗装が部分的に濃くなってい
ることが確認できる。
【0022】この塗装の濃い部分は、教示ポイントP2
−P3間、P4−P5間、P8−P9間、P10−P1
1間、P14−P15間、P16−P17間、P20−
P21間、P22−P23間である。図5は試し塗りの
塗装結果が不十分な塗装不良領域の指定方法を説明する
ための平面図である。
【0023】図5に示されるように、本実施例では、試
し塗りの塗装結果が不十分な塗装不良領域C,D(ここ
では塗装が濃い部分を指す)が2つ存在している。そし
て、その中心付近の教示ポイントは、P9及びP10で
ある。塗装不良領域の指定方法としては、先ず、塗装結
果が不十分な塗装不良領域の中心付近の教示ポイントP
9,P10と、その塗装不良領域の範囲を半径r9,r
10をリモートコントローラ22の操作で入力する。
【0024】図6は塗装具合の入力方法の一例を示す図
である。図6に示されるように、塗装結果は、塗装の濃
淡具合によって複数段階に分けることができる。例え
ば、塗装が淡いとき、濃いとき夫々5段階の評価で塗装
状態、及び塗装状態のコードを対応させる。ここで、テ
ィーチング操作者は、自らの目視により塗装結果が不十
分な領域の塗装具合を濃淡各5段階の評価で判断する。
すなわち、試し塗装を行った後、塗装面の塗装具合が
「塗料付着無し」「相当淡い塗装」「かなり淡い塗装」
「わりと淡い塗装」「やや淡い塗装」「やや濃い塗装」
「わりと濃い塗装」「かなり濃い塗装」「相当濃い塗
装」「塗料だれ」の10段階評価で評価される。そし
て、ティーチング操作者により評価された塗装具合は、
図6に示す塗装状態コードがリモートコントローラ22
を介して入力されることによりロボットコントローラ1
7のRAM25に設定される。
【0025】また、教示ポイント−塗装対象物間の距離
の変更は、入力されたコードにより変更させることがで
きる。例えば、塗装状態コードが「−5」で入力された
場合、教示ポイント−塗装対象物間の距離を50%にし
て塗装ガン8を塗装対象物9に近づける。また、塗装状
態コードが「−4」で入力された場合、教示ポイント−
塗装対象物間の距離を60%にして塗装ガン8を塗装対
象物9に近づける。同様に、塗装状態コードが「−3」
「−2」「−1」で入力された場合、教示ポイント−塗
装対象物間の距離を70%、80%、90%にして塗装
ガン8を塗装対象物9に近づける。
【0026】また、塗装状態コードが「+5」で入力さ
れた場合、教示ポイント−塗装対象物間の距離を150
%にして塗装ガン8を塗装対象物9から遠ざける。ま
た、塗装状態コードが「+4」で入力された場合、教示
ポイント−塗装対象物間の距離を140%にして塗装ガ
ン8を塗装対象物9から遠ざける。同様に、塗装状態コ
ードが「+3」「+2」「+1」で入力された場合、教
示ポイント−塗装対象物間の距離を130%、120
%、110%にして塗装ガン8を塗装対象物9から遠ざ
ける。
【0027】図7は塗装対象物9に対する教示ポイント
の修正前の高さ位置と修正後の高さ位置とを示す側面図
である。図7に示されるように、例えば修正前の教示ポ
イントP4,P5を見た場合、修正後の教示ポイントは
P4’,P5’となる。また、教示ポイントP4から塗
装対象物9までの距離をD4、P5から塗装対象物9ま
での距離をD5、修正後の塗装対象物9までの距離をD
4’、D5’とすると、ロボットコントローラ17のC
PU23は、入力された塗装状態コード「−5」〜「+
5」から判断して塗装対象物9までの距離D4、D5を
変更して教示ポイントP4,P5を修正する。
【0028】すなわち、ロボットコントローラ17のC
PU23は、教示ポイントP4から塗装対象物9までの
距離をD4と塗装状態コードからD4’を決定し、その
結果よりP4’を求める。同様にして、教示ポイントP
5から塗装対象物9までの距離をD5と塗装状態コード
からD5’を決定し、その結果よりP5’を求める。図
8は図7に示すように修正された教示ポイントに従って
マニピュレータ2を動作させたときの塗装ガン8の軌道
を示す側面図である。
【0029】図8に示されるように、破線で示す軌道が
修正前の状態であり、実線で示す軌道が修正後の状態で
ある。同図より、試し塗りの結果、塗装が部分的に濃く
なっている部分、すなわち、塗装対象物9の水平面9a
と傾斜面9b,9cとの接続部分近傍において塗装ガン
8の軌道が変更され、塗装ガン8が通過する位置から塗
装対象物9までの距離が修正されたことがわかる。
【0030】よって、塗装ガン8は、塗装の濃い部分を
通過する際、試し塗りのときよりも離間した軌道を通過
することにより、塗装対象物9の水平面9aと傾斜面9
b,9cとの接続部分近傍の塗装が薄くなる。このよう
に、塗装状態を修正することにより塗装対象物9の全面
に均一な塗装を施すことができる。図9はロボットコン
トローラ17のモード構成を示す図である。
【0031】図9に示されるように、ロボットコントロ
ーラ17には、教示モードM1と、再生モードM2と、
データ管理モードM3とが設定されている。教示モード
M1は、塗装対象物9や塗装領域の教示データの作成、
又は試し塗装の結果が十分でないときの自動修正を行う
制御モードである。また、再生モードM2は、教示モー
ドM1によって教示されたデータをもとに塗装作業を行
う。また、データ管理モードM3は、塗装具合による教
示位置の修正を行う設定値を管理する。
【0032】図10は作業者による教示及び修正作業の
演算手順を示すPADである。図10において、ステッ
プS_1(以下「ステップ」を省略する)で、塗装対象
物9の教示が終了するまで、S_2以降の処理を行う。
S_2では、マニピュレータ2の手首部7に装着された
塗装ガン8が教示ポイントPiに到達するまで、S_3
でロボット移動キーを押してマニピュレータ2のアーム
5,6,手首部7を駆動させて塗装ガン8を移動させ
る。そして、塗装ガン8が教示ポイントPiに到達した
ら、S_4で教示した教示ポイントPiの位置を決定し
た後、S_5で教示点数iをインクリメント(i+1)
する。このようにしてS_2〜S_5の処理を繰り返し
て教示ポイントPiがPnになるまで教示ポイントP1
〜Pnが設定される。
【0033】上記S_1〜S_5の処理が実行されて教
示ポイントP1〜Pnが設定されると、塗装対象物9に
対するティーチング操作が終了したものとしてS_6に
進む。次のS_6では、塗装品質が満足するまでS_7
以降の処理を行う。S_7では、上記教示ポイントP1
〜Pn毎にティーチングされたデータに基づいてマニピ
ュレータ2を動作させて試し塗装を行う。次のS_8で
は、塗装した結果、塗装不十分な塗装不良領域があった
ときは、S_9以降の処理を行う。
【0034】S_9において、塗装不十分な塗装不良領
域の数分(j=0〜m)、S_10以降の処理を行う。
すなわち、S_10では、塗装不良領域の中心付近の教
示点番号Njがリモートコントローラ22を介して入力
される。続いて、S_11では、塗装不十分な塗装不良
領域rjがリモートコントローラ22を介して入力され
る。さらに、S_12では、塗装結果の評価に対するコ
ードCjがリモートコントローラ22を介して入力され
る。そして、上記S_10〜S_12の処理が終了する
と、S_13でRAM24に記憶されているティーチン
グデータの修正処理(データ修正手段)を行う。
【0035】また、教示ポイントの修正処理が終了する
と、再度S_7で試し塗装を施した後、S_8で試し塗
装の塗装結果の評価を行う。そして、今回の試し塗装が
満足できる評価であるときは、S_14で修正されたデ
ータを含む全てのティーチングデータをRAM24に保
存する。図11は上記S_13の修正処理手順(データ
修正手段)を示すPADである。
【0036】図11に示されるように、S_21では、
塗装不十分な塗装不良領域の数分(j=0〜m)、S_
22以降の処理を行う。S_22で教示されている教示
ポイント数分(i=0〜n)、S_23以降の処理を行
う。S_23では、教示ポイントPiが塗装不良領域の
中心付近教示ポイントPNjを中心として領域径rj内
に存在するか否かを判定する。このS_23において、
もし教示ポイントPiが塗装不良領域内に存在する場合
には、S_24以降の処理を実行する。
【0037】上記S24において、塗装具合Cjが「−
5」で「塗料付着無し」の場合、S_25の修正Pi
(1)の処理を行う。S_25では、教示ポイントPi
からの塗装対象物9までの距離を50%近づけて教示ポ
イントPiの位置を修正する。また、S24において、
塗装具合Cjが「−4」で「相当淡い塗装」の場合、S
_26の修正Pi(2)の処理を行う。S_26では、
教示ポイントPiからの塗装対象物9までの距離を60
%近づけて教示ポイントPiの位置を修正する。
【0038】また、S24において、塗装具合Cjが
「−3」で「かなり淡い塗装」の場合、S_27の修正
Pi(3)の処理を行う。S_27では、教示ポイント
Piからの塗装対象物9までの距離を70%近づけて教
示ポイントPiの位置を修正する。 また、S24にお
いて、塗装具合Cjが「−2」で「わりと淡い塗装」の
場合、S_28の修正Pi(4)の処理を行う。S_2
8では、教示ポイントPiからの塗装対象物9までの距
離を80%近づけて教示ポイントPiの位置を修正す
る。
【0039】また、S24において、塗装具合Cjが
「−1」で「やや淡い塗装」の場合、S_29の修正P
i(5)の処理を行う。S_29では、教示ポイントP
iからの塗装対象物9までの距離を90%近づけて教示
ポイントPiの位置を修正する。また、S24におい
て、塗装具合Cjが「+1」で「やや濃い塗装」の場
合、S_30の修正Pi(6)の処理を行う。S_30
では、教示ポイントPiからの塗装対象物9までの距離
を110%遠ざけて教示ポイントPiの位置を修正す
る。
【0040】また、S24において、塗装具合Cjが
「+2」で「わりと濃い塗装」の場合、S_31の修正
Pi(7)の処理を行う。S_31では、教示ポイント
Piからの塗装対象物9までの距離を120%遠ざけて
教示ポイントPiの位置を修正する。また、S24にお
いて、塗装具合Cjが「+3」で「かなり濃い塗装」の
場合、S_32の修正Pi(8)の処理を行う。S_3
2では、教示ポイントPiからの塗装対象物9までの距
離を130%遠ざけて教示ポイントPiの位置を修正す
る。
【0041】また、S24において、塗装具合Cjが
「+4」で「相当濃い塗装」の場合、S_33の修正P
i(9)の処理を行う。S_33では、教示ポイントP
iからの塗装対象物9までの距離を140%遠ざけて教
示ポイントPiの位置を修正する。また、S24におい
て、塗装具合Cjが「+5」で「塗料だれ」の場合、S
_34の修正Pi(10)の処理を行う。S_34で
は、教示ポイントPiからの塗装対象物9までの距離を
150%遠ざけて教示ポイントPiの位置を修正する。
【0042】そして、上記S_22で教示されている教
示ポイント数分(i=0〜n)、S_23以降の処理を
行ったら、S23で塗装不良領域分S22以降の処理を
行う。以上の手順によりCPU23は、試し塗装の評価
に応じて教示ポイントの位置を自動的に修正する。この
ようにして、試し塗装により塗装対象物9の表面に塗装
むらがあるときは、塗装不良領域の中心付近の教示点番
号Njと塗装結果の評価に対するコードCjがリモート
コントローラ22を介して入力されると、教示ポイント
における塗装対象物9までの距離が自動的に修正されて
塗装ガン8の軌道が塗装むらのないように変更されるた
め、操作者がティーチングデータを修正するよりも短時
間で正確に修正することができる。
【0043】図12は塗装状態の修正方法の変形例1を
説明するための図である。図12に示されるように、塗
装状態の修正方法としては、教示ポイント間の塗装速度
の変更により塗装状態を修正することができる。すなわ
ち、試し塗装を行った後、塗装面の塗装具合が「塗料付
着無し」「相当淡い塗装」「かなり淡い塗装」「わりと
淡い塗装」「やや淡い塗装」「やや濃い塗装」「わりと
濃い塗装」「かなり濃い塗装」「相当濃い塗装」「塗料
だれ」の10段階評価に対し、塗装速度が自動的に変更
され、各教示ポイント間の塗装速度を増速又は減速する
ことによって塗装状態が修正される。
【0044】例えば、試し塗装の塗装具合が「塗料付着
無し」「相当淡い塗装」「かなり淡い塗装」「わりと淡
い塗装」「やや淡い塗装」であるときは、段階的に塗装
ガン8の速度を減速する。また、試し塗装の塗装具合が
「やや濃い塗装」「わりと濃い塗装」「かなり濃い塗
装」「相当濃い塗装」「塗料だれ」であるときは、段階
的に塗装ガン8の速度を増速する。
【0045】このように、試し塗装の塗装具合に応じて
塗装速度を変更することにより塗装対象物9の塗装面全
体を均一に塗装することができる。図13は塗装状態の
修正方法の変形例2を説明するための図である。図13
に示されるように、塗装状態の修正方法としては、塗装
ガン8に設けらてた塗料の吐出量調整弁(図示せず)を
動作させて塗料の吐出量を変更することにより塗装状態
を修正することができる。すなわち、試し塗装を行った
後、塗装面の塗装具合が「塗料付着無し」「相当淡い塗
装」「かなり淡い塗装」「わりと淡い塗装」「やや淡い
塗装」「やや濃い塗装」「わりと濃い塗装」「かなり濃
い塗装」「相当濃い塗装」「塗料だれ」の10段階評価
に対し、塗料の吐出量が自動的に変更され、各教示ポイ
ント間の塗料の吐出量が調整されることによって塗装状
態が修正される。
【0046】例えば、試し塗装の塗装具合が「塗料付着
無し」「相当淡い塗装」「かなり淡い塗装」「わりと淡
い塗装」「やや淡い塗装」であるときは、段階的に塗料
の吐出量を増大させる。また、試し塗装の塗装具合が
「やや濃い塗装」「わりと濃い塗装」「かなり濃い塗
装」「相当濃い塗装」「塗料だれ」であるときは、段階
的に塗料の吐出量を減少させる。
【0047】このように、試し塗装の塗装具合に応じて
塗料の吐出量を調整することにより塗装対象物9の塗装
面全体を均一に塗装することができる。図14は塗装状
態の修正方法の変形例3を説明するための平面図であ
る。図14に示されるように、塗装ガン8の軌道が教示
ポイントP1〜P14を通過するように設定されている
場合、通常は各軌道間の間隔は同一の間隔Lに設定され
ている。ところが、塗装対象物9の形状の変化等によ
り、試し塗装の結果が例えば、教示ポイントP1〜P2
間の塗装状態が「わりと淡い塗装」、教示ポイントP3
〜P4間の塗装状態が「やや淡い塗装」、他の教示ポイ
ントP5〜P14間は塗装良好となることがある。
【0048】この場合、教示ポイントP1〜P2間の軌
道と教示ポイントP3〜P4間の軌道の位置を近づける
ことにより、教示ポイントP1〜P2間及び教示ポイン
トP3〜P4間の塗装状態を「わりと淡い塗装」「やや
淡い塗装」から塗装良好状態に変更することができる。
また、上記のように塗装ガン8からの吐出量を変更する
手段としては、塗装ガン8に供給される塗料の供給圧力
あるいは供給流量を変更することにより実現することも
可能である。
【0049】図15は変形例3の場合の修正後の軌道を
示す平面図である。図15に示されるように、塗装不良
領域であると指示された教示ポイントP1〜P2間、及
び教示ポイントP3〜P4間の軌道数(パス数)を増や
すことにより塗装面の濃淡を自動的に修正することがで
きる。この場合、前述した不良領域の中心付近の教示ポ
イントや領域径を指示するのではなく、複数の教示ポイ
ントの位置を塗装状態のコード入力で指示することよ
り、各軌道間の距離(ピッチ)が段階的に変更される。
【0050】すなわち、教示ポイントP3〜P4間の軌
道と、教示ポイントP5〜P6間の軌道との間隔L1が
最も小さくなるように設定される。また、教示ポイント
P1〜P2間の軌道と、教示ポイントP3〜P4間の軌
道との間隔L2(>L1)、及び教示ポイントP5〜P
6間の軌道と、教示ポイントP7〜P8間の軌道との間
隔L2(>L1)が次に小さくなるように設定される。
【0051】そして、塗装良好な教示ポイントP7〜P
16間は、各軌道間の間隔が通常の間隔L(>L2)に
設定されている。そのため、試し塗装による塗装面の淡
い領域では、軌道数(パス数)を増やし、塗装面の濃い
領域では、軌道数(パス数)を減らすことにより、塗装
対象物9の塗装面全体を均一に塗装することができる。
【0052】尚、上記実施例では、塗装作業を行う塗装
用ロボットの動作制御を一例として挙げたが、これに限
らず、他の工業用ロボット(例えばシーリングロボット
や溶接ロボット等)の制御にも適用できるのは勿論であ
る。
【0053】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、作業不良領域指定手段により指定された作業不良領
域のデータを自動的に修正することができるので、デー
タの修正作業にかかる手間を簡略化して修正時間を短縮
することができる。また、作業ラインの稼働率の低下を
抑えることができると共に、熟練者でなくても作業品質
の具合やその領域を指定するだけでデータを正確に修正
することができる。そのため、形状が複雑に変化するよ
うなワークでもデータの修正作業に手間がかからず、例
えばティーチング作業を能率良く行うことができる。
【0054】また、請求項2の発明によれば、データ修
正手段は所定時間内にワーク表面に付着される塗料の塗
布量を実質的に増減するため、塗装ガンが装着された塗
装用ロボットのティーチングを行う場合に塗装むらのあ
る箇所の塗料の塗布量を変更してワーク全体の塗装が均
一になるように自動的に修正することができる。そのた
め、熟練していない作業者でも、ティーチング作業時に
ティーチングデータを自動的に修正してワーク形状に応
じた塗装状態を設定でき、これにより塗装むらを無くす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるロボット制御装置の一実施例が適
用された工業用ロボットの正面図である。
【図2】ロボットコントローラのブロック図である。
【図3】ティーチング作業により教示された教示ポイン
トを示す斜視図である。
【図4】教示ポイントP1〜P24に沿って塗装ガンを
移動させて試し塗りを行った場合の塗装結果の一例を示
す平面図である。
【図5】試し塗りの塗装結果が不十分な塗装不良領域の
指定方法を説明するための平面図である。
【図6】塗装具合の入力方法の一例を示す図である。
【図7】塗装対象物に対する教示ポイントの修正前の高
さ位置と修正後の高さ位置とを示す側面図である。
【図8】修正された教示ポイントに従ってマニピュレー
タを動作させたときの塗装ガンの軌道を示す側面図であ
る。
【図9】ロボットコントローラのモード構成を示す図で
ある。
【図10】作業者による教示及び修正作業の演算手順を
示すPADである。
【図11】修正処理手順を示すPADである。
【図12】塗装状態の修正方法の変形例1を説明するた
めの図である。
【図13】塗装状態の修正方法の変形例2を説明するた
めの図である。
【図14】塗装状態の修正方法の変形例3を説明するた
めの平面図である。
【図15】変形例3の場合の修正後の軌道を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 工業用ロボット 2 マニピュレータ 3 基台 4 旋回ベース 5 第1アーム 6 第2アーム 7 手首部 8 塗装ガン 14〜16 モータ 17 ロボットコントローラ 22 リモートコントローラ 23 CPU 24 ROM 25 RAM 26 モータドライバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の作業を行う作業具を支持するマニ
    ピュレータの作業データに基づいて前記マニピュレータ
    の作業を制御するロボット制御装置において、 作業結果が不十分な領域を指定する作業不良領域指定手
    段と、 該作業不良領域指定手段により指定された作業不良領域
    のデータを修正するデータ修正手段と、 を備えてなることを特徴とするロボット制御装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載のロボット制御装置で
    あって、 前記データ修正手段は、所定時間内にワーク表面に付着
    される塗料の塗布量を実質的に増減することを特徴とす
    るロボット制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103538053A (zh) * 2012-07-17 2014-01-29 昆山华恒焊接股份有限公司 六自由度喷涂机器人
CN105269556A (zh) * 2015-09-20 2016-01-27 深圳市得意自动化科技有限公司 机器人的运动前瞻方法
JP2019195852A (ja) * 2018-05-07 2019-11-14 川崎重工業株式会社 装置を動作させるためのシステム

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