JPH11178081A - 携帯型の電子機器 - Google Patents

携帯型の電子機器

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JPH11178081A
JPH11178081A JP33752997A JP33752997A JPH11178081A JP H11178081 A JPH11178081 A JP H11178081A JP 33752997 A JP33752997 A JP 33752997A JP 33752997 A JP33752997 A JP 33752997A JP H11178081 A JPH11178081 A JP H11178081A
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JP
Japan
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cord
earphone
cords
main body
connecting member
Prior art date
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Application number
JP33752997A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Okiebi
一明 沖胡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した状態で身体に装着でき、頭部や耳介
に装着されるイヤホンの接続を容易に行うことを可能と
なす。 【解決手段】 機器本体1から延長された第1及び第2
のコード11,12を連結部材25を介して互いに連結
してリング状に形成された首掛け部10を有し、連結部
材25又は第1及び第2のコード11,12のいずれか
一方にイヤホン接続部30を設けることにより、イヤホ
ン27の接続コードを28を頭部近傍から引き出し、安
定した状態での身体への装着を実現し、イヤホン27の
接続を容易に行うことを可能となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、首に掛けて使用さ
れるラジオ受信機、テープレコーダ、ディスクプレー
ヤ、あるいは無線電話機等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジオ受信機、テープレコーダ、
ディスクプレーヤ等の電子機器において、携帯して利用
し得る大きさにまで小型化されたものが用いられてい
る。
【0003】この種の電子機器は、衣服のポケットやカ
バン等に収納し、あるいは手に持って携帯される。
【0004】上述するような携帯型の電子機器にあって
は、ジョッキング等の運動を行っているような場合にも
使用することが望まれている。従来広く用いられている
携帯型の電子機器は、衣服のポケットやカバン等に収納
し、あるいは手に持って携帯されるものであるので、運
動を行う場合に用いるには不便である。
【0005】そこで、手に持つことなく身につけ、運動
等の体を動かす動作中でも利用することを可能となすた
め、首に掛けるなどして用いることを可能とするように
した携帯型の電子機器が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の電子機器にあ
っては、身体に安定した状態で装着し、機器本体から放
射される再生音響をイヤホンにより聴取することが臨ま
れる。
【0007】そこで、本発明の目的は、機器本体から引
き出される線材の数を減らし、安定した状態で身体に装
着することを可能となす電子機器を提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、頭部や耳介に装着さ
れるイヤホンの接続を容易に行うことができる電子機器
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述したような目的を達
成するために提案される本発明に係る携帯型の電子機器
は、機器本体から延長され、互いに連結されてリング状
をなす首掛け用のコードと、このコードに沿って延在さ
れる機器本体に電気的に接続されたイヤホン接続用の線
材とを有し、この線材にイヤホンを接続するための接続
部を設けることにより、イヤホンを頭部近傍で接続する
ことを可能となし、安定した状態での身体への装着を可
能となす。
【0010】また、首掛け用のコードは、機器本体から
引き出され、互いに連結された第1及び第2のコードと
からなり、第1及び第2のコードのいずれか一方に、機
器本体から延長された電源供給線及び/又はイヤホン接
続線を一体に設けることにより、機器本体から引き出さ
れる線材の数を減らすことができる。
【0011】さらに、首掛け用のコードは、上記機器本
体から引き出され、連結部材を介して互いに連結された
第1及び第2のコードとからなり、連結部材又は第1及
び第2のコードのいずれか一方にイヤホン接続部を設け
ることにより、イヤホンを頭部近傍で接続することを可
能とするとともに、イヤホンの接続操作を容易となす。
【0012】さらにまた、首掛け用のコードに衣服等を
把持するクリップを設けることにより、機器本体を身体
に密接させ安定した状態で装着可能となす。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る携帯型の電子
機器をラジオ受信機に適用した例を挙げて説明する。
【0014】本発明が適用された携帯型の電子機器は、
図1及び図2に示すように、AM放送及びFM放送等の
ラジオ放送を受信する機器本体である受信機本体1を備
えている。受信機本体1には、ラジオ放送を受信するた
めのAMアンテナを含むラジオ受信部を内蔵すると共
に、少なくともラジオ受信部及び受信したラジオ放送を
聴取するためのイヤホンを駆動する乾電池等の電源を内
蔵する電池収納部2が設けられている。さらに、受信機
本体1には、受信周波数を選択するためのチューニング
ダイヤル3、受信周波数を表示する表示部4、ボリュウ
ム調整ダイヤル5、バンド切り換え釦6、電源切り換え
釦7等が設けられている。
【0015】受信機本体1からは、その上端側に設けら
れた透孔9を介して、図1及び図2に示すように、第1
及び第2のコード11,12が引き出されている。これ
ら第1及び第2のコード11,12は、互いに連結され
て首掛け部10を構成するものであって、首に掛けたと
き容易に撓み身体に沿って延在するように可能性を有す
る材料が用いられる。第1のコード11には、図3に示
すように、銅線等の導電性を有する芯線13を合成樹脂
14により被覆した数本の線材15を布材16により被
覆し、布材16の表面に撥水性の被膜17を施したもの
が用いられる。第1のコード11を構成する導電性の芯
線13を有する線材15は、受信機本体1に内蔵された
電源をイヤホンに供給するための電源供給線として用い
られるとともに受信機本体1で受信された受信信号をイ
ヤホンに供給する信号供給線として用いられる。さら
に、芯線13を有する線材15は、FM放送を受信する
際にFMアンテナとしても機能する。
【0016】第2のコード12は、複数本の合成樹脂製
の線材を布材により被覆し、その布材の表面に撥水性の
被膜を施したものが用いられる。
【0017】第1及び第2のコード11,12は、図4
に示すように、押さえ金具16により各端部が挟持され
一体化されている。押さえ金具18は、略U字状に形成
され、一端側に螺合された固定ネジ19を締め込むこと
によって第1及び第2のコード11,12の端部を挟持
する。
【0018】第1及び第2のコード11,12は、押さ
え金具18により挟持されて一体化され、この押さえ金
具18により挟持された一端側を押さえ金具18と共に
受信機本体1内に支持され、透孔9を介して受信機本体
1の外方に引き出されている。第1のコード11を構成
する線材15の芯線13は、図4に示すように、第1の
コード11の一端部から引き出され、受信機本体1内に
配設されるプリント配線基板20に設けられた接続端子
部21に半田を用いて電気的及び機械的に接続されてい
る。第1のコード11が接続されるプリント配線基板2
0には、ラジオ受信部や電源回路を構成する電子回路が
構成されている。
【0019】第1及び第2のコード11,12が引き出
される受信機本体1の透孔9の開口端側には、図1に示
すように、第1及び第2のコード11,12が挿通され
た抜け止め防止部材22が取り付けられ、第1及び第2
のコード11,12の受信機本体1からの抜け止めが図
られている。
【0020】受信機本体1から引き出された第1及び第
2のコード11,12は、図1及び図2に示すように、
他端側に連結された連結部材25を介して連結され、リ
ング状をなす首掛け部10を構成する。第1及び第2の
コード11,12を連結する連結部材25は、図5に示
すように、首に掛けたとき、首の外周に沿って変形し得
るように軟質の塩化ビニール等の可撓性を有するエラス
トマにより形成されている。この連結部材25は、首に
掛けたとき、荷重が分散して首に加わるように、比較的
幅広な略楕円形状をなす板状に形成されている。連結部
材25の中央部には、比較的幅広な連結部材25の弾性
変形を容易となすため、長手方向に亘って開口部26が
形成されている。
【0021】連結部材25の一端側には、このラジオ受
信機により受信されるラジオ放送を聴取するためのイヤ
ホン27から引き出された接続コード28の先端に取り
付けられた接続プラグ29が接続される接続部となるイ
ヤホンジャック30が取り付けられている。このイヤホ
ンジャック30は、導電性を有す得る金属によって形成
され、図5に示すように、接続プラグ29が嵌合される
プラグ嵌合孔31の開口端を開口部26内に臨ませて連
結部材25の一端側に埋設するように一体的に取り付け
られている。イヤホンジャック30は、連結部材25を
成形する際、インサート成形されることによって連結部
材25に一体的に取り付けられる。
【0022】そして、第1のコード11は、図5及び図
6に示すように、他端部を連結部材25の一端側に形成
したコード挿通孔32を介して連結部材25の一端側に
挿入され、線材15の芯線13をイヤホンジャック29
に電気的に接続されている。第1のコード11は、コー
ド挿通孔31に嵌合された抜け止めリング33により挟
持され、連結部材25に一体的に連結されている。
【0023】ここで、イヤホンジャック30は、プラグ
挿入孔31を開口部26内に臨むようにして連結部材2
5に取り付けられているので、イヤホン27の接続プラ
グ29は、図1に示すように、開口部26内に位置する
ようにしてイヤホンジャック30に接続される。イヤホ
ンジャック30に接続された接続プラグ29は、開口部
26の両側に延在する連結部材25の連結部25a,2
5bに囲まれた領域内に位置することになり、不用な力
が加わることが規制され確実にイヤホンジャック30に
接続された状態を保持することができる。
【0024】イヤホンジャック30に接続プラグ29を
介して接続されるイヤホン27は、図1及び図2に示す
ように、頭部に装着されるヘッドバンド35の両側に左
右一対のスピーカユニット36,37を取り付けた頭部
装着端のものが用いられる。このイヤホン27の接続プ
ラグ29が取り付けられた接続コード28は、イヤホン
ジャック30に接続プラグ29が接続されたとき、第1
のコード11の線材15と共にFM放送受信用のFMア
ンテナとして機能する。
【0025】なお、イヤホンは、直接耳介に装着される
ように構成されたものであってもよい。
【0026】そして、連結部材25の他端側には、図2
及び図5に示すように、第2のコード12の他端部に取
り付けられた接続具41を係脱可能に保持するコード保
持部を構成するコード保持具42が取り付けられてい
る。
【0027】コード保持具42に接続される接続具41
は、図2及び図7に示すように、第2のコード12の他
端部に抜け止めが図られて一体的に取り付けられ、第2
のコード12の他端部を保持するコード取付部43の先
端側に一対の挟持片44,45が突設されている。これ
ら挟持片44,45の先端側には、相対向して係止爪4
6,47が形成されている。挟持片44,45の外側に
は、各挟持片44,45に沿って延在する延長片48,
49とこれら延長片48,49の先端側を連結する連結
片50とからなるコード保持具42への嵌合部51が設
けられている。この嵌合部51は、各挟持片44,45
に沿って延長片48,49が延在することにより、挟持
片44,45が互いに離間する方向に弾性変位されると
きの過剰な変位を規制してこれら挟持片44,45の保
護を図っている。嵌合部51の連結片50には、一対の
挟持片44,45によって挟持されるコード保持具42
側に設けられる被挟持片55が係合する切り欠き溝52
とコード保持具42側に設けられる挿入方向規制突起5
6が係合する係合溝53が形成されている。接続具41
は、切り欠き溝52及び係合溝53をそれぞれコード保
持具42側の被挟持片55及び挿入方向規制突起56に
係合させることにより挿入方向が規制されて嵌合され
る。
【0028】一方、接続具41が嵌合されるコード保持
具42は、図8に示すように、筒状に形成された保持具
本体61を有し、保持具本体61の内周面に、図9に示
すように、接続具41の一対の挟持片44,45によっ
て挟持される板状をなす被挟持片55が内方側から開口
端側に向かって突設されている。この被挟持片55の中
途部の相対向する面には、一対の挟持片44,45の先
端に設けた一対の係止爪46,47が係合する係合溝6
2,63が形成されている。そして、被挟持片55の係
合溝62,63が設けられた部分の厚さD1は、一対の
係止爪46,47の間隔W1よりやや厚く形成されてい
る。このように被挟持片55を形成することにより、一
対の係止爪46,47が一対の挟持片44,45の弾性
変位力を受けて係合溝62,63に圧接した状態で係合
するようになる。
【0029】保持具本体61の外周には、コード保持具
42を連結部材25に取り付けたときに抜け止めを図る
一対の突片64,65が突設されている。
【0030】接続具41は、連結部材25を成形する
際、接続具本体61の開口端を連結部材25の他端部に
臨ませた状態でインサート成形されることにより図5に
示すように連結部材25に一体に的に取り付けられる。
【0031】上述のように他端部に接続具41を一体的
に取り付けた第2のコード12は、接続具41を連結部
材25の他端に一体的に取り付けたコード保持具42に
嵌合することにより、図1に示すように、連結部材25
を介して第1のコード11に連結されてリング状をなす
首掛け部10を構成する。
【0032】第2のコード12を連結部材25に連結す
るには、接続具41の嵌合部51をコード保持具42の
保持具本体61に嵌合していく。このとき、接続具41
は、切り欠き溝52及び係合溝53がそれぞれコード保
持具42の被挟持片55及び挿入方向規制突起56に係
合し得るように位置合わせを行って保持具本体61に嵌
合する。切り欠き溝52及び係合溝53を被挟持片55
及び挿入方向規制突起56に係合させた後さらに接続具
41をコード保持具42に差し込むと、接続具41は、
一対の挟持片44,45が被挟持片55によって拡開す
るようにされながら挿入され、コード取付部43の先端
が保持具本体61の先端に当接するまで挿入されると、
一対の係止爪46,47が係合溝62,63に圧接した
状態で係合し、コード保持具42に一定の保持力をもっ
て連結される。
【0033】接続具41を連結部材25に設けたコード
保持具42に嵌合して互いに連結された第1及び第2の
コード11,12は、これら第1又は第2のコード1
1,12に大きな負荷が加えられたとき、接続具41が
コード保持具42から離脱されることにより互いに分離
される。したがって、第1及び第2のコード11,12
を連結し首掛け部10を構成し、この首掛け部10を介
して首に掛けた状態で、第1及び第2のコード11,1
2や受信機本体1に大きな負荷が加えられると、接続具
41がコード保持具42から離脱し、第1及び第2のコ
ード11,12が分離されるので、身体に大きな負荷が
加わる危険が防止され安全に用いることができる。
【0034】接続具41は、一対の挟持片44,45に
より被挟持片55を挟持することにより一定の保持力を
もってコード保持具42に嵌合されているので、大きな
負荷かが加わりコード保持具42から離脱される場合
に、一対の挟持片44,45が弾性変形されながら係止
爪46,47の係合溝62,63に対する係合を解除し
てコード保持具42から離脱することができ、接続具4
1やコード保持具42を損傷するおそれが少なく、再び
接続具41をコード保持具42に嵌合し第1及び第2の
コード11,12の連結を図ることができる。
【0035】また、受信機本体1から引き出された第1
及び第2のコード11,12間には、図1に示すよう
に、受信機本体1を安定した状態で身体に装着できるよ
うに、可撓性を有する第1及び第2のコード11,12
を衣服の一部等に支持するクリップ71が設けられる。
クリップ71は、弾性変位可能な合成樹脂を成形して形
成されてなるものであって、図10に示すように、基端
部を互いに連結され略U字状に形成されたクリップ本体
72とコード支持部73とを備える。クリップ本体72
は、基端部72a側が互いに連結された一対の挟持片7
2b,72cからなり、全体をもって略U字状に形成さ
れている。これら挟持片72b,72cの先端側の相対
向する面には、衣服等を挟持したとき、容易な脱落を防
止するため、脱落防止用の突条部74が形成されてい
る。
【0036】クリップ71に設けられるコード支持部7
3は、図11に示すように、クリップ本体72の一方の
挟持片72bの外側に設けられるものであって、一方の
挟持片72bの外側に植立された立ち上がり片73aと
この立ち上がり片73aの先端側にクリップ本体72の
延長方向と直交するように形成されたコード支持片73
bとから構成されている。コード支持片73bは立ち上
がり片73a側に湾曲するように形成されている。そし
て、立ち上がり片73aの各側面から立ち上がり片73
aの内面に亘って半円状の湾曲したコード係合部74,
75が形成されている。これらコード係合部74,75
は、第1及び第2のコード11,12よりやや小さい径
を持って形成されている。
【0037】このように構成されたクリップ71は、各
コード係合部74,75に第1及び第2のコード11,
12の中途部を係合させることにより、第1及び第2の
コード11,12間に亘って取り付けられ、クリップ本
体72によって衣服等の一部を挟持することにより、第
1及び第2のコード11,12を衣服に固定でき、第1
及び第2のコード11,12の一端側に支持された受信
機本体1を安定した状態で身体に支持させることが可能
となる。
【0038】第1及び第2のコード11,12間に亘っ
て取り付けられたクリップ71は、コード係合部74,
75に第1及び第2のコード11,12を係合させて第
1及び第2のコード11,12間に亘って取り付けられ
ているので、第1及び第2のコード11,12に沿って
図1中矢印A方向又は矢印B方向に容易にスライドさせ
ることができ、第1及び第2のコード11,12を衣服
等に固定する位置を自在に可変することができ、使用の
状態に合わせ衣服等への固定位置を自在に可変すること
ができる。
【0039】上述したように構成された本発明に係るラ
ジオ受信機は、受信機本体1から引き出された第1のコ
ード11に一体的に連結された連結部材25に設けられ
たコード保持具42に、受信機本体1から引き出された
第2のコード12に取り付けられた接続具41を嵌合
し、第1及び第2のコード11,12を連結してリング
状をなす首掛け部10を構成し、この首掛け部10を介
して首に掛けることにより身体に装着できる。身体に装
着したとき、第1及び第2のコード11,12の中途部
に取り付けられたクリップ71により衣服等の一部に挟
持することにより、第1及び第2のコード11,12と
受信機本体1を身体に沿わすことができ、安定した状態
での装着が可能となる。
【0040】そして、首掛け部10を首に掛けて装着し
たとき、第1及び第2のコード11,2や受信機本体1
が異物に係止されるなどして大きな負荷が加えられたと
きには、接続具42がコード保持具42から離脱され、
第1及び第2のコード11,12の分離を図ることがで
きるので、身体、特に首に大きな負荷が加わることが防
止され、安全に首に掛けて使用することができる。
【0041】また、本発明は、上述したようなラジオ受
信機のみならず携帯して使用されるテープレコーダやデ
ィスクプレーヤ、更には、携帯型の無線電話機やトラン
シーバ等にも適用できる。
【0042】そこで、携帯型の無線電話機に本発明を適
用した例を挙げて説明する。
【0043】なお、前述したラジオ受信機と共通する部
分には、共通の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0044】本発明に係る無線電話機は、図12に示す
ように、機器本体101内に無線電話機を構成するに必
要な送受話部を内蔵する。そして、第1のコード11の
中途部に送話部となるマイクロホン102を設ける。こ
のマイクロホン102は、第1のコード11を構成する
芯線13を有する線材15に接続される。連結部材25
に設けたイヤホンジャック30に接続プラグ29を介し
て接続されるイヤホン27を受話部として用いる。
【0045】このような無線電話機に適用した場合に
も、安全に身体に装着することができる。
【0046】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る携帯型の
電子機器は、機器本体から延長され、互いに連結されて
リング状をなす首掛け用のコードに沿って機器本体から
延在されるイヤホンイヤホン接続用の線材を配し、この
線材にイヤホンを接続するための接続部を設けたので、
イヤホンを頭部近傍で接続することができ、安定した状
態で身体に装着することができる。
【0047】また、首掛け用のコードは、機器本体から
引き出され、互いに連結された第1及び第2のコードと
からなり、第1及び第2のコードのいずれか一方に、機
器本体から延長された電源供給線及び/又はイヤホン接
続線を一体に設けるようにしているので、機器本体から
引き出される線材の数を減らし、一層安定した状態で身
体に装着でき、さらに安全に装着できる。
【0048】さらに、首掛け用のコードは、機器本体か
ら引き出され、連結部材を介して互いに連結された第1
及び第2のコードとからなり、連結部材又は第1及び第
2のコードのいずれか一方にイヤホン接続部を設けるこ
とにより、イヤホンを頭部近傍で接続することを可能と
するとともに、イヤホンの接続操作を容易に行うことが
できる。
【0049】さらにまた、首掛け用のコードに衣服等を
把持するクリップを設けることにより、機器本体を身体
に密接させ安定した状態で装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型のラジオ受信機を示す斜視
図である。
【図2】首掛け部を構成する第1及び第2のコードを分
離した状態を示すラジオ受信機の背面側からの斜視図で
ある。
【図3】本発明に係るラジオ受信機を構成する第1のコ
ードの断面図である。
【図4】第1コードを受信機本体内に配設されるプリン
ト配線基板に接続した状態を示す斜視図である。
【図5】第1のコードと第2のコードを連結する連結部
材を示す部分断面図である。
【図6】連結部材に設けたイヤホンジャックにイヤホン
の接続プラグを接続する状態を示す斜視図である。
【図7】第2のコードに取り付けられた接続具を示す斜
視図である。
【図8】連結部材に取り付けられるコード保持具を示す
断面図である。
【図9】コード保持具の正面図である。
【図10】第1及び第2のコードに取り付けられるクリ
ップを示す斜視図である。
【図11】上記クリップの正面図である。
【図12】本発明が適用された無線電話機器を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 受信機本体、 10 首掛け部、 11 第1のコ
ード、 12 第2のコード、 15 線材、 25
連結部材、 27 イヤホン、 29 接続プラグ、
30 イヤホンジャック、 41 接続具、 42 コ
ード保持具 71 クリップ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と、 上記機器本体から延長され、互いに連結されてリング状
    をなす首掛け用のコードと、 上記コードに沿って延在される上記機器本体に電気的に
    接続されたイヤホン接続用の線材とを有し、 上記線材にイヤホンを接続するための接続部を設けてな
    る携帯型の電子機器。
  2. 【請求項2】 上記首掛け用のコードは、上記機器本体
    から引き出され、互いに連結された第1及び第2のコー
    ドとからなり、上記第1及び第2のコードのいずれか一
    方には、上記機器本体から延長された電源供給線及び/
    又はイヤホン接続線が一体に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の携帯型の電子機器。
  3. 【請求項3】上記首掛け用のコードは、上記機器本体か
    ら引き出され、連結部材を介して互いに連結された第1
    及び第2のコードとからなり、上記連結部材又は上記第
    1及び第2のコードのいずれか一方にイヤホン接続部が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯型
    の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記首掛け用のコードに衣服等を把持す
    るクリップが設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の携帯型の電子機器。
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