JPH11178043A - 位置検出方法 - Google Patents

位置検出方法

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JPH11178043A
JPH11178043A JP9337478A JP33747897A JPH11178043A JP H11178043 A JPH11178043 A JP H11178043A JP 9337478 A JP9337478 A JP 9337478A JP 33747897 A JP33747897 A JP 33747897A JP H11178043 A JPH11178043 A JP H11178043A
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base stations
base station
station
radio
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JP9337478A
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Inventor
Keisuke Suwa
敬祐 諏訪
Tatsuo Furuno
辰男 古野
Tokio Taga
登喜雄 多賀
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の基地局を用いる移動通信シ
ステムを利用して、GPSの電波を受信しなくても位置
検出が可能な位置検出方法を提供するものであり、移動
局の小型化と利便性の向上を図ることを主な目的とす
る。 【解決手段】 移動局110において、少なくとも4つ
の無線基地局210の電波の受信レベルを検出し、移動
局に備わった指向性アンテナを回転し、アンテナの向き
と移動局で検出される受信レベルの変化に基づいて、無
線基地局の各々の方向を検出し、複数の無線基地局の検
出された方向の差を相対角度として検出し、無線基地局
の各々の存在位置に基づいて複数の無線基地局の間の距
離を基地局間距離として求め、少なくとも4つの無線基
地局に関する前記相対角度および基地局間距離に基づい
て、移動局の位置を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内、屋外等をサ
ービスエリアとする移動通信システムを使用して移動体
の現在位置を検出する位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体の位置を検出するシステムにおい
ては、従来より、GPS(Global Positi
oning System:汎地球測位システム)が利
用されている。GPSでは、複数のGPSの衛星からの
信号を受信し、この信号を復調し、受信点の移動体の位
置を緯度及び経度の情報として得ることができる。ま
た、位置検出の信頼性を高めるために、予めメモリに記
憶した地図情報を参照して、検出された位置情報を修正
する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の位置検出方法で
は、複数のGPS衛星からの信号を受信し、更に地図情
報を参照して移動体の位置を確定する。従って、GPS
電波の受信装置が大きくなり、かつ高価になるという不
具合がある。このため、例えば人間が受信装置を携帯し
て移動しながら位置を確認するには大きすぎて不便であ
った。
【0004】また、屋内、地下街のようにGPSの電波
が受信困難な場所では、位置検出が不可能になる問題が
ある。さらに、屋外においても、高層ビルによりGPS
電波が遮蔽されることにより位置検出精度が大きく劣化
するという問題がある。本発明は、地上もしくは屋内及
び地下街などに設置した複数の基地局を用いる移動通信
システムを利用して、GPSの電波を受信しなくても位
置検出が可能な位置検出方法を提供するものであり、移
動局の小型化と利便性の向上を図ることを主な目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の位置検出方法
は、所定の電気通信網に接続された複数の無線基地局
と、前記無線基地局との間で無線通信が可能な1つ以上
の移動局とで構成される通信システムを利用する位置検
出方法であって、前記移動局において、少なくとも4つ
の前記無線基地局からの電波を受信すると共に受信レベ
ルを検出し、前記移動局に備わった指向性アンテナを回
転し、前記指向性アンテナの向きと前記移動局で検出さ
れる受信レベルの変化に基づいて、前記無線基地局の各
々の方向を検出し、前記複数の無線基地局の検出された
方向の差を相対角度として検出し、前記複数の無線基地
局の各々の存在位置に基づいて前記複数の無線基地局の
間の距離を基地局間距離として求め、少なくとも4つの
前記無線基地局に関する前記相対角度および前記基地局
間距離に基づいて、前記移動局の位置を求めることを特
徴とする。
【0006】例えば、移動局の指向性アンテナを回転
し、各基地局からの電波の受信レベルを調べて、受信レ
ベルの高い順番に4つの基地局を求め、これら4つの基
地局について、最大受信レベルとなる基地局を第1の基
地局に定め、各基地局の電波の到来方向について、第1
の基地局から反時計回りで順番に第2の基地局,第3の
基地局及び第4の基地局を定め、前記第1の基地局と第
2の基地局との電波の到来角度差、前記第2の基地局と
第3の基地局との電波の到来角度差、前記第3の基地局
と第4の基地局との電波の到来角度差、前記第4の基地
局と第1の基地局との電波の到来角度差をそれぞれ求
め、更に、前記第1の基地局の位置座標と第2の基地局
の位置座標からそれらの基地局間距離を求め、前記第2
の基地局と第3の基地局との基地局間距離を求め、前記
第3の基地局と第4の基地局との基地局間距離を求め、
前記第4の基地局と第1の基地局との基地局問距離を求
める。
【0007】この場合、前記4つの基地局間距離の各々
を底辺とし、前記到来角度差(相対角度)を頂角とする
4つの三角形の頂点の座標の交点から、移動局の位置を
求めることができる。本発明では、複数の基地局からの
電波を移動局で受信し、基地局からの電波の到来角度の
差である相対角度と、基地局設置位置の座標から得られ
る基地局間距離に基づいて移動局の位置の確定ができる
ので、GPS電波を受信するための受信機を移動局に備
える必要がない。従って、移動局の小型化、経済化が図
れる。
【0008】請求項2は、請求項1記載の位置検出方法
において、前記4つの無線基地局に含まれる2つの無線
基地局の位置と移動局の位置とを結ぶ3角形に関する方
程式を複数利用し、前記相対角度および前記基地局間距
離を前記複数の方程式に代入して、前記複数の方程式に
共通の根を算出し、算出した根に基づいて前記移動局の
位置を求めることを特徴とする。
【0009】請求項3は、請求項2記載の位置検出方法
において、互いに共通な辺を有し隣接する2つの第1組
の3角形に対応する2つの第1組の方程式に共通の複数
の第1の根を求め、互いに共通な辺を有し隣接する2つ
の第2組の3角形に対応する2つの第2組の方程式に共
通の複数の第2の根を求め、前記複数の第1の根と前記
複数の第2の根とを比較し、比較結果に応じて前記移動
局の位置を求めることを特徴とする。
【0010】請求項4は、請求項1記載の位置検出方法
において、前記複数の無線基地局のそれぞれが、前記移
動局からの電波の受信レベルを検出し、検出した受信レ
ベルが最大の1つの特定無線基地局が、該特定無線基地
局の近傍の複数の無線基地局の識別符号および存在位置
の情報を前記移動局に対して送信し、移動局が、前記特
定無線基地局から送られる情報に含まれる識別符号のそ
れぞれに対応する複数の無線基地局の電波を受信して、
移動局の位置を検出することを特徴とする。
【0011】無線基地局のそれぞれにおいて、移動局か
らの電波の受信レベルを測定し、複数の測定値を対比す
ることにより、移動局に最も近い特定無線基地局が特定
される。この特定基地局から移動局に対して、無線基地
局の存在位置及び基地局識別符号が転送されるので、多
数の無線基地局の全ての位置情報を予め移動局に保持す
る必要がない。
【0012】請求項5は、請求項1記載の位置検出方法
において、前記移動局で検出される電波の受信レベルが
最大になる時の前記指向性アンテナの向きに基づいて、
前記無線基地局の各々の方向を検出することを特徴とす
る。請求項6は、請求項1記載の位置検出方法におい
て、前記移動局で検出される電波の受信レベルが最小に
なる時の前記指向性アンテナの向きに基づいて、前記無
線基地局の各々の方向を検出することを特徴とする。
【0013】すなわち、アンテナの指向性のヌル点を利
用して、電波の到来方向を検出する。アンテナの指向性
のヌル点を利用すると、比較的高い精度で、電波の到来
方向を識別できる。請求項7は、請求項1記載の位置検
出方法において、前記移動局上の表示装置に、検出され
た移動局の位置を表示することを特徴とする。
【0014】請求項8は、請求項4記載の位置検出方法
において、前記特定無線基地局が、その位置を基準とす
る特定範囲の地図情報を、前記移動局に送信し、前記移
動局上の表示装置に、前記特定無線基地局から移動局へ
送られた地図情報を表示することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の位
置検出方法の1つの実施の形態を、図1〜図9に示す。
この形態は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項
4,請求項5,請求項7及び請求項8に対応する。
【0016】図1は、位置検出システムの主要な構成要
素を示すブロック図である。図2は、図1の位置検出シ
ステムの移動局の構成を示すブロック図である。図3
は、図1の位置検出システムの基地局の構成を示すブロ
ック図である。図4は、移動局を1つの基地局に割り当
てるための処理を示すブロック図である。図5は、回線
制御局が生成するデータの構成例を示すマップである。
図6は、移動局が生成するデータの構成例を示すマップ
である。
【0017】図7は、移動局の位置検出処理を示すフロ
ーチャートである。図8は、移動局と基地局の配置を示
す平面図である。図9は、移動局と基地局の位置座標の
配置を示す平面図である。まず、図1を参照して位置検
出システム全体の構成を説明する。このシステムは、移
動局110と、基地局210,230,250及び27
0と、回線制御局300と、電気通信網400と、基地
局データベース500で構成されている。
【0018】なお、この例では1つの移動局と4つの基
地局を示してあるが、実際のシステムにおいては、移動
局の数及び基地局の数は、必要に応じて増減される。基
地局210,230,250及び270は、回線制御局
300を介して、電気通信網400に接続されている。
また、回線制御局300には、基地局データベース50
0が接続されている。
【0019】無線ゾーンZ1,Z2,Z3及びZ4は、
それぞれ、基地局210,230,250及び270に
対して無線通信が可能な範囲を意味する。移動局110
は、前記無線ゾーンZ1〜Z4の少なくとも1つの内部
に位置するので、基地局210,230,250,27
0の何れかとの間で無線通信(送信及び受信)が可能で
ある。
【0020】基地局210,230,250及び270
が回線制御局300を介して電気通信網400に接続さ
れているので、移動局110は、電気通信網400に接
続された図示しない様々な端末装置との間で通信するこ
とができる。移動局110は、基地局210,230,
250及び270の何れか1つに登録され、登録された
基地局との間で無線通信を行う。移動局110の基地局
210,230,250及び270への登録は、回線制
御局300の制御によって、図4に示すように処理され
る。
【0021】図4を参照して説明する。まず移動局11
0からの電波を受信可能な複数の基地局210,23
0,・・・が、それぞれ、移動局110からの電波の受
信レベルを検出する。受信レベルを検出した各基地局
は、受信レベル,移動局識別符号及び基地局識別符号を
回線制御局300に送出する。回線制御局300は、入
力される各基地局の受信レベルの大きさを比較して、受
信レベルが最大の基地局を特定する。この1つの基地局
に対して、前記移動局識別符号に対応する移動局110
を登録するように指示を与える。
【0022】登録を指示された基地局は、それ自身に前
記移動局識別符号に対応する移動局110を登録すると
ともに、移動局110に対して、登録の結果を通知す
る。位置検出を実施する場合、移動局110は、4つの
基地局の無線ゾーンZ1,Z2,Z3及びZ4のそれぞ
れの範囲内に位置する必要がある。移動局110は、基
地局210,230,250,270からの電波を受信
し、それぞれの基地局について、受信レベルと基地局識
別符号を検出する。
【0023】移動局110で検出される基地局識別符号
及び受信レベルのデータは、受信レベルの高い順番に、
移動局110から基地局を経由して回線制御局300に
転送される。回線制御局300は、受信レベルの最も大
きい基地局の無線ゾーンに移動局110が在圏するとみ
なす。そして、移動局110の位置登録を回線制御局3
00にて行なう。
【0024】ここでは、便宜上、基地局210を1番目
の基地局(#1)とし、基地局230を2番目の基地局
(#2)とし、基地局250を3番目の基地局(#3)
とし、基地局270を4番目の基地局(#4)とする。
また、この例では、移動局110における各基地局から
の電波の受信レベルの大きさは、基地局230が最も大
きく、基地局270が2番目に大きく、基地局250が
3番目に大きく、基地局210が4番目に大きい場合を
想定して説明する。
【0025】従って、移動局110は基地局230の無
線ゾーンZ2に位置登録されている。基地局データベー
ス500には、システム全体に含まれる多数の基地局の
それぞれについて、基地局識別符号と設置位置の座標
(緯度及び経度)のデータが予め登録してある。回線制
御局300は、必要に応じて基地局データベース500
のデータを抽出し、そのデータを、位置登録を行なった
基地局230を介して、移動局110に転送する。
【0026】図2に示すように、移動局110は、アン
テナ111,高周波回路112,変復調回路113,通
信情報処理回路114,コーデック115,スピーカ1
16,マイク117,制御ユニット118,記憶回路1
19,表示ユニット120,地図データ記憶ユニット1
21,受信レベル検出回路122,アンテナ回転機構1
23及びモータドライバ124を備えている。
【0027】アンテナ111は、図8に示すように、指
向性を有している。すなわち、アンテナ111の利得は
方向に応じて異なる。アンテナ111の向きを変えるた
めに、アンテナ111は、アンテナ回転機構123で支
持されている。アンテナ111を回転駆動するために、
アンテナ回転機構123には、図示しないステッピング
モータが備わっている。制御ユニット118は、モータ
ドライバ124を介してアンテナ回転機構123を制御
し、アンテナ111の向きを変えることができる。
【0028】例えば、基地局210から送信された信号
は、アンテナ111で受信され、高周波回路112で低
周波信号に変換され、変復調回路113で復調され、通
信情報処理回路114で復号される。移動局110の受
信信号のうち、通信チャネルに含まれる音声情報はコー
デック115によりD/A変換されて、アナログ信号と
してスピーカ116から出力される。また、移動局11
0の受信信号のうち、制御チャネルに含まれる各種デー
タは、通信情報処理回路114から制御ユニット118
に入力される。
【0029】制御ユニット118は、マイクロコンピュ
ータを内蔵した装置であり、様々な制御を実施する。制
御ユニット118に入力されたデータは、記憶回路11
9に記憶され、必要に応じて読み出される。受信レベル
検出回路122は、各基地局からの電波の受信レベルを
検出し、ディジタル信号として、制御ユニット118に
印加する。また、受信される信号の制御チャネルに含ま
れる基地局識別符号は、通信情報処理回路114から制
御ユニット118に印加される。実質上同じタイミング
で、受信レベルの検出と基地局識別符号の検出を実行す
れば、それぞれの基地局に対する受信レベルを、移動局
110で把握できる。
【0030】地図データ記憶ユニット121は、移動局
110の存在する位置を含む地図情報を保持している。
移動局110の位置が確定すると、制御ユニット118
の制御により、移動局110の現在位置の近傍の地図と
現在位置を示すマークが、表示ユニット120上に表示
される。
【0031】マイク117から入力される音声信号は、
コーデック115でA/D変換され、ディジタル信号と
して通信情報処理回路114に印加される。このディジ
タル信号は、通信チャネルの信号として符号化されて、
通信情報処理回路114から出力される。通信情報処理
回路114が出力する信号は、変復調回路113で変調
され、高周波回路112で高周波信号に変換され、アン
テナ111から電波として送信される。送信する信号の
制御チャネルには、制御ユニット118から出力される
データ(例えば移動局識別符号)が含まれる。
【0032】図3に示すように、基地局210は、アン
テナ211,高周波回路212,変復調回路213,通
信情報処理回路214,コーデック215,受信レベル
検出回路216,制御ユニット217及び記憶回路21
8を備えている。他の基地局230,250,270の
構成は基地局210と同一である。移動局110から送
信された電波は、アンテナ211で受信され、高周波回
路212で低周波信号に変換され、変復調回路213で
復調され、通信情報処理回路214で復号される。
【0033】基地局210の受信信号のうち、通信チャ
ネルに含まれる音声情報はコーデック215によりD/
A変換されて、アナログ信号として図示しないスピーカ
から出力される。同時に、音声情報は、通信情報処理回
路214及び制御ユニット217を介して、回線制御局
300に転送される。また、基地局210の受信信号の
うち、制御チャネルに含まれる各種データは、通信情報
処理回路214から制御ユニット217に入力される。
【0034】また、高周波回路212の一方の出力は、
受信レベル検出回路216に入力される。受信レベル検
出回路216は、高周波回路212の出力レベル、即ち
受信電波の強度に比例する受信レベルを、ディジタル信
号として制御ユニット217に出力する。受信レベル検
出回路216が検出する受信レベルは、信号の制御チャ
ネル及び通信チャネルの何れか一方の成分である。
【0035】制御ユニット217は、マイクロコンピュ
ータを内蔵した装置であり、様々な制御を実施する。制
御ユニット217に入力されたデータは、記憶回路21
8に記憶され、必要に応じて読み出される。受信レベル
検出回路216が受信レベルを測定するときには、それ
と同時に、受信した信号の制御チャネルに含まれる移動
局識別符号が、制御ユニット217によって検出され
る。受信レベルとそれに対応する移動局識別符号は、一
対のデータとして、記憶回路218に記憶される。
【0036】移動局110の制御ユニット118によっ
て実行される位置検出処理の内容を図7に示す。図7の
各処理について、以下に説明する。ステップS11で
は、制御ユニット118は、受信レベル検出回路122
を用いて、各基地局からの電波の受信レベルを検出す
る。但し、アンテナ111が指向性を有しているので、
アンテナ111を回転させて、受信レベルが最大になる
向きで、各々の基地局の受信レベルを検出する。
【0037】ステップS12は、ステップS11の受信
レベルの検出とほぼ同時に実行される。ステップS12
では、移動局110で受信された信号に含まれる、基地
局識別符号を検出する。ステップS11で検出された受
信レベルと、ステップS12で検出された基地局識別符
号は、一対のデータとして、記憶回路119に保存され
る。4つの基地局のそれぞれについて、受信レベルと基
地局識別符号の検出を行うまで、ステップS11〜S1
3の処理が繰り返される。
【0038】ステップS14では、制御ユニット118
は、予め移動局110に割り当てられた移動局識別符号
と、ステップS11で検出された受信レベル及びステッ
プS12で検出された基地局識別符号のデータを、基地
局230を介して回線制御局300に転送する。
【0039】回線制御局300においては、移動局11
0から、移動局識別符号と、4つの基地局のそれぞれに
対する基地局識別符号及び受信レベルのデータが入力さ
れると、図5に示すようなデータを生成する。図5に示
すデータのうち、各基地局の位置座標は、基地局識別符
号に基づいて、基地局データベース500から抽出され
る。図5に示すデータ群が、基地局230を介して、移
動局110に転送される。
【0040】図5に示すデータ群が、回線制御局300
から移動局110に入力されると、制御ユニット118
が実行する処理は、ステップS15を通ってステップS
16に進む。ステップS16では、4つの基地局のう
ち、受信レベルが最大の基地局(#2)を識別し、その
基地局を基準として、反時計回りで各基地局の検出順を
決定する。この例では、基地局#2,基地局#4,基地
局#3,基地局#1の順に受信レベルが大きいので、基
地局#2を基準として、反時計回りに、基地局#2,基
地局#3,基地局#4,基地局#1の順番に、検出順を
定める。
【0041】ステップS17では、基地局#2に対する
受信レベルが最大になる基準方向の向きから、アンテナ
111を反時計回りに回転し、各基地局の方向を検出す
る。つまり、各基地局に対する受信レベルが最大になる
アンテナ111の向きを検出する。前記基準方向に対す
るアンテナ111の回転量から、相対的な方向が検出さ
れる。
【0042】ステップS18では、ステップS17で検
出した各基地局の方向に基づいて、基地局間の相対角度
と基地局間の距離を検出する。すなわち、図8に示すよ
うに、基地局#2の方向と基地局#3の方向との相対角
度θ23,基地局#3の方向と基地局#4の方向との相対
角度θ34,基地局#4の方向と基地局#1の方向との相
対角度θ41及び基地局#1の方向と基地局#2の方向と
の相対角度θ12を求める。
【0043】更に、基地局#2−#3間の距離r23,基
地局#3−#4間の距離r34,基地局#4−#1間の距
離r41及び基地局#1−#2間の距離r12を求める。こ
れらの距離は、回線制御局300から入力された各基地
局の位置座標の差から計算で求められる。ステップS1
8が終了すると、図6に示すようなデータが得られる。
このデータに基づいて、ステップS19,S20及びS
21の処理で、移動局110の位置が検出される。ステ
ップS22では、検出された位置と地図を表示する。
【0044】ステップS19の「移動局位置検出1」で
は、基地局#2−#3間の距離r23,基地局#3−#4
間の距離r34,基地局#2−#3間の相対角度θ23及び
基地局#3−#4間の相対角度θ34を用いて、移動局の
位置を第1の交点座標として求める。ステップS20の
「移動局位置検出2」では、基地局#4−#1間の距離
41及び基地局#1−#2間の距離r12,基地局#4−
#1間の相対角度θ41及び基地局#1−#2間の相対角
度θ12を用いて、移動局の位置を第2の交点座標として
求める。
【0045】ステップS19では、第1の交点座標とし
て複数の位置が検出される。また、ステップS20で
は、第2の交点座標として複数の位置が検出される。ス
テップS21では、複数の第1の交点座標と複数の第2
の交点座標のうち、第1の交点座標と第2の交点座標に
共通の座標(一致する座標)を、移動局110の位置と
して検出する。
【0046】ステップS19,S20及びS21におけ
る位置検出の原理について、基地局数が4の場合を例と
して説明する。移動局と各基地局の位置をx−y平面座
標(緯度,経度に対応する)上に表すと、図9のように
なる。
【0047】ここでは、図9に示すように、移動局の座
標を(xa,ya)で表し、基地局#1,基地局#2,基
地局#及び基地局#4の各座標を、それぞれ、(x1
1),(x2,y2),(x3,y3)及び(x4,y4
で表す。また、移動局の位置をEとし、基地局#1,基
地局#2,基地局#及び基地局#4の位置を、それぞ
れ、A,B,C及びDとする。
【0048】従って、AEBの角度はθ23、BECの角
度はθ34、CEDの角度はθ41、DEAの角度はθ12
ある。また、各基地局間の距離r23,r34,r41及びr
12は、それぞれ、次式で表される。
【数1】 図9に示す各三角形EAB,EBC,ECD,EDAに
おいては、余弦定理により、次式が成立する。
【数2】 ステップS19では、θ23,r23,θ34及びr34が与え
られるので、これらに基づいて、まず、三角形EAB及
びEBCについて、線分EBを共通とし、交点の座標
(xa,ya)を求める。線分EBは、移動局の座標(x
a,ya)と基地局#3の座標(x3,y3)を通るから、
xa,yaは、次に示すように、媒介変数を用いて表示
できる。
【0049】μ=cosφa ・・・(13) λ=sinφa ・・・(14) とし、tを実数とすると、次式が成立する。 xa=x3+μ・t ・・・(15) ya=y3+λ・t ・・・(16) ここで、上記第15式,第16式を、前記第5式,第6式に
代入し、次の第17式の関係を用いると、次の第18式,第
19式が成立する。但し、tは0以外とする。
【0050】μ2+λ2=1 ・・・(17)
【数3】 上記第18式,第19式を変形すると、次の第20式,第21式
が得られる。
【数4】 一般に、2次方程式(x2+b1・x+c1=0,x2+b2
・x+c2=0)の共通の根は、次の第22式で表される。
また、第22式を整理すると、次の第23式が得られる。
【数5】 上記第22式及び第23式の係数b1,b2,c1,c2は、次
式のように与えられる。
【数6】 次の第28式の関係から第29式が得られるので、第29式の
λを前記第23式に代入し、方程式をμについて解く。そ
の結果と第22式を、前記第15式,第16式に代入すると、
交点の座標(xa,ya)を求めることができる。
【数7】 上記処理が、図7のステップS19に対応する。上記処
理で求められる座標(xa,ya)は、μ,λが複数の解
を有するため、求めるべき移動局の位置座標を含み、か
つ、複数種類の座標値を有する。従って、複数の座標値
の中から、移動局の位置座標を確定する必要がある。そ
こで、上記処理で計算対象とした三角形以外の三角形に
ついても、上記と同様の処理を行う。つまり、図7のス
テップS20では、次に示す処理を行う。
【0051】ステップS20では、θ41,r41,θ12
びr12が与えられるので、これらに基づいて、三角形E
DC及びEDAについて、線分EDを共通とし、交点の
座標(xb,yb)を求める。線分EDは、移動局の座標
(xb,yb)と基地局#1の座標(x1,y1)を通るか
ら、xb,ybは、次に示すように、媒介変数を用いて表
示できる。
【0052】μ=cosφb ・・・(30) λ=sinφb ・・・(31) とし、tを実数とすると、次式が成立する。
【0053】xb=x1+μ・t ・・・(32) yb=y1+λ・t ・・・(33) ここで、上記第30式,第31式を、前記第7式,第8式に
代入し、前記第17式の関係を用いると、次の第34式,第
35式が成立する。但し、tは0以外とする。
【数8】 前記第34式,第35式を変形すると、次の第36式,第37式
が得られる。
【数9】 一般に、2次方程式(x2+d1・x+e1=0,x2+d2
・x+e2=0)の共通の根は、次の第38式で表される。
また、第38式を整理すると、次の第39式が得られる。
【数10】 上記第38式及び第39式の係数d1,d2,e1,e2は、次
式のように与えられる。
【数11】 前記第29式のλを第39式に代入してμについて解き、更
にλを求める。μ及びλを前記第36式又は第37式に代入
し、tについて解く。この結果を前記第32式,第33式に
代入すれば、交点座標(xb,yb)が得られる。上記処
理が、図7のステップS20に対応する。上記処理で求
められる座標(xb,yb)は、μ,λが複数の解を有す
るため、求めるべき移動局の位置座標を含み、かつ、複
数種類の座標値を有する。
【0054】ステップS21では、複数の交点座標(x
a,ya)と、複数の交点座標(xb,yb)の両方に共通
な座標を、移動局の位置座標として確定する。 (第2の実施の形態)この形態の移動局のアンテナの指
向特性を図10に示す。この形態は、請求項6に対応す
る。
【0055】図10に示すアンテナを、前記第1の実施
の形態のアンテナ111の代わりに利用することができ
る。但し、方向を検出する場合には、アンテナを回転
し、受信レベルが最低になる方向を検出する。
【0056】すなわち、この形態では、アンテナの指向
性のヌル点(受信レベルが最も落ち込む点)を用いて到
来方向を求める。ヌル点近傍の方が受信レベルの低下が
急峻であるため、第1の実施の形態よりも、電波の到来
方向をより高精度に求めることができる。
【0057】
【発明の効果】本発明では、移動局において基地局から
の到来電波の相対角度を測定し、相対角度と基地局問距
離から移動局の位置を確定できるので、GPS電波を受
信するための受信機を移動局に備える必要がない。従っ
て、移動局の小型化、経済化が図れる。さらに、GPS
電波が受信できない屋内においても位置検出が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】位置検出システムの主要な構成要素を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の位置検出システムの移動局の構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1の位置検出システムの基地局の構成を示す
ブロック図である。
【図4】移動局を1つの基地局に割り当てるための処理
を示すブロック図である。
【図5】回線制御局が生成するデータの構成例を示すマ
ップである。
【図6】移動局が生成するデータの構成例を示すマップ
である。
【図7】移動局の位置検出処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】移動局と基地局の配置を示す平面図である。
【図9】移動局と基地局の位置座標の配置を示す平面図
である。
【図10】第2の実施の形態の移動局のアンテナの指向
性を示す平面図である。
【符号の説明】
110 移動局 111 アンテナ 112 高周波回路 113 変復調回路 114 通信情報処理回路 115 コーデック 116 スピーカ 117 マイク 118 制御ユニット 119 記憶回路 120 表示ユニット 121 地図データ記憶ユニット 122 受信レベル検出回路 123 アンテナ回転機構 124 モータドライバ 210,230,250,270 基地局 211 アンテナ 212 高周波回路 213 変復調回路 214 通信情報処理回路 215 コーデック 216 受信レベル検出回路 217 制御ユニット 218 記憶回路 300 回線制御局 400 電気通信網 500 基地局データベース Z1,Z2,Z3,Z4 無線ゾーン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電気通信網に接続された複数の無
    線基地局と、前記無線基地局との間で無線通信が可能な
    1つ以上の移動局とで構成される通信システムを利用す
    る位置検出方法であって、 前記移動局において、少なくとも4つの前記無線基地局
    からの電波を受信すると共に受信レベルを検出し、 前記移動局に備わった指向性アンテナを回転し、 前記指向性アンテナの向きと前記移動局で検出される受
    信レベルの変化に基づいて、前記無線基地局の各々の方
    向を検出し、 前記複数の無線基地局の検出された方向の差を相対角度
    として検出し、 前記複数の無線基地局の各々の存在位置に基づいて前記
    複数の無線基地局の間の距離を基地局間距離として求
    め、 少なくとも4つの前記無線基地局に関する前記相対角度
    および前記基地局間距離に基づいて、前記移動局の位置
    を求めることを特徴とする位置検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置検出方法において、
    前記4つの無線基地局に含まれる2つの無線基地局の位
    置と移動局の位置とを結ぶ3角形に関する方程式を複数
    利用し、前記相対角度および前記基地局間距離を前記複
    数の方程式に代入して、前記複数の方程式に共通の根を
    算出し、算出した根に基づいて前記移動局の位置を求め
    ることを特徴とする位置検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の位置検出方法において、
    互いに共通な辺を有し隣接する2つの第1組の3角形に
    対応する2つの第1組の方程式に共通の複数の第1の根
    を求め、互いに共通な辺を有し隣接する2つの第2組の
    3角形に対応する2つの第2組の方程式に共通の複数の
    第2の根を求め、前記複数の第1の根と前記複数の第2
    の根とを比較し、比較結果に応じて前記移動局の位置を
    求めることを特徴とする位置検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の位置検出方法において、
    前記複数の無線基地局のそれぞれが、前記移動局からの
    電波の受信レベルを検出し、検出した受信レベルが最大
    の1つの特定無線基地局が、該特定無線基地局の近傍の
    複数の無線基地局の識別符号および存在位置の情報を前
    記移動局に対して送信し、移動局が、前記特定無線基地
    局から送られる情報に含まれる識別符号のそれぞれに対
    応する複数の無線基地局の電波を受信して、移動局自身
    の位置を検出することを特徴とする位置検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の位置検出方法において、
    前記移動局で検出される電波の受信レベルが最大になる
    時の前記指向性アンテナの向きに基づいて、前記無線基
    地局の各々の方向を検出することを特徴とする位置検出
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の位置検出方法において、
    前記移動局で検出される電波の受信レベルが最小になる
    時の前記指向性アンテナの向きに基づいて、前記無線基
    地局の各々の方向を検出することを特徴とする位置検出
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の位置検出方法において、
    前記移動局上の表示装置に、検出された移動局の位置を
    表示することを特徴とする位置検出方法。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の位置検出方法において、
    前記特定無線基地局が、その位置を基準とする特定範囲
    の地図情報を、前記移動局に送信し、前記移動局上の表
    示装置に、前記特定無線基地局から移動局へ送られた地
    図情報を表示することを特徴とする位置検出方法。
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