JPH11177754A - スキャナシステムおよびスキャナシステムのデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

スキャナシステムおよびスキャナシステムのデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11177754A
JPH11177754A JP9342489A JP34248997A JPH11177754A JP H11177754 A JPH11177754 A JP H11177754A JP 9342489 A JP9342489 A JP 9342489A JP 34248997 A JP34248997 A JP 34248997A JP H11177754 A JPH11177754 A JP H11177754A
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JP
Japan
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scanner
profile
data processing
scanner device
scanning
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JP9342489A
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English (en)
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Akira Kishida
晃 岸田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在選択可能なスキャナ装置候補を随時確認
して、原稿入力条件に見合う最適なスキャナ装置を選択
することである。 【解決手段】 ホストコンピュータ装置1を介してネッ
トワーク6上のスキャナ装置3,5の動作状況および設
定可能な仕様情報を各スキャナ装置3,5のデバイスド
ライバから取得してプロファイルを作成してRAM上で
一元管理し、各クライアントコンピュータ2,4等から
の個別的なプロファイル取得要求に応じてプロファイル
データを通知する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介してスキャナ装置を接続可能な複数のデータ処理装置
とサーバ装置とが通信可能なスキャナシステムおよびス
キャナシステムのデータ処理方法およびコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナにおいて、ホストコンピ
ュータ等に接続されたローカルスキャナからイメージデ
ータを受信して使用するネットワークスキャナが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスキャ
ナおよびスキャナサーバシステムの画像入力制御方法で
は、前記スキャナは、専用のシステムとスキャナを使用
しない限り実現できない。
【0004】一方、単体のスキャナなどは基本的にSC
SIインタフェースなどでホストと接続されており、1
対1(Peer to Peer)の使用方法しかでき
なかった。
【0005】また、複数のスキャナがネットワークで使
用可能である場合、ユーザの選択する方法として、ネッ
トワーク上で参照できるスキャナ資源情報を入手できな
いのが現状であり、その状況での各スキャナの状態も簡
単に参照することができなかった。さらに、複数のスキ
ャナで使用可能なスキャナを自動選択する機能もなかっ
たため、スキャナをネットワーク上で利用する形態が限
定されてしまい、ユーザはそれぞれ接続されているホス
トコンピュータ上に赴き画像データの取り込み処理を実
行しなければならない等の操作上の問題点があった。
【0006】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、本発明の目的は、サーバ装置を介してネ
ットワーク上のスキャナ装置資源の動作状況および設定
可能な仕様情報を取得してプロファイルを作成して一元
管理し、各データ処理装置からの個別的なプロファイル
取得要求に応じてプロファイルデータを通知することに
より、ネットワーク上のデータ処理装置に接続される複
数のスキャナ装置がサーバ装置で一元管理できネットワ
ーク上のデータ処理装置側のユーザは現在選択可能なス
キャナ装置候補を随時確認して、原稿入力条件に見合う
最適なスキャナ装置を選択したり、選択したスキャナ装
置での原稿入力処理時間とを認知できるユーザフレンド
リな原稿入力処理環境を自在に構築することができるス
キャナシステムおよびスキャナシステムのデータ処理方
法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
納した記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介してスキャナ装置を接続可能な
複数のデータ処理装置とサーバ装置とが通信可能なスキ
ャナシステムであって、前記スキャナ装置が接続された
いずれかのデータ処理装置から前記スキャナ装置に設定
可能な仕様情報を取得する取得手段と、前記取得手段に
より取得した各仕様情報を解析してプロファイル管理テ
ーブルを作成する作成手段と、前記取得手段により取得
した各仕様情報に基づく各走査条件毎に各スキャナ装置
に対して指示されるテスト走査に伴う処理時間を計時す
る計時手段と、前記計時手段が計時して各走査条件毎の
処理時間を前記プロファイル管理テーブルに登録する登
録手段と、各データ処理装置からのプロファイル要求に
基づいて前記プロファイル管理テーブルに登録されたプ
ロファイルデータを転送する転送手段とを有するもので
ある。
【0008】本発明に係る第2の発明は、所望の原稿読
取り条件を設定する設定手段と、前記サーバ装置に登録
管理されるプロファイルデータを取得する取得手段と、
前記所望の原稿読取り条件と前記プロファイルデータと
を比較して、選択可能なスキャナ装置候補中で選択すべ
きスキャナ装置を表示部に段階表示する第1の制御手段
とを有するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記サーバ装
置に登録管理されるプロファイルデータを取得する取得
手段と、前記取得手段により取得した前記プロファイル
データを表示部に表示する第2の制御手段とを有するも
のである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記所望の原
稿読取り条件に基づいていずれかのスキャナ装置を自動
選択する選択モードを設定するモード設定手段を有し、
前記第1の制御手段は、前記モード設定手段により前記
選択モードが選択されている場合に、前記表示部に段階
表示される先頭のスキャナ装置から順次選択してスキャ
ン開始を指示するものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記表示部に
段階表示されるスキャナ装置候補中から選択すべきスキ
ャナ装置を指定する指定手段と、前記第1の制御手段
は、前記指定手段により指定されているスキャナ装置に
スキャン開始を指示するものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記第1の制
御手段は、取得したプロファイルデータに基づいて原稿
スキャンニング時間を算出して前記表示部に表示するも
のである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、各データ処理
装置からのプロファイル要求に基づいて前記プロファイ
ル管理テーブルを更新する更新手段を有するものであ
る。
【0014】本発明に係る第8の発明は、所定の通信媒
体を介してスキャナ装置を接続可能な複数のデータ処理
装置とサーバ装置とが通信可能なスキャナシステムのデ
ータ処理方法であって、前記スキャナ装置が接続された
いずれかのデータ処理装置から前記スキャナ装置に設定
可能な仕様情報を取得する取得工程と、前記取得工程に
より取得した各仕様情報を解析してプロファイル管理テ
ーブルを作成する作成工程と、前記取得工程により取得
した各仕様情報に基づく各走査条件毎に各スキャナ装置
に対して指示されるテスト走査に伴う処理時間を計時す
る計時工程と、前記計時工程が計時して各走査条件毎の
処理時間を前記プロファイル管理テーブルに登録する登
録工程と、各データ処理装置からのプロファイル要求に
基づいて前記プロファイル管理テーブルに登録されたプ
ロファイルデータを転送する転送工程とを有するもので
ある。
【0015】本発明に係る第9の発明は、所望の原稿読
取り条件を設定する設定工程と、前記サーバ装置に登録
管理されるプロファイルデータを取得する第2の取得工
程と、前記所望の原稿読取り条件と前記プロファイルデ
ータとを比較して、選択可能なスキャナ装置候補中で選
択すべきスキャナ装置を表示部に段階表示する第1の表
示工程とを有するものである。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記サーバ
装置に登録管理されるプロファイルデータを取得する第
2の取得工程と、前記第2の取得工程により取得した前
記プロファイルデータを表示部に表示する第2の表示工
程とを有するものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、前記所望の
原稿読取り条件に基づいていずれかのスキャナ装置を自
動選択する選択モードを設定するモード設定工程とを有
し、前記モード設定工程により前記選択モードが選択さ
れている場合に、前記表示部に段階表示される先頭のス
キャナ装置から順次選択してスキャン開始を指示する第
1の指示工程とを有するものである。
【0018】本発明に係る第12の発明は、前記表示部
に段階表示されるスキャナ装置候補中から選択すべきス
キャナ装置を指定する指定工程と、前記指定工程により
指定されているスキャナ装置にスキャン開始を指示する
第2の指示工程とを有するものである。
【0019】本発明に係る第13の発明は、前記第2の
取得工程により取得したプロファイルデータに基づいて
原稿スキャンニング時間を算出して前記表示部に表示す
る第3の表示工程を有するものである。
【0020】本発明に係る第14の発明は、各データ処
理装置からのプロファイル要求に基づいて前記プロファ
イル管理テーブルを更新する更新工程を有するものであ
る。
【0021】本発明に係る第15の発明は、所定の通信
媒体を介してスキャナ装置を接続可能な複数のデータ処
理装置とサーバ装置とが通信可能なスキャナシステムを
制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
納した記憶媒体であって、前記スキャナ装置が接続され
たいずれかのデータ処理装置から前記スキャナ装置に設
定可能な仕様情報を取得する取得工程と、前記取得工程
により取得した各仕様情報を解析してプロファイル管理
テーブルを作成する作成工程と、前記取得工程により取
得した各仕様情報に基づく各走査条件毎に各スキャナ装
置に対して指示されるテスト走査に伴う処理時間を計時
する計時工程と、前記計時工程が計時して各走査条件毎
の処理時間を前記プロファイル管理テーブルに登録する
登録工程と、各データ処理装置からのプロファイル要求
に基づいて前記プロファイル管理テーブルに登録された
プロファイルデータを転送する転送工程とを有するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納
したものである。
【0022】本発明に係る第16の発明は、所望の原稿
読取り条件を設定する設定工程と、前記サーバ装置に登
録管理されるプロファイルデータを取得する第2の取得
工程と、前記所望の原稿読取り条件と前記プロファイル
データとを比較して、選択可能なスキャナ装置候補中で
選択すべきスキャナ装置を表示部に段階表示する第1の
表示工程とを有するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを記憶媒体に格納したものである。
【0023】本発明に係る第17の発明は、前記サーバ
装置に登録管理されるプロファイルデータを取得する第
2の取得工程と、前記第2の取得工程により取得した前
記プロファイルデータを表示部に表示する第2の表示工
程とを有するコンピュータが読み出し可能なプログラム
を記憶媒体に格納したものである。
【0024】本発明に係る第18の発明は、前記所望の
原稿読取り条件に基づいていずれかのスキャナ装置を自
動選択する選択モードを設定するモード設定工程と、前
記モード設定工程により前記選択モードが選択されてい
る場合に、前記表示部に段階表示される先頭のスキャナ
装置から順次選択してスキャン開始を指示する第1の指
示工程とを有するコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを記憶媒体に格納したものである。
【0025】本発明に係る第19の発明は、前記表示部
に段階表示されるスキャナ装置候補中から選択すべきス
キャナ装置を指定する指定工程と、前記指定工程により
指定されているスキャナ装置にスキャン開始を指示する
第2の指示工程とを有するコンピュータが読み出し可能
なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0026】本発明に係る第20の発明は、前記第2の
取得工程により取得したプロファイルデータに基づいて
原稿スキャンニング時間を算出して前記表示部に表示す
る第3の表示工程を有するコンピュータが読み出し可能
なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0027】本発明に係る第21の発明は、各データ処
理装置からのプロファイル要求に基づいて前記プロファ
イル管理テーブルを更新する更新工程を有するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納した
ものである。
【0028】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示すスキャナシステムの構成を説明す
る概略構成図である。
【0029】図1において、1はホストコンピュータ装
置(ホストコンピュータ)で、所定のOSに従って種々
のアプリケーションプログラムを実行して、所定のイン
タフェースを介して接続されるスキャナ装置3を利用し
て原稿画像の取り込み処理を含む画像処理を実行する。
なお、ホストコンピュータ装置1の図示しないメモリ資
源となる記憶装置(ハードディスク装置)にスキャナサ
ーバソフトがインストールされており、RAM等のメモ
リ部にロードされ起動されている。6はネットワーク
で、クライアントコンピュータ2,4とホストコンピュ
ータ装置1とが所定のプロトコルで通信可能に構成され
ている。
【0030】また、クライアントコンピュータ2,4の
メモリ部(ハードディスク装置)にはクライアント部ス
キャナツールがインストールされており、クライアント
コンピュータ4には、スキャナ装置5が所定のインタフ
ェースを介して接続されており、ハードディスク装置等
を含むメモリ部にはスキャナドライバもインストールさ
れている。なお、スキャナ装置3,5はモノクロ画像お
よびカラー画像を所定の解像度で読み取り、種々の画像
処理を施した画像データを生成することが可能に構成さ
れている。また、スキャナ装置3,5を利用する各種の
アプリケーション、例えばOCR用のソフト,文書ファ
イル管理用のソフト,画像処理用のソフト,図示しない
プリンタへの画像データ転送ソフト等が対応するホスト
コンピュータ装置1あるいはクライアントコンピュータ
4等に記憶されている。
【0031】図2は、図1に示したホストコンピュータ
装置1とスキャナ装置3との制御構成を説明するブロッ
ク図であり、図1と同一のものには同一の符号を付して
あり、ホストコンピュータ装置1は、所定のインタフェ
ース(例えばSCSI)を介してスキャナ装置3と通信
可能に構成され、スキャナ装置3が読み取って画像処理
されたイメージデータを受信している。なお、図1に示
したクライアントコンピュータ4にインストールされる
スキャナドライバが接続されるスキャナ装置5の駆動を
制御しており、ホストコンピュータ装置1にインストー
ルされるスキャナサーバソフトウエアは、スキャナ装置
5のスキャナドライバを介してスキャナ装置5の特定情
報を取得して、当該ホストコンピュータ装置1にスキャ
ナツールに必要な情報を引き渡す処理を行っている。
【0032】ホストコンピュータ装置1において、10
9はインタフェース部で、イーサネット等のネットワー
ク6へ接続する。110はSCSIコントローラで、ス
キャナ装置3とホストコンピュータ装置1との間のデー
タ転送を制御している。
【0033】104はCPUで、ROM105およびメ
モリコントローラ(MC)108を介して接続される外
部メモリ等に記憶された制御プログラム,アプリケーシ
ョンプログラムを実行する。
【0034】106は増設可能なRAMで、主としてC
PU104のワークメモリとして機能する。106はキ
ーボードコントローラ(KBC)で、図示しないキーボ
ード,ポインティングデバイスからの入力情報を処理す
る。107はCRTコントローラ(CRTC)で、コン
トロールパネル等で設定されたパラメータ(デスクトッ
プ領域の指定,表示色数の指定等)に基づいて図示しな
いCRT装置の解像度,色等を含む各種データの表示を
制御する。111は内部バスで、各デバイス間とのデー
タのやり取りを可能としている。
【0035】スキャナ装置3において、201は内部バ
スで、後述する各デバイスとのデータのやり取りを可能
として。202はCPUで、ROM204に記憶されて
いる制御プログラムやデータに従って各種制御を行って
スキャナ装置3全体の動作を制御する。205はSCS
Iコントローラで、SCSIコントローラ110を介し
てホストコンピュータ装置1とのデータのやり取りを制
御する。
【0036】208はスキャン部で、CCDカラーイメ
ージセンサ等を備え、搬送される原稿または原稿台に載
置された原稿画像を光学走査して得られる反射画像を読
み取られるアナログ画像信号をA/D変換して、所定ビ
ット数の画像データをスキャンニングインタフェース2
06を介して出力する。
【0037】図3は、図2に示したRAM106に確保
されるプロファイルマトリックスデータテーブルの一例
を示す図であり、ネットワーク上のスキャナ装置毎にタ
グが付加されて個別管理される場合に対応する。なお、
プロファイルマトリックスデータテーブルPMDTは、
サーバ機能を備えるホストコンピュータ装置1がスキャ
ナ装置3を起動するドライバソフトからあるいはクライ
アントコンピュータ4にスキャナ資源取得要求を発行し
て、クライアントコンピュータ4のドライバから取得さ
れる資源情報を取得して作成するものとする。
【0038】図において、Tagはタグで、目的スキャ
ナ名が設定される。DPIは解像度で、可能なスキャン
解像度が設定される。Typeは種別で、当該スキャナ
装置がモノクロ原稿専用かカラー原稿読取り可能かを示
すデータが設定される。
【0039】Timeは処理時間パラメータで、後述す
るテスト処理に基づくタイマ値が設定される。Para
m1は第1パラメータで、テキスト強調処理有無等が設
定される。Param2は第2パラメータで、生成され
るデータの種別(白黒データ,カラーデータ)が設定さ
れる。
【0040】なお、上記プロファイルマトリックスデー
タテーブルPMDT内へのデータ設定は、スキャナサー
バソフトウエアがデバイスドライバから仕様リスト(C
apabilityリスト)を取得して作成したものが
設定される。なお、Timeの部分には後述するスキャ
ナテストの結果が入力される。
【0041】以下、本実施形態の特徴的構成について図
2等を参照して説明する。
【0042】上記のように構成された所定の通信媒体
(イーサネット,インタフェースを含む)を介してスキ
ャナ装置3,5を接続可能な複数のデータ処理装置(ク
ライアントコンピュータ4,2)とサーバ装置(ホスト
コンピュータ装置1)とが通信可能なスキャナシステム
であって、前記スキャナ装置が接続されたいずれかのデ
ータ処理装置から前記スキャナ装置に設定可能な仕様情
報(CapabilityFile)を取得する取得手
段(CPU104がROM105または図示しない外部
メモリに記憶された制御プログラムを実行して取得す
る)と、前記取得手段により取得した各仕様情報を解析
してプロファイル管理テーブルを作成する作成手段(C
PU104がROM105または図示しない外部メモリ
に記憶された制御プログラムを実行してRAM106上
にプロファイルとして作成する)と、前記取得手段によ
り取得した各仕様情報に基づく各走査条件毎に各スキャ
ナ装置に対して指示されるテスト走査に伴う処理時間を
計時する計時手段(CPU104が内部タイマにより計
時する)と、前記計時手段が計時して各走査条件毎の処
理時間を前記プロファイル管理テーブルに登録する登録
手段(CPU104がROM105または図示しない外
部メモリに記憶された制御プログラムを実行して取得す
る)と、各データ処理装置からのプロファイル要求に基
づいて前記プロファイル管理テーブルに登録されたプロ
ファイルデータを転送する転送手段(CPU104がR
OM105または図示しない外部メモリに記憶された制
御プログラムを実行して転送する)とを有するので、ネ
ットワーク上のデータ処理装置に接続されている各スキ
ャナ装置の設定可能な仕様情報をサーバ装置が一元管理
でき、いずれのデータ処理装置のユーザからのスキャナ
情報要求に応じて、スキャナ情報を通知することができ
る。
【0043】また、所望の原稿読取り条件を設定する設
定手段(クライアントコンピュータ2,4のメモリ資源
にインストールされたドライバプログラムで設定する)
と、前記サーバ装置に登録管理されるプロファイルデー
タを取得する取得手段(クライアントコンピュータ2,
4のメモリ資源に記憶された通信プログラムを実行して
ホストコンピュータ装置1より取得する)と、前記所望
の原稿読取り条件と前記プロファイルデータとを比較し
て、選択可能なスキャナ装置候補中で選択すべきスキャ
ナ装置を表示部(クライアントコンピュータ2,4に備
えられるCRT,LCD(液晶ディスプレイ))に段階
表示する第1の制御手段(クライアントコンピュータ
2,4のメモリ資源に記憶された通信プログラムをクラ
イアントコンピュータ2,4に備えられるCPUが実行
して表示処理する)とを有するので、ネットワーク上の
スキャナ装置であって、設定した所望の原稿読取り条件
に適合する順番に配列される最適なスキャナ装置候補を
確認することができる。
【0044】さらに、前記サーバ装置に登録管理される
プロファイルデータを取得する取得手段(クライアント
コンピュータ2,4のメモリ資源に記憶された通信プロ
グラムを実行してホストコンピュータ装置1より取得す
る)と、前記取得手段により取得した前記プロファイル
データを表示部に表示する第2の制御手段(クライアン
トコンピュータ2,4のメモリ資源に記憶された通信プ
ログラムをクライアントコンピュータ2,4に備えられ
るCPUが実行して表示処理する)とを有するので、ネ
ットワーク上の各スキャナ装置のスペックを事前に確認
することができる。
【0045】また、前記所望の原稿読取り条件に基づい
ていずれかのスキャナ装置を自動選択する選択モードを
設定するモード設定手段(クライアントコンピュータ
2,4のメモリ資源に記憶されたドライバプログラムを
実行して、表示画面上で設定する)を有し、クライアン
トコンピュータ2,4に備えられるCPUは、前記モー
ド設定手段により前記選択モードが選択されている場合
に、前記表示部に段階表示される先頭のスキャナ装置か
ら順次選択してスキャン開始を指示するので、ネットワ
ーク上のデータ処理装置に接続されている各スキャナ装
置のうちで、所望の原稿読取り条件を満足するいずれか
のスキャナ装置を自動選択することができ、ユーザによ
るスキャナ装置選択操作負担を軽減することができる。
【0046】さらに、前記表示部に段階表示されるスキ
ャナ装置候補中から選択すべきスキャナ装置を指定する
指定手段(クライアントコンピュータ2,4のメモリ資
源に記憶されたドライバプログラムを実行して、表示画
面上で指定する)と、クライアントコンピュータ2,4
のCPUは、前記指定手段により指定されているスキャ
ナ装置にスキャン開始を指示するので、ネットワーク上
のデータ処理装置に接続されている各スキャナ装置のう
ちで、ユーザが意図するスキャナ装置を選択でき、ユー
ザのスキャナ使用環境に対して柔軟に対応することがで
きる。
【0047】また、クライアントコンピュータ2,4の
CPUは、取得したプロファイルデータに基づいて原稿
スキャンニング時間を算出して前記表示部に表示するの
で、原稿走査開始前に、選択しているスキャナ装置によ
る原稿走査処理時間を認知でき、その原稿走査処理時間
に応じてユーザが原稿読取り条件を変更したり、スキャ
ナ装置をマニュアルで選択し直すこともできる。
【0048】さらに、各クライアントコンピュータ2,
4からのプロファイル要求に基づいて前記プロファイル
管理テーブルを更新する更新手段(CPU104がRO
M105または図示しない外部メモリに記憶された制御
プログラムを実行して更新する)を有するので、常に最
新のプロファイルデータを各データ処理装置のユーザに
通知することができ、ネットワーク上の使用環境が変動
しても、走査可能なスキャナ装置を確実に把握すること
ができる。
【0049】図4は、本発明に係るスキャナシステムに
おける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、ホストコンピュータ装置1内のスキャナサー
バソフトウエア(スキャナサーバソフトは、ホストコン
ピュータ装置1内の不図示のハードディスク装置からロ
ードしRAM103内に格納される)のスキャナ管理用
プロファイルマトリックスデータ作成のためのテスト処
理手順に対応する。なお、(1)〜(8)は各ステップ
を示す。
【0050】テストは一定期間以上スキャナ装置3,5
が稼働していない状況で自動的に行われる。テストが起
動すると、まず、ステップ(1)で一定期間以上スキャ
ナが稼働していないかを確認し、稼働していると判定し
た場合には処理を終了する。
【0051】一方、ステップ(1)において、稼働して
いないと判定した場合には、ステップ(2)で各スキャ
ナ装置3,5からCapabilityファイルを受信
する。このCapabilityファイルはサーバソフ
トがクライアントコンピュータ4にコマンドを送り、そ
こで常駐しているスキャナドライバから送信される。内
容としてのパラメータとなる、情報が決められた形式で
保存されている。なお、本実施形態において、スキャナ
装置3に関しては、ホストコンピュータ装置1のスキャ
ナドライバから直接取得するものとする。
【0052】次に、ステップ(3)で、CPU104は
Capabilityファイルのパラメータの順番に前
記スキャナドライバの設定を行い、該設定を使用し、ス
テップ(4)でスキャンコマンドをスキャナ装置に送信
すると同時に図示しないタイマをセットする。次に、ス
テップ(5)で、スキャンコマンドを発行したスキャナ
装置からスキャン終了の通知が来た時点でタイマをスト
ップさせ、パフォーマンス結果となるその値をプロファ
イルマトリックスデータテーブルPMDTの処理時間パ
ラメータTimeとして格納する。
【0053】次に、ステップ(6)で、次にくるパラメ
ータをスキャナドライバにセットする。そして、ステッ
プ(7)でCapabilityファイル内に、テキス
ト強調処理などのオプションの設定があるかどうかを判
断し、あると判断した場合はその設定を加え、ステップ
(3)からステップ(6)を繰り返し、タイマの値をプ
ロファイルマトリックスデータテーブルPMDT内に記
憶する。そして、ステップ(8)で、すべてのパラメー
タを使用してテストを終えたかどうかを判定して、NO
ならばステップ(3)へ戻り、YESならばすべてのテ
ストデータをプロファイルマトリックスデータテーブル
PMDTに付加して、RAM106に格納する。これを
各スキャナについて繰り返す。
【0054】図5は、本発明に係るスキャナシステムに
おける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、スキャナサーバソフトのプロファイルマトリ
ックスデータのソート処理手順に対応する。なお、
(1)〜(9)は各ステップを示す。また、この処理を
実行するプログラムは図2に示したROM105に記憶
され、CPU104の制御の下に実行される。
【0055】まず、ステップ(1)で、処理はホストコ
ンピュータ装置1よりRAM106上のスキャナサーバ
ソフトで、各スキャナ装置から取得したプロファイルマ
トリックスデータがRAM106に現在あるかどうか確
認し、ないと判断した場合はステップ(2)で、図4の
フローチャートで説明したテストをスキャナサーバソフ
トで行いプロファイルマトリックスデータを取得する。
【0056】一方、ステップ(1)で、プロファイルマ
トリックスデータがあればステップ(3)に進み、すべ
てのプロファイルマトリックスデータをロードする。
【0057】次に、ステップ(4)でプロファイルマト
リックスデータ内のパラメータ内で、同じ解像度,色設
定などソートする基準を決め、同じ基準のパラメータを
各スキャナものと比較する。
【0058】次に、ステップ(5)に進み、比較したデ
ータに順位付けをして記録、またはディスプレイ部に表
示できるようにする。そして、ステップ(6)で比較可
能なパラメータをすべて処理したかどうかを確認し、N
Oであればステップ(4),ステップ(5)を繰り返
し、YESであればステップ(7)に進み、他のスキャ
ナのプロファイルマトリックスデータとの比較が終った
かどうかを判断し、NOであればステップ(3)からス
テップ(6)を繰り返し、YESであればステップ
(8)ですべての比較結果をソートしサムネイル形式で
表示する。
【0059】そして、最後にステップ(9)で、推奨の
設定値をスキャナドライバのデフォルト設定にして、処
理を終了する。
【0060】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態を説明する。スキャナサーバシステム構成は図1の
構成と同じである。
【0061】図6は、本発明に係るスキャナシステムに
おける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、スキャナサーバソフトのテスト情報を取得管
理する処理に対応する。なお、(1)〜(11)は各ス
テップを示す。
【0062】まず、ステップ(1)で一定期間中にスキ
ャナのイベントがなく、デバイスが空いている状態であ
るかを判断し、空いている状態でないと判断した場合
は、ステップ(2)でイベントログ情報を更新し情報の
メンテナンスを行う。その後、ステップ(3)でクライ
アント用スキャナツールからデータ参照コマンドが来て
いないかどうかを判断し、来ていないと判断した場合に
は、ステップ(1)に戻り、来ていると判定した場合に
は、ステップ(4)でプロファイルマトリックスデータ
をクライアントコンピュータに送信して、ステップ
(1)へ戻る。
【0063】一方、ステップ(1)で、イベントがない
と判定した場合、ステップ(5)で新しいスキャナが接
続されているかを判別し、接続されていると判定した場
合には、ステップ(7)で第1実施形態における図4に
示したテスト処理を行いプロファイルマトリックスデー
タを取得する。そして、ステップ(8)でそのプロファ
イルデータをソートして保存する。
【0064】一方、ステップ(5)で、新しいスキャナ
が接続されていないと判定した場合は、ステップ(6)
でプロファイルマトリックスデータをロードする。
【0065】次に、ステップ(9)でプロファイルマト
リックスデータを第1実施形態の図5に示した手順に従
いスキャナのプロファイルを比較処理して、最適スキャ
ナの選択・設定処理を行う。
【0066】その後、ステップ(10)で、すべてのス
キャナについて更新されていないかを確認し、更新され
ていないと判定した場合には、ステップ(11)で良い
プロファイルを持つ順にスキャナプロファイルマトリッ
クスデータをソートした後、ステップ(2)へ戻り、更
新されていると判定した場合には、ステップ(5)に戻
り、再度すべてのスキャナについて確認する。
【0067】図7は、本発明に係るスキャナシステムに
おける第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャー
トであり、ユーザが本実施形態のシステムを使用しスキ
ャナツールを使用しスキャンした場合のスキャナドライ
バの処理手順に対応する。なお、(1)〜(14)は各
ステップを示す。
【0068】スキャンコマンドを受信した各クライアン
トコンピュータ2あるいはクライアントコンピュータ4
にインストールされているスキャナツールは、まず、ス
テップ(1)で最新のスキャナプロファイルマトリック
スデータを更新したのかをスキャナサーバ(ホストコン
ピュータ装置1)に問い合わせ、その応答結果から更新
したかどうかを判定し、更新していないと判定した場合
はステップ(2)でスキャナプロファイルマトリックス
データを送信するように、各クライアントコンピュータ
2あるいはクライアントコンピュータ4からスキャナサ
ーバ(ホストコンピュータ装置1)に命令する。そし
て、ステップ(3)でそのデータを受信し、ステップ
(4)で、受信したスキャナプロファイルマトリックス
データを各クライアントコンピュータ2あるいはクライ
アントコンピュータ4のRAM(図示しない)に保存ま
たは更新するため格納する。
【0069】一方、ステップ(1)で更新していると判
定した場合は、ステップ(5)で再確認するかどうかを
ユーザに問い合わせ、再確認すると判定した場合は、ス
テップ(1)に戻る。
【0070】一方、ステップ(5)で、再確認しないと
判定した場合は、ステップ(6)で、クライアントコン
ピュータ2あるいはクライアントコンピュータ4のRA
Mに記憶されているスキャナプロファイルマトリックス
データを読み出し、同様にRAMに常駐するスキャナツ
ールへロードする。
【0071】次に、ステップ(7)で、現在の原稿に対
する入力設定を催促指示し、ステップ(8)で、現行の
入力設定にあったデータのレベルをソートしてクライア
ントコンピュータ2あるいははクライアントコンピュー
タ4上の画面に表示(現在の原稿に対する入力設定をス
キャナプロファイルマトリックスデータと比較して、最
適とされているスキャナを表示)し、ステップ(9)
で、ユーザがスキャナ自動選択を指定しているかどうか
を判定して、スキャナ自動選択を指定していないと判定
した場合には、ステップ(11)で原稿の入力設定にあ
ったものを最適なスキャナから順番に表示する。そし
て、ステップ(12)でユーザによるスキャナ選択を指
示して、ステップ(13)で、選択したスキャナ装置で
スキャンを行う。その直後に、ステップ(14)で、当
該スキャナ装置において当該原稿をスキャンするのにか
かる予想時間をスキャナプロファイルマトリックスデー
タ内からテスト中に取り込んだ時間を参照することによ
って算出表示して、処理を終了する。
【0072】一方、ステップ(9)で、自動選択を指示
していると判定した場合は、ステップ(10)で原稿の
入力設定にあった最適なものをスキャナプロファイルマ
トリックスデータ内のデフォルトと設定してあるため、
その設定をスキャナドライバの設定とする自動選択処理
を実行して、ステップ(13)以降に進む。
【0073】以下、本実施形態の特徴的構成について図
4〜図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0074】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク,インタフェースを含む)を介してスキ
ャナ装置3,5を接続可能な複数のデータ処理装置(ク
ライアントコンピュータ2,4)とサーバ装置(ホスト
コンピュータ装置1)とが通信可能なスキャナシステム
のデータ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体を
介してスキャナ装置を接続可能な複数のデータ処理装置
とサーバ装置とが通信可能なスキャナシステムを制御す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体であって、前記スキャナ装置が接続されたいず
れかのデータ処理装置から前記スキャナ装置に設定可能
な仕様情報を取得する取得工程(図4のステップ
(2))と、前記取得工程により取得した各仕様情報を
解析してプロファイル管理テーブル(図3参照)を作成
する作成工程(図4のステップ(5))と、前記取得工
程により取得した各仕様情報に基づく各走査条件毎に各
スキャナ装置に対して指示されるテスト走査に伴う処理
時間を計時する計時工程(図4のステップ(4))と、
前記計時工程が計時して各走査条件毎の処理時間を前記
プロファイル管理テーブルに登録する登録工程(図4の
ステップ(6))と、各データ処理装置からのプロファ
イル要求に基づいて前記プロファイル管理テーブルに登
録されたプロファイルデータを転送する転送工程(図6
のステップ(4))とを有するので、ネットワーク上の
データ処理装置に接続されている各スキャナ装置の設定
可能な仕様情報をサーバ装置が一元管理でき、いずれの
データ処理装置のユーザからのスキャナ情報要求に応じ
て、スキャナ情報を通知することができる。
【0075】また、所望の原稿読取り条件を設定する設
定工程(図7のステップ(7))と、前記サーバ装置に
登録管理されるプロファイルデータを取得する第2の取
得工程(図7のステップ(6))と、前記所望の原稿読
取り条件と前記プロファイルデータとを比較して、選択
可能なスキャナ装置候補中で選択すべきスキャナ装置を
表示部に段階表示する第1の表示工程(図7のステップ
(8))とを有するので、ネットワーク上のスキャナ装
置であって、設定した所望の原稿読取り条件に適合する
順番に配列される最適なスキャナ装置候補を確認するこ
とができる。
【0076】さらに、前記サーバ装置に登録管理される
プロファイルデータを取得する第2の取得工程(図7の
ステップ(6))と、前記第2の取得工程により取得し
た前記プロファイルデータを表示部に表示する第2の表
示工程(図示しない)とを有するので、ネットワーク上
の各スキャナ装置のスペックを事前に確認することがで
きる。
【0077】また、前記所望の原稿読取り条件に基づい
ていずれかのスキャナ装置を自動選択する選択モードを
設定するモード設定工程(図7のステップ(9))と、
前記モード設定工程により前記選択モードが選択されて
いる場合に、前記表示部に段階表示される先頭のスキャ
ナ装置から順次選択してスキャン開始を指示する第1の
指示工程(図7のステップ(10),(13))とを有
するので、ネットワーク上のデータ処理装置に接続され
ている各スキャナ装置のうちで、所望の原稿読取り条件
にを満足するいずれかのスキャナ装置を自動選択するこ
とができ、ユーザによるスキャナ装置選択操作負担を軽
減することができる。
【0078】さらに、前記表示部に段階表示されるスキ
ャナ装置候補中から選択すべきスキャナ装置を指定する
指定工程(図7のステップ(11))と、前記指定工程
により指定されているスキャナ装置にスキャン開始を指
示する第2の指示工程(図7のステップ(12),(1
3))とを有するので、ネットワーク上のデータ処理装
置に接続されている各スキャナ装置のうちで、ユーザが
意図するスキャナ装置を選択でき、ユーザのスキャナ使
用環境に対して柔軟に対応することができる。
【0079】また、前記第2の取得工程により取得した
プロファイルデータに基づいて原稿スキャンニング時間
を算出して前記表示部に表示する第3の表示工程(図7
のステップ(14))とを有するので、原稿走査開始前
に、選択しているスキャナ装置による原稿走査処理時間
を認知でき、その原稿走査処理時間に応じてユーザが原
稿読取り条件を変更したり、スキャナ装置をマニュアル
で選択し直すこともできる。
【0080】さらに、各データ処理装置からのプロファ
イル要求に基づいて前記プロファイル管理テーブルを更
新する更新工程(図6のステップ(5)〜(11))を
有するので、常に最新のプロファイルデータを各データ
処理装置のユーザに通知することができ、ネットワーク
上の使用環境が変動しても、走査可能なスキャナ装置を
確実に把握することができる。
【0081】以下、図8に示すメモリマップを参照して
本発明に係るスキャナシステムで読み出し可能なデータ
処理プログラムの構成について説明する。
【0082】図8は、本発明に係るスキャナシステムで
読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記
憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0083】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0084】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0085】本実施形態における図4〜図7に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0086】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0087】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0088】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0089】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】上記実施形態によれば、ネットワーク上に
接続されたクライアントコンピュータの各スキャナドラ
イバにスキャンサーバソフトが、直接ネットワーク上か
らスキャンコマンドを送信,イメージデータ,ケーパビ
リティ,ステータス情報等を受信できる常駐型のネット
ワークツールソフトウエアを組み込み、クライアント用
スキャンツールから制御できる機能を備えたので、スキ
ャナサーバソフトは複数のスキャナから受信したケーパ
ビリティ,ステータスをデータとして処理し、最適なス
キャナをユーザに選択ガイドを行うことができるととも
に、最適なスキャナを自動選択することもできる。
【0092】また、ネットワーク上のコンピュータに接
続されたスキャナを駆動するスキャナドライバがこのコ
ンピュータ自身の他にネットワークからのコマンドを受
信し遠隔制御でき、該スキャナドライバによりスキャン
された画像はネットワークを通じてネットワーク上のい
ずれかの記憶部に転送することもできる。
【0093】さらに、ホストコンピュータ上のスキャナ
サーバソフトがネットワーク上のコンピュータ内の前記
スキャナドライバを駆動してスキャンを行い、ネットワ
ークを介して実際のスキャンにかかる時間を計測するテ
スト機能を有するので、前記スキャナサーバソフトが前
記スキャナドライバからスキャナの機能のリストである
ケーパビリティデータを受信し、その機能に応じて設定
を変えていきながら、スキャンにかかる時間を計測し、
その結果をスキャナの自動選択に、またはユーザの参照
用のデータとして表示することができる。
【0094】さらに、前記スキャナサーバソフトに、ネ
ットワーク上の各クライアント用スキャンツールがすべ
てのスキャナのステータスを問い合わせて、前記スキャ
ナサーバソフトが各スキャナドライバにステータスを確
認するコマンドを発行し、現在使用可能なスキャナのリ
ストを各クライアント用スキャンツールに通知すること
もできる。
【0095】このように上記実施形態では、従来別々に
使用していた各コンピュータに1対1で接続されていた
スキャナを統括して管理し、ネットワーク上で各スキャ
ナの特性を調査できるシステムを施すことによって、自
動的に原稿のスキャン設定にあったスキャナを選択して
スキャンすることができる。特にスキャナサーバソフト
が実際のネットワーク上を通しての各設定におけるスキ
ャンにかかる時間をデータとして管理しているため、ス
キャンにかかる時間を正確に予測することができる。
【0096】また、ネットワーク上のコンピュータの接
続されているスキャナ資源をクライアントコンピュータ
が使用する際に、スキャナサーバソフトがすべてのスキ
ャナの使用状況,機能,性能を表示することができ、ク
ライアントコンピュータからも参照できるようになるた
め、安価なスキャナを少数台用意することで、かなり大
人数のユーザが効率的に利用することができる。
【0097】さらに、一つのスキャナが使用中の場合、
他のスキャナでスキャンが可能であり、自動的に目的の
スキャナを選別してくれるため、作業効率が上がりすべ
てのスキャナを効率よく使用することができる。
【0098】また、従来のコンピュータシステムと従来
のスキャナを使用した既存のシステムだけで、新しく開
発したスキャナサーバソフトと対応のスキャナドライバ
をインストールすることにより本発明を適用できるもの
である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介してスキャナ装置
を接続可能な複数のデータ処理装置とサーバ装置とが通
信可能なスキャナシステムであって、前記スキャナ装置
が接続されたいずれかのデータ処理装置から前記スキャ
ナ装置に設定可能な仕様情報を取得する取得手段と、前
記取得手段により取得した各仕様情報を解析してプロフ
ァイル管理テーブルを作成する作成手段と、前記取得手
段により取得した各仕様情報に基づく各走査条件毎に各
スキャナ装置に対して指示されるテスト走査に伴う処理
時間を計時する計時手段と、前記計時手段が計時して各
走査条件毎の処理時間を前記プロファイル管理テーブル
に登録する登録手段と、各データ処理装置からのプロフ
ァイル要求に基づいて前記プロファイル管理テーブルに
登録されたプロファイルデータを転送する転送手段とを
有するので、ネットワーク上のデータ処理装置に接続さ
れている各スキャナ装置の設定可能な仕様情報をサーバ
装置が一元管理でき、いずれのデータ処理装置のユーザ
からのスキャナ情報要求に応じて、スキャナ情報を通知
することができる。
【0100】第2の発明によれば、所望の原稿読取り条
件を設定する設定手段と、前記サーバ装置に登録管理さ
れるプロファイルデータを取得する取得手段と、前記所
望の原稿読取り条件と前記プロファイルデータとを比較
して、選択可能なスキャナ装置候補中で選択すべきスキ
ャナ装置を表示部に段階表示する第1の制御手段とを有
するので、ネットワーク上のスキャナ装置であって、設
定した所望の原稿読取り条件に適合する順番に配列され
る最適なスキャナ装置候補を確認することができる。
【0101】第3の発明によれば、前記サーバ装置に登
録管理されるプロファイルデータを取得する取得手段
と、前記取得手段により取得した前記プロファイルデー
タを表示部に表示する第2の制御手段とを有するので、
ネットワーク上の各スキャナ装置のスペックを事前に確
認することができる。
【0102】第4の発明によれば、前記所望の原稿読取
り条件に基づいていずれかのスキャナ装置を自動選択す
る選択モードを設定するモード設定手段を有し、前記第
1の制御手段は、前記モード設定手段により前記選択モ
ードが選択されている場合に、前記表示部に段階表示さ
れる先頭のスキャナ装置から順次選択してスキャン開始
を指示するので、ネットワーク上のデータ処理装置に接
続されている各スキャナ装置のうちで、所望の原稿読取
り条件にを満足するいずれかのスキャナ装置を自動選択
することができ、ユーザによるスキャナ装置選択操作負
担を軽減することができる。
【0103】第5の発明によれば、前記表示部に段階表
示されるスキャナ装置候補中から選択すべきスキャナ装
置を指定する指定手段を有し、前記第1の制御手段は、
前記指定手段により指定されているスキャナ装置にスキ
ャン開始を指示するので、ネットワーク上のデータ処理
装置に接続されている各スキャナ装置のうちで、ユーザ
が意図するスキャナ装置を選択でき、ユーザのスキャナ
使用環境に対して柔軟に対応することができる。
【0104】第6の発明によれば、前記第1の制御手段
は、取得したプロファイルデータに基づいて原稿スキャ
ンニング時間を算出して前記表示部に表示するので、原
稿走査開始前に、選択しているスキャナ装置による原稿
走査処理時間を認知でき、その原稿走査処理時間に応じ
てユーザが原稿読取り条件を変更したり、スキャナ装置
をマニュアルで選択し直すこともできる。
【0105】第7の発明によれば、各データ処理装置か
らのプロファイル要求に基づいて前記プロファイル管理
テーブルを更新する更新手段を有するので、常に最新の
プロファイルデータを各データ処理装置のユーザに通知
することができ、ネットワーク上の使用環境が変動して
も、走査可能なスキャナ装置を確実に把握することがで
きる。
【0106】第8,第15の発明によれば、所定の通信
媒体を介してスキャナ装置を接続可能な複数のデータ処
理装置とサーバ装置とが通信可能なスキャナシステムの
データ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体を介
してスキャナ装置を接続可能な複数のデータ処理装置と
サーバ装置とが通信可能なスキャナシステムを制御する
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体であって、前記スキャナ装置が接続されたいずれ
かのデータ処理装置から前記スキャナ装置に設定可能な
仕様情報を取得する取得工程と、前記取得工程により取
得した各仕様情報を解析してプロファイル管理テーブル
を作成する作成工程と、前記取得工程により取得した各
仕様情報に基づく各走査条件毎に各スキャナ装置に対し
て指示されるテスト走査に伴う処理時間を計時する計時
工程と、前記計時工程が計時して各走査条件毎の処理時
間を前記プロファイル管理テーブルに登録する登録工程
と、各データ処理装置からのプロファイル要求に基づい
て前記プロファイル管理テーブルに登録されたプロファ
イルデータを転送する転送工程とを有するので、ネット
ワーク上のデータ処理装置に接続されている各スキャナ
装置の設定可能な仕様情報をサーバ装置が一元管理で
き、いずれのデータ処理装置のユーザからのスキャナ情
報要求に応じて、スキャナ情報を通知することができ
る。
【0107】第9,第16の発明によれば、所望の原稿
読取り条件を設定する設定工程と、前記サーバ装置に登
録管理されるプロファイルデータを取得する第2の取得
工程と、前記所望の原稿読取り条件と前記プロファイル
データとを比較して、選択可能なスキャナ装置候補中で
選択すべきスキャナ装置を表示部に段階表示する第1の
表示工程とを有するので、ネットワーク上のスキャナ装
置であって、設定した所望の原稿読取り条件に適合する
順番に配列される最適なスキャナ装置候補を確認するこ
とができる。
【0108】第10,第17の発明によれば、前記サー
バ装置に登録管理されるプロファイルデータを取得する
第2の取得工程と、前記第2の取得工程により取得した
前記プロファイルデータを表示部に表示する第2の表示
工程とを有するので、ネットワーク上の各スキャナ装置
のスペックを事前に確認することができる。
【0109】第11,第18の発明によれば、前記所望
の原稿読取り条件に基づいていずれかのスキャナ装置を
自動選択する選択モードを設定するモード設定工程と、
前記モード設定工程により前記選択モードが選択されて
いる場合に、前記表示部に段階表示される先頭のスキャ
ナ装置から順次選択してスキャン開始を指示する第1の
指示工程とを有するので、ネットワーク上のデータ処理
装置に接続されている各スキャナ装置のうちで、所望の
原稿読取り条件を満足するいずれかのスキャナ装置を自
動選択することができ、ユーザによるスキャナ装置選択
操作負担を軽減することができる。
【0110】第12,第19の発明によれば、前記表示
部に段階表示されるスキャナ装置候補中から選択すべき
スキャナ装置を指定する指定工程と、前記指定工程によ
り指定されているスキャナ装置にスキャン開始を指示す
る第2の指示工程とを有するので、ネットワーク上のデ
ータ処理装置に接続されている各スキャナ装置のうち
で、ユーザが意図するスキャナ装置を選択でき、ユーザ
のスキャナ使用環境に対して柔軟に対応することができ
る。
【0111】第13,第20の発明によれば、前記第2
の取得工程により取得したプロファイルデータに基づい
て原稿スキャンニング時間を算出して前記表示部に表示
する第3の表示工程を有するので、原稿走査開始前に、
選択しているスキャナ装置による原稿走査処理時間を認
知でき、その原稿走査処理時間に応じてユーザが原稿読
取り条件を変更したり、スキャナ装置をマニュアルで選
択し直すこともできる。
【0112】第14,第21の発明によれば、各データ
処理装置からのプロファイル要求に基づいて前記プロフ
ァイル管理テーブルを更新する更新工程を有するので、
常に最新のプロファイルデータを各データ処理装置のユ
ーザに通知することができ、ネットワーク上の使用環境
が変動しても、走査可能なスキャナ装置を確実に把握す
ることができる。
【0113】従って、ネットワーク上のデータ処理装置
に接続される複数のスキャナ装置がサーバ装置で一元管
理で、ネットワーク上のデータ処理装置側のユーザは現
在選択可能なスキャナ装置候補を随時確認して、原稿入
力条件に見合う最適なスキャナ装置を選択したり、選択
したスキャナ装置での原稿入力処理時間とを認知できる
ユーザフレンドリな原稿入力処理環境を自在に構築する
ことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すスキャナシステム
の構成を説明する概略構成図である。
【図2】図1に示したホストコンピュータ装置とスキャ
ナ装置との制御構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したRAMに確保されるプロファイル
マトリックスデータテーブルの一例を示す図である。
【図4】本発明に係るスキャナシステムにおける第1の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るスキャナシステムにおける第2の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係るスキャナシステムにおける第3の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るスキャナシステムにおける第4の
データ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るスキャナシステムで読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ装置 3 スキャナ装置 6 イーサネット 104 CPU 105 ROM 106 RAM 202 CPU 203 RAM 204 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/40 H04N 1/40 Z

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介してスキャナ装置を
    接続可能な複数のデータ処理装置とサーバ装置とが通信
    可能なスキャナシステムであって、 前記スキャナ装置が接続されたいずれかのデータ処理装
    置から前記スキャナ装置に設定可能な仕様情報を取得す
    る取得手段と、 前記取得手段により取得した各仕様情報を解析してプロ
    ファイル管理テーブルを作成する作成手段と、 前記取得手段により取得した各仕様情報に基づく各走査
    条件毎に各スキャナ装置に対して指示されるテスト走査
    に伴う処理時間を計時する計時手段と、 前記計時手段が計時して各走査条件毎の処理時間を前記
    プロファイル管理テーブルに登録する登録手段と、 各データ処理装置からのプロファイル要求に基づいて前
    記プロファイル管理テーブルに登録されたプロファイル
    データを転送する転送手段と、を有することを特徴とす
    るスキャナシステム。
  2. 【請求項2】 所望の原稿読取り条件を設定する設定手
    段と、 前記サーバ装置に登録管理されるプロファイルデータを
    取得する取得手段と、 前記所望の原稿読取り条件と前記プロファイルデータと
    を比較して、選択可能なスキャナ装置候補中で選択すべ
    きスキャナ装置を表示部に段階表示する第1の制御手段
    と、を有することを特徴とする請求項1記載のスキャナ
    システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバ装置に登録管理されるプロフ
    ァイルデータを取得する取得手段と、 前記取得手段により取得した前記プロファイルデータを
    表示部に表示する第2の制御手段と、を有することを特
    徴とする請求項1記載のスキャナシステム。
  4. 【請求項4】 前記所望の原稿読取り条件に基づいてい
    ずれかのスキャナ装置を自動選択する選択モードを設定
    するモード設定手段を有し、 前記第1の制御手段は、前記モード設定手段により前記
    選択モードが選択されている場合に、前記表示部に段階
    表示される先頭のスキャナ装置から順次選択してスキャ
    ン開始を指示することを特徴とする請求項2記載のスキ
    ャナシステム。
  5. 【請求項5】 前記表示部に段階表示されるスキャナ装
    置候補中から選択すべきスキャナ装置を指定する指定手
    段を有し、 前記第1の制御手段は、前記指定手段により指定されて
    いるスキャナ装置にスキャン開始を指示することを特徴
    とする請求項2記載のスキャナシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1の制御手段は、取得したプロフ
    ァイルデータに基づいて原稿スキャンニング時間を算出
    して前記表示部に表示することを特徴とする請求項2,
    4,5のいずれかに記載のスキャナシステム。
  7. 【請求項7】 各データ処理装置からのプロファイル要
    求に基づいて前記プロファイル管理テーブルを更新する
    更新手段を有することを特徴とする請求項1記載のスキ
    ャナシステム。
  8. 【請求項8】 所定の通信媒体を介してスキャナ装置を
    接続可能な複数のデータ処理装置とサーバ装置とが通信
    可能なスキャナシステムのデータ処理方法であって、 前記スキャナ装置が接続されたいずれかのデータ処理装
    置から前記スキャナ装置に設定可能な仕様情報を取得す
    る取得工程と、 前記取得工程により取得した各仕様情報を解析してプロ
    ファイル管理テーブルを作成する作成工程と、 前記取得工程により取得した各仕様情報に基づく各走査
    条件毎に各スキャナ装置に対して指示されるテスト走査
    に伴う処理時間を計時する計時工程と、 前記計時工程が計時して各走査条件毎の処理時間を前記
    プロファイル管理テーブルに登録する登録工程と、 各データ処理装置からのプロファイル要求に基づいて前
    記プロファイル管理テーブルに登録されたプロファイル
    データを転送する転送工程と、を有することを特徴とす
    るスキャナシステムのデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 所望の原稿読取り条件を設定する設定工
    程と、 前記サーバ装置に登録管理されるプロファイルデータを
    取得する第2の取得工程と、 前記所望の原稿読取り条件と前記プロファイルデータと
    を比較して、選択可能なスキャナ装置候補中で選択すべ
    きスキャナ装置を表示部に段階表示する第1の表示工程
    と、を有することを特徴とする請求項8記載のスキャナ
    システムのデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記サーバ装置に登録管理されるプロ
    ファイルデータを取得する第2の取得工程と、 前記第2の取得工程により取得した前記プロファイルデ
    ータを表示部に表示する第2の表示工程と、を有するこ
    とを特徴とする請求項8記載のスキャナシステムのデー
    タ処理方法。
  11. 【請求項11】 前記所望の原稿読取り条件に基づいて
    いずれかのスキャナ装置を自動選択する選択モードを設
    定するモード設定工程と、 前記モード設定工程により前記選択モードが選択されて
    いる場合に、前記表示部に段階表示される先頭のスキャ
    ナ装置から順次選択してスキャン開始を指示する第1の
    指示工程と、を有することを特徴とする請求項9記載の
    スキャナシステムのデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記表示部に段階表示されるスキャナ
    装置候補中から選択すべきスキャナ装置を指定する指定
    工程と、 前記指定工程により指定されているスキャナ装置にスキ
    ャン開始を指示する第2の指示工程と、を有することを
    特徴とする請求項9記載のスキャナシステムのデータ処
    理方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の取得工程により取得したプ
    ロファイルデータに基づいて原稿スキャンニング時間を
    算出して前記表示部に表示する第3の表示工程を有する
    ことを特徴とする請求項9,11,12のいずれかに記
    載のスキャナシステムのデータ処理方法。
  14. 【請求項14】 各データ処理装置からのプロファイル
    要求に基づいて前記プロファイル管理テーブルを更新す
    る更新工程を有することを特徴とする請求項8記載のス
    キャナシステムのデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 所定の通信媒体を介してスキャナ装置
    を接続可能な複数のデータ処理装置とサーバ装置とが通
    信可能なスキャナシステムを制御するコンピュータが読
    み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記スキャナ装置が接続されたいずれかのデータ処理装
    置から前記スキャナ装置に設定可能な仕様情報を取得す
    る取得工程と、 前記取得工程により取得した各仕様情報を解析してプロ
    ファイル管理テーブルを作成する作成工程と、 前記取得工程により取得した各仕様情報に基づく各走査
    条件毎に各スキャナ装置に対して指示されるテスト走査
    に伴う処理時間を計時する計時工程と、 前記計時工程が計時して各走査条件毎の処理時間を前記
    プロファイル管理テーブルに登録する登録工程と、 各データ処理装置からのプロファイル要求に基づいて前
    記プロファイル管理テーブルに登録されたプロファイル
    データを転送する転送工程と、を有することを特徴とす
    るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
    記憶媒体。
  16. 【請求項16】 所望の原稿読取り条件を設定する設定
    工程と、 前記サーバ装置に登録管理されるプロファイルデータを
    取得する第2の取得工程と、 前記所望の原稿読取り条件と前記プロファイルデータと
    を比較して、選択可能なスキャナ装置候補中で選択すべ
    きスキャナ装置を表示部に段階表示する第1の表示工程
    と、を有することを特徴とする請求項15記載のコンピ
    ュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  17. 【請求項17】 前記サーバ装置に登録管理されるプロ
    ファイルデータを取得する第2の取得工程と、 前記第2の取得工程により取得した前記プロファイルデ
    ータを表示部に表示する第2の表示工程と、を有するこ
    とを特徴とする請求項15記載のコンピュータが読み出
    し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記所望の原稿読取り条件に基づいて
    いずれかのスキャナ装置を自動選択する選択モードを設
    定するモード設定工程と、 前記モード設定工程により前記選択モードが選択されて
    いる場合に、前記表示部に段階表示される先頭のスキャ
    ナ装置から順次選択してスキャン開始を指示する第1の
    指示工程と、を有することを特徴とする請求項16記載
    のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
    記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記表示部に段階表示されるスキャナ
    装置候補中から選択すべきスキャナ装置を指定する指定
    工程と、 前記指定工程により指定されているスキャナ装置にスキ
    ャン開始を指示する第2の指示工程と、を有することを
    特徴とする請求項16記載のコンピュータが読み出し可
    能なプログラムを格納した記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記第2の取得工程により取得したプ
    ロファイルデータに基づいて原稿スキャンニング時間を
    算出して前記表示部に表示する第3の表示工程を有する
    ことを特徴とする請求項16,18,19のいずれかに
    記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
    した記憶媒体。
  21. 【請求項21】 各データ処理装置からのプロファイル
    要求に基づいて前記プロファイル管理テーブルを更新す
    る更新工程を有することを特徴とする請求項15記載の
    コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
    憶媒体。
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