JPH11177490A - Cdmaセルラ方式および信号受信装置 - Google Patents
Cdmaセルラ方式および信号受信装置Info
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- JPH11177490A JPH11177490A JP9352472A JP35247297A JPH11177490A JP H11177490 A JPH11177490 A JP H11177490A JP 9352472 A JP9352472 A JP 9352472A JP 35247297 A JP35247297 A JP 35247297A JP H11177490 A JPH11177490 A JP H11177490A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号受信装置を小型化する。
【構成】 SIR(信号電力対干渉電力比)、送信電力
制御ビットの処理を外挿補間的に行う方式とする。信号
受信装置は、逆拡散のためのマッチドフィルタにおい
て、サンプルホールド回路の複数のマッチドフィルタバ
ンクで共用し、かつこれらマッチドフィルタバンクを止
り木チャンネル、トラフィックチャンネル両者に設定し
得る共用バンクを設ける。
制御ビットの処理を外挿補間的に行う方式とする。信号
受信装置は、逆拡散のためのマッチドフィルタにおい
て、サンプルホールド回路の複数のマッチドフィルタバ
ンクで共用し、かつこれらマッチドフィルタバンクを止
り木チャンネル、トラフィックチャンネル両者に設定し
得る共用バンクを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDMA(Code
Division Multiple Access)
基地局間非同期セルラ方式に係り、特に複数の基地局に
対してこれら基地局の識別のためのロングコードを割当
て、複数の移動局に対してこれら移動局を識別するため
のショートコードを割当て、基地局から移動局への下り
回線においては、当該基地局のロングコードと送信先の
移動局のショートコードを合成した合成コードによって
送信信号を拡散し、この送信信号には送信電力制御ビッ
トその他の制御信号を含めるとともに所定スロットの周
期でパイロット信号を付加し、当該移動局は複数アンテ
ナブランチの信号を受信し、止り木チャンネルについて
複数のロングコードに対応した合成コードによる逆拡散
を行い、トラフィックチャンネルについて複数のショー
トコードに対応した合成コードによる逆拡散、すなわち
複数の基地局からの受信信号の逆拡散を行い、これら逆
拡散された信号のマルチパスの位相検出、各パスの信号
のフェージング補償を行った後、マルチパス信号をレー
ク合成し、レーク合成後の信号からSIR(信号電力対
干渉電力比)を算出するCDMAセルラ方式およびその
信号受信装置に関する。
Division Multiple Access)
基地局間非同期セルラ方式に係り、特に複数の基地局に
対してこれら基地局の識別のためのロングコードを割当
て、複数の移動局に対してこれら移動局を識別するため
のショートコードを割当て、基地局から移動局への下り
回線においては、当該基地局のロングコードと送信先の
移動局のショートコードを合成した合成コードによって
送信信号を拡散し、この送信信号には送信電力制御ビッ
トその他の制御信号を含めるとともに所定スロットの周
期でパイロット信号を付加し、当該移動局は複数アンテ
ナブランチの信号を受信し、止り木チャンネルについて
複数のロングコードに対応した合成コードによる逆拡散
を行い、トラフィックチャンネルについて複数のショー
トコードに対応した合成コードによる逆拡散、すなわち
複数の基地局からの受信信号の逆拡散を行い、これら逆
拡散された信号のマルチパスの位相検出、各パスの信号
のフェージング補償を行った後、マルチパス信号をレー
ク合成し、レーク合成後の信号からSIR(信号電力対
干渉電力比)を算出するCDMAセルラ方式およびその
信号受信装置に関する。
【0002】この種CDMAセルラ方式は、基地局およ
び移動局の識別が可能であり、セル間にまたがった時間
管理が不要なため、セル間非同期システムを実現する上
で重要である。ここにセル間非同期システムは、GPS
などの時間同期システムに依存することがなく、基地局
システムが安価になる。また移動局の信号受信装置は、
実用システム実現のために、合成コードの逆拡散の他
に、マルチパスに対するフェージング補償、レーク合成
の処理のみならず、初期セルサーチや周辺セルサーチの
ために複数の基地局の識別、評価を行うとともに、拡散
率を可変として伝送速度を可変とし、通信速度の向上の
ためのマルチコード伝送にも対応する。
び移動局の識別が可能であり、セル間にまたがった時間
管理が不要なため、セル間非同期システムを実現する上
で重要である。ここにセル間非同期システムは、GPS
などの時間同期システムに依存することがなく、基地局
システムが安価になる。また移動局の信号受信装置は、
実用システム実現のために、合成コードの逆拡散の他
に、マルチパスに対するフェージング補償、レーク合成
の処理のみならず、初期セルサーチや周辺セルサーチの
ために複数の基地局の識別、評価を行うとともに、拡散
率を可変として伝送速度を可変とし、通信速度の向上の
ためのマルチコード伝送にも対応する。
【0003】
【従来の技術】このようなCDMAセルラ通信システム
は信号受信装置が複雑かつ大規模なものになる可能性が
あり、移動局の特性として好ましいことではない。
は信号受信装置が複雑かつ大規模なものになる可能性が
あり、移動局の特性として好ましいことではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような背
景のもとに創案されたもので、信号受信装置を小型化し
得るCDMAセルラ方式、および同信号受信装置を提供
することを目的とする。
景のもとに創案されたもので、信号受信装置を小型化し
得るCDMAセルラ方式、および同信号受信装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るCDMAセ
ルラ方式は、簡単な回路による処理の高速化を実現する
ため、SIR(信号電力対干渉電力比)の計算、および
送信電力制御ビット復調のための受信データフェージン
グ補償を外挿補間的に行う。また本発明に係る信号受信
装置は、逆拡散のためのマッチドフィルタにおいて、サ
ンプルホールド回路の複数のマッチドフィルタで共用
し、かつこれらマッチドフィルタを止り木チャンネル、
トラフィックチャンネル両者に設定し得る共用マッチド
フィルタを設け、これによって回路規模を小さくしてい
る。
ルラ方式は、簡単な回路による処理の高速化を実現する
ため、SIR(信号電力対干渉電力比)の計算、および
送信電力制御ビット復調のための受信データフェージン
グ補償を外挿補間的に行う。また本発明に係る信号受信
装置は、逆拡散のためのマッチドフィルタにおいて、サ
ンプルホールド回路の複数のマッチドフィルタで共用
し、かつこれらマッチドフィルタを止り木チャンネル、
トラフィックチャンネル両者に設定し得る共用マッチド
フィルタを設け、これによって回路規模を小さくしてい
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るCDMAセルラ
方式およびその信号受信装置の一実施例を図面に基づい
て説明する。
方式およびその信号受信装置の一実施例を図面に基づい
て説明する。
【0007】
【実施例】図1は、信号受信装置における、2アンテナ
ブランチのダイバシティ受信に対応するマッチドフィル
タを示し、2アンテナブランチの信号Vb1、Vb2に
対応した2グループサンプルホールド回路群SHG1、
SHG2が設けられている。これらサンプルホールド回
路群はそれぞれ、n個のサンプルホールド回路SH11
〜SH1n、およびn個のサンプルホールド回路SH2
1〜SH2nよりなる。各サンプルホールド回路群は複
数のマッチドフィルタMUL1〜MULmに並列接続さ
れ、各マッチドフィルタはいずれか一方のサンプルホー
ルド回路群のデータを取り込み得る。このようにサンプ
ルホールド回路を複数のマッチドフィルタで共用すれ
ば、全てのマッチドフィルタについてサンプルホールド
回路を設けた場合に比較して、サンプルホールド回路の
個数を大幅に減少し得る。これは全体回路規模の縮小に
寄与する。
ブランチのダイバシティ受信に対応するマッチドフィル
タを示し、2アンテナブランチの信号Vb1、Vb2に
対応した2グループサンプルホールド回路群SHG1、
SHG2が設けられている。これらサンプルホールド回
路群はそれぞれ、n個のサンプルホールド回路SH11
〜SH1n、およびn個のサンプルホールド回路SH2
1〜SH2nよりなる。各サンプルホールド回路群は複
数のマッチドフィルタMUL1〜MULmに並列接続さ
れ、各マッチドフィルタはいずれか一方のサンプルホー
ルド回路群のデータを取り込み得る。このようにサンプ
ルホールド回路を複数のマッチドフィルタで共用すれ
ば、全てのマッチドフィルタについてサンプルホールド
回路を設けた場合に比較して、サンプルホールド回路の
個数を大幅に減少し得る。これは全体回路規模の縮小に
寄与する。
【0008】各サンプルホールド回路群は、サンプルホ
ールド回路間のデータ転送を行わず、順次いずれか1個
のサンプルホールド回路が信号を取り込む方式を採用し
ており、転送誤差の発生を防止して、演算精度を高めて
いる。
ールド回路間のデータ転送を行わず、順次いずれか1個
のサンプルホールド回路が信号を取り込む方式を採用し
ており、転送誤差の発生を防止して、演算精度を高めて
いる。
【0009】マッチドフィルタMUL1は、両サンプル
ホールド回路群における各サンプルホールド回路に対応
した複数のセレクタSEL11〜SEL1nを有し、各
セレクタにはSHG1、SHG2の対応するサンプルホ
ールド回路の出力が入力されている。例えばセレクタS
EL11にはSH11およびSH21の出力が入力さ
れ、SEL11はこれら出力を2者択一的に選択出力す
る。
ホールド回路群における各サンプルホールド回路に対応
した複数のセレクタSEL11〜SEL1nを有し、各
セレクタにはSHG1、SHG2の対応するサンプルホ
ールド回路の出力が入力されている。例えばセレクタS
EL11にはSH11およびSH21の出力が入力さ
れ、SEL11はこれら出力を2者択一的に選択出力す
る。
【0010】MUL1にはセレクタSEL11〜SEL
1,nに対応した複数のマルチプレクサMUX11〜M
UX1,nが設けられ、各マルチプレクサは対応するセ
レクタの出力を2系統の出力に振り分ける。マルチプレ
クサには拡散符号が入力され、この拡散符号に基づいて
各マルチプレクサが切り替え制御される。各マルチプレ
クサの出力は加算回路ADDに入力され、加算回路AD
Dにはマルチプレクサの2出力系統に対応した2系統の
入力(図1ではp(正)とm(負)で示す。)が設けら
ている。加算回路ADDの出力はスケーラ回路SCAL
ERに入力され、出力レベルの適正化が図られる。マッ
チドフィルタMUL2〜MULmはMUL1と同様に構
成されているので説明を省略する。図中Vout1〜V
outmはマッチドフィルタMUL1〜MULmの出力
である。
1,nに対応した複数のマルチプレクサMUX11〜M
UX1,nが設けられ、各マルチプレクサは対応するセ
レクタの出力を2系統の出力に振り分ける。マルチプレ
クサには拡散符号が入力され、この拡散符号に基づいて
各マルチプレクサが切り替え制御される。各マルチプレ
クサの出力は加算回路ADDに入力され、加算回路AD
Dにはマルチプレクサの2出力系統に対応した2系統の
入力(図1ではp(正)とm(負)で示す。)が設けら
ている。加算回路ADDの出力はスケーラ回路SCAL
ERに入力され、出力レベルの適正化が図られる。マッ
チドフィルタMUL2〜MULmはMUL1と同様に構
成されているので説明を省略する。図中Vout1〜V
outmはマッチドフィルタMUL1〜MULmの出力
である。
【0011】図2はマッチドフィルタのコントロールの
ためのレジスタを示す。サンプルホールド回路SH11
〜SH1n、SH21〜SH2nはシフトレジスタSM
Pによりコントロールされ、SMPはSH11〜SH1
n、SH21〜SH2nのそれぞれに対応したn個の1
ビットデータを保有している。これらデータは1個の
「1」のビットと、(n−1)個の「0」のビットより
なり、SMPの最終段はその初段に接続されている。す
なわちSMPは「1」のビットをnビットの周期で循環
させ、SMPのデータは対応するサンプルホールド回路
に入力され、データ「1」が入力されたサンプルホール
ド回路が信号Vb1、Vb2を取込む。
ためのレジスタを示す。サンプルホールド回路SH11
〜SH1n、SH21〜SH2nはシフトレジスタSM
Pによりコントロールされ、SMPはSH11〜SH1
n、SH21〜SH2nのそれぞれに対応したn個の1
ビットデータを保有している。これらデータは1個の
「1」のビットと、(n−1)個の「0」のビットより
なり、SMPの最終段はその初段に接続されている。す
なわちSMPは「1」のビットをnビットの周期で循環
させ、SMPのデータは対応するサンプルホールド回路
に入力され、データ「1」が入力されたサンプルホール
ド回路が信号Vb1、Vb2を取込む。
【0012】各マッチドフィルタに供給される拡散符号
は例えばレジスタPNSnのデータC1〜Cnであり、
レジスタはこれらデータを循環させる。前述のようにサ
ンプルホールド回路群はデータ転送を行わずに、データ
を取込むサンプルホールド回路におけるサンプリングク
ロックを生成するシフトレジスタが循環するので、拡散
符号もこれに対応して循環される。
は例えばレジスタPNSnのデータC1〜Cnであり、
レジスタはこれらデータを循環させる。前述のようにサ
ンプルホールド回路群はデータ転送を行わずに、データ
を取込むサンプルホールド回路におけるサンプリングク
ロックを生成するシフトレジスタが循環するので、拡散
符号もこれに対応して循環される。
【0013】レジスタPNSnはnタップのマッチドフ
ィルタにより拡散率nの逆拡散を行う場合であるが、n
の約数のより小さい拡散率(例えばn=256に対して
拡散率4)については、レジスタPNS4に示すよう
に、4個の拡散符号C1〜C4を繰返し格納する。
ィルタにより拡散率nの逆拡散を行う場合であるが、n
の約数のより小さい拡散率(例えばn=256に対して
拡散率4)については、レジスタPNS4に示すよう
に、4個の拡散符号C1〜C4を繰返し格納する。
【0014】拡散率nの場合には、n個全てのマルチプ
レクサの出力を加算する必要があるが、より小さい拡散
率(例えば4)については、最新の4個サンプルデータ
を含むマルチプレクサの出力のみを加算する必要があ
る。このため、マルチプレクサの出力はWn、W4で示
す窓により出力幅が制限される。窓Wnは拡散率nに対
応し、n個の「1」ビットよりなり、全てのマルチプレ
クサの出力が採用される。窓W4は4個の「1」の連続
ビットと(n−4)個の「0」のビットよりなり、これ
らデータを循環させて、「1」のビットの位置のマルチ
プレクサの出力のみを採用する。これによって回路構成
を変更することなく、全タップ数の約数の拡散率に適宜
変更可能である。なお常に拡散率=全タップ数の場合に
スイッチ回路を省略し得ることはいうまでもない。
レクサの出力を加算する必要があるが、より小さい拡散
率(例えば4)については、最新の4個サンプルデータ
を含むマルチプレクサの出力のみを加算する必要があ
る。このため、マルチプレクサの出力はWn、W4で示
す窓により出力幅が制限される。窓Wnは拡散率nに対
応し、n個の「1」ビットよりなり、全てのマルチプレ
クサの出力が採用される。窓W4は4個の「1」の連続
ビットと(n−4)個の「0」のビットよりなり、これ
らデータを循環させて、「1」のビットの位置のマルチ
プレクサの出力のみを採用する。これによって回路構成
を変更することなく、全タップ数の約数の拡散率に適宜
変更可能である。なお常に拡散率=全タップ数の場合に
スイッチ回路を省略し得ることはいうまでもない。
【0015】図3はマッチドフィルタ以降の回路構成を
示す。図3では理解を容易にするため、マッチドフィル
タの個数は8個に限定してあり、2個のマッチドフィル
タMUL01、MUL02を止り木チャンネルグループ
Pchに割当て、4個のマッチドフィルタMUL21〜
MUL24をトラフィックチャンネルグループTchに
割り当て、2個のマッチドフィルタMUL11、MUL
12を共用グループCchに割当てている。
示す。図3では理解を容易にするため、マッチドフィル
タの個数は8個に限定してあり、2個のマッチドフィル
タMUL01、MUL02を止り木チャンネルグループ
Pchに割当て、4個のマッチドフィルタMUL21〜
MUL24をトラフィックチャンネルグループTchに
割り当て、2個のマッチドフィルタMUL11、MUL
12を共用グループCchに割当てている。
【0016】グループPchおよびCchの4個の出力
は4入力1出力のマルチプレクサMUXp1〜MUXp
Sにそれぞれ入力され、各マルチプレクサはMUL0
1、MUL02、MUL11、MUL12の出力を択一
的に出力する。各マルチプレクサMUXp1〜MUXp
Sの出力にはマルチパス信号・サンプルホールド回路S
Hp1〜SHpSがそれぞれ接続され、各サンプルホー
ルド回路はPch、Cchで生じたピークを1個ずつ保
持する。Pch出力はさらにピーク検出回路PDpに入
力され、PDpは上記4個のマッチドフィルタの出力に
おける相関ピークを検出し、その電力をソーティングし
て抽出すべきピークを選択し、選択されたピークの位相
を登録する。PDpはサンプルホールド回路SHp1〜
SHpSに対するコントロール信号を出力し、このコン
トロール信号はデコーダDECpによりデコードされ
て、各サンプルホールド回路へのサンプリング信号が生
成される。これによって、前記4個のマッチドフィルタ
の全部または一部についてピーク検出、選択が行われ
る。
は4入力1出力のマルチプレクサMUXp1〜MUXp
Sにそれぞれ入力され、各マルチプレクサはMUL0
1、MUL02、MUL11、MUL12の出力を択一
的に出力する。各マルチプレクサMUXp1〜MUXp
Sの出力にはマルチパス信号・サンプルホールド回路S
Hp1〜SHpSがそれぞれ接続され、各サンプルホー
ルド回路はPch、Cchで生じたピークを1個ずつ保
持する。Pch出力はさらにピーク検出回路PDpに入
力され、PDpは上記4個のマッチドフィルタの出力に
おける相関ピークを検出し、その電力をソーティングし
て抽出すべきピークを選択し、選択されたピークの位相
を登録する。PDpはサンプルホールド回路SHp1〜
SHpSに対するコントロール信号を出力し、このコン
トロール信号はデコーダDECpによりデコードされ
て、各サンプルホールド回路へのサンプリング信号が生
成される。これによって、前記4個のマッチドフィルタ
の全部または一部についてピーク検出、選択が行われ
る。
【0017】グループTchおよびCchの6個の出力
は6入力1出力のマルチプレクサMUXt1〜MUXt
Rにそれぞれ入力され、各マルチプレクサはMUL2
1、MUL22、MUL23、MUL24、MUL1
1、MUL12の出力を択一的に出力する。各マルチプ
レクサMUXt1〜MUXtRの出力にはマルチパス信
号・サンプルホールド回路SHt1〜SHtRがそれぞ
れ接続され、各サンプルホールド回路はTch、Cch
で生じたピークを1個ずつ保持する。Tch、Cch出
力はさらにピーク検出回路PDtに入力され、PDtは
上記6個のマッチドフィルタの出力における相関ピーク
を検出し、その電力をソーティングして抽出すべきピー
クを選択し、選択されたピークの位相を登録する。PD
tはサンプルホールド回路SHt1〜SHtRに対する
コントロール信号を出力し、このコントロール信号はデ
コーダDECtによりデコードされて、各サンプルホー
ルド回路へのサンプリング信号が生成される。これによ
って、前記6個のマッチドフィルタの全部または一部に
ついてピーク検出、選択が行われる。
は6入力1出力のマルチプレクサMUXt1〜MUXt
Rにそれぞれ入力され、各マルチプレクサはMUL2
1、MUL22、MUL23、MUL24、MUL1
1、MUL12の出力を択一的に出力する。各マルチプ
レクサMUXt1〜MUXtRの出力にはマルチパス信
号・サンプルホールド回路SHt1〜SHtRがそれぞ
れ接続され、各サンプルホールド回路はTch、Cch
で生じたピークを1個ずつ保持する。Tch、Cch出
力はさらにピーク検出回路PDtに入力され、PDtは
上記6個のマッチドフィルタの出力における相関ピーク
を検出し、その電力をソーティングして抽出すべきピー
クを選択し、選択されたピークの位相を登録する。PD
tはサンプルホールド回路SHt1〜SHtRに対する
コントロール信号を出力し、このコントロール信号はデ
コーダDECtによりデコードされて、各サンプルホー
ルド回路へのサンプリング信号が生成される。これによ
って、前記6個のマッチドフィルタの全部または一部に
ついてピーク検出、選択が行われる。
【0018】共通グループCchは止り木チャンネル
側、トラフィックチャンネル側のいずれにも適用でき、
従ってトラフィックチャンネルは4〜6チャンネルの範
囲で可変であり、止り木チャンネルは2〜4チャンネル
の範囲で可変である。このように共通グループを設けて
チャンネル数を可変としたので、通信形態の自由度を高
めることができる。
側、トラフィックチャンネル側のいずれにも適用でき、
従ってトラフィックチャンネルは4〜6チャンネルの範
囲で可変であり、止り木チャンネルは2〜4チャンネル
の範囲で可変である。このように共通グループを設けて
チャンネル数を可変としたので、通信形態の自由度を高
めることができる。
【0019】各サンプルホールド回路SHp1〜SHp
S、SHt1〜SHtRの出力には、A/D変換回路A
Dp1〜ADpS、ADt1〜ADtRにそれぞれ接続
され、これらA/D変換回路によりデジタル信号に変換
される。A/D変換回路ADp1〜ADpSの出力はマ
ルチパス信号・マルチプレクサMUX31に入力され、
A/D変換回路ADt1〜ADtSの出力はマルチパス
信号・マルチプレクサMUX32に入力されている。こ
れらマルチプレクサMUX31、MUX32はサンプル
ホールド回路のデータを択一的に出力し、以後のフェー
ジング補償およびレーク合成を時分割で実行させる。こ
の時分割処理により、フェージング補償およびレーク合
成のための回路は小規模となる。なおA/D変換回路A
Dp1〜ADpSに替えて1個のA/D変換回路を設
け、これを時分割で使用して、全てのサンプルホールド
回路SHp1〜SHpSの信号のデジタル化を行うこと
も可能であり、A/D変換回路ADt1〜ADtRにつ
いても同様である。
S、SHt1〜SHtRの出力には、A/D変換回路A
Dp1〜ADpS、ADt1〜ADtRにそれぞれ接続
され、これらA/D変換回路によりデジタル信号に変換
される。A/D変換回路ADp1〜ADpSの出力はマ
ルチパス信号・マルチプレクサMUX31に入力され、
A/D変換回路ADt1〜ADtSの出力はマルチパス
信号・マルチプレクサMUX32に入力されている。こ
れらマルチプレクサMUX31、MUX32はサンプル
ホールド回路のデータを択一的に出力し、以後のフェー
ジング補償およびレーク合成を時分割で実行させる。こ
の時分割処理により、フェージング補償およびレーク合
成のための回路は小規模となる。なおA/D変換回路A
Dp1〜ADpSに替えて1個のA/D変換回路を設
け、これを時分割で使用して、全てのサンプルホールド
回路SHp1〜SHpSの信号のデジタル化を行うこと
も可能であり、A/D変換回路ADt1〜ADtRにつ
いても同様である。
【0020】MUX31は止り木チャンネルのピーク電
力が生じた位相について、相関出力を順次メモリMEM
31に格納し、それらのI相、Q相の信号はフェージン
グ補償回路PC31によってフェージング補償される。
フェージング補償された信号はレーク合成回路RCMB
31に入力され、レーク合成出力Sout1が生成され
る。MUX32はトラフィックチャンネルのピーク電力
が生じた位相について、相関出力を順次メモリMEM3
2に格納し、それらのI相、Q相の信号はフェージング
補償回路PC32によってフェージング補償される。フ
ェージング補償された信号はレーク合成回路RCMB3
2に入力され、レーク合成出力Sout2が生成され
る。
力が生じた位相について、相関出力を順次メモリMEM
31に格納し、それらのI相、Q相の信号はフェージン
グ補償回路PC31によってフェージング補償される。
フェージング補償された信号はレーク合成回路RCMB
31に入力され、レーク合成出力Sout1が生成され
る。MUX32はトラフィックチャンネルのピーク電力
が生じた位相について、相関出力を順次メモリMEM3
2に格納し、それらのI相、Q相の信号はフェージング
補償回路PC32によってフェージング補償される。フ
ェージング補償された信号はレーク合成回路RCMB3
2に入力され、レーク合成出力Sout2が生成され
る。
【0021】図4は図3のA/D変換器ADp1〜AD
pS、ADt1〜ADtRの変形例を示し、止り木チャ
ンネル側のA/D変換器をADpI、ADpQのみと
し、トラフィックチャンネル側のA/D変換器をADt
I、ADtQのみとしている。ADpI、ADpQはマ
ルチプレクサpMUXI、pMUXQをそれぞれ介して
止り木チャンネルの全てのサンプルホールド回路SHp
1〜SHpSに接続され、ADtI、ADtQはマルチ
プレクサtMUXI、tMUXQをそれぞれ介してトラ
フィックチャンネルの全てのサンプルホールド回路SH
t1〜SHtSに接続されている。ADpIは、サンプ
ルホールド回路SHp1〜SHpSについて時分割で同
相成分(I成分)をA/D変換し、ADpQは、同サン
プルホールド回路について時分割で直交成分(Q成分)
をA/D変換する。これによってA/D変換器の個数は
減少し、回路規模が小さくなる。同様にトラフィックチ
ャンネルではADtI、ADtQによりI成分、Q成分
のA/D変換をそれぞれ実行し、回路規模を小さくして
いる。なお1個のA/D変換器のみによってI成分、Q
成分の両者をA/D変換することも可能である。
pS、ADt1〜ADtRの変形例を示し、止り木チャ
ンネル側のA/D変換器をADpI、ADpQのみと
し、トラフィックチャンネル側のA/D変換器をADt
I、ADtQのみとしている。ADpI、ADpQはマ
ルチプレクサpMUXI、pMUXQをそれぞれ介して
止り木チャンネルの全てのサンプルホールド回路SHp
1〜SHpSに接続され、ADtI、ADtQはマルチ
プレクサtMUXI、tMUXQをそれぞれ介してトラ
フィックチャンネルの全てのサンプルホールド回路SH
t1〜SHtSに接続されている。ADpIは、サンプ
ルホールド回路SHp1〜SHpSについて時分割で同
相成分(I成分)をA/D変換し、ADpQは、同サン
プルホールド回路について時分割で直交成分(Q成分)
をA/D変換する。これによってA/D変換器の個数は
減少し、回路規模が小さくなる。同様にトラフィックチ
ャンネルではADtI、ADtQによりI成分、Q成分
のA/D変換をそれぞれ実行し、回路規模を小さくして
いる。なお1個のA/D変換器のみによってI成分、Q
成分の両者をA/D変換することも可能である。
【0022】図5は図3の回路の動作を説明するための
タイミングチャートであり、MUL01、MUL02、
MUL11、MUL12による止り木チャンネルの処理
を示す。あるシンボル周期において、これらのマッチド
フィルタのいずれかで合計5個のマルチパス信号(相関
ピーク:「ピーク」で示す。)が生じたとき、サンプル
ホールド回路SHp1〜SHpSのうちの5個を用いて
そのサンプルホールド(S/Hで示す。)が行なわれ
る。これらサンプルデータは逐次メモリMEM31に格
納される(「メモリ」で示す。)。これよりも1シンボ
ル周期遅れて格納データに対するフェージング補償、さ
らに1シンボル周期遅れてレーク合成が行なわれる。
タイミングチャートであり、MUL01、MUL02、
MUL11、MUL12による止り木チャンネルの処理
を示す。あるシンボル周期において、これらのマッチド
フィルタのいずれかで合計5個のマルチパス信号(相関
ピーク:「ピーク」で示す。)が生じたとき、サンプル
ホールド回路SHp1〜SHpSのうちの5個を用いて
そのサンプルホールド(S/Hで示す。)が行なわれ
る。これらサンプルデータは逐次メモリMEM31に格
納される(「メモリ」で示す。)。これよりも1シンボ
ル周期遅れて格納データに対するフェージング補償、さ
らに1シンボル周期遅れてレーク合成が行なわれる。
【0023】図6に示すように、図1のマルチプレクサ
MUX11〜MUX1nに対する拡散符号は演算レジス
タCAL−REGに格納され、マルチプレクサに対する
コントロール信号CR1〜CRnが生成される。拡散コ
ードはあるシンボル周期の終了時点で1瞬で別個の符号
に入れ替えることがあり、このため次のシンボル周期で
使用する符号はあらかじめ入力レジスタINP−REG
に格納しておく。また拡散符号は短いコードが繰返し使
用されることもあり、入力レジスタから演算レジスタへ
のデータ転送はスイッチ回路REG−MUXを介して行
なわれる。符号の繰り返し使用に際しては、入力レジス
タには1シンボル分の符号のみ入力され、この符号を演
算レジスタの複数箇所に分散させて符号の繰り返しを実
現する。
MUX11〜MUX1nに対する拡散符号は演算レジス
タCAL−REGに格納され、マルチプレクサに対する
コントロール信号CR1〜CRnが生成される。拡散コ
ードはあるシンボル周期の終了時点で1瞬で別個の符号
に入れ替えることがあり、このため次のシンボル周期で
使用する符号はあらかじめ入力レジスタINP−REG
に格納しておく。また拡散符号は短いコードが繰返し使
用されることもあり、入力レジスタから演算レジスタへ
のデータ転送はスイッチ回路REG−MUXを介して行
なわれる。符号の繰り返し使用に際しては、入力レジス
タには1シンボル分の符号のみ入力され、この符号を演
算レジスタの複数箇所に分散させて符号の繰り返しを実
現する。
【0023】図7はスイッチ回路の構成を示し、前記n
=256として説明している。図中縦線は入力レジスタ
(下側)から演算レジスタ(上側)に至る配線を示し、
配線に付された番号は0〜255の配線の番号である。
配線128番〜255番には複数の128個の2入力1
出力マルチプレクサを並列してなるマルチプレクサMU
X61が接続され、MUX61は、入力レジスタの12
8〜255番出力を演算レジスタの128〜255番入
力に導き、あるいは入力レジスタの0〜127番出力を
演算レジスタの128〜255番入力に導く。すなわち
MUX61を入力レジスタの0〜127番に接続する
と、入力レジスタの0〜127番出力が演算レジスタの
0〜127番および128〜255番に振り分けられ
る。
=256として説明している。図中縦線は入力レジスタ
(下側)から演算レジスタ(上側)に至る配線を示し、
配線に付された番号は0〜255の配線の番号である。
配線128番〜255番には複数の128個の2入力1
出力マルチプレクサを並列してなるマルチプレクサMU
X61が接続され、MUX61は、入力レジスタの12
8〜255番出力を演算レジスタの128〜255番入
力に導き、あるいは入力レジスタの0〜127番出力を
演算レジスタの128〜255番入力に導く。すなわち
MUX61を入力レジスタの0〜127番に接続する
と、入力レジスタの0〜127番出力が演算レジスタの
0〜127番および128〜255番に振り分けられ
る。
【0024】MUX61よりも入力レジスタ寄りの位置
で、配線64番〜127番に64個の2入力1出力マル
チプレクサを並列したマルチプレクサMUX62が接続
され、MUX62は、入力レジスタの64〜127番出
力を演算レジスタの64〜127番入力に導き、あるい
は入力レジスタの0〜63番出力を演算レジスタの64
〜127番入力に導く。すなわちMUX61を入力レジ
スタの0〜127番に接続した状態で、MUX62を入
力レジスタの0〜63番に接続すると、入力レジスタの
0〜63番出力が演算レジスタの0〜63番、64〜1
27番、128〜191番および192〜255番に振
り分けられる。
で、配線64番〜127番に64個の2入力1出力マル
チプレクサを並列したマルチプレクサMUX62が接続
され、MUX62は、入力レジスタの64〜127番出
力を演算レジスタの64〜127番入力に導き、あるい
は入力レジスタの0〜63番出力を演算レジスタの64
〜127番入力に導く。すなわちMUX61を入力レジ
スタの0〜127番に接続した状態で、MUX62を入
力レジスタの0〜63番に接続すると、入力レジスタの
0〜63番出力が演算レジスタの0〜63番、64〜1
27番、128〜191番および192〜255番に振
り分けられる。
【0025】MUX62よりも入力レジスタ寄りの位置
で、配線32番〜63番には32個の2入力1出力マル
チプレクサを並列してなるマルチプレクサMUX63が
接続され、MUX63は、入力レジスタの32〜63番
出力を演算レジスタの32〜63番入力に導き、あるい
は入力レジスタの0〜31番出力を演算レジスタの32
〜63番入力に導く。すなわちMUX61を入力レジス
タの0〜127番に接続し、MUX62を入力レジスタ
の0〜63番に接続した状態で、MUX63入力レジス
タの0〜31番に接続すると、入力レジスタの0〜31
番出力が演算レジスタの0〜31番、32〜63番、6
4〜95番、96〜127番、128〜159番、16
0〜191番、192〜223番および224〜255
番に振り分けられる。
で、配線32番〜63番には32個の2入力1出力マル
チプレクサを並列してなるマルチプレクサMUX63が
接続され、MUX63は、入力レジスタの32〜63番
出力を演算レジスタの32〜63番入力に導き、あるい
は入力レジスタの0〜31番出力を演算レジスタの32
〜63番入力に導く。すなわちMUX61を入力レジス
タの0〜127番に接続し、MUX62を入力レジスタ
の0〜63番に接続した状態で、MUX63入力レジス
タの0〜31番に接続すると、入力レジスタの0〜31
番出力が演算レジスタの0〜31番、32〜63番、6
4〜95番、96〜127番、128〜159番、16
0〜191番、192〜223番および224〜255
番に振り分けられる。
【0026】MUX63よりも入力レジスタ寄りの位置
で、配線16番〜31番には16個の2入力1出力マル
チプレクサを並列してなるマルチプレクサMUX64が
接続され、MUX64は、入力レジスタの16〜31番
出力を演算レジスタの16〜31番入力に導き、あるい
は入力レジスタの0〜15番出力を演算レジスタの16
〜31番入力に導く。すなわちMUX61を入力レジス
タの0〜127番に接続し、MUX62を入力レジスタ
の0〜63番に接続し、MUX63を入力レジスタの0
〜31番に接続した状態で、MUX64を入力レジスタ
の0〜15番に接続すると、入力レジスタの0〜15番
出力が演算レジスタの0〜15番、16〜31番、32
〜47番、48〜63番、64〜79番、80〜95
番、96〜111番、112〜127番、128〜14
3番、144〜159番、160〜175番、176〜
191番、192〜207番、208〜223番、22
4〜239番および240〜255番に振り分けられ
る。
で、配線16番〜31番には16個の2入力1出力マル
チプレクサを並列してなるマルチプレクサMUX64が
接続され、MUX64は、入力レジスタの16〜31番
出力を演算レジスタの16〜31番入力に導き、あるい
は入力レジスタの0〜15番出力を演算レジスタの16
〜31番入力に導く。すなわちMUX61を入力レジス
タの0〜127番に接続し、MUX62を入力レジスタ
の0〜63番に接続し、MUX63を入力レジスタの0
〜31番に接続した状態で、MUX64を入力レジスタ
の0〜15番に接続すると、入力レジスタの0〜15番
出力が演算レジスタの0〜15番、16〜31番、32
〜47番、48〜63番、64〜79番、80〜95
番、96〜111番、112〜127番、128〜14
3番、144〜159番、160〜175番、176〜
191番、192〜207番、208〜223番、22
4〜239番および240〜255番に振り分けられ
る。
【0027】MUX64よりも入力レジスタ寄りの位置
で、配線8番〜15番には8個の2入力1出力マルチプ
レクサを並列してなるマルチプレクサMUX65が接続
され、MUX65は、入力レジスタの8〜15番出力を
演算レジスタの8〜15番入力に導き、あるいは入力レ
ジスタの0〜7番出力を演算レジスタの8〜15番入力
に導く。すなわちMUX61を入力レジスタの0〜12
7番に接続し、MUX62を入力レジスタの0〜63番
に接続し、MUX63を入力レジスタの0〜31番に接
続し、MUX64を入力レジスタの0〜15番に接続し
た状態で、MUX65を入力レジスタの0〜7番に接続
すると、入力レジスタの0〜7番出力が演算レジスタの
0〜7番、8〜15番、16〜23番、24〜31番、
32〜39番、40〜47番、48〜55番、56〜6
3番、64〜71番、72〜79番、80〜87番、8
8〜95番、96〜103番、104〜111番、11
2〜119番、120〜127番、128〜135番、
136〜143番、144〜151番、152〜159
番、160〜167番、168〜175番、176〜1
83番、184〜191番、192〜199番、200
〜207番、208〜215番、216〜223番、2
24〜231番、232〜239番、240〜247番
および248〜255番に振り分けられる。
で、配線8番〜15番には8個の2入力1出力マルチプ
レクサを並列してなるマルチプレクサMUX65が接続
され、MUX65は、入力レジスタの8〜15番出力を
演算レジスタの8〜15番入力に導き、あるいは入力レ
ジスタの0〜7番出力を演算レジスタの8〜15番入力
に導く。すなわちMUX61を入力レジスタの0〜12
7番に接続し、MUX62を入力レジスタの0〜63番
に接続し、MUX63を入力レジスタの0〜31番に接
続し、MUX64を入力レジスタの0〜15番に接続し
た状態で、MUX65を入力レジスタの0〜7番に接続
すると、入力レジスタの0〜7番出力が演算レジスタの
0〜7番、8〜15番、16〜23番、24〜31番、
32〜39番、40〜47番、48〜55番、56〜6
3番、64〜71番、72〜79番、80〜87番、8
8〜95番、96〜103番、104〜111番、11
2〜119番、120〜127番、128〜135番、
136〜143番、144〜151番、152〜159
番、160〜167番、168〜175番、176〜1
83番、184〜191番、192〜199番、200
〜207番、208〜215番、216〜223番、2
24〜231番、232〜239番、240〜247番
および248〜255番に振り分けられる。
【0028】MUX65よりも入力レジスタ寄りの位置
で、配線4番〜7番に4個の2入力1出力マルチプレク
サを並列してなるマルチプレクサMUX66が接続さ
れ、MUX66は、入力レジスタの4〜7番出力を演算
レジスタの4〜7番入力に導き、あるいは入力レジスタ
の0〜3番出力を演算レジスタの4〜7番入力に導く。
すなわちMUX61を入力レジスタの0〜127番に接
続し、MUX62を入力レジスタの0〜63番に接続
し、MUX63を入力レジスタの0〜31番に接続し、
MUX64を入力レジスタの0〜15番に接続し、MU
X65を入力レジスタの0〜7番に接続した状態で、M
UX66を入力レジスタの0〜3番に接続すると、入力
レジスタの0〜3番出力が演算レジスタの0〜3番、4
〜7番、8〜11番、12〜15番、16〜19番、2
0〜23番、24〜27番、28〜31番、32〜35
番、36〜39番、40〜43番、44〜47番、48
〜51番、52〜55番、56〜59番、60〜63
番、64〜67番、68〜71番、72〜75番、76
〜79番、80〜83番、84〜87番、88〜91
番、92〜95番、96〜99番、100〜103番、
104〜107番、108〜111番、112〜115
番、116〜119番、120〜123番、124〜1
27番、128〜131番、132〜135番、136
〜139番、140〜143番、144〜147番、1
48〜151番、152〜155番、156〜159
番、160〜163番、164〜167番、168〜1
71番、172〜175番、176〜179番、180
〜183番、184〜187番、188〜191番、1
92〜195番、196〜199番、200〜203
番、204〜207番、208〜211番、212〜2
15番、216〜219番、220〜223番、224
〜227番、228〜231番、232〜235番、2
36〜239番、240〜243番、244〜247
番、248〜251番および252〜255番に振り分
けられる。
で、配線4番〜7番に4個の2入力1出力マルチプレク
サを並列してなるマルチプレクサMUX66が接続さ
れ、MUX66は、入力レジスタの4〜7番出力を演算
レジスタの4〜7番入力に導き、あるいは入力レジスタ
の0〜3番出力を演算レジスタの4〜7番入力に導く。
すなわちMUX61を入力レジスタの0〜127番に接
続し、MUX62を入力レジスタの0〜63番に接続
し、MUX63を入力レジスタの0〜31番に接続し、
MUX64を入力レジスタの0〜15番に接続し、MU
X65を入力レジスタの0〜7番に接続した状態で、M
UX66を入力レジスタの0〜3番に接続すると、入力
レジスタの0〜3番出力が演算レジスタの0〜3番、4
〜7番、8〜11番、12〜15番、16〜19番、2
0〜23番、24〜27番、28〜31番、32〜35
番、36〜39番、40〜43番、44〜47番、48
〜51番、52〜55番、56〜59番、60〜63
番、64〜67番、68〜71番、72〜75番、76
〜79番、80〜83番、84〜87番、88〜91
番、92〜95番、96〜99番、100〜103番、
104〜107番、108〜111番、112〜115
番、116〜119番、120〜123番、124〜1
27番、128〜131番、132〜135番、136
〜139番、140〜143番、144〜147番、1
48〜151番、152〜155番、156〜159
番、160〜163番、164〜167番、168〜1
71番、172〜175番、176〜179番、180
〜183番、184〜187番、188〜191番、1
92〜195番、196〜199番、200〜203
番、204〜207番、208〜211番、212〜2
15番、216〜219番、220〜223番、224
〜227番、228〜231番、232〜235番、2
36〜239番、240〜243番、244〜247
番、248〜251番および252〜255番に振り分
けられる。
【0029】このように、MUX61〜MUX66を順
次0番側の配線に切り替えていけば、より短い符号の多
分岐に対応し得る。なおこの構成はこの実施例に限定さ
れるものではなく、nが2のべき乗の任意のレジスタ間
での約数長符号に対する多分岐転送に拡張可能である。
このときマルチプレクサは全配線の半数、その半数、さ
らにその半数というように入力レジスタの出力に接続さ
れ、これを0番側の全ての配線に接続する。
次0番側の配線に切り替えていけば、より短い符号の多
分岐に対応し得る。なおこの構成はこの実施例に限定さ
れるものではなく、nが2のべき乗の任意のレジスタ間
での約数長符号に対する多分岐転送に拡張可能である。
このときマルチプレクサは全配線の半数、その半数、さ
らにその半数というように入力レジスタの出力に接続さ
れ、これを0番側の全ての配線に接続する。
【0030】図8において、前記サンプルホールド回路
SH1は入力電圧Vi4(図1のVb1またはVb2に
対応)が接続されたスイッチSW43と、このスイッチ
SW43に接続された入力キャパシタンスC42、この
入力キャパシタンスに接続された反転増幅回路INV
4、この反転増幅回路の出力を入力に接続する帰還キャ
パシタンスC41を有し、SW43が閉成状態から開放
状態に移行したときにVinを保持する。INV4には
C41と並列にその入出力に接続されたリフレッシュス
イッチSW42が接続され、C42の入力には基準電圧
Vrefを接続するリフレッシュスイッチSW44が接
続されている。基準電圧はINV4の閾値電圧と等し
く、INV4の入力は常にVrefであるため、SW4
4閉成時にはC42の両端が同電位となってその電荷が
解消される。SW42を閉成したときはC41の両端が
短絡されるため、C42の電荷が解消される。さらにI
NV4の入力にはグランドに接続されたスイッチSW4
1が接続され、SW41を閉成し、SW42を開放する
とINV4の入力はグランドに接続され、INV4を構
成するCMOSが飽和領域に移行し、電力消費が停止す
る。
SH1は入力電圧Vi4(図1のVb1またはVb2に
対応)が接続されたスイッチSW43と、このスイッチ
SW43に接続された入力キャパシタンスC42、この
入力キャパシタンスに接続された反転増幅回路INV
4、この反転増幅回路の出力を入力に接続する帰還キャ
パシタンスC41を有し、SW43が閉成状態から開放
状態に移行したときにVinを保持する。INV4には
C41と並列にその入出力に接続されたリフレッシュス
イッチSW42が接続され、C42の入力には基準電圧
Vrefを接続するリフレッシュスイッチSW44が接
続されている。基準電圧はINV4の閾値電圧と等し
く、INV4の入力は常にVrefであるため、SW4
4閉成時にはC42の両端が同電位となってその電荷が
解消される。SW42を閉成したときはC41の両端が
短絡されるため、C42の電荷が解消される。さらにI
NV4の入力にはグランドに接続されたスイッチSW4
1が接続され、SW41を閉成し、SW42を開放する
とINV4の入力はグランドに接続され、INV4を構
成するCMOSが飽和領域に移行し、電力消費が停止す
る。
【0031】図9において、前記スイッチSW41は入
力電圧Vin5に対してpMOS、nMOSを並列接続
してなるトランジスタ回路T5と、このトランジスタ回
路の出力に接続され、pMOS、nMOSを並列接続し
かつその入出力を短絡させたダミートランジスタ回路D
T5とよりなり、T5およびDT5のゲートにはCLK
0およびその反転が制御信号として入力されている。制
御信号は、インバータI5によって、T5のpMOSと
nMOSについて相互に反転され、DT5のnMOSと
pMOSについて相互に反転されている。
力電圧Vin5に対してpMOS、nMOSを並列接続
してなるトランジスタ回路T5と、このトランジスタ回
路の出力に接続され、pMOS、nMOSを並列接続し
かつその入出力を短絡させたダミートランジスタ回路D
T5とよりなり、T5およびDT5のゲートにはCLK
0およびその反転が制御信号として入力されている。制
御信号は、インバータI5によって、T5のpMOSと
nMOSについて相互に反転され、DT5のnMOSと
pMOSについて相互に反転されている。
【0032】図10において、マルチプレクサMUX1
は1対のマルチプレクサMUX91、MUX92よりな
り、MUX91は入力電圧Vin9(サンプルホールド
回路SH1の出力)、基準電圧Vrefにそれぞれ接続
された1対のCMOSスイッチT911、T912より
なる。一方MUX92は入力電圧Vin9(サンプルホ
ールド回路SH1の出力)、基準電圧Vrefにそれぞ
れ接続された1対のCMOSスイッチT922、T92
1よりなる。T911、T922にはVin9が接続さ
れ、T912、T921にはVrefが接続されてい
る。
は1対のマルチプレクサMUX91、MUX92よりな
り、MUX91は入力電圧Vin9(サンプルホールド
回路SH1の出力)、基準電圧Vrefにそれぞれ接続
された1対のCMOSスイッチT911、T912より
なる。一方MUX92は入力電圧Vin9(サンプルホ
ールド回路SH1の出力)、基準電圧Vrefにそれぞ
れ接続された1対のCMOSスイッチT922、T92
1よりなる。T911、T922にはVin9が接続さ
れ、T912、T921にはVrefが接続されてい
る。
【0032】MUX91、MUX92の制御信号はプリ
制御信号Pctにより生成され、PctはバッファB9
1、B92よりなるバッファ回路に入力されて遅延した
プリ制御信号pct'となる。バッファ回路の入出力は
NORゲートG91およびANDゲートG92に入力さ
れており、G91の出力はインバータ回路I91に入力
され、G92の出力はインバータ回路I92に入力され
ている。
制御信号Pctにより生成され、PctはバッファB9
1、B92よりなるバッファ回路に入力されて遅延した
プリ制御信号pct'となる。バッファ回路の入出力は
NORゲートG91およびANDゲートG92に入力さ
れており、G91の出力はインバータ回路I91に入力
され、G92の出力はインバータ回路I92に入力され
ている。
【0033】T911は、nMOSのゲートにG91出
力が、pMOSのゲートにI91の出力が入力され、一
方T912は、nMOSのゲートにI92の出力が、p
MOSのゲートにG92の出力が入力されている。G9
1の出力は、Vin9を前記加算回路の正の経路の出力
Vopとして出力させる第1制御信号ct1であり、G
92出力はVrefをVopとして出力させるための第
2制御信号ct2となる。T922は、pMOSのゲー
トにG91出力が、nMOSのゲートにI91の出力が
入力され、一方T921は、pMOSのゲートにI92
の出力が、nMOSのゲートにG92の出力が入力され
ている。G91の出力は、Vin9を前記加算回路の負
の経路の出力Vomとして出力させる第1制御信号ct
1であり、G92出力はVrefをVomとして出力さ
せるための第2制御信号ct2となる。なおMUX9
1、MUX92は第1、第2制御信号に対するnMO
S、pMOSの接続が逆転しており、Vop=Vin2
のときにはVom=Vrefであり、Vom=Vin9
のときにはVop=Vrefとなる。
力が、pMOSのゲートにI91の出力が入力され、一
方T912は、nMOSのゲートにI92の出力が、p
MOSのゲートにG92の出力が入力されている。G9
1の出力は、Vin9を前記加算回路の正の経路の出力
Vopとして出力させる第1制御信号ct1であり、G
92出力はVrefをVopとして出力させるための第
2制御信号ct2となる。T922は、pMOSのゲー
トにG91出力が、nMOSのゲートにI91の出力が
入力され、一方T921は、pMOSのゲートにI92
の出力が、nMOSのゲートにG92の出力が入力され
ている。G91の出力は、Vin9を前記加算回路の負
の経路の出力Vomとして出力させる第1制御信号ct
1であり、G92出力はVrefをVomとして出力さ
せるための第2制御信号ct2となる。なおMUX9
1、MUX92は第1、第2制御信号に対するnMO
S、pMOSの接続が逆転しており、Vop=Vin2
のときにはVom=Vrefであり、Vom=Vin9
のときにはVop=Vrefとなる。
【0034】図11はトラフィックチャンネルにおける
1シンボル周期以上の遅延を含むマルチパスを処理する
ための拡散符号の設定の例を示す。ここでは2個のマッ
チドフィルタMUL21、MUL22が使用され、合成
コードの(k−1)番目の1シンボル周期の拡散符号P
Nk−1がMUL21の演算レジスタCAL−REG2
1にロードされ、k−2番目の拡散符号PNk−2がM
UL22の演算レジスタCAL−REG22にロードさ
れている。MUL21によるマルチパス検出は1シンボ
ル周期以内の遅延の範囲内に限られるが、MUL22に
1シンボル周期遅延した拡散符号を設定すれば、MUL
22によって1シンボル周期以降のマルチパス信号を検
出し得る。同様により多くのマッチドフィルタに順次シ
フトした拡散符号を設定すればより長期間の遅延に対応
し得る。
1シンボル周期以上の遅延を含むマルチパスを処理する
ための拡散符号の設定の例を示す。ここでは2個のマッ
チドフィルタMUL21、MUL22が使用され、合成
コードの(k−1)番目の1シンボル周期の拡散符号P
Nk−1がMUL21の演算レジスタCAL−REG2
1にロードされ、k−2番目の拡散符号PNk−2がM
UL22の演算レジスタCAL−REG22にロードさ
れている。MUL21によるマルチパス検出は1シンボ
ル周期以内の遅延の範囲内に限られるが、MUL22に
1シンボル周期遅延した拡散符号を設定すれば、MUL
22によって1シンボル周期以降のマルチパス信号を検
出し得る。同様により多くのマッチドフィルタに順次シ
フトした拡散符号を設定すればより長期間の遅延に対応
し得る。
【0035】図12はフェージング補償前の受信信号の
例を示す。この受信信号にはデータ信号Skの前にパイ
ロットシンボルPkが付加され、同様にSk+1に対し
てPk+1、Sk+2に対してPk+2...が付加さ
れている。パイロットシンボルはデータ信号に対するフ
ェージング補償等に使用され、通常データ信号の前後の
パイロットシンボルを用いて内挿補間的(図中実線矢印
で示す。)にフェージング補償等が行なわれる。しかし
ながらSIR(信号電力対干渉電力比)やデータ信号に
含まれる送信電力制御ビットは極めて高速に処理してそ
の後の制御に使用する必要があり、このため図12の破
線矢印で示すように先行するパイロットシンボルのみで
外挿補間的にデータ信号を処理する。
例を示す。この受信信号にはデータ信号Skの前にパイ
ロットシンボルPkが付加され、同様にSk+1に対し
てPk+1、Sk+2に対してPk+2...が付加さ
れている。パイロットシンボルはデータ信号に対するフ
ェージング補償等に使用され、通常データ信号の前後の
パイロットシンボルを用いて内挿補間的(図中実線矢印
で示す。)にフェージング補償等が行なわれる。しかし
ながらSIR(信号電力対干渉電力比)やデータ信号に
含まれる送信電力制御ビットは極めて高速に処理してそ
の後の制御に使用する必要があり、このため図12の破
線矢印で示すように先行するパイロットシンボルのみで
外挿補間的にデータ信号を処理する。
【0036】ここにSIRの計算は以下のように実行さ
れる。まず固定のシンボルパターンα(i)、振幅A
(i)、雑音および干渉成分n(i)、初期位相残留誤
差θとして、レーク合成後のパイロットシンボルは式
(1)のように表現される。このパイロットシンボルパ
ターンを既知のパイロットシンボルパターンによりパイ
ロットシンボルの変調効果を除去しつつ、信号平均AV
を式(2)のように算出する。同式(2)に示すよう
に、信号平均AVからそのI成分AVi、Q成分AVq
が得られる。以上から信号電力Ps、干渉電力PIが式
(3)、(4)のように求められる。SIRは信号電力
と干渉電力の比であり、式(5)で表現される。
れる。まず固定のシンボルパターンα(i)、振幅A
(i)、雑音および干渉成分n(i)、初期位相残留誤
差θとして、レーク合成後のパイロットシンボルは式
(1)のように表現される。このパイロットシンボルパ
ターンを既知のパイロットシンボルパターンによりパイ
ロットシンボルの変調効果を除去しつつ、信号平均AV
を式(2)のように算出する。同式(2)に示すよう
に、信号平均AVからそのI成分AVi、Q成分AVq
が得られる。以上から信号電力Ps、干渉電力PIが式
(3)、(4)のように求められる。SIRは信号電力
と干渉電力の比であり、式(5)で表現される。
【数1】
【0037】同様の処理はマルチパスの位相が変化した
際にも必要である。このときデータ信号に後続するパイ
ロットシンボルは先行するパイロットシンボルとは同列
には扱うことができず、両者を用いた内挿補間には非常
に複雑な回路を要する。そこで先行するパイロットシン
ボルによる外挿補間を行ったところ、回路規模を拡大せ
ずに比較的良好なフェージング補償が実現できた。
際にも必要である。このときデータ信号に後続するパイ
ロットシンボルは先行するパイロットシンボルとは同列
には扱うことができず、両者を用いた内挿補間には非常
に複雑な回路を要する。そこで先行するパイロットシン
ボルによる外挿補間を行ったところ、回路規模を拡大せ
ずに比較的良好なフェージング補償が実現できた。
【0038】図13において、前記加算回路ADDは
「正」の入力電圧Vo11p〜Vo1npがそれぞれ入
力されるキャパシタンスCp1〜Cpn、「負」の入力
電圧Vo11m〜Vo1nmがそれぞれ入力されるキャ
パシタンスCm1〜Cmnを有し、Cp1〜Cpn、C
m1〜Cmnはそれぞれ出力が統合されて容量結合
(「正」の側の容量結合を第1容量結合、「負」の側の
容量結合を第2容量結合という)が構成されている。第
1容量結合の出力は奇数段直列のCMOSよりなるイン
バータINV71に接続され、INV71の出力は帰還
キャパシタンスCF71によってその入力に接続され、
INV71は第1容量結合の出力の反転を良好な線形特
性により出力する。第2容量結合の出力は奇数段直列の
CMOSよりなるインバータINV72に接続され、I
NV72の出力は帰還キャパシタンスCF72によって
その入力に接続されている。INV72の入力にはIN
V71の出力が中間キャパシタンスCC7を介して接続
され、INV72は第1容量結合の出力の反転と第2容
量結合の出力とを統合する。この統合結果はCC7=C
F71とすると、式(6)に示すとおりである。
「正」の入力電圧Vo11p〜Vo1npがそれぞれ入
力されるキャパシタンスCp1〜Cpn、「負」の入力
電圧Vo11m〜Vo1nmがそれぞれ入力されるキャ
パシタンスCm1〜Cmnを有し、Cp1〜Cpn、C
m1〜Cmnはそれぞれ出力が統合されて容量結合
(「正」の側の容量結合を第1容量結合、「負」の側の
容量結合を第2容量結合という)が構成されている。第
1容量結合の出力は奇数段直列のCMOSよりなるイン
バータINV71に接続され、INV71の出力は帰還
キャパシタンスCF71によってその入力に接続され、
INV71は第1容量結合の出力の反転を良好な線形特
性により出力する。第2容量結合の出力は奇数段直列の
CMOSよりなるインバータINV72に接続され、I
NV72の出力は帰還キャパシタンスCF72によって
その入力に接続されている。INV72の入力にはIN
V71の出力が中間キャパシタンスCC7を介して接続
され、INV72は第1容量結合の出力の反転と第2容
量結合の出力とを統合する。この統合結果はCC7=C
F71とすると、式(6)に示すとおりである。
【数2】
【0039】
【発明の効果】前述のとおり、本発明に係るCDMAセ
ルラ方式は、簡単な回路による処理の高速化を実現する
ためSIR(信号電力対干渉電力比)、送信電力制御ビ
ットの処理を外挿補間的に行い、また本発明に係る信号
受信装置は、逆拡散のためのマッチドフィルタにおい
て、サンプルホールド回路の複数のマッチドフィルタで
共用し、かつこれらマッチドフィルタを止り木チャンネ
ル、トラフィックチャンネル両者に設定し得る共用マッ
チドフィルタを設け、これによって回路規模を小さくし
たので、信号受信装置が小型化であるという優れた効果
を有する。
ルラ方式は、簡単な回路による処理の高速化を実現する
ためSIR(信号電力対干渉電力比)、送信電力制御ビ
ットの処理を外挿補間的に行い、また本発明に係る信号
受信装置は、逆拡散のためのマッチドフィルタにおい
て、サンプルホールド回路の複数のマッチドフィルタで
共用し、かつこれらマッチドフィルタを止り木チャンネ
ル、トラフィックチャンネル両者に設定し得る共用マッ
チドフィルタを設け、これによって回路規模を小さくし
たので、信号受信装置が小型化であるという優れた効果
を有する。
【図1】 本発明に係る信号受信装置の一実施例におけ
るマッチドフィルタを示すブロック図である。
るマッチドフィルタを示すブロック図である。
【図2】 同マッチドフィルタのコンロロールのための
レジスタを示すブロック図である。
レジスタを示すブロック図である。
【図3】 同実施例のマッチドフィルタおよびその後段
の回路を示すブロック図である。
の回路を示すブロック図である。
【図4】 図3におけるA/D変換器の変形例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】 マッチドフィルタおよびその後段の回路の動
作を示すタイミングチャートである。
作を示すタイミングチャートである。
【図6】 マッチドフィルタにおける拡散符号を格納す
るための演算レジスタおよびそれに付随する回路を示す
ブロック図である。
るための演算レジスタおよびそれに付随する回路を示す
ブロック図である。
【図7】 図6の回路におけるマルチプレクサを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】 図1における1個のサンプルホールド回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図9】 図8におけるスイッチを示す回路図である。
【図10】 図1のマルチプレクサを示す回路図であ
る。
る。
【図11】長遅延マルチパスの処理のための拡散符号の
設定を示すブロック図である。
設定を示すブロック図である。
【図12】フェージング補正の計算方法を示す概念図で
ある。
ある。
【図13】図1の加算回路を示す回路図である。
SHG1、SHG2...サンプルホールド回路グルー
プ SH11〜SH1n、SH21〜SH2n、SHp1〜
SHpS、SHm1〜SHmR...サンプルホールド
回路 SEL11〜SEL1,n...セレクタ MUL01、MUL02、MUL11、MUL12、M
UL21〜MUL24、MUL1〜MULm...マッ
チドフィルタ MUX11〜MUX1,n、MUXp1〜MUXpS、
MUXm1〜MUXmR、MUX31、MUX32、p
MUXI、pMUXQ、tMUXI、tMUXQ...
マルチプレクサ ADD...加算回路 SCALER...スケーラ Vb1、Vb2...入力電圧 Vout1〜Voutm...出力電圧 Sout1、Sout2...レーク合成出力 W4、Wn...窓 PDp、PDm...ピーク検出回路 DECp、DECm...デコーダ ADp1〜ADpS、ADpI、ADpQ、ADt1〜
ADtR、ADtI、ADtQ...A/D変換回路 MEM31、MEM32...メモリ PC31、PC32...フェージング補償回路 RCM31、RCM32...レーク合成回路 Pch...止り木チャンネルグループ Cch...共通グループ Tch...トラフィックチャンネルグループ CAL−REG、CAL−REG1、CAL−REG
2...演算レジスタ INP−REG...入力レジスタ REG−MUX...スイッチ回路 SW41、SW42、SW43、SW44、RSW1、
RSW2、SLSW1、SLSW2、SRSW1、SR
SW2...スイッチ INV4、INV71、INV72...反転増幅回路 I5、I6 C41、C42、Cp1〜Cpn、Cm1〜Cmn、C
C7、CF71、CF72...キャパシタンス。 1 整理番号=YZ1997070A
プ SH11〜SH1n、SH21〜SH2n、SHp1〜
SHpS、SHm1〜SHmR...サンプルホールド
回路 SEL11〜SEL1,n...セレクタ MUL01、MUL02、MUL11、MUL12、M
UL21〜MUL24、MUL1〜MULm...マッ
チドフィルタ MUX11〜MUX1,n、MUXp1〜MUXpS、
MUXm1〜MUXmR、MUX31、MUX32、p
MUXI、pMUXQ、tMUXI、tMUXQ...
マルチプレクサ ADD...加算回路 SCALER...スケーラ Vb1、Vb2...入力電圧 Vout1〜Voutm...出力電圧 Sout1、Sout2...レーク合成出力 W4、Wn...窓 PDp、PDm...ピーク検出回路 DECp、DECm...デコーダ ADp1〜ADpS、ADpI、ADpQ、ADt1〜
ADtR、ADtI、ADtQ...A/D変換回路 MEM31、MEM32...メモリ PC31、PC32...フェージング補償回路 RCM31、RCM32...レーク合成回路 Pch...止り木チャンネルグループ Cch...共通グループ Tch...トラフィックチャンネルグループ CAL−REG、CAL−REG1、CAL−REG
2...演算レジスタ INP−REG...入力レジスタ REG−MUX...スイッチ回路 SW41、SW42、SW43、SW44、RSW1、
RSW2、SLSW1、SLSW2、SRSW1、SR
SW2...スイッチ INV4、INV71、INV72...反転増幅回路 I5、I6 C41、C42、Cp1〜Cpn、Cm1〜Cmn、C
C7、CF71、CF72...キャパシタンス。 1 整理番号=YZ1997070A
Claims (10)
- 【請求項1】 基地局から移動局への下り回線におい
て、複数の基地局に対してこれら基地局の識別のための
ロングコードを割当て、複数の移動局に対してこれら移
動局を識別するためのショートコードを割当て、当該基
地局のロングコードと送信先の移動局のショートコード
を合成した合成コードによって送信信号を拡散し、この
送信信号には送信電力制御ビットその他の制御信号を含
めるとともに所定スロットの周期でパイロット信号を付
加し、当該移動局は複数アンテナブランチの信号を受信
し、止り木チャンネルについて複数のロングコードに対
応した合成コードによる逆拡散、すなわち複数の基地局
からの受信信号の逆拡散を行い、トラフィックチャンネ
ルについて複数のショートコードに対応した合成コード
による逆拡散を行い、これら逆拡散された信号のマルチ
パスの位相検出、各パスの信号のフェージング補償を行
った後、マルチパス信号をレーク合成し、レーク合成後
の信号からSIR(信号電力対干渉電力比)を算出する
CDMAセルラ方式において、前記各スロットにおける
SIRを、当該スロットの先頭のパイロットシンボルの
同期検波、レーク合成結果のみに基づいて算出し;前記
送信電力制御ビットを、その直前のパイロットシンボル
からの参照信号のみに基き外挿補間し、同期検波、レー
ク合成後に復調、判定して、電力制御を行う;ことを特
徴とするCDMAセルラ方式。 - 【請求項2】 前記マルチパスの位相が変化したとき、
その複数シンボル後のスロットの先頭から新しいマルチ
パスの位相をフェージング補償およびレーク合成に反映
し、前記位相の変化を反映したスロットの直前のスロッ
トについては、当該スロットの先頭のパイロットシンボ
ルのみに基づいて外挿補間によるフェージング補償を行
いさらにレーク合成を行うことを特徴とする請求項1記
載のCDMAセルラ方式。 - 【請求項3】 受信信号の複数の信号ブランチに対応し
た複数のサンプルホールド回路群と;これらサンプルホ
ールド回路群に、それぞれ独立にかつ択一的に接続さ
れ、いずれか1個のサンプルホールド回路群に保持され
た信号に対して所定の拡散符号を乗じ、かつその乗算結
果の和を算出するマッチドフィルタであって、止り木チ
ャンネルに割り当てられた複数のマッチドフィルタより
なる止り木チャンネルグループ、トラフィックチャンネ
ルに割当てられた複数のマッチドフィルタよりなるトラ
フィックチャンネルグループ、および止り木チャンネ
ル、トラフィックチャンネル両者に切替え可能なマッチ
ドフィルタよりなる共用グループにグループ分けされた
マッチドフィルタと;前記止り木チャンネルグループお
よび共用グループの全てのマッチドフィルタから1個を
選択して出力する複数の第1マルチプレクサと;前記ト
ラフィックチャンネルグループおよび共用グループの全
てのマッチドフィルタから1個を選択して出力する複数
の第2マルチプレクサと;前記第1マルチプレクサに対
応して設けられ、各第1マルチプレクサの出力にそれぞ
れ接続された、複数の第1マルチパス信号・サンプルホ
ールド回路と;前記第2マルチプレクサに対応して設け
られ、各第2マルチプレクサの出力にそれぞれ接続され
た複数の第2マルチパス信号・サンプルホールド回路
と;前記止り木チャンネルグループおよび共用グループ
の全てのマッチドフィルタの出力から信号電力を算出し
て電力のピークを検出し、このピークに基づいて前記第
1マルチプレクサおよび第1マルチパス信号・サンプル
ホールド回路を制御する第1ピーク検出回路と;前記ト
ラフィックチャンネルグループおよび共用グループの全
てのマッチドフィルタの出力から信号電力を算出して電
力のピークを検出し、このピークに基づいて前記第2マ
ルチプレクサおよび第2マルチパス信号・サンプルホー
ルド回路を制御する第2ピーク検出回路と;を備えたC
DMAセルラ方式における信号受信装置。 - 【請求項4】 全ての第1マルチパス信号・サンプルホ
ールド回路に接続され、これら第1マルチパス信号・サ
ンプルホールド回路の出力を択一的に出力する第1マル
チパス信号・マルチプレクサと;全ての第2マルチパス
信号・サンプルホールド回路に接続され、これら第2マ
ルチパス信号・サンプルホールド回路の出力を択一的に
出力する第2マルチパス信号・マルチプレクサと;前記
第1マルチパス信号・マルチプレクサの出力をデジタル
信号に変換する第1A/D変換器と;この第1A/D変
換器の出力を登録する第1メモリと;前記第2マルチパ
ス信号・マルチプレクサの出力をデジタル信号に変換す
る第2A/D変換器と;この第2A/D変換器の出力を
登録する第2メモリと;前記第1メモリに格納された出
力をフェージング補償し、レーク合成する第1レーク合
成回路と;前記第2メモリに格納された出力をフェージ
ング補償し、レーク合成する第2レーク合成回路と;を
さらに備えたことを特徴とする請求項3記載のCDMA
セルラ方式における信号受信装置。 - 【請求項5】 第1A/D変換器は第1マルチパス信号
・サンプルホールド回路よりも少ない個数設けられ、第
1マルチパス信号・サンプルホールド回路の出力を時分
割でデジタル信号に変換し、第2A/D変換器は第2マ
ルチパス信号・サンプルホールド回路よりも少ない個数
設けられ、第2マルチパス信号・サンプルホールド回路
の出力を時分割でデジタル信号に変換することを特徴と
する請求項4記載のCDMAセルラ方式における信号受
信装置。 - 【請求項6】 第1レーク合成回路は受信信号を基地局
ごとに時分割でフェージング補償し、レーク合成し、第
2レーク合成回路は受信信号を異なる拡散符号ごとにフ
ェージング補償し、レーク合成するようになっているこ
とを特徴とする請求項4記載のCDMAセルラ方式にお
ける信号受信装置。 - 【請求項7】 拡散符号は最終段出力が初段に入力され
たシフトレジスタよりなる演算シフトレジスタに格納さ
れ、演算レジスタの段数は各ブランチのサンプルホール
ド回路群におけるサンプルホールド回路の個数と等しく
設定され、このサンプルホールド回路の個数の約数の個
数の拡散符号を使用するときには、その拡散符号を繰返
し前記シフトレジスタに格納し、マッチドフィルタの出
力は、前記約数と等しい個数のデータを通過させる窓か
ら出力され、この窓はサンプルホールド回路群における
データ入力タイミングに同期してシフトされ、マッチド
フィルタはこの窓を通過したデータについての演算を行
うことを特徴とする請求項4記載のCDMAセルラ方式
における信号受信装置。 - 【請求項8】 トラフィックチャンネルグループおよび
/または共用チャンネルグループにおける複数のマッチ
ドフィルタは共通の合成コードの1シンボル周期以上シ
フトした拡散符号を使用し、これによって1シンボル以
上遅延したマルチパスを検出し得るようになっているこ
とを特徴とする請求項3記載のCDMAセルラ方式にお
ける信号受信装置。 - 【請求項9】 演算レジスタの段数をNとするとNは2
のべき乗とされ、演算レジスタには、演算レジスタと同
一段数の入力レジスタがスイッチ回路を介して接続さ
れ、スイッチ回路は、演算レジスタの(N/2+1)段
〜N段までの入力を、入力レジスタの1段〜(N/2)
段または(N/2+1)段〜N段に接続する第1階層マ
ルチプレクサ、演算レジスタの(N/4+1)段〜(N
/2)段までの入力を、入力レジスタの1段〜(N/
4)段または(N/4+1)段〜(N/2)段に接続す
る第2階層マルチプレクサ、...、入力レジスタの
(N/ 【外1】 +1)段〜(N/ 【外2】 )段の入力を1段〜(N/ 【外2】)または(N/ 【外1】+1)段〜(N/ 【外2】)段に接続する第k階層マルチプレクサ(kは
自然数)とよりなることを特徴とする請求項3記載のC
DMAセルラ方式における信号受信装置。 - 【請求項10】 半導体集積回路上に形成され、アナロ
グ処理部とデジタル処理部は別個の領域に配置されてい
ることを特徴とする請求項3記載のCDMAセルラ方式
における信号受信装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9352472A JPH11177490A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | Cdmaセルラ方式および信号受信装置 |
US09/092,914 US6370130B1 (en) | 1997-06-09 | 1998-06-08 | Spread spectrum communication system |
EP98110472A EP0884856A3 (en) | 1997-06-09 | 1998-06-08 | Spread spectrum communication system |
CN98109592A CN1202050A (zh) | 1997-06-09 | 1998-06-08 | 扩频通信系统 |
KR1019980021241A KR19990006788A (ko) | 1997-06-09 | 1998-06-09 | 고주파확산 통신시스템 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9352472A JPH11177490A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | Cdmaセルラ方式および信号受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11177490A true JPH11177490A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18424307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9352472A Pending JPH11177490A (ja) | 1997-06-09 | 1997-12-05 | Cdmaセルラ方式および信号受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11177490A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058071A1 (fr) * | 2000-02-03 | 2001-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Circuit de memoire, et circuit de detection synchrone |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP9352472A patent/JPH11177490A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058071A1 (fr) * | 2000-02-03 | 2001-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Circuit de memoire, et circuit de detection synchrone |
US6985468B2 (en) | 2000-02-03 | 2006-01-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Memory circuit and coherent detection circuit |
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