JPH11177388A - リモコンロケータ用送信回路および発振周波数の調整方法 - Google Patents

リモコンロケータ用送信回路および発振周波数の調整方法

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JPH11177388A
JPH11177388A JP9336915A JP33691597A JPH11177388A JP H11177388 A JPH11177388 A JP H11177388A JP 9336915 A JP9336915 A JP 9336915A JP 33691597 A JP33691597 A JP 33691597A JP H11177388 A JPH11177388 A JP H11177388A
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JP
Japan
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remote control
frequency
oscillation frequency
locator
radio wave
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Application number
JP9336915A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Okabe
浩文 岡部
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 発振周波数の調整モードが設定されると、マ
イコン24からバリキャップコンデンサC15に2.5
Vの制御電圧が与えられる。調整者は、スペクトルアナ
ライザ20でロケータ用の電波の周波数をモニタし、電
波の周波数が所定周波数(390MHz )になるようにリ
モコン送信機18に設けられたチャネルのアップ/ダウ
ンキーで調整する。つまり、チャネルアップキーが1回
押されると、制御電圧が0.5V下げられ、バリキャッ
プコンデンサC15の容量が小さくなり、発振周波数は
大きくなる。一方、チャネルダウンキーが1回押される
と、制御電圧が0.5V上げられ、バリキャップコンデ
ンサC15の容量が大きくなり、発振周波数は小さくな
る。このように、リモコン送信機18を操作することに
よって、発振周波数は所定周波数に調整される。 【効果】 簡単に発振周波数を調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリモコンロケータ用送
信回路および発振周波数の調整方法に関し、特にたとえ
ばリモコンロケータ機能を有するテレビジョン(TV)
受像機やビデオカセットテープレコーダ(VCR)など
に用いられる、リモコンロケータ用送信回路および発振
周波数の調整方法に関する。
【0002】リモコンロケータ機能とは、機器本体から
送信される電波をリモコン送信機が受信すると、リモコ
ン送信機から音や光などの所在報知信号が発せられ、リ
モコン送信機の置き場所が明確にされる機能を言う。
【0003】
【従来の技術】図4に示すように、従来のリモコンロケ
ータ用送信回路1では、図示しない制御回路からロケー
タ用コード信号がトランジスタT1のベースに与えられ
る。トランジスタT1で反転増幅された制御信号は、抵
抗R1を介してトランジスタT1のベースに与えられる
とともに、抵抗R1およびR2を介してトランジスタT
2のエミッタに与えられる。スイッチとしてのトランジ
スタT2を介した制御信号は、抵抗R3を介してトラン
ジスタT3のベースに与えられる。トランジスタT3の
ベースに与えられた制御信号がハイレベルの場合には、
ローレベルの出力がPCB(Printed Circuit Boad) ル
ープアンテナ2に出力され、トランジスタT3のベース
に与えられた制御信号がローレベルの場合には、ハイレ
ベルの出力がPCBループアンテナ2に出力される。P
CBループアンテナ2とバリキャップコンデンサC1、
コンデンサC2、C3およびC4とによってLC発振回
路が形成され、PCBループアンテナ2からロケータ用
の電波が発せられる。このLC発振回路では、PCBル
ープアンテナ2はリアクタンスとして働き、バリキャッ
プコンデンサC1の容量を変化させることによって、ロ
ケータ用の電波の周波数は所定周波数(390MHz )に
設定される。なお、この所定周波数はFCC(Federal
Communication Commission)によって割り当てられてお
り、電波を発する時間も4.9秒以内と規定されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、バ
リキャップコンデンサC1の容量を変化させることによ
って電波の周波数を設定するため、回路素子の特性を考
慮してセット毎に回路を露出して発振周波数を調整する
必要があった。すなわち、発振周波数の調整が面倒であ
った。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、簡
単に発振周波数を調整することができる、リモコンロケ
ータ用送信回路および発振周波数の調整方法を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所定周波
数の電波を送信し、リモコン送信機によって電波を受信
するリモコンロケータ用送信回路であって、LC発振回
路を構成するコンデンサの一部にバリキャップコンデン
サを用いた、リモコンロケータ用送信回路である。
【0007】第2の発明は、リモコンロケータ用送信回
路に設けられたループアンテナから出力される電波の周
波数を所定周波数に設定する発振周波数の調整方法であ
って、(a) 調整モード時にリモコン送信機から電圧調整
信号を出力し、(b) 電圧調整信号に応じてバリキャップ
コンデンサに制御電圧を与える、発振周波数の調整方法
である。
【0008】
【作用】調整モード時には、リモコンロケータ用送信回
路に設けられたPCBループアンテナから出力されるロ
ケータ用の電波の周波数がたとえばスペクトルアナライ
ザによってモニタされる。モニタされた周波数に基づい
て、調整者はリモコン送信機に設けられた、たとえばチ
ャネルのアップ/ダウンキーを操作する。したがって、
リモコン送信機からキー操作に対応する電圧調整信号が
出力される。この電圧調整信号に応じた制御電圧がバリ
キャップコンデンサに与えられ、バリキャップコンデン
サの容量が変えられ、LC発振回路の発振周波数が所定
周波数に調整される。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、ロケータ用の電波を
モニタし、リモコン送信機を操作することによってLC
発振回路の発振周波数を所定周波数に調整するので、簡
単に発振周波数を調整することができる。この発明の上
述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参
照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかと
なろう。
【0010】
【実施例】図1を参照して、この実施例のリモコンロケ
ータ用送信回路10は入力端子12を含み、入力端子1
2には制御信号が入力される。制御信号は、抵抗R11
を介してトランジスタT11のベースに与えられる。ま
た、抵抗R11を介した制御信号は、抵抗R11に並列
接続されたコンデンサC11で高域成分が除去される。
【0011】また、リモコンロケータ用送信回路10
は、PCBループアンテナ14を含み、PCBループア
ンテナ14とバリキャップコンデンサC15,コンデン
サC12,C13およびC14とによってLC発振回路
18が形成される。たとえば、A点に定電圧源が接続さ
れているとすると、制御信号がハイレベルの場合には、
トランジスタT11はオンし、A点にはローレベルの出
力が得られるが、制御信号がローレベルの場合には、ト
ランジスタT11はオフし、A点にはハイレベルの出力
が得られる。ただし、この実施例では、A点にはLC発
振回路18の出力(発振信号)が与えられるため、A点
で発振信号は制御信号によって振幅変調され、エンベロ
ープの信号が出力される。したがって、制御信号がハイ
レベルの場合には、エンベロープの振幅は0であるが、
制御信号がローレベルの場合には、エンベロープの振幅
は所定レベルに設定される。振幅変調されたA点の出力
は、PCBループアンテナ14に与えられ、PCBルー
プアンテナ14からロケータ用の電波がリモコン送信機
18に出力される。
【0012】通常のリモコンロケータ機能が実行された
場合には、リモコン送信機18がロケータ用の電波を受
信すると、報知音を発することによって置き場所を知ら
せることができる。一方、発振周波数の調整モードの場
合には、PCBループアンテナ14から発せられるロケ
ータ用の電波の周波数がスペクトルアナライザ20によ
ってモニタされる。調整者は、モニタされた周波数が所
定周波数(390MHz )になるように、リモコン送信機
18で調整する。たとえば、リモコンロケータ用送信回
路10がテレビジョン受像機(図示せず)内に形成さ
れ、リモコン送信機18がテレビジョン受像機の操作用
である場合には、図2に示すように、メニューキー3
0,チャネルアップ/ダウンキー32およびチャネル選
択キー34などの操作キーが設けられる。これらの操作
キーが押されると、その制御信号はリモコン受信機22
を介してマイコン24に与えられる。マイコン24から
は制御電圧のディジタルデータが出力され、D/A変換
器26でアナログデータ(制御電圧)に変換され、制御
電圧が抵抗R12を介してバリキャップコンデンサC1
5に与えられる。この制御電圧によって、バリキャップ
コンデンサC15の容量が設定される。なお、マイコン
24から出力される制御電圧のディジタルデータは、P
WM(Pulse Width Modulation) 値である。
【0013】すなわち、メニューキー30が押される
と、メニュー画面がテレビジョン受像機の画面上に表示
され、そのメニュー画面で発振周波数の調整モードを設
定することができる。調整モードが設定されると、マイ
コン24は制御電圧を初期値(この実施例では、2.5
V)に設定する。そして、チャネルアップキー32aが
1回押されると、マイコン24は制御電圧を0.5V下
げ、バリキャップコンデンサC15の容量は小さくな
り、発振周波数は大きくなる。一方、チャネルダウンキ
ー32bが1回押されると、マイコン24は制御電圧を
0.5V上げ、バリキャップコンデンサC15の容量は
大きくなり、発振周波数は小さくなる。このような動作
によって、発振周波数が所定周波数に設定される。な
お、調整モードでは、制御信号は常にハイレベルに設定
されており、正確に発振周波数を調整することができ
る。
【0014】発振周波数の調整が終了すると、調整者は
たとえばチャネル選択キー34の“1”キーを押し、発
振周波数の調整モードの終了をマイコン24に指示す
る。そして、マイコン24はそのときの制御電圧の電圧
値(PWM値)をEEPROM(Electrically Erasabl
e and Programable Read Only Memory)28に記憶す
る。したがって、発振周波数の調整後にリモコンロケー
タ機能を実行する場合には、マイコン24はEEPRO
M28に記憶したPWM値を読み出し、バリキャップコ
ンデンサC15をPWM値に対応する制御電圧で設定す
る。このため、安定した周波数の電波がPCBループア
ンテナ14から出力される。
【0015】上述のような動作を、マイコン24は図3
に示すフロー図に従って処理する。調整モードが設定さ
れると処理を開始し、ステップS1でPWM値を初期値
に設定する。すなわち、バリキャップコンデンサC15
の制御電圧を、2.5Vに設定する。続く、ステップS
3で“1”キーが押されたかどうかを判断する。ここ
で、“YES”であれば、調整が終了したと判断して、
ステップS13で制御電圧の電圧値(PWM値)をEE
PROM28に記録し、処理を終了するが、“NO”で
あればステップS5でチャネルアップキー32aが押さ
れたかどうかを判断する。ここで、“YES”であれ
ば、すなわち周波数を大きくする場合には、リモコン送
信機18からの指示に従って制御電圧を0.5V下げ
て、ステップS1に戻るが、“NO”であればステップ
S9でチャネルダウンキー32bが押されたかどうかを
判断する。ここで、“NO”であれば、他の操作キーが
押されたと判断し、ステップS5に戻るが、“YES”
であれば、すなわち周波数を小さくする場合には、リモ
コン送信機18の指示に従って制御電圧を0.5V上げ
て、ステップS1に戻る。
【0016】この実施例によれば、PCBループアンテ
ナ14から発せられるロケータ用の電波をスペクトルア
ナライザ20でモニタし、モニタした周波数に基づいて
リモコン送信機18を操作してバリキャップコンデンサ
C15に与える制御電圧を調整し、LC発振回路18の
発振周波数を所定周波数に設定するようにしたので、簡
単に発振周波数を調整することができる。
【0017】なお、この実施例ではバリキャップコンデ
ンサC15に出力する制御電圧の調整をリモコン送信機
18に設けられたチャネルアップ/ダウンキー32によ
って調整するようにしたが、音声のボリューム調整キー
やチャネル選択キー34によって調整するようにしても
よい。また、この実施例では、チャネル選択キー34の
“1”キーを押すことによって発振周波数の調整モード
を終了するようにしたが、決定キーなどを押すようにし
てもよい。
【0018】さらに、この実施例では、リモコンロケー
タ用送信回路10をテレビジョン受像機に適用した場合
について示したが、リモコン送信機で操作できる機器で
あれば、どんな機器にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示すリモコン送信機の図解図であ
る。
【図3】図1実施例に示すマイコンの処理の一部を示す
フロー図である。
【図4】従来のリモコンロケータ用送信回路を示す回路
図である。
【符号の説明】
10 …リモコンロケータ用送信回路 14 …PCBループアンテナ 16 …LC発振回路 18 …リモコン送信機 20 …スペクトルアナライザ 22 …リモコン受信機 24 …マイコン 26 …D/A 28 …EEPROM 30 …メニューキー 32 …チャネルアップ/ダウンキー 34 …チャネル選択キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定周波数の電波を送信し、リモコン送信
    機によって前記電波を受信するリモコンロケータ用送信
    回路であって、 LC発振回路を構成するコンデンサの一部にバリキャッ
    プコンデンサを用いた、リモコンロケータ用送信回路。
  2. 【請求項2】リモコンロケータ用送信回路に設けられた
    ループアンテナから出力される電波の周波数を所定周波
    数に設定する発振周波数の調整方法であって、 (a) 調整モード時にリモコン送信機から電圧調整信号を
    出力し、 (b) 前記電圧調整信号に応じてバリキャップコンデンサ
    に制御電圧を与える、発振周波数の調整方法。
JP9336915A 1997-12-08 1997-12-08 リモコンロケータ用送信回路および発振周波数の調整方法 Pending JPH11177388A (ja)

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