JPH11175584A - 設計方法及び装置 - Google Patents

設計方法及び装置

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JPH11175584A
JPH11175584A JP9350212A JP35021297A JPH11175584A JP H11175584 A JPH11175584 A JP H11175584A JP 9350212 A JP9350212 A JP 9350212A JP 35021297 A JP35021297 A JP 35021297A JP H11175584 A JPH11175584 A JP H11175584A
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JP
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mold
parting
molding
design
model
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JP9350212A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Yoshihara
均 吉原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/38Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
    • B29C33/3835Designing moulds, e.g. using CAD-CAM

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法、注釈表記の記入時間が大幅に削減し且
つ記入ミスによる2次的なトラブルの発生を未然に防止
することができる設計方法及び装置を提供する。 【解決手段】 作成されるモールド金型部品におけるキ
ャビティ及びコアの3次元モデルのサーフェース形状よ
り、成形時に成形形状部を有する金型部品同士が密着す
るパーティング面を検出し、該検出したパーティング面
を記憶し、図面作成時に3面図中の平面図に記入される
寸法及び注釈注記にパーティング面であることを示す注
釈を付加するようにCPU101により制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設計方法及び装置
に関し、更に詳しくは、モールド金型の設計及び加工デ
ータ作成において用いられる図面作成機能を有する設計
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モールド金型の設計及び加工にお
いて、パーティング面(成形時に成形形状部を有するモ
ールド金型部品同士が密着する面)は、モールド金型の
品質を左右する重要な機能部位であり、しばしは、加工
において加工精度も、他の一般の形状部位よりも高精度
加工を必要とするため、モールド金型設計時には、設計
者は、パーティング面に関する情報を設計図面中に寸法
や注釈注記を用いて表記する設計作業を行っている。
【0003】このパーティング面の指示により、目的の
加工精度を得るためのモールド金型部品加工の加工工程
の決定及び加工データの作成方法を決定する情報として
活用される。
【0004】同様に、駒部品合わせ面(キャビティ或い
はコアを細分化して複数の駒部品で構成される場合のモ
ールド金型組み立て時に前記駒部品同士が接続する
面)、成形面(モールド金型部品モデルとモールド部品
(製品)モデル同士が密着する面)も、その機能上、必
要に応じて設計者が、目的の加工精度や特性を得るため
に駒部品合わせ面や成形面に関する情報を設計図面中
に、寸法や注釈注記を用いて表記する設計作業を行って
いる。
【0005】従来の技術では、設計装置上にある図面に
パーティング面の指示及び駒部品合わせ面や成形面の指
示を、設計者が直接操作することにより、寸法注記や寸
法公差、注釈注記の形式でテキスト入力していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、設計図面の作成の際、作業者が入
力操作をするための多大な作業時間が発生するため、設
計図面の作成業務における図面の記入のための工数の割
合が大きくコストダウン及び納期短縮の実現に対して問
題となる。
【0007】また、記入ミスを発見できずにモールド金
型を制作し、部品の製造時に不良が発生するという2次
的な障害発生が問題となる。
【0008】近年では、3次元の設計装置の発達によ
り、3面図の作成が3次元モデルより所定の手順により
生み出され、設計効率の向上が実現しつつあるが、モー
ルド金型特有の金型部品のパーティング面、駒部品合わ
せ面及び成形面を表す表記の記入は、依然として作業者
によって行われるため、設計工数の増大や。誤記不良の
発生が問題となる。
【0009】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、注釈表記の記入時間を大幅に削減し得る
と共に、記入ミスによる2次的な障害発生を未然に防止
することが可能な設計方法及び装置を提供しようとする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の設計方法は、モールド金型の設計及び
加工データ作成において用いられる3次元設計機能、3
次元モデルのアセンブリ機能及び図面作成機能を有する
設計装置により設計する設計方法において、作成される
モールド金型部品におけるキャビティ及びコアの3次元
モデルのサーフェース形状より成形時に成形形状部を有
するモールド金型部品同士が密着するパーティング面を
検出する検出ステップと、前記検出ステップにより検出
したパーティング面を記憶する記憶ステップと、図面作
成時に3面図中の平面図に記入される寸法及び注釈注記
にパーティング面であることを示す注釈を付加する作図
ステップとを有することを特徴とする。
【0011】また、上記目的を達成するために請求項2
記載の設計方法は、モールド金型の設計及び加工データ
作成において用いられる3次元設計機能、3次元モデル
のアセンブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置に
より設計する設計方法において、作成されるモールド金
型部品におけるキャビティ及びコアの3次元モデルのサ
ーフェース形状及びモールド金型部品設計の元となるモ
ールド部品の3次元モデルのサーフェース形状より成形
時に成形形状部を有するモールド金型部品同士が密着す
るパーティング面/キャビティ或いはコアを細分化して
複数の駒部品で構成される場合のモールド金型組み立て
時に前記駒部品同士が接続する駒部品合わせ面/モール
ド金型部品モデルとモールド部品(製品)モデル同士が
密着する成形面をそれぞれ検出する検出ステップと、前
記検出ステップにより検出したパーティング面/駒部品
合わせ面/成形面をそれぞれ記憶する記憶ステップと、
図面作成時に3面図中の平面図に記入される寸法及び注
釈注記にパーティング面/駒部品合わせ面/成形面であ
ることを示す注釈を付加する作図ステップとを有するこ
とを特徴とする。
【0012】また、上記目的を達成するために請求項3
記載の設計方法は、モールド金型の設計及び加工データ
作成において用いられる3次元設計機能、3次元モデル
のアセンブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置に
より設計する設計方法において、作成されるモールド金
型部品におけるキャビティ及びコアの3次元モデルのサ
ーフェース形状及びモールド金型部品設計の元となるモ
ールド部品(製品)の3次元モデルのサーフェース形状
より成形時に成形形状部を有するモールド金型部品同士
が密着するパーティング面/キャビティ或いはコアを細
分化して複数の駒部品で構成される場合のモールド金型
組み立て時に前記駒部品同士が接続する駒部品合わせ面
/モールド金型部品モデルとモールド部品(製品)モデ
ル同士が密着する成形面を検出時に密着しない面の効率
的除外手段により高速な検出を行う検出ステップと、前
記検出ステップにより検出したパーティング面/駒部品
合わせ面/成形面を記憶する記憶ステップと、図面作成
時に3面図中の平面図に記入される寸法及び注釈注記に
パーティング面であることを示す注釈を付加する作図ス
テップとを有することを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するために請求項4
記載の設計方法は、請求項1記載の設計方法において、
前記検出ステップは、3次元の設計装置による3次元モ
デルより実際のモールド金型を組み立てた状態と同様な
配置で設計されたモールド金型の3次元モデルをアセン
ブリした状態を基に、各部品のサーフェース同士が密着
状態にあるか否かを測定する測定機能により、密着して
いるサーフェースをパーティング面として検出すること
を特徴とする。
【0014】また、上記目的を達成するために請求項5
記載の設計方法は、請求項2または3記載の設計方法に
おいて、前記検出ステップは、3次元の設計装置による
3次元モデルより実際のモールド金型を組み立てた状態
と同様な配置で設計されたモールド金型の3次元モデル
をアセンブリした状態を基に、各部品のサーフェース同
士が密着状態にあるか否かを測定する測定機能により、
密着しているサーフェースをパーティング面/駒部品合
わせ面/成形面としてそれぞれ検出することを特徴とす
る。
【0015】また、上記目的を達成するために請求項6
記載の設計方法は、請求項4または5記載の設計方法に
おいて、前記測定機能による検出ステップは、平面/円
筒面/円錐面/自由曲面等を対象に密着状況を双方のサ
ーフェースが完全に合致する密着状態から一部分が密着
する部分密着状態及び密着無しの状態を測定して判定す
ることを特徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するために請求項7
記載の設計方法は、請求項1記載の設計方法において、
前記記憶ステップは、前記検出ステップにより検出され
たパーティング面をメモリ上に用意された密着面面デー
タテーブルに記憶することにより検出された密着面をそ
れぞれパーティング面として定義付けることを特徴とす
る。
【0017】また、上記目的を達成するために請求項8
記載の設計方法は、請求項2または3記載の設計方法に
おいて、前記記憶ステップは、前記検出ステップにより
検出されたパーティング面/駒部品合わせ面/成形面を
メモリ上に用意された密着面面データテーブルに記憶す
ることにより検出された密着面をそれぞれパーティング
面/駒部品合わせ面/成形面として定義付けることを特
徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために請求項9
記載の設計方法は、請求項2または3記載の設計方法に
おいて、前記記憶ステップは、モールド部品(製品)モ
デルとモールド金型部品モデルとの密着面である成形面
では、製品特性を表す属性が予めモールド部品(製品)
モデルのサーフェース上に設定されている場合、成形面
の検出時にモールド金型部品モデルのサーフェース上に
製品特性を表す属性をコピーするコピー手段により属性
が取り出されて記憶されることを特徴とする。
【0019】また、上記目的を達成するために請求項1
0記載の設計方法は、請求項2または3記載の設計方法
において、前記記憶ステップは、1つのサーフェースが
パーティング面且つ成形面、パーティング面且つ駒部品
合わせ面等と、複数の属性を持つ状態を記憶することが
可能であることを特徴とする。
【0020】また、上記目的を達成するために請求項1
1記載の設計方法は、請求項1記載の設計方法におい
て、前記作図ステップは、定義されたパーティング面の
特性を表す寸法及び注釈注記を記入する際に、注記にパ
ーティング面の特性を表す注釈マーク或いは注釈テキス
ト或いは寸法公差を用途に応じて付加することを特徴と
する。
【0021】また、上記目的を達成するために請求項1
2記載の設計方法は、請求項2または3記載の設計方法
において、前記作図ステップは、定義されたパーティン
グ面/駒部品合わせ面/成形面の特性を表す寸法及び注
釈注記を記入する際に、注記にパーティング面/駒部品
合わせ面/成形面の特性を表す注釈マーク或いは注釈テ
キスト或いは寸法公差を用途に応じて付加することを特
徴とする。
【0022】また、上記目的を達成するために請求項1
3記載の設計装置は、モールド金型の設計及び加工デー
タ作成において用いられる3次元設計機能、3次元モデ
ルのアセンブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置
において、作成されるモールド金型部品におけるキャビ
ティ及びコアの3次元モデルのサーフェース形状より成
形時に成形形状部を有するモールド金型部品同士が密着
するパーティング面を検出する検出手段と、前記検出手
段により検出したパーティング面を記憶する記憶手段
と、図面作成時に3面図中の平面図に記入される寸法及
び注釈注記にパーティング面であることを示す注釈を付
加する作図手段とを有することを特徴とする。
【0023】また、上記目的を達成するために請求項1
4記載の設計装置は、モールド金型の設計及び加工デー
タ作成において用いられる3次元設計機能、3次元モデ
ルのアセンブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置
において、作成されるモールド金型部品におけるキャビ
ティ及びコアの3次元モデルのサーフェース形状及びモ
ールド金型部品設計の元となるモールド部品の3次元モ
デルのサーフェース形状より成形時に成形形状部を有す
るモールド金型部品同士が密着するパーティング面/キ
ャビティ或いはコアを細分化して複数の駒部品で構成さ
れる場合のモールド金型組み立て時に前記駒部品同士が
接続する駒部品合わせ面/モールド金型部品モデルとモ
ールド部品(製品)モデル同士が密着する成形面をそれ
ぞれ検出する検出手段と、前記検出手段により検出した
パーティング面/駒部品合わせ面/成形面をそれぞれ記
憶する記憶手段と、図面作成時に3面図中の平面図に記
入される寸法及び注釈注記にパーティング面/駒部品合
わせ面/成形面であることを示す注釈を付加する作図手
段とを有することを特徴とする。
【0024】また、上記目的を達成するために請求項1
5記載の設計装置は、モールド金型の設計及び加工デー
タ作成において用いられる3次元設計機能、3次元モデ
ルのアセンブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置
において、作成されるモールド金型部品におけるキャビ
ティ及びコアの3次元モデルのサーフェース形状及びモ
ールド金型部品設計の元となるモールド部品(製品)の
3次元モデルのサーフェース形状より成形時に成形形状
部を有するモールド金型部品同士が密着するパーティン
グ面/キャビティ或いはコアを細分化して複数の駒部品
で構成される場合のモールド金型組み立て時に前記駒部
品同士が接続する駒部品合わせ面/モールド金型部品モ
デルとモールド部品(製品)モデル同士が密着する成形
面を検出時に密着しない面の効率的除外手段により高速
な検出を行う検出手段と、前記検出手段により検出した
パーティング面/駒部品合わせ面/成形面を記憶する記
憶手段と、図面作成時に3面図中の平面図に記入される
寸法及び注釈注記にパーティング面であることを示す注
釈を付加する作図手段とを有することを特徴とする。
【0025】また、上記目的を達成するために請求項1
6記載の設計装置は、請求項13記載の設計装置におい
て、前記検出手段は、3次元の設計装置による3次元モ
デルより実際のモールド金型を組み立てた状態と同様な
配置で設計されたモールド金型の3次元モデルをアセン
ブリした状態を基に、各部品のサーフェース同士が密着
状態にあるか否かを測定する測定機能により、密着して
いるサーフェースをパーティング面として検出すること
を特徴とする。
【0026】また、上記目的を達成するために請求項1
7記載の設計装置は、請求項14または15記載の設計
装置において、前記検出手段は、3次元の設計装置によ
る3次元モデルより実際のモールド金型を組み立てた状
態と同様な配置で設計されたモールド金型の3次元モデ
ルをアセンブリした状態を基に、各部品のサーフェース
同士が密着状態にあるか否かを測定する測定機能によ
り、密着しているサーフェースをパーティング面/駒部
品合わせ面/成形面としてそれぞれ検出することを特徴
とする。
【0027】また、上記目的を達成するために請求項1
8記載の設計装置は、請求項16または17記載の設計
装置において、前記測定機能による検出手段は、平面/
円筒面/円錐面/自由曲面等を対象に密着状況を双方の
サーフェースが完全に合致する密着状態から一部分が密
着する部分密着状態及び密着無しの状態を測定して判定
することを特徴とする。
【0028】また、上記目的を達成するために請求項1
9記載の設計装置は、請求項13記載の設計装置におい
て、前記記憶手段は、前記検出手段により検出されたパ
ーティング面をメモリ上に用意された密着面面データテ
ーブルに記憶することにより検出された密着面をそれぞ
れパーティング面として定義付けることを特徴とする。
【0029】また、上記目的を達成するために請求項2
0記載の設計装置は、請求項14または15記載の設計
装置において、前記記憶手段は、前記検出手段により検
出されたパーティング面/駒部品合わせ面/成形面をメ
モリ上に用意された密着面面データテーブルに記憶する
ことにより検出された密着面をそれぞれパーティング面
/駒部品合わせ面/成形面として定義付けることを特徴
とする。
【0030】また、上記目的を達成するために請求項2
1記載の設計装置は、請求項14または15記載の設計
装置において、前記記憶手段は、モールド部品(製品)
モデルとモールド金型部品モデルとの密着面である成形
面では、製品特性を表す属性が予めモールド部品(製
品)モデルのサーフェース上に設定されている場合、成
形面の検出時にモールド金型部品モデルのサーフェース
上に製品特性を表す属性をコピーするコピー手段により
属性が取り出されて記憶されることを特徴とする。
【0031】また、上記目的を達成するために請求項2
2記載の設計装置は、請求項13または14記載の設計
装置において、前記記憶手段は、1つのサーフェースが
パーティング面且つ成形面、パーティング面且つ駒部品
合わせ面等と、複数の属性を持つ状態を記憶することが
可能であることを特徴とする。
【0032】また、上記目的を達成するために請求項2
3記載の設計装置は、請求項13記載の設計装置におい
て、前記作図手段は、定義されたパーティング面の特性
を表す寸法及び注釈注記を記入する際に、注記にパーテ
ィング面の特性を表す注釈マーク或いは注釈テキスト或
いは寸法公差を用途に応じて付加することを特徴とす
る。
【0033】また、上記目的を達成するために請求項2
4記載の設計装置は、請求項13または14記載の設計
装置において、前記作図手段は、定義されたパーティン
グ面/駒部品合わせ面/成形面の特性を表す寸法及び注
釈注記を記入する際に、注記にパーティング面/駒部品
合わせ面/成形面の特性を表す注釈マーク或いは注釈テ
キスト或いは寸法公差を用途に応じて付加することを特
徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0035】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態について、図1〜図7を用いて説明する。
【0036】図1は、本発明の一実施の形態に係る設計
装置の構成を示すブロック図であり、同図中、100は
設計装置で、CPU(中央演算処理装置)101、入力
装置102、表示装置103、出力装置104、ROM
(リードオンリーメモリ)105、RAM(ランダムア
クセスメモリ)106、記憶装置107及び通信インタ
ーフェース108を有している。
【0037】CPU101は、NC(数値制御)データ
生成の基礎となるCADデータの生成や、図面上の形状
を注釈する文字や数字であるテキストデータ(以下、注
釈表記と記述する)のレイアウト処理等を行うものであ
る。入力装置102は、データやパラメータ等を入力す
るもので、キーボード等からなる。表示装置103は、
データやパラメータ等を表示するもので、CRT(陰極
線管)等からなる。出力装置104は、データやパラメ
ータ等を出力するもので、プリンタ等からなる。ROM
105は、固定パラメータやプログラム等を記憶するメ
モリである。RAM106は、可変パラメータの一時記
憶や、ワーキングエリアとして使用されるメモリであ
る。記憶装置107は、各種データ等を記憶するもの
で、ハードディスクドライブやフロッピーディスクドラ
イブ等からなる。通信インターフェース108は、本設
計装置100と外部機器とを通信可能に接続するための
通信手段である。本設計装置100の各構成要素は、内
部通信用のバス109により接続されている。通信イン
ターフェース108には、外部機器であるNCデータ作
成装置109が接続され、種々の相互データ通信が可能
となっている。このNCデータ作成装置109にはNC
工作機械110が接続されている。
【0038】次に、CPU101における主記憶のメモ
リーマップの概略構成を説明する。
【0039】図2は、本実施の形態におけるCPU10
1の主記憶のメモリーマップの概略構成を示す図であ
る。同図において、201はCADデータの生成や注釈
表記のレイアウト処理等を行う制御プログラム、202
は予め用意された3次元モデルデータ、203は予め用
意されたアセンブリデータ、204は3次元モデルを用
途別に製品モデル、キャビモデル、コアモデル等にグル
ープ化し、記憶するグループテーブル、205はパーテ
ィング面等の検出時に作られる面属性記憶テーブル、2
06は予め用意された3面図データ、207は図面作成
時に寸法及び注釈注記に付加する寸法及び注釈表記テー
ブル、208は各種処理用に参照されるパラメータテー
ブルであり、公差パラメータ、注釈テキスト等の標準値
が格納されている。
【0040】次に、パーテイング面等の処理について、
図3のフローチャートを参照して説明する。
【0041】まず、ステップS301でデータファイル
より処理対象となる3次元モデル(製品モデル、金型部
品モデル)を取り出して記憶する。次にステップS30
2でパーティング面処理の前準備として3次元モデル
(製品モデル、金型部品モデル)をアセンブリしてアセ
ンブリテーブルに記憶する。
【0042】ここで、アセンブリ手段は、決められた座
標等を基準に、アルゴリズムによりアセンブリする方法
であってもよく、また、設計装置のオペレータが入力装
置102からアセンブリ情報を与える方法でもよい。ま
た、アルゴリズムとオペレータ操作とを併用してアセン
ブリし、更に、設計装置のオペレータが入力装置102
による変更及び編集操作によりアセンブリを定義する方
法でもよい。
【0043】次にステップS303で前記ステップS3
02において求めたアセンブリした3次元モデルをモデ
ルの用途ごとに製品モデルグループ、キャビグループ、
コアグループにグループ化し、グループテーブル204
に記憶する。
【0044】各グループは、いずれも複数のグループを
構成してもよく、グループテーブル204は、それらの
状態も記憶する。
【0045】ここで、グループ作成手段は、3次元モデ
ルに定義モデル名或いは付加されたを属性等の情報から
グループを作成するアルゴリズムによりグループを求め
る方法でもよく、また、設計装置のオペレータが入力装
置102からグループ情報を与える方法でもよい。ま
た、アルゴリズムとオペレータ操作とを併用して、3次
元モデル等の情報から求めたグループをオペレータが入
力装置102による変更及び編集操作によりグループを
定義する方法でもよい。
【0046】次にステップS304で前記ステップS3
03までに用意された状態を基に、面の密着状態の検出
測定手段により、各3次元モデルの各サーフエースごと
の他の3次元モデルとの面の密着状態を検出し、面属性
記憶テーブル205に属性定義対象の面を記憶する。次
にステップS305で前記ステップS304において求
められた密着面ごとに面の相対する3次元モデルの用途
をグループテーブル204より導き出し、パーティング
面/駒部品組み合わせ面/成形面等の属性内容を決定
し、その決定結果を面属性記憶テーブル205に記憶す
る。
【0047】次にステップS306で予め属性付加手段
により製品モデルのサーフェースに付加されている属性
がある場合、これに対応する成形面を持つモールド金型
部品モデルの該当の成形面に属性をコピーする。
【0048】この製品モデルの属性の際に属性特性によ
りモールド金型部品側の持つべき属性が別の属性である
べき場合、属性のコピー以外に属性の変換や持つべき属
性を属性テーブルに付加する処理をしてもよい。
【0049】次にステップS307で前記ステップS3
06までに求めた属性を予め用意されたパラメータテー
ブル208に登録されている各属性を表す際に必要な注
釈表記または注釈マーク、または公差等を取り出し、寸
法、注釈テーブルを作成し、該当する各モールド金型部
品の3面図データにある該当する寸法あるいは注釈注記
に属性を表す表記を挿入する。
【0050】ここで、3面図データは予め形状レイアウ
トを施した図面データとして用意してあっても、前記ス
テップS307の時点で作成してもよい。また、寸法注
記、注釈注記への挿入も、予め3面図データに記入済み
の状態にアルゴリズムにより挿入する方法でもよく、ま
た、入力者の操作による挿入方法や、寸法注記、注釈注
記の生成アルゴリズムによる作成手段に該当する寸法、
或いは注釈注記に属性を表す表記データを受け渡し、同
時期に記入する処理手段でもよい。
【0051】これにより、パーティング面/駒部品合わ
せ面/成形面等の用途属性により必要な寸法注記、注釈
注記の記入処理された3面図データが得られる。寸法注
記、注釈注記の記入処理がなされた3面図データは、図
面として図1の出力装置104より印刷可能である。ま
た、図1のNCデータ作成装置110へは入力データと
して受け渡されて加工データ作成に利用される。得られ
たNCデータは、図1のNC工作機械111にダウンロ
ードされて利用される。
【0052】上述した処理例を図4、図5、図6及び図
7に示す。
【0053】図4は、本実施の形態に係る設計装置10
0において入力用に予め作成された製品モデルの一例を
示す図であり、同図において、400は製品モデルであ
り、この製品モデル400には、予め製品特性を属性デ
ータとしてサーフェースに記憶する属性定義手段により
属性が与えられている。
【0054】図5は、図4に示す製品モデル400を成
形するモールド金型部品を示す図であり、同図におい
て、501,502は、モールド金型のキャビティ部を
構成するモールド金型部品で、1キャビティグループを
形成する。また、503,504は、コア部を構成する
モールド金型部品で、1コアグループを形成する。ま
た、505は、スライドコア部を構成するモールド金型
部品で、1コアグループを形成する。
【0055】図6は、図4に示す製品モデル400及び
図5に示すモールド金型部品をアセンブルした状態及び
パーティング面/駒部品合わせ面/成形面を検出した状
態示す図であり、同図において、400は図4に示す製
品モデル、501〜505は図5に示すモールド金型部
品である。また、601aはモールド金型部品501の
パーティング面及び成形面である。また、601bはモ
ールド金型部品505のパーティング面である。また、
601cは製品モデル400の形状面である。また、6
02aはモールド金型部品505のパーティング面であ
る。また、602bはモールド金型部品503のパーテ
ィング面である。また、603aはモールド金型部品5
02のパーティング面である。また、603bはモール
ド金型部品504のパーティング面及び成形面である。
また、603cは製品モデル400の形状面である。ま
た、604aはモールド金型部品501の型合わせ面で
ある。また、604bはモールド金型部品502の型合
わせ面である。また、605aはモールド金型部品50
3の型合わせ面である。また、605bはモールド金型
部品504の型合わせ面である。また、606aはモー
ルド金型部品503の型合わせ面である。また、606
bは製品モデル400の形状面である。
【0056】ここで、モールド金型部品501はモール
ド金型部品502とキャビティグループを形成し、モー
ルド金型部品505はスライドコアグループを形成する
ため、密着面601a,601bはパーティング面と判
定される。更に、製品モデル400より密着面601c
は形状面であることから、密着面601aは成形面と判
定される。また、モールド金型部品503はモールド金
型部品504とコアグループを形成し、モールド金型部
品505とは別のコアグループであるため、密着面60
2a,602bはパーティング面と判定される。
【0057】同様に、モールド金型部品502はキャビ
ティグループに属し、モールド金型部品504はコアグ
ループに属するため、密着面603a,603bはパー
ティング面と判定される。更に、製品モデル400の形
状面603cより、密着面603aは成形面と判定され
る。また、モールド金型部品400とモールド金型部品
502とが同一キャビティグループであるため、密着面
604a,604bは型合わせ面と判定される。
【0058】同様に、モールド金型部品503とモール
ド金型部品504とが同一コアグループであるため、密
着面605a,605bは型合わせ面と判定される。更
に、モールド金型部品503と製品モデル400との密
着面606aは成形面と判定される。
【0059】しかる後、密着面601a,603a,6
06aは、製品モデル400の形状面601c,603
c,606bに属性が付加されている場合、属性情報を
コピーする。
【0060】以上のように、本発明では、図6に示す各
面の密着状態を認識し、各金型部品の該当するサーフェ
ースに対応する面属性記憶テーブル205に認識結果を
記憶する。
【0061】図7は、本実施の形態に係る設計装置10
0においてパーティング面/駒部品合わせ面/成形面の
特性を図面に記入した状態を示す図であり、同図(a)
は金型部品正面図、同図(b)は金型部品側面図であ
る。
【0062】図7において、701はパーティング面を
表す注釈表記、702はパーティング面を表す寸法注
釈、703は駒部品合わせ面を表す注釈表記、704は
製品モデル400からコピーした属性である。
【0063】パーティング面を表す注釈表記701の
「◎」及びパーティング面を表す寸法注釈702の
「◎」は、パーティング面を表現するために用いるマー
クである。また、駒部品合わせ面を表す注釈表記703
の「◇」は、パーティング面を表現するために用いるマ
ークである。また、製品モデル400からコピーした属
性704の「シボ面」は、製品の表面仕上げを表す属性
であり、製品モデル400から属性をコピーした結果の
注釈表記である。また、パーティング面を表す寸法注釈
702,703の寸法公差は、形状用途から、図7の例
では、パーティング面、駒部品合わせ面の加工精度の属
性が示された例を表している。
【0064】以上詳述したように、本実施の形態に係る
設計装置100によれば、図面へパーティング面/駒部
品合わせ面/成形面の表示処理を行うことにより、寸
法、注釈表記の記入時間が大幅に減少し且つ記入ミスに
よる2次的なトラブルの発生を未然に防止することがで
きる。
【0065】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図8〜図10を用いて説明する。なお、本
実施の形態における設計装置の基本的な構成は、上述し
た第1の実施の形態と同一であるから、必要に応じて図
1〜図7を流用して説明する。
【0066】図8及び図9は、本発明の第2の実施の形
態に係る設計装置100における密着面検出動作の処理
手順を示すフローチャートである。
【0067】まず、図8においてステップS801で検
査部品を選択し、次のステップS802で同じグループ
に属する部品同士は除外する。次にステップS803で
部品間の距離が0より大きい(部品間の距離>0)場合
は除外する。次にステップS804で検査サーフェース
1を選択し、次のステップS805で検査サーフェース
2を選択し、次のステップS806で検査サーフェース
2があるか否かを判断する。そして、検査サーフェース
2がない場合は、前記ステップS804へ戻って再び検
査サーフェース1を選択する。また、検査サーフェース
2がある場合は、次のステップS807でサーフェース
の種別が一致したか否かを判断する。そして、サーフェ
ースの種別が一致しない場合は、前記ステップS805
へ戻って再び検査サーフェース2を選択する。また、サ
ーフェースの種別が一致した場合は、次のステップS8
08でサーフェースの最小点と最大点とで、サーフェー
スを囲むボックスの頂点の座標値を求めるボックスエリ
アを作成する。
【0068】次にステップS809でボックス内側か否
かを判断する。そして、ボックス内側の場合は、図9の
ステップS810で面種別ごとの一致か否かを判断す
る。そして、面種別ごとの一致の場合は、次のステップ
S811で距離が0(距離=0)であるか否かを判断す
る。そして、距離が0である場合は、次のステップS8
12で共通接点の法線ベクトルが一致しているか否かを
判断する。そして、共通接点の法線ベクトルが一致して
いる場合は、次のステップS813で密着状態を記憶す
る。次にステップS814で密着検出が終了したか否か
を判断し、終了しない場合は、次のステップS815で
検査部品が終了したか否かを判断する。そして、検査部
品が終了した場合は本処理動作を終了し、また、検査部
品が終了しない場合は前記図8のステップS801へ戻
る。
【0069】一方、前記図8のステップS809におい
てボックス内側でない場合、前記図9のステップS81
0において面種別ごとの一致でない場合、前記ステップ
S811において距離が0でない場合、前記ステップS
812において共通接点の法線ベクトルが一致していな
い場合及び前記ステップS814で密着検出が終了しな
い場合は、いずれも図8のステップS805へ戻って再
び検査サーフェース2を選択する。
【0070】図10は、図8のステップS808におい
て求められるボックスエリアを算出した状態を示す図で
ある。同図において、901は検査対象のサーフェー
ス、902はサーフェース901に対するボックスエリ
ア、903はボックスエリア902のボックスの頂点で
ある。
【0071】以上詳述したように、本実施の形態に係る
設計装置によれば、図面へパーティング面/駒部品合わ
せ面/成形面の表示処理を行うことにより、寸法、注釈
表記の記入時間が大幅に減少し且つ記入ミスによる2次
的なトラブルの発生を未然に防止することができる。
【0072】(その他の実施の形態)本発明は、複数の
機器から構成されるシステムに適用しても、上述した各
実施の形態のように1つの機器からなる装置に適用して
もよい。また、本発明は、システム或いは装置にプログ
ラムを供給することによって実施される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明に係るプ
ログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成することに
なる。そして、記憶媒体からそのプログラムをシステム
或いは装置に読み出すことによって、そのシステム或い
は装置が予め定められた方法で作動する。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の設計方法及
び装置によれば、図面にパーティング面/駒部品合わせ
面/成形面の表示処理を行うことにより、寸法、注釈表
記の記入時間が大幅に削減し且つ記入ミスによる2次的
なトラブルの発生を未然に防止することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る設計装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る設計装置にお
けるCPUの主記憶のメモリーマップを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る設計装置にお
ける注釈表記のレイアウト処理手順を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る設計装置にお
ける入力データの1つとなる製品モデルの一例を示す図
である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る設計装置にお
けるモールド金型部品を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る設計装置にお
いて製品モデル及びモールド金型部品をアセンブルした
状態及びパーティング面/駒部品合わせ面/成形面を検
出した状態を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る設計装置にお
いて図面にパーティング面/駒部品合わせ面/成形面を
の特性を記入した状態を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る設計装置にお
ける密着面検出処理動作の手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る設計装置にお
ける密着面検出処理動作の手順を示すフローチャートで
ある。
【図10】図8のステップS808における処理におい
て求められるボックスエリアを算出した状態を表す図で
ある。
【符号の説明】
100 設計装置 101 CPU(中央演算処理装置) 102 入力装置 103 表示装置 104 出力装置 105 ROM(リードオンリーメモリ) 106 RAM(ランダムアクセスメモリ) 107 記憶装置 108 通信インターフェース 109 バス 110 NCデータ作成装置 111 NC工作機械 201 制御プログラム 202 3次元モデルデータ 203 アセンブリデータ 204 グループテーブル 205 面属性記憶テーブル 206 3面図データ 207 寸法及び注釈表記テーブル 208 パラメータテーブル

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールド金型の設計及び加工データ作成
    において用いられる3次元設計機能、3次元モデルのア
    センブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置により
    設計する設計方法において、作成されるモールド金型部
    品におけるキャビティ及びコアの3次元モデルのサーフ
    ェース形状より成形時に成形形状部を有するモールド金
    型部品同士が密着するパーティング面を検出する検出ス
    テップと、前記検出ステップにより検出したパーティン
    グ面を記憶する記憶ステップと、図面作成時に3面図中
    の平面図に記入される寸法及び注釈注記にパーティング
    面であることを示す注釈を付加する作図ステップとを有
    することを特徴とする設計方法。
  2. 【請求項2】 モールド金型の設計及び加工データ作成
    において用いられる3次元設計機能、3次元モデルのア
    センブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置により
    設計する設計方法において、作成されるモールド金型部
    品におけるキャビティ及びコアの3次元モデルのサーフ
    ェース形状及びモールド金型部品設計の元となるモール
    ド部品の3次元モデルのサーフェース形状より成形時に
    成形形状部を有するモールド金型部品同士が密着するパ
    ーティング面/キャビティ或いはコアを細分化して複数
    の駒部品で構成される場合のモールド金型組み立て時に
    前記駒部品同士が接続する駒部品合わせ面/モールド金
    型部品モデルとモールド部品(製品)モデル同士が密着
    する成形面をそれぞれ検出する検出ステップと、前記検
    出ステップにより検出したパーティング面/駒部品合わ
    せ面/成形面をそれぞれ記憶する記憶ステップと、図面
    作成時に3面図中の平面図に記入される寸法及び注釈注
    記にパーティング面/駒部品合わせ面/成形面であるこ
    とを示す注釈を付加する作図ステップとを有することを
    特徴とする設計方法。
  3. 【請求項3】 モールド金型の設計及び加工データ作成
    において用いられる3次元設計機能、3次元モデルのア
    センブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置により
    設計する設計方法において、作成されるモールド金型部
    品におけるキャビティ及びコアの3次元モデルのサーフ
    ェース形状及びモールド金型部品設計の元となるモール
    ド部品(製品)の3次元モデルのサーフェース形状より
    成形時に成形形状部を有するモールド金型部品同士が密
    着するパーティング面/キャビティ或いはコアを細分化
    して複数の駒部品で構成される場合のモールド金型組み
    立て時に前記駒部品同士が接続する駒部品合わせ面/モ
    ールド金型部品モデルとモールド部品(製品)モデル同
    士が密着する成形面を検出時に密着しない面の効率的除
    外手段により高速な検出を行う検出ステップと、前記検
    出ステップにより検出したパーティング面/駒部品合わ
    せ面/成形面を記憶する記憶ステップと、図面作成時に
    3面図中の平面図に記入される寸法及び注釈注記にパー
    ティング面であることを示す注釈を付加する作図ステッ
    プとを有することを特徴とする設計方法。
  4. 【請求項4】 前記検出ステップは、3次元の設計装置
    による3次元モデルより実際のモールド金型を組み立て
    た状態と同様な配置で設計されたモールド金型の3次元
    モデルをアセンブリした状態を基に、各部品のサーフェ
    ース同士が密着状態にあるか否かを測定する測定機能に
    より、密着しているサーフェースをパーティング面とし
    て検出することを特徴とする請求項1記載の設計方法。
  5. 【請求項5】 前記検出ステップは、3次元の設計装置
    による3次元モデルより実際のモールド金型を組み立て
    た状態と同様な配置で設計されたモールド金型の3次元
    モデルをアセンブリした状態を基に、各部品のサーフェ
    ース同士が密着状態にあるか否かを測定する測定機能に
    より、密着しているサーフェースをパーティング面/駒
    部品合わせ面/成形面としてそれぞれ検出することを特
    徴とする請求項2または3記載の設計方法。
  6. 【請求項6】 前記測定機能による検出ステップは、平
    面/円筒面/円錐面/自由曲面等を対象に密着状況を双
    方のサーフェースが完全に合致する密着状態から一部分
    が密着する部分密着状態及び密着無しの状態を測定して
    判定することを特徴とする請求項4または5記載の設計
    方法。
  7. 【請求項7】 前記記憶ステップは、前記検出ステップ
    により検出されたパーティング面をメモリ上に用意され
    た密着面面データテーブルに記憶することにより検出さ
    れた密着面をそれぞれパーティング面として定義付ける
    ことを特徴とする請求項1記載の設計方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶ステップは、前記検出ステップ
    により検出されたパーティング面/駒部品合わせ面/成
    形面をメモリ上に用意された密着面面データテーブルに
    記憶することにより検出された密着面をそれぞれパーテ
    ィング面/駒部品合わせ面/成形面として定義付けるこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の設計方法。
  9. 【請求項9】 前記記憶ステップは、モールド部品(製
    品)モデルとモールド金型部品モデルとの密着面である
    成形面では、製品特性を表す属性が予めモールド部品
    (製品)モデルのサーフェース上に設定されている場
    合、成形面の検出時にモールド金型部品モデルのサーフ
    ェース上に製品特性を表す属性をコピーするコピー手段
    により属性が取り出されて記憶されることを特徴とする
    請求項2または3記載の設計方法。
  10. 【請求項10】 前記記憶ステップは、1つのサーフェ
    ースがパーティング面且つ成形面、パーティング面且つ
    駒部品合わせ面等と、複数の属性を持つ状態を記憶する
    ことが可能であることを特徴とする請求項2または3記
    載の設計方法。
  11. 【請求項11】 前記作図ステップは、定義されたパー
    ティング面の特性を表す寸法及び注釈注記を記入する際
    に、注記にパーティング面の特性を表す注釈マーク或い
    は注釈テキスト或いは寸法公差を用途に応じて付加する
    ことを特徴とする請求項1記載の設計方法。
  12. 【請求項12】 前記作図ステップは、定義されたパー
    ティング面/駒部品合わせ面/成形面の特性を表す寸法
    及び注釈注記を記入する際に、注記にパーティング面/
    駒部品合わせ面/成形面の特性を表す注釈マーク或いは
    注釈テキスト或いは寸法公差を用途に応じて付加するこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の設計方法。
  13. 【請求項13】 モールド金型の設計及び加工データ作
    成において用いられる3次元設計機能、3次元モデルの
    アセンブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置にお
    いて、作成されるモールド金型部品におけるキャビティ
    及びコアの3次元モデルのサーフェース形状より成形時
    に成形形状部を有するモールド金型部品同士が密着する
    パーティング面を検出する検出手段と、前記検出手段に
    より検出したパーティング面を記憶する記憶手段と、図
    面作成時に3面図中の平面図に記入される寸法及び注釈
    注記にパーティング面であることを示す注釈を付加する
    作図手段とを有することを特徴とする設計装置。
  14. 【請求項14】 モールド金型の設計及び加工データ作
    成において用いられる3次元設計機能、3次元モデルの
    アセンブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置にお
    いて、作成されるモールド金型部品におけるキャビティ
    及びコアの3次元モデルのサーフェース形状及びモール
    ド金型部品設計の元となるモールド部品の3次元モデル
    のサーフェース形状より成形時に成形形状部を有するモ
    ールド金型部品同士が密着するパーティング面/キャビ
    ティ或いはコアを細分化して複数の駒部品で構成される
    場合のモールド金型組み立て時に前記駒部品同士が接続
    する駒部品合わせ面/モールド金型部品モデルとモール
    ド部品(製品)モデル同士が密着する成形面をそれぞれ
    検出する検出手段と、前記検出手段により検出したパー
    ティング面/駒部品合わせ面/成形面をそれぞれ記憶す
    る記憶手段と、図面作成時に3面図中の平面図に記入さ
    れる寸法及び注釈注記にパーティング面/駒部品合わせ
    面/成形面であることを示す注釈を付加する作図手段と
    を有することを特徴とする設計装置。
  15. 【請求項15】 モールド金型の設計及び加工データ作
    成において用いられる3次元設計機能、3次元モデルの
    アセンブリ機能及び図面作成機能を有する設計装置にお
    いて、作成されるモールド金型部品におけるキャビティ
    及びコアの3次元モデルのサーフェース形状及びモール
    ド金型部品設計の元となるモールド部品(製品)の3次
    元モデルのサーフェース形状より成形時に成形形状部を
    有するモールド金型部品同士が密着するパーティング面
    /キャビティ或いはコアを細分化して複数の駒部品で構
    成される場合のモールド金型組み立て時に前記駒部品同
    士が接続する駒部品合わせ面/モールド金型部品モデル
    とモールド部品(製品)モデル同士が密着する成形面を
    検出時に密着しない面の効率的除外手段により高速な検
    出を行う検出手段と、前記検出手段により検出したパー
    ティング面/駒部品合わせ面/成形面を記憶する記憶手
    段と、図面作成時に3面図中の平面図に記入される寸法
    及び注釈注記にパーティング面であることを示す注釈を
    付加する作図手段とを有することを特徴とする設計装
    置。
  16. 【請求項16】 前記検出手段は、3次元の設計装置に
    よる3次元モデルより実際のモールド金型を組み立てた
    状態と同様な配置で設計されたモールド金型の3次元モ
    デルをアセンブリした状態を基に、各部品のサーフェー
    ス同士が密着状態にあるか否かを測定する測定機能によ
    り、密着しているサーフェースをパーティング面として
    検出することを特徴とする請求項13記載の設計装置。
  17. 【請求項17】 前記検出手段は、3次元の設計装置に
    よる3次元モデルより実際のモールド金型を組み立てた
    状態と同様な配置で設計されたモールド金型の3次元モ
    デルをアセンブリした状態を基に、各部品のサーフェー
    ス同士が密着状態にあるか否かを測定する測定機能によ
    り、密着しているサーフェースをパーティング面/駒部
    品合わせ面/成形面としてそれぞれ検出することを特徴
    とする請求項14または15記載の設計装置。
  18. 【請求項18】 前記測定機能による検出手段は、平面
    /円筒面/円錐面/自由曲面等を対象に密着状況を双方
    のサーフェースが完全に合致する密着状態から一部分が
    密着する部分密着状態及び密着無しの状態を測定して判
    定することを特徴とする請求項16または17記載の設
    計装置。
  19. 【請求項19】 前記記憶手段は、前記検出手段により
    検出されたパーティング面をメモリ上に用意された密着
    面面データテーブルに記憶することにより検出された密
    着面をそれぞれパーティング面として定義付けることを
    特徴とする請求項13載の設計装置。
  20. 【請求項20】 前記記憶手段は、前記検出手段により
    検出されたパーティング面/駒部品合わせ面/成形面を
    メモリ上に用意された密着面面データテーブルに記憶す
    ることにより検出された密着面をそれぞれパーティング
    面/駒部品合わせ面/成形面として定義付けることを特
    徴とする請求項14または15記載の設計装置。
  21. 【請求項21】 前記記憶手段は、モールド部品(製
    品)モデルとモールド金型部品モデルとの密着面である
    成形面では、製品特性を表す属性が予めモールド部品
    (製品)モデルのサーフェース上に設定されている場
    合、成形面の検出時にモールド金型部品モデルのサーフ
    ェース上に製品特性を表す属性をコピーするコピー手段
    により属性が取り出されて記憶されることを特徴とする
    請求項14または15記載の設計装置。
  22. 【請求項22】 前記記憶手段は、1つのサーフェース
    がパーティング面且つ成形面、パーティング面且つ駒部
    品合わせ面等と、複数の属性を持つ状態を記憶すること
    が可能であることを特徴とする請求項13または14記
    載の設計装置。
  23. 【請求項23】 前記作図手段は、定義されたパーティ
    ング面の特性を表す寸法及び注釈注記を記入する際に、
    注記にパーティング面の特性を表す注釈マーク或いは注
    釈テキスト或いは寸法公差を用途に応じて付加すること
    を特徴とする請求項13載の設計装置。
  24. 【請求項24】 前記作図手段は、定義されたパーティ
    ング面/駒部品合わせ面/成形面の特性を表す寸法及び
    注釈注記を記入する際に、注記にパーティング面/駒部
    品合わせ面/成形面の特性を表す注釈マーク或いは注釈
    テキスト或いは寸法公差を用途に応じて付加することを
    特徴とする請求項13または14記載の設計装置。
JP9350212A 1997-12-05 1997-12-05 設計方法及び装置 Pending JPH11175584A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527977A (ja) * 1999-10-08 2003-09-24 ラピッド デザイン テクノロジーズ(プロプライアタリー)リミティド 金型製造

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JP2003527977A (ja) * 1999-10-08 2003-09-24 ラピッド デザイン テクノロジーズ(プロプライアタリー)リミティド 金型製造

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