JPH11175577A - 仮想製造支援設計方法及び仮想製造支援設計システム - Google Patents
仮想製造支援設計方法及び仮想製造支援設計システムInfo
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- JPH11175577A JPH11175577A JP33991197A JP33991197A JPH11175577A JP H11175577 A JPH11175577 A JP H11175577A JP 33991197 A JP33991197 A JP 33991197A JP 33991197 A JP33991197 A JP 33991197A JP H11175577 A JPH11175577 A JP H11175577A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
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- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実装製品の品質向上および短期製品開発を同
時に満足して、最適品質設計を行うこと。 【解決手段】 基板上に新規な電子部品を実装する実装
製品を製造したときの不良現象について、実装製品のC
AD計算システムと不良解析改定システムを用いて解析
又は評価し、この解析又は評価された新規な実装部にお
ける不良現象について、所望の不良率の値を満足するよ
うに、実装製品における新規な実装部を設計する。
時に満足して、最適品質設計を行うこと。 【解決手段】 基板上に新規な電子部品を実装する実装
製品を製造したときの不良現象について、実装製品のC
AD計算システムと不良解析改定システムを用いて解析
又は評価し、この解析又は評価された新規な実装部にお
ける不良現象について、所望の不良率の値を満足するよ
うに、実装製品における新規な実装部を設計する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、量産製品につい
て、製造された品質を保証して、開発効率の向上を図る
ようにした、量産製品の仮想製造支援設計方法及び仮想
製造支援設計システムに関する。
て、製造された品質を保証して、開発効率の向上を図る
ようにした、量産製品の仮想製造支援設計方法及び仮想
製造支援設計システムに関する。
【0002】
【従来の技術】量産製品が作り易い品質であるか否かを
評価する従来の手法としては、設計時にデザイン・レビ
ューと称して、設計や製造や検査等の熟練者が経験に基
づいて品質を判定して、要改良部を指摘する一般的な手
法が知られている。
評価する従来の手法としては、設計時にデザイン・レビ
ューと称して、設計や製造や検査等の熟練者が経験に基
づいて品質を判定して、要改良部を指摘する一般的な手
法が知られている。
【0003】品質の良い量産製品を短期間で開発するた
めには、製造プロセスの精度向上と、設計起因不良
ポテンシャルの未然防止とが、必要である。ところが、
発生した不良が、の製造プロセスによるものか、の
設計に起因したものかを、同定できる方法がなかった。
また、新製品/新プロセスの場合には、その品質のバラ
ツキ(不良のバラツキ)の分布が予測できず、試作した
後でないとこれを求めることができなかった。
めには、製造プロセスの精度向上と、設計起因不良
ポテンシャルの未然防止とが、必要である。ところが、
発生した不良が、の製造プロセスによるものか、の
設計に起因したものかを、同定できる方法がなかった。
また、新製品/新プロセスの場合には、その品質のバラ
ツキ(不良のバラツキ)の分布が予測できず、試作した
後でないとこれを求めることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方法で
は定性的で、評価対象品の品質がどの程度に良いか悪い
かや、改良した場合にどれ位の効果があるかを、客観的
・定量的に表現することが難しい上、設計や生産技術や
検査に十分な経験のある者しか実施することができない
という問題があった。
は定性的で、評価対象品の品質がどの程度に良いか悪い
かや、改良した場合にどれ位の効果があるかを、客観的
・定量的に表現することが難しい上、設計や生産技術や
検査に十分な経験のある者しか実施することができない
という問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
決すべく、量産製品の開発において、所望の性能や品質
及び所望の信頼度を早期に満足するように設計できるよ
うにした、量産製品の仮想製造支援設計方法及びその仮
想製造設計支援システム(Computer Aided Virtual Man
ufacturing System ;以下、CAVMSと称す)を提供
することにある。CAVMSは、コンピュータ支援のも
とで、実際に物を作らないで製品を作ることができる設
計を可能とするシステムである。
決すべく、量産製品の開発において、所望の性能や品質
及び所望の信頼度を早期に満足するように設計できるよ
うにした、量産製品の仮想製造支援設計方法及びその仮
想製造設計支援システム(Computer Aided Virtual Man
ufacturing System ;以下、CAVMSと称す)を提供
することにある。CAVMSは、コンピュータ支援のも
とで、実際に物を作らないで製品を作ることができる設
計を可能とするシステムである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による量産製品の仮想製造支援設計方法
は、ベース部(又はプリント基板)に対象部品(又は電
子部品)を組立て、実装する量産製品を製造したときの
量産製品の品質を、量産製品の設計システムを用いて解
析又は評価し、この解析又は評価された量産製品の品質
が所望の品質を満足するように、量産製品を設計する。
ために、本発明による量産製品の仮想製造支援設計方法
は、ベース部(又はプリント基板)に対象部品(又は電
子部品)を組立て、実装する量産製品を製造したときの
量産製品の品質を、量産製品の設計システムを用いて解
析又は評価し、この解析又は評価された量産製品の品質
が所望の品質を満足するように、量産製品を設計する。
【0007】また、本発明による量産製品のCAVMS
は、ベース部(又はプリント基板)上に対象部品(又は
電子部品)を組立て、実装する量産製品を製造したとき
の量産製品の不良率を、量産製品の設計システムを用い
て解析又は評価し、この不良率が所望の不良率を満足す
るように、量産製品を設計する。
は、ベース部(又はプリント基板)上に対象部品(又は
電子部品)を組立て、実装する量産製品を製造したとき
の量産製品の不良率を、量産製品の設計システムを用い
て解析又は評価し、この不良率が所望の不良率を満足す
るように、量産製品を設計する。
【0008】また、本発明による量産製品の仮想製造支
援設計方法は、基板上に電子部品を接合し、実装する量
産製品を製造したときの接合部における少なくとも接合
力不足の現象、ブリッジ現象のいずれかについて、量産
製品の設計システムを用いて解析又は評価し、これらの
解析又は評価された接合部における少なくとも接合力不
足の現象、ブリッジ現象のいずれかについて少なくとも
所望の値を満足するように、量産製品の接合部を設計す
る。
援設計方法は、基板上に電子部品を接合し、実装する量
産製品を製造したときの接合部における少なくとも接合
力不足の現象、ブリッジ現象のいずれかについて、量産
製品の設計システムを用いて解析又は評価し、これらの
解析又は評価された接合部における少なくとも接合力不
足の現象、ブリッジ現象のいずれかについて少なくとも
所望の値を満足するように、量産製品の接合部を設計す
る。
【0009】また、本発明による量産製品の仮想製造支
援設計システムは、CAD計算システムとWWW(Worl
d Wide Web)ブラウザを有する不良解析改定システムと
によって構成され、生成されたCADデータに基づいて
ベース部(又はプリント基板)に組立て、実装される各
種対象部品を選定して、これら選定された各種対象部品
に関する部品設計情報を生成し、またCADデータに基
づいてベース部(又はプリント基板)設計情報を生成
し、これらの対象部品及びベース部設計情報から対象部
品・べース部の形状データ変換を行う。更に、新たに設
計した量産製品が総合の品質において仕様に対して、余
裕をもって満足しているか否かを評価するための許容さ
れる不良率において仕様を満足しているか否かを評価す
る最適値決定処理手段と、総合の不良率において仕様を
満足しているか否かを評価する不良率シミュレータと、
CAD計算システムからの対象部品・ベース部形状デー
タベースに評価のために必要な情報として入力されるそ
の他のデータを付加し部品毎に格納した部品間隙部寸
法、および目標不良率を達成した最終シミュレーション
結果を格納した最適部品・ベース部データベースとを、
有する。
援設計システムは、CAD計算システムとWWW(Worl
d Wide Web)ブラウザを有する不良解析改定システムと
によって構成され、生成されたCADデータに基づいて
ベース部(又はプリント基板)に組立て、実装される各
種対象部品を選定して、これら選定された各種対象部品
に関する部品設計情報を生成し、またCADデータに基
づいてベース部(又はプリント基板)設計情報を生成
し、これらの対象部品及びベース部設計情報から対象部
品・べース部の形状データ変換を行う。更に、新たに設
計した量産製品が総合の品質において仕様に対して、余
裕をもって満足しているか否かを評価するための許容さ
れる不良率において仕様を満足しているか否かを評価す
る最適値決定処理手段と、総合の不良率において仕様を
満足しているか否かを評価する不良率シミュレータと、
CAD計算システムからの対象部品・ベース部形状デー
タベースに評価のために必要な情報として入力されるそ
の他のデータを付加し部品毎に格納した部品間隙部寸
法、および目標不良率を達成した最終シミュレーション
結果を格納した最適部品・ベース部データベースとを、
有する。
【0010】本発明によれば、ベース部に対象部品を組
立て、実装する量産製品について設計する際の、該量産
製品の品質の評価において、 (1)経験を必要とせずに、定量的に評価を容易に行う
ことができる。 (2)不良率評価だけでなく、性能向上、品質向上及び
短期製品開発という相対する評価項目を統一的に評価す
ることができる。
立て、実装する量産製品について設計する際の、該量産
製品の品質の評価において、 (1)経験を必要とせずに、定量的に評価を容易に行う
ことができる。 (2)不良率評価だけでなく、性能向上、品質向上及び
短期製品開発という相対する評価項目を統一的に評価す
ることができる。
【0011】また、本発明によれば、ベース上に部品を
組立て実装する量産製品について設計する際の、該量産
製品の品質又は信頼度の評価が早い段階で実現できるた
め、不具合対策指示が早期にかつ容易に行うことができ
る。
組立て実装する量産製品について設計する際の、該量産
製品の品質又は信頼度の評価が早い段階で実現できるた
め、不具合対策指示が早期にかつ容易に行うことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図15によって説明する。新たな製品を設計する場
合には、総合の性能や品質について仕様を満足し、か
つ、総合の品質について総合良品率から所望の不良率以
下にするように設計する必要がある。一方、電子部品を
含め既存の部品については、性能や品質については、こ
れらについて算出できている場合がある。しかしなが
ら、電子部品を含め新規の部品については、性能や品質
については算出できないばかりでなく、不良率について
も算出できない場合が多い。そのため、新たな部品をベ
ース部(又はプリント基板)に接合材を用いて接合実装
する新たな製品を設計する場合は、早急に総合の性能や
品質について仕様を満足し、かつ、総合の品質について
総合良品率から所望の不良率以下になっていることを評
価することができない。また、本来、設計基準を基に、
設計するようになっているが、多様化する顧客ニーズに
対応するためには、部品を主体とした設計基準だけで
は、組立て品が設計できない。品質、顧客仕様、スピー
ド、コスト等の多次元関数を満足するためには、ある程
度の不良率を見込んで、計算機上で、シミュレーション
しながら設計することができる必要がある。
1〜図15によって説明する。新たな製品を設計する場
合には、総合の性能や品質について仕様を満足し、か
つ、総合の品質について総合良品率から所望の不良率以
下にするように設計する必要がある。一方、電子部品を
含め既存の部品については、性能や品質については、こ
れらについて算出できている場合がある。しかしなが
ら、電子部品を含め新規の部品については、性能や品質
については算出できないばかりでなく、不良率について
も算出できない場合が多い。そのため、新たな部品をベ
ース部(又はプリント基板)に接合材を用いて接合実装
する新たな製品を設計する場合は、早急に総合の性能や
品質について仕様を満足し、かつ、総合の品質について
総合良品率から所望の不良率以下になっていることを評
価することができない。また、本来、設計基準を基に、
設計するようになっているが、多様化する顧客ニーズに
対応するためには、部品を主体とした設計基準だけで
は、組立て品が設計できない。品質、顧客仕様、スピー
ド、コスト等の多次元関数を満足するためには、ある程
度の不良率を見込んで、計算機上で、シミュレーション
しながら設計することができる必要がある。
【0013】そこで、本発明においては、上記した新た
な製品(又は実装製品)を設計した場合に、製品の設計
システムによって、早急に、実際に製造した際の総合の
性能や品質について、仕様(所望の不良率以下)を満足
するか否かを評価できるようにする。
な製品(又は実装製品)を設計した場合に、製品の設計
システムによって、早急に、実際に製造した際の総合の
性能や品質について、仕様(所望の不良率以下)を満足
するか否かを評価できるようにする。
【0014】本発明において取り扱う実装製品は、図2
に示すように、配線43が形成された基板上41の例え
ばランド42に、IC素子(半導体パッケージ)51a
や、抵抗素子51bや、コンデンサ素子51cや、コネ
クタ51dや、接続ピン等の電子部品51を、はんだ等
の接合材を用いて接合し実装してなるものである。な
お、上記基板41は多層の配線層を有する多層基板で形
成され、配線にはスルホールを有するものであってもよ
い。
に示すように、配線43が形成された基板上41の例え
ばランド42に、IC素子(半導体パッケージ)51a
や、抵抗素子51bや、コンデンサ素子51cや、コネ
クタ51dや、接続ピン等の電子部品51を、はんだ等
の接合材を用いて接合し実装してなるものである。な
お、上記基板41は多層の配線層を有する多層基板で形
成され、配線にはスルホールを有するものであってもよ
い。
【0015】上記したように、本発明において取り扱う
製品は、各種電子部品51を、配線43が形成された基
板41上の例えばランド42に、はんだ等の接合材を用
いて接合して実装するものであるため、実装製品におけ
る不良としては、実装される各種電子部品51自体の不
良と、スルーホールを含む配線間における断線及び短絡
(断線及び短絡に近い状態:擬似断線及び擬似短絡も含
む)に関する不良と、はんだ等の接合材を用いて接合す
る接合部の不良等がある。
製品は、各種電子部品51を、配線43が形成された基
板41上の例えばランド42に、はんだ等の接合材を用
いて接合して実装するものであるため、実装製品におけ
る不良としては、実装される各種電子部品51自体の不
良と、スルーホールを含む配線間における断線及び短絡
(断線及び短絡に近い状態:擬似断線及び擬似短絡も含
む)に関する不良と、はんだ等の接合材を用いて接合す
る接合部の不良等がある。
【0016】そして、上記した接合部の不良には、電子
部品の電極又はリード間においてはんだの供給量が多す
ぎたりして、はんだ同士がつながるブリッジ現象(短絡
現象)や、電子部品の電極又はリードとパターン(ラン
ド)42とのはんだ接続が不十分である現象(はんだ等
の接合材による接合力不足の現象)、あるいはこの他、
接合材の不良、搭載位置ずれ、ランド42や各種素子の
電極やIC素子のリードの不良を含む)等がある。
部品の電極又はリード間においてはんだの供給量が多す
ぎたりして、はんだ同士がつながるブリッジ現象(短絡
現象)や、電子部品の電極又はリードとパターン(ラン
ド)42とのはんだ接続が不十分である現象(はんだ等
の接合材による接合力不足の現象)、あるいはこの他、
接合材の不良、搭載位置ずれ、ランド42や各種素子の
電極やIC素子のリードの不良を含む)等がある。
【0017】以上説明したように、実装製品(実装装
置)における不良としては、実装される各種電子部品5
1自体の不良と、スルーホールを含む配線間における断
線及び短絡に関する不良と、はんだ等の接合材を用いて
接合する接合部の不良とがある。基板41に実装される
各種電子部品51自体の不良については、各種電子部品
51自体が持っているものであるため、設計においてど
このメーカのどの種類の電子部品を用いるかによって決
まる。基板41上に形成されるスルーホールを含む配線
間における断線及び短絡に関する不良については、基板
上への配線設計と、これら配線等を製造する製造プロセ
スと、配線パターンの検査等によって決まってくる。ま
た、はんだ等の接合材を用いて接合する接合部の不良に
ついては、基板41に実装される各種電子部品51の選
定と、パターン(ランド)42の設計及びこの製造プロ
セス条件と、搭載機等による搭載時のパターン(ラン
ド)42に対する電子部品51の位置決め精度と、はん
だ等の接合材を用いて接合する接合条件等から決まって
くる。
置)における不良としては、実装される各種電子部品5
1自体の不良と、スルーホールを含む配線間における断
線及び短絡に関する不良と、はんだ等の接合材を用いて
接合する接合部の不良とがある。基板41に実装される
各種電子部品51自体の不良については、各種電子部品
51自体が持っているものであるため、設計においてど
このメーカのどの種類の電子部品を用いるかによって決
まる。基板41上に形成されるスルーホールを含む配線
間における断線及び短絡に関する不良については、基板
上への配線設計と、これら配線等を製造する製造プロセ
スと、配線パターンの検査等によって決まってくる。ま
た、はんだ等の接合材を用いて接合する接合部の不良に
ついては、基板41に実装される各種電子部品51の選
定と、パターン(ランド)42の設計及びこの製造プロ
セス条件と、搭載機等による搭載時のパターン(ラン
ド)42に対する電子部品51の位置決め精度と、はん
だ等の接合材を用いて接合する接合条件等から決まって
くる。
【0018】はんだ等の接合材を用いて接合する接合部
の不良としてのブリッジ現象は、例えば、図3に示すよ
うに、隣接する電子部品51のランド42の端子面積の
はんだ量がフィレット長さに応じて流出すると仮定した
際、隣接するランド・ランド間ギャップが近すぎると、
ブリッジ現象による不良が生じやすくなる。
の不良としてのブリッジ現象は、例えば、図3に示すよ
うに、隣接する電子部品51のランド42の端子面積の
はんだ量がフィレット長さに応じて流出すると仮定した
際、隣接するランド・ランド間ギャップが近すぎると、
ブリッジ現象による不良が生じやすくなる。
【0019】以上説明したように、新たな実装製品(実
装装置)を設計する際、特に接合部における不良(前記
したブリッジ現象、接合力不足の現象)が生じないよう
に、接合プロセス条件(搭載機の搭載精度、接合部の材
料の特性、接合材の供給材の供給量、加熱等の接合条件
等)、及び基板の製造条件(基板上にランド等のパター
ンや絶縁物等を形成するための条件)を考慮して、実装
する各種電子部品の選定、及び実装図の作成等を行う必
要がある。しかし、新たな高密度の電子部品について、
特に接合部における不良が生じないように、接合プロセ
ス条件及び基板の製造プロセスを考慮した設計仕様はな
く、従来は、設計者や生産技術者の経験から決めざるを
得なかった。そのため、何回も試作しながら設計変更及
びプロセス条件の修正を繰り返して、良品の実装製品を
得て、量産へ移行せざるを得なかった。
装装置)を設計する際、特に接合部における不良(前記
したブリッジ現象、接合力不足の現象)が生じないよう
に、接合プロセス条件(搭載機の搭載精度、接合部の材
料の特性、接合材の供給材の供給量、加熱等の接合条件
等)、及び基板の製造条件(基板上にランド等のパター
ンや絶縁物等を形成するための条件)を考慮して、実装
する各種電子部品の選定、及び実装図の作成等を行う必
要がある。しかし、新たな高密度の電子部品について、
特に接合部における不良が生じないように、接合プロセ
ス条件及び基板の製造プロセスを考慮した設計仕様はな
く、従来は、設計者や生産技術者の経験から決めざるを
得なかった。そのため、何回も試作しながら設計変更及
びプロセス条件の修正を繰り返して、良品の実装製品を
得て、量産へ移行せざるを得なかった。
【0020】そこで、本発明は、新たな実装製品(実装
装置)を設計する際、実際に製造した際の実装製品にお
ける総合の性能や品質及び総合の良品率等を評価し、何
回も試作することなく、早急に設計変更やプロセス条件
の修正を実行して良品の実装製品を得て、量産に移行で
きるようにしたものであり、図1に示すシステムを用い
て、実装製品における総合の性能や品質及び総合の良品
率等を予測しえるようにしている。
装置)を設計する際、実際に製造した際の実装製品にお
ける総合の性能や品質及び総合の良品率等を評価し、何
回も試作することなく、早急に設計変更やプロセス条件
の修正を実行して良品の実装製品を得て、量産に移行で
きるようにしたものであり、図1に示すシステムを用い
て、実装製品における総合の性能や品質及び総合の良品
率等を予測しえるようにしている。
【0021】図1は、本発明の一実施形態に係る実装製
品の設計システム、即ち、新たな実装製品を設計する際
に、総合の性能や品質及び総合の良品率等を評価できる
不良解析改定システム100を含む、実装製品の設計シ
ステムの機能構成の概要を示す図である。
品の設計システム、即ち、新たな実装製品を設計する際
に、総合の性能や品質及び総合の良品率等を評価できる
不良解析改定システム100を含む、実装製品の設計シ
ステムの機能構成の概要を示す図である。
【0022】本実装形態による実装製品の設計システム
は、新たな高密度の電子部品等を基板にはんだ等の接合
材を用いて接合実装する際等に用いられ、CAD(Comp
uterAided Design )計算システム1と、不良解析改定
システム100とによって構成される。なお、CAD計
算システム1とWWWブラウザ120を有する不良解析
改定システム100を、一つの計算機システムによって
構築しても良いことは明らかである。
は、新たな高密度の電子部品等を基板にはんだ等の接合
材を用いて接合実装する際等に用いられ、CAD(Comp
uterAided Design )計算システム1と、不良解析改定
システム100とによって構成される。なお、CAD計
算システム1とWWWブラウザ120を有する不良解析
改定システム100を、一つの計算機システムによって
構築しても良いことは明らかである。
【0023】CAD計算システム1において、CAD計
算機(実装設計CAD)10は、新たな実装製品につい
て、実装設計により生成された実装図データ20に基づ
いて、基板41上に実装される各種電子部品(各種IC
素子51a、各種抵抗素子51b、各種コンデンサ51
c、各種コネクタ51d、接続ピン等)51を選定し
て、これら選定された各種電子部品51に関する部品設
計情報を生成する。同様に、CAD計算機10は、対話
形式で行われた実装設計によって生成された実装図デー
タ20に基づいて、基板41に関するランド42を含め
た配線43の基板設計情報を生成する。そして、これら
の部品設計情報及び基板設計条件から、例えば、DXF
(Drawing Interchange File)等の中間ファイル方式
で、CADデータ変換を行い、部品・基板公称寸法収集
30をする。中間ファイル方式の場合、CAD計算シス
テム1がいろいろ異なっていても、トランスレータ(変
換ソフト)の数が1個で、双方向で、データ変換が可能
となる。
算機(実装設計CAD)10は、新たな実装製品につい
て、実装設計により生成された実装図データ20に基づ
いて、基板41上に実装される各種電子部品(各種IC
素子51a、各種抵抗素子51b、各種コンデンサ51
c、各種コネクタ51d、接続ピン等)51を選定し
て、これら選定された各種電子部品51に関する部品設
計情報を生成する。同様に、CAD計算機10は、対話
形式で行われた実装設計によって生成された実装図デー
タ20に基づいて、基板41に関するランド42を含め
た配線43の基板設計情報を生成する。そして、これら
の部品設計情報及び基板設計条件から、例えば、DXF
(Drawing Interchange File)等の中間ファイル方式
で、CADデータ変換を行い、部品・基板公称寸法収集
30をする。中間ファイル方式の場合、CAD計算シス
テム1がいろいろ異なっていても、トランスレータ(変
換ソフト)の数が1個で、双方向で、データ変換が可能
となる。
【0024】不良解析改定システム100は、新たに設
計した実装製品が総合の性能や品質において仕様を余裕
をもって満足しているか否かを評価するため(許容され
る不良率において仕様を満足しているか否かを評価する
ため)、部品の寸法公差や搭載機の搭載公差を格納した
公差データベース52と、総合の不良率において仕様を
満足しているか否かを評価する不良率シミュレータ10
5と、CAD計算システム1からの部品・基板形状デー
タベース70を基に部品・基板形状データ生成115を
収集し、部品・基板形状データベース70に、評価のた
めに必要な情報としてディスプレー79を介して入力さ
れるその他のデータを付加し、目標不良率を達成した最
終シミュレーション結果を格納する(各種データを書き
換え可能に格納し、最終的に、目標不良率を達成した最
終シミュレーション結果を格納する)最適値決定部11
0と、不良解析改定システム100で実行する各種処理
プログラム等を格納したROM等のメモリ75と、各種
シミュレーションするための各種データ及び各種シミュ
レーションした結果を記憶するRAM等のメモリ76
と、インタフェース71、72と、インタフェース71
を介して接続されたディスク77やキーボード78と、
インタフェース72を介して接続されたCRTや液晶表
示装置等のディスプレー79と、これらを接続するバス
ライン74及びWWWブラウザ120等とから、構成さ
れる。なお、不良解析改定システム100には、プリン
タ等の出力手段を接続しても良いことは明らかである。
計した実装製品が総合の性能や品質において仕様を余裕
をもって満足しているか否かを評価するため(許容され
る不良率において仕様を満足しているか否かを評価する
ため)、部品の寸法公差や搭載機の搭載公差を格納した
公差データベース52と、総合の不良率において仕様を
満足しているか否かを評価する不良率シミュレータ10
5と、CAD計算システム1からの部品・基板形状デー
タベース70を基に部品・基板形状データ生成115を
収集し、部品・基板形状データベース70に、評価のた
めに必要な情報としてディスプレー79を介して入力さ
れるその他のデータを付加し、目標不良率を達成した最
終シミュレーション結果を格納する(各種データを書き
換え可能に格納し、最終的に、目標不良率を達成した最
終シミュレーション結果を格納する)最適値決定部11
0と、不良解析改定システム100で実行する各種処理
プログラム等を格納したROM等のメモリ75と、各種
シミュレーションするための各種データ及び各種シミュ
レーションした結果を記憶するRAM等のメモリ76
と、インタフェース71、72と、インタフェース71
を介して接続されたディスク77やキーボード78と、
インタフェース72を介して接続されたCRTや液晶表
示装置等のディスプレー79と、これらを接続するバス
ライン74及びWWWブラウザ120等とから、構成さ
れる。なお、不良解析改定システム100には、プリン
タ等の出力手段を接続しても良いことは明らかである。
【0025】最適値決定部110で求められた最適ラン
ド形状は、多様化する顧客ニーズにも対応した新たな設
計基準152として格納されるとともに、CADでの実
際の設計対象にフィードバックされる。また、表面実装
の場合は、クリームはんだの印刷のためのメタルマスク
形状はその最適値が、実行中のCADにフィードバック
される。
ド形状は、多様化する顧客ニーズにも対応した新たな設
計基準152として格納されるとともに、CADでの実
際の設計対象にフィードバックされる。また、表面実装
の場合は、クリームはんだの印刷のためのメタルマスク
形状はその最適値が、実行中のCADにフィードバック
される。
【0026】次に、CAD計算システム1において設計
された実装製品が、総合の性能や品質において仕様(不
良率)を余裕をもって満足しているか否かを評価する不
良解析改定システム100における不良率シミュレータ
105について、図4を用いてフローチャート(S1〜
S4)で説明する。
された実装製品が、総合の性能や品質において仕様(不
良率)を余裕をもって満足しているか否かを評価する不
良解析改定システム100における不良率シミュレータ
105について、図4を用いてフローチャート(S1〜
S4)で説明する。
【0027】まず、各種パラメータに関する実装製品レ
ベルの各種データを図1に示した公差データベース52
に格納し、実装設計仕様を不良率シミュレータ105に
対して入力しておく(S1)。次に、モンテカルロ法に
よる正規乱数により生成されたランド・ランド間ギャッ
プの仮想分布を求める(S2)。このように、モンテカ
ルロ法によって、データが得られない未知の新製品の分
布を得るのが、本発明の特徴の一つである。
ベルの各種データを図1に示した公差データベース52
に格納し、実装設計仕様を不良率シミュレータ105に
対して入力しておく(S1)。次に、モンテカルロ法に
よる正規乱数により生成されたランド・ランド間ギャッ
プの仮想分布を求める(S2)。このように、モンテカ
ルロ法によって、データが得られない未知の新製品の分
布を得るのが、本発明の特徴の一つである。
【0028】次に、CAD計算システム1から自動入力
した実装設計仕様(ランド電極長、ランド電極幅、電極
間隔の公称値)に対してのランド・ランド間ギャップの
最適の公差を決定するための解析結果を求める(S
3)。図4に示した例は、ランド・ランド間ギャップに
対して許容不良率(オペレータによる入力値)とブリッ
ジ総不良率の推移を、シミュレーションした結果を示し
ている。即ち、各種のランド・ランド間ギャップに対し
て、それぞれモンテカルロ法で求めた総不良率の推移曲
線が示されている。そして、はんだ付不良の許容される
不良率(例えば、50p.p.m)から、最適値(例え
ば、1.2+0.2mm)を求めることができる(S
4)。
した実装設計仕様(ランド電極長、ランド電極幅、電極
間隔の公称値)に対してのランド・ランド間ギャップの
最適の公差を決定するための解析結果を求める(S
3)。図4に示した例は、ランド・ランド間ギャップに
対して許容不良率(オペレータによる入力値)とブリッ
ジ総不良率の推移を、シミュレーションした結果を示し
ている。即ち、各種のランド・ランド間ギャップに対し
て、それぞれモンテカルロ法で求めた総不良率の推移曲
線が示されている。そして、はんだ付不良の許容される
不良率(例えば、50p.p.m)から、最適値(例え
ば、1.2+0.2mm)を求めることができる(S
4)。
【0029】図5は、最適値決定部110の基になるモ
ンテカルロ法の動作(S201〜S207)を示してい
る。最初に部品の設計値、設計上限値、設計下限値を入
力する(S201、S202)のは、仮想分布生成のた
めに必要であるからである。また、新規部品の場合は、
類似の既知電子部品での平均値、標準偏差を仮定(S2
03)してもよい。図5の説明は、ボックス・ミューラ
の方法により正規分布を生成する例を示している。
ンテカルロ法の動作(S201〜S207)を示してい
る。最初に部品の設計値、設計上限値、設計下限値を入
力する(S201、S202)のは、仮想分布生成のた
めに必要であるからである。また、新規部品の場合は、
類似の既知電子部品での平均値、標準偏差を仮定(S2
03)してもよい。図5の説明は、ボックス・ミューラ
の方法により正規分布を生成する例を示している。
【0030】図6は、部品・基板公称寸法収集30の動
作を示すフローチャート(S00〜S23)である。ま
ず、CAD計算システム1より実装図データが読み込ま
れる(S00)。次に、解析対象となるシンボルを探索
し、部品を確定する(S01)。ここで、1例として、
代表的なIC部品とチップ部品の認識方法について述べ
る。四角い図形で、長さ又は幅が3.3mm以上か否か
を比較して、3.3mmより小さければ、チップ部品と
認識して、3.3mmより大きければ、IC部品と認識
する。これは、チップ部品で3225(3.2mm×
2.5mm)タイプのチップ部品が、通常使用される最
も大きな部品であることに起因している(S02、S0
5、S06)。
作を示すフローチャート(S00〜S23)である。ま
ず、CAD計算システム1より実装図データが読み込ま
れる(S00)。次に、解析対象となるシンボルを探索
し、部品を確定する(S01)。ここで、1例として、
代表的なIC部品とチップ部品の認識方法について述べ
る。四角い図形で、長さ又は幅が3.3mm以上か否か
を比較して、3.3mmより小さければ、チップ部品と
認識して、3.3mmより大きければ、IC部品と認識
する。これは、チップ部品で3225(3.2mm×
2.5mm)タイプのチップ部品が、通常使用される最
も大きな部品であることに起因している(S02、S0
5、S06)。
【0031】IC部品はピンリードのレイヤで、IC部
品に重なる四角い図形をIC部品側と認識する(S0
7)。これから、図7に示すように、実装図にIC番号
を自動生成すると共にピン数を計数する(S09)。更
に、リード番号、リード寸法を取得する(S10)。一
方、基板側は、ランドのレイヤでリードに重なる四角い
図形をランドとし(S08)、ランド寸法を取得する
(S11)。同様にして、チップ部品の部品側はピンリ
ードのレイヤで、チップ部品に重なる四角い図形をチッ
プ部品側と認識して(S12)、チップ番号を自動生成
すると共にピン数を計数し(S13)、更に、リード寸
法を取得する(S14)。一方、基板側は、ランドのレ
イヤでチップ部品に重なる四角い図形をランドとし(S
20)、ランド番号を取得し(S21)、更に、ランド
寸法を取得する(S22)。以上のようにして、部品基
板形状データを変換する(S23)。
品に重なる四角い図形をIC部品側と認識する(S0
7)。これから、図7に示すように、実装図にIC番号
を自動生成すると共にピン数を計数する(S09)。更
に、リード番号、リード寸法を取得する(S10)。一
方、基板側は、ランドのレイヤでリードに重なる四角い
図形をランドとし(S08)、ランド寸法を取得する
(S11)。同様にして、チップ部品の部品側はピンリ
ードのレイヤで、チップ部品に重なる四角い図形をチッ
プ部品側と認識して(S12)、チップ番号を自動生成
すると共にピン数を計数し(S13)、更に、リード寸
法を取得する(S14)。一方、基板側は、ランドのレ
イヤでチップ部品に重なる四角い図形をランドとし(S
20)、ランド番号を取得し(S21)、更に、ランド
寸法を取得する(S22)。以上のようにして、部品基
板形状データを変換する(S23)。
【0032】図7は、実装図データからIC部品として
認識されたとき、IC番号を生成したときの状態を示す
説明図である。
認識されたとき、IC番号を生成したときの状態を示す
説明図である。
【0033】上記のようなIC部品のボディ部は、実際
は、図8の(a)〜(h)に示すように、図8の(a)
のように矩形だけでなく、図8の(b)〜(h)に示す
ように種々のボディ形状が開発されるため、CADの別
レイヤ等を使用して、ポイントa、ポイントbのよう
に、種々のボディ形状を包含する矩形処理をして、IC
形状を識別可能にしている。なお、他の例として、図8
の(b)〜(h)をニューロによる学習をして、図8の
(a)であると判別させるようにしても良い.図9は、
部品間隔の干渉チェックの処理フローチャート(S10
1〜S107)である。まず、該当CADより実装図デ
ータが読み込まれる(S101)。次に、解析対象とな
る部品形状を四角形に変換し(S102)、部品間隔を
部品形状にギャップ許容量aだけ加味する(S10
3)。次に、同一基板上にある他の部品について、部品
形状を四角形に変換し、前記比較対象と部品の干渉チェ
ックを行う(S104)。続いて、干渉しているか否か
を判断し(S105)、YESの場合は遵守をされてい
ないと判断して、リターン値を設定する(S107)。
NOの場合は遵守されていると判断して、リターン値を
設定する(S106)。
は、図8の(a)〜(h)に示すように、図8の(a)
のように矩形だけでなく、図8の(b)〜(h)に示す
ように種々のボディ形状が開発されるため、CADの別
レイヤ等を使用して、ポイントa、ポイントbのよう
に、種々のボディ形状を包含する矩形処理をして、IC
形状を識別可能にしている。なお、他の例として、図8
の(b)〜(h)をニューロによる学習をして、図8の
(a)であると判別させるようにしても良い.図9は、
部品間隔の干渉チェックの処理フローチャート(S10
1〜S107)である。まず、該当CADより実装図デ
ータが読み込まれる(S101)。次に、解析対象とな
る部品形状を四角形に変換し(S102)、部品間隔を
部品形状にギャップ許容量aだけ加味する(S10
3)。次に、同一基板上にある他の部品について、部品
形状を四角形に変換し、前記比較対象と部品の干渉チェ
ックを行う(S104)。続いて、干渉しているか否か
を判断し(S105)、YESの場合は遵守をされてい
ないと判断して、リターン値を設定する(S107)。
NOの場合は遵守されていると判断して、リターン値を
設定する(S106)。
【0034】表面実装部品の部品間隔によるはんだ付不
良解析の処理内容を、図10に示す。はんだ付がフロー
はんだ付のとき、図10における1)のボックス内の、
詳細のはんだ付不良解析結果を図11に示す。図11で
は、チップ部品の長手方向が基板の進行方向に一致して
いる場合、パッド間ギャップ許容値aがデフォルト値a
=1.15mmで干渉している例を示している。
良解析の処理内容を、図10に示す。はんだ付がフロー
はんだ付のとき、図10における1)のボックス内の、
詳細のはんだ付不良解析結果を図11に示す。図11で
は、チップ部品の長手方向が基板の進行方向に一致して
いる場合、パッド間ギャップ許容値aがデフォルト値a
=1.15mmで干渉している例を示している。
【0035】このような場合、はんだブリッジの発生警
告を表示するようになっている。以下、同様にして、図
10における2)のボックス内の、詳細のはんだ付不良
解析結果を図12に示す。図12では、部品高さが1m
m以上ある部品、すなわち3225チップ部品以上の部
品からIC部品までの大きな部品(IC部品同士を含
む)の長手方向が基板の進行方向に一致している場合、
ボディ外形同士間で、ギャップ許容値aがデフォルト値
a=3.0mmで干渉している例を示している。このよ
うな場合、はんだ付時に、背の高い部品の影ができるた
め、はんだ無しの発生警告を表示するようになってい
る。
告を表示するようになっている。以下、同様にして、図
10における2)のボックス内の、詳細のはんだ付不良
解析結果を図12に示す。図12では、部品高さが1m
m以上ある部品、すなわち3225チップ部品以上の部
品からIC部品までの大きな部品(IC部品同士を含
む)の長手方向が基板の進行方向に一致している場合、
ボディ外形同士間で、ギャップ許容値aがデフォルト値
a=3.0mmで干渉している例を示している。このよ
うな場合、はんだ付時に、背の高い部品の影ができるた
め、はんだ無しの発生警告を表示するようになってい
る。
【0036】他の例として、挿入実装部品のフローはん
だ付不良解析結果を図13に示す。図13では、挿入型
IC部品又は挿入型コネクタのリードピッチが2.0m
m以下では、2つの平行リード間で端子長さに比べて、
ランド42が接近しすぎるため、ブリッジが発生しやす
くなった例を示しており、このように場合、ブリッジの
発生警告を表示するようになっている。また、図14
は、挿入実装部品のリード部をクリンチ(折り曲げ)し
たとき、ランド42と近接パターン43との間が0.2
5mm以下の場合、クリンチリードが近接パターンとは
んだタッチしやすくなった例を示しており、このような
場合、はんだタッチの発生警告を表示するようになって
いる。
だ付不良解析結果を図13に示す。図13では、挿入型
IC部品又は挿入型コネクタのリードピッチが2.0m
m以下では、2つの平行リード間で端子長さに比べて、
ランド42が接近しすぎるため、ブリッジが発生しやす
くなった例を示しており、このように場合、ブリッジの
発生警告を表示するようになっている。また、図14
は、挿入実装部品のリード部をクリンチ(折り曲げ)し
たとき、ランド42と近接パターン43との間が0.2
5mm以下の場合、クリンチリードが近接パターンとは
んだタッチしやすくなった例を示しており、このような
場合、はんだタッチの発生警告を表示するようになって
いる。
【0037】図15は、CAD計算システム10上で
の、最適値決定処理110の部品間相互干渉結果一覧表
101aを示す説明図である。近年、プリント回路板で
は、高密度実装が要求されるため、部品を主体とする設
計基準の通りでは、実装設計することができない。そこ
で、最適値決定処理110では、ある程度、図4のよう
に、不良を許容して、部品配置することが余儀なくさせ
られることに対応している。従って、図15では、CA
DとリンクしたWWWブラウザを介して入力したスプレ
ッドシートの行(レコード)で、ドット模様で示すよう
に、CHIP1500を比較元とすると、比較対象のC
HIP1502が例えば、160の許容不良率50p.
p.mのとき、ブリッジの発生警告している状態を示し
ている。ここで、部品間隔をCAD上の同じく、110
aに示すドット模様に相当する対象部品同士の部品間隔
を変更するように、CAD実装図にフィードバックする
ため、図4の不良率シミュレータ105aを対話でモニ
タしながら、最適のランド・ランド間のギャップ寸法に
変更できるようになっている。
の、最適値決定処理110の部品間相互干渉結果一覧表
101aを示す説明図である。近年、プリント回路板で
は、高密度実装が要求されるため、部品を主体とする設
計基準の通りでは、実装設計することができない。そこ
で、最適値決定処理110では、ある程度、図4のよう
に、不良を許容して、部品配置することが余儀なくさせ
られることに対応している。従って、図15では、CA
DとリンクしたWWWブラウザを介して入力したスプレ
ッドシートの行(レコード)で、ドット模様で示すよう
に、CHIP1500を比較元とすると、比較対象のC
HIP1502が例えば、160の許容不良率50p.
p.mのとき、ブリッジの発生警告している状態を示し
ている。ここで、部品間隔をCAD上の同じく、110
aに示すドット模様に相当する対象部品同士の部品間隔
を変更するように、CAD実装図にフィードバックする
ため、図4の不良率シミュレータ105aを対話でモニ
タしながら、最適のランド・ランド間のギャップ寸法に
変更できるようになっている。
【0038】以下、順次、最適の部品間隙のギャップ寸
法に変更できるようになっている。このとき、許容不良
率160に対応する損失コスト161、変更のよる所要
時間いわゆる納期遅れ162も合わせて、表示すること
により、品質、納期遅れ、損失コスト等の関数を評価し
ながら設計することができる特徴がある。
法に変更できるようになっている。このとき、許容不良
率160に対応する損失コスト161、変更のよる所要
時間いわゆる納期遅れ162も合わせて、表示すること
により、品質、納期遅れ、損失コスト等の関数を評価し
ながら設計することができる特徴がある。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、新しい実
装製品の開発において、品質向上及び短期開発という、
相反する開発目標を同時に実現できるという効果が得ら
れる。
装製品の開発において、品質向上及び短期開発という、
相反する開発目標を同時に実現できるという効果が得ら
れる。
【0040】また、本発明によれば、新しい実装製品の
開発において、実装製品の設計システムを用いて、所望
の性能や品質を満足するかどうかを早急に評価、解析
し、CAD計算システムと不良解析改定システムとによ
り、早期に最も不良率を低下させている要因を探求する
ことが可能となり、その結果、不良率を低下させている
要因を取り除き、対策を容易に施すことができ、新しい
実装製品の開発を、試作品を何回となく作り直すことな
く短期に、かつ低価格で、効率良く行うことができる効
果を奏する。
開発において、実装製品の設計システムを用いて、所望
の性能や品質を満足するかどうかを早急に評価、解析
し、CAD計算システムと不良解析改定システムとによ
り、早期に最も不良率を低下させている要因を探求する
ことが可能となり、その結果、不良率を低下させている
要因を取り除き、対策を容易に施すことができ、新しい
実装製品の開発を、試作品を何回となく作り直すことな
く短期に、かつ低価格で、効率良く行うことができる効
果を奏する。
【0041】また、本発明によれば、新しい実装製品の
開発において、実装製品の設計システムを用いることに
より、品質を含む生産性向上と新製品の開発期間を短縮
できるという効果も得られる。
開発において、実装製品の設計システムを用いることに
より、品質を含む生産性向上と新製品の開発期間を短縮
できるという効果も得られる。
【図1】本発明に1実施形態に係る設計システムの概要
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用される実装製品の1例を示す斜視
図である。
図である。
【図3】接合部において生じるブリッジ現象を示す説明
図である。
図である。
【図4】本発明に1実施形態に係る設計システムの不良
率シミュレータの処理フロー概要と解析結果の1例を示
す説明図である。
率シミュレータの処理フロー概要と解析結果の1例を示
す説明図である。
【図5】本発明に1実施形態における、不良率計算の処
理手順の1例を示すフローチャート図である。
理手順の1例を示すフローチャート図である。
【図6】本発明に1実施形態における、CADで実装設
計中に部品・基板形状のデータ変換する方法を示すフロ
ーチャート図である。
計中に部品・基板形状のデータ変換する方法を示すフロ
ーチャート図である。
【図7】本発明に1実施形態における、実装図データか
らIC部品として認識されたときIC番号を生成したと
きの状態を示す説明図である。
らIC部品として認識されたときIC番号を生成したと
きの状態を示す説明図である。
【図8】種々のボディ形状のIC部品を認識可能とする
ための方法を示す説明図である。
ための方法を示す説明図である。
【図9】部品間隔の干渉チェックの処理フローチャート
図である。
図である。
【図10】表面実装部品の部品間隔によるはんだ付不良
解析の処理内容の説明図である。
解析の処理内容の説明図である。
【図11】チップ部品パッド同士間での、ブリッジの発
生警告を示す説明図である。
生警告を示す説明図である。
【図12】背の高い部品のボディ外形同士で部品の影に
なるため、はんだ無しの発生警告を示す説明図である。
なるため、はんだ無しの発生警告を示す説明図である。
【図13】挿入実装部品のフローはんだ付不良解析で、
ブリッジの発生警告を示す説明図である。
ブリッジの発生警告を示す説明図である。
【図14】挿入実装部品のフローはんだ付不良解析で、
はんだタッチの発生警告を示す説明図である。
はんだタッチの発生警告を示す説明図である。
【図15】CAD上での最適値決定処理の1例を示す説
明図である。
明図である。
1 CAD計算システム 10 CAD計算機 20 実装図データ 30 部品・基板公称寸法収集 41 基板 42 ランド 43 配線 51 電子部品 51a IC素子 51b 抵抗素子 51c コンデンサ素子 51d コネクタ 70 部品・基板形状データベース 71、72 インタフェース 75 ROM等のプログラムメモリ 76 RAM等のメモリ 77 ディスク 78 キーボード 79 ディスプレイ 100 不良解析改定システム 105 不良率シミュレータ 110 最適化決定処理 110a 部品間相互干渉一覧表 115 部品・基板形状データ生成 151 ランド形状 152 設計基準 160 許容不良率 161 損失コスト 162 納期遅れ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/60 652K 666C (72)発明者 永見 速 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内
Claims (15)
- 【請求項1】 製品を製造したときの製品の品質を、仮
想製造支援設計システムを用いて解析又は評価し、この
解析又は評価された量産製品の品質が所望の品質を満足
するように、計算機上で、シミュレーションしながら設
計することを特徴とする仮想製造支援設計方法。 - 【請求項2】 量産製品を製造したときの製品の不良率
を、仮想製造支援設計システムを用いて解析又は評価
し、この解析又は評価された量産製品の不良率が所望の
不良率を満足するように、計算機上で、シミュレーショ
ンしながら設計することを特徴とする仮想製造支援設計
方法。 - 【請求項3】 基板上に電子部品を接合実装する実装製
品を製造したときの接合部における少なくとも、接合力
不足の現象、ブリッジ現象、はんだタッチの何れかにつ
いて、仮想製造支援設計システムを用いて解析又は評価
し、この解析又は評価された接合部における少なくと
も、接合力不足の現象、ブリッジ現象、はんだタッチの
何れかについて、所望の不良率を満足するように、計算
機上で、シミュレーションしながら実装製品を設計する
ことを特徴とする仮想製造支援設計方法。 - 【請求項4】 基板上に電子部品を接合実装する実装製
品を製造したときの実装製品の品質を解析又は評価する
ために、実装製品のCAD計算システムとWWWブラウ
ザを有する不良解析改定システムを用いて部品・基板形
状データを生成し、この生成された部品・基板形状デー
タを用いて実装製品の品質を解析又は評価し、この解析
又は評価された実装製品が所望の品質を満足するよう
に、計算機上で、シミュレーションしながら実装製品を
設計することを特徴とする仮想製造支援設計方法。 - 【請求項5】 基板上に電子部品を接合実装する実装製
品を製造したときの実装製品の不良率を解析又は評価す
るために、実装製品のCAD計算システムとWWWブラ
ウザを有する不良解析改定システムを用いて部品・基板
形状データを生成し、この生成された部品・基板形状デ
ータを用いて実装製品の不良率を解析又は評価し、この
解析又は評価された実装製品が所望の不良率を満足する
ように、計算機上で、シミュレーションしながら実装製
品を設計することを特徴とする仮想製造支援設計方法。 - 【請求項6】 基板上に電子部品を接合実装する実装製
品を製造したときの接合部における少なくとも、接合力
不足の現象、ブリッジ現象、はんだタッチの何れかにつ
いて、実装製品のCAD計算システムとWWWブラウザ
を有する不良解析改定システムを用いて部品・基板形状
データを生成し、この生成された部品・基板形状データ
を用いて、接合部における少なくとも、接合力不足の現
象、ブリッジ現象、はんだタッチの何れかについて解析
又は評価し、この解析又は評価された接合部における少
なくとも、接合力不足の現象、ブリッジ現象、はんだタ
ッチの何れかについて、所望の値を満足するように、計
算機上で、シミュレーションしながら実装製品を設計す
ることを特徴とする仮想製造支援設計方法。 - 【請求項7】 基板上に新規な電子部品を接合実装する
新規な接合部を有する実装製品を製造したときの実装製
品における新規な接合部の品質を、実装製品のCAD計
算システムとWWWブラウザを有する不良解析改定シス
テムを用いて解析又は評価し、この解析又は評価された
実装製品における新規な接合部の品質が所望の品質を満
足するように、計算機上で、シミュレーションしながら
実装製品を設計することを特徴とする仮想製造支援設計
方法。 - 【請求項8】 基板上に新規な電子部品を接合実装する
新規な接合部を有する実装製品を製造したときの実装製
品における新規な接合部の不良率を、実装製品のCAD
計算システムとWWWブラウザを有する不良解析改定シ
ステムを用いて解析又は評価し、この解析又は評価され
た実装製品における新規な接合部の不良率が所望の不良
率を満足するように、計算機上で、シミュレーションし
ながら実装製品を設計することを特徴とする仮想製造支
援設計方法。 - 【請求項9】 基板上に新規な電子部品を接合実装する
新規な接合部を有する実装製品を製造したときの実装製
品における新規な接合部の少なくとも、接合力不足の現
象、ブリッジ現象、はんだタッチの何れかについて、実
装製品のCAD計算システムとWWWブラウザを有する
不良解析改定システムを用いて解析又は評価し、この解
析又は評価された接合部における少なくとも、接合力不
足の現象、ブリッジ現象、はんだタッチの何れかについ
て、所望の値を満足するように、計算機上で、シミュレ
ーションしながら実装製品を設計することを特徴とする
仮想製造支援設計方法。 - 【請求項10】 基板上に新規な電子部品を接合実装す
る新規な接合部を有する実装製品を製造したときの実装
製品における新規な接合部の品質を解析又は評価するた
めに、実装製品のCAD計算システムとWWWブラウザ
を有する不良解析改定システムを用いて部品・基板形状
データを生成し、この生成された部品・基板形状データ
を用いて、実装製品における新規な接合部の品質を解析
又は評価し、この解析又は評価された実装製品における
新規な接合部の品質が所望の品質を満足するように、計
算機上で、シミュレーションしながら実装製品を設計す
ることを特徴とする仮想製造支援設計方法。 - 【請求項11】 基板上に新規な電子部品を接合実装す
る新規な接合部を有する実装製品を製造したときの実装
製品における新規な接合部の不良率を解析又は評価する
ために、実装製品のCAD計算システムとWWWブラウ
ザを有する不良解析改定システムを用いて部品・基板形
状データを生成し、この生成された部品・基板形状デー
タを用いて、実装製品における新規な接合部の不良率を
解析又は評価し、この解析又は評価された実装製品にお
ける新規な接合部の不良率が所望の不良率を満足するよ
うに、計算機上で、シミュレーションしながら実装製品
を設計することを特徴とする仮想製造支援設計方法。 - 【請求項12】 基板上に新規な電子部品を接合実装す
る新規な接合部を有する実装製品を製造したときの新規
な接合部における少なくとも、接合力不足の現象、ブリ
ッジ現象、はんだタッチの何れかについて、実装製品の
CAD計算システムとWWWブラウザを有する不良解析
改定システムを用いて部品・基板形状データを生成し、
この生成された部品・基板形状データを用いて、実装製
品における新規な接合部における少なくとも、接合力不
足の現象、ブリッジ現象、はんだタッチの何れかについ
て解析又は評価し、この解析又は評価された実装製品に
おける新規な接合部の少なくとも、接合力不足の現象、
ブリッジ現象、はんだタッチの何れかについて、所望の
値を満足するように、計算機上で、シミュレーションし
ながら実装製品を設計することを特徴とする仮想製造支
援設計方法。 - 【請求項13】 製品を設計するCAD計算システム
と、製品を製造したときの製品の品質を解析又は評価す
る解析システムを備え、該解析システムで解析又は評価
された製品の品質が所望の品質を満足するように、CA
D計算システムにおける製品の設計にフィードバックさ
せることを特徴とする仮想製造支援設計システム。 - 【請求項14】 製品を設計するCAD計算システム
と、製品を製造したときの製品の不良率を解析又は評価
する解析システムを備え、該解析システムで解析又は評
価された製品の不良率が所望の不良率を満足するよう
に、CAD計算システムにおける製品の設計にフィード
バックさせることを特徴とする仮想製造支援設計システ
ム。 - 【請求項15】 仮想製造支援設計システムの最適値処
理部の部品間相互干渉結果一覧表の部品間隔に基づく表
示情報を参照して、CAD上の対応する対象部品同士の
部品間隔を変更するように、不良率シミュレータを対話
でモニタしながら、最適の部品間隙のギャップ寸法に変
更できるようにして、量産製品を製造したときの製品の
品質を、仮想製造支援設計システムを用いて解析又は評
価し、この解析又は評価された量産製品の品質が所望の
品質を満足するように、計算機上で、シミュレーション
しながら設計することを特徴とする仮想製造支援設計方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33991197A JPH11175577A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 仮想製造支援設計方法及び仮想製造支援設計システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33991197A JPH11175577A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 仮想製造支援設計方法及び仮想製造支援設計システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11175577A true JPH11175577A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18331946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33991197A Pending JPH11175577A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 仮想製造支援設計方法及び仮想製造支援設計システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11175577A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-12-10 JP JP33991197A patent/JPH11175577A/ja active Pending
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