JP2015135548A - 組立歩留予測装置、組立歩留予測プログラムおよび組立歩留予測方法 - Google Patents
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Abstract
Description
製品歩留(D4)=ΠiPi (1)
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の一つとして位置付けることができる。
まず、図1〜図4を参照しながら、本実施形態の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る組立歩留予測装置1のハードウェア構成例および機能構成例を示すブロック図である。図2は、図1に示す歩留計算処理部20,412の構成の一例を示すブロック図である。図3は、図2に示すモンテカルロ処理部の構成の一例(符号22参照)を示すブロック図である。図4は、図2に示すモンテカルロ処理部の構成の他例(符号22′参照)を示すブロック図である。
多変量分布パラメータ決定部(取得部)10は、製品Pの設計段階において、予め想定される製品Pの製造ばらつき51に基づき、各部品A,Bにおける複数の部分寸法間の相関情報(相関,関係性)を含む部分寸法の多変量分布パラメータ56(図2,図7参照)を決定し取得する。製造ばらつきは、製造時に確率的に生じる、設計値(符号52参照)からのずれであり、材質,温度,湿度,製造機械の違いといった様々な要因によって生じる。このため、設計段階において、製造ばらつきの情報51は、過去の経験的情報あるいはシミュレーション結果から想定される。なお、部品の部分の設計値52およびばらつき情報51については図13を参照しながら後述する。また、部分寸法の多変量分布パラメータ56は、例えば部分寸法の多変量正規分布(同時分布)のパラメータである平均(平均ベクトル)および分散共分散行列として取得される。
歩留計算処理部20は、後述するチェック箇所の多変量分布のパラメータ57,67;チェック箇所歩留58,69;製品歩留60,68を算出するもので、図2に示すようにチェック箇所計算部21とモンテカルロ処理部22(22′)とを有する。また、チェック箇所計算部21は、多変量分布計算部211とチェック箇所歩留計算部212とを有する。なお、後述する信頼区間計算部40における歩留計算処理部412も、図2に示す歩留計算処理部20と同様に構成され、後述するチェック箇所の多変量分布のパラメータ67′,チェック箇所歩留66,製品歩留65を算出する。ここでは、歩留計算処理部20の構成とともに歩留計算処理部412の構成についても説明する。
モンテカルロサンプル生成部(第1サンプル生成部)221は、製品Pの設計段階において、チェック箇所寸法の多変量分布パラメータ57に基づき、複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプル59を、モンテカルロシミュレーションによって生成する。また、モンテカルロサンプル生成部221は、製品Pの組立段階において、チェック箇所寸法の多変量分布パラメータ67に基づき、複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプル59′を、モンテカルロシミュレーションによって生成する。さらに、歩留計算処理部412に属するモンテカルロサンプル生成部221は、多変量分布算出部211によってブートストラップ64毎に算出されたチェック箇所寸法の多変量分布パラメータ67′に基づき、複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプル59″をモンテカルロシミュレーションによって生成する。
信頼区間計算部40は、第1信頼区間算出部および第2信頼区間算出部としての機能を果たす。
第1信頼区間算出部は、部品サンプル測定情報(実測値)61の測定サンプル数(標本数)62が少ないことに起因して、部品サンプル測定情報61から推定される部分寸法の多変量分布パラメータ63に生じる誤差を推定する。そして、第1信頼区間算出部40は、推定された誤差と感度情報53とに基づき各チェック箇所#iの組立歩留の信頼区間70を算出する。
まず、信頼区間計算部40が第1信頼区間算出部として機能する場合の、ブートストラップサンプル生成部411,歩留計算処理部(第3歩留算出部)412およびチェック箇所歩留信頼区間計算部42としての機能について説明する。
また、信頼区間計算部40が第2信頼区間算出部として機能する場合の、ブートストラップサンプル生成部411,歩留計算処理部(第4歩留算出部)412および製品歩留信頼区間計算部43としての機能について説明する。
次に、図5〜図19を参照しながら、本実施形態に係る組立歩留予測装置1の動作について説明する。
〔2−1〕組立歩留予測装置1の動作概略について
まず、図5および図6を参照しながら、本実施形態に係る組立歩留予測装置1の動作概略について説明する。なお、図5は、製品Pの設計段階での本実施形態に係る組立歩留予測装置1の動作を概略的に説明する図である。また、図6は、製品Pの組立段階での本実施形態に係る組立歩留予測装置1の動作を概略的に説明する図である。
次に、図7に示すフローチャート(ステップS11〜S15)に従って、製品Pの設計段階での本実施形態に係る組立歩留予測装置1の動作について説明する。なお、図7に示す歩留計算処理P1は、歩留計算処理部20において実行されるステップS12〜S15の処理を含んでいる。また、図7に示すモンテカルロ処理P2は、モンテカルロ処理部22において実行されるステップS14およびS15の処理を含んでいる。
次に、図8に示すフローチャート(ステップS21〜S26)に従って、製品Pの組立段階での本実施形態に係る組立歩留予測装置1の動作について説明する。なお、図8に示す信頼区間計算処理P3は、信頼区間計算部40において実行されるステップS23〜S26の処理を含んでいる。また、図8に示すブートストラップ歩留計算処理P4は、ブートストラップ歩留計算部41において実行されるステップS23およびS24を含んでいる。
次に、図9に示すフローチャート(ステップS221〜S224)に従って、図8に示すステップS22の歩留計算処理、つまり歩留計算処理部20の動作について説明する。なお、図9に示すモンテカルロ処理P5は、モンテカルロ処理部22において実行されるステップS223およびS224の処理を含んでいる。
次に、図10に示すフローチャート(ステップS241〜S244)に従って、図8に示すステップS24の歩留計算処理、つまり歩留計算処理部(第3歩留算出部および第4歩留算出部)412の動作について説明する。なお、図9に示すモンテカルロ処理P6は、モンテカルロ処理部22において実行されるステップS243およびS244の処理を含んでいる。
次に、図11に示すフローチャート(S31〜S34)に従って、図4に示すモンテカルロ処理部22′によって実行される高速モンテカルロ処理について説明する。つまり、図7,図9,図10にそれぞれ示すモンテカルロ処理P2,P5,P6が図4に示したモンテカルロ処理部22′によって実行される場合の動作(モンテカルロ処理部22′の動作)について説明する。
(a2)正規化されたチェック箇所の分散共分散行列の固有ベクトルのうち、固有値の大きいものから上位D個の固有ベクトルで張られる空間に、チェック箇所#iのモンテカルロサンプル76を近似的に生成する。ここで、Dは、n未満の整数(D<n)で、固有値によって定義される累積寄与率が所定閾値を超える固有ベクトルの最小数である。
次に、図12〜図19や数式を参照しながら、本実施形態の組立歩留予測装置1の詳細について説明する。以下では、組立歩留予測装置1の詳細として、例えば、入力データ,出力データ,中間データの具体例や、組立歩留予測装置1の構成要素のより具体的な動作などについて説明する。
まず、図12を参照しながら、本実施形態の組立歩留予測装置1への入力データである感度情報53の一例について説明する。図12は、感度情報53の一例を示す図である。
次に、図13および図14を参照しながら、本実施形態の組立歩留予測装置1への入力データである設計データについて説明する。図13は、設計データである部分の設計値52およびばらつき情報51の一例を示す図である。図14は、設計データであるチェック箇所#iの設計値54および許容範囲55の一例を示す図である。
次に、図15および図16を参照しながら、本実施形態の組立歩留予測装置1への入力データである部品サンプル測定情報61について説明する。図15は部品サンプル測定情報61の一例を示す図であり、図16は部品サンプル測定情報61の他例を示す図である。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1からの出力データについて説明する。
製品Pの組立歩留(製品歩留)60,68(65)は、本実施形態の組立歩留予測装置1からの出力データであり、一つの予測値(例えば97.5%)である。
また、チェック箇所歩留信頼区間70および製品歩留信頼区間71も、本実施形態の組立歩留予測装置1からの出力データであるが、信頼区間70,71については後述する。
次に、図18を参照しながら、本実施形態の組立歩留予測装置1による処理の中間データ(部分寸法の多変量分布パラメータ)について説明する。図18は、中間データの部分寸法の多変量分布パラメータ57,67,67′である部分の平均ベクトルおよび分散共分散行列の一例を示す図である。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1における多変量分布パラメータ決定部10の、より具体的な動作について説明する。
また、多変量分布パラメータ決定部10は、部分の平均ベクトルX(多変量分布パラメータ56)を、各要素(部分#jの寸法の平均値)が対応する部分#jの設計値となるように生成する。
また、多変量分布パラメータ決定部10は、部分の平均ベクトルX(多変量分布パラメータ56)を、各要素(部分#jの寸法の平均値)が対応する部分#jの正規分布の平均となるように生成する。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1における多変量分布パラメータ推定部30の、より具体的な動作について説明する。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1におけるチェック箇所の多変量分布計算部211の、より具体的な動作について説明する。
そして、分散共分散行列ΣZのi番目の対角成分ΣZ,iiがチェック箇所#iの分散となる。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1におけるチェック箇所の歩留計算部212の、より具体的な動作について説明する。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1において高速モンテカルロ処理を行なわない場合のモンテカルロ処理部22(モンテカルロサンプル生成部221)の、より具体的な動作について説明する。
(d2)モンテカルロサンプル生成部221は、上記項目(d1)で生成した乱数を要素とするn行M列の行列Rnを生成する。
(d3)モンテカルロサンプル生成部221は、下式(数8)に従う行列計算を行なって、各列が一組の(チェック箇所#1,…,チェック箇所#n)のサンプルになっているn行M列の行列RAを生成する。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1における正規化部223のより具体的な動作、つまり高速モンテカルロ処理で行なわれる正規化処理について説明する。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1における固有値・固有ベクトル計算部224のより具体的な動作、つまり高速モンテカルロ処理で行なわれる固有値・固有ベクトル計算処理について説明する。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1におけるチェック箇所のモンテカルロサンプル生成部221′のより具体的な動作、つまり高速モンテカルロ処理で行なわれるモンテカルロ生成処理について説明する。
(e2)モンテカルロサンプル生成部221′は、上記項目(e1)で生成した乱数を要素とするD行M列の行列Rを生成する。
(e3)モンテカルロサンプル生成部221′は、下式(数14)に従う行列計算を行なって、各列が一組の(チェック箇所#1,…,チェック箇所#n)のサンプルになっているn行M列の行列RAを生成する。
次に、図19を参照しながら、本実施形態の組立歩留予測装置1における製品歩留計算部222,222′の、より具体的な動作について説明する。図19は、図3および図4に示すモンテカルロ処理部22,22′の製品歩留計算部222,222′による処理手順を説明するフローチャートである。
まず、製品歩留計算部222,222′は、行列RAの処理対象列を示す“j”に“0”を設定するとともに、“good”に“0”を設定してから(ステップS41)、jを1インクリメントする(ステップS42)。ここで、“good”は、全てのチェック箇所寸法が許容範囲内に入ったサンプルの数を示すパラメータである。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1におけるブートストラップサンプル生成部411の、より具体的な動作について説明する。
(f2)ブートストラップサンプル生成部411は、上記項目(f1)で生成したNk組の乱数の標本平均Xk *および不偏分散共分散行列Σk *を算出する。
(f3)ブートストラップサンプル生成部411は、上記項目(f1),(f2)の処理を、部品の種類の数だけ繰り返し実行する。
(f4)ブートストラップサンプル生成部411は、標本平均Xk *および不偏分散共分散行列Σk *(k=1,2,…)から、多変量分布パラメータ決定部10と同様の機能により、一組のブートストラップサンプル64としての平均ベクトルX*および分散共分散行列ΣX *を決定する。
(f5)ブートストラップサンプル生成部411は、上記項目(f1)〜(f4)の処理を、必要なブートストラップサンプル数(例えばB組;Bは2以上の整数)だけ繰り返し実行する。
次に、本実施形態の組立歩留予測装置1における歩留計算処理部412,チェック箇所歩留信頼区間計算部42および製品歩留信頼区間計算部43の具体的な動作について説明する。
(g2)歩留計算処理部412は、b=2,3,…,Bのそれぞれについて、上記項目(g1)の処理を繰り返し実行する。これにより、全部で、B個の製品歩留とB組のチェック箇所歩留とが算出される。
(g3)信頼区間計算部42,43は、予め与えられた信頼区間の割合α(例えば0.95(95%))に応じて、各チェック箇所,製品のそれぞれについて、歩留の小さい方からの割合が[(1−α)/2]から[1−(1−α)/2]までをそれぞれの歩留の信頼区間として算出する。
本実施形態の組立歩留予測装置1によれば、製品Pの設計段階において、製品Pにおける各部品の部分間やチェック箇所間の相関を考慮しながら、製品歩留60が予測される。このため、製品歩留60を精度よく予測することができる。したがって、設計者等は、高精度で予測された製品歩留60に基づき、製品歩留60を確実に最適化(最大化)するよう設計変更を行なうことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
以上の各実施形態を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の部品によって組み立てられる製品の組立歩留を予測する組立歩留予測装置であって、
各部品における複数の部分寸法間の相関情報を含む部分寸法の多変量分布パラメータを取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記部分寸法の多変量分布パラメータと前記各部品における各部分寸法の変化が前記製品における複数のチェック箇所の寸法に与える影響の度合いを示す感度情報とに基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出する多変量分布算出部と、
前記多変量分布算出部によって算出された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき前記製品の組立歩留を予測する予測部と、
を有する、組立歩留予測装置。
前記予測部は、
前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成する第1サンプル生成部と、
前記第1サンプル生成部によって生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する第1歩留算出部と、
を含む、付記1に記載の組立歩留予測装置。
前記予測部は、
前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータおよび前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲を正規化する正規化部と、
前記正規化部によって正規化された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータから、複数の固有ベクトルと各ベクトルに対応する固有値とを特異値分解によって算出する固有ベクトル・固有値算出部と、
前記複数の固有ベクトルのうち、前記固有値によって定義される累積寄与率が所定閾値を超える固有ベクトルによって張られる空間において、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成する第1サンプル生成部と、
前記第1サンプル生成部によって生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、前記正規化部によって正規化された前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する第1歩留算出部と、
を含む、付記1に記載の組立歩留予測装置。
前記多変量分布算出部によって算出された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータと前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とに基づき前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留を算出する第2歩留算出部をさらに有する、付記1〜付記3のいずれか一項に記載の組立歩留予測装置。
前記取得部は、予め想定される前記製品の製造ばらつきに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータを取得する、付記1〜付記4のいずれか一項に記載の組立歩留予測装置。
前記取得部は、製造された各部品の実測値に基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータを取得する、付記1〜付記4のいずれか一項に記載の組立歩留予測装置。
前記実測値の標本数に起因して前記部分寸法の多変量分布パラメータに生じる誤差を推定し、推定された誤差と前記感度情報とに基づき前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留の信頼区間を算出する第1信頼区間算出部をさらに有する、付記6に記載の組立歩留予測装置。
前記第1信頼区間算出部は、
前記標本数と前記部分寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータについてのブートストラップサンプルを、パラメトリックブートストラップ法によって生成する第2サンプル生成部と、
前記第2サンプル生成部によって生成された前記ブートストラップサンプル毎に、前記感度情報に基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、算出された当該チェック箇所寸法の多変量分布パラメータと前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とに基づき前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留を算出する第3歩留算出部と、
前記第3歩留算出部によって前記ブートストラップサンプル毎に算出された前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留に基づき、前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留の信頼区間を算出するチェック箇所歩留信頼区間算出部と、
を含む、付記7に記載の組立歩留予測装置。
前記実測値の標本数に起因して前記部分寸法の多変量分布パラメータに生じる誤差を推定し、推定された誤差と、前記感度情報と、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記製品の組立歩留の信頼区間を算出する第2信頼区間算出部をさらに有する、付記6に記載の組立歩留予測装置。
前記第2信頼区間算出部は、
前記標本数と前記部分寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータについてのブートストラップサンプルを、パラメトリックブートストラップ法によって生成する第2サンプル生成部と、
前記第2サンプル生成部によって生成された前記ブートストラップサンプル毎に、前記感度情報に基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、算出された当該チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成し、生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する第4歩留算出部と、
前記第4歩留算出部によって前記ブートストラップサンプル毎に算出された前記製品の組立歩留に基づき、前記製品の組立歩留の信頼区間を算出する製品歩留信頼区間算出部と、
を含む、付記9に記載の組立歩留予測装置。
前記第2信頼区間算出部は、
前記標本数と前記部分寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータについてのブートストラップサンプルを、パラメトリックブートストラップ法によって生成する第2サンプル生成部と、
前記第2サンプル生成部によって生成された前記ブートストラップサンプル毎に、前記感度情報に基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、算出された当該チェック箇所寸法の多変量分布パラメータおよび前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲を正規化し、正規化された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータから、複数の固有ベクトルと各ベクトルに対応する固有値とを特異値分解によって算出し、前記複数の固有ベクトルのうち、前記固有値によって定義される累積寄与率が所定閾値を超える固有ベクトルによって張られる空間において、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成し、生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、正規化された前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する第4歩留算出部と、
前記第4歩留算出部によって前記ブートストラップサンプル毎に算出された前記製品の組立歩留に基づき、前記製品の組立歩留の信頼区間を算出する製品歩留信頼区間算出部と、
を含む、付記9に記載の組立歩留予測装置。
複数の部品によって組み立てられる製品の組立歩留を予測するコンピュータに、
各部品における複数の部分寸法間の相関情報を含む部分寸法の多変量分布パラメータを取得し、
取得された前記部分寸法の多変量分布パラメータと前記各部品における各部分寸法の変化が前記製品における複数のチェック箇所の寸法に与える影響の度合いを示す感度情報とに基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、
算出された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき前記製品の組立歩留を予測する、
処理を実行させる、組立歩留予測プログラム。
前記コンピュータに、さらに、
前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成し、
生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する、
処理を実行させる、付記12に記載の組立歩留予測プログラム。
前記コンピュータに、さらに、
前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータおよび前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲を正規化し、
正規化された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータから、複数の固有ベクトルと各ベクトルに対応する固有値とを特異値分解によって算出し、
前記複数の固有ベクトルのうち、前記固有値によって定義される累積寄与率が所定閾値を超える固有ベクトルによって張られる空間において、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成し、
生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、正規化された前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する、
処理を実行させる、付記12に記載の組立歩留予測プログラム。
前記コンピュータに、
製造された各部品の実測値に基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータを取得する、
処理を実行させる、付記12〜付記14のいずれか一項に記載の組立歩留予測プログラム。
前記コンピュータに、さらに、
前記実測値の標本数に起因して前記部分寸法の多変量分布パラメータに生じる誤差を推定し、推定された誤差と前記感度情報とに基づき前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留の信頼区間を算出する、
処理を実行させる、付記15に記載の組立歩留予測プログラム。
前記コンピュータに、
前記標本数と前記部分寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータについてのブートストラップサンプルを、パラメトリックブートストラップ法によって生成し、
生成された前記ブートストラップサンプル毎に、前記感度情報に基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、算出された当該チェック箇所寸法の多変量分布パラメータと前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とに基づき前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留を算出し、
前記ブートストラップサンプル毎に算出された前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留に基づき、前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留の信頼区間を算出する、
処理を実行させる、付記16に記載の組立歩留予測プログラム。
前記コンピュータに、さらに、
前記実測値の標本数に起因して前記部分寸法の多変量分布パラメータに生じる誤差を推定し、推定された誤差と、前記感度情報と、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記製品の組立歩留の信頼区間を算出する、
処理を実行させる、付記15に記載の組立歩留予測プログラム。
前記コンピュータに、
前記標本数と前記部分寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータについてのブートストラップサンプルを、パラメトリックブートストラップ法によって生成し、
生成された前記ブートストラップサンプル毎に、前記感度情報に基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、算出された当該チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成し、生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出し、
前記ブートストラップサンプル毎に算出された前記製品の組立歩留に基づき、前記製品の組立歩留の信頼区間を算出する、
処理を実行させる、付記18に記載の組立歩留予測プログラム。
複数の部品によって組み立てられる製品の組立歩留を予測するコンピュータが、
各部品における複数の部分寸法間の相関情報を含む部分寸法の多変量分布パラメータを取得し、
取得された前記部分寸法の多変量分布パラメータと前記各部品における各部分寸法の変化が前記製品における複数のチェック箇所の寸法に与える影響の度合いを示す感度情報とに基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、
算出された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき前記製品の組立歩留を予測する、組立歩留予測方法。
2 処理部(CPU,コンピュータ)
3 記憶部(メモリ)
10 多変量分布パラメータ決定部(取得部)
20 歩留計算処理部
21 チェック箇所計算部
211 多変量分布計算部(多変量分布算出部)
212 チェック箇所歩留計算部(第2歩留算出部)
22,22′ モンテカルロ処理部(予測部)
221,221′ モンテカルロサンプル生成部(第1サンプル生成部)
222,222′ 製品歩留計算部(第1歩留算出部)
223 正規化部
224 固有ベクトル・固有値算出部
30 多変量分布パラメータ推定部(取得部)
40 信頼区間計算部(第1信頼区間算出部,第2信頼区間算出部)
41 ブートストラップ歩留計算部
411 ブートストラップサンプル生成部(第2サンプル生成部)
412 歩留計算処理部(第3歩留算出部,第4歩留算出部)
42 チェック箇所歩留信頼区間計算部(チェック箇所歩留信頼区間算出部)
43 製品歩留信頼区間計算部(製品歩留信頼区間算出部)
51 部分のばらつき情報(製品の製造ばらつき)
52 部分の設計値
53 部品の感度情報(影響度)
54 チェック箇所の設計値
55 チェック箇所の許容範囲(チェック箇所の寸法許容範囲)
56,63 部分の多変量分布のパラメータ(部分寸法の多変量分布パラメータ)
57,67,67′ チェック箇所の多変量分布のパラメータ(チェック箇所寸法の多変量分布パラメータ)
58,69 チェック箇所歩留(チェック箇所の組立歩留)
59,59′,59″,76 チェック箇所のモンテカルロサンプル
60,68 製品歩留(製品の組立歩留)
61 部品サンプル測定情報(実測値)
62 部品の標本数(サンプル数)
64 ブートストラップサンプル
65 ブートストラップサンプルの製品歩留(製品の組立歩留)
66 ブートストラップサンプルのチェック箇所歩留
70 チェック箇所歩留信頼区間
71 製品歩留信頼区間
72 チェック箇所の許容範囲(正規化後)
73 正規化後のチェック箇所の多変量分布の平均
74 正規化後のチェック箇所の多変量分布の分散共分散行列
75 固有ベクトルおよび固有値
Claims (12)
- 複数の部品によって組み立てられる製品の組立歩留を予測する組立歩留予測装置であって、
各部品における複数の部分寸法間の相関情報を含む部分寸法の多変量分布パラメータを取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記部分寸法の多変量分布と前記各部品における各部分寸法の変化が前記製品における複数のチェック箇所の寸法に与える影響の度合いを示す感度情報とに基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出する多変量分布算出部と、
前記多変量分布算出部によって算出された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき前記製品の組立歩留を予測する予測部と、
を有する、組立歩留予測装置。 - 前記予測部は、
前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成する第1サンプル生成部と、
前記第1サンプル生成部によって生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する第1歩留算出部と、
を含む、請求項1に記載の組立歩留予測装置。 - 前記予測部は、
前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータおよび前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲を正規化する正規化部と、
前記正規化部によって正規化された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータから、複数の固有ベクトルと各ベクトルに対応する固有値とを特異値分解によって算出する固有ベクトル・固有値算出部と、
前記複数の固有ベクトルのうち、前記固有値によって定義される累積寄与率が所定閾値を超える固有ベクトルによって張られる空間において、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成する第1サンプル生成部と、
前記第1サンプル生成部によって生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、前記正規化部によって正規化された前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する第1歩留算出部と、
を含む、請求項1に記載の組立歩留予測装置。 - 前記多変量分布算出部によって算出された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータと前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とに基づき前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留を算出する第2歩留算出部をさらに有する、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の組立歩留予測装置。
- 前記取得部は、製造された各部品の実測値に基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータを取得する、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の組立歩留予測装置。
- 前記実測値の標本数に起因して前記部分寸法の多変量分布パラメータに生じる誤差を推定し、推定された誤差と前記感度情報とに基づき前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留の信頼区間を算出する第1信頼区間算出部をさらに有する、請求項5に記載の組立歩留予測装置。
- 前記第1信頼区間算出部は、
前記標本数と前記部分寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータについてのブートストラップサンプルを、パラメトリックブートストラップ法によって生成する第2サンプル生成部と、
前記第2サンプル生成部によって生成された前記ブートストラップサンプル毎に、前記感度情報に基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、算出された当該チェック箇所寸法の多変量分布パラメータと前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とに基づき前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留を算出する第3歩留算出部と、
前記第3歩留算出部によって前記ブートストラップサンプル毎に算出された前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留に基づき、前記複数のチェック箇所それぞれの組立歩留の信頼区間を算出するチェック箇所歩留信頼区間算出部と、
を含む、請求項6に記載の組立歩留予測装置。 - 前記実測値の標本数に起因して前記部分寸法の多変量分布パラメータに生じる誤差を推定し、推定された誤差と、前記感度情報と、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記製品の組立歩留の信頼区間を算出する第2信頼区間算出部をさらに有する、請求項5に記載の組立歩留予測装置。
- 前記第2信頼区間算出部は、
前記標本数と前記部分寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータについてのブートストラップサンプルを、パラメトリックブートストラップ法によって生成する第2サンプル生成部と、
前記第2サンプル生成部によって生成された前記ブートストラップサンプル毎に、前記感度情報に基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、算出された当該チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成し、生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する第4歩留算出部と、
前記第4歩留算出部によって前記ブートストラップサンプル毎に算出された前記製品の組立歩留に基づき、前記製品の組立歩留の信頼区間を算出する製品歩留信頼区間算出部と、
を含む、請求項8に記載の組立歩留予測装置。 - 前記第2信頼区間算出部は、
前記標本数と前記部分寸法の多変量分布パラメータとに基づき、前記部分寸法の多変量分布パラメータについてのブートストラップサンプルを、パラメトリックブートストラップ法によって生成する第2サンプル生成部と、
前記第2サンプル生成部によって生成された前記ブートストラップサンプル毎に、前記感度情報に基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、算出された当該チェック箇所寸法の多変量分布パラメータおよび前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲を正規化し、正規化された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータから、複数の固有ベクトルと各ベクトルに対応する固有値とを特異値分解によって算出し、前記複数の固有ベクトルのうち、前記固有値によって定義される累積寄与率が所定閾値を超える固有ベクトルによって張られる空間において、前記複数のチェック箇所の寸法データの組をそれぞれ含む複数のモンテカルロサンプルを、モンテカルロシミュレーションによって生成し、生成された前記複数のモンテカルロサンプルに含まれる前記複数のチェック箇所の寸法と、正規化された前記複数のチェック箇所の寸法許容範囲とをそれぞれ比較し、当該比較の結果に基づき前記製品の組立歩留を算出する第4歩留算出部と、
前記第4歩留算出部によって前記ブートストラップサンプル毎に算出された前記製品の組立歩留に基づき、前記製品の組立歩留の信頼区間を算出する製品歩留信頼区間算出部と、
を含む、請求項8に記載の組立歩留予測装置。 - 複数の部品によって組み立てられる製品の組立歩留を予測するコンピュータに、
各部品における複数の部分寸法間の相関情報を含む部分寸法の多変量分布パラメータを取得し、
取得された前記部分寸法の多変量分布パラメータと前記各部品における各部分寸法の変化が前記製品における複数のチェック箇所の寸法に与える影響の度合いを示す感度情報とに基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、
算出された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき前記製品の組立歩留を予測する、
処理を実行させる、組立歩留予測プログラム。 - 複数の部品によって組み立てられる製品の組立歩留を予測するコンピュータが、
各部品における複数の部分寸法間の相関情報を含む部分寸法の多変量分布パラメータを取得し、
取得された前記部分寸法の多変量分布パラメータと前記各部品における各部分寸法の変化が前記製品における複数のチェック箇所の寸法に与える影響の度合いを示す感度情報とに基づき、同一の部品における各部分寸法の変化が前記複数のチェック箇所の寸法に影響を与えることに起因して前記複数のチェック箇所の寸法間に生じる相関情報を含むチェック箇所寸法の多変量分布パラメータを算出し、
算出された前記チェック箇所寸法の多変量分布パラメータに基づき前記製品の組立歩留を予測する、組立歩留予測方法。
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