JPH11175308A - 文書読み上げ音声の声色指定方法 - Google Patents

文書読み上げ音声の声色指定方法

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JPH11175308A
JPH11175308A JP9345188A JP34518897A JPH11175308A JP H11175308 A JPH11175308 A JP H11175308A JP 9345188 A JP9345188 A JP 9345188A JP 34518897 A JP34518897 A JP 34518897A JP H11175308 A JPH11175308 A JP H11175308A
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JP
Japan
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voice
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voicing information
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Pending
Application number
JP9345188A
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English (en)
Inventor
Tomiko Jitsusan
登美子 実山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
NEC Software Kobe Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11175308A publication Critical patent/JPH11175308A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書作成者が、文書作成時に、文書の要所を
読み上げる音声を、聞き手の注意を引く声色に指定す
る。 【解決手段】 文書を作成するとき、前記文書の読み上
げ音声を指定する発声情報を前記文書の要所に指定入力
して文書を作成する手順と、前記文書を所要の宛先に送
付する手順と、前記文書を前記発声情報に従って、読み
上げ出力する手順と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書の読み上げ
音声出力に関し、特に文書の特定箇所の声色を変えて、
聞き手の注意を格別に引くことのできる文書読み上げ音
声の声色指定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータによる文書読み上げ
出力方法では、人物の発声特徴のデータを登録しておく
ことで、複数人による文書の読み分けを可能にするも
の、文書の言語的特徴から、その文書に適した声色を自
動的に選択することで、より自然な感じに朗読するもの
が、特開昭63−157226号公報および特開平2−
247696号公報に記載されている。
【0003】前者の公報によれば、コンピュータによる
文書読み上げ方法は、登場人物を判別する登場人物判別
手段と、登場人物の発声上の特徴を登録した登場人物情
報テーブルと、複数の音素ファイルと、から構成されて
いる。登場人物甲が「XX」という文書を読み上げる場
合、登場人物甲の発声上の特徴を登場人物テーブルから
取り出し、この特徴に従って音素ファイルを選択し、
[XX」に対応する音素パラメータを取り出し、登場人
物甲の声色特徴に従って、「XX]という文書を音声出
力する。
【0004】後者の公報によれば、コンピュータによる
文書読み上げ方法は、文書を言語解析し、読みやアクセ
ントなどを自動的に生成し、合成音声で出力するテキス
ト音声合成装置で、入力文書の言語的特徴を基にその文
書に適した声色を選択する。
【0005】上述の従来の文書読み上げ方法では、文書
作成者が、聞き取り手に対して、格別の注意を引いて正
確に文書内容を伝えたいとき、文書の一部の声色を意識
的に変えることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、文書
作成者が文書の特定箇所を選択して、読み上げ音声の声
色を設定できないことである。その理由は、従来のコン
ピュータによる文書読み上げ方法では文書の解析結果か
ら自動的に、音声が選択設定されるからである。
【0007】第2の問題点は、電子メールなど簡単なメ
ッセージの文字データ読み上げで、正確に内容を伝えた
いとき、メッセージの要所を女声で発音すると、聞き手
の注意を引き、また明瞭度を増すことができる。かよう
な場合、従来の読み上げ方法では不適である。その理由
は、文書作成時に、メッセージの一部の発声の声色を特
別に指定して変更することができないからである。
【0008】この発明の目的は、文書作成者が、文書作
成時に、文書の要所を読み上げる声色を変更し、聞き手
の注意を引くことができる読み上げ方法を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】このコンピュータによる
文書読み上げ音声の声色指定方法は、文書作成時、文字
データに発声情報を付加してなる文書を作成し、文書読
み上げ時に該発声情報に基づいて文字データの読み上げ
を行う。そのため、文書の文字データを入力する文字デ
ータ入力手段と、発声情報を画面上の声色メニューから
選択する発声情報入力手段と、文字データと発声情報と
でもって文書を作成する文書作成手段と、該文書を宛先
に送付する文書送付手段と、入手した文書を解析し、文
字データを抽出する文字データ抽出手段と、文字データ
抽出手段の文字データ列を発音情報列に変換して格納す
る音声ファイルと、該文書を解析して発声情報を抽出す
る発声情報抽出手段と、発声情報に基づいて、声色を指
定する音声パラメータを発音情報に対応付けて音声ファ
イルに格納する音声パラメータ手段と、音声ファイルの
発音情報列を音声パラメータによって、指定の声色の音
声データに変換する音声データ手段と、音声データを音
声合成して出力する発声手段と、を有する。
【0010】文書は、文字データと発声情報から構成さ
れる。文書作成者は文書作成時に文字データと発声情報
を入力する。このため、文書作成者は、文書読み上げの
発声情報を文書作成時に指定できる。発声情報は、女声
や男声などの声色を指定する。読み上げ時に、格別に聞
き手の注意を引くため、たとえば、「若い女声」で発音
するように発声情報を選択することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明について、図面を参照し
て説明する。この発明の実施の形態を示す図1を参照す
ると、文書の文字データを入力する文字データ入力手順
1と、入力した文字データの要所に発声情報を挿入する
発声情報入力手順2と、文字データと発声情報とでなる
文書を作成する文書作成手順3と、該文書を宛先に送付
する文書送付手順4と、送付された文書から文字データ
と発声情報とに解析する文書解析手順5と、文書から文
字データを抽出取得する文字データ抽出手順6と、該文
字データを読み上げる発音情報に変換する発音情報手順
7と、該文書から発声情報を抽出取得する発声情報抽出
手順8と、該発声情報から声色を指定する音声パラメー
タに変換する音声パラメータ手順9と、該音声パラメー
タを参照して、該発音情報に音声パラメータによる声色
情報を付加する音声ファイル手順10と、音声ファイル
を読み出し音声パラメータで指定される声色の音声デー
タ列に変換する音声データ手順11と、該音声データ列
から音声信号を合成し、指定の声色で音声出力する音声
合成手順12と、を含む。音声ファイルには、年配の男
性の声色、若い男性の声色、若い女性の声色などの音片
データが格納されており、発音情報と音声パラメータに
よって、文字データを指定の声色で発声する音声データ
列に変換する。
【0012】次に、この実施の形態における方法を図2
を援用して、図1を参照して説明する。文書の作成者
は、文字データ作成途中に、文字データの要所に発声情
報を指定入力する(図1の手順1、手順2)。発声情報
は、幼児や少女や若い男性や若い女性の声色を指す情報
である。文字データを入力後、文字データの要所に発声
情報を入力する場合、図2(a)に示すように、文字デ
ータ21の会話部分211を指定して発声情報を入力す
る。また、発声情報を入力後、文字データを入力する場
合、図2(b)に示すように、入力開始位置22にカー
ソルを移動後、文字データを入力する。発声情報の入力
は、図2(c)に示すように、メニュー表示後、音声設
定231を選択する。該選択によって、図2(d)に示
すように、声色のメニュー24が表示されて、文字デー
タの内容に応じた声色が発声情報に選択される。発声情
報の選択は、ワープロソフトにおける文字装飾指定と同
じ容易さ入力できる。文字データと発声情報は統合され
て1つの文書をなして(手順3)、ファイルに格納ある
いはメッセージ転送または宛先に送付される(手順
4)。送付された文書を入手後、該文書を文字データと
発声情報に分解する(手順5)。分解されて得た文字デ
ータは文字データ抽出手順6に、発声情報は発声情報抽
出手順8に、それぞれ送付される(手順5)。送付され
た文字データは、「あ(a)」、「い(i)」といった
発音情報列に変換される(手順7)。発声情報列は指定
の声色を選択して、音声パラメータを指定する(手順
9)。発声情報列および音声パラメータによって、所要
の声色の音声データ列を音声ファイルから得る(手順1
0及び11)。音声データ列に基づいて、音声を合成し
出力する(手順12)。
【0013】
【発明の効果】第1の効果は、文書を文字データと発声
情報とをそれぞれ別入力できるので、文書作成者が読み
上げ音声の声色を直接指定し、文書の要所を別の声色で
読み上げ、聞き手の注意を格別に引くことができる。
【0014】第2の効果は、声色の指定を表示メニュー
の選択によって実施でき、簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す図である。
【図2】分図(a)ないし分図(d)は、図1の声色指
定の方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 文字データ入力手順 2 発声情報入力手順 3 文書作成手順 4 文書送付手順 5 文書解析手順 6 文字データ抽出手順 7 発音情報手順 8 発声情報抽出手順 9 音声パラメータ手順 10 音声ファイル手順 12 音声合成手順
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G10L 5/04 G06F 15/20 568Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を音声で読み上げ出力する際に、前
    記文書の特定箇所を声色を変えて音声出力する方法にあ
    って、 文書を作成するとき、前記文書の文字データの特定箇所
    に読み上げ音声の声色を指定する発声情報を付加して、
    文書を作成する手順と、 前記文書の文字データを音声出力するとき、文字データ
    の特定箇所を前記発声情報の声色で読み上げ音声出力す
    る手順と、 を含むことを特徴とする文書読み上げ音声の声色指定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記発声情報は、 メニュー表示で、性別及び年齢別の典型的な声色を選択
    できることを特徴とする請求項1記載の文書読み上げ音
    声の声色指定方法。
  3. 【請求項3】 前記各手順を実行するコンピュータ読み
    取り可能なプログラムを記録する記録媒体。
JP9345188A 1997-12-15 1997-12-15 文書読み上げ音声の声色指定方法 Pending JPH11175308A (ja)

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JP9345188A JPH11175308A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 文書読み上げ音声の声色指定方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001073752A1 (fr) * 2000-03-28 2001-10-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Moyen de stockage, procede de distribution et dispositif de sortie vocale
JP2001343991A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Sharp Corp 音声合成処理装置
JP2002297174A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Oki Electric Ind Co Ltd テキスト音声合成装置

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Effective date: 20001212