JP2002297174A - テキスト音声合成装置 - Google Patents

テキスト音声合成装置

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JP2002297174A
JP2002297174A JP2001103190A JP2001103190A JP2002297174A JP 2002297174 A JP2002297174 A JP 2002297174A JP 2001103190 A JP2001103190 A JP 2001103190A JP 2001103190 A JP2001103190 A JP 2001103190A JP 2002297174 A JP2002297174 A JP 2002297174A
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Yukio Tabei
幸雄 田部井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 声質毎にアクセントが異なる合成音声が出力
できるテキスト音声合成装置を提供する。 【解決手段】 日本語テキスト101を入力して形態素
解析を行い韻律記号付き発音記号(中間言語)を出力す
るテキスト解析部103と、中間言語に基づき使用すべ
き素片辞書内部の素片アドレスの選択及び韻律パラメー
タの設定を行うパラメータ生成部203と、韻律パラメ
ータに従って、音声合成波形を生成する音声合成部10
6を備えたテキスト音声合成装置において、日本語テキ
ストに埋め込まれた声質コマンドを解析して声質選択信
号210を出力する声質判定部201と、複数アクセン
ト記述辞書203と、声質選択信号210に応じて、声
質の種類だけ用意された声質別素片辞書204とを備
え、テキスト解析部は、複数アクセント記述辞書202
を参照して形態素解析を行い、パラメータ生成部は、中
間言語自身に基づいて、声質選択信号に対応する素片の
アドレスを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声合成、特に
漢字仮名混じり文を音声に変換し、任意の文章を音声合
成するテキスト音声合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のテキスト音声合成装置の
構成図である。従来のテキスト文章を音声に変換して出
力するテキスト音声合成装置は、テキスト解析部103
と規則音声合成部107(パラメータ生成部104と音
声合成部106)から構成される。テキスト解析部10
3では、日本語テキスト(漢字仮名混じり文)101を
入力して、単語辞書102を参照することにより、入力
文章の形態素解析を行い、この解析により得られた形態
素の読み、アクセント、及びイントネーションを決定
し、韻律記号付き発音記号(中間言語)を出力する。規
則音声合成部107は、パラメータ生成部104と音声
合成部106から構成され、中間言語から音声を合成す
る。パラメータ生成部104では、中間言語に基づい
て、使用すべき素片辞書105内部の素片アドレスを選
択し、また、ピッチ周波数パターンや音韻継続時間長、
ポーズ長、振幅などの設定を行う。
【0003】素片辞書105は、予め入力された音声信
号に基づいて作成される。音声合成の単位としては、音
素、音節(CV)、VCV、CVC(C:子音、V:母
音)、可変長単位などが試みられてきた。
【0004】音声合成部106では、目的とする音韻系
列(中間言語)中に現れる音声合成単位を、予め蓄積さ
れている音声データから選択し、パラメータ生成部10
4で決定したパラメータに従って、結合/変形して音声
合成処理を行う。
【0005】音声合成部106での、音声合成の方法と
しては、従来の種々の方法が適用でき、例えば、原音声
波形をそのまま利用して、これに基づいて品質劣化の少
ない高品質の合成音を得ることのできる波形重畳法が用
いられるようになって来ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テキスト音声合成装置では、単語辞書102に記述され
るアクセントが固定的に決められているので、声質を変
えて音声合成しても、常に同じアクセントで合成される
ため、合成音が変化に乏しいものになるという欠点があ
った。
【0007】この発明は、前記従来の方法の欠点を解決
し、声質毎にアクセントが異なる合成音声が出力できる
テキスト音声合成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のテ
キスト音声合成装置においては、漢字仮名混じり文から
なる日本語テキストを入力して形態素解析を行い韻律記
号付き発音記号(中間言語)を出力するテキスト解析部
と、中間言語に基づき使用すべき素片辞書内部の素片ア
ドレスの選択及び韻律パラメータの設定を行うパラメー
タ生成部と、韻律パラメータに従って、予め蓄積されて
いる音声データの選択、結合、変形を行うことにより音
声合成波形を生成する音声合成部を備えたテキスト音声
合成装置において、日本語テキストに埋め込まれた声質
コマンドを解析して声質選択信号を出力する声質判定部
と、単語の表記、読み、品詞、活用形、アクセント型を
記述した複数アクセント記述辞書と、声質選択信号に応
じて、声質の種類だけ用意された声質別素片辞書とを備
え、テキスト解析部は、前記複数アクセント記述辞書を
参照して形態素解析を行い、パラメータ生成部は、中間
言語自身に基づいて、声質別素片辞書のうち、声質選択
信号に対応する素片のアドレスを選択するようにしてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 [第1の実施の形態]本発明の第1の実施の形態におけ
るテキスト音声合成装置の構成を図1に示す。図1にお
いて、声質判定部201,複数アクセント記述辞書20
2,声質別素片辞書204を設けた点、及びパラメータ
生成部203の動作が図5の従来技術と異なっている。
尚、図1において、従来技術と同様の構成要素について
は、図5と同一の番号を付与している。以下、図1に示
されたテキスト音声合成装置の動作について説明する。
【0010】声質判定部201では、日本語テキスト
(漢字仮名混じり文)101を入力して、テキスト中に
埋め込まれた声質コマンドを解析し、声質選択信号21
0(1〜Nの値)を出力する。
【0011】テキスト解析部では、複数アクセント記述
辞書202を参照して入力された文章の形態素解析を行
う。
【0012】複数アクセント記述辞書202は、1単語
1レコードで記述された辞書であり、図2にその構成を
示す。図2において、品詞は、動詞、形容詞、名詞、副
詞、感動詞などの分類であり、必要に応じて、名詞なら
普通名詞、サ変名詞、数詞、苗字、名前、地名、会社
名、商品名などの再分類を記述する。また、活用形は、
未然形、連用形、終止形、連体形、仮定形、命令形、語
幹などである。また、アクセント型として、N通りのア
クセント型を記述しておく。
【0013】一般に、アクセントは、必ずしも1つが正
しいとは言えず、時代と共に変遷するため、古いアクセ
ント、一般のアクセント、新しいアクセント(平板
化)、方言のアクセント、音声合成装置特有のアクセン
トなどのアクセント型を記述しておく。尚、全くとり得
ないアクセントもあるため、N通りのアクセント型は、
必ずしも異なる値である必要はない。これら複数のアク
セント型のうち、声質選択信号210に対応するアクセ
ント型が選択され、テキスト解析に使用される。
【0014】テキスト解析部103におけるテキスト解
析により、形態素の読み、アクセント、及びイントネー
ションが決定され、韻律記号付き発音辞書(中間言語)
が出力される。
【0015】パラメータ生成部203では、中間言語自
身に基づいて、使用すべき声質別素片辞書204のう
ち、声質選択信号210に対応する素片の素片アドレス
を選択し、また、ピッチ周波数パターンや音韻継続時間
長、ポーズ長、振幅等の韻律パラメータの設定を行う。
日本語のアクセントは、高低アクセントであるため、声
質により異なるアクセントは、ピッチ周波数パターンの
変化として設定する。また、パラメータ生成部203
は、声質選択信号210に対応して、各声質によって音
韻継続時間長、ポーズ長、振幅を変化させるのが好まし
い。
【0016】声質別素片辞書204は、予め音声信号を
入力した後作成され、声質選択信号210に対応して、
各声質の分だけ用意される。
【0017】音声合成部106では、声質別素片辞書2
04から声質選択信号210に対応して素片を選択し、
パラメータ生成部203で決定した韻律パラメータに従
って、合成/変形して音声の合成処理を行う。この音声
合成部106では、従来と同じく波形重畳法を用いて良
い。
【0018】以上説明したように、この実施の形態にお
いては、複数アクセント記述辞書202を備え、声質に
よりアクセントを選択するようにしたので、最近のアク
セントの傾向である平板型アクセントや方言のアクセン
トを記述でき、例えば、若い女性の声質なら平板型アク
セントを選択することが可能になる。
【0019】尚、この実施の形態においては、複数アク
セント記述辞書202の構成として、固定長レコードの
例について示したが、可変長レコードとしても何ら差し
支えなく、同等の効果が得られる。
【0020】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態におけるテキスト音声合成装置の構成を図3に示
す。図3において、システム単語辞書102の他に声質
別単語辞書301を設けた点が第1の実施の形態におけ
る装置構成と異なっており、第1の実施の形態に於ける
装置の構成要素と同一の要素については、同一の番号を
付与している。以下、動作を説明する。
【0021】声質判定部201では、日本語テキスト
(漢字仮名混じり文)101を入力して、テキスト中に
埋め込まれた声質コマンドを解析し、声質選択信号21
0を出力する。
【0022】テキスト解析部103では、声質別単語辞
書301の中から声質選択信号210に対応する単語辞
書を選択して解析に用いる。選択された単語辞書に項目
が無い場合にはシステム単語辞書102を用いる。即
ち、テキスト解析部103では、テキスト中に埋め込ま
れた声質コマンドの解析により得られた声質選択信号2
10に基づいて選択された単語辞書をシステム単語辞書
102に優先して使用し、テキストの形態素解析を行
い、形態素の読み、アクセント、及びイントネーション
を決定し、韻律記号付き発音記号(中間言語)を出力す
る。
【0023】パラメータ生成部203以降の構成要素の
動作は、第1の実施の形態と同様である。即ち、パラメ
ータ生成部203では、中間言語自身に基づいて、使用
すべき素片辞書204のうち、声質選択信号210に対
応する素片の素片アドレスをを選択し、また、ピッチ周
波数パターンや音韻継続時間長、ポーズ長、振幅などの
韻律パラメータの設定を行う。日本語に於けるアクセン
トは、高低アクセントであるため、声質により異なるア
クセントはピッチ周波数パターンの変化として設定す
る。また、第2の実施の形態におけるパラメータ生成部
203は、声質選択信号210に対応して、各声質によ
ってピッチの振れ幅の大小、音韻継続時間長、ポーズ
長、振幅を変化させるのが好ましい。
【0024】声質別素片辞書204は、予め音声信号を
入力して作成され、声質選択信号210に対応して、各
声質の分だけ用意される。
【0025】音声合成部106では、声質別素片辞書2
04から声質選択信号210に対応して素片を選択し、
パラメータ生成部203で決定した韻律パラメータに従
って、結合/変形して音声波形の合成処理を行う。音声
合成部106では、従来技術と同様に波形重畳法を用い
て良い。
【0026】以上説明したように、第2の実施の形態に
おいては、第1の実施の形態と同様に、声質によりアク
セントを選択するように構成したので、最近のアクセン
トの傾向である平板型アクセントや方言のアクセントを
記述できるという効果がある。更に、声質別単語辞書3
01を用いる構成にしたので、声質数を増減する場合
に、声質別単語辞書301を追加/削除すれば良く、ま
た、アクセントの修正も容易となり、装置の保守性が向
上する。
【0027】第2の実施の形態においては、システム単
語辞書102の他に声質別単語辞書301を用いる構成
としたが、これに限定されるものではなく、各声質別単
語辞書301にシステム単語辞書102を包含するよう
な構成にしてもよい。尚、各声質別単語辞書301にシ
ステム単語辞書102を包含するような構成にする場合
には、記憶容量が増大する。
【0028】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態におけるテキスト音声合成装置の構成を図4に示
す。図4において、声質マクロ解析部401、辞書選択
信号410、韻律制御信号420、話者切替信号430
が、第2の実施の形態における構成と異なっており、第
1及び第2の実施の形態においける装置の動作と同様の
動作を行う構成要素については、図1,3と同一の番号
を付与している。以下、動作について説明する。
【0029】声質マクロとしては、辞書と素片と韻律の
制御の組を予め指定したもの使用し、日本語テキスト中
に埋め込んでおく。
【0030】声質マクロ解析部401では、日本語テキ
スト中に埋め込まれた声質マクロを解析し、辞書選択信
号410と韻律制御信号420と話者切替信号430と
を出力する。
【0031】テキスト解析部103では、N個からなる
声質別単語辞書301の中から辞書選択信号410に対
応する単語辞書を選択して解析に用いる。この選択され
た単語辞書に項目が無い場合にはシステム単語辞書10
2を用いる。即ち、テキスト解析部103では、テキス
トを入力して、前述の声質マクロの解析結果に基づいて
単語辞書を選択し、選択された単語辞書をシステム単語
辞書102に優先して使用し、テキストの形態素解析を
行い、形態素の読み、声質マクロ毎に固有のアクセン
ト、及びイントネーションを決定し、韻律記号付き発音
記号(中間言語)を出力する。
【0032】パラメータ生成部203では、中間言語自
身に基づいて、使用すべき素片辞書204のうち話者切
替信号430に対応する素片の素片アドレスを選択し、
また、ピッチ周波数パターンや音韻継続時間長、ポーズ
長、振幅などの韻律パラメータの設定を行う。日本語の
アクセントは高低アクセントであるため、単語辞書30
1記載されるアクセントはピッチ周波数パターンの変化
として設定される。また、第3の実施の形態におけるパ
ラメータ生成部203は、韻律制御信号420の指示に
より、ピッチの振れ幅の大小、音韻継続時間長の長短、
ポーズ長の大小、振幅の大小を変化させ、声質マクロ毎
に固有な韻律パラメータを設定する。
【0033】声質別素片辞書204は、予め音声信号を
入力した後作成され、M個用意される。第3の実施の形
態においては、N≠Mであって差し支えない。
【0034】音声合成部106では、声質別素片辞書2
04の中から話者切替信号430の指示により、M個の
声質別素片辞書204から素片辞書を選択し、パラメー
タ生成部203で決定した韻律パラメータに従って、結
合/変形させて音声信号の合成処理を行う。音声合成部
106では、従来技術と同様に波形重畳法を用いても良
い。
【0035】以上説明したように、第3の実施の形態に
よれば、声質マクロにより、辞書と素片と韻律の制御値
の組を指定し、声質マクロ解析部401において、辞書
選択信号410と韻律制御信号420と話者切替信号4
30とを出力し、辞書選択信号410により単語辞書3
01を切替、韻律制御信号420によりパラメータ生成
部203における韻律パラメータを制御するのみなら
ず、話者切替信号430により素片辞書204を切り換
える構成となっている。このため、音声合成におけるア
クセント、しゃべり方、話者の音色をユーザが明確に指
定し、音声合成可能になる。
【0036】第3の実施の形態においては、第2の実施
の形態と同様に、システム単語辞書102の他に声質別
単語辞書301を用いる構成としたが、これに限定され
るものではなく、各声質別単語辞書301の中にシステ
ム単語辞書102を包含するような構成にしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
係るテキスト音声合成装置においては、漢字仮名混じり
文からなる日本語テキストを入力して形態素解析を行い
韻律記号付き発音記号(中間言語)を出力するテキスト
解析部と、前記中間言語に基づき使用すべき素片辞書内
部の素片アドレスの選択及び韻律パラメータの設定を行
うパラメータ生成部と、前記韻律パラメータに従って、
予め蓄積されている音声データの選択、結合、変形を行
うことにより音声合成波形を生成する音声合成部を備え
たテキスト音声合成装置において、前記日本語テキスト
に埋め込まれた声質コマンドを解析して声質選択信号を
出力する声質判定部と、単語の表記、読み、品詞、活用
形、アクセント型を記述した複数アクセント記述辞書
と、前記声質選択信号に応じて、声質の種類だけ用意さ
れた声質別素片辞書と、を備え、前記テキスト解析部
は、前記複数アクセント記述辞書を参照して形態素解析
を行い、前記パラメータ生成部は、中間言語自身に基づ
いて、前記声質別素片辞書のうち、前記声質選択信号に
対応する素片のアドレスを選択する構成としたので、最
近のアクセントの傾向である平板型アクセントや方言の
アクセントを記述でき、例えば、若い女性の声質なら平
板型アクセントを選択することが可能になる。
【0038】また、請求項2、3に係るテキスト音声合
成装置においては、請求項1に記載のテキスト音声合成
装置において、前記複数アクセント記述辞書に替えて声
質別単語辞書を備え、前記テキスト解析部は、前記声質
選択信号に対応する単語辞書を声質別単語辞書の中から
選択して形態素解析を行い、選択された単語辞書に項目
が無い場合はシステムに予め用意されたシステム辞書を
用いて形態素解析を行う構成としたので、声質数を増減
する場合に、声質別単語辞書301を追加/削除すれば
良く、また、アクセントの修正も容易となり、装置の保
守性が向上する。
【0039】更に、請求項4,5に係るテキスト音声合
成装置においては、請求項2に記載のテキスト音声合成
装置において、前記日本語テキスト中には、辞書と素片
と韻律の制御の組を予め指定した声質マクロが埋め込ま
れており、前記声質判定部に替えて声質マクロ解析部を
備え、該声質マクロ解析部は、日本語テキスト中に埋め
込まれた声質マクロを解析して、辞書選択信号と韻律制
御信号と話者切替信号とを出力し、前記テキスト解析部
は、前記声質別単語辞書の中から前記辞書選択信号に対
応する単語辞書を選択することにより形態素解析を行う
と共に、選択された単語辞書に項目が無い場合はシステ
ムに予め用意されたシステム辞書を用いて形態素解析を
行うようにし、前記パラメータ生成部は、前記韻律制御
信号に基づいて声質マクロに固有の韻律パラメータを設
定し、前記音声合成部は、話者切替信号に基づいて、声
質別単語辞書の中から素片辞書を選択することにより、
前記韻律パラメータに従って音声合成波形を生成する構
成としたので、音声合成におけるアクセント、しゃべり
方、話者の音色をユーザが明確に指定し、音声合成可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるテキスト音声合成装
置の構成図である。
【図2】第1の実施の形態における複数アクセント記述
辞書202の構成図である。
【図3】第2の実施の形態におけるテキスト音声合成装
置の構成図である。
【図4】第3の実施の形態におけるテキスト音声合成装
置の構成図である。
【図5】従来のテキスト音声合成装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
101 日本語テキスト 102 システム単語辞書 103 テキスト解析部 106 音声合成部 201 声質判定部 202 複数アクセント記述辞書 203 パラメータ生成部 204 声質別素片辞書 210 声質選択信号 301 声質別単語辞書 401 声質マクロ解析部 410 辞書選択信号 420 韻律制御信号 430 話者切替信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漢字仮名混じり文からなる日本語テキス
    トを入力して形態素解析を行い韻律記号付き発音記号
    (中間言語)を出力するテキスト解析部と、前記中間言
    語に基づき使用すべき素片辞書内部の素片アドレスの選
    択及び韻律パラメータの設定を行うパラメータ生成部
    と、前記韻律パラメータに従って、予め蓄積されている
    音声データの選択、結合、変形を行うことにより音声合
    成波形を生成する音声合成部を備えたテキスト音声合成
    装置において、 前記日本語テキストに埋め込まれた声質コマンドを解析
    して声質選択信号を出力する声質判定部と、 単語の表記、読み、品詞、活用形、アクセント型を記述
    した複数アクセント記述辞書と、 前記声質選択信号に応じて、声質の種類だけ用意された
    声質別素片辞書と、を備え、 前記テキスト解析部は、前記複数アクセント記述辞書を
    参照して形態素解析を行い、 前記パラメータ生成部は、中間言語自身に基づいて、前
    記声質別素片辞書のうち、前記声質選択信号に対応する
    素片のアドレスを選択する、ことを特徴とするテキスト
    音声合成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテキスト音声合成装置
    において、前記複数アクセント記述辞書に替えて声質別
    単語辞書を備え、 前記テキスト解析部は、前記声質選択信号に対応する単
    語辞書を声質別単語辞書の中から選択して形態素解析を
    行うことを特徴とするテキスト音声合成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のテキスト音声合成装置
    において、前記テキスト解析部は、選択された単語辞書
    に項目が無い場合はシステムに予め用意されたシステム
    辞書を用いて形態素解析を行うことを特徴とするテキス
    ト音声合成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のテキスト音声合成装置
    において、前記日本語テキスト中には、辞書と素片と韻
    律の制御の組を予め指定した声質マクロが埋め込まれて
    おり、前記声質判定部に替えて声質マクロ解析部を備
    え、 該声質マクロ解析部は、日本語テキスト中に埋め込まれ
    た声質マクロを解析して、辞書選択信号と韻律制御信号
    と話者切替信号とを出力し、 前記テキスト解析部は、前記声質別単語辞書の中から前
    記辞書選択信号に対応する単語辞書を選択することによ
    り形態素解析を行い、 前記パラメータ生成部は、前記韻律制御信号に基づいて
    声質マクロに固有の韻律パラメータを設定し、 前記音声合成部は、話者切替信号に基づいて、声質別単
    語辞書の中から素片辞書を選択することにより、前記韻
    律パラメータに従って音声合成波形を生成することを特
    徴とするテキスト音声合成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のテキスト音声合成装置
    において、前記テキスト解析部は、選択された単語辞書
    に項目が無い場合はシステムに予め用意されたシステム
    辞書を用いて形態素解析を行うことを特徴とするテキス
    ト音声合成装置。
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