JPH11175163A - 位置制御装置 - Google Patents

位置制御装置

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JPH11175163A
JPH11175163A JP9343314A JP34331497A JPH11175163A JP H11175163 A JPH11175163 A JP H11175163A JP 9343314 A JP9343314 A JP 9343314A JP 34331497 A JP34331497 A JP 34331497A JP H11175163 A JPH11175163 A JP H11175163A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標物の位置誤差の極性が長時間変化しない
ような大きいステップ状の誤差入力に対してもオーバー
シュート量を最小限に抑えるとともに、制御位置が目標
位置へ達するまでの収束時間を短縮できるような位置制
御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 位置制御装置の2型位置補償器2に、位
置補償積分利得出力手段4の利得ω1を、ω1=(1−|
se|)ω10 に従って制御する位置補償積分利得制御
手段8を設け、位置誤差eに応じて2型位置補償器2の
伝達特性を適正に制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星通信用アン
テナ等を人工衛星等の対象物の方向に指向させる駆動制
御システムに用いられる位置制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ロケットや人工衛星を追尾するためのア
ンテナや、天体観測用の大型望遠鏡等の指向方向を目標
位置に追従させるための制御装置の一例としては、図5
のブロック図に示すようなアンテナの位置制御装置があ
る。これは、制御対象であるアンテナを所定の位置に指
向させるための位置指令信号と上記アンテナの実際の位
置信号及び速度信号とに基づいて、アンテナを駆動させ
るサーボモータの駆動電流を演算し、上記アンテナを目
標位置へ素早く正確に追従させるもので、位置帰還ルー
プと二重の速度帰還ループとを備えている。この位置制
御装置は、位置誤差演算器21によって,外部から入力
される位置指令信号x0とアンテナ駆動機構22に備え
られた位置検出器23から帰還されるアンテナの位置信
号xとの差(位置誤差e)を求め、位置補償器24によ
って,上記位置誤差eに所定の伝達特性を与える位置補
償を行い、上記位置補償器24の出力を第1の速度指令
信号v1として上記二重の速度帰還ループに出力する。
そして、速度誤差演算器25によって,上記第1の速度
指令信号v1とサーボモータ26に備えられた速度検出
器27から帰還される速度信号vとの差(速度誤差)を
求め、速度補償器28によって、上記速度誤差に対して
PI補償を行い、上記位置補償器28の出力を第2の速
度指令信号v2として速度誤差演算器29に出力する。
次に、速度誤差演算器29によって,上記第2の速度指
令信号v2と上記速度信号vから速度誤差を求め、速度
補償器30によって,上記速度誤差に対して更にP補償
を行い、駆動信号として駆動増幅器31に出力する。上
記駆動増幅器31は、入力された上記駆動信号に基づい
てサーボモータ26に供給する電流を制御し、アンテナ
駆動機構22を駆動する。なお、以下の説明において、
位置誤差eを求める位置誤差演算器21と、上記位置誤
差eに所定の伝達特性を与える位置補償器24とを位置
制御装置の位置補償部とする。
【0003】ところで、上述したようなアンテナ等の位
置制御装置に用いられる位置補償器としては、定常速度
偏差は持つが定常位置偏差を持たない1型補償器と、定
常加速偏差は持つが定常速度偏差を持たない2型補償器
とがあり、その目標物(ロケット等)及び制御対象(ア
ンテナ等)によって1型補償器または2型補償器が採用
される。具体的には、上記1型補償器は、上述した位置
誤差eに対して位置ループゲインωcを乗じるもので、
上記2型補償器は、位置誤差eに対して位置ループゲイ
ンωc(s+ω1)/sを乗ずるものである。ロケットや
天体等は刻々とその位置及び速度を変化させているの
で、上記1型補償器を備えた位置制御装置では目標物を
正確に追尾することが困難であるため、速度偏差を持つ
目標物の追尾には、通常上記2型補償器を備えた位置制
御装置が用いられている。
【0004】図6は、一般的に用いられる従来の位置制
御装置の位置補償部の構成を示す機能ブロック図で、1
は位置誤差演算器、2は2型位置補償器である。2型位
置補償器2は、位置補償利得出力手段3と、位置補償積
分利得出力手段4と、位置補償飽和積分器5と、加算器
6と、速度飽和器7とを備えている。位置誤差演算器1
の出力である位置誤差eは、上記位置補償利得出力手段
3によりゲインωcが乗じられた後、位置補償積分利得
出力手段4と加算器6とに出力される。位置補償積分利
得出力手段4は、上記出力ωc・eにさらにゲインω1
乗じ、積分した値の最大値を予め設定された飽和値によ
り制限する機能を有する積分器である位置補償飽和積分
器5において積分され加算器6に出力される。この積分
値は、加算器6で位置補償飽和積分器3の出力と加算さ
れ、速度操作量として速度飽和器7に送られる。上記速
度操作量は、速度飽和器7において、飽和値により制限
された速度操作量として出力される。なお、上記位置補
償積分利得出力手段4の利得ω1は、定数として与えら
れる(ω1=ω10)。
【0005】ここで、図7(a)に示すように、位置指
令信号x0(CMD POSN)がステップ状に与えら
れ、上記x0の値が長時間変化しない場合には、図7
(b)に示すように、位置誤差e(POSN ERR)
は、時刻t=t10まで極性が反転しない。位置補償飽和
積分器5は、上記位置誤差eの極性が反転するまでの間
は同一極性にて上記位置誤差eの積分を行うので、その
積分値は増加または減少し続ける。したがって、上記位
置誤差eの極性が反転した直後は速度操作量の極性が反
転せず、図7(c)に示すように、実際の位置信号x
(REAL POSN)は、制御対象の目標位置に対し
てオーバーシュートを起こす。このオーバーシュート
は、位置補償飽和積分器5及び速度飽和器7が飽和値に
達しない場合にも起こり、2型位置補償器の特徴になっ
ている。なお、図7(d)は、位置補償積分利得出力手
段4の利得ω1が定数ω10であることを示す図である。
ところで、位置誤差e反転するまでの時間t=t10が長
時間で、かつ、位置誤差eの変化量が大きい場合には、
位置補償飽和積分器5は、位置補償積分利得出力手段4
からの出力の積分を長時間継続するので、上記積分自体
が無意味であるばかりか、位置誤差eの極性が反転した
ときの速度操作量の極性の反転を著しく遅らせるので、
オーバーシュート量は著しく大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、位置制御
装置において2型位置補償器を用いた場合には、速度偏
差を持つ目標物に対しては有効であるが、上記目標物の
位置誤差eの極性が長時間変化しないような大きいステ
ップ状の誤差入力があった場合には、制御対象の目標物
に対する必要以上のオーバーシュートが発生し、それに
伴って、制御位置が目標位置へ達するまでの収束時間も
長くなり、応答性の良い位置制御を行うことができない
という問題点があった。
【0007】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、目標物の位置誤差の極性が長時間変化
しないような大きいステップ状の誤差入力に対してもオ
ーバーシュート量を最小限に抑えるとともに、制御位置
が目標位置へ達するまでの収束時間を短縮できるような
位置制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る位置制御装置は、2型位置補償器に、位置誤差演算器
の出力に基づいて上記位置補償積分利得出力手段の利得
を制御する位置補償積分利得制御手段を設け、位置誤差
演算器の出力に応じて2型位置補償器の伝達特性を適正
に制御するようにしたものである。
【0009】また、本発明の請求項2に係わる位置制御
装置は、2型位置補償器の位置補償積分利得制御手段
が、位置誤差の変化量を算出し、上記算出された変化量
に基づいて位置補償積分利得出力手段の利得を制御する
ようにしたものである。
【0010】本発明の請求項3に係わる位置制御装置
は、2型位置補償器の位置補償積分利得制御手段が、位
置誤差の変化量が予め設定された目標物の定格速度を越
えた場合には、位置補償積分利得出力手段の利得を零と
するようにし、目標物の位置誤差eの極性が長時間変化
しないような大きいステップ状の誤差入力があった場合
には、2型位置補償器が1型補償器のように機能するよ
うにしたものである。
【0011】また、本発明の請求項4に係わる位置制御
装置は、請求項1または請求項2または請求項3記載の
2型位置補償器において、位置補償飽和積分器に代えて
位置補償無飽和積分器を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。
【0013】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1に係わる位置制御装置の位置制御部の機能ブロック
図で、1は位置誤差演算器、2は2型位置補償器であ
る。2型位置補償器2は、位置補償利得出力手段3と、
位置補償積分利得出力手段4と、位置補償飽和積分器5
と、加算器6と、速度飽和器7と、上記位置誤差演算器
1の出力に基づいて上記位置補償積分利得出力手段4の
利得を制御する位置補償積分利得制御手段8とを備えて
いる。位置誤差演算器1は、外部から入力される位置指
令信号x0と図外の位置検出器から帰還される実際の位
置信号xとの差である位置誤差eを演算し、2型位置補
償器2の位置補償利得出力手段3と位置補償積分利得制
御手段8とに出力する。上記位置誤差eは、位置補償利
得出力手段3により利得ωcが乗じられた後、位置補償
積分利得出力手段4と加算器6とに出力される。位置補
償積分利得出力手段4は、上記出力ωc・eにさらに利
得ω1を乗じ、積分した値の最大値を予め設定された飽
和値により制限する機能を有する積分器である位置補償
飽和積分器5に出力する。このとき、上記位置補償積分
利得出力手段4の利得ω1は定数ではなく、位置誤差演
算器1の出力である位置誤差eに基づいて、位置補償積
分利得制御手段8により演算された利得ω1=f(e)
が用いられる。この関数f(e)は、目標物の位置誤差
eの極性が長時間変化しないような大きいステップ状の
誤差入力があった場合に、制御対象の目標物に対するオ
ーバーシュートを抑制するような関数として設定される
もので、例えば、上記位置誤差eの変化率が大きい場合
には利得ω1が小さくなるような関数に設定される。更
に、上記関数f(e)に、位置誤差eが位置制御装置の
適用システムの定格速度に達したならば利得ω1をゼロ
とするという条件を付加した場合の関数f(e)の一例
を以下の式(1)に示す。 ω1=f(e)=(1−|se|)ω10 ‥‥(1) ここで、ω10は、適用システムから求められる位置補償
積分利得の最適値(最大値)である。また、seは、位
置誤差eの微分を適用システムの定格速度によって規格
化した値である。ただし、目標物の速度は、加速時にお
いて一時的に適用システムの定格速度を越える場合があ
り、この時|se|は1を越え、ω1=f(e)の演算
結果が負の値になる。一方、ω1は物理量として0また
は正の数として定義されているため、f(e)の演算結
果は0≦f(e)にて制限されなければならない。この
結果、関数f(e)は0≦f(e)≦ω10の範囲にて演
算される。
【0014】ここで、適用システムが定格速度で駆動し
ている場合の2型補償器の動作について説明する。第1
のケースとして、図2(a)に示すような、位置指令信
号x0(CMD POSN)がステップ状に与えられ、
上記x0の値が長時間変化しない場合について説明す
る。適用システムが定格速度で駆動しているので、図2
(c)に示すように、実際の位置信号x(REAL P
OSN)は直線的に増加し、図2(b)に示すように、
位置誤差e(POSN ERR)eは、絶対値が上記定
格速度に等しい傾きで時刻t=t10まで極性が反転せず
減少し続ける。したがって、位置補償積分利得出力手段
4の利得ω1は、図2(d)に示すように、位置指令信
号x0が入力されてから系が定格速度へ達するまでの時
間(加速時間)t=t1以降は|se|=1となるた
め、ω1=f(e)=0となる。なお、上記加速時間t1
は短時間なので、図2(b),(c)ではこれを省略
し、図2(d)では、利得ω1が急速にゼロになる様子
を拡大して示した。位置補償飽和積分器5は、t=t1
以降は利得ω1がゼロであるので、上記位置誤差eの積
分は、実質的には上記加速時間t1のみで行うことにな
る。したがって、余分な積分が回避され、図2(c)に
示すように、制御対象の目標物に対するオーバーシュー
トは極めて小さな値になる。これは、適用システムが定
格速度で駆動し、かつ、位置誤差eの極性が長時間変化
しないような大きいステップ状の誤差入力があった場合
に、本実施の形態1の2型補償器2が、位置誤差eに対
して位置ループゲインωcを乗じるような伝達特性を与
える1型補償とほぼ同様の補償を行っていることを示し
ている。
【0015】次に、第2のケースとして、図3(a)に
示すような、一定の傾きを持った(ランプ状)の位置指
令信号x0(CMD POSN)が与えられた場合につ
いて説明する。適用システムが定格速度で駆動し、位置
指令信号x0がランプ状に与えられるので、図3(c)
に示すように、実際の位置信号x(REAL POS
N)は、位置指令信号x0が入力されてから系が定格速
度へ達するまでの時間(加速時間)t=t2までは位置
指令信号x0以下であるが、t=t2以降は位置指令信号
0に等しくなる。したがって、図3(b)に示すよう
に、位置誤差e(POSN ERR)eは、t=t2
ではまでは小さなピークを持つが、時刻t=t2以降は
ゼロとなるので、図3(d)に示すように、位置補償積
分利得出力手段4の利得ω1は、時刻t=t2までは上記
位置誤差eの変化量に従って増減し、t=t2以降はω1
=ω10で一定となる。また、図3(d)に示すように、
t=t2までは、利得ω1は位置誤差eの変化率に従って
増減するので、利得ω1がω1=ω10で一定の場合に比較
して、位置誤差eの余分な積分が回避され、制御対象の
目標物に対するオーバーシュートも抑制される。
【0016】このように、本実施の形態1によれば、位
置制御装置の2型位置補償器2に、位置補償積分利得出
力手段4の利得ω1を、ω1=(1−|se|)ω10
従って制御する位置補償積分利得制御手段8を設け、位
置誤差eに応じて2型位置補償器2の伝達特性を適正に
制御するようにしたので、目標物の位置誤差eの極性が
長時間変化しないような大きいステップ状の誤差入力が
あった場合には、2型位置補償器2が1型補償器のよう
に機能し、余分な積分が回避されるとともに、制御対象
の目標物に対するオーバーシュートを著しく小さくする
ことができる。
【0017】なお、上記本実施の形態1では、関数f
(e)をf(e)=(1−|se|)ω10としたが、こ
れに限るものではなく、関数f(e)は適用システムに
より適宜設定されるものである。すなわち、関数f
(e)は、位置誤差eあるいは位置誤差eの変化率が大
きい場合には利得ω1が小さくなるような関数であれば
良い。また、上式(1)において、位置誤差e変化が定
格速度を越えた場合、すなわち、f(e)<0となるよ
うな場合には、ω1=f(e)=0という条件を付加す
るものとする。
【0018】実施の形態2.図4は、本発明の実施の形
態2に係わる位置制御装置における位置制御部の機能ブ
ロック図で、図1(実施の形態1)に示した2型位置補
償器2の位置補償飽和積分器5を位置補償無飽和積分器
9に置き換えた構成としたものである。2型位置補償器
2は、位置補償積分利得制御手段8により、位置誤差e
あるいは位置誤差eの変化率が大きい場合には利得ω1
が小さくなるよう位置補償積分利得出力手段4の利得ω
1を制御しているので、積分した値の最大値を制限する
機能がなくとも加算器6への出力値を抑制することがで
きるので、位置補償飽和積分器5に代えて、飽和値を持
たない位置補償無飽和積分器9を用いて2型位置補償器
2を構成することにより、回路規模を小さくでき、回路
設計を簡便化することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、2型位置補償器に、位置誤差演算器の出力に基
づいて上記位置補償積分利得出力手段の利得を制御する
位置補償積分利得制御手段を設け、位置誤差演算器の出
力に応じて2型位置補償器の伝達特性を適正に制御する
ようにしたので、余分な積分が回避され、オーバーシュ
ート量が低減できるとともに収束時間を大幅に短縮する
ことができる。
【0020】また、請求項2の発明によれば、位置補償
積分利得制御手段が、位置誤差の変化量を算出するとと
もに、上記算出された変化量に基づいて位置補償積分利
得出力手段の利得を制御するようにしたので、2型位置
補償器の応答性を向上させることができる。
【0021】請求項3の発明によれば、2型位置補償器
の位置補償積分利得制御手段が、位置誤差の変化量が目
標物の定格速度を越えた場合には、位置補償積分利得出
力手段の利得を零とするようにしたので、目標物の位置
誤差eの極性が長時間変化しないような大きいステップ
状の誤差入力があった場合には、2型位置補償器が1型
補償器のように機能し、積分に伴うオーバーシュート量
が著しく低減するとともに収束時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【0022】また、請求項4の発明によれば、位置補償
飽和積分器に代えて飽和値を持たない位置補償無飽和積
分器を備えたので、回路設計を簡便にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わる位置補償部の
機能ブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係わる位置補償部の
入出力信号を示すタイムチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態1に係わる位置補償部の
入出力信号を示すタイムチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2に係わる位置補償部の
機能ブロック図である。
【図5】 従来のアンテナの位置制御装置の機能ブロッ
ク図である。
【図6】 従来の位置補償部の機能ブロック図である。
【図7】 従来の位置補償部の入出力信号を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 位置誤差演算器、2 2型位置補償器、3 位置補
償利得出力手段、4 位置補償積分利得出力手段、5
位置補償飽和積分器、6 加算器、7 速度飽和器、8
位置補償積分利得制御手段、9 位置補償無飽和積分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出された位置信号と位置指令信号との
    位置誤差を算出する位置誤差演算器と、位置補償利得出
    力手段と位置補償積分利得出力手段と位置補償飽和積分
    器とを有し上記位置誤差に所定の伝達特性を与える2型
    位置補償器とを備えた位置制御装置において、上記位置
    誤差演算器の出力に基づいて上記位置補償積分利得出力
    手段の利得を制御する位置補償積分利得制御手段を設け
    たことを特徴とする位置制御装置。
  2. 【請求項2】 上記位置補償積分利得制御手段は、位置
    誤差の変化量を算出し、上記算出された変化量に基づい
    て上記位置補償積分利得出力手段の利得を制御するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の位置制御装置。
  3. 【請求項3】 上記位置補償積分利得制御手段は、位置
    誤差の変化量が予め設定された目標物の定格速度を越え
    た場合には、上記位置補償積分利得出力手段の利得を零
    とするようにしたことを特徴とする請求項2記載の位置
    制御装置。
  4. 【請求項4】 上記位置補償飽和積分器に代えて位置補
    償無飽和積分器を備えたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2または請求項3記載の位置制御装置。
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