JPH1117447A - 衛星放送用アンテナ - Google Patents

衛星放送用アンテナ

Info

Publication number
JPH1117447A
JPH1117447A JP16164897A JP16164897A JPH1117447A JP H1117447 A JPH1117447 A JP H1117447A JP 16164897 A JP16164897 A JP 16164897A JP 16164897 A JP16164897 A JP 16164897A JP H1117447 A JPH1117447 A JP H1117447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
lnb
back panel
waveguide
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16164897A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadakimi Oyama
貞公 大山
Sotoku Ri
相 徳 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYONG IN ELECTRON CO Ltd
Original Assignee
KYONG IN ELECTRON CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYONG IN ELECTRON CO Ltd filed Critical KYONG IN ELECTRON CO Ltd
Priority to JP16164897A priority Critical patent/JPH1117447A/ja
Publication of JPH1117447A publication Critical patent/JPH1117447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星放送用アンテナの設置作業を簡易化す
る。 【解決手段】 フラットアンテナ11はアンテナ基板3
6等の搭載されたアンテナ本体とLNB22とが一体構
造になっている。即ち、該フラットアンテナ11のフロ
ントパネル12とバックパネル13との間にアンテナ基
板36等が搭載されるとともに、バックパネル13の下
面中央には収納室19が垂設され、該収納室19に導波
管29付のLNB22が収納されている。また、該収納
室19の底面からLNB22の出力コネクタ23が突出
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は衛星放送用アンテ
ナに関するものであり、特に、衛星放送受信用のフラッ
トアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種アンテナは、内部に基板等を
収納した平板状のアンテナ本体とLNB(ローノイズブ
ロックコンバータ)とが別体構造になっており、夫々別
々に製作されていた。そして、屋外に設置する時などに
両者を組み合わせて接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、設置作業が煩
雑なだけでなく、アンテナ本体とLNBとの間の伝送ロ
スも生じ易かった。
【0004】そこで、衛星放送用アンテナの設置作業を
簡易化するとともに、アンテナ本体とLNBとの間の伝
送ロスを解消するために解決すべき技術的課題が生じて
くるのであり、本発明は該課題を解決することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、合成樹脂製のフロン
トパネルと金属製のバックパネルとにより筐体を構成
し、且つ、バックパネルの内側面上に、誘電スペーサを
介して所定パターンのマイクロストリップラインを印刷
した基板を敷設するとともに、バックパネルの下面所定
箇所にLNBの収納室を設け、該収納室に導波管付のL
NBを収納することにより、前記基板にて受信した衛星
放送電波が前記導波管を介してLNBに入力されるよう
に構成し、更に、該LNBの出力コネクタを前記収納室
から突出させた衛星放送用アンテナを提供するものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図5に従って詳述する。図1は衛星放送受信用のフ
ラットアンテナ11を示し、該フラットアンテナ11の
筐体は紙面上方のフロントパネル12と紙面下方のバッ
クパネル13とで構成されている。
【0007】フロントパネル12はABS樹脂にて平面
視方形状に形成されるとともに、その周端縁は内側(同
図に於いて下方)へ折曲されてリム14を形成し、この
リム14の内側面先端部に、バックパネル13周端縁の
フランジ15が嵌合している。また、該リム14の近傍
にはフロントパネル12の内側面所定箇所からネジ穴付
のボス16,16…が垂下されており、このボス16,
16…のネジ穴に重なるようにバックパネル13のフラ
ンジ15にもネジ穴が開穿されて、これらのネジ穴にネ
ジ17が螺合されることにより、フロントパネル12と
バックパネル13とが結合している。
【0008】図2及び図3はバックパネル13を示し、
該バックパネル13は反射板を兼ねるべく、スチール板
にて平面視方形状にプレス成型されるとともに、内側面
(図2に於いて紙面手前の面)には格子状に整列した小
さな円形状の窪み18,18…がエンボシングされてい
る。また、該バックパネル13の略中央は下方(同図に
於いて、紙面奥)へ矩形箱状に膨出して、後述するLN
B22の収納室19を形成している。そして、該収納室
19の底面一隅には後述する出力コネクタ23の貫通孔
20が開穿されている。更に、該バックパネル13の内
側面にはその中心を介して前後左右に対峙するように4
個の小突起21,21,21,21が突設されている。
【0009】而して、図1に示した如く、前記収納室1
9にはLNB22が収納される。このとき、前記貫通孔
20を介してLNB22の出力コネクタ23を下方へ突
出させ、該出力コネクタ23の突出部分にナット24を
螺合する。
【0010】LNB22の筐体25はスチール板をプレ
ス成型して成り、内部には基板26が水平に載架されて
いる。図示は省略するが、該基板26にはHEMT、L
NA(ローノイズアンプ)、バンドパスフィルタ、局部
発信回路、ミクサ、IFアンプ等の種々の電子回路が実
装されている。そのうち、高周波信号の流れるLNAと
局部発信回路とには夫々カップ状のシールドケース2
7,28が被装されて高周波信号のリークが防止されて
いる。
【0011】また、LNB22の一側には導波管29が
付設されている。この導波管29はダイカストにて成型
されてLNB22にネジ止めされる。また、LNB22
と導波管29とには両者が当接し合う側の面に夫々相互
に重合して貫通する小孔30,31が開穿されており、
これらの小孔30,31を介して前記基板26から延出
されたピックアップピン32が導波管29の内腔に差し
入れられている。
【0012】斯かる導波管29付のLNB22を収納室
19内にセットすると、導波管29はフラットアンテナ
11の丁度中心に位置することとなる。その後、収納室
19の天井部分にスチール板製の内蓋33を載架して収
納室19を塞ぐ。内蓋33には導波管29の上面開口部
に合わせた開口部34が開穿されている。
【0013】次いで、バックパネル13の内側面上に誘
電スペーサ35を敷設し、その上にアンテナ基板36を
敷設する。誘電スペーサ35は厚さλ/8の極薄発泡ス
チロール板を用いている。ここで、λは衛星放送電波の
波長(約25mm)である。また、アンテナ基板36はフ
ィルム法合成紙「ユポ(王子油化合成紙(株)の商品
名)」を基板材料として、その表面にアルミ箔のエッチ
ングによる所定パターンのマイクロストリップラインを
印刷することにより形成されている。フィルム法合成紙
「ユポ」は耐薬品性、耐候性等に優れているだけでな
く、内部は稠密なボイド(空孔)で満たされているた
め、誘電率が空気の誘電率に極めて近い。従って、スト
レ・キャパシタンスが微小になって伝送ロスを可及的に
抑制することができ、基板材料として最適である。
【0014】図4は前記マイクロストリップラインのパ
ターンエレメントを示し、このパターンエレメントが多
数組み合わさることによって前記所定パターンを形成す
る。このパターンエレメントの形状寸法は衛星放送電波
を効率良く受信できるように前記λの値等に基いて設定
されている。尚、前記「ユポ」の厚さは60μmであ
り、マイクロストリップラインとなるアルミ箔の厚さは
15μmであるので、アンテナ基板36全体の厚さは7
5μmである。
【0015】図1に示した如く、該アンテナ基板36の
上面にも、下面の誘電スペーサ35と同じ材料(発泡ス
チロール)及び厚さ(λ/8)の誘電スペーサ37が敷
設される。そして、該誘電スペーサ37の上面にアンテ
ナレンズ38を敷設する。該アンテナレンズ38は厚さ
0.3mmのアルミ板に、図5に示す形状の窓39を多数
個開穿して成り、バンドパスフィルタとしての機能や左
右の円偏波の何れか一方を選択する機能及び共振増幅に
よりQ値を高める機能を果たす。更に、該アンテナレン
ズ38の上方には厚さ約10mmの発泡スチロール板にて
成る誘電スペーサ40を敷設する。この誘電スペーサ4
0は、前記フロントパネル12の内側面に垂設されたリ
ブ41にて押圧される。
【0016】尚、図示は省略するが、前記誘電スペーサ
35、アンテナ基板36、誘電スペーサ37及びアンテ
ナレンズ38には夫々中心を介して前後左右に対峙する
ように4個の小孔が開穿されており、これらの小孔に前
記バックパネル13の小突起21,21,21,21が
嵌挿される。また、前記アンテナ基板36の上面中心に
は反射マウント42が載置されるとともに、誘電スペー
サ37、アンテナレンズ38及び誘電スペーサ40の中
心には夫々この反射マウント42の逃げ穴が開穿されて
いる。該反射マウント42は、前記アンテナ基板36の
マイクロストリップラインに乗って該アンテナ基板36
の中心に流れ込んだ衛星放送電波のうち、上方へ発散し
ようとするものを反射することにより、受信した全ての
衛星放送電波を前記導波管29内へ導くためのものであ
る。
【0017】こうして、導波管29内に至った衛星放送
電波は前記ピックアップピン32に収束してLNB22
へ取り込まれる。そして、該LNB22にて低雑音増幅
されるとともに、12GHz 帯から1GHz 帯に周波数変換
され、前記出力コネクタ23に接続した同軸ケーブル
(図示せず)を介して屋内のチューナへ出力される。
【0018】このように、フラットアンテナ11はアン
テナ基板36を主構成要素とするアンテナ本体とLNB
22とが一体構造になっており、アンテナ本体から導波
管29に集められた衛星放送電波は該導波管29のピッ
クアップピン32により直接LNB22へ入力されるの
で、アンテナ本体とLNB22との間の伝送ロスを可及
的に低減することができる。また、該フラットアンテナ
11を設置する際は、裏面に仰角調整機能付ブラケット
43を取り付けて該仰角調整機能付ブラケット43をア
ンテナポール(図示せず)に固定すれば良く、極めて簡
単に設置することができる。
【0019】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はアンテナ
本体とLNBとが一体構造になっているので、設置時に
両者を接続する必要がなく、設置作業が簡易になる。ま
た、アンテナ本体とLNBとの間の伝送ロスも抑制され
る。更に、製造組立ラインを統合することができるの
で、効率的な生産を図ることができ、コストダウンにも
寄与する。
【0021】また、バックパネルを金属板にしたことに
よって反射板を兼ねさせるとともに、収納室を該バック
パネルと一体的にプレス成型することができ、収納室の
形成が容易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、フラットアンテナ
の断面図。
【図2】バックパネルの平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】アンテナ基板に印刷されたマイクロストリップ
ラインのパターンエレメントの解説平面図。
【図5】アンテナレンズの窓周辺を示す解説平面図。
【符号の説明】
11 フラットアンテナ 12 フロントパネル 13 バックパネル 22 LNB 23 出力コネクタ 29 導波管 36 アンテナ基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のフロントパネルと金属製の
    バックパネルとにより筐体を構成し、且つ、バックパネ
    ルの内側面上に、誘電スペーサを介して所定パターンの
    マイクロストリップラインを印刷した基板を敷設すると
    ともに、バックパネルの下面所定箇所にLNBの収納室
    を設け、該収納室に導波管付のLNBを収納することに
    より、前記基板にて受信した衛星放送電波が前記導波管
    を介してLNBに入力されるように構成し、更に、該L
    NBの出力コネクタを前記収納室から突出させたことを
    特徴とする衛星放送用アンテナ。
JP16164897A 1997-06-18 1997-06-18 衛星放送用アンテナ Pending JPH1117447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16164897A JPH1117447A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 衛星放送用アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16164897A JPH1117447A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 衛星放送用アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1117447A true JPH1117447A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15739188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16164897A Pending JPH1117447A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 衛星放送用アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1117447A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06204701A (ja) 偏分波器及び導波管−マイクロストリップライン変換装置
US4547901A (en) Microwave receiving apparatus using a waveguide filter
US20040183627A1 (en) Compact waveguide filter
US7180440B2 (en) Integrated circuit for a radar device in a hermetically sealed housing comprising a patch antenna formed from a bent component from sheet metal
US20050001775A1 (en) Antenna assembly
KR102266811B1 (ko) 통신 디바이스 및 통신 디바이스를 조립하기 위한 방법
JP3625643B2 (ja) 衛星放送受信用屋外コンバータ
JP2001308660A (ja) 高周波増幅器
US7825341B2 (en) Antenna device and shield cover thereof
JPH1117447A (ja) 衛星放送用アンテナ
JP2682589B2 (ja) 同軸マイクロストリップ線路変換器
JP2007214655A (ja) 衛星放送受信装置
EP0632525A1 (en) Circular-to-linear polarized wave transducer integrated with a horn
JP2001111256A (ja) 衛星放送受信用コンバータ
JPH05167345A (ja) アンテナ
CN213546552U (zh) 电子设备
JP3565677B2 (ja) 衛星放送受信用ダウンコンバ−タ
JPH04337903A (ja) アンテナ
JPH1198034A (ja) マイクロ波装置
JPH0537513Y2 (ja)
KR960005181Y1 (ko) 위성방송 수신 컨버터의 실딩구조
JP2001136008A (ja) マイクロ波導波管装置
JPH0731594Y2 (ja) 衛星放送受信用コンバータの組立て構造
JPH1117573A (ja) 衛星放送用ローノイズブロックコンバータ
JPH09284003A (ja) マイクロ波用コンバータ