JPH11174271A - 光導波路入出力装置 - Google Patents

光導波路入出力装置

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JPH11174271A
JPH11174271A JP34536997A JP34536997A JPH11174271A JP H11174271 A JPH11174271 A JP H11174271A JP 34536997 A JP34536997 A JP 34536997A JP 34536997 A JP34536997 A JP 34536997A JP H11174271 A JPH11174271 A JP H11174271A
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JP
Japan
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optical waveguide
grating
waveguide layer
light
grating coupler
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Application number
JP34536997A
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English (en)
Inventor
Shinji Maruyama
眞示 丸山
Naoki Nishida
直樹 西田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格子幅及び格子間隔の広いグレーティングカ
ップラを有し、かつ、入出力光結合効率が高い光導波路
入出力装置を得る。 【解決手段】 光導波路入出力装置1は、基板2、光学
的バッファ層3、光導波層4、グレーティングカップラ
10等で構成されている。グレーティングカップラ10
によってq次回折光が入出力光結合するとき、光導波層
4の実効屈折率をNとし、光導波層4が接する光学的バ
ッファ層3の屈折率をnbとし、光導波層4が接する空
気の屈折率をncとし、光の自由空間での波長をλとす
ると、グレーティングカップラ10の格子ピッチΛ及び
デューティ比aが、以下の三つの条件式を満足してい
る。 a(q+1)=m (m=±1,±2,±3…) |{N+(q+2)λ/Λ}/nb|>1 |(N+qλ/Λ)/nc|<1

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路入出力装
置、特に、光コンピュータの光スイッチや光変調器、光
通信の光スイッチや光分波器や光変調器、レーザビーム
プリンタ・複写機・スキャナ等の光偏向器や光変調器等
に用いられる光導波路入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、基板上に薄膜状の光導波層を
設けた光導波路入出力装置が知られている。光導波層を
進行する光(以下、導波光という)は光導波層に形成さ
れた出射用グレーティングカップラで回折させて出射光
として取り出される。また、入射光は光導波層に形成さ
れた入射用グレーティングカップラを介して光導波層に
入射し、導波光とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光導
波路入出力装置においては、−1次回折光を利用するグ
レーティングカップラが使用されていた。−1次回折光
による入出力光結合効率が極めて高いからである。この
ため、例えば基板がSiO2(屈折率1.46)で、そ
の上に設けた光導波層がZnO(屈折率1.99)で、
光導波層と接するのが空気(屈折率1.00)になって
いる入出力装置に対して、波長が632.8nmの光ビ
ームの場合(光源としてHe−Neレーザを用いた場
合)、グレーティングカップラの格子ピッチを0.6μ
mに設定する必要があり、デューティ比を0.5とする
と、グレーティングカップラの格子幅や格子間隔は0.
3μmと非常に狭くなる。従って、設計通りにグレーテ
ィングカップラを加工することが困難であり、また、加
工の再現性もよくないという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、格子幅及び格子
間隔の広いグレーティングカップラを有し、かつ、入出
力光結合効率が高い光導波路入出力装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る光導波路入出力装置は、グレーティン
グカップラによってq次回折光が入出力光結合すると
き、光導波層の実効屈折率をNとし、光導波層が接する
基板側媒質の屈折率をn(s)とし、光導波層が接する
空気側媒質の屈折率をn(c)とし、光の自由空間での
波長をλとすると、前記グレーティングカップラの格子
ピッチΛ及びデューティ比aが、以下の三つの条件式を
満足していることを特徴とする。
【0006】 a(q+1)=m (m=±1,±2,±3…) |{N+(q+2)λ/Λ}/n(s)|>1 |(N+qλ/Λ)/n(c)|<1
【0007】具体的には、グレーティングカップラによ
って−3次回折光が入出力光結合するとき、前記グレー
ティングカップラの格子ピッチΛ及びデューティ比a
が、以下の三つの条件式を満足している。 a=1/2 |(N−λ/Λ)/n(s)|>1 |(N−3λ/Λ)/n(c)|<1
【0008】また、グレーティングカップラによって−
4次回折光が入出力光結合するとき、前記グレーティン
グカップラの格子ピッチΛ及びデューティ比aが、以下
の三つの条件式を満足している。 a=1/3 又は 2/3 |(N−2λ/Λ)/n(s)|>1 |(N−4λ/Λ)/n(c)|<1
【0009】ここに、光導波層が接する基板側媒質の屈
折率n(s)としては、例えば基板の屈折率、あるい
は、基板と光導波層との界面に設けられる光学的バッフ
ァ層の屈折率が用いられる。また、光導波層が接する空
気側媒質の屈折率n(c)としては、例えば空気の屈折
率が用いられる。
【0010】
【作用】以上の構成により、高い入出力光結合効率を確
保した状態で、グレーティングカップラの格子ピッチを
長くすることができ、格子幅及び格子間隔が広くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る光導波路入出
力装置の実施の形態について添付図面を参照して説明す
る。
【0012】[光導波路入出力装置の概略構成]図1に
示すように、光導波路入出力装置1は、基板2、光学的
バッファ層3、光導波層4、入射用グレーティングカッ
プラ10及び出射用グレーティングカップラ11とで構
成されている。基板2の材料としては、例えばSi等が
用いられる。本実施形態では、基板2としてSi基板を
用いた。
【0013】Si基板2の屈折率nsは約4.0であ
り、光導波層4の屈折率nf(例えば光導波層としてZ
nO薄膜を用いた場合は1.99)より高いので、Si
基板2上に直接に光導波層4を形成しても、光導波層4
は導波層として利用することができない。光導波層4を
進行する導波光LがSi基板2に漏れてゆくからであ
る。そのため、屈折率が光導波層4より低い光学的バッ
ファ層3を設けて導波光Lの漏れを抑えている。光学的
バッファ層3は、本実施形態の場合、屈折率nbが1.
46のSiO2からなり、Si基板2上に熱酸化法等の
方法により形成される。ただし、バッファ層3はスパッ
タリング法、CVD法等により形成してもよい。
【0014】このバッファ層3上に、例えばレーザアブ
レーション法、マグネトロンスパッタリング法、真空蒸
着法、CVD法、ゾル−ゲル法等の方法により光導波層
4が形成される。光導波層4の材料としては、例えばカ
ルコゲナイト,LiNbO3,LiTaO3,ZnO,N
23,Ta23,Si34,YIG等が使用される。
特に、光導波路入出力装置1を光偏向器として利用する
場合は、ZnOやLiNbO3等の圧電性を有する材料
を用いる。本実施形態の場合、光導波層4の材料として
ZnOを用いた。
【0015】光導波層4上には、その左右両側部に入射
用グレーティングカップラ10及び出射用グレーティン
グカップラ11が配設されている。入射用グレーティン
グカップラ10は光源から放射された光Lを光導波層4
に入射させるためのものである。出射用グレーティング
カップラ11は光導波層4を進行する導波光Lを外部に
出射するためのものである。これらグレーティングカッ
プラ10,11の材料としては、例えば光導波層4と同
様の材料が使用される。
【0016】[グレーティングカップラの変換効率(分
配比)]以上の構成からなる光導波路入出力装置1にお
いて、図2に示すように、入射光Lが空気側から入射用
グレーティングカップラ10に入射すると、入射光Lは
入射用グレーティングカップラ10によって回折され、
光導波層4を進行する導波光(空気側放射光)L1と基
板側放射光L2に分かれる。このとき、高次の回折光が
生じるが、図2では省略して表示していない。
【0017】グレーティングカップラ10,11の全長
をWとしたときの、q次回折光がi(=c:空気側、
s:基板側)へ放射される際のパワー変換は、以下の式
(1)及び(2)で与えられる。式(1)及び式(2)
中のPq (i)は、グレーティングカップラ10,11の全
長Wを無限大にしたときの変換効率(分配比)を表す。 Pq (i)(W)=Pq (i){1−exp(−2αrW)} …(1) Pq (i)=Pq (i)(∞)=αq (i)/Σαq (i) …(2) ただし、αr=Σ(αq (c)+αq (s)
【0018】また、αq (i)は放射損失係数と称されるも
のであり、図3に示すように、グレーティングカップラ
10,11の溝の深さhと相関関係がある。すなわち、
放射損失係数αq (i)は、単調増加領域(図3において矢
印Aで表示されている領域)において、以下の式(3)
及び式(4)にて表される。
【数1】
【0019】さらに、放射損失係数αq (i)は、飽和領域
(図3において矢印Bで表示している領域)において、
以下の式(5)及び式(6)にて表される。
【数2】
【0020】ここに、nfは光導波層4の屈折率、nb
光学的バッファ層3の屈折率、nsは基板2の屈折率、
cは光導波層4が接する空気側媒質(本実施形態では
空気)の屈折率、λは入射光Lの自由空間での波長、Λ
はグレーティングカップラ10,11の格子ピッチであ
る。そして、Nは光導波層4の実効屈折率であり、光導
波層4の膜厚をTとし以下の固有値方程式(7)を解く
ことで求まる。なお、式(7)中において、1/γc
導波光L1の空気側への浸み出し距離、1/γbは導波
光Lの光学的バッファ層3への浸み出し距離を意味す
る。
【0021】 kXT=(m+1)π−tan-1(kx/γb)−tan-1(kx/γc) …(7) ただし、m=0,1,2,… kx=k(nf 2−N21/2 γc=k(N2−nc 21/2 γb=k(N2−nb 21/2 k=2π/λ
【0022】また、ngcはグレーティングカップラ1
0,11部分の比誘電率の平均値、Δεqはグレーティ
ングカップラ10,11部分の比誘電率のq次フーリエ
成分振幅であり、以下の式(8)及び式(9)にて表さ
れる。 ngc 2=ang 2+(1−a)nc 2 …(8) Δεq=(ng 2−nc 2){sin(qaπ)/qπ},q≠0 …(9) ただし、ng:グレーティングカップラの屈折率 a:グレーティングカップラのデューティ比
【0023】さらに、Teは等価導波層厚みであり、以
下の式(10)及び式(11)にて表される。
【数3】
【0024】さらに、Λa qは飽和領域(図3において矢
印Bで表示している領域)の変動の周期であり、以下の
式(12)で定義される。 (2π/λ){ngc 2−(N+qλ/Λ)21/2=2π/Λa q …(12)
【0025】[グレーティングカップラの格子ピッチ及
びデューティ比の設定]次に、グレーティングカップラ
10,11の格子ピッチΛ及びデューティ比aの設定に
ついて説明する。グレーティングカップラ10,11に
よってq次回折光を入出力光結合するとき、q次回折光
の分配比Pq (i)を大きくさせるため、他の次数の回折光
が発生しない条件を求める必要がある。ここに、q次よ
り高次の回折光が有する分配比P q (i)は、q次回折光が
有する分配比Pq (i)と比較して小さく実用上無視するこ
とができる。従って、q次より低次の回折光(qがマイ
ナスの場合、(q+1)次回折光や(q+2)次回折光
が低次の回折となる)が生じない条件を求めればよい。
また、光導波層4が接する基板側媒質(即ち光学的バッ
ファ層3)の屈折率nbは、光導波層4が接する空気側
媒質(即ち空気)の屈折率ncより高いので、導波光
(空気側放射光)L1が発生すれば、基板側放射光L2
は必ず発生する(しかしながら、逆は必ずしも成立しな
い)。そして、基板側放射光L2が発生しなければ、導
波光(空気側放射光)L1は必ず発生しない(しかしな
がら、逆は必ずしも成立しない)。
【0026】以上のことから、qがマイナスの場合、グ
レーティングカップラ10,11によってq次回折光を
入出力光結合するとき、q次より低次の回折光である
(q+1)次回折光が生じない条件は、前記式(9)で
表されたグレーティングカップラ10,11部分の比誘
電率の(q+1)次フーリエ成分振幅Δεq+1が零にな
るときである。従って、(q+1)次回折光が生じない
条件は、以下の条件式(13)を満足するときとなる。 Δεq+1=(ng 2−nc 2)[sin{(q+1)+aπ}/(q+1)π]=0 sin{(q+1)aπ}=0 (q+1)a=m (m=±1,±2,±3,…) …(13)
【0027】また、図2に示された構造の光導波路入出
力装置1において、z方向に伝搬定数β0=Nk(>
0)をもつ導波光L1が光導波層4を伝搬すると、この
導波光L1に付随してz方向に伝搬定数βq=β0+qK
(q=0,±1,±2,…)をもつ高次光が生じる。高
次光のうち|βq|<nckを満足する次数qの高次光が
存在する場合は、この高次光は以下の式(14)で決ま
る伝搬角θq (c)の空気側回折光(導波光)となる。 nck×sinθq (c)=βq=Nk+qK …(14)
【0028】また、高次光のうち|βq|<nbkを満足
する次数qの高次光が存在する場合は、この高次光は以
下の式(15)で決まる伝搬角θq (s)の基板側回折光と
なる。 nbk×sinθq (s)=βq=Nk+qK …(15) 従って、式(14)より、空気側q次回折光が発生する
ときは、以下の条件式(16)を満足するときとなる。 |(Nk+qK)/nck|<1 …(16) 同様にして、式(15)より、基板側q次回折光が発生
するときは、以下の条件式(16)’を満足するときと
なる。 |(Nk+qK)/nbk|<1 …(16)’
【0029】さらに、k=2π/λ,K=2π/Λとす
ると、 |(N+qλ/Λ)/nc|<1 |(N+qλ/Λ)/nb|<1 となる。従って、(q+2)次の基板側放射光が発生し
ない条件は、 |{N+(q+2)λ/Λ}/nb|>1 …(1
7) となり、q次空気側放射光(導波光)が発生する条件
は、 |(N+qλ/Λ)/nc|<1 …(18) となる。
【0030】こうして、グレーティングカップラ10,
11によってq次回折光が入出力光結合するとき、得ら
れた条件式(13)、(17)及び(18)から、格子
幅及び格子間隔が広くかつ入出力光結合効率が高いグレ
ーティングカップラ10,11の格子ピッチΛとデュー
ティ比aを求めることができる。すなわち、条件式(1
3)からグレーティングカップラ10,11のデューテ
ィ比aを求めることができ、条件式(17)及び(1
8)からグレーティングカップラ10,11の格子ピッ
チΛを求めることができる。
【0031】数値を用いて、より具体的に説明する。入
射光LとしてTE波の0次モードのレーザ光(波長λが
0.67μm)を使用し、ZnO(nf=1.99)か
らなる光導波層4の膜厚Tを1.6μmに設定した場
合、前記固有値方程式(7)を解くことにより、実効屈
折率Nは1.98となる。そこで、これらの数値と、空
気の屈折率nc=1.0と、SiO2からなる光学的バッ
ファ層3の屈折率nb=1.46とを条件式(17)及
び(18)に代入して、i(=c:空気側、s:基板
側)へ放射するq次回折光(q=−1〜−5)が生ずる
格子ピッチΛの範囲を算出した。図4は算出結果を示す
グラフである。
【0032】グラフより、−3次回折光を発生させるグ
レーティングカップラ10,11の格子ピッチΛを選択
すれば、グレーティングカップラ10,11を容易に加
工することができることがわかる。しかし、−3次回折
光を発生させるグレーティングカップラ10,11の格
子ピッチΛの範囲の一部分は、−3次より低次の−2次
回折光を発生させる格子ピッチΛの範囲と重複してい
る。−2次回折光が発生すると、−3次回折光の分配比
-3 (c)が小さくなる。従って、−3次回折光は発生す
るが、−2次回折光は発生しない格子ピッチΛのグレー
ティングカップラ10,11に設定する必要がある。
【0033】そこで、前記条件式(13)に、q=−3
を代入すると共に、0<a<1を考慮して、デューティ
比aをa=1/2=0.5とすることにより、−2次回
折光が存在しなくなる。従って、図3より、格子ピッチ
Λを1.29μm<Λ<2.05μmの範囲に設定すれ
ば、i(=c:空気側、s:基板側)へ放射する−3次
以上の回折光しか発生しないことになる。そして、−3
次より高次の回折光の分配比は小さいので実用上無視す
ることができる。
【0034】さらに、図5は前記式(2)を用いてq次
(q=−1〜−5)の空気側回折光(導波光)の分配比
q (c)を算出した結果をグラフ化したものである。領域
E1には、分配比P-1 (c)の大きい−1次空気側回折光
が発生しているが、格子ピッチΛが0.6μm程度であ
り、グレーティングカップラ10,11の加工が困難で
ある。領域E2には−3次空気側回折光が発生している
が、−1次基板側回折光も発生しているので、−3次空
気側回折光の分配比P-3 (c)が小さい。一方、領域E3
には−3次空気側回折光が発生しており、しかも、−3
次より高次の基板側及び空気側回折光しか発生しないの
で、−3次空気側回折光の分配比P-3 (c )は大きい。こ
のように、分配比Pq (c)だけを考えると、−1次回折光
や−2次回折光を利用したいが、その場合にはグレーテ
ィングカップラ10,11の格子ピッチΛが小さくなり
加工が困難となる。また、他の次数の回折光が存在しな
い領域を見つけるのも難しい。そこで、−3次回折光を
使うのが最も望ましいことになる。
【0035】こうして、グレーティングカップラ10,
11によって−3次回折光を入出力光結合させる場合、
前記式(13)、(17)及び(18)にq=−3を代
入することにより求められる、以下の条件式 a=1/2 |(N−λ/Λ)/nb|>1 |(N−3λ/Λ)/nc|<1 を満足するように、グレーティングカップラ10,11
の格子ピッチΛ及びデューティ比aを設定することによ
り、格子ピッチΛが大きく(1.29μm<Λ<2.0
5μm)、加工が容易で、しかも、入出力光結合効率の
高いグレーティングカップラ10,11を得ることがで
きる。
【0036】図6は、−3次回折光の分配比P-3 (c)
デューティ比aに依存する様子を示したものである。図
6において、実線15は格子ピッチΛが1.90μmの
ときの分配比、点線16は格子ピッチΛが1.75μm
のときの分配比を表示している。いずれのときも、分配
比P-3 (c)はデューティ比aが略0.5のときに最大値
となる。
【0037】また、同じ構成の光導波路入出力装置1に
おいて、入射光として波長λが0.78μmのレーザ光
(0次モードのTE波)を使用した場合は、前記固有値
方程式(7)を解くことにより、実効屈折率Nは、1.
977688となる。そこで、条件式(17)及び(1
8)より、i(=c:空気側、s:基板側)へ放射する
q次回折光(q=−1〜−5)が存在する格子ピッチΛ
の範囲を算出した。図7は算出結果を示すグラフであ
る。グラフより、−3次回折光は発生するが、−2次回
折光は発生しない格子ピッチのグレーティングカップラ
10,11に設定する必要があるので、前記条件式(1
3)にq=−3を代入してデューティ比aを0.5にす
る。こうして、図7より格子ピッチΛを1.507μm
<Λ<2.393μmの範囲に設定すれば、−3次以上
の回折光しか発生せず、格子ピッチΛが大きく、加工が
容易で、しかも、入出力光結合効率の高いグレーティン
グカップラ10,11を得ることができる。
【0038】[光導波路入出力装置の変形例]光導波路
入出力装置において、光学的バッファ層は必ずしも必要
なものではなく、図8に示すように、基板22としてS
iO2基板(ns=1.46)を用いた場合には、SiO
2基板22上にZnOからなる光導波層4(nf=1.9
9)を直接設けることができる。この場合、前記条件式
(13),(17)及び(18)は、nbをnsに置き換
えるだけでよく、それぞれ以下の条件式(13)’,
(17)’及び(18)’となる。 (q+1)a=m (m±1,±2,±3,…) …(13)’ |{N+(q+2)λ/Λ}/ns|>1 …(17)’ |(N+qλ/Λ)/nc|<1 …(18)’
【0039】従って、入射光LとしてTE波の0次モー
ドのレーザ光(波長λが0.67μm)を使用し、光導
波層4の膜厚Tを1.6μmに設定した場合は、条件式
(17)’及び(18)’を用いて、q次回折光(q=
−1〜−5)が発生するグレーティングカップラ10,
11の格子ピッチΛの範囲を算出すると、図9に示され
たグラフのようになる。グラフより、−4次回折光を発
生させるグレーティングカップラ10,11の格子ピッ
チΛを選択すれば、グレーティングカップラ10,11
を容易に加工することができることがわかる。
【0040】しかし、−4次回折光を発生させるグレー
ティングカップラ10,11の格子ピッチΛの範囲の一
部分は、−4次より低次の−3次回折光を発生させる格
子ピッチΛの範囲と重複している。−3次回折光が発生
すると、−4次回折光の分配比P-4 (c)が小さくなる。
従って、−4次回折光は発生するが、−3次回折光は発
生しない格子ピッチΛのグレーティングカップラ10,
11に設定する必要がある。そこで、前記条件式(1
3)’に、q=−4を代入すると共に、0<a<1を考
慮して、デューティ比aをa=1/3、又はa=2/3
とする。これにより、−3次回折光が存在しなくなり、
図9より、格子ピッチΛを2.58μm<Λ<2.73
μmの範囲に設定すれば、i(=c:空気側、s:基板
側)へ放射する−4次以上の回折光しか発生しないこと
になる。
【0041】こうして、グレーティングカップラ10,
11によって−4次回折光を入出力光結合させる場合、
前記式(13)、(17)及び(18)にq=−4を代
入することにより求められる、以下の条件式 a=1/3 又は 2/3 |(N−2λ/Λ)/nb|>1 |(N−4λ/Λ)/nc|<1 を満足するように、グレーティングカップラ10,11
の格子ピッチΛ及びデューティ比aを設定することによ
り、格子ピッチΛが大きく(2.58μm<Λ<2.7
3μm)、加工が容易で、しかも、入出力光結合効率の
高いグレーティングカップラ10,11を得ることがで
きる。
【0042】図10は、前記式(2)を用いて−4次回
折光の分配比P-4 (c)を算出し、分配比P-4 (c)がデュー
ティ比aに依存する様子を示したものである。図10に
おいて、実線25は格子ピッチΛが2.65μmのとき
の分配比を表示している。分配比P-4 (c)はデューティ
比aが略0.33と0.66のときに最大値となる。
【0043】以上説明した結果を実施例1〜4として表
1にまとめた。比較のために、−1次及び−2次回折光
を利用したグレーティングカップラの結果を従来例1〜
3として併せて記載している。−1次及び−2次回折光
を利用した場合は変換効率(分配比)が高いが、格子ピ
ッチΛが小さくなりグレーティングカップラの加工が困
難である。表1中において、出射光の変換効率の実測値
は、導波光を基準とした場合の出射光への変換割合を実
測した値である。
【0044】
【表1】
【0045】[グレーティングカップラの形成方法]次
に、グレーティングカップラ10,11の形成方法につ
いて電子線描画法を例にして説明する。ただし、電子線
描画法の他にフォトリソグラフ法や二光束干渉法等の方
法によってグレーティングカップラ10,11を形成し
てもよいことは言うまでもない。
【0046】図11に示すように、基板2の表面に光学
的バッファ層3,光導波層4,アルミニウム薄膜5,感
光性樹脂からなるレジスト膜6を順に形成する。次に、
レジスト膜6の上方から電子線をレジスト膜6に照射し
て所望の部分を硬化させた後、図12に示すように、現
像して未硬化部分のレジスト膜6を除去してパターニン
グする。
【0047】次に、図13に示すように、レジスト膜6
から露出した部分のアルミニウム薄膜5をリアクティブ
イオンエッチング装置を用いてエッチングする。この
後、図14に示すように、硬化したレジスト膜6を除去
する。次に、アルミニウム薄膜5から露出した部分の光
導波層4をリアクティブイオンエッチング装置を用いて
所定の深さだけエッチングして、図15に示すように、
所望の形状のグレーティングカップラ10,11を形成
する。この後、残っているアルミニウム薄膜5をエッチ
ングして除去する。
【0048】[光導波路入出力装置の応用例]次に、光
導波路入出力装置を磁気光学効果変調器として使用した
場合について、図16を参照して説明する。磁気光学効
果変調器31は、基板32上に薄膜状の磁性体光導波層
33を設けている。基板32には、例えばGGG(Gd
3Ga512)基板が用いられる。磁性体光導波層33に
は、例えば、ガリウムをスカンジウムに置換したYIG
基板が用いられる。磁性体光導波層33の磁化容易方向
は膜面に対して平行である。
【0049】ところで、薄膜状の磁性体光導波層33内
を進行するTE波の導波光Lの伝搬定数とTM波の導波
光Lの伝搬定数は、一般に異なる値となる。そこで、高
効率のTE−TMモード変換を行うためには、位相整合
を行う必要がある。この位相整合の手段として、磁性体
光導波層33上の中央部に、ミアンダライン状の薄膜電
極36が設けられている。この電極36に高周波電源3
7から高周波信号電流を供給し、磁性体光導波層33内
に周期磁界Haを発生させて、TE波とTM波の導波光
Lの伝搬定数差を補償している。また、高周波信号電流
が零の場合の磁性体光導波層33の磁化方向を安定化さ
せるため、周期磁界Haに重畳して導波光伝搬方向に対
して45゜の方向に一様な直流バイアス磁界Hbを印加
している。
【0050】さらに、磁性体光導波層33上には、その
左右両側部に入射用グレーティングカップラ34及び出
射用グレーティングカップラ35が配設されている。こ
れらのグレーティングカップラ34,35は、前記条件
式(13)’,(17)’及び(18)’を満足してい
る。
【0051】以上の構成の磁気光学効果変調器31にお
いて、例えば、入射用グレーティングカップラ34から
入射したTM波の光Lは、磁性体光導波層33内を進行
しながら、その一部がTE波に変換される。そして、出
射用グレーティングカップラ35からTE波とTM波の
光Lが相互に出射角を異ならせて出射される。
【0052】次に、光導波路入出力装置を、導波光の次
数を変換することができる次数変換器として使用した場
合について、図17を参照して説明する。次数変換器4
1は、LiNbO3等の圧電体基板42上の右側部にア
ルミニウム反射膜43を介して、ガラス等からなる薄膜
状の光導波層44を設けている。光導波層44上には、
その左右両側部に入射用グレーティングカップラ45及
び出射用グレーティングカップラ46が配設されてい
る。これらのグレーティングカップラ45,46は、前
記条件式(13),(17)及び(18)を満足してい
る。
【0053】圧電体基板42上の左側部には、インター
デジタルトランスデューサ47が設けられている。この
トランスデューサ47に、図示しない高周波電源から高
周波信号を供給すると、光導波層44内を進行する導波
光Lの進行方向と同じ方向(図17中矢印a方向)に伝
搬する表面弾性波48が圧電体基板42励起される。こ
の表面弾性波48が光導波層44内を進行する導波光L
と音響光学相互作用することにより、その一部を次数の
異なる導波光Lに変換させることができる。
【0054】以上の構成の次数変換器41において、例
えば、入射用グレーティングカップラ45に3次のTE
波の入射光Lを入射角θ3で入射させると、出射用グレ
ーティングカップラ46から、出射角θ1で1次のTE
波の出射光Lが出射されると共に、出射角θ3で3次の
TE波の出射光Lが出射される。そこで、これら出射光
Lを1次光のみを透過させるフィルタ(図示せず)を通
過させることにより、次数変換器とすることができる。
【0055】次に、光導波路入出力装置を、TE波−T
M波変換器として使用した場合について、図18を参照
して説明する。TE波−TM波変換器51は、Y面をカ
ットしたLiNbO3からなる圧電体基板52の所定の
部分にTiを拡散させて形成したチャンネル光導波層5
2aを有している。チャンネル光導波層52a上には、
その左右両側部に入射用グレーティングカップラ54及
び出射用グレーティングカップラ55が配設されてい
る。これらのグレーティングカップラ54,55は前記
条件式(13)’,(17)’及び(18)’を満足し
ている。
【0056】さらに、チャンネル光導波層52a上に
は、その中央部左寄りの位置に一対のインターデジタル
トランスデューサ57,58が設けられている。トラン
スデューサ57に、図示しない高周波電源から高周波信
号を供給すると、光導波層52a内を進行する導波光L
の進行方向と同じ方向(図18中矢印a方向)に伝搬す
る表面弾性波59が光導波層52aに励起される。この
表面弾性波59が光導波層52a内を進行するTE波の
導波光Lと音響光学相互作用することにより、その一部
をTM波の導波光Lに変換させることができる。なお、
トランスデューサ58は不要な表面弾性波を吸収するた
めのものである。
【0057】チャンネル光導波層52a上の中央部右寄
りの位置には、Z面をカットしたLiNbO3板56が
配設されている。このLINbO3板56はポラライザ
として機能し、TE波の導波光Lを遮断し、TM波の導
波光Lを通過させる。そして、TM波の導波光Lのみが
出射用グレーティングカップラ55から出射される。
【0058】さらに、光導波路入出力装置を、光偏向器
として使用した場合について、図19を参照して説明す
る。光偏向器61は、LiNbO3等の圧電体基板62
上にAs23等の薄膜状の光導波層63を設けている。
光導波層63上には、その左右両側部に入射用グレーテ
ィングカップラ64及び出射用グレーティングカップラ
65が配設されている。これらのグレーティングカップ
ラ64,65は、前記条件式(13)’,(17)’及
び(18)’を満足している。
【0059】圧電体基板62上の中央部手前側及び奥側
には、それぞれインターデジタルトランスデューサ6
6,67が設けられている。トランスデューサ66に、
図示しない高周波電源から高周波信号を供給すると、光
導波層63内を進行する導波光Lの進行方向と略直交す
る方向(図19中矢印a方向)に伝搬する表面弾性波6
8が圧電体基板62上に励起される。トランスデューサ
67は不要な表面弾性波を吸収するためのものである。
【0060】以上の構成からなる光偏向器61におい
て、光源から放射された光ビームLは、入射用グレーテ
ィングカップラ64を介して光導波層63内を進行す
る。この導波光Lを表面弾性波68が横切ると、導波光
Lと表面弾性波68が音響光学相互作用し、導波光Lが
偏向させられる。偏向させられた導波光Lは、出射用グ
レーティングカップラ65を介して出射される。なお、
光偏向器は、前記実施形態の他に、ガラス基板等の非圧
電体基板上に、ZnO等からなる圧電体の薄膜状光導波
層を設ける構造であってもよい。この場合、インターデ
ジタルトランスデューサは、薄膜状光導波層の上面ある
いは、薄膜状光導波層と非圧電体基板の界面に形成され
る。
【0061】[他の実施の形態]なお、本発明に係る光
導波路入出力装置は前記実施形態に限定するものではな
く、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、グレーティングカップラ及び光導波層の保護膜
として、低屈折率であるSiO2膜を光導波層上に設け
てもよい。この場合、光導波層が接する空気側媒質はS
iO2膜となり、前記式(18)の屈折率ncにはSiO
2膜の屈折率が用いられる。
【0062】また、グレーティングカップラの各回折格
子は必ずしも矩形断面を有する必要はなく、断面形状は
任意である。そして、グレーティングカップラは必ずし
も光導波層の上面に設ける必要はなく、光導波層と光学
的バッファ層の界面に設けてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、高い入出力光結合効率を確保した状態で、グレ
ーティングカップラの格子ピッチを長くすることができ
る。従って、格子幅及び格子間隔を広くすることがで
き、設計通りにグレーティングカップラを加工すること
ができ、また、再現性良く容易にグレーティングカップ
ラを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光導波路入出力装置の概略構成を
示す斜視図。
【図2】グレーティングカップラ部分の拡大図。
【図3】放射損失係数とグレーティングカップラの溝の
深さの関係を示すグラフ。
【図4】q次回折光とグレーティングカップラの格子ピ
ッチの関係を示すグラフ。
【図5】q次回折光の分配比と格子ピッチの関係を示す
グラフ。
【図6】−3次回折光の分配比とデューティ比の関係を
示すグラフ。
【図7】q次回折光とグレーティングカップラの格子ピ
ッチの関係を示す別のグラフ。
【図8】別のグレーティングカップラ部分の拡大図。
【図9】q次回折光と図8に示したグレーティングカッ
プラの格子ピッチの関係を示すグラフ。
【図10】−4次回折光の分配比とデューティ比の関係
を示すグラフ。
【図11】グレーティングカップラの形成方法を示す説
明図。
【図12】図11に続く形成工程を示す説明図。
【図13】図12に続く形成工程を示す説明図。
【図14】図13に続く形成工程を示す説明図。
【図15】図14に続く形成工程を示す説明図。
【図16】磁気光学効果変調器を示す斜視図。
【図17】次数変換器を示す斜視図。
【図18】TE波−TM波変換器を示す斜視図。
【図19】光偏向器を示す斜視図。
【符号の説明】
1…光導波路入出力装置 2…基板 3…光学的バッファ層 4…光導波層 10,11…グレーティングカップラ 22…基板 31…磁気光学効果変調器 32…基板 33…磁性体光導波層 34,35…グレーティングカップラ 41…次数変換器 42…基板 43…アルミニウム反射膜 44…光導波層 45,46…グレーティングカップラ 51…TE波−TM波変換器 52…基板 52a…チャンネル光導波層 54,55…グレーティングカップラ 61…光偏向器 62…基板 63…光導波層 64,65…グレーティングカップラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に光導波層を設けると共に、光を
    結合するためのグレーティングカップラを前記光導波層
    に設けた光導波路入出力装置において、 前記グレーティングカップラによってq次回折光が入出
    力光結合するとき、前記光導波層の実効屈折率をNと
    し、前記光導波層が接する基板側媒質の屈折率をn
    (s)とし、前記光導波層が接する空気側媒質の屈折率
    をn(c)とし、光の自由空間での波長をλとすると、
    前記グレーティングカップラの格子ピッチΛ及びデュー
    ティ比aが以下の三つの条件式 a(q+1)=m (m=±1,±2,±3…) |{N+(q+2)λ/Λ}/n(s)|>1 |(N+qλ/Λ)/n(c)|<1 を満足していることを特徴とする光導波路入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記グレーティングカップラによって−
    3次回折光が入出力光結合するとき、前記グレーティン
    グカップラの格子ピッチΛ及びデューティ比aが以下の
    三つの条件式 a=1/2 |(N−λ/Λ)/n(s)|>1 |(N−3λ/Λ)/n(c)|<1 を満足していることを特徴とする請求項1記載の光導波
    路入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記グレーティングカップラによって−
    4次回折光が入出力光結合するとき、前記グレーティン
    グカップラの格子ピッチΛ及びデューティ比aが以下の
    三つの条件式 a=1/3 又は 2/3 |(N−2λ/Λ)/n(s)|>1 |(N−4λ/Λ)/n(c)|<1 を満足していることを特徴とする請求項1記載の光導波
    路入出力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012514768A (ja) * 2009-01-09 2012-06-28 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. ポイントツーポイント通信用の光学エンジン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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