JPH11174152A - 低データレート合成開口レーダ装置 - Google Patents

低データレート合成開口レーダ装置

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JPH11174152A
JPH11174152A JP9337466A JP33746697A JPH11174152A JP H11174152 A JPH11174152 A JP H11174152A JP 9337466 A JP9337466 A JP 9337466A JP 33746697 A JP33746697 A JP 33746697A JP H11174152 A JPH11174152 A JP H11174152A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データレートの増大,画質の劣化,観測幅の
減少,画像間の相関の低下等の問題を解決する。 【解決手段】 送信機Soはチャープ変調の異なる送信
波1,2を時間的にずらして出力する。送信波1,2は
各々、アンテナA1,A2から送信され、ターゲットか
ら戻ってくる反射波1,2をアンテナ1によって同時に
受信し、受信機J1に出力する。受信機J1は、アンテ
ナA1からの反射波を1つのSARデータとして記録す
る。インターフェロメトリSAR再生装置IFは、受信
機J1から出力されるSARデータに送信波1,2のチ
ャープ変調の各々に対応した2種類のSAR再生処理を
行うことで、1つのSARデータから反射波1,2に対
応する2枚のSAR画像(複素データ)を再生し、両者
を干渉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人工衛星、航空
機等の飛翔体をプラットホームとする合成開口レーダ
(以下、SAR;Synthetic Aperture Radarという)装
置に係り、特に、データレートの低減を図った低データ
レート合成開口レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】SAR装置は、人工衛星や航空機等の移
動プラットホームから、進行方向に対して側方の地上に
電波を発射し、地上の映像を再生するための2次元デー
タを得る。そして、得られた2次元データを解析するこ
とによって、地上対象物の標高、移動速度等を求める。
このSAR装置として、インターフェロメトリSAR装
置とポラリメトリSAR装置が知られている。
【0003】インターフェロメトリSAR装置では、2
つの画像を干渉させることで、標高精度を求める。した
がって、2枚の画像用に2つのSARデータが必要であ
る。図18および図19は各々、従来のインターフェロ
メトリSAR装置の構成例を示すブロック図および動作
タイミング図である。図18に示す送信機Soから出力
され、サーキュレータSaを通してアンテナ1から放射
された送信波は、地上対象物で反射され、反射波1,2
としてアンテナ1,2に到達する。反射波1はアンテナ
1からサーキュレータSaを介して受信機J1で受信さ
れ、受信信号がインターフェロメトリSAR再生装置I
Fへ入力される。同様に、反射波2はアンテナ2を介し
て受信機J2で受信され、受信信号がインターフェロメ
トリSAR再生装置IFへ入力される。インターフェロ
メトリSAR再生装置IFは各受信信号から2枚のSA
R画像を再生し、再生した画像に対し干渉処理を行って
求める計測結果を得る。
【0004】図20および図21は各々、従来のインタ
ーフェロメトリSAR装置の別の構成例を示すブロック
図および動作タイミング図である。図20において、ア
ンテナ1から放射された送信波は、地上対象物で反射さ
れ、反射波1としてアンテナ1に到達する。反射波1は
アンテナ1からサーキュレータSa、切替スイッチSW
を介して受信機J1で受信され、受信信号がインターフ
ェロメトリSAR再生装置IF1へ入力される。次に、
再度アンテナ1から送信波が放射され、その反射波2が
アンテナ2、切替スイッチSWを介して受信機J1で受
信され、受信信号がインターフェロメトリSAR再生装
置IF1へ入力される。インターフェロメトリSAR再
生装置IF1は各受信信号から2枚のSAR画像を再生
し、再生した画像に対し干渉処理を行って求める計測結
果を得る。
【0005】しかしながら、図18に示すSAR装置
は、データ量が2倍になるという問題点がある。一方、
図20に示すSAR装置は、1つのSAR画像にとっ
て、PRF(Pulse Repetition Frequency;パルス繰り
返し周波数)が低くなることによる画質(アジマスS/
A)の劣化という問題点があり、これを避けるためにP
RFを高くすると、画質(レンジS/A)の劣化,観測
幅の減少,データレートの増大という問題点が生じる。
さらに図20の装置は、2つのデータを交互に受信する
ため、画像間の相関が低下し、標高精度が低下するとい
う問題点があった。
【0006】一方、従来のポラリメトリSAR装置は、
図22,図23に示すように、4つの偏波(HH,H
V,VV,VH)のSAR画像を取得する。すなわち、
このポラリメトリSAR装置は、1台の送信機Soから
の送信波をPRFの1周期毎に切り替えて2台のアンテ
ナ1,2から交互に送信し(H偏波送信・V偏波送
信)、それを2台のアンテナ1,2で受信することで
(H偏波受信・V偏波受信)、4つの偏波のSAR画像
を取得していた。
【0007】しかしながら、この方式では、1つのSA
R画像にとって、PRFが低くなることによる画質(ア
ジマスS/A)の劣化という問題点があり、これを避け
るためにPRFを高くすると、画質(レンジS/A)の
劣化,観測幅の減少,データレートの増大という問題点
があった。さらには、2組のデータを交互に受信するた
め、画像間の相関が低下し、最悪、偏波合成ができなく
なるというポラリメトリSARにとって重大な問題点が
あった。なお、従来のインターフェロメトリSAR装
置、ポラリメトリSAR装置については、特開平9−1
13615号公報、特開平9−178847号公報に記
載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
を考慮してなされたもので、その目的は、インターフェ
ロメトリSAR装置やポラリメトリSAR装置等、同時
に複数の反射波を受信する必要があるSAR装置におけ
るデータレートの増大,画質の劣化,観測幅の減少,画
像間の相関の低下等の問題を解決するすることができる
低データレート合成開口レーダ装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、インターフェロメトリSARやポラリメトリSA
R等複数の反射波を同時に受信する必要があるSAR装
置において、チャープ変調が異なる2つの送信波を同時
に送信し、各々の反射波を1台の受信機で受信し、受信
した1つのSARデータに対し2種類のチャープ変調の
各々に適したSAR再生処理を行うことで2枚のSAR
画像(複素データ)を再生するSAR再生装置を持つこ
とにより、通常必要なデータレートを半減させることを
特徴とする。
【0010】すなわち、請求項1に記載の発明は、第1
のチャープ変調による第1の送信波と第2のチャープ変
調による第2の送信波を順次送信する送信手段と、前記
第1、第2の送信波に基づく第1、第2の反射波を同時
に受信し、両反射波の合成波を出力する受信手段と、前
記受信手段から出力された合成波に前記第1、第2のチ
ャープ変調に対応する第1、第2の再生処理を施して前
記第1、第2の反射波に基づく画像を再生する再生手段
とを具備し、前記再生手段の出力に基づいてインターフ
ェロメトリSAR画像を得ることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、第1のチャープ
変調による垂直偏波送信波と第2のチャープ変調による
水平偏波送信波を順次送信する送信手段と、前記各送信
波に基づく第1、第2の反射波の垂直偏波成分を受信
し、両受信波の合成波を出力する第1の受信手段と、前
記各送信波に基づく第1、第2の反射波の水平偏波成分
を受信し、両受信波の合成波を出力する第2の受信手段
と、前記第1、第2の受信手段から出力された合成波に
各々前記第1、第2のチャープ変調に対応する第1、第
2の再生処理を施して前記第1、第2の反射波に基づく
画像を再生する再生手段とを具備し、前記再生手段の出
力に基づいてポラリメトリSAR画像を得ることを特徴
とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の低データレート合成開口レーダ装置において、前記第
1のチャープ変調による垂直偏波送信波の反射波を受信
する第3の受信手段と、前記第3の受信手段の出力に前
記第1のチャープ変調に対応する再生処理を施して再生
画像を得る再生手段とを設け、前記第1の受信手段によ
る受信波の再生画像および前記第3の受信手段による受
信波の再生画像に基づいてインターフェロメトリSAR
画像を得ることを特徴とする。請求項4に記載の発明
は、請求項2に記載の低データレート合成開口レーダ装
置において、前記第2のチャープ変調による水平偏波送
信波の反射波を受信する第4の受信手段と、前記第4の
受信手段の出力に前記第2のチャープ変調に対応する再
生処理を施して再生画像を得る再生手段とを具備し、前
記第2の受信手段による受信波の再生画像および前記第
4の受信手段による受信波の再生画像に基づいてインタ
ーフェロメトリSAR画像を得ることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、第1のチャープ
変調による第1の送信波を送信する第1の送信手段と、
第2のチャープ変調による第2の送信波を送信する第2
の送信手段と、前記第1、第2の送信波に基づく第1、
第2の反射波を同時に受信し、両反射波の合成波を出力
する受信手段と、前記受信手段から出力された合成波に
前記第1、第2のチャープ変調に対応する第1、第2の
再生処理を施して前記第1、第2の反射波に基づく画像
を再生する再生手段とを具備し、前記再生手段の出力に
基づいてインターフェロメトリSAR画像を得ることを
特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、第1のチャープ
変調による垂直偏波送信波と第2のチャープ変調による
水平偏波送信波と第3のチャープ変調による垂直偏波送
信波とをPRFの1周期内に順次送信する送信手段と、
前記各送信波に基づく第1〜第3の反射波の垂直偏波成
分を受信し、各受信波の合成波を出力する第1の受信手
段と、前記各送信波に基づく第1〜第3の反射波の水平
偏波成分を受信し、各受信波の合成波を出力する第2の
受信手段と、前記第1、第2の受信手段から出力された
合成波に各々前記第1〜第3のチャープ変調に対応する
第1〜第3の再生処理を施して前記第1〜第3の反射波
に基づく画像を再生する再生手段とを具備し、前記第1
の送信波の反射波の垂直偏波成分、水平偏波成分に基づ
く各再生画像および前記第2の送信波の反射波の垂直偏
波成分、水平偏波成分に基づく各再生画像に基づいてポ
ラメトリSAR画像を得るとともに、前記第1の送信波
の反射波の垂直偏波成分に基づく再生画像および前記第
3の送信波の反射波の垂直偏波成に基づく再生画像に基
づいてインターフェロメトリSAR画像を得ることを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。図2は本発明の第1の実施
形態によるインターフェロメトリSAR装置の構成を示
すブロック図、図3は同SAR装置の動作を説明するた
めのタイミング図である。このインターフェロメトリS
AR装置は、チャープ変調の異なる送信波1,2を時間
的にずらして出力する送信機So、送信機Soからの送
信波1,2を各々、アンテナA1,A2に切り替える送
信波切替スイッチSW、送信機Soからの送信波2(チ
ャープ変調2)を送信するアンテナA2,送信機Soか
らの送信波1(チャープ変調1)を送信し、ターゲット
から戻ってくる反射波1,2を同時に受信し受信機J1
に出力するアンテナA1、アンテナA1からの反射波を
受信し1つのSARデータとして記録する受信機J1、
受信機J1で記録したSARデータを再生し、インター
フェロメトリSAR画像を取得するインターフェロメト
リSAR再生装置IF2より構成される。
【0016】インターフェロメトリSAR再生装置IF
2では、送信波1,2のチャープ変調の各々に対応した
2種類のSAR再生処理を行うことで、1つのSARデ
ータから反射波1,2に対応する2枚のSAR画像(複
素データ)を再生し、両者を干渉させる。なお、送信波
1,2のチャープ変調の違いとしては、図4に示すよう
な、アップチャープ・ダウンチャープの違いが考えられ
る。
【0017】図5に示すように、チャープ変調特性が異
なる送信波1,2は各々異なるチャープ特性を持ち、従
って、対応する反射波1,2も各々異なるチャープ変調
特性を持ち(反射波1,2のチャープ特性は各々送信波
1,2と同じ)、それが、アンテナ1に受信されること
で、反射波1,2が混在したSARデータとして、受信
機J1で記録される。記録されたSARデータは、イン
ターフェロメトリSAR再生装置IF2において、2種
類のSAR再生処理(反射波1用と反射波2用)を行う
ことで、反射は1,2を分離した2枚のSAR画像(S
AR画像1,2)が得られる。ここで、SAR再生処理
は、簡略化すると、図6に示すように、チャープ圧縮処
理とアジマス圧縮処理から成り、チャープ圧縮処理で
は、送信波のチャープ変調特性とは逆のチャープ変調特
性を持つマッチドフィルタを通すことで、チャープ圧縮
が行われる。従って、図4の場合、反射波1用のSAR
再生処理のチャープ圧縮処理のマッチドフィルタはアッ
プチャープ特性を、反射波2用はダウンチャープ特性を
持つ。もちろん、送信波1,2のチャープ変調特性が逆
の場合でも同じことである。
【0018】図7は本発明の第2の実施形態によるポラ
メトリSAR装置の構成を示すブロック図、図8は同S
AR装置の動作を説明するためのタイミング図である。
このポラメトリSAR装置は、2台のアンテナA1,A
2から、PRFの1周期内に順次、チャープ変調を変え
て送信を行い(送信波1;チャープ変調1,送信波2;
チャープ変調2)、2台の受信機J1,J2で同時に各
々2つの反射波(反射波11+21(VV+HV偏
波),反射波12+22(VH+HH偏波))が混在し
たデータを受信し、それらポラリメトリSAR処理装置
PMでそれぞれの偏波のチャープ変調に適したSAR再
生処理を行うことで、2つのSARデータ1,2を各々
2つの偏波の画像に分離し、ポラリメトリSARを実現
する。本実施形態では、パルス繰り返し周波数の低下に
よる画像の劣化を伴わない。なお、反射波11,12は
送信波1に対する反射であり、反射波21,22は送信
波2に対する反射である。
【0019】また、図9,図10に示すように、上記第
2の実施形態に、さらにアンテナA3と受信機J3を追
加することで、ポラリメトリSARにインターフェロメ
トリSARを組み合わせても良い(第3の実施形態)。
なお、図9は、VV偏波でインターフェロメトリSAR
を実現しているが、さらにHV偏波(反射波23)の処
理を追加しても良く、また、アンテナA3の偏波をH偏
波に変えて、HH偏波やVH偏波によるインターフェロ
メトリに変えても良い。アンテナと受信機をさらに1台
増やして、全偏波でインターフェロメトリを行っても良
い。
【0020】また、上述した実施形態1〜3のいずれ
も、送信機Soを1台とし、送信波1,2を時間をずら
した上で、送信波切替スイッチSWにより、アンテナA
1,A2を切り替えて送信しているが、図11,12に
示すように、2台の送信機J1,J2を用意して、送信
波1,2を同時に送信しても良い。これらの図11,1
2に示すものは、インターフェロメトリSARの場合で
ある(第4の実施形態)。この場合、例えば、衛星搭載
SARでは、通常、冗長系として、予備の送信機が1台
用意されているので、これを流用することも可能であ
る。
【0021】また、送信波1,2のチャープ変調の違い
として、図13に示すようにチャープ帯域幅を変え、S
AR再生処理も各々に適した処理に変えても良い。ま
た、送信波1,2のチャープ変調方式として、図14に
示すように、符号変調方式を採用し、送信波1,2間で
符号変調を変え、SAR再生処理も各々に適した処理に
変えても良い。さらに、送信波1,2間で、3種類のチ
ャープ変調方式を組み合わせても良い。
【0022】また、図13,14のいずれかのチャープ
変調方式を使えば、ポラリメトリSARとインターフェ
ロメトリSARの同時実現方法として、図15,図16
に示すように、アンテナA3で受信を行うのではなく、
送信を行うことも考えられる(第5の実施形態例)。こ
の場合、第3の実施形態よりもデータレートを2/3に
減らすことができる。また、SAR再生処理では、図6
とは逆に、図17に示すようにアジマス圧縮を先にチャ
ープ圧縮を後にしても良く、この場合、アジマス圧縮処
理が半分で済むため、SAR再生処理に要する処理量を
減らすことができ、SAR再生処理速度が早くなる。
【0023】
【発明の効果】本発明のSAR装置によれば、複数波の
反射波を1つのSARデータに混在させることができる
ため、性能劣化をひき起こすことなく、従来のインター
フェロメトリSARやポラリメトリSAR装置の半分の
データレートを実現できる。また、本発明のSAR装置
によれば、全てのデータを同時に取得してインターフェ
ロメトリSARやポラリメトリSAR等を実現するた
め、PRF(PRF=Pulse Repetition Frequency:パ
ルス繰り返し周波数)毎に受信機・送信機を切り替えて
実現する場合に比べ、画像間の相関の低下による性能劣
化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本明によるSAR装置の処理過程を説明する
ための流れ図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 同実施の形態の動作を説明するための動作タ
イミング図である。
【図4】 チャープ変調の違いを説明するための図であ
る。
【図5】 同実施の形態の動作を説明するための説明図
である。
【図6】 SAR再生処理の流れを示す図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】 同実施の形態の動作を説明するための動作タ
イミング図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】 同実施の形態の動作を説明するための動作
タイミング図である。
【図11】 本発明の第4の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】 同実施の形態の動作を説明するための動作
タイミング図である。
【図13】 チャープ変調の違いを説明するための図で
ある。
【図14】 チャープ変調の違いを説明するための図で
ある。
【図15】 本発明の第5の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図16】 同実施の形態の動作を説明するための動作
タイミング図である。
【図17】 アジマス先行方式を用いた場合のSAR再
生処理を示す流れ図である。
【図18】 従来のインターフェロメトリSAR装置の
構成例を示すブロック図である。
【図19】 同SAR装置の動作を説明するための動作
タイミング図である。
【図20】 従来のインターフェロメトリSAR装置の
他の構成例を示すブロック図である。
【図21】 同SAR装置の動作を説明するための動作
タイミング図である。
【図22】 従来のポラリメトリSAR装置の構成例を
示すブロック図である。
【図23】 同SAR装置の動作を説明するための動作
タイミング図である。
【符号の説明】
So:送信機、J1〜J3:受信機、SW:送信波切替
スイッチ、A1〜A3:アンテナ、IF2:インターフ
ェロメトリSAR再生装置、PM:ポラリメトリSAR
再生装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のチャープ変調による第1の送信波
    と第2のチャープ変調による第2の送信波を順次送信す
    る送信手段と、 前記第1、第2の送信波に基づく第1、第2の反射波を
    同時に受信し、両反射波の合成波を出力する受信手段
    と、 前記受信手段から出力された合成波に前記第1、第2の
    チャープ変調に対応する第1、第2の再生処理を施して
    前記第1、第2の反射波に基づく画像を再生する再生手
    段と、 を具備し、前記再生手段の出力に基づいてインターフェ
    ロメトリSAR画像を得ることを特徴とする低データレ
    ート合成開口レーダ装置。
  2. 【請求項2】 第1のチャープ変調による垂直偏波送信
    波と第2のチャープ変調による水平偏波送信波を順次送
    信する送信手段と、 前記各送信波に基づく第1、第2の反射波の垂直偏波成
    分を受信し、両受信波の合成波を出力する第1の受信手
    段と、 前記各送信波に基づく第1、第2の反射波の水平偏波成
    分を受信し、両受信波の合成波を出力する第2の受信手
    段と、 前記第1、第2の受信手段から出力された合成波に各々
    前記第1、第2のチャープ変調に対応する第1、第2の
    再生処理を施して前記第1、第2の反射波に基づく画像
    を再生する再生手段と、 を具備し、前記再生手段の出力に基づいてポラリメトリ
    SAR画像を得ることを特徴とする低データレート合成
    開口レーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のチャープ変調による垂直偏波
    送信波の反射波を受信する第3の受信手段と、 前記第3の受信手段の出力に前記第1のチャープ変調に
    対応する再生処理を施して再生画像を得る再生手段と、 を具備し、前記第1の受信手段による受信波の再生画像
    および前記第3の受信手段による受信波の再生画像に基
    づいてインターフェロメトリSAR画像を得ることを特
    徴とする請求項2に記載の低データレート合成開口レー
    ダ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のチャープ変調による水平偏波
    送信波の反射波を受信する第4の受信手段と、 前記第4の受信手段の出力に前記第2のチャープ変調に
    対応する再生処理を施して再生画像を得る再生手段と、 を具備し、前記第2の受信手段による受信波の再生画像
    および前記第4の受信手段による受信波の再生画像に基
    づいてインターフェロメトリSAR画像を得ることを特
    徴とする請求項2に記載の低データレート合成開口レー
    ダ装置。
  5. 【請求項5】 第1のチャープ変調による第1の送信波
    を送信する第1の送信手段と、 第2のチャープ変調による第2の送信波を送信する第2
    の送信手段と、 前記第1、第2の送信波に基づく第1、第2の反射波を
    同時に受信し、両反射波の合成波を出力する受信手段
    と、 前記受信手段から出力された合成波に前記第1、第2の
    チャープ変調に対応する第1、第2の再生処理を施して
    前記第1、第2の反射波に基づく画像を再生する再生手
    段と、 を具備し、前記再生手段の出力に基づいてインターフェ
    ロメトリSAR画像を得ることを特徴とする低データレ
    ート合成開口レーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1,第2のチャープ変調は各々ダ
    ウンチャープ変調およびアップチャープ変調(またはそ
    の逆)であることを特徴とする請求項1〜請求項5のい
    ずれかの項に記載の低データレート合成開口レーダ装
    置。
  7. 【請求項7】 第1のチャープ変調による垂直偏波送信
    波と第2のチャープ変調による水平偏波送信波と第3の
    チャープ変調による垂直偏波送信波とを順次送信する送
    信手段と、 前記各送信波に基づく第1〜第3の反射波の垂直偏波成
    分を受信し、各受信波の合成波を出力する第1の受信手
    段と、 前記各送信波に基づく第1〜第3の反射波の水平偏波成
    分を受信し、各受信波の合成波を出力する第2の受信手
    段と、 前記第1、第2の受信手段から出力された合成波に各々
    前記第1〜第3のチャープ変調に対応する第1〜第3の
    再生処理を施して前記第1〜第3の反射波に基づく画像
    を再生する再生手段と、 を具備し、前記第1の送信波の反射波の垂直偏波成分、
    水平偏波成分に基づく各再生画像および前記第2の送信
    波の反射波の垂直偏波成分、水平偏波成分に基づく各再
    生画像に基づいてポラメトリSAR画像を得るととも
    に、前記第1の送信波の反射波の垂直偏波成分に基づく
    再生画像および前記第3の送信波の反射波の垂直偏波成
    に基づく再生画像に基づいてインターフェロメトリSA
    R画像を得ることを特徴とする低データレート合成開口
    レーダ装置。
  8. 【請求項8】 第1のチャープ変調による垂直偏波送信
    波と第2のチャープ変調による水平偏波送信波と第3の
    チャープ変調による水平偏波送信波とを順次送信する送
    信手段と、 前記各送信波に基づく第1〜第3の反射波の垂直偏波成
    分を受信し、各受信波の合成波を出力する第1の受信手
    段と、 前記各送信波に基づく第1〜第3の反射波の水平偏波成
    分を受信し、各受信波の合成波を出力する第2の受信手
    段と、 前記第1、第2の受信手段から出力された合成波に各々
    前記第1〜第3のチャープ変調に対応する第1〜第3の
    再生処理を施して前記第1〜第3の反射波に基づく画像
    を再生する再生手段と、 を具備し、前記第1の送信波の反射波の垂直偏波成分、
    水平偏波成分に基づく各再生画像および前記第2の送信
    波の反射波の垂直偏波成分、水平偏波成分に基づく各再
    生画像に基づいてポラメトリSAR画像を得るととも
    に、前記第2の送信波の反射波の水平偏波成分に基づく
    再生画像および前記第3の送信波の反射波の水平偏波成
    に基づく再生画像に基づいてインターフェロメトリSA
    R画像を得ることを特徴とする低データレート合成開口
    レーダ装置。
  9. 【請求項9】 前記第1〜第3のチャープ変調は各々チ
    ャープ帯域幅が異なることを特徴とする請求項7または
    請求項8に記載の低データレート合成開口レーダ装置。
  10. 【請求項10】 前記第1〜第3のチャープ変調は各々
    符号変調方式のチャープ変調であることを特徴とする請
    求項7または請求項8に記載の低データレート合成開口
    レーダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001141815A (ja) * 1999-11-09 2001-05-25 Nec Corp 捜索救助用レーダトランスポンダの信号受信・処理装置及びその信号受信・処理方法
JP2008275382A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp Fm−cw偏波レーダ装置
JP2010085169A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Mitsubishi Electric Corp 画像レーダ装置
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