JPH11173948A - 光ファイバ判別方法 - Google Patents
光ファイバ判別方法Info
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Abstract
かつ高価な装置を必要とし、しかも判別に手間が係って
いたため、低コストかつ簡便な光ファイバ判別方法の開
発が求められていた。 【解決手段】 マスター光ファイバ9に判別対象の試料
光ファイバ11を接続して、試料光ファイバ11に曲げ
を加えていない場合と、前記試料光ファイバの前記マス
ター光ファイバに接続された先端近傍に曲げを加えた場
合の双方について接続損失を測定し、この接続損失の差
から得られる曲げによる接続損失によって試料光ファイ
バ11の種類を判別する光ファイバ判別方法を提供す
る。
Description
類を判別するための光ファイバ判別方法に関するもので
ある。
(分散シフト光ファイバ:Dispersion shifted Single
Mode optical fiber)あるいはいわゆるDSF型光ファ
イバ(Dispersion Shifted Fiber)とSM型光ファイバ
とを判別するには、(1)OTDR(Optical Time Dom
ain Reflectometer)に接続した光ファイバに、判別対
象の光ファイバを接続し、両光ファイバ間の接続損失を
前記OTDRによって観測する、(2)光ファイバ側面
透過像によるプロファイル測定が従来から行われてい
た。前記(2)の判別方法は高価な光学測定システムを
使用して精密な測定を行うので、手間が係るため、前記
(1)の判別方法が一般的である。(1)の判別方法で
は、SM型光ファイバとDSM型光ファイバとで、別の
光ファイバと接続した時の接続損失が異なることを利用
し、その接続損失を測定することで種類を判別する。す
なわち、OTDRによって光線路を観察すると、光線路
に入射した試験光の後方散乱光が急激に変化することで
光ファイバ同士の接続点を確認できるが、この時、SM
型光ファイバとDSM型光ファイバとでは、別の光ファ
イバとの接続点に現れる後方散乱光量に違いがあるた
め、これにより、種類を判別できる。
の判別方法では、OTDRでの後方散乱光の測定精度を
上げる必要から、OTDR側の光ファイバと判別対象の
光ファイバとの間の接続に高い精度が要求されることに
なる。このため、光ファイバの接続時の調心に係る手間
が増大し、多数の光ファイバの判別を行うにはデメリッ
トが大きかった。また、光ファイバの種類の判別精度を
向上するには、高精度の光学測定システムを必要とする
ため、コストが高く付くといった問題が生じる。このよ
うな問題は、前述のSM型光ファイバとDSM型光ファ
イバの判別に限定されず、それ以外の光ファイバの判別
にも生じる。
ので、光ファイバの種類の判別を簡便かつ迅速に行うこ
とができる光ファイバ判別方法を提供することを目的と
している。
に、請求項1記載の光ファイバ判別方法では、マスター
光ファイバに判別対象の試料光ファイバを接続して光を
送入することにより接続損失を測定する第1の測定工程
と、前記試料光ファイバの前記マスター光ファイバに接
続された先端近傍に曲げを加えて光を送入することによ
り、該試料光ファイバと前記マスター光ファイバとの間
の接続損失を測定する第2の測定工程とを備え、前記第
1の測定工程にて測定した接続損失と、前記第2の測定
工程にて測定した接続損失との差から前記試料光ファイ
バの種類を判別することを特徴としている。
測定工程にて測定した接続損失と、前記第2の測定工程
にて測定した接続損失との差(以下、「曲げ損失」と称
する)を算出する。この曲げ損失は、試料光ファイバの
曲げによる光伝送損失の増加分に相当する。試料光ファ
イバの曲げはマスター光ファイバとの接続点近傍である
ので、光パルス試験器等を使用すれば、試料光ファイバ
の曲げによる光伝送損失が接続点での接続損失とほぼ同
じ地点にて測定される。光ファイバの種類によっては、
例えば、SM型光ファイバとDSM型光ファイバとで
は、曲げ損失が大きく異なるため、前記第1、第2の測
定工程にて測定した曲げ損失によって試料光ファイバの
種類を容易に判別することができる。すなわち、DSM
型光ファイバは、SM型光ファイバに比べてコア径が小
さく、特定の波長、例えば1.55μmでの分散が小さ
くなるようにしたものであるため、曲げによる光伝送損
失の減少がSM型光ファイバに比べて少ないので、この
ことを利用してSM型光ファイバとの違いを判別するこ
とができる。具体的には、SM型光ファイバの曲げ損失
は3.0〜7.0dBであるのに対して、DSM型光フ
ァイバの曲げ損失は0.2〜0.8dBであるから、こ
れを利用して、試料光ファイバのSM型、DSM型の区
別を容易に判別できるのである。
料光ファイバとマスター光ファイバとの間の接続損失を
測定を、いわゆる光パワーモニタ法によっても行うこと
ができる。すなわち、接続した試料光ファイバ、マスタ
ー光ファイバの一方に光源を接続し、他方に光パワーメ
ータを接続し、前記光源からの入射光を前記光パワーメ
ータによって受光して受光強度を測定する。試料光ファ
イバのマスター光ファイバとの接続点近傍に曲げを加え
ていない場合と、曲げを加えた場合とについて、接続損
失を測定すると、前述の曲げ損失を算出することがで
き、試料光ファイバの種類を判別することができる。こ
の光ファイバ判別方法では、通常の光線路試験に使用す
る機器によって、光ファイバの種類を判別することがで
き、特別に高価な光学測定システムを適用する必要が無
い。
光ファイバの光伝送損失を、該光ファイバを曲げていな
い時と、目的の湾曲半径を以て曲げた時とについて測定
し、これら測定した光伝送損失の差から光ファイバの種
類を判別することを特徴としている。この光ファイバ判
別方法においても、光パルス試験器や光パワーモニタ法
によって測定した接続損失から、光ファイバの曲げ損失
を算出することで光ファイバの種類を簡便に判別するこ
とができる。
は、いずれも、光ファイバの曲げによる光伝送損失の違
いを利用して光ファイバの種類を判別するものであり、
SM型光ファイバとDSM型光ファイバの判別に限定さ
れず、各種光ファイバの種類の判別に利用することがで
きる。また、請求項1記載の光ファイバ判別方法では、
予め光パルス試験器に接続したマスター光ファイバに対
して試料光ファイバを簡便に着脱できる機構を採用する
ことで、接続作業性を向上することができ、しかも、マ
スター光ファイバに対して試料光ファイバを接続するだ
けで、光パルス試験器によって試料光ファイバを試験す
ることができるので、多数の光ファイバの判別作業を効
率良く行うことができる。
および図2を参照して説明する。図1は、この光ファイ
バ判別方法に適用される光ファイバ判別装置の一例を示
す。図1において、この光ファイバ判別装置1は、マス
ター側ファイバホルダ2、接続部3、レール部4、曲げ
機構5、パレット6、可動ファイバホルダ7を備えてい
る。
試験器8(図1中OTDR)に接続されたマスター光フ
ァイバ9の先端を、開閉可能の蓋2a、2bによってク
ランプして定位置に支持する。マスター側ファイバホル
ダ2では、位置決め溝等の図示しない位置決め手段によ
ってマスター光ファイバ9を直線上に位置決めしてい
る。接続部3は、二つの調心ブロック3a、3bを備え
ている。これら調心ブロック3a、3bは、前記マスタ
ー側ファイバホルダ2によるマスター光ファイバ9の位
置決め直線の延長上に配置され、しかも、互いに離間さ
れている。マスター側ファイバホルダ2によって支持し
たマスター光ファイバ9は、先端の被覆を除去して露出
させた裸ファイバ9aが、マスター側ファイバホルダ2
寄りに配置した調心ブロック3aの調心機構10a(図
2参照)によって位置決め調心される。前記裸ファイバ
9a先端は、両調心ブロック3a、3bの間に位置決め
される。
2において、マスター側ファイバホルダ2寄りの調心ブ
ロック3aの調心機構10aは、調心ブロック3a上面
上に複数並列したV溝10bからなり、マスター光ファ
イバ9としての光ファイバテープ心線の先端に露出させ
た複数本の裸ファイバ9aをそれぞれV溝10bによっ
て精密に位置決めしている。裸ファイバ9a先端は、両
調心ブロック3a、3bの間のほぼ中間に位置決めさ
れ、試料光ファイバ11(光ファイバテープ心線)の先
端に露出させた複数本の裸ファイバ11aとそれぞれ突
き合わせ接続される。試料光ファイバ11側の裸ファイ
バ11aは、調心ブロック3bの調心機構10cを構成
する複数のV溝10dによって精密に位置決めされ、前
記裸ファイバ9aと同一直線上になる。なお、調心ブロ
ック3a、3b間の離間距離は微小であり、両調心ブロ
ック3a、3b間での裸ファイバ9a、11aの撓み等
による調心精度の低下は接続損失に影響を与えない程度
である。調心機構10a、10cは、V溝に限定され
ず、U溝や角溝等の調心溝や、マイクロキャピラリ、3
以上の精密ボール間に光ファイバ(裸ファイバ)を坦持
する機構等から構成することも可能である。なお、試料
光ファイバ11は、請求項1記載の試料光ファイバおよ
び請求項2記載の光ファイバに対応する。
2に示した接続部これに限定されず、光ファイバ同士を
着脱自在に接続するものであれば、例えば、同一の調心
機構にて光ファイバ同士を接続する構成等、各種構成の
採用が可能である。また、接続部にて接続する光ファイ
バの心数は、図2に示した4心に限定されず、それ以外
の心数であっても良い。この場合、調心機構の対応心数
は、光ファイバの心数よりも多くすることは言うまでも
無い。また、光ファイバの心数や調心機構の対応心数の
変更には、単心も含まれる。
マスター側ファイバホルダ2におけるマスター光ファイ
バ9の位置決め直線上に延在され、接続部3を介して前
記マスター側ファイバホルダ2と対向する方向へ伸びて
いる。曲げ機構5は、前記レール部4の途中に形成した
切欠部4aに配置している。この曲げ機構5は、前記切
欠部4a内にて昇降駆動される下側クランプ部材5a
と、水平移動されることにより前記下側クランプ部材5
a上に進退される上側クランプ部材5bとを備えてい
る。下側クランプ部材5aには湾曲された上面を有する
湾曲板5cを取り付け、上側クランプ部材5bには前記
湾曲板5cに対応する湾曲された下面を有する湾曲板5
dを取り付けており、上下のクランプ部材5a、5bを
接近させると、湾曲板5c、5d間に試料光ファイバ1
1が挟み込まれ、規定以上(R6以上)の湾曲半径を以
て湾曲される。但し、曲げ半径によって、試料光ファイ
バ11の曲げ損失が異なる。ここで、湾曲の山は、好ま
しくは3山とする。また、曲げ機構5は、上下両側のク
ランプ部材5a、5bを互いに離間させることで、試料
光ファイバ11のクランプを解除することができる。な
お、曲げ機構としては、試料光ファイバ11をクランプ
して規定以上の湾曲半径の曲げを与え、かつクランプを
解除した時には試料光ファイバ11の取り出しが可能に
なっている構成であれば、本実施形態に限定されず、各
種構成が採用可能である。
2や接続部3から離間させて配置し、前記レール部4の
前記接続部3側とは対向する反対側の端部と接続してい
る。このパレット6には、判別対象の試料光ファイバ1
1の先端を支持する可動ファイバホルダ7を複数並列に
収納している。
7は、それぞれレール部4方向に引き出し可能になって
いる。したがって、レール部4に対して図1中矢印A方
向にパレット6をスライド移動して、目的の可動ファイ
バホルダ7をレール部4に対して位置決めすると、この
パレット6から引き出した目的の可動ファイバホルダ7
をレール部4を経由して接続部3近傍に移動させること
ができる。可動ファイバホルダ7の移動は、つまみ12
を可動ファイバホルダに係合して行う。
き出すと、この可動ファイバホルダ7に支持した試料光
ファイバ11がパレット6の光ファイバ配列板6aから
引き出される。レール部4上を移動する可動ファイバホ
ルダ7に引っ張られるようにして引き出された試料光フ
ァイバ11はレール4上に延在し、可動ファイバホルダ
7の引張によって与えられた張力によって直線的に緊張
されるので、曲げ機構5を駆動するとクランプ固定する
ことができ、曲げ機構5の湾曲板5c、5dによって湾
曲される。この時、試料光ファイバ11は緊張によっ
て、湾曲板5c、5dによる湾曲以外の方向への曲げが
規制されるため、目的の湾曲半径が確実に得られる。但
し、曲げ機構5は、パレット6から接続部3近傍に可動
ファイバホルダ7を移動する際には、上下両側のクラン
プ部材5a、5bを離間させておき、可動ファイバホル
ダ7を接続部3方向へ通過させる。しかも、この時、下
側クランプ部材5aに形成した補助レール5e、5eを
レール部4に位置決めして、レール部4を連続させ、可
動ファイバホルダ7の通過が自由になされるようにお
く。
固定式の蓋7a、7bによって試料光ファイバ11をク
ランプ支持するようになっている。したがって、蓋7
a、7bを開閉することで、クランプ支持する試料光フ
ァイバ11を簡便に交換することができる。この可動フ
ァイバホルダ7では、試料光ファイバ11を接続部3側
に先端が突出するようにしてクランプ支持する。そし
て、この可動ファイバホルダ7を、レール部4を経由し
て接続部3近傍に移動すると、試料光ファイバ11の先
端に露出させた複数本の裸ファイバ11aが、それぞ
れ、接続部3の調心ブロック3bの調心機構10cに挿
入され精密に位置決めされるとともに、この調心機構1
0cを貫通して、マスター光ファイバ9の裸ファイバ9
aと突き合わせ接続される。逆に、可動ファイバホルダ
7をパレット6方向に戻すと、調心機構10cから裸フ
ァイバ11aが引き抜かれ、マスター光ファイバ9の裸
ファイバ9aとの接続状態が解除される。なお、マスタ
ー光ファイバ9の裸ファイバ9a先端や試料光ファイバ
11の裸ファイバ11a先端には、測定精度向上やフレ
ネル反射低減のために、屈折率整合剤を塗布しておくこ
とが好ましい。
ァイバ11とマスター光ファイバ9との接続状態を維持
し、光パルス試験器8から試験光を送入すると、両光フ
ァイバ11、9間の接続損失を測定することができる。
また、曲げ機構5を駆動して上下のクランプ部材5a、
5b間に試料光ファイバ11を挟み込んで曲げを与えた
状態を維持し、光パルス試験器8から試験光を送入する
と、試料光ファイバ11の曲げによる光伝送損失を含ん
で、両光ファイバ11、9間の接続損失を測定すること
ができる。
し、別の可動ファイバホルダ7を引き出して接続部3近
傍に移動すると、この可動ファイバホルダ7に支持した
試料光ファイバ11の裸ファイバ11aが調心機構10
cに挿入されて位置決めされ、マスター光ファイバ9側
の裸ファイバ9aに接続される。このように、可動ファ
イバホルダ7を順次引き出して、マスター光ファイバ9
に対して接続する試料光ファイバ11を交換すると、多
数の試料光ファイバ11について、マスター光ファイバ
9との間の接続損失を、試料光ファイバ11を曲げを加
えていない場合と、曲げを加えた場合の双方について、
順次、効率良く測定することができる。
測定は、裸ファイバ9a、11a同士を接続してなる光
線路毎(試料光ファイバ11については裸ファイバ11
a毎)になされるので、多心の光ファイバ9、11同士
を接続すると、一回の接続作業によって、複数の裸ファ
イバ11aについて接続損失の測定を行うことができ、
接続回数の削減になる。また、多心のマスター光ファイ
バ9に対して複数本の単心光ファイバを接続するように
すると、複数本の単心光ファイバについて接続損失の測
定を効率良く行うことができる。
光ファイバ判別装置1に適用した実施形態を説明する。
前記光ファイバ判別装置1を用いて試料光ファイバ11
の種類を判別するには、まず、可動ファイバホルダ7を
接続部3近傍に移動して互いに接続したマスター光ファ
イバ9と判別対象の試料光ファイバ11との間の接続損
失を、試料光ファイバ11に曲げを加えていない場合に
ついて光パルス試験器8によって測定する(第1の測定
工程)。次いで、曲げ機構5を駆動して、試料光ファイ
バ11の前記マスター光ファイバ9に接続された先端近
傍に曲げを加えて、該試料光ファイバ11と前記マスタ
ー光ファイバ9との間の接続損失を測定する(第2の測
定工程)。次に、前記第1の測定工程にて測定した接続
損失(測定値A)と、前記第2の測定工程にて測定した
接続損失(測定値B)との差、すなわち曲げ損失を求め
る。前記曲げ損失は次式によって算出される。 曲げ損失=測定値B−測定値A
曲げ損失の値により、試料光ファイバ11の種類を容易
に判別することができる。例えば、波長1.55μmの
パルス光で曲げ損失が3.0〜7.0dBであるとSM
型光ファイバ、曲げ損失が0.2〜0.8dBであると
DSM型光ファイバであると言うように、曲げ損失の値
の比較によって、光ファイバの種類を明確に判別するこ
とができる。
施される接続損失の測定は、光パルス試験器8を利用し
たものに限定されず、光パワーモニタ法によっても実施
することができる。この場合、光源および光パワーメー
タの一方をマスター光ファイバ9に接続し、他方を試料
光ファイバ11に接続する。光源または光パワーメータ
に対する試料光ファイバ11の着脱性を確保できれば、
接続損失の測定作業能率や光ファイバ判別作業性を確保
することができる。また、この光ファイバ判別方法は、
SM型光ファイバとDSM型光ファイバ以外の各種心線
種別判定にも用いることができる。
れば マスター光ファイバと判別対象の試料光ファイバ
との間の接続損失を、前記試料光ファイバに曲げを加え
ていない時と、前記試料光ファイバの前記マスター光フ
ァイバに接続された先端近傍に曲げを加えた時について
測定し、これら測定した接続損失の差(曲げ損失)から
前記試料光ファイバの種類を判別するようにしたので、
(a)マスター光ファイバとの間の接続損失の大きさか
ら試料光ファイバの種類を判別する従来の判別方法に比
べて、簡便かつ容易に試料光ファイバの種類を判別する
ことができる、(b)光パルス試験に使用する光パルス
試験器や光パワーメータ等を使用して接続損失を測定す
ることで試料光ファイバの種類を判別でき、特別に高精
度の測定装置を必要としないので、判別作業性の向上、
判別に係るコストの低減が可能であるといった優れた効
果を奏する。
ば、光ファイバの光伝送損失を、該光ファイバを曲げて
いない時と、目的の湾曲半径を以て曲げた時とについて
測定し、これら測定した光伝送損失の差から光ファイバ
の種類を判別することを特徴とするので、(c)マスタ
ー光ファイバとの間の接続損失の大きさから光ファイバ
の種類を判別する従来の判別方法に比べて、簡便かつ容
易に光ファイバの種類を判別することができる、(d)
光パルス試験に使用する光パルス試験器や光パワーメー
タ等を使用して光伝送損失を測定することで光ファイバ
の種類を判別でき、特別に高精度の測定装置を必要とし
ないので、判別作業性の向上、判別に係るコストの低減
が可能である、(e)マスター光ファイバとの接続が不
要であるので、部品数の少ない簡便な装置によって判別
することができるので、一層の低コスト化が可能である
といった優れた効果を奏する。
ァイバ判別装置を示す斜視図である。
す拡大斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 マスター光ファイバ(9)に判別対象の
試料光ファイバ(11)を接続して光を送入することに
より接続損失を測定する第1の測定工程と、 前記試料光ファイバの前記マスター光ファイバに接続さ
れた先端近傍に曲げを加えて光を送入することにより、
該試料光ファイバと前記マスター光ファイバとの間の接
続損失を測定する第2の測定工程とを備え、 前記第1の測定工程にて測定した接続損失と、前記第2
の測定工程にて測定した接続損失との差から前記試料光
ファイバの種類を判別することを特徴とする光ファイバ
判別方法。 - 【請求項2】 光ファイバ(11)の光伝送損失を、該
光ファイバを曲げていない時と、目的の湾曲半径を以て
曲げた時とについて測定し、これら測定した光伝送損失
の差から光ファイバの種類を判別することを特徴とする
光ファイバ判別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34030397A JP3461707B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 光ファイバ判別方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11173948A true JPH11173948A (ja) | 1999-07-02 |
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ID=18335661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34030397A Expired - Fee Related JP3461707B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 光ファイバ判別方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3461707B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012189580A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-10-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | マルチコア光ファイバから出力される光の受光方法、及び、分離装置 |
JP2013145152A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Fujikura Ltd | 接続損失測定方法及び挿入損失測定方法 |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP34030397A patent/JP3461707B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9383515B2 (en) | 2011-02-25 | 2016-07-05 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Receiving method and separating apparatus for light outputted from multi-core optical fiber |
JP2013145152A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Fujikura Ltd | 接続損失測定方法及び挿入損失測定方法 |
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---|---|
JP3461707B2 (ja) | 2003-10-27 |
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