JPH11173012A - 建具下枠 - Google Patents
建具下枠Info
- Publication number
- JPH11173012A JPH11173012A JP36222997A JP36222997A JPH11173012A JP H11173012 A JPH11173012 A JP H11173012A JP 36222997 A JP36222997 A JP 36222997A JP 36222997 A JP36222997 A JP 36222997A JP H11173012 A JPH11173012 A JP H11173012A
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- JP
- Japan
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- lower frame
- fitting
- floor material
- floor
- sill
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1種類の建具下枠によって、異なる施工パタ
ーン及び嵌合されるフロア材の異なる厚さに対応可能な
建具下枠を提供する。 【解決手段】 フロア材の上面及び離隔したフロア材の
中間に取付け可能な建具下枠10であって、幅方向両側
で底面15から所定高さ位置に、フロア材の厚みに応じ
た一定深さLS の水平スリット11、12を形成すると
共に、水平スリット11、12によって形成される下部
片22に底面15に開口する切り込み溝13を設けてい
る。
ーン及び嵌合されるフロア材の異なる厚さに対応可能な
建具下枠を提供する。 【解決手段】 フロア材の上面及び離隔したフロア材の
中間に取付け可能な建具下枠10であって、幅方向両側
で底面15から所定高さ位置に、フロア材の厚みに応じ
た一定深さLS の水平スリット11、12を形成すると
共に、水平スリット11、12によって形成される下部
片22に底面15に開口する切り込み溝13を設けてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる施工パター
ンや嵌合されるフロア材の厚さに応じて簡単に施工可能
な建具下枠に関する。
ンや嵌合されるフロア材の厚さに応じて簡単に施工可能
な建具下枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、引き戸、引き障子などの建具下枠
である敷居として、図2(A)、(B)に示すように、
異なる施工パターンに応じて2種類の敷居50、51が
使用されている。図2(A)に示すように、床下地52
上に隣接する複数のフロア材53を雄、雌実54、55
を介して掛合して敷き詰めたフロア材53の上面56に
よって床面を形成して、該床面の所定位置に敷居50
は、接着剤や釘等により固定されている。また図2
(B)に示すように、敷居51は、床下地52上に直付
けされており、敷居51の両端下部に形成された切欠き
部57、58にそれぞれフロア材59、60が嵌合し
て、段差の少ない床面を形成するようにしている。
である敷居として、図2(A)、(B)に示すように、
異なる施工パターンに応じて2種類の敷居50、51が
使用されている。図2(A)に示すように、床下地52
上に隣接する複数のフロア材53を雄、雌実54、55
を介して掛合して敷き詰めたフロア材53の上面56に
よって床面を形成して、該床面の所定位置に敷居50
は、接着剤や釘等により固定されている。また図2
(B)に示すように、敷居51は、床下地52上に直付
けされており、敷居51の両端下部に形成された切欠き
部57、58にそれぞれフロア材59、60が嵌合し
て、段差の少ない床面を形成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の敷居50、51においては、未だ解決すべき以下の
ような問題があった。即ち、上述のような異なる施工パ
ターンでは、2種類の敷居50、51を用意する必要が
あり、不経済である。従って、敷居51だけで異なる施
工パターンに対応しようとすると、即ち図2(A)と同
様に、床下地52上に敷き詰めた複数のフロア材53の
上面56によって形成された床面上に敷居51を固定す
る場合には、図3に示すように、敷居51の切欠き部5
7、58を隠すために、敷居51の切欠き部57、58
と掛合可能なサイドアダプタ61、62が必要となり、
その結果施工性が劣り、不経済でもあった。さらに、敷
居51を図2(B)の施工パターンで用いた場合、もし
も嵌合するフロア材の嵌合部の厚さTが異なると対応で
きないという問題も生じていた。
来の敷居50、51においては、未だ解決すべき以下の
ような問題があった。即ち、上述のような異なる施工パ
ターンでは、2種類の敷居50、51を用意する必要が
あり、不経済である。従って、敷居51だけで異なる施
工パターンに対応しようとすると、即ち図2(A)と同
様に、床下地52上に敷き詰めた複数のフロア材53の
上面56によって形成された床面上に敷居51を固定す
る場合には、図3に示すように、敷居51の切欠き部5
7、58を隠すために、敷居51の切欠き部57、58
と掛合可能なサイドアダプタ61、62が必要となり、
その結果施工性が劣り、不経済でもあった。さらに、敷
居51を図2(B)の施工パターンで用いた場合、もし
も嵌合するフロア材の嵌合部の厚さTが異なると対応で
きないという問題も生じていた。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、1種類の建具下枠によって、異なる施工パター
ン及び嵌合されるフロア材の異なる厚さに対応可能な建
具下枠を提供することを目的とする。
もので、1種類の建具下枠によって、異なる施工パター
ン及び嵌合されるフロア材の異なる厚さに対応可能な建
具下枠を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の建具下枠は、フロア材の上面及び離隔したフロア
材の中間に取付け可能な建具下枠であって、幅方向両側
で底面から所定高さ位置に、前記フロア材の厚みに応じ
た一定深さの水平スリットを形成すると共に、該水平ス
リットによって形成される下部片に前記底面に開口する
切り込み溝を設けている。請求項2記載の建具下枠は、
請求項1記載の建具下枠において、使用する前記フロア
材は、複数の種類の厚みがあって、前記水平スリット
は、該フロア材の厚みに応じて複数形成されている。請
求項3記載の建具下枠は、請求項1又は2記載の建具下
枠において、前記建具下枠の材料は、中比重繊維板等の
木質繊維板、又はABS、塩化ビニール、ポリプロピレ
ン等のプラスチックとしている。
記載の建具下枠は、フロア材の上面及び離隔したフロア
材の中間に取付け可能な建具下枠であって、幅方向両側
で底面から所定高さ位置に、前記フロア材の厚みに応じ
た一定深さの水平スリットを形成すると共に、該水平ス
リットによって形成される下部片に前記底面に開口する
切り込み溝を設けている。請求項2記載の建具下枠は、
請求項1記載の建具下枠において、使用する前記フロア
材は、複数の種類の厚みがあって、前記水平スリット
は、該フロア材の厚みに応じて複数形成されている。請
求項3記載の建具下枠は、請求項1又は2記載の建具下
枠において、前記建具下枠の材料は、中比重繊維板等の
木質繊維板、又はABS、塩化ビニール、ポリプロピレ
ン等のプラスチックとしている。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る建具下枠の一例である敷居の断面図である。本
発明の一実施の形態に係る建具下枠の一例である敷居1
0は、図1に示すように、両端部の上部に、水平方向に
所定の長さの2つの水平スリット11、12が形成さ
れ、水平スリット12の下方には底面15に開口する切
り込み溝13が垂直方向に形成されている。以下、図1
を参照しながら詳細に説明する。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る建具下枠の一例である敷居の断面図である。本
発明の一実施の形態に係る建具下枠の一例である敷居1
0は、図1に示すように、両端部の上部に、水平方向に
所定の長さの2つの水平スリット11、12が形成さ
れ、水平スリット12の下方には底面15に開口する切
り込み溝13が垂直方向に形成されている。以下、図1
を参照しながら詳細に説明する。
【0007】敷居10を構成する敷居本体14は、AB
S、塩化ビニール、ポリプロピレン等のプラスチックか
らなる押出成形品が用いられるのが好ましいが、合板、
パーティクルボード、繊維板、ストランドボード等の木
質の場合は、切削加工性の良いMDF(中比重繊維板)
が好ましく用いられる。プラスチック品は樹脂に着色剤
を添加して成形すればよいが、木質の場合は表面に強化
化粧紙や合成樹脂化粧シートがラッピングマシーンによ
り貼着されて化粧される。
S、塩化ビニール、ポリプロピレン等のプラスチックか
らなる押出成形品が用いられるのが好ましいが、合板、
パーティクルボード、繊維板、ストランドボード等の木
質の場合は、切削加工性の良いMDF(中比重繊維板)
が好ましく用いられる。プラスチック品は樹脂に着色剤
を添加して成形すればよいが、木質の場合は表面に強化
化粧紙や合成樹脂化粧シートがラッピングマシーンによ
り貼着されて化粧される。
【0008】敷居本体14の両端部の上部には、水平方
向に所定の長さLS 、スリット幅WS が0.5mmの2
つの水平スリット11、12が垂直方向に間隔G1 を開
けて平行に形成されている。また、水平スリット12の
下方の下部片22には、敷居本体14の底面15の一部
を一辺とする断面矩形状の幅WK 、長さLK を有する切
り込み溝13が垂直方向に形成され、水平スリット12
と切り込み溝13の上面(凹部の底面)までの距離G2
となっている。従って、水平スリット11、12間に
は、幅が略G1 の付け根19を有する断面矩形状の切り
離し片20が形成されると共に、切り離し片20の下方
には、幅が略G2 の付け根21を有する断面逆L字状の
下部片22が形成されることになる。下部片22のL字
底部は水平スリット12と隣接し、下部片22のL字垂
直部は敷居10の両側面23の一部を構成している。
向に所定の長さLS 、スリット幅WS が0.5mmの2
つの水平スリット11、12が垂直方向に間隔G1 を開
けて平行に形成されている。また、水平スリット12の
下方の下部片22には、敷居本体14の底面15の一部
を一辺とする断面矩形状の幅WK 、長さLK を有する切
り込み溝13が垂直方向に形成され、水平スリット12
と切り込み溝13の上面(凹部の底面)までの距離G2
となっている。従って、水平スリット11、12間に
は、幅が略G1 の付け根19を有する断面矩形状の切り
離し片20が形成されると共に、切り離し片20の下方
には、幅が略G2 の付け根21を有する断面逆L字状の
下部片22が形成されることになる。下部片22のL字
底部は水平スリット12と隣接し、下部片22のL字垂
直部は敷居10の両側面23の一部を構成している。
【0009】即ち、前記図2(A)に示す施工パターン
では、切り離し片20及び下部片22はそのまま敷居本
体14に付けて施工されるが、図2(B)に示す施工パ
ターンにおいて、フロア材の嵌合部の厚さが薄い場合に
は、下部片22だけを付け根21から切り離して施工
し、一方フロア材の嵌合部の厚さが厚い場合には、切り
離し片20及び下部片22共切り離して施工するように
構成している。
では、切り離し片20及び下部片22はそのまま敷居本
体14に付けて施工されるが、図2(B)に示す施工パ
ターンにおいて、フロア材の嵌合部の厚さが薄い場合に
は、下部片22だけを付け根21から切り離して施工
し、一方フロア材の嵌合部の厚さが厚い場合には、切り
離し片20及び下部片22共切り離して施工するように
構成している。
【0010】敷居本体14の上面16から水平スリット
11までの距離、即ち、つば部17の付け根18の厚さ
T1 は、つば部17の設計条件により決定される。ま
た、敷居本体14の底面15から水平スリット11まで
の距離T2 及び間隔G1 は、嵌合されるフロア材の嵌合
部の厚さによってより決定される。なお、間隔G1 及び
距離G2 は施工現場においてカッター等で手軽にカット
できる大きさとしている。なお、つば部17の下方又は
つば部17と切り離し片20との下方に、フロア材と嵌
合可能な切欠き部が形成されることになる。また、付け
根19、21と切り込み溝13によって形成された垂直
端面24は同一面を形成している。
11までの距離、即ち、つば部17の付け根18の厚さ
T1 は、つば部17の設計条件により決定される。ま
た、敷居本体14の底面15から水平スリット11まで
の距離T2 及び間隔G1 は、嵌合されるフロア材の嵌合
部の厚さによってより決定される。なお、間隔G1 及び
距離G2 は施工現場においてカッター等で手軽にカット
できる大きさとしている。なお、つば部17の下方又は
つば部17と切り離し片20との下方に、フロア材と嵌
合可能な切欠き部が形成されることになる。また、付け
根19、21と切り込み溝13によって形成された垂直
端面24は同一面を形成している。
【0011】かかる構成を有する敷居10を、異なる施
工パターン及び異なるフロア材の嵌合部の厚さに施工す
る方法について図1を参照しながら説明する。まず、前
記図2(A)に示す施工パターンでは、敷居10の切り
離し片20及び下部片22はそのまま敷居本体14に付
けて施工する。従って、図3に示す従来例の敷居51の
ように、両端部の切欠き部を隠すためのサイドアダプタ
を使用する必要はなく、経済的であると共に施工性が良
い。
工パターン及び異なるフロア材の嵌合部の厚さに施工す
る方法について図1を参照しながら説明する。まず、前
記図2(A)に示す施工パターンでは、敷居10の切り
離し片20及び下部片22はそのまま敷居本体14に付
けて施工する。従って、図3に示す従来例の敷居51の
ように、両端部の切欠き部を隠すためのサイドアダプタ
を使用する必要はなく、経済的であると共に施工性が良
い。
【0012】次に、図2(B)に示す施工パターンにお
いて、フロア材の嵌合部の厚さが薄い場合には、切り離
し片20はそのまま敷居本体14に付けておき、下部片
22だけを付け根21から切り離して施工する。一方フ
ロア材の嵌合部の厚さが厚い場合には、切り離し片20
及び下部片22共切り離して施工する。従って、フロア
材の嵌合部の厚さが異なっても、1種類の敷居によって
対応可能であり、経済的であると共に、現場で簡単に切
り離し片20及び/又は下部片22を切り離して施工で
きるので、作業性が向上する。
いて、フロア材の嵌合部の厚さが薄い場合には、切り離
し片20はそのまま敷居本体14に付けておき、下部片
22だけを付け根21から切り離して施工する。一方フ
ロア材の嵌合部の厚さが厚い場合には、切り離し片20
及び下部片22共切り離して施工する。従って、フロア
材の嵌合部の厚さが異なっても、1種類の敷居によって
対応可能であり、経済的であると共に、現場で簡単に切
り離し片20及び/又は下部片22を切り離して施工で
きるので、作業性が向上する。
【0013】本実施の形態においては、2つの水平スリ
ット11、12により切り離し片20を1つのみとした
が、嵌合するフロア材の嵌合部の厚さに応じて、水平ス
リットを3つ以上として、切り離し片を2つ以上とする
こともできる。また、下部片22の断面形状を逆L字状
としたが、側面23及び側面23に連接する底面15の
一部を備えていれば、この形状に限定されない。即ち、
切り込み溝13の形状は矩形状に限定されず、台形等で
も適用できる。間隔G1 及び距離G2 は、敷居本体を構
成する材料の性状に応じて適宜決定することができる。
本実施の形態においては、建具下枠として敷居について
説明したが、これに限定されず、その他造作材にも使用
できる。
ット11、12により切り離し片20を1つのみとした
が、嵌合するフロア材の嵌合部の厚さに応じて、水平ス
リットを3つ以上として、切り離し片を2つ以上とする
こともできる。また、下部片22の断面形状を逆L字状
としたが、側面23及び側面23に連接する底面15の
一部を備えていれば、この形状に限定されない。即ち、
切り込み溝13の形状は矩形状に限定されず、台形等で
も適用できる。間隔G1 及び距離G2 は、敷居本体を構
成する材料の性状に応じて適宜決定することができる。
本実施の形態においては、建具下枠として敷居について
説明したが、これに限定されず、その他造作材にも使用
できる。
【0014】
【実施例】本実施の形態に基づいて実施した実施例につ
いて、前提条件と結果を以下に説明する。敷居本体の断
面の長さL=102mm、高さT0 =24.0mm、つ
ば部の付け根の厚さT1 =9.0mm、水平スリット長
さLS =10.0mm、水平スリット幅WS =0.5m
m、切り込み溝長さLK =9.0mm、切り込み溝幅W
K=5.0mm、間隔G1 =3.0mm、距離G2 =
3.0mmとした。この製作した敷居を用いて、異なる
施工パターン及び嵌合部の厚さの異なるフロア材に施工
した際に、作業性の向上が確認でき、さらに経済的であ
ることが確認できた。
いて、前提条件と結果を以下に説明する。敷居本体の断
面の長さL=102mm、高さT0 =24.0mm、つ
ば部の付け根の厚さT1 =9.0mm、水平スリット長
さLS =10.0mm、水平スリット幅WS =0.5m
m、切り込み溝長さLK =9.0mm、切り込み溝幅W
K=5.0mm、間隔G1 =3.0mm、距離G2 =
3.0mmとした。この製作した敷居を用いて、異なる
施工パターン及び嵌合部の厚さの異なるフロア材に施工
した際に、作業性の向上が確認でき、さらに経済的であ
ることが確認できた。
【0015】
【発明の効果】請求項1〜3記載の建具下枠において
は、フロア材の上面及び離隔したフロア材の中間に取付
け可能な建具下枠であって、幅方向両側で底面から所定
高さ位置に、フロア材の厚みに応じた一定深さの水平ス
リットを形成すると共に、水平スリットによって形成さ
れる下部片に底面に開口する切り込み溝を設けているの
で、1種類の建具下枠によって、異なる施工パターンに
対応可能である。従って、作業性及び経済性に優れてい
る。特に、請求項2記載の建具下枠においては、使用す
るフロア材は、複数の種類の厚みがあって、水平スリッ
トは、フロア材の厚みに応じて複数形成されているの
で、嵌合されるフロア材の異なる厚さに対応可能であ
る。従って、作業性及び経済性に優れている。請求項3
記載の建具下枠においては、建具下枠の材料は、中比重
繊維板等の木質繊維板、又はABS、塩化ビニール、ポ
リプロピレン等のプラスチックとしているので、製作が
簡単であると共に、切削加工性が良好で、施工性に優れ
ている。
は、フロア材の上面及び離隔したフロア材の中間に取付
け可能な建具下枠であって、幅方向両側で底面から所定
高さ位置に、フロア材の厚みに応じた一定深さの水平ス
リットを形成すると共に、水平スリットによって形成さ
れる下部片に底面に開口する切り込み溝を設けているの
で、1種類の建具下枠によって、異なる施工パターンに
対応可能である。従って、作業性及び経済性に優れてい
る。特に、請求項2記載の建具下枠においては、使用す
るフロア材は、複数の種類の厚みがあって、水平スリッ
トは、フロア材の厚みに応じて複数形成されているの
で、嵌合されるフロア材の異なる厚さに対応可能であ
る。従って、作業性及び経済性に優れている。請求項3
記載の建具下枠においては、建具下枠の材料は、中比重
繊維板等の木質繊維板、又はABS、塩化ビニール、ポ
リプロピレン等のプラスチックとしているので、製作が
簡単であると共に、切削加工性が良好で、施工性に優れ
ている。
【図1】本発明の一実施の形態に係る建具下枠の断面図
である。
である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ従来例に係る建具下
枠を用いた異なる施工パターンを説明する断面図であ
る。
枠を用いた異なる施工パターンを説明する断面図であ
る。
【図3】従来例に係る建具下枠にサイドアダプタを嵌合
した状態の断面図である。
した状態の断面図である。
10 敷居(建具下枠) 11 水平スリ
ット 12 水平スリット 13 切り込み
溝 14 敷居本体 15 底面 16 上面 17 つば部 18 付け根 19 付け根 20 切り離し片 21 付け根 22 下部片 23 側面 24 垂直端面
ット 12 水平スリット 13 切り込み
溝 14 敷居本体 15 底面 16 上面 17 つば部 18 付け根 19 付け根 20 切り離し片 21 付け根 22 下部片 23 側面 24 垂直端面
Claims (3)
- 【請求項1】 フロア材の上面及び離隔したフロア材の
中間に取付け可能な建具下枠であって、 幅方向両側で底面から所定高さ位置に、前記フロア材の
厚みに応じた一定深さの水平スリットを形成すると共
に、該水平スリットによって形成される下部片に前記底
面に開口する切り込み溝を設けたことを特徴とする建具
下枠。 - 【請求項2】 使用する前記フロア材は、複数の種類の
厚みがあって、前記水平スリットは、該フロア材の厚み
に応じて複数形成されている請求項1記載の建具下枠。 - 【請求項3】 前記建具下枠の材料は、中比重繊維板等
の木質繊維板、又はABS、塩化ビニール、ポリプロピ
レン等のプラスチックとした請求項1又は2記載の建具
下枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36222997A JPH11173012A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 建具下枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36222997A JPH11173012A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 建具下枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11173012A true JPH11173012A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18476321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36222997A Pending JPH11173012A (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 建具下枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11173012A (ja) |
-
1997
- 1997-12-10 JP JP36222997A patent/JPH11173012A/ja active Pending
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