JPH11172310A - 溶融還元炉への種湯装入装置 - Google Patents
溶融還元炉への種湯装入装置Info
- Publication number
- JPH11172310A JPH11172310A JP33428497A JP33428497A JPH11172310A JP H11172310 A JPH11172310 A JP H11172310A JP 33428497 A JP33428497 A JP 33428497A JP 33428497 A JP33428497 A JP 33428497A JP H11172310 A JPH11172310 A JP H11172310A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】溶銑装入後その凝固を防止するため数時間以内
に開口部を閉塞し、気密確認後操業を開始することが容
易で、かつ、溶銑装入時にスポーリングにより出銑口耐
火物が損傷しない出銑口を提供する。 【解決手段】予め製造した溶銑20を鋳込み鍋10から受け
る受皿30と、出銑口40を備えた溶融還元炉50と、前記受
皿から溶融還元炉の出銑口へ連結する溶銑導入路60とを
具備し、溶銑を溶融還元炉の出銑口から種湯として装入
するようにした溶融還元炉への種湯装入装置。
に開口部を閉塞し、気密確認後操業を開始することが容
易で、かつ、溶銑装入時にスポーリングにより出銑口耐
火物が損傷しない出銑口を提供する。 【解決手段】予め製造した溶銑20を鋳込み鍋10から受け
る受皿30と、出銑口40を備えた溶融還元炉50と、前記受
皿から溶融還元炉の出銑口へ連結する溶銑導入路60とを
具備し、溶銑を溶融還元炉の出銑口から種湯として装入
するようにした溶融還元炉への種湯装入装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は銑鉄製造設備である
溶融還元炉のスタートアップに必要な種湯を挿入する装
置に関する。
溶融還元炉のスタートアップに必要な種湯を挿入する装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】2000t/d 以上の商業規模の溶融還元炉
は、炉体径が大型化することや、スラグの接する部分に
水冷パネルを全周に渡って設置するため、固定式の炉体
形式となる。
は、炉体径が大型化することや、スラグの接する部分に
水冷パネルを全周に渡って設置するため、固定式の炉体
形式となる。
【０００３】このような溶融還元炉に種湯を装入する方
法には、スクラップやナマコ等の冷鉄源を溶融還元炉内
で酸素ジェットにより溶解し、これを種湯とする方法が
ある。しかし、この方法は耐火物への浸食性が著しいFe
O を生成するために溶融還元炉内張り耐火物を損傷する
恐れがある。
法には、スクラップやナマコ等の冷鉄源を溶融還元炉内
で酸素ジェットにより溶解し、これを種湯とする方法が
ある。しかし、この方法は耐火物への浸食性が著しいFe
O を生成するために溶融還元炉内張り耐火物を損傷する
恐れがある。
【０００４】このため、傾動式炉体の場合と同様に、固
定式炉体の炉頂に開口部を設け注湯する方法が考えられ
る。しかし、炉内は水冷パネルが全周に設置してあり、
注湯時に水冷パネルの損傷が懸念される。また、溶融還
元炉は0.2MPa以上の高圧で操業される設備であるため、
開口部を設けた場合、その部分のシール性を維持する必
要があり、溶銑装入後その凝固を防止するため数時間以
内に開口部を閉塞し、気密確認後操業を開始することは
非常に困難である。
定式炉体の炉頂に開口部を設け注湯する方法が考えられ
る。しかし、炉内は水冷パネルが全周に設置してあり、
注湯時に水冷パネルの損傷が懸念される。また、溶融還
元炉は0.2MPa以上の高圧で操業される設備であるため、
開口部を設けた場合、その部分のシール性を維持する必
要があり、溶銑装入後その凝固を防止するため数時間以
内に開口部を閉塞し、気密確認後操業を開始することは
非常に困難である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情にか
んがみてなされたもので、その目的とするところは、溶
銑装入後その凝固を防止するため数時間以内に開口部を
閉塞し、気密確認後操業を開始することが容易な溶融還
元炉への種湯装入装置を提供することである。また、別
の目的は、上記目的を達成する種湯装入装置において、
溶銑装入時にスポーリングにより出銑口耐火物が損傷し
ない出銑口を提供するものである。
んがみてなされたもので、その目的とするところは、溶
銑装入後その凝固を防止するため数時間以内に開口部を
閉塞し、気密確認後操業を開始することが容易な溶融還
元炉への種湯装入装置を提供することである。また、別
の目的は、上記目的を達成する種湯装入装置において、
溶銑装入時にスポーリングにより出銑口耐火物が損傷し
ない出銑口を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、 （１） 予め製造した溶銑を鋳込み鍋から受ける受皿
と、出銑口を備えた溶融還元炉と、前記受皿から溶融還
元炉の出銑口へ溶銑を導入する溶銑導入路とを具備し、
溶銑を溶融還元炉の出銑口から種湯として装入するよう
にした溶融還元炉への種湯装入装置。 （２） 出銑口の内側に、溶銑導入時のスポーリング防
止用断熱性スリーブを備えた、（１）に記載の溶融還元
炉への種湯装入装置。 （３） 出銑口の内側に配置されたスポーリング防止用
の断熱性ファイバー又はシートと、このファイバー又は
シートの内側に配置された耐火物製パイプ部材とを具備
した、（１）に記載の溶融還元炉への種湯装入装置。 （４） スポーリング防止用断熱性スリーブは、シャモ
ット系煉瓦によるパイプ、及びシャモット系キャスタブ
ルにより成形したパイプから選択され、スポーリング防
止用の断熱性ファイバー又はシートは、岩綿系、グラス
系、及び多孔質系の材質から選択され、耐火物製パイプ
は、Al2O 3、Mg Ｏ−Ｃ、Ａｌ2Ｏ3−ＳｉＣ−Ｃの、焼成
耐火物及びプレキャストキャスターから選択されている
（２）または（３）に記載の溶融還元炉への種湯挿入装
置である。
と、出銑口を備えた溶融還元炉と、前記受皿から溶融還
元炉の出銑口へ溶銑を導入する溶銑導入路とを具備し、
溶銑を溶融還元炉の出銑口から種湯として装入するよう
にした溶融還元炉への種湯装入装置。 （２） 出銑口の内側に、溶銑導入時のスポーリング防
止用断熱性スリーブを備えた、（１）に記載の溶融還元
炉への種湯装入装置。 （３） 出銑口の内側に配置されたスポーリング防止用
の断熱性ファイバー又はシートと、このファイバー又は
シートの内側に配置された耐火物製パイプ部材とを具備
した、（１）に記載の溶融還元炉への種湯装入装置。 （４） スポーリング防止用断熱性スリーブは、シャモ
ット系煉瓦によるパイプ、及びシャモット系キャスタブ
ルにより成形したパイプから選択され、スポーリング防
止用の断熱性ファイバー又はシートは、岩綿系、グラス
系、及び多孔質系の材質から選択され、耐火物製パイプ
は、Al2O 3、Mg Ｏ−Ｃ、Ａｌ2Ｏ3−ＳｉＣ−Ｃの、焼成
耐火物及びプレキャストキャスターから選択されている
（２）または（３）に記載の溶融還元炉への種湯挿入装
置である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明種
湯装入装置の一実施の形態を説明する。この装置は、鋳
込み鍋１０から予め製造した溶銑２０を受ける受皿３０
と、出銑口４０を備えた溶融還元炉５０と、前記受皿３
０から溶融還元炉の出銑口４０へ溶銑を導入する溶銑導
入路６０とを具備し、受皿内の溶銑を溶融還元炉の出銑
口から種湯として装入するようにした溶融還元炉への種
湯装入装置である。ここで溶銑は、製鉄所において既に
高炉が存在する場合、製銑工程で生産された溶銑を種湯
として利用できる。また、製鋼工程で電気炉が存在する
場合、製鋼工程でpig ironを溶解して生産された溶銑を
種湯として利用できる。あるいは、スクラップを溶解
し、加炭して生産された溶銑を種湯として利用できる。
受皿内の溶銑を出銑口に導く溶銑導入路６０は、図２に
示すように、箱体６１内に銑鉄が通る耐火物パイプ６２
を配置し、箱体と耐火物パイプとの間に砂６３を充填し
ている。耐火物パイプは、種湯導入時のみに耐用性があ
ればよいので、ＳＫ３４材のように安価な材料を使用す
ることができる。本発明では、出銑口耐火物の築造構造
は、図３に示すように、外形が矩形で内側径が円形断面
のセット煉瓦４４である。ところで、溶融還元炉の出銑
口耐火物の築造構造は基本的には高炉と同様な構造であ
る。溶融還元炉の炉内では溶銑やスラグが流動している
ため、高炉で見られるように出銑口耐火物の厚さを超え
てマッドが出銑口前部に堆積しない。従って、高炉での
操業のように出銑口の深度を回復させるような操作は不
可能である。出銑口の寿命は溶融還元炉炉体寿命の決定
要因となるため、溶銑装入時にスポーリングにより出銑
口耐火物が損傷しないような配慮が必要である。
湯装入装置の一実施の形態を説明する。この装置は、鋳
込み鍋１０から予め製造した溶銑２０を受ける受皿３０
と、出銑口４０を備えた溶融還元炉５０と、前記受皿３
０から溶融還元炉の出銑口４０へ溶銑を導入する溶銑導
入路６０とを具備し、受皿内の溶銑を溶融還元炉の出銑
口から種湯として装入するようにした溶融還元炉への種
湯装入装置である。ここで溶銑は、製鉄所において既に
高炉が存在する場合、製銑工程で生産された溶銑を種湯
として利用できる。また、製鋼工程で電気炉が存在する
場合、製鋼工程でpig ironを溶解して生産された溶銑を
種湯として利用できる。あるいは、スクラップを溶解
し、加炭して生産された溶銑を種湯として利用できる。
受皿内の溶銑を出銑口に導く溶銑導入路６０は、図２に
示すように、箱体６１内に銑鉄が通る耐火物パイプ６２
を配置し、箱体と耐火物パイプとの間に砂６３を充填し
ている。耐火物パイプは、種湯導入時のみに耐用性があ
ればよいので、ＳＫ３４材のように安価な材料を使用す
ることができる。本発明では、出銑口耐火物の築造構造
は、図３に示すように、外形が矩形で内側径が円形断面
のセット煉瓦４４である。ところで、溶融還元炉の出銑
口耐火物の築造構造は基本的には高炉と同様な構造であ
る。溶融還元炉の炉内では溶銑やスラグが流動している
ため、高炉で見られるように出銑口耐火物の厚さを超え
てマッドが出銑口前部に堆積しない。従って、高炉での
操業のように出銑口の深度を回復させるような操作は不
可能である。出銑口の寿命は溶融還元炉炉体寿命の決定
要因となるため、溶銑装入時にスポーリングにより出銑
口耐火物が損傷しないような配慮が必要である。
【０００８】この場合、溶銑受け入れ時の出銑口耐火物
のスポーリングを防止するために、出銑口耐火物をガス
バーナ等により予熱しておく方法も有るが、溶銑装入後
に稼働準備のために必要な時間とその間の温度低下を見
込んで装入時の種湯温度は1400℃以上が必要であるた
め、予熱のみで耐火物のスポーリングを防止することは
難しい。このため、図４の実施態様に示すように、溶銑
装入時にはその損傷を防止するためにセット煉瓦の内側
に上記スリーブ内にスポーリング防止用断熱性スリーブ
41を設置することが望ましい。スリーブ４１は、例え
ば、シャモット系煉瓦によるパイプまたはシャモット系
キャスタブルにより成形したパイプなどで構成されてい
る。
のスポーリングを防止するために、出銑口耐火物をガス
バーナ等により予熱しておく方法も有るが、溶銑装入後
に稼働準備のために必要な時間とその間の温度低下を見
込んで装入時の種湯温度は1400℃以上が必要であるた
め、予熱のみで耐火物のスポーリングを防止することは
難しい。このため、図４の実施態様に示すように、溶銑
装入時にはその損傷を防止するためにセット煉瓦の内側
に上記スリーブ内にスポーリング防止用断熱性スリーブ
41を設置することが望ましい。スリーブ４１は、例え
ば、シャモット系煉瓦によるパイプまたはシャモット系
キャスタブルにより成形したパイプなどで構成されてい
る。
【０００９】また、図５に示す本発明の実施の態様で
は、出銑口の溶銑挿入時の損傷を防止するために、この
セット煉瓦４４の内側にスポーリング防止用の断熱性フ
ァイバー又はシート４２を配置し、さらにこのファイバ
ー又はシートの内側に耐火物製パイプ部材４３を配置し
ている。断熱性のファイバーやシート４２は、例えば、
岩綿系、グラス系、多孔質系の材質で構成されている。
耐火物製パイプ部材４３は、例えば、Al2O 3、Mg Ｏ−
Ｃ、Ａｌ2Ｏ3−ＳｉＣ−Ｃの、焼成耐火物及びプレキャ
ストキャスターで構成されている。これらを配置するこ
とにより、出銑口の内径は、５０−１００ｍｍ程度とな
る。以上のように、本発明では、溶融還元炉の出銑口を
種湯用の装入口部として利用しているので、機械的なシ
ールが不要となる。すなわち、溶融還元炉は0.2MPa以上
の高圧で操業される設備であるため、種湯の装入口部を
別途設けた場合、その部分のシール性を維持する必要が
ある。本発明のように出銑口を種湯用の溶銑の装入口に
使用すると、装入後は通常の操業と同様にマッドガンで
閉塞を行えば操業を開始可能であり、機械的なシール装
置は不要である。また、出銑口の断熱性が向上し、出銑
口耐火物を保護しながら種湯を受け入れることができる
ようになっている。
は、出銑口の溶銑挿入時の損傷を防止するために、この
セット煉瓦４４の内側にスポーリング防止用の断熱性フ
ァイバー又はシート４２を配置し、さらにこのファイバ
ー又はシートの内側に耐火物製パイプ部材４３を配置し
ている。断熱性のファイバーやシート４２は、例えば、
岩綿系、グラス系、多孔質系の材質で構成されている。
耐火物製パイプ部材４３は、例えば、Al2O 3、Mg Ｏ−
Ｃ、Ａｌ2Ｏ3−ＳｉＣ−Ｃの、焼成耐火物及びプレキャ
ストキャスターで構成されている。これらを配置するこ
とにより、出銑口の内径は、５０−１００ｍｍ程度とな
る。以上のように、本発明では、溶融還元炉の出銑口を
種湯用の装入口部として利用しているので、機械的なシ
ールが不要となる。すなわち、溶融還元炉は0.2MPa以上
の高圧で操業される設備であるため、種湯の装入口部を
別途設けた場合、その部分のシール性を維持する必要が
ある。本発明のように出銑口を種湯用の溶銑の装入口に
使用すると、装入後は通常の操業と同様にマッドガンで
閉塞を行えば操業を開始可能であり、機械的なシール装
置は不要である。また、出銑口の断熱性が向上し、出銑
口耐火物を保護しながら種湯を受け入れることができる
ようになっている。
【００１０】
【実施例】図示する種湯装入装置において、 ［受皿］ 高さ：2000mm、溶銑量：40ton 、ｘ４杯 ［溶銑導入路（耐火物パイプ部材）］ 受皿側の高さ：1150mm、耐火物パイプ部材の長さ：13m
、耐火物パイプの材質：SK３４ ［出銑口］ 高さ：800mm ［スポーリング防止用断熱性スリーブ］シャモット系煉
瓦によるパイプ ［スポーリング防止用の断熱性ファイバー］岩綿系材質 ［耐火物製パイプ］Al2O 3の焼成耐火物 以上の条件下で溶銑を種湯として出銑口から導入した
が、溶銑挿入時に出銑口の損傷は観察されなかった。ま
た、溶銑挿入後マッドガンで閉塞を行い、短時間で操業
が開始できた。
、耐火物パイプの材質：SK３４ ［出銑口］ 高さ：800mm ［スポーリング防止用断熱性スリーブ］シャモット系煉
瓦によるパイプ ［スポーリング防止用の断熱性ファイバー］岩綿系材質 ［耐火物製パイプ］Al2O 3の焼成耐火物 以上の条件下で溶銑を種湯として出銑口から導入した
が、溶銑挿入時に出銑口の損傷は観察されなかった。ま
た、溶銑挿入後マッドガンで閉塞を行い、短時間で操業
が開始できた。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、出銑口
を種湯の挿入口として利用しているので、出銑口を閉塞
後迅速に操業を開始できる。また、出銑口耐火物のスポ
ーリングを防止する構造としたので、出銑口の炉耐火物
を損傷することがない顕著な効果を発揮する。
を種湯の挿入口として利用しているので、出銑口を閉塞
後迅速に操業を開始できる。また、出銑口耐火物のスポ
ーリングを防止する構造としたので、出銑口の炉耐火物
を損傷することがない顕著な効果を発揮する。
【図１】本発明の一例を示す溶融還元炉の説明図。
【図２】図１のA −A 線に沿う溶銑導入路の構造を示す
斜視図。
斜視図。
【図３】出銑口の構造を示す断面図。
【図４】出銑口のスポーリング防止構造の一実施態様を
示す断面図。
示す断面図。
【図５】出銑口のスポーリング防止構造の他の実施態様
を示す断面図。
を示す断面図。
10... 鋳込み鍋、20... 溶銑、30... 受皿、40... 出銑
口、50... 溶融還元炉、60... 溶銑導入路、41... スポ
ーリング防止用断熱性スリーブ、42... スポーリング防
止用の断熱性ファイバー又はシート、43... 耐火物製パ
イプ部材、44...セット煉瓦。
口、50... 溶融還元炉、60... 溶銑導入路、41... スポ
ーリング防止用断熱性スリーブ、42... スポーリング防
止用の断熱性ファイバー又はシート、43... 耐火物製パ
イプ部材、44...セット煉瓦。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 明史 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 川上 正弘 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 磯崎 進市 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 岩崎 克博 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 予め製造した溶銑を鋳込み鍋から受ける
受皿と、出銑口を備えた溶融還元炉と、前記受皿から溶
融還元炉の出銑口へ溶銑を導入する溶銑導入路とを具備
し、溶銑を溶融還元炉の出銑口から種湯として装入する
ようにした溶融還元炉への種湯装入装置。 - 【請求項２】 出銑口の内側に、溶銑導入時のスポーリ
ング防止用断熱性スリーブを備えた、請求項１に記載の
溶融還元炉への種湯装入装置。 - 【請求項３】 出銑口の内側に配置されたスポーリング
防止用の断熱性ファイバー又はシートと、このファイバ
ー又はシートの内側に配置された耐火物製パイプ部材と
を具備した、請求項１に記載の溶融還元炉への種湯装入
装置。 - 【請求項４】スポーリング防止用断熱性スリーブは、シ
ャモット系煉瓦によるパイプ、及びシャモット系キャス
タブルにより成形したパイプから選択され、スポーリン
グ防止用の断熱性ファイバー又はシートは、岩綿系、グ
ラス系、及び多孔質系の材質から選択され、耐火物製パ
イプは、Al2O 3、Mg Ｏ−Ｃ、Ａｌ2Ｏ3−ＳｉＣ−Ｃの、
焼成耐火物及びプレキャストキャスターから選択されて
いる請求項２または３に記載の溶融還元炉への種湯挿入
装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33428497A JPH11172310A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 溶融還元炉への種湯装入装置 |
| CA002307090A CA2307090C (en) | 1997-10-20 | 1998-10-19 | Structure of metallurgical furnace and operating method using the same metallurgical furnace |
| PCT/JP1998/004703 WO1999020966A1 (fr) | 1997-10-20 | 1998-10-19 | Structure de four metallurgique et procede d'exploitation utilisant ledit four metallurgique |
| BR9813107-9A BR9813107A (pt) | 1997-10-20 | 1998-10-19 | Estrutura de forno metalúrgico e método de operação usando o mesmo |
| AU94629/98A AU751764B2 (en) | 1997-10-20 | 1998-10-19 | Structure of metallurgical furnace and operating method using the same metallurgical furnace |
| CN98810337A CN1276862A (zh) | 1997-10-20 | 1998-10-19 | 冶金炉的构造及该冶金炉的操作方法 |
| KR1020007003164A KR100339261B1 (ko) | 1997-10-20 | 1998-10-19 | 야금로의 구조 및 그 야금로의 하부조 교환방법, 그 야금로의 조업방법 및 그 야금로에 사용되는 플랜지의 시일장치 |
| TW87117290A TW434318B (en) | 1997-10-20 | 1998-10-20 | Structure of metallurgical furnace and operating method using the same metallurgical furnace |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33428497A JPH11172310A (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 溶融還元炉への種湯装入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11172310A true JPH11172310A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18275626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33428497A Pending JPH11172310A (ja) | 1997-10-20 | 1997-12-04 | 溶融還元炉への種湯装入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11172310A (ja) |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33428497A patent/JPH11172310A/ja active Pending
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