JPH11170598A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11170598A
JPH11170598A JP34544897A JP34544897A JPH11170598A JP H11170598 A JPH11170598 A JP H11170598A JP 34544897 A JP34544897 A JP 34544897A JP 34544897 A JP34544897 A JP 34544897A JP H11170598 A JPH11170598 A JP H11170598A
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Izumi Narita
泉 成田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDアレイを用いた露光装置で階調表現可
能な画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 発光部102,103からなる2列の発
光ダイオードチップのアレイによって感光体ドラムを露
光する。501は発光部102の列によって露光された
部分、502は発光部103の列によって露光された部
分であって、正方形で示した部分が発光部102,10
3で露光された部分を示し、そのうち斜線部は露光され
た部分、白部は非露光部分を示す。また、503から5
07は部分501,502を主走査方向に2つの露光部
毎に点線で区分してそれぞれの区分内の各露光部の発光
パターンの違いから生じる異なった露光量を示すもので
あり、5段階に階調表現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光ダイオードアレ
イを用いた露光装置を有する画像形成装置に関し、特に
電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、従来より、複数
の発光領域を有する発光ダイオードアレイを用いて感光
体ドラム上にパターンを形成する露光装置が用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら電子写真
方式を用いた画像形成装置の露光部分に発光ダイオード
アレイ(LEDアレイ)を用いた場合、LEDアレイ内
の各発光素子の発光量を個別に制御し、露光させること
は困難なため、自然画を印字する際などに必要な階調を
表現することが極めて困難である。
【0004】本発明は上述の従来例の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは階調表現
のできる画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、感光体ドラムを画像デー
タに応答して露光するための光源として発光ダイオード
チップを前記感光体ドラムの軸方向に複数個および複数
列並設した発光ダイオードアレイを具えたことを特徴と
する。
【0006】また請求項2にかかる発明は、請求項1に
おいて、前記複数列の発光ダイオードチップは、発光部
の面積が列毎に異なることを特徴とする。
【0007】さらに請求項3にかかる発明は、請求項1
において、前記発光ダイオードチップの発光量が列毎に
異なることを特徴とする。
【0008】さらに請求項4にかかる発明は、請求項1
〜3のいずれかにおいて、前記感光体ドラムの同一ライ
ン上に前記各列の発光ダイオードアレイによって多重露
光させるための制御手段を有することことを特徴とす
る。
【0009】さらに請求項5にかかる発明は、請求項1
〜4のいずれかにおいて、前記感光体ドラム上の主走査
方向に隣接した複数の露光部を1つの画素として画像デ
ータを処理する手段を有することを特徴とする。
【0010】さらに請求項6にかかる発明は、請求項1
〜4のいずれかにおいて、前記感光体ドラム上の主走査
および副走査方向に隣接した複数の露光部を1つの画素
データとして処理する手段を有することを特徴とする。
【0011】さらに請求項7にかかる発明は、請求項1
〜6のいずれかにおいて、前記発光ダイオードチップ
は、該チップ内にシフトレジスタを搭載しており、該チ
ップ内の複数個の発光点が順次転送されることを特徴と
する。
【0012】さらに請求項8にかかる発明は、請求項1
〜6のいずれかにおいて、前記発光ダイオードチップ
は、サイリスタ構造からなる半導体プロセスにより生成
されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図1乃
至図3及び図18乃至図21を参照して説明する。
【0014】図1はLEDアレイの発光部を示す図で、
101はLEDアレイ、102、103は基板上の発光
部、104は上部電極、105はパットである。図2は
本発明のLEDアレイ101を示す。図3は本発明のL
EDアレイを用いた露光装置を含む画像形成装置の要部
を示す。
【0015】図3に示すようにLEDアレイ101から
出た光は、ロッドレンズアレー301を通り、感光体ド
ラム302上に露光され、その後電子写真プロセスを経
て可視化される。
【0016】図18はLEDアレイの各列の発光部を構
成するサイリスタ構造からなる自己走査型発光体チップ
の等価回路を示す図で、1801はシフトレジスタ部、
1802は発光部、1803は負荷抵抗、S1〜Snは
シフトレジスタ部1801のサイリスタ、SS1〜SS
nは発光部1802のサイリスタを示す。それぞれのサ
イリスタのゲート端子はダイオードD1〜Dnを介して
お互いに接統され、また負荷抵抗1803を介して電源
VGAに接続される。電源電圧は各列ともに同一とする
ことができ、この場合、各列の各発光部のサイリスタの
発光量は同一であるが、各列毎に電源電圧を異ならせる
ことも出来、この場合、各列の発光量は異なる。また、
詳細は後述するが、サイリスタの発光部面積を異ならせ
ることによっても発光量は異ならせることができる。
【0017】図19および図20は図18の自己走査型
発光体チップの制御部を示す図である。図19におい
て、1901は発光体チップのドライバ部およびバッフ
ァ部、19A1〜19An、19B1〜19Bnは2列
配置されたLEDアレーの各列を構成するチップ部(図
18)である。
【0018】図20において、20A1〜20An、2
0B1〜20Bnは各列(19A,19B)の各チップ
部に対応したバッファ部、2004はデータ分配部、2
005は画像データ格納部を示す。画像データ格納部2
005に例えばホストコンピュータから入力された画像
データはデータ分配部2004によりそれぞれ所定のバ
ッファ部20A1〜20An、20B1〜20Bnに分
配され、ドライバを介して後述の転送クロックと共にチ
ップ部に供給される。一方の列19A1〜19Anに
は、データDATA1A〜nAとクロックφSA〜φ2
Aが供給され、他方の列19B1〜19Bnにはデータ
DATA1B〜nBとクロックφSB〜φ2Bが供給さ
れる。クロックとデータとの関係は、図21に示す通り
である。なお、図18はチップ部19A1についてのみ
クロックとデータを示してあるが、他のチップ部も同様
に動作することは容易に理解される。
【0019】図21に示すように、転送動作のため転送
クロックφ1A、φ2Aがカソードに印加される。今A
1でサイリスタS1がオンとなり、同時にダイオードD
1の両端に電位の差が生じる。この状態でφ2AのA2
の部分でサイリスタS2がオンになる。同時にダイオー
ドD2の両端に電圧の差が生じ、φ1AのA3の部分で
サイリスタS3がオンとなる。上記動作を繰り返すこと
により、順次右方向への転送が行われる。またこれに同
期して画像データDATA1Aを入力することによって
それぞれサイリスタS1,S2,S3等のオンオフが決
定され、画像データに応答して発光させることができ
る。DATA2A〜DATAnA,φ1B,φ2B,D
ATA1B〜DATAnBの動作タイミングについても
上記と同様であり、例えば19A1から19A2,19
A3へと順次走査していくことによって、1ライン分の
画像データの走査が行われる。
【0020】なお、データDATA1A〜DATAn
A,DATA1B〜DATAnBは1ビットデータであ
り、各ビットの1,0が各サイリスタ(発光体)のオ
ン、オフに対応しており、階調表現の場合は、後述する
ように必要なビットをまとめて1画素を構成し、それ以
外は単体、即ち、各ビットが1画素に対応して用いられ
る。
【0021】以上のサイリスタ構造からなる自己走査型
発光チップを用いた発光アレーを用いることにより従来
にくらべ小型且つ安価でより高密度な露光装置を提供す
ることができる。また、階調表現の画像出力を可能とす
る。以下の各実施例は、上記構成の露光装置を用いてい
るが、これに限定されるものではない。
【0022】(第1実施例)図4は感光体ドラム302
上にLEDアレイにより露光された部分の様子を示す。
401は発光部102,103によって露光された部分
で主走査方向に隣あった2つの露光部をあわせて構成し
た1つの画素を示す。402,403はそれぞれの露光
部を示す。
【0023】図5は本発明のLEDアレイにより多重露
光された部分の露光量を示す図で、501は発光部10
2の列によって露光された部分、502は発光部103
の列によって露光された部分であって、正方形で示した
部分が発光部102,103で露光された部分を示し、
そのうち斜線部は露光された部分、白部は非露光部分を
示す。また、503から507は部分501,502を
主走査方向に2つの露光部毎に点線で区分してそれぞれ
の区分内の各露光部の発光パターンの違いから生じる異
なった露光量を示すものである。
【0024】図6は本露光装置により露光され画像形成
された記録媒体上の印字結果を示し、点線で区分された
部分601〜605のうち601で示した部分が一番多
く多重露光された部分すなわち印字が濃い部分であり、
602,603,604と順に印字が薄い部分となり、
605は露光されていない部分である。
【0025】次に上記構成による動作を説明すると、画
像パターンデータがホストコンピュータより本画像形成
装置に入力され、図1に示す発光部102および103
が入力されたパターンに応答して発光する。この時、図
4に示すとおり、主走査方向に隣接した2つのドットに
より1つの画素を形成するデータであれば、これを1つ
のブロックとして画像を形成する。また、発光部102
および103で感光体の同一箇所を多重露光することに
より、図5に示すとおり感光体の露光量は5段階に変化
させることができ、図6に示すとおり濃度の異なる画像
を形成することができる。隣接した2ドットを1つの画
素としてみなし、これに見合った両像処理を行うことに
より通常の多重露光では3段階の階調表現であったとこ
ろが、これにより、より多くの階調表現のできる画像形
成装置となる。これにより露光された感光体ドラム30
2はその後通常の電子写真方式のプロセスを経て(図示
せず)用紙にトナーを転写、定着し、一連の動作を終了
する。
【0026】以上説明した様に、複数列を配置したLE
Dアレイを用い、その各発光部をそれぞれ選択的に点灯
させ、感光体上の主走査方向同一ラインに多重露光し、
かつ主走査方向に隣接した2つのドットを1つの画素と
することによりLEDアレイを用いてもより階調のある
印字結果を得ることができる。
【0027】なお、本発明では階調表現の必要ないデー
タの場合には、露光された各ドットをそのまま単体で用
いることにより画像解像度のより高い印字結果をえるこ
とができる。また、この選択方法をホストコンピュータ
からの指示により実現することも可能である。
【0028】(第2実施例)第2実施例について図1、
図2、図3、図7、図8および図9に示した発光ダイオ
ード(以下LEDという)アレイを用いた画像形成装置
について説明する。図7は感光体ドラム30上2にLE
Dアレイにより露光された部分の様子を示す。701は
発光部102,103によって露光された部分で主走査
方向および副走査方向の隣あった4つの露光部をあわせ
て構成した1つの画素を示す。702,703,70
4,705はそれぞれの露光部を示す。
【0029】図8は本発明のLEDアレイにより多重露
光された部分の露光量を示す図で、801,804は発
光部102の列によって露光された部分、802,80
5は発光部103の列によって露光された部分であっ
て、正方形で示した部分が発光部102,103で露光
された部分を示し、そのうち斜線部は露光された部分、
白部は非露光部分を示す。803および806は副走査
方向に隣あった露光列を示す。また、807から815
は部分803,806を主走査方向に2つの露光部毎に
点線で区分してそれぞれの区分内の各露光部の発光パタ
ーンの違いから生じる異なった露光量を示すものであ
る。図9は本露光装置により露光され画像形成された記
録媒体上の印字結果を示し、点線で区分された部分90
1〜909のうち901で示した部分が一番多く多重露
光された部分すなわち印字が濃い部分であり,902,
903,904…と順に印字が薄い部分となり、909
は露光されていない部分である。
【0030】次に上記構成による動作を説明すると、画
像パターンがホストコンピュータより本画像形成装置に
入力され、図1に示す発光部102および103が入力
されたパターンに応答して発光する。この時、図7に示
すとおり、主走査方向および副走査方向に隣接した4つ
のドットにより1つの画素を形成するデータであれば、
これを1つのブロックとして画像を形成する。また、発
光部102および103で感光体の同一箇所を多重露光
することにより図8に示すとおり感光体の露光量は9段
階に変化させることができ、図9に示すとおり濃度の異
なる画像を形成することができる。隣接したドットを1
つの画素としてみなし、これに見合った画像処理を行う
ことにより通常の多重露光では3段階の階調表現であっ
たところが、これにより、より多くの階調表現のできる
画像形成装置となる。続いてこれにより露光された感光
体ドラム302はその後通常の電子写真方式のプロセス
を経て(図示せず)用紙にトナーを転写、定着し、一連
の動作を終了する。
【0031】以上説明した様に、複数列を配置したLE
Dアレイを用い、その各発光部をそれぞれ選択的に点灯
させ、主走査方向同一ラインに多重露光し、かつ主走査
方向および副走査方向に隣接した4つのドットを1つの
画素とすることによりLEDアレイを用いてもより階調
のある印字結果を得ることができる。
【0032】なお、本発明では階調表現の必要ないデー
タの場合には、露光された各ドットをそのまま単体で用
いることにより画像解像度のより高い印字結果をえるこ
とができる。また、この選択方法をホストコンピュータ
からの指示により実現することも可能である。
【0033】(第3実施例)第3実施例について図1
0、図11、図12、図13、図14および図15に示
した発光ダイオード(以下LEDという)アレイを用い
た画像形成装置について説明する。
【0034】図10は本発明のLEDアレイの発光部を
示す図で1001はLEDアレイ、1002,1003
は基板上の異なった面積を持つ発光部であって、その発
光量が異なる。1004は上部電極、1005はパット
である。図11は本発明のLEDアレイを示す。図12
は本発明の第3実施例に係るLEDアレイ1001を用
いた露光装置を含む画像形成装置の要部を示す。
【0035】図12に示すようにLEDアレイ1001
から出た光は、ロッドレンズアレー301を通り、感光
体ドラム302上に露光され、その後電子写真プロセス
を経て可視化される。
【0036】図13は感光体ドラム302上にLEDア
レイにより露光された部分の様子を示す。1301は発
光部1002,1003によって露光された部分で主走
査方向に隣あった2つの露光部をあわせて構成した1つ
の画素を示す。1302,1303はそれぞれの露光部
を示す。
【0037】図14は本発明のLEDアレイにより多重
露光された部分の露光量を示す図で、1401は発光部
1002の列によって露光された部分、1402は発光
部1003の列によって露光された部分であって、正方
形で示した部分が発光部1002,1003で露光され
た部分を示し、そのうち斜線部は露光された部分、白部
は非露光部分を示す。また、1403から1411は部
分1401,1402を主走査方向に2つの露光部毎に
点線で区分してそれぞれの区分内の各露光部の発光パタ
ーンの違いから生じる異なった露光量を示すものであ
る。
【0038】図15は本露光装置により露光され画像形
成された記録媒体上の印字結果を示し、点線で区分され
た部分1501〜1509のうち1501で示した部分
が一番多く多重露光された部分すなわち印字が濃い部分
であり、1502,1503,1504と順に印字が薄
い部分となり、1509は露光されていない部分であ
る。
【0039】次に上記構成による動作を説明すると、画
像パターンがホストコンピュータより本画像形成装置に
入力され、図10に示す発光部1002およひび100
3が入力されたパターンに応答して発光する。この時、
図13に示すとおり、主走査方向に隣接した2つのドッ
トにより1つの画素を形成するデータであれば、これを
1つのブロックとして画像を形成する。また、発光部1
002および1003で感光体の同一箇所を多重露光す
ることにより図14に示すとおり感光体の露光量は9段
階に変化させることができ、図15に示すとおり濃度の
異なる画像を形成することができる。即ち、各列ごとの
発光素子の面積が異なり、発光量が異なるLEDアレイ
を用い主走査方向に隣接した2ドットを1つの画索とし
てみなし、これに見合った画像処理を行うことにより通
常の多重露光では3段階の階調表現であったところが、
これにより、より多くの階調表現のできる画像形成装置
となる。これにより露光された感光体ドラム302はそ
の後通常の電子写真方式のプロセスを経て(図示せず)
用紙にトナーを転写、定着し、一連の動作を終了する。
【0040】以上説明した様に、複数列を配置したLE
Dアレイでかつ各列ごとに発光面積、発光量が異なるL
EDアレイを用いそれぞれ選択的に点灯させ、感光体上
の主走査方向同一ラインに多重露光し、かつ主走査方向
に隣接した2つのドットを1つの画素とをすることによ
りLEDアレイを用いてもより階調のある印字結果を得
ることができる。
【0041】なお、本発明では階調表現の必要ないデー
タの場合には、露光された各ドットをそのまま単体で用
いることにより画像解像度のより高い印字結果をえるこ
とができる。また、この選択方法をホストコンピュータ
からの指示により実現することも可能である。
【0042】(第4実施例)第4実施例について図1
0、図11、図12、図16および図17に示した発光
ダイオード(以下LEDという)アレイを用いた露光装
置について説明する。
【0043】図16は感光体ドラム302上にLEDア
レイにより露光された部分の様子を示す。1601は発
光部1002、1003によって露光された部分で主走
査方向おより副走査方向の隣あった4つの露光部をあわ
せて構成した1つの画素を示す。1602、1603、
1604、1605はそれぞれの露光部を示す。
【0044】図17は本発明のLEDアレイより多重露
光された部分の露光量を示す図で、1701、1704
は発光部1002の列によって露光された部分、170
2、1705は発光部1003の列によって露光された
部分であって、正方形で示した部分が発光部1002,
1003で露光された部分を示し、そのうち斜線部は露
光された部分、白部は非露光部分を示す。1703およ
び1706は副走査方向に隣あった露光列を示す。ま
た、1707から1721は部分1703,1706を
主走査方向に2つの露光部毎に点線で区分してそれぞれ
の区分内の各露光部の発光パターンの違いから生じる異
なった露光量を示すものである。
【0045】次に上記構成による動作を説明すると、画
像パターンがホストコンピュータより本画像形成装置に
入力され、図10に示す発光部1002および1003
が入力されたパターンに応答して発光する。この時、図
16に示すとおり、主走査方向および副走査方向に隣接
した4つのドットにより1つの画素を形成するデータで
あれば、これを1つのブロックとして画像を形成する。
また、発光部1002および1003で感光体の同一箇
所を多重露光することにより図17に示すとおり感光体
の露光量は15段階に変化させることができ、濃度のこ
となる画像を形成することができる。即ち、各列ごとの
発光素子の面積が異なり、発光量が異なるLEDアレイ
を用い主走査方向および副走査方向に隣接した4ドット
を1つの画素としてみなし、これに見合った画像処理を
行うことにより通常の多重露光では3段階の階調表現で
あったところが、これにより、より多くの階調表現ので
きる画像形成装置となる。続いてこれにより露光された
感光体ドラム302はその後通常の電子写真方式のプロ
セスを経て(図示せず)用紙にトナーを転写、定着し、
一連の動作を終了する。
【0046】以上説明した様に、複数列を配置したLE
Dアレイを用い、その各発光部をそれぞれ選択的に点灯
させ、主走査方向同一ラインに多重露光し、かつ主走査
方向および副走査方向に隣接した4つのドットを1つの
画素とすることによりLEDアレイを用いてもより階調
のある印字結果を得ることができる。
【0047】なお、本発明では階調表現の必要ないデー
タの場合には、露光された各ドットをそのまま単体で用
いることにより画像解像度のより高い印字結果をえるこ
とができる。また、この選択方法をホストコンピュータ
からの指示により実現することも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 (1)LEDアレイを用いた露光装置で階調表現可能な
画像形成装置を提供できる。
【0049】(2)LEDアレイにより感光体の同一箇
所に多重露光されたドットの内、主走査および副走査方
向にそれぞれ隣接したドットを一つの画素として扱うこ
とにより、より多くの階調表現可能な画像形成装置を提
供できる。
【0050】(3)LEDアレイを用いることによりレ
ーザ方式の露光装置を有する電子写真方式の画像形成装
置に比べ小型の装置を提供できる。
【0051】(4)カラー出力の電子写真方式画像形成
装置に本発明を用いることにより多値、多階調の画像を
提供できる。
【0052】(5)LEDチップ内の複数個の発光点が
順次転送していくいわゆる発光点転送型とすることで、
LEDによる画素に1対1でワイヤーをつなぐ必要がな
いためにLED画素を高密度化しても電流を印加してL
EDを発光させるためのワイヤーボンディングの本数を
大幅に低減し、より小型の装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLEDチップを示す概念図である。
【図2】本発明のLEDアレイを示す概念図である。
【図3】本発明の画像形成装置の要部を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る感光体ドラムに露光
した様子を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るLEDアレイの点灯
を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る印字結果を示す図で
ある。
【図7】本発明の第2実施例に係る感光体ドラムに露光
した様子を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るLEDアレイの点灯
を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る印字結果を示す図で
ある。
【図10】本発明のLEDチップを示す概念図である。
【図11】本発明のLEDチップを示す概念図である。
【図12】本発明の画像形成装置の要部を示す図であ
る。
【図13】本発明の第3実施例に係る感光体ドラムに露
光した様子を示す図である。
【図14】本発明の第3実施例に係るLEDアレイの点
灯を示す図である。
【図15】本発明の第3実施例に係る印字結果を示す図
である。
【図16】本発明の第4実施例に係る感光体ドラムに露
光した様子を示す図である。
【図17】本発明の第4実施例に係るLEDアレイの点
灯を示す図である。
【図18】本発明のサイリスタ構造からなる自己走査型
発光体チップの等価回路を示す図である。
【図19】発光体の制御部を示す図である。
【図20】発光体の制御部を示す図である。
【図21】クロックとデータとの関係を示す図である。
【符号の説明】
101,1001 LEDアレイ 102,103,1002,1003 発光部 104,1004 上部電極 105,1005 パット 301 ロッドレンズアレー 302 感光体ドラム 1801 シフトレジスタ部 1802 発光部 1803 負荷抵抗 1804,1805 サイリスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムを画像データに応答して露
    光するための光源として発光ダイオードチップを前記感
    光体ドラムの軸方向に複数個および複数列並設した発光
    ダイオードアレイを具えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記複数列の発光ダイオードチップは、発光部の面積が
    列毎に異なることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記発光ダイオードチップの発光量が列毎に異なること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記感光体ドラムの同一ライン上に前記各列の発光ダイ
    オードアレイによって多重露光させるための制御手段を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記感光体ドラム上の主走査方向に隣接した複数の露光
    部を1つの画素として画像データを処理する手段を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記感光体ドラム上の主走査および副走査方向に隣接し
    た複数の露光部を1つの画素データとして処理する手段
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記発光ダイオードチップは、該チップ内にシフトレジ
    スタを搭載しており、該チップ内の複数個の発光点が順
    次転送されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記発光ダイオードチップは、サイリスタ構造からなる
    半導体プロセスにより生成されていることを特徴とする
    画像形成装置。
JP34544897A 1997-09-26 1997-12-15 画像形成装置 Pending JPH11170598A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260411A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Nippon Sheet Glass Co Ltd 光プリンタヘッドおよびその点灯方法
JP2002113836A (ja) * 2000-06-30 2002-04-16 Heidelberger Druckmas Ag 版に画像を形成する装置、およびインタリーブラスタ走査ライン方法

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