JPH11170490A - 記録装置、記録方法、および記憶媒体 - Google Patents

記録装置、記録方法、および記憶媒体

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JPH11170490A
JPH11170490A JP9348360A JP34836097A JPH11170490A JP H11170490 A JPH11170490 A JP H11170490A JP 9348360 A JP9348360 A JP 9348360A JP 34836097 A JP34836097 A JP 34836097A JP H11170490 A JPH11170490 A JP H11170490A
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JP9348360A
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English (en)
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Yasuhiro Numata
靖宏 沼田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に画像を記録する記録装置、記録方
法、およびその制御プログラムを記憶した記憶媒体に関
し、複数の解像度の画像が混在しても良好な画像記録を
行うこと。 【解決手段】 多色画像データの各画像ブロック毎に画
像情報を生成する(ステップS603)。各画像ブロッ
ク毎の画像情報に基づき、各画像ブロック間の記録媒体
上での画像間距離を記録素子が配列された一定距離と比
較する(ステップS604)。各画像ブロックの画像の
解像度を判定する(ステップS605)。比較結果と判
定結果に応じて、記録素子によって各画像ブロックの画
像を入力される多色画像データに応じて最適に記録する
(ステップS606〜S608)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置、記録方
法、および記憶媒体に関し、特に、プリントデータに基
づいて記録媒体に画像を記録する記録装置、記録方法、
およびその制御プログラムを記憶した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、複数の解像度が混在するデータ
が転送された場合の制御機構はなかった。
【0003】たとえば、1ページ単位にしか解像度の切
り換えがないページプリンタ等では、記録媒体に出力す
るデータをホスト機器側からページ単位で転送してい
た。すなわち、ホスト機器からは1ページについて解像
度が360dpiまたは720dpiのいずれかとなっ
ている。
【0004】しかし最近は、使用者からは高画質化だけ
でなく、高速のプリントアウトに対する要望も強い。こ
の結果、1ページの画像中に複数の解像度を用意し、画
像によって解像度を使い分けるケースが増えることが予
想される。
【0005】このため、複数の解像度データが画像ブロ
ックとして近くにあった場合に、その部分を同一スキャ
ンによる印字動作により記録する技術がある。
【0006】図11は、複数の解像度データが画像ブロ
ックとして近くにあった場合に、その部分を同一スキャ
ンで記録を行う従来技術の一例を示す機能ブロック図で
ある。
【0007】1101は外部のホスト機器からのデータ
を受け取るI/F部である。1102は受信バッファで
あり、I/F部1101で受け取ったデータを一時的に
格納する。1103はコマンド解析部であり、ホスト機
器から送られた制御コード、文字コード、ドットパター
ンなどを解析する。解析の結果、文字パターンの場合に
はテキストバッファ1104にテキストデータの形にし
て格納し、ドットパターンの場合には第1描画処理部1
106に直接データを受け渡す。
【0008】1105はCGフォント部であり、文字コ
ードを文字パターンに展開するための文字フォントをあ
らかじめ格納しておくものである。1106は第1描画
処理部であり、テキストバッファ1104中のテキスト
データとCGフォント部1105を参照し、印刷される
べき文字パターンに展開する。そして、この展開した文
字パターンや上記のドットパターンを印字バッファ11
07に描画する。
【0009】画像データ判定部1108は、第1描画処
理部1106により描画した印字データの制御コードを
解析する。解像度判定部1109を使用して、複数の解
像度データの判定をする。複数の解像度のデータがなか
ったり、複数の解像度データの記録媒体上での距離が
(ノズル配列方向の)ヘッド長さ以上であれば、印字バ
ッファ1107に描画はしない。しかし、もしも隣接し
ているような場合には、第2描画処理部1110により
印字バッファ1107に再描画する。第2描画処理部3
07による このように、描画が完了したら、印字制御部1111に
印字バッファ1107にマッチした制御情報を提供す
る。印字部1112は、印字制御部1111にしたがっ
て印字動作を行う。
【0010】また、現在カラーの画像データを記録する
場合、BK(ブラック)とカラーC(シアン),M(マ
ゼンタ),Y(イエロー)のインクが記録媒体上で重な
ったり、隣接しているとインクがにじむ。
【0011】このため、画像データを調ベ、ブラックと
カラーが重なったり、隣接しているケースでは2パスま
たは3パスに分けて記録動作を行う。キャノンでは通称
AMC(Automatic Mode Chang
e)と呼ばれている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、1ページの画像中に複数解像度を持つカラー画
像データなどに対しては、BK(ブラック)とカラーC
(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)のインク
が記録媒体上で重なったり、隣接している場合には、画
像によって解像度を使い分けるという要求に対応できな
いという課題があった。
【0013】そこで、本発明は上述の点に鑑みて成され
たもので、1ページ中に複数解像度の画像が混在する印
字データが異色データが重なったり、隣接して入力され
た場合でも、画像毎に印字方法、描画処理を変えること
で良好な画像形成を実現することのできる記録装置およ
び記録方法および記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の装置では、主走査方向に
移動自在とされ、該主走査方向と異なる他の方向に一定
距離にわたって配列された記録素子を有する記録ヘッド
と、前記他の方向とはほぼ同一方向に記録媒体を搬送
し、入力される多色画像データに応じて前記記録ヘッド
により前記記録媒体を走査して画像を記録するように制
御する制御手段とを備える記録装置において、当該入力
される多色画像データの各画像ブロック毎に画像情報を
生成する第1手段と、前記各画像ブロック毎の前記画像
情報に基づき、前記各画像ブロック間の前記記録媒体上
での画像間距離を前記一定距離と比較するとともに、前
記各画像ブロックの画像の解像度を判定する第2手段
と、前記比較結果と前記判定結果に応じて、前記一定距
離にわたる前記記録素子によって、前記各画像ブロック
の画像を前記入力される多色画像データに応じて最適に
記録する第3手段とを備えることを特徴とする。
【0015】ここで、請求項2に記載の本発明の装置で
は、前記画像情報は、前記各画像ブロックの画像の解像
度を示す第1情報と、前記各画像ブロックの画像が前記
記録媒体上で前記記録素子の配列方向において重なるか
を示す第2情報とを含み、前記第3手段によって、前記
画像間距離が前記一定距離よりも大きいときには、前記
各画像ブロックの画像を前記判定結果に応じたそれぞれ
の解像度で記録し、前記画像間距離が前記一定距離より
も小さいときには、前記各画像ブロックの画像を前記判
定結果により得られた解像度のうち一の解像度で記録す
ることもできる。
【0016】ここで、請求項3に記載の本発明の装置で
は、前記一の解像度は、前記各画像ブロックの画像の各
解像度のうち最も高い解像度であり、他の解像度の画像
に対して前記一の解像度への変更処理を施して記録し、
前記最も高い解像度の画像はそのままの解像度で記録す
ることもできる。
【0017】ここで、請求項4に記載の本発明の装置で
は、前記第3手段によって、前記判定した解像度に応じ
た速度で前記記録素子の駆動と前記走査とを行うことも
できる。
【0018】ここで、請求項5に記載の本発明の装置で
は、前記記録素子は電気熱変換体を具え、該電気熱変換
体が発生する熱エネルギによりインクを吐出して記録を
行うこともできる。
【0019】上記目的を達成するために、請求項6に記
載の本発明の方法では、走査方向と異なる方向とほぼ同
一方向に記録媒体を搬送し、前記異なる方向とはほぼ同
一方向に記録素子を配列されるとともに前記主走査方向
に移動自在とされてなる記録ヘッドにより、入力される
多色画像データに応じて前記記録媒体を走査して画像を
記録する記録方法において、当該入力される多色画像デ
ータの各画像ブロック毎に画像情報を生成する第1ステ
ップと、前記各画像ブロック毎の前記画像情報に基づ
き、前記各画像ブロック間の前記記録媒体上での画像間
距離を前記一定距離と比較するとともに、前記各画像ブ
ロックの画像の解像度を判定する第2ステップと、前記
比較結果と前記判定結果に応じて、前記一定距離にわた
る前記記録素子によって、前記各画像ブロックの画像を
前記入力される多色画像データに応じて最適に記録する
第3ステップとを含むことを特徴とする。
【0020】ここで、請求項7に記載の本発明の方法で
は、前記画像情報は、前記各画像ブロックの画像の解像
度を示す第1情報と、前記各画像ブロックの画像が前記
記録媒体上で前記記録素子の配列方向において重なるか
を示す第2情報とを含み、前記第3ステップにおいて、
前記画像間距離が前記一定距離よりも大きいときには、
前記各画像ブロックの画像を前記判定結果に応じたそれ
ぞれの解像度で記録し、前記画像間距離が前記一定距離
よりも小さいときには、前記各画像ブロックの画像を前
記判定結果により得られた解像度のうち一の解像度で記
録することもできる。
【0021】ここで、請求項8に記載の本発明の方法で
は、前記一の解像度は、前記各画像ブロックの画像の各
解像度のうち最も高い解像度であり、他の解像度の画像
に対して前記一の解像度への変更処理を施して記録し、
前記最も高い解像度の画像はそのままの解像度で記録す
ることもできる。
【0022】ここで、請求項9に記載の本発明の方法で
は、前記第3ステップにおいて、前記判定した解像度に
応じた速度で前記記録素子の駆動と前記走査とを行うこ
ともできる。
【0023】上記目的を達成するために、請求項10に
記載の本発明の記憶媒体では、請求項6ないし8のいず
れかに記載の前記第1ステップないし前記第3ステップ
を含むことを特徴とするプログラムを記憶する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明につ
いて詳細に説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は本発明を適用
可能なインクジェット記録装置の一例の外観斜視図であ
る。
【0026】キャリッジ101は、記録ヘッド102と
カートリッジガイド103が搭載されて、ガイド軸10
4および105に案内されてその軸方向に走査可能であ
る。キャリッジ101の駆動機構は図示しない。記録用
紙106は、給紙ローラ107によって軸方向に対しほ
ぼ垂直方向に本体装置内に送り込まれ、そして紙送りロ
ーラ108,ピンチローラ(不図示)、紙押さえ板(不
図示)によって挟持されつつ、記録ヘッド102に対し
て図中前方へと送られて印字される。
【0027】C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエ
ロー)の3色のインクを貯蔵したカラーカートリッジ1
10と、ブラックのインクを貯蔵したブラックートリッ
ジ111は、それぞれ別々にカートリッジガイド103
に挿入されて記録ヘッド102と連通接続されている。
【0028】図2を用いて記録ヘッドについて詳しく説
明する。図2(A)と図2(B)は異なる方向からの記
録ヘッドの斜視図である。
【0029】記録ヘッドの前面部にはイエロー、シア
ン、マゼンタ、およびブラックの吐出口群がほぼ紙送り
方向に一直線上に配列されている。イエロー用、シアン
用、マゼンタ用の吐出口群は24個ずつの吐出口(ノズ
ル)を備え、ブラック用の吐出口群は64個の吐出口を
備え、それぞれの吐出口群の間にはノズルピッチ以上の
間隔がある。これら吐出口のそれぞれには、吐出口に連
通する液路が設けられており、これらの液路の後方部位
には、それらの液路にインクを提供するための共通液室
(図示せず)が設けられている。
【0030】吐出口のそれぞれに対応するインク液路に
は、これらの吐出口からインク滴を吐出するために利用
される熱エネルギを発生する電気熱変換体や、これに電
力を提供するための電極配線が設けられている。これら
電気熱変換体や電極配線は、シリコンなどからなる基板
201上に成膜技術によって形成されている。さらにこ
の基板201上に、樹脂やガラス材よりなる隔壁や天板
などが積層されることによって、上記の吐出口、インク
液路、および共通液室が構成される。基板201の後方
には、電気熱変換体を記録信号に基づいて駆動するため
の駆動回路がプリント基板202の形態で設けられてい
る。
【0031】上記基板201およびプリント基板202
は、同一のアルミプレート203に固定されている。イ
ンクカートリッジ110および111(図1参照)は、
アルミプレート203にほぼ沿うようにカートリッジガ
イド103(図1参照)内に挿入され、そしてアルミプ
レート203に沿って突き出たパイプ204,205,
206,207に接続される。パイプ204はイエロー
用、パイプ205はマゼンタ用、パイプ206はシアン
用、パイプ207はブラック用である。
【0032】これらパイプ204〜207は、プリント
基板202と直交する方向に延在するプラスチック部材
(「ディストリビュータ」と称される)208から突き
出ている。それぞれのパイプ204〜207は、プラス
チック部材208内の流路を通して対応する吐出口群
(イエロー、シアン、マゼンタ、およびブラック)の共
通液室に連通している。
【0033】209〜212は、それぞれイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックのノズル列である。
【0034】図3は、第1の実施の形態における描画処
理、複数解像度検出処理、ブラックおよびカラー(シア
ン、マゼンタ、イエロ一)データの重なり検出などにつ
いてデータの流れを示した機能ブロック図である。
【0035】301は外部のホスト機器からのデータを
受け取るI/F部である。302は受信バッファであ
り、I/F部301で受け取ったデータを一時的に格納
する。303はコマンド解析部であり、ホスト機器から
送られた制御コード、文字コード、ドットパターンなど
を解析する。解析の結果、文字パターンの場合にはテキ
ストバッファ304にテキストデータの形にして格納
し、ドットパターンの場合には第1描画処理部306に
直接データを受け渡す。
【0036】305はCGフォント部であり、文字コー
ドを文字パターンに展開するための文字フォントをあら
かじめ格納しておくものである。306は第1描画処理
部であり、テキストバッファ304中のテキストデータ
とCGフォント部305を参照し、印刷されるべき文字
パターンに展開する。そして、この展開した文字パター
ンや上記のドットパターンを印字バッファ307に描画
する。画像データ判定部308は、第1描画処理部30
6により描画した印字データの制御コードを解析する。
画像重なり判定部309では、ブラックデータと他のカ
ラーデータ(シアン、マゼンタ、イエロー)が重なって
いないかを判定する。
【0037】解像度判定部310を使用して、複数の解
像度データの判定をする。複数の解像度のデータがなか
ったり、複数の解像度データの記録媒体上での距離が
(ノズル配列方向の)ヘッド長さ以上であれば、印字バ
ッファ307に描画はしない。しかし、もしも隣接して
いるような場合には、第2描画処理部311により印字
バッファ307に再描画する。第2描画処理部311に
よる描画処理は、第1描画処理部306で描画された印
字データの修飾情報に基づいて行われる。
【0038】もしも、カラーの画像データ(シアン、マ
ゼンタ、イエローのいずれか)が、ブラック(モノク
ロ)の画像データと重なっていたり、近傍にある場合に
は、3回に分けて印字する。通常24ノズル分で印字す
るところを8ノズルづつ印字する。
【0039】このようにして描画が完了したら、印字制
御部312に印字バッファ307にマッチした制御情報
を提供する。印字部313は、印字制御部312にした
がって印字動作を行う。
【0040】図4は第1の実施の形態における印字制御
部の構成を示すブロック図である。
【0041】400は中央制御部であり、CPU40
1,RAM402,ROM403を含んで構成される。
CPU401はROM403に記憶された制御プログラ
ムにしたがって、後述する図6のような複数解像度検
出、ブラック&カラー画像の重なり検出、印字制御など
の制御を行う。RAM402はその作業用のワークエリ
アや印字のためのデータ処理に用いられる。
【0042】404はゲートアレー(ASIC)であ
り、記録ヘッドの制御を行ったりする機能を有する。4
05はキャリッジを駆動するキャリッジモータ、406
は紙送り用モータである。また、102は記録ヘッドで
ある。
【0043】図5は本発明による解像度、色の重なりの
有無、画像ブロックの距離についての制御のためのデー
タテーブルを示す説明図である。このデータテーブルは
たとえばRAM402上に設けられており、本発明の制
御のための重要なテーブルである。
【0044】このデータテーブルは、左から解像度フラ
グ、描画データの先頭アドレス、画像間距離カウンタ、
カラーデータとブラックデータの距離カウンタ、重なり
の有無チェックフラグの要素を有する。ここでは、他の
フラグやカウンタについての説明を省略する。
【0045】解像度フラグは0のとき360dpiを、
1のとき720dpiを示すものとする。
【0046】画像間距離カウンタは、ドット数で画像間
距離を表す。すなわち、複数ある解像度のデータの切り
換わりの間のスペースデータの大きさ(紙送り方向)を
カウントするものである。
【0047】このデータテーブルは、画像データのブロ
ック毎に生成される。ここでは、後述の図7に示すケー
スを例に説明する。
【0048】画像間距離カウンタはカラーデータとブラ
ックデータの距離をカウントし、ここでは、360dp
iの低解像度のブラック画像701Bkに対してL1を
示し、720dpiの高解像度のブラック画像702B
kに対して0を示す。すなわち、ブラック画像701B
kとブラック画像702Bkがノズル配列方向に距離L
1だけ離れており(図7参照)、ブラック画像702B
kとシアン画像702Cとの距離が0、つまり重なって
いることを示す。もし離れていれば0以外の数値を示
す。
【0049】ブラック画像702Bkの重なりの有無チ
ェックフラグは1である。したがって、このブラック画
像702Bkはシアンかマゼンタかイエローのいずれか
のカラー画像と重なっていることを示す。なお、本実施
の形態の説明においては、カラー画像の一例としてシア
ン画像を例に示している。
【0050】本発明は、これらのデータテーブルを参照
して、描画処理やキャリッジ制御などを行うものであ
る。
【0051】図6は第1の実施の形態における複数解像
度検出、ブラック&カラー画像の重なり検出、印字制御
などの制御の流れを示すフローチャートである。
【0052】ここでは、受信バッファからのデータ取り
込みをスタートとする。
【0053】ステップS601では転送データの取り込
みを行う。ステップS602で第1描画処理を行うと共
に、ステップS603はで図5に示した画像データテー
ブルの作成を行う。このデータテーブルにより、画像デ
ータがどのようなデータかを調べる。
【0054】ステップS604では、画像データのブロ
ック毎の距離のチェックを行い、画像データのブラック
とカラーの重なりのチェックも行う。ステップS605
では解像度データチェックを行い、複数の解像度データ
があるかをチェックする。また、ヘッドのノズル列の
(ノズル配列方向の)長さとの比較を行う。解像度が1
種類のときはステップS607の印字動作決定処理へ進
む。
【0055】ステップS606では第2描画処理を行
い、ステップS603,S604,S605における各
処理結果にしたがって、印字バッファ307への再描画
を行う。
【0056】ステップS607では、印字バッファ30
7に描画したデータをどのように印字するかを決定す
る。このステップにおいて、キャリッジの移動速度やイ
ンクの吐出速度を決定する。インクを吐出するときの吐
出方法やキャリッジ移動速度は、低解像度記録、高解像
度記録にそれぞれ対応して解像度毎に決定する。
【0057】ステップS608で実際の印字動作をスタ
ートし、ステップS609では1ページ分の印字動作が
終了したか判断する。
【0058】印字動作が完了していれば図6のフローに
よる処理を終了し、完了していなければステップS60
1へ戻って、同様にして1ページ分の印字動作を完了す
るように制御する。
【0059】図7および図8は本発明の第1の実施の形
態による印字動作を説明する説明図である。
【0060】209〜212は、それぞれ図2に示した
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのノズル列を模
式的に示す。
【0061】Lはブラックのノズル列212の長さであ
る。ブラック画像701Bkは記録媒体上のブラック
(モノクロ)の画像を表し、その解像度は360dpi
とする。矢印はキャリッジの移動方向であり、キャリッ
ジの移動によりスキャンが行われる。
【0062】図7では、ブラック画像702Bkは記録
媒体上のブラックの画像を表し、その解像度は720d
piとする。シアン画像702Cは記録媒体上のシアン
の画像データを表し、その解像度は720dpiとす
る。図7は、ブラック画像702Bkとシアン画像70
2Cが重なった画像を表わしている。L1はブラック画
像701Bkとブラック画像702Bk、シアン画像7
02Cとの距離であり、L<L1とする。
【0063】このため、1回目のスキャンでブラック画
像701Bkを、2,3,4回目のスキャンでブラック
画像702Bkとシアン画像702Cを記録する。
【0064】図8では、ブラック画像701Bkとブラ
ック画像702Bk、シアン画像702Cとの距離L2
はL>L2であるため、ブラック画像701Bkの記録
動作の1回目のスキャンから、24ノズルによる印字を
する。
【0065】図9および図10は本発明の第1の実施の
形態による印字動作を説明する説明図である。
【0066】図9、図10はそれぞれ図7、図8に対応
しており、図9および図10を参照して図7、図8の補
足説明をする。図9および図10は、解像度によって描
画処理を変えていること、同じ解像度のデータでも印字
動作が変わること、画像間隔L1,L2によって印字の
パス数が変わることを示している。
【0067】図9では、ブラック画像701Bkとブラ
ック画像702Bk、シアン画像702Cとの距離は
(ノズル配列方向の)ヘッド長より大きい(L<L
1)。
【0068】このため、ブラック画像701Bkの解像
度は360dpiであり通常の描画を印字バッファ30
7に行う。印字動作は、通常のキャリッジの速度で、記
録ヘッドの駆動も通常の周波数として第1スキャンIに
より行う。一方、ブラック画像702Bkとシアン画像
702Cとで2色分が重なった画像になるので、通常は
1パスで記録動作を行うところをそれぞれ3パス(3ス
キャン)に分けて行う。
【0069】また、画像解像度が720dpiでデータ
も720dpi用データであるため、印字バッファ30
7への描画はそのまま行う。したがって、ブラック画像
702Bkとシアン画像702Cには合わせて6回のス
キャン(第2スキャン〜第7スキャン)が行われる。
【0070】図10では、ブラック画像701Bkとブ
ラック画像702Bk、シアン画像702Cとの距離L
2は、L>L2である。
【0071】このため、ブラック画像701Bkの解像
度は360dpiであるが、2倍に拡張して720dp
iの印字動作を行う。このときの印字動作は、1回のス
キャンにおいて同じデータについて2度ずつ描画するも
ので、いわゆる単純な水増しによる描画を行う。印字パ
ス数も、3パス(第1スキャン〜第3スキャン)に分け
て行う。
【0072】ブラック画像702Bk、シアン画像70
2Cに対する印字動作は、図9の例と同様に行う。な
お、ブラック画像702Bkについては、第1の実施の
形態ではヘッド長Lと画像間距離L1の都合により第1
スキャンで印字できることを補足しておく。
【0073】したがって、印字パス数はトータルで8パ
ス(8スキャン)になる。
【0074】なお、通常の360dpi印字時の記録ヘ
ッドの駆動周波数は6.25kHz,キャリッジの移動
速度は450mm/秒である。また、通常の720dp
i印字時の記録ヘッドの駆動周波数は7.14kHz、
キャリッジの移動速度は514mm/秒である。
【0075】以上説明したとおり本実施の形態では、複
数の解像度の画像ブロックが1ページ分に混在し、か
つ、記録媒体上でカラーデータがモノクロデータと重な
るか、近傍にあるような場合でも、印字データを解像度
に応じて描画し、解像度に応じて拡張描画を行って記録
動作を変更するようにマルチパス制御を融合した制御を
行っている。したがって、解像度毎に記録が可能である
ことに加えて、にじみを防止するためにパス数を増やし
て印字制御を実施するため、記録媒体上の画像品位を向
上させることが可能となる。
【0076】特に画像ブロックをチェックし、できるだ
け重なっている画像ブロックについてのみ印字動作のパ
ス数を増やすことにより、画像形成速度を大幅に低下さ
せることなく上記のとおりに良好な画像出力を行えるの
で、ユーザにとって非常に有意である。
【0077】(他の実施の形態)上記の実施の形態では
解像度が360dpiと720dpiの2種類の画像ブ
ロックが1ページ分に混在する場合について説明した
が、これが300dpiと600dpiであっても構わ
ない。
【0078】また、本実施の形態では360dpiと7
20dpiの組み合わせであったので360dpiのデ
ータを2倍に拡張して印字バッファ307に描画してい
たが、400dpiと600dpiの組み合わせならば
400dpiのデータを3/2倍に拡張すればよい。ま
た、拡張方法については、単純な拡張描画ではなく、別
の処理を行って拡張しても構わない。
【0079】また、記録ヘッドの駆動周波数について
も、最適に吐出制御を行えるならば上記の値に限るもの
ではない。
【0080】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が
達成できるからである。
【0081】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書、同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0082】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0083】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0084】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0085】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0086】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0087】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0088】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0089】
【発明の効果】以上、説明してきたとおり本発明によれ
ば、入力される多色画像データの各画像ブロック毎に画
像情報を生成し、この画像情報に基づき各画像ブロック
間の記録媒体上での画像間距離を記録素子が配列された
配列方向の一定距離と比較するとともに各画像ブロック
の画像の解像度を判定し、この比較結果と判定結果に応
じて、記録素子によって各画像ブロックの画像を入力さ
れる多色画像データに応じて最適に記録するようにした
ので、複数解像度の多色画像データが混在した場合であ
っても、それぞれの画像に対してインクにじみ等のない
最適な画像記録を行えるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なインクジェット記録装置の
一例の外観斜視図である。
【図2】記録ヘッドを示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態におけるデータの流れを示し
た機能ブロック図である。
【図4】第1の実施の形態における印字制御部の構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明による制御のためのデータテーブルを示
す説明図である。
【図6】第1の実施の形態における制御の流れを示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態による印字動作を説
明する説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態による印字動作を説
明する説明図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態による印字動作を説
明する説明図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態による印字動作を
説明する説明図である。
【図11】従来技術の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
101 キャリッジ 102 記録ヘッド 301 I/F部 302 受信バッファ 303 コマンド解析部 304 テキストバッファ 305 CGフォント部 306 第1描画処理部 307 印字バッファ 308 画像データ判定部 309 画像重なり判定部 310 解像度判定部 311 第2描画処理部 313 印字部 400 中央制御部 401 CPU 402 RAM 403 ROM 404 ゲートアレー 405 キャリッジモータ 406 紙送り用モータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に移動自在とされ、該主走査
    方向と異なる他の方向に一定距離にわたって配列された
    記録素子を有する記録ヘッドと、 前記他の方向とはほぼ同一方向に記録媒体を搬送し、入
    力される多色画像データに応じて前記記録ヘッドにより
    前記記録媒体を走査して画像を記録するように制御する
    制御手段とを備える記録装置において、 当該入力される多色画像データの各画像ブロック毎に画
    像情報を生成する第1手段と、 前記各画像ブロック毎の前記画像情報に基づき、前記各
    画像ブロック間の前記記録媒体上での画像間距離を前記
    一定距離と比較するとともに、前記各画像ブロックの画
    像の解像度を判定する第2手段と、 前記比較結果と前記判定結果に応じて、前記一定距離に
    わたる前記記録素子によって、前記各画像ブロックの画
    像を前記入力される多色画像データに応じて最適に記録
    する第3手段とを備えることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記画像情報は、前記各画像ブロックの
    画像の解像度を示す第1情報と、前記各画像ブロックの
    画像が前記記録媒体上で前記記録素子の配列方向におい
    て重なるかを示す第2情報とを含み、 前記第3手段によって、前記画像間距離が前記一定距離
    よりも大きいときには、前記各画像ブロックの画像を前
    記判定結果に応じたそれぞれの解像度で記録し、前記画
    像間距離が前記一定距離よりも小さいときには、前記各
    画像ブロックの画像を前記判定結果により得られた解像
    度のうち一の解像度で記録することを特徴とする請求項
    1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記一の解像度は、前記各画像ブロック
    の画像の各解像度のうち最も高い解像度であり、 他の解像度の画像に対して前記一の解像度への変更処理
    を施して記録し、前記最も高い解像度の画像はそのまま
    の解像度で記録することを特徴とする請求項1に記載の
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第3手段によって、前記判定した解
    像度に応じた速度で前記記録素子の駆動と前記走査とを
    行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録素子は電気熱変換体を具え、該
    電気熱変換体が発生する熱エネルギによりインクを吐出
    して記録を行うことを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 走査方向と異なる方向とほぼ同一方向に
    記録媒体を搬送し、前記異なる方向とはほぼ同一方向に
    記録素子を配列されるとともに前記主走査方向に移動自
    在とされてなる記録ヘッドにより、入力される多色画像
    データに応じて前記記録媒体を走査して画像を記録する
    記録方法において、 当該入力される多色画像データの各画像ブロック毎に画
    像情報を生成する第1ステップと、 前記各画像ブロック毎の前記画像情報に基づき、前記各
    画像ブロック間の前記記録媒体上での画像間距離を前記
    一定距離と比較するとともに、前記各画像ブロックの画
    像の解像度を判定する第2ステップと、 前記比較結果と前記判定結果に応じて、前記一定距離に
    わたる前記記録素子によって、前記各画像ブロックの画
    像を前記入力される多色画像データに応じて最適に記録
    する第3ステップとを含むことを特徴とする記録方法。
  7. 【請求項7】 前記画像情報は、前記各画像ブロックの
    画像の解像度を示す第1情報と、前記各画像ブロックの
    画像が前記記録媒体上で前記記録素子の配列方向におい
    て重なるかを示す第2情報とを含み、 前記第3ステップにおいて、前記画像間距離が前記一定
    距離よりも大きいときには、前記各画像ブロックの画像
    を前記判定結果に応じたそれぞれの解像度で記録し、前
    記画像間距離が前記一定距離よりも小さいときには、前
    記各画像ブロックの画像を前記判定結果により得られた
    解像度のうち一の解像度で記録することを特徴とする請
    求項6に記載の記録方法。
  8. 【請求項8】 前記一の解像度は、前記各画像ブロック
    の画像の各解像度のうち最も高い解像度であり、 他の解像度の画像に対して前記一の解像度への変更処理
    を施して記録し、前記最も高い解像度の画像はそのまま
    の解像度で記録することを特徴とする請求項6に記載の
    記録方法。
  9. 【請求項9】 前記第3ステップにおいて、前記判定し
    た解像度に応じた速度で前記記録素子の駆動と前記走査
    とを行うことを特徴とする請求項6ないし8のいずれか
    に記載の記録方法。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし8のいずれかに記載の
    前記第1ステップないし前記第3ステップを含むことを
    特徴とするプログラムを記憶した記憶媒体。
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