JPH11170140A - 切粉の除去装置 - Google Patents

切粉の除去装置

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Publication number
JPH11170140A
JPH11170140A JP36223397A JP36223397A JPH11170140A JP H11170140 A JPH11170140 A JP H11170140A JP 36223397 A JP36223397 A JP 36223397A JP 36223397 A JP36223397 A JP 36223397A JP H11170140 A JPH11170140 A JP H11170140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chips
cylinder head
wash water
plate
removing device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP36223397A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nakano
正男 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP36223397A priority Critical patent/JPH11170140A/ja
Publication of JPH11170140A publication Critical patent/JPH11170140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに付着した切粉を効率よく除去するこ
と。 【解決手段】 屋根形に傾斜させた洗浄プレート1に、
切粉の残留の多い部分に向けて洗浄液の吐出孔8‥‥を
斜めに傾斜させて設けるとともに、傾斜面に設けた吐出
孔8‥‥の孔径を通常のものの2倍以上として、切粉を
効率よく除去するとともに、除去した切粉により吐出孔
8を詰らせることなく排出できるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加工終了後のダイカ
スト製品から切粉を除去するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイカスト製品の加工過程で付着した切
粉は、通常、エアやカッチングを用いて除去するように
しており、多数の洗浄液吐出孔を設けた平坦なカッチン
グプレートの上にカバー面を下に向けてワークを載置し
た上、これらの吐出孔から垂直に吐出させた洗浄液によ
ってワークに付着した切粉を除去するようにしている。
【0003】ところが、このような除去装置では、入り
組んだ部分に残留し付着した切粉が除去されることなく
残ってしまったり、洗い落とした切粉が吐出孔に詰って
洗浄能力を低下させたり、あるいは、洗い落とした切粉
が洗浄液とともに再びワーク内に戻されてしまうといっ
た不都合が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
洗い落とした切粉による吐出孔の詰りをなくすと同時
に、ワークに付着した切粉を確実に除去することのでき
る新たな切粉の除去装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための切粉の除去装置として、洗
浄プレートを斜めに屋根形に形成して、この洗浄プレー
トに、ワークの切粉の残留が多い個所に向けて洗浄液の
吐出孔を斜めに傾けて設けるようにしたものであり、ま
た、これらの洗浄液吐出孔のうち、斜面に位置する吐出
孔の孔径を通常のものの2倍以上にして、その詰まりを
抑えるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面はシリンダヘッドに付着した切粉を
除去する装置として構成した本発明の一実施例を示した
ものである。
【0007】図において符号1は、一般にカッチングプ
レートと呼ばれる洗浄プレートで、この洗浄プレート1
の上面2は、両流れ型の緩い傾斜を持たせた屋根型に形
成され、さらにこの周囲にはボルト3の頭が突出しない
程度の段差4が設けられていて、洗浄液供給管5に接続
した治具ベース6上にボルト3をもって一体的に取付け
られている。
【0008】この洗浄プレート1には、その上面2中央
部に、プラグ孔洗浄用の幾つかの洗浄液吐出孔7‥‥が
垂直な向きに設けられ、またこの両側部には、切粉が詰
らないように孔径を2倍程度に大きくした洗浄液吐出孔
8‥‥が、シリンダヘッドWの下面に形成した凹部aか
ら切粉を除去するために互いに内側に斜めに角度を付し
て設けられている。
【0009】この上面2には、シリンダヘッドWを位置
決め支持することができるよう、その取付け孔bに合わ
せて幾つかの芯出し孔9‥‥が設けられている。
【0010】このように構成された装置を用いてシリン
ダヘッドWの内側面に付着した切粉を取除くには、はじ
めに、下面を下にしてシリンダヘッドWを洗浄プレート
1の上面2に載置した上、シリンダヘッドWの取付け孔
bと洗浄プレート1の芯出し孔にボルトを通してシリン
ダヘッドWを位置決め支持する。
【0011】そしてこの状態のもとで、上面2の各吐出
孔7‥‥から吐出させた洗浄液によりシリンダヘッドW
のメンギャラの下部に堆積した座ぐりの際の切粉を除去
する一方、その両側に設けた吐出孔8‥‥からシリンダ
ヘッドWの下面中央部に斜めに吹き当てた洗浄液により
この部分に残留する切粉をかき出すようにして除去する
とともに、洗浄プレート1の屋根形に傾斜させた上面2
により、シリンダヘッドWの下面から除去した切粉をプ
レート1上に残留させることなく洗い落とし、同時に、
この際斜面部に設けた吐出孔8‥‥に入り込んだ切粉
も、その大きな孔径から吐出する洗浄液によりこの部分
に溜まらせることなく下方へ排出する。
【0012】ところで、以上はシリンダヘッドWに付着
した切粉を除去する装置の例によって本発明を説明した
ものであるが、切粉残留部の位置あるいは残留部の形状
に応じて洗浄液吐出孔の位置や向きを適宜変えることに
よって、複雑な形状をした各種のワークに付着した切粉
の除去装置にも本発明を適用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、洗浄
プレートを屋根形に傾斜させ、そこにワークの切粉残留
個所に向けて傾けた洗浄液の吐出孔を設けるようにした
ので、切粉が残留し易い部分に洗浄液を集中的に吐出さ
せることにより、切粉を効果的に除去してこれらを傾斜
させた洗浄プレート上から残すことなく排出させること
ができる。
【0014】しかも、洗浄プレートの傾斜した面に位置
する吐出孔の孔径を通常のものの2倍以上としたことに
より、流下してきた切粉により吐出孔が詰るといった不
都合をも未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の側面図である。
【図2】同上装置の洗浄プレートの斜視図である。
【符号の説明】
1 洗浄プレート 6 治具ベース 7 洗浄液吐出孔 8 孔径の大なる洗浄液吐出孔 9 芯出し孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工後のダイカスト製品から切粉を除去
    する切粉の除去装置として、 洗浄プレートを斜めに屋根形に形成して、該洗浄プレー
    トに、ワークの切粉の残留が多い個所に向けて洗浄液の
    吐出孔を斜めに傾けて設けたことを特徴とする切粉の除
    去装置。
  2. 【請求項2】 洗浄液の上記吐出孔のうち、斜面に位置
    する吐出孔の孔径を通常のものの2倍以上にしたことを
    特徴とする請求項1記載の切粉の除去装置。
  3. 【請求項3】 上記洗浄プレートに、ワークに設けた孔
    を利用して位置決めする位置決め部を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の切粉の除去装置。
JP36223397A 1997-12-11 1997-12-11 切粉の除去装置 Withdrawn JPH11170140A (ja)

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JP36223397A JPH11170140A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 切粉の除去装置

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JP36223397A JPH11170140A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 切粉の除去装置

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JPH11170140A true JPH11170140A (ja) 1999-06-29

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ID=18476333

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JP36223397A Withdrawn JPH11170140A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 切粉の除去装置

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JP (1) JPH11170140A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110744035A (zh) * 2019-11-01 2020-02-04 王冰伟 一种农业机械用铸件清洗装置
CN112941530A (zh) * 2021-01-19 2021-06-11 李艳玲 一种齿轮锻造用坯料去氧化皮装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110744035A (zh) * 2019-11-01 2020-02-04 王冰伟 一种农业机械用铸件清洗装置
CN112941530A (zh) * 2021-01-19 2021-06-11 李艳玲 一种齿轮锻造用坯料去氧化皮装置

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Effective date: 20050301