JPH11169407A - 車椅子用緊急警報器 - Google Patents
車椅子用緊急警報器Info
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- JPH11169407A JPH11169407A JP9363456A JP36345697A JPH11169407A JP H11169407 A JPH11169407 A JP H11169407A JP 9363456 A JP9363456 A JP 9363456A JP 36345697 A JP36345697 A JP 36345697A JP H11169407 A JPH11169407 A JP H11169407A
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- emergency
- warning
- emergency alarm
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車椅子が所定の角度以上に傾くと非常事態を知
らせ，また必要時に警告音を発する，該車椅子に装備し
て用いる車椅子用緊急警報器を提供すること。 【解決手段】所定以上の角度を検知する角度センサーを
内蔵し，所定角度以上に傾くと緊急警報音を発する非常
用ブザー１ａ，非常用警報ランプ１ｂを装備し，そして
車椅子２の使用者３が必要時に注意を喚起する警告用ス
ピーカー１ｃを設け，該スピーカーを作動する警告用固
定スイッチ１ｄを装備し，更に遠隔操作用の警告用リモ
ートコード差込口１ｇを設け，該差込口に有線型リモー
ト制御スイッチを接続して用いる事もでき，これらの機
能を持つ内蔵回路に給電制御する電源スイッチ１ｅ，電
源ランプ１ｆを装備した，該車椅子の一部に係止して使
用する事を特徴とする車椅子用緊急警報器を確保する。
らせ，また必要時に警告音を発する，該車椅子に装備し
て用いる車椅子用緊急警報器を提供すること。 【解決手段】所定以上の角度を検知する角度センサーを
内蔵し，所定角度以上に傾くと緊急警報音を発する非常
用ブザー１ａ，非常用警報ランプ１ｂを装備し，そして
車椅子２の使用者３が必要時に注意を喚起する警告用ス
ピーカー１ｃを設け，該スピーカーを作動する警告用固
定スイッチ１ｄを装備し，更に遠隔操作用の警告用リモ
ートコード差込口１ｇを設け，該差込口に有線型リモー
ト制御スイッチを接続して用いる事もでき，これらの機
能を持つ内蔵回路に給電制御する電源スイッチ１ｅ，電
源ランプ１ｆを装備した，該車椅子の一部に係止して使
用する事を特徴とする車椅子用緊急警報器を確保する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，車椅子に装備して
用い，該車椅子が横転或いは所定の角度以上に傾くと非
常事態を知らせ，また必要時に警告音を発する車椅子用
緊急警報器に関する。
用い，該車椅子が横転或いは所定の角度以上に傾くと非
常事態を知らせ，また必要時に警告音を発する車椅子用
緊急警報器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車椅子には，該車椅子が横転或い
は所定の角度以上に傾くと非常事態を知らせる器具は装
備されていなかった。
は所定の角度以上に傾くと非常事態を知らせる器具は装
備されていなかった。
【０００３】従来の車椅子には，必要時に警告音を発す
る器具として，個人的に自転車用ベルやホーン等を取り
付け用いている使用者がいるだけであった。
る器具として，個人的に自転車用ベルやホーン等を取り
付け用いている使用者がいるだけであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の車椅子には，該
車椅子が横転或いは所定の角度以上に傾くと非常事態を
知らせる器具は装備されていなかったので，該車椅子が
溝にはまったり，横転した場合等，非常事態発生を周囲
に知らせる事が出来ず，且つ夜間などにおいて，その場
所を知らせる事ができないので，事故等が起きる危険性
を有する問題点を有していた。
車椅子が横転或いは所定の角度以上に傾くと非常事態を
知らせる器具は装備されていなかったので，該車椅子が
溝にはまったり，横転した場合等，非常事態発生を周囲
に知らせる事が出来ず，且つ夜間などにおいて，その場
所を知らせる事ができないので，事故等が起きる危険性
を有する問題点を有していた。
【０００５】従来の車椅子には，必要時に警告音を発す
る器具として，個人的に自転車用ベルやホーン等を取り
付け用いているだけで，小型・軽量で専用の既製品の取
り付けやすい器具がない不便を有し，該車椅子の使用者
が思うように前進出来ない問題点を有していた。
る器具として，個人的に自転車用ベルやホーン等を取り
付け用いているだけで，小型・軽量で専用の既製品の取
り付けやすい器具がない不便を有し，該車椅子の使用者
が思うように前進出来ない問題点を有していた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために，本発明の車椅子用緊急警報器は，所定の角度以
上に傾くと検知する角度センサーを用い，周囲に非常事
態発生の緊急警報音を発する非常用ブザー，並びに非常
用警報ランプを装備し，そして必要時に周囲の人達に注
意を喚起する警告用スピーカーを装備した事を特徴とす
る。
ために，本発明の車椅子用緊急警報器は，所定の角度以
上に傾くと検知する角度センサーを用い，周囲に非常事
態発生の緊急警報音を発する非常用ブザー，並びに非常
用警報ランプを装備し，そして必要時に周囲の人達に注
意を喚起する警告用スピーカーを装備した事を特徴とす
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の車椅子用緊急警報器は，
所定以上の角度を検知する機能を有する角度センサーを
不倒正常状態で内蔵し，所定の角度以上に傾くと，周囲
に非常事態発生の緊急警報音を発する非常用ブザー，並
びに夜間など赤色灯等で位置を知らせるための非常用警
報ランプを装備し，そして車椅子の使用者が思うように
前進出来ない場合等，必要時に周囲の人達に注意を喚起
するメロディー等の音響を発生する警告用スピーカーを
装備し，該警告用スピーカーを作動するために，押しボ
タン型等の警告用固定スイッチを装備し，更に遠隔操作
用の警告用リモートコード差込口を設け，該警告用リモ
ートコード差込口に有線型リモート制御スイッチを接続
して用い，該車椅子用緊急警報器の電源スイッチ及びそ
の作動を示す電源ランプを装備し，車椅子の一部に係止
して使用する事を特徴とする。
所定以上の角度を検知する機能を有する角度センサーを
不倒正常状態で内蔵し，所定の角度以上に傾くと，周囲
に非常事態発生の緊急警報音を発する非常用ブザー，並
びに夜間など赤色灯等で位置を知らせるための非常用警
報ランプを装備し，そして車椅子の使用者が思うように
前進出来ない場合等，必要時に周囲の人達に注意を喚起
するメロディー等の音響を発生する警告用スピーカーを
装備し，該警告用スピーカーを作動するために，押しボ
タン型等の警告用固定スイッチを装備し，更に遠隔操作
用の警告用リモートコード差込口を設け，該警告用リモ
ートコード差込口に有線型リモート制御スイッチを接続
して用い，該車椅子用緊急警報器の電源スイッチ及びそ
の作動を示す電源ランプを装備し，車椅子の一部に係止
して使用する事を特徴とする。
【０００８】本発明の車椅子用緊急警報器は，電動式車
椅子・手動式車椅子等どんな種類の車椅子に対しても，
該車椅子の枠部材・側板等に取付部材で係止・掛止して
用いることが出来る。
椅子・手動式車椅子等どんな種類の車椅子に対しても，
該車椅子の枠部材・側板等に取付部材で係止・掛止して
用いることが出来る。
【０００９】本発明の車椅子用緊急警報器において，警
告用リモートコード差込口に接続して用いる有線型リモ
ート制御スイッチを，コードで連結した押しボタンとプ
ラグからなる押しボタン型を用い，手の不自由な使用者
が手元に該リモート制御スイッチの押しボタンを置き，
必要時に用いる事も出来る。
告用リモートコード差込口に接続して用いる有線型リモ
ート制御スイッチを，コードで連結した押しボタンとプ
ラグからなる押しボタン型を用い，手の不自由な使用者
が手元に該リモート制御スイッチの押しボタンを置き，
必要時に用いる事も出来る。
【００１０】本発明の車椅子用緊急警報器において，警
告用リモートコード差込口に接続して用いる有線型リモ
ート制御スイッチを，コードで連結した接触検出器とプ
ラグからなる微小体電位変化を検出する接触検出型を用
い，手の不自由な使用者が手元に該リモート制御スイッ
チの接触検出器を置き，必要時に該接触検出器に体の一
部を接触して用いる事も出来る。
告用リモートコード差込口に接続して用いる有線型リモ
ート制御スイッチを，コードで連結した接触検出器とプ
ラグからなる微小体電位変化を検出する接触検出型を用
い，手の不自由な使用者が手元に該リモート制御スイッ
チの接触検出器を置き，必要時に該接触検出器に体の一
部を接触して用いる事も出来る。
【００１１】本発明の車椅子用緊急警報器において用い
る，所定以上の角度を検知する機能を有する角度センサ
ーとして，容器内に所定の高さまで水銀等の導電性液体
を充填し，該容器入り口から２本の互いに絶縁された電
極を挿入し，不倒正常状態時に，少なくとも一方の電極
が該導電性液体の上面に接触しない状態にして，該容器
が所定の角度以上傾くと，該導電性液体の上面が２本の
該電極を導通状態にする構造を有し，充填する該導電性
液体の量を調節して，導通状態になる所定の角度を変え
る事が出来る作用を有する角度センサーを用いることも
でき，該角度センサーは市販で入手可能である。
る，所定以上の角度を検知する機能を有する角度センサ
ーとして，容器内に所定の高さまで水銀等の導電性液体
を充填し，該容器入り口から２本の互いに絶縁された電
極を挿入し，不倒正常状態時に，少なくとも一方の電極
が該導電性液体の上面に接触しない状態にして，該容器
が所定の角度以上傾くと，該導電性液体の上面が２本の
該電極を導通状態にする構造を有し，充填する該導電性
液体の量を調節して，導通状態になる所定の角度を変え
る事が出来る作用を有する角度センサーを用いることも
でき，該角度センサーは市販で入手可能である。
【００１２】本発明の車椅子用緊急警報器において，電
源として取り替え自在な市販の乾電池を内蔵して用いる
事もでき，或いは電気式車椅子搭載の電源を流用して用
いる事もできる。
源として取り替え自在な市販の乾電池を内蔵して用いる
事もでき，或いは電気式車椅子搭載の電源を流用して用
いる事もできる。
【００１３】本発明の車椅子用緊急警報器に内蔵して用
いる回路は，内蔵した角度センサーが車椅子が所定の角
度以上傾くと導通状態を検出できる，センサー検出部か
ら成る非常用制御部から，音源部を経て高音を発生する
非常用ブザーを作動させると共に，光源部を経て非常用
警報ランプを作動させ，乗車使用者が必要時に警告用ス
ピーカーを作動するために，警告用固定スイッチ，或い
は警告用リモートコード差込口からの作動信号を警告用
制御部へ送り，取り替え選択可能なメロディＩＣ及び増
幅部から成る音響発生部を経て，該警告用スピーカーか
ら警告用音響を発生し，取り替え自在な乾電池から成る
電源を使用し，電源スイッチ及び，電源ランプを用いて
該回路に給電し，該電源スイッチを切る事により，全回
路作動を休止する事が出来る回路を使用する事も出来
る。
いる回路は，内蔵した角度センサーが車椅子が所定の角
度以上傾くと導通状態を検出できる，センサー検出部か
ら成る非常用制御部から，音源部を経て高音を発生する
非常用ブザーを作動させると共に，光源部を経て非常用
警報ランプを作動させ，乗車使用者が必要時に警告用ス
ピーカーを作動するために，警告用固定スイッチ，或い
は警告用リモートコード差込口からの作動信号を警告用
制御部へ送り，取り替え選択可能なメロディＩＣ及び増
幅部から成る音響発生部を経て，該警告用スピーカーか
ら警告用音響を発生し，取り替え自在な乾電池から成る
電源を使用し，電源スイッチ及び，電源ランプを用いて
該回路に給電し，該電源スイッチを切る事により，全回
路作動を休止する事が出来る回路を使用する事も出来
る。
【００１４】本発明の車椅子用緊急警報器において，所
定の角度以上に傾くと作動する，高音の緊急警報音を発
する非常用ブザー，並びに非常用警報ランプを装備して
いるので，車椅子が溝にはまったり，横転した場合等，
非常事態発生を周囲に知らせる作用を有し，且つ夜間な
どにおいて，その場所を知らせる事ができ，該車椅子が
正常な不倒位置に回復すると，自動的に該緊急警報音，
並びに非常用警報ランプが解除になる作用を有する。
定の角度以上に傾くと作動する，高音の緊急警報音を発
する非常用ブザー，並びに非常用警報ランプを装備して
いるので，車椅子が溝にはまったり，横転した場合等，
非常事態発生を周囲に知らせる作用を有し，且つ夜間な
どにおいて，その場所を知らせる事ができ，該車椅子が
正常な不倒位置に回復すると，自動的に該緊急警報音，
並びに非常用警報ランプが解除になる作用を有する。
【００１５】本発明の車椅子用緊急警報器において，メ
ロディー等の音響を発生する警告用スピーカーを装備し
ているので，町中等人ごみ中で車椅子の使用者が思うよ
うに前進出来ない場合は，該車椅子用緊急警報器のケー
シングに直接外装した押しボタン型等の警告用固定スイ
ッチや，警告用リモートコード差込口に接続して用いる
有線型リモート制御スイッチを用いて，必要時に周囲の
人達に注意を喚起するメロディー等の音響を発生し，通
路などの安全を確保する事が出来る。
ロディー等の音響を発生する警告用スピーカーを装備し
ているので，町中等人ごみ中で車椅子の使用者が思うよ
うに前進出来ない場合は，該車椅子用緊急警報器のケー
シングに直接外装した押しボタン型等の警告用固定スイ
ッチや，警告用リモートコード差込口に接続して用いる
有線型リモート制御スイッチを用いて，必要時に周囲の
人達に注意を喚起するメロディー等の音響を発生し，通
路などの安全を確保する事が出来る。
【００１６】
【実施例】この発明の実施例を示す図面において，図１
は車椅子用緊急警報器の使用状態の一部欠載斜視図，図
２の（Ａ）は車椅子用緊急警報器の外装ケーシング立面
図，（Ｂ）は平面図，及び（Ｃ）は側面図を示し，図３
は車椅子用緊急警報器に接続して用いる，リモート制御
スイッチの側面図，図４は車椅子用緊急警報器に内蔵し
て用いる，角度センサーの原理を説明するための，
（Ａ）は不倒正常状態の断面図，及び（Ｂ）は直角に横
転傾斜した断面図を表し，そして図５は車椅子用緊急警
報器に内蔵して用いる，回路のブロック概略図である。
は車椅子用緊急警報器の使用状態の一部欠載斜視図，図
２の（Ａ）は車椅子用緊急警報器の外装ケーシング立面
図，（Ｂ）は平面図，及び（Ｃ）は側面図を示し，図３
は車椅子用緊急警報器に接続して用いる，リモート制御
スイッチの側面図，図４は車椅子用緊急警報器に内蔵し
て用いる，角度センサーの原理を説明するための，
（Ａ）は不倒正常状態の断面図，及び（Ｂ）は直角に横
転傾斜した断面図を表し，そして図５は車椅子用緊急警
報器に内蔵して用いる，回路のブロック概略図である。
【００１７】この発明の実施例を図面を参照して以下説
明すると，図１は車椅子用緊急警報器（１）の使用状態
を示しており，該車椅子用緊急警報器はケーシング内
に，所定の角度以上に傾くと通電状態になる２本の電極
構造を有する角度センサーを不倒正常状態で内蔵し，該
ケーシング外装に，所定の角度以上に傾くと，周囲に緊
急警報音を発する非常用ブザー（１ａ），及び赤色灯等
で位置を知らせるための非常用警報ランプ（１ｂ）を装
備し，且つ車椅子（２）に乗車した使用者（３）が必要
時に周囲の人達に注意を喚起するメロディー等の音響を
発生する警告用スピーカー（１ｃ）を装備し，該警告用
スピーカーを作動するために，押しボタン型等の警告用
固定スイッチ（１ｄ）を該ケーシング外装に装備し，更
に遠隔操作用の警告用リモートコード差込口（１ｇ）を
設け，該警告用リモートコード差込口に押しボタン型等
のリモート制御スイッチ（１ｇ）を接続して用い，電源
とし取り替え可能な乾電池を内蔵し，該車椅子用緊急警
報器の電源スイッチ（１ｅ）及びその作動を示す電源ラ
ンプ（１ｆ）を装備し，車椅子（２）の枠部材（２ａ）
に設けた側板（２ｂ）に係止・取り付けて用いる事を特
徴とする。
明すると，図１は車椅子用緊急警報器（１）の使用状態
を示しており，該車椅子用緊急警報器はケーシング内
に，所定の角度以上に傾くと通電状態になる２本の電極
構造を有する角度センサーを不倒正常状態で内蔵し，該
ケーシング外装に，所定の角度以上に傾くと，周囲に緊
急警報音を発する非常用ブザー（１ａ），及び赤色灯等
で位置を知らせるための非常用警報ランプ（１ｂ）を装
備し，且つ車椅子（２）に乗車した使用者（３）が必要
時に周囲の人達に注意を喚起するメロディー等の音響を
発生する警告用スピーカー（１ｃ）を装備し，該警告用
スピーカーを作動するために，押しボタン型等の警告用
固定スイッチ（１ｄ）を該ケーシング外装に装備し，更
に遠隔操作用の警告用リモートコード差込口（１ｇ）を
設け，該警告用リモートコード差込口に押しボタン型等
のリモート制御スイッチ（１ｇ）を接続して用い，電源
とし取り替え可能な乾電池を内蔵し，該車椅子用緊急警
報器の電源スイッチ（１ｅ）及びその作動を示す電源ラ
ンプ（１ｆ）を装備し，車椅子（２）の枠部材（２ａ）
に設けた側板（２ｂ）に係止・取り付けて用いる事を特
徴とする。
【００１８】図２の（Ａ）は車椅子用緊急警報器（１）
の外装ケーシング立面図，（Ｂ）は平面図，及び（Ｃ）
は側面図を示しており，ケーシング立面側の正面に非常
用ブザー（１ａ）及び警告用スピーカー（１ｃ）を配設
し，前方側面に非常用警報ランプ（１ｂ）を設け，後方
側面に電源スイッチ（１ｅ），電源ランプ（１ｆ）及び
警告用リモートコード差込口（１ｇ）を配設し，立面側
の背面に該車椅子用緊急警報器を車椅子（２）の側面に
設けた側板（２ｂ）に挟持し取り付けるための，容易に
掛止自在な２個の取付部材（１ｈ）を固着し，該背面後
部に内蔵する乾電池等の電源を取り替えるための開閉ス
ライド型の電源取替口（１ｉ）を設け，平面上部に警告
用固定スイッチ（１ｄ）を装備する。
の外装ケーシング立面図，（Ｂ）は平面図，及び（Ｃ）
は側面図を示しており，ケーシング立面側の正面に非常
用ブザー（１ａ）及び警告用スピーカー（１ｃ）を配設
し，前方側面に非常用警報ランプ（１ｂ）を設け，後方
側面に電源スイッチ（１ｅ），電源ランプ（１ｆ）及び
警告用リモートコード差込口（１ｇ）を配設し，立面側
の背面に該車椅子用緊急警報器を車椅子（２）の側面に
設けた側板（２ｂ）に挟持し取り付けるための，容易に
掛止自在な２個の取付部材（１ｈ）を固着し，該背面後
部に内蔵する乾電池等の電源を取り替えるための開閉ス
ライド型の電源取替口（１ｉ）を設け，平面上部に警告
用固定スイッチ（１ｄ）を装備する。
【００１９】図３は車椅子用緊急警報器（１）に接続し
て用いる，リモート制御スイッチ（１ｊ）の側面図を示
し，該リモート制御スイッチのプラグ（ｊ１）を該車椅
子用緊急警報器の警告用リモートコード差込口（１ｇ）
に差し込み，手の不自由な使用者（３）が手元に該リモ
ート制御スイッチの押しボタン（ｊ２）を置き，必要時
に用いる事が出来る。
て用いる，リモート制御スイッチ（１ｊ）の側面図を示
し，該リモート制御スイッチのプラグ（ｊ１）を該車椅
子用緊急警報器の警告用リモートコード差込口（１ｇ）
に差し込み，手の不自由な使用者（３）が手元に該リモ
ート制御スイッチの押しボタン（ｊ２）を置き，必要時
に用いる事が出来る。
【００２０】図４は車椅子用緊急警報器（１）に内蔵し
て用いる，角度センサー（１ｋ）の原理を説明するため
の，（Ａ）は不倒正常状態の断面図，及び（Ｂ）は直角
に横転傾斜した断面図を表し，該角度センサーは容器
（ｋ２）内に所定の高さまで水銀等の導電性液体（ｋ
３）を充填し，該容器入り口に２本の互いに絶縁された
電極（ｋ１）を挿入し，不倒正常状態時に，少なくとも
一方の電極が該導電性液体の上面に接触しない状態に
し，該容器が所定の角度傾くと，該導電性液体の上面が
２本の該電極を導通状態になる構造を有し，実施例で用
いた該角度センサーは３５度以上傾くと導通状態にな
る。
て用いる，角度センサー（１ｋ）の原理を説明するため
の，（Ａ）は不倒正常状態の断面図，及び（Ｂ）は直角
に横転傾斜した断面図を表し，該角度センサーは容器
（ｋ２）内に所定の高さまで水銀等の導電性液体（ｋ
３）を充填し，該容器入り口に２本の互いに絶縁された
電極（ｋ１）を挿入し，不倒正常状態時に，少なくとも
一方の電極が該導電性液体の上面に接触しない状態に
し，該容器が所定の角度傾くと，該導電性液体の上面が
２本の該電極を導通状態になる構造を有し，実施例で用
いた該角度センサーは３５度以上傾くと導通状態にな
る。
【００２１】図５は車椅子用緊急警報器（１）に内蔵し
て用いる，回路のブロック概略図であり，該車椅子用緊
急警報器に内蔵した角度センサー（１ｋ）が車椅子が所
定の角度以上傾くと導通状態を検出するセンサー検出部
から成る非常用制御部から，音源部を経て９０ｄＢ／Ｈ
以上の高音を発生する非常用ブザー（１ａ）を作動させ
ると共に，光源部を経て非常用警報ランプ（１ｂ）を作
動させ，乗車使用者が必要時に周囲の人達に注意を喚起
するメロディー等の音響を発生する警告用スピーカー
（１ｃ）を作動するための警告用固定スイッチ（１
ｄ），或いは警告用リモートコード差込口（１ｇ）から
の作動信号を警告用制御部へ送り，取り替え選択可能な
メロディＩＣ及び増幅部から成る音響発生部を経て，該
警告用スピーカーからメロディ等の５０ｄＢ／Ｈ以下の
警告用音響を発生し，取り替え自在な乾電池から成る電
源を使用し，電源スイッチ（１ｅ）及び，電源ランプ
（１ｆ）を用いて該回路に給電し，該電源スイッチを切
る事により，全回路作動を休止する事が出来る。
て用いる，回路のブロック概略図であり，該車椅子用緊
急警報器に内蔵した角度センサー（１ｋ）が車椅子が所
定の角度以上傾くと導通状態を検出するセンサー検出部
から成る非常用制御部から，音源部を経て９０ｄＢ／Ｈ
以上の高音を発生する非常用ブザー（１ａ）を作動させ
ると共に，光源部を経て非常用警報ランプ（１ｂ）を作
動させ，乗車使用者が必要時に周囲の人達に注意を喚起
するメロディー等の音響を発生する警告用スピーカー
（１ｃ）を作動するための警告用固定スイッチ（１
ｄ），或いは警告用リモートコード差込口（１ｇ）から
の作動信号を警告用制御部へ送り，取り替え選択可能な
メロディＩＣ及び増幅部から成る音響発生部を経て，該
警告用スピーカーからメロディ等の５０ｄＢ／Ｈ以下の
警告用音響を発生し，取り替え自在な乾電池から成る電
源を使用し，電源スイッチ（１ｅ）及び，電源ランプ
（１ｆ）を用いて該回路に給電し，該電源スイッチを切
る事により，全回路作動を休止する事が出来る。
【００２２】
【発明の効果】本発明は，以上説明した様な形態で実施
され，以下に記載される様な効果を有する。
され，以下に記載される様な効果を有する。
【００２３】本発明の車椅子用緊急警報器において，車
椅子が所定の角度以上に傾くと作動する，高音の緊急警
報音を発する非常用ブザー，並びに非常用警報ランプを
装備しているので，車椅子が溝にはまったり，横転した
場合等，非常事態発生を周囲に知らせる効果を有し，且
つ夜間などにおいて，その場所の発見を容易にし，該非
常事態を早急に第３者に知らせ，該車椅子の使用者の安
全が確保される効果を有す。
椅子が所定の角度以上に傾くと作動する，高音の緊急警
報音を発する非常用ブザー，並びに非常用警報ランプを
装備しているので，車椅子が溝にはまったり，横転した
場合等，非常事態発生を周囲に知らせる効果を有し，且
つ夜間などにおいて，その場所の発見を容易にし，該非
常事態を早急に第３者に知らせ，該車椅子の使用者の安
全が確保される効果を有す。
【００２４】本発明の車椅子用緊急警報器において，警
告用スピーカーを装備しているので，町中等人ごみ中で
車椅子の使用者が思うように前進出来ない場合は，装備
した押しボタン型等の警告用固定スイッチや，警告用リ
モートコード差込口に接続して用いる有線型リモート制
御スイッチを用いて，必要時に周囲の人達に注意を喚起
するメロディー等の音響を発生し，通路などの安全を確
保する効果を有する。
告用スピーカーを装備しているので，町中等人ごみ中で
車椅子の使用者が思うように前進出来ない場合は，装備
した押しボタン型等の警告用固定スイッチや，警告用リ
モートコード差込口に接続して用いる有線型リモート制
御スイッチを用いて，必要時に周囲の人達に注意を喚起
するメロディー等の音響を発生し，通路などの安全を確
保する効果を有する。
【００２５】本発明の車椅子用緊急警報器において，所
定の角度以上に傾くと導通状態になる構造を有する角度
センサーは小型で市販で入手可能であり，用いる回路の
電源は市販の電池を内蔵して作動させる事が出来るの
で，軽量・小型で取扱が簡単で安価な該車椅子用緊急警
報器を確保する事が出来る。
定の角度以上に傾くと導通状態になる構造を有する角度
センサーは小型で市販で入手可能であり，用いる回路の
電源は市販の電池を内蔵して作動させる事が出来るの
で，軽量・小型で取扱が簡単で安価な該車椅子用緊急警
報器を確保する事が出来る。
【００２６】本発明の車椅子用緊急警報器は，電動式車
椅子・手動式車椅子等どんな種類の車椅子に対しても，
共通に且つ容易に係止して用いることができるので，あ
らゆる種類の車椅子の安全を確保する事が出来る。
椅子・手動式車椅子等どんな種類の車椅子に対しても，
共通に且つ容易に係止して用いることができるので，あ
らゆる種類の車椅子の安全を確保する事が出来る。
【図１】この発明の実施例を示す，車椅子用緊急警報器
の使用状態の一部欠載斜視図。
の使用状態の一部欠載斜視図。
【図２】この発明の実施例を示す，車椅子用緊急警報器
の（Ａ）は外装ケーシング立面図，（Ｂ）は平面図，及
び（Ｃ）は側面図。
の（Ａ）は外装ケーシング立面図，（Ｂ）は平面図，及
び（Ｃ）は側面図。
【図３】この発明の実施例を示す，車椅子用緊急警報器
に接続して用いる，リモート制御スイッチの側面図。
に接続して用いる，リモート制御スイッチの側面図。
【図４】この発明の実施例を示す，車椅子用緊急警報器
に内蔵して用いる，角度センサーの原理を説明する，
（Ａ）は正常状態の断面図，及び（Ｂ）は直角に横転傾
斜した断面図。
に内蔵して用いる，角度センサーの原理を説明する，
（Ａ）は正常状態の断面図，及び（Ｂ）は直角に横転傾
斜した断面図。
【図５】この発明の実施例を示す，車椅子用緊急警報器
に内蔵して用いる，回路のブロック概略図。
に内蔵して用いる，回路のブロック概略図。
１ 車椅子用緊急警報器 １ａ 非常用ブザー １ｂ 非常用警報ランプ １ｃ 警告用スピーカー １ｄ 警告用固定スイッチ １ｅ 電源スイッチ １ｆ 電源ランプ １ｇ 警告用リモートコード差込口 １ｈ 取付部材 １ｉ 電源取替口 １ｊ リモート制御スイッチ １ｋ 角度センサー ２ 車椅子 ２ａ 枠部材 ２ｂ 側板 ３ 使用者 ｊ１ プラグ ｊ２ 押しボタン ｋ１ 電極 ｋ２ 容器 ｋ３ 導電性液体
Claims (1)
- 【請求項１】所定以上の角度を検知する機能を有する角
度センサーを不倒正常状態で内蔵し，所定の角度以上に
傾くと緊急警報音を発する非常用ブザー（１ａ），並び
に非常用警報ランプ（１ｂ）を装備し，そして車椅子
（２）の使用者（３）が思うように前進できない場合
等，必要時に周囲に注意を喚起する警告用スピーカー
（１ｃ）を設け，該警告用スピーカーを作動する警告用
固定スイッチ（１ｄ）を装備し，更に遠隔操作用の警告
用リモートコード差込口（１ｇ）を設け，該警告用リモ
ートコード差込口に有線型リモート制御スイッチを接続
して用いる事もでき，これらの機能を有する内蔵回路に
給電制御する電源スイッチ（１ｅ）及びその作動を示す
電源ランプ（１ｆ）を装備した，該車椅子の一部に係止
して使用する事を特徴とする車椅子用緊急警報器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9363456A JPH11169407A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 車椅子用緊急警報器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9363456A JPH11169407A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 車椅子用緊急警報器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11169407A true JPH11169407A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18479359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9363456A Pending JPH11169407A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 車椅子用緊急警報器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11169407A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100360459B1 (ko) * | 2001-01-26 | 2002-11-13 | 성동제 | 전동 휠체어 및 그 구동제어방법 |
| JP2010026033A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Yamaha Motor Co Ltd | 移動体用の発音装置 |
| KR101386197B1 (ko) * | 2013-01-04 | 2014-04-17 | 한국산업기술대학교산학협력단 | 전동 휠체어 및 전동 보행 보조기의 전복 방지 장치 |
| CN107224359A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-10-03 | 李良 | 自动控制的轮椅 |
| JP2019014325A (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-31 | 学校法人明星学苑 | 電動車椅子に適した警告装置 |
| CN114005248A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-02-01 | 四川启睿克科技有限公司 | 一种电动轮椅远程报警方法 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP9363456A patent/JPH11169407A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN114005248A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-02-01 | 四川启睿克科技有限公司 | 一种电动轮椅远程报警方法 |
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