JPH11169054A - 移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機 - Google Patents
移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機Info
- Publication number
- JPH11169054A JPH11169054A JP37003297A JP37003297A JPH11169054A JP H11169054 A JPH11169054 A JP H11169054A JP 37003297 A JP37003297 A JP 37003297A JP 37003297 A JP37003297 A JP 37003297A JP H11169054 A JPH11169054 A JP H11169054A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- soil
- transferring
- boiler
- disinfection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 土壌消毒を蒸気で行う装置が、広範囲使用
の実用性が労力的及び経費的に悪い、そこで、労力的及
び、経費的にも農作業用として手軽に使用できる装置に
した。 【解決手段】キヤタピラ式運搬車に、移動式ボイラー、
ボイラー関連機器、土壌処理蒸気噴射ノズル、蒸気噴射
時と噴射後の保温及び噴射蒸気拡散防止カバー等を搭載
して、処理土壌まで装置を移動させることで、いままで
の土壌移動作業及び蒸気配管を必要としないので、広範
囲の土壌蒸気消毒を農作業的及び経費的に可能にする。
の実用性が労力的及び経費的に悪い、そこで、労力的及
び、経費的にも農作業用として手軽に使用できる装置に
した。 【解決手段】キヤタピラ式運搬車に、移動式ボイラー、
ボイラー関連機器、土壌処理蒸気噴射ノズル、蒸気噴射
時と噴射後の保温及び噴射蒸気拡散防止カバー等を搭載
して、処理土壌まで装置を移動させることで、いままで
の土壌移動作業及び蒸気配管を必要としないので、広範
囲の土壌蒸気消毒を農作業的及び経費的に可能にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ハウス、畑等で農産
物を生産する場合、病害虫及び連作による土壌障害や雑
草発生等が問題になる、いままでは、臭化メチルくん蒸
剤を使用していたがフロン廃止により、代わる物が必要
とされる、そこで環境にやさしい蒸気利用装置で広範囲
使用可能装置にした。
物を生産する場合、病害虫及び連作による土壌障害や雑
草発生等が問題になる、いままでは、臭化メチルくん蒸
剤を使用していたがフロン廃止により、代わる物が必要
とされる、そこで環境にやさしい蒸気利用装置で広範囲
使用可能装置にした。
【０００２】
【従来の技術】土壌を掘り起こして蒸気管を埋設し、消
毒熱量を均一にするため蒸気管の蒸気出口の上方に金網
等を置き消毒すべき土壌を金網上に積み上げて、表面を
ビニールで囲い、保温効果を高めるようにして、一定時
間蒸気を噴出させて消毒を行い、終了後土壌を取除き、
順次この操作を繰返して行う方法、専用の容器に土壌を
入れて行う方法や、特許出願公告昭５０−３３９４１は
上方に固着された蒸気供給管が必要でいずれも、労力と
配管経費は莫大で広範囲作業には、作業性が悪く実用に
適さなかつた。
毒熱量を均一にするため蒸気管の蒸気出口の上方に金網
等を置き消毒すべき土壌を金網上に積み上げて、表面を
ビニールで囲い、保温効果を高めるようにして、一定時
間蒸気を噴出させて消毒を行い、終了後土壌を取除き、
順次この操作を繰返して行う方法、専用の容器に土壌を
入れて行う方法や、特許出願公告昭５０−３３９４１は
上方に固着された蒸気供給管が必要でいずれも、労力と
配管経費は莫大で広範囲作業には、作業性が悪く実用に
適さなかつた。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】近年、フロンガス等が
問題になり、土壌消毒用の臭化メチルも２００５年を目
標に全廃にむかつて動いている、そこで、臭化メチルの
代替えとして、蒸気土壌消毒を従来の技術より経費の削
減、労力の削減、広範囲作業上実用的であることを重点
に、従来の蒸気土壌消毒に必要な土壌移動作業、蒸気配
管設備を排除し、ボイラーも講習で使用できる大きさに
することで、一般農家が手軽に使用できる程度の大きさ
になり、機動性を持つ事で、現在の土壌蒸気消毒機では
できにくい、広範囲の土壌消毒が安い経費で出来き、軽
労働でできるようにし、蒸気を使うことにより、土壌消
毒を無農薬で行える。
問題になり、土壌消毒用の臭化メチルも２００５年を目
標に全廃にむかつて動いている、そこで、臭化メチルの
代替えとして、蒸気土壌消毒を従来の技術より経費の削
減、労力の削減、広範囲作業上実用的であることを重点
に、従来の蒸気土壌消毒に必要な土壌移動作業、蒸気配
管設備を排除し、ボイラーも講習で使用できる大きさに
することで、一般農家が手軽に使用できる程度の大きさ
になり、機動性を持つ事で、現在の土壌蒸気消毒機では
できにくい、広範囲の土壌消毒が安い経費で出来き、軽
労働でできるようにし、蒸気を使うことにより、土壌消
毒を無農薬で行える。
【０００４】
【課題を解決する手段】耕し整地した柔らかい土の上で
の作業なので、運搬機械はキヤタピラ式を使用して、移
動式ボイラー、ボイラー用燃料、安全装置を搭載して、
給水は移動した分ホースを巻き取り及び引き出す構造で
水道水又はポンプ水を供給する。電気使用機種は電気コ
ードを巻き取り及び引き出す構造にして、土壌処理時は
超低速走行させるので、自動方向センサーを利用して、
自動運転させる、蒸気噴出口は土表面か土中に入れて使
用する。蒸気が広範囲に拡散して、温度低下を防止する
ために、保温カバーを使用し蒸気拡散、保温効果を高め
る。使用目的、地温により、運搬機速度調節をして使用
する。油タンクや油配管設備は消防法により構造上の技
術基準が定められている範囲で搭載し、発電機を搭載す
れば、電源がない畑等でも使用できるように機動力を持
たせる。
の作業なので、運搬機械はキヤタピラ式を使用して、移
動式ボイラー、ボイラー用燃料、安全装置を搭載して、
給水は移動した分ホースを巻き取り及び引き出す構造で
水道水又はポンプ水を供給する。電気使用機種は電気コ
ードを巻き取り及び引き出す構造にして、土壌処理時は
超低速走行させるので、自動方向センサーを利用して、
自動運転させる、蒸気噴出口は土表面か土中に入れて使
用する。蒸気が広範囲に拡散して、温度低下を防止する
ために、保温カバーを使用し蒸気拡散、保温効果を高め
る。使用目的、地温により、運搬機速度調節をして使用
する。油タンクや油配管設備は消防法により構造上の技
術基準が定められている範囲で搭載し、発電機を搭載す
れば、電源がない畑等でも使用できるように機動力を持
たせる。
【０００５】
【作用】蒸気発生装置から蒸気噴出口までの配管を短縮
するために、ボイラーを移動させることで、配管を最小
限まで短縮して、蒸気の温度低下を最小限にした、作業
は低速で行うため長時間かかるので、安全装置は二重構
造にして自動走行に耐える安全性を確保する、処理外移
動中は蒸気噴出装置及び保温カバーは収納して、道路移
動性と土壌蒸気消毒機動性を考慮した装置である。
するために、ボイラーを移動させることで、配管を最小
限まで短縮して、蒸気の温度低下を最小限にした、作業
は低速で行うため長時間かかるので、安全装置は二重構
造にして自動走行に耐える安全性を確保する、処理外移
動中は蒸気噴出装置及び保温カバーは収納して、道路移
動性と土壌蒸気消毒機動性を考慮した装置である。
【０００６】
【実施例】本発明を図面と、こねぎ生産農家のハウス土
壌消毒例を参照して説明する。図１は土壌消毒処理中の
一例の平面図、図２は土壌消毒処理中の一例の側面図、
第一に、蒸気土壌消毒を行う面積は７０アールで、間口
６メートル長さ７０メートルの、こねぎ栽培ハウス十数
棟の土壌消毒を参考に蒸気消毒装置説明をする。これだ
けの面積になると、現行の蒸気土壌消毒方法では、莫大
資金と労力が必要で、とても土移動や土を容器に入れる
作業はできない、特許出願広告昭５０−３３９４１号で
も、固定した蒸気供給管の配管と移動を円滑にするため
に、鉄管二列が必要で労力的と配管設備費が温度低下防
止を考えれば配管費用が莫大になり負担金を現行農産物
では消却できないので、実際の使用はできない、そこ
で、広範囲の面積でも、固定配管が不要なように、移動
式ボイラーをキヤタピラ式運搬機に搭載して、ボイラー
を移動させることで、広範囲の配管を不要とし、配管を
最小限にすることで、ボイラーから蒸気噴射口間での温
度低下を最小限にする。ボイラー関連装置は消防法を基
本に設置する。
壌消毒例を参照して説明する。図１は土壌消毒処理中の
一例の平面図、図２は土壌消毒処理中の一例の側面図、
第一に、蒸気土壌消毒を行う面積は７０アールで、間口
６メートル長さ７０メートルの、こねぎ栽培ハウス十数
棟の土壌消毒を参考に蒸気消毒装置説明をする。これだ
けの面積になると、現行の蒸気土壌消毒方法では、莫大
資金と労力が必要で、とても土移動や土を容器に入れる
作業はできない、特許出願広告昭５０−３３９４１号で
も、固定した蒸気供給管の配管と移動を円滑にするため
に、鉄管二列が必要で労力的と配管設備費が温度低下防
止を考えれば配管費用が莫大になり負担金を現行農産物
では消却できないので、実際の使用はできない、そこ
で、広範囲の面積でも、固定配管が不要なように、移動
式ボイラーをキヤタピラ式運搬機に搭載して、ボイラー
を移動させることで、広範囲の配管を不要とし、配管を
最小限にすることで、ボイラーから蒸気噴射口間での温
度低下を最小限にする。ボイラー関連装置は消防法を基
本に設置する。
【０００７】第二に、土壌消毒に最適温度は７０〜８０
℃の蒸気とされているが、こねぎ栽培ハウスの場合、土
壌菌の殺菌よりも、雑草発生防止が主目的の土壌消毒で
あるため、蒸気ボイラーより発生した蒸気を高温のまま
直接土表面か土中に噴出し、土表面から深さ５ｃｍ位い
の雑草の種子を消滅させる目的で使用する場合は、同一
場所の噴射時間を短く、滅菌消毒の場合は噴射時間を長
くする。地温の温度で同一場所の噴射時間は異なる。噴
射口は土の状態で表面か、噴射口を土中に入れ、浅い土
中噴射にする。処理土壌は耕されて、整地した後で柔ら
かい為、強く固まらないように、キヤタピラ式移動機
が、処理前を移動して、処理後土壌を踏まないようにす
る為。蒸気噴射口（ａ）はハウス幅を一度で処理できる
幅にして、温度保護、拡散防止カバー（ｃ）もハウス支
柱に当たらない幅にする。出入り口は間口が狭い為、噴
射ノズルとカバーは折りたためる構造にして、折りたた
んで出入りする。
℃の蒸気とされているが、こねぎ栽培ハウスの場合、土
壌菌の殺菌よりも、雑草発生防止が主目的の土壌消毒で
あるため、蒸気ボイラーより発生した蒸気を高温のまま
直接土表面か土中に噴出し、土表面から深さ５ｃｍ位い
の雑草の種子を消滅させる目的で使用する場合は、同一
場所の噴射時間を短く、滅菌消毒の場合は噴射時間を長
くする。地温の温度で同一場所の噴射時間は異なる。噴
射口は土の状態で表面か、噴射口を土中に入れ、浅い土
中噴射にする。処理土壌は耕されて、整地した後で柔ら
かい為、強く固まらないように、キヤタピラ式移動機
が、処理前を移動して、処理後土壌を踏まないようにす
る為。蒸気噴射口（ａ）はハウス幅を一度で処理できる
幅にして、温度保護、拡散防止カバー（ｃ）もハウス支
柱に当たらない幅にする。出入り口は間口が狭い為、噴
射ノズルとカバーは折りたためる構造にして、折りたた
んで出入りする。
【０００８】土壌処理中は超低速移動なので方向センチ
ー（ｆ）で方向誘導線（ｅ）で自動運転させる設定地ま
で処理終了後自動停止装置にて、自動停止する構造にし
て、油、水切れセンサー、カバー引っかけ防止センサー
等センサーを多様して自動運転で主力作業をして、実用
作業性を向上させる。
ー（ｆ）で方向誘導線（ｅ）で自動運転させる設定地ま
で処理終了後自動停止装置にて、自動停止する構造にし
て、油、水切れセンサー、カバー引っかけ防止センサー
等センサーを多様して自動運転で主力作業をして、実用
作業性を向上させる。
【０００９】現在、野菜の消費動向は、有機無農薬栽培
野菜を求める傾向がより高くなり、この傾向は今後もよ
り強くなる情勢である、無農薬と言っても、土壌消毒、
作物の害虫消毒、作物の細菌消毒等、野菜を収穫するま
でには、各生育段階でさまざまな、消毒剤を使用してい
たが、土壌消毒を蒸気消毒に変えることで、無農薬栽培
野菜の問題点を一つ解決できる。
野菜を求める傾向がより高くなり、この傾向は今後もよ
り強くなる情勢である、無農薬と言っても、土壌消毒、
作物の害虫消毒、作物の細菌消毒等、野菜を収穫するま
でには、各生育段階でさまざまな、消毒剤を使用してい
たが、土壌消毒を蒸気消毒に変えることで、無農薬栽培
野菜の問題点を一つ解決できる。
【図１】移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機の平面図
【図２】移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機の側面図
（ａ）蒸気噴射口 （ｂ）移動式ボイラー （ｃ）温度保護兼拡散防止カバー （ｄ）キヤタピラ式運搬機 （ｅ）方向誘導線 （ｆ）方向センサー及び停止センサー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年４月８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機の作業時平
面図
面図
【図２】移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機の作業時側
面図
面図
【図３】移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機の作業時以
外の移動時に蒸気噴射管等の幅を狭くした平面図
外の移動時に蒸気噴射管等の幅を狭くした平面図
【符号の説明】 （ａ）蒸気噴射口を有する管 （ｂ）ボイラー （ｃ）温度保護兼蒸気拡散防止カバー （ｄ）キヤタピラ式運搬機 （ｅ）方向誘導線 （ｆ）方向センサー及び停止センサー
Claims (1)
- 【請求項１】自動方向制御装置、自動停止装置等を備え
た、自走式運搬機械に、移動式ボイラー、移動式ボイラ
ー関連機器、土壌処理蒸気噴射ノズル、蒸気噴射時と噴
射後の保温及び噴射蒸気拡散防止カバー等を搭載して、
土壌消毒時以外の移動時は蒸気噴射ノズル、蒸気拡散防
止カバーは運搬機の幅位まで、折りたためる構造の移動
型連続式蒸気土壌消毒雑草発生防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37003297A JPH11169054A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37003297A JPH11169054A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11169054A true JPH11169054A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18495907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37003297A Pending JPH11169054A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 移動式蒸気土壌消毒雑草発生防止機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11169054A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120227314A1 (en) * | 2011-03-08 | 2012-09-13 | Fu-Tseng Lo | Steam apparatus to kill ants |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP37003297A patent/JPH11169054A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120227314A1 (en) * | 2011-03-08 | 2012-09-13 | Fu-Tseng Lo | Steam apparatus to kill ants |
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