JPH11169043A - 魚釣用擬餌鉤等の鉤収納ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】魚釣り用の擬餌鉤等の収納数を飛躍的に増加さ
せると共に、擬餌鉤等の収納、及び取出しが容易に行え
る鉤収納ケースを提供する。 【解決手段】ケース本体１２と蓋体１３とから成るケー
ス１１内に、複数枚の鉤掛け支持プレート１８を重畳し
て収納し、各鉤掛け支持プレート１８をケース１１内に
見開き可能に保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は魚釣用の餌鉤、又
はルアーや毛鉤等の擬餌鉤を収納する鉤収納ケースに関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来、魚釣用の餌鉤、又はルアーフィッ
シングやフライフィッシングに用いられる擬餌鉤は、図
１に示すように、合成樹脂製のケース１に収納されて釣
り人によって携行され、釣り人は鉤の交換等必要に応じ
てケース１より釣鉤を取り出して付け換えるようにして
いる。

【０００３】上記鉤収納ケース１はケース本体２に対し
蓋体３がヒンジ４を介して開閉可能にされており、ケー
ス本体２の底壁２ａと蓋体３の天壁３ａには擬餌鉤７等
の釣り鉤を鉤掛けするスポンジ片５が設けられている。

【０００４】この鉤掛け部５（スポンジ片）はケース本
体２の底壁２ａの四辺から立上げた周壁２ｂの上記ヒン
ジ４と対向する一側壁に沿い接近して延設し、更に蓋体
３の天壁３ａの四辺から立下げた周壁３ｂの上記ヒンジ
４と対向する一側壁に沿い接近して延設し、鉤掛け部５
（スポンジ片）の下方に収納スペース６を確保してお
り、図１Ｂに明示するように、誘魚子７ａを備える擬餌
鉤７の収納を可能にしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】一般に釣り人は多数本
の餌鉤を携行し、殊にルアーフィッシングやフライフィ
シングでは釣り状況に応じて擬餌鉤を交換するため、釣
り人は多種類の擬餌鉤を準備している。

【０００６】然しながら上記従来の鉤収納ケース１は、
擬餌鉤等の鉤掛け部５（スポンジ片）がケース本体２の
底壁２ａと蓋体３の天壁３ａに限られるために、収納で
きる釣り鉤の本数が少ないという問題点を有し、このた
めに釣り人は複数個の鉤収納ケース１を携行せねばなら
ない煩わしさがあった。

【０００７】特に誘魚子７ａを備える擬餌鉤７の収納に
おいては、ケース１内のスペース６が誘魚子７ａに占領
されて擬餌鉤７の収納本数が激減するばかりか、誘魚子
７ａの収納スペース６を確保するために、鉤掛け部５
（スポンジ片）をケース本体２又は蓋体３の上記一側壁
に近設していることから、擬餌鉤７の鉤掛け及び取り出
しを難くしている。

【０００８】又上記鉤収納ケース１の携行時に、ケース
本体２と蓋体３に夫々鉤掛けせる擬餌鉤７の誘魚子７ａ
が遊動して誘魚子同士が干渉し合い絡みを生じたり、色
剥げ等の表面損傷を来す問題点を有していた。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この発明は従来の魚釣り
用の鉤収納ケースが有する上記問題点を解決する手段と
して、ケース本体と蓋体とから成るケース内に、複数枚
の鉤掛け支持プレートを重畳して収納し、各鉤掛け支持
プレートをケース内に見開き可能に保持させる構成とす
る。

【００１０】又各鉤掛け支持プレートを綴具にて綴装し
てケース内に見開き可能に保持させる。

【００１１】具体例としてケース本体と蓋体とをヒンジ
を介して開閉可能にしたケース内に背綴じシートにて綴
装された複数枚の鉤掛け支持プレートを重畳して収納す
る。この背綴じシートを上記ヒンジ上に延在させ、該背
綴じシートのヒンジに沿う一端縁側をケース本体の内壁
に、添着片又は添着プレートを以って固定し同他端縁側
を蓋体の内壁に同様にして固定する。こうして両固定端
間において背綴じシートを上記ヒンジにオーバーラップ
させて、蓋体を開いた時に上記重畳鉤掛け支持プレート
がヒンジを支点として放射状に拡開する構成とする。

【００１２】上記構成により、ケース内に収納した重畳
鉤掛け支持プレートに多数の擬餌鉤等を鉤掛けし収納す
ることができ、各鉤掛け支持プレートを見開き状態にし
てこれら擬餌鉤等の鉤掛け収納、及び取出しを容易に行
うことができる。

【００１３】又蓋体を開いた時に重畳鉤掛け支持プレー
トをケース本体と蓋体間において放射状に拡開させて、
各鉤掛け支持プレートを容易に見開きながら擬餌鉤等を
鉤掛けすることができる。

【００１４】又各鉤掛け支持プレートに鉤掛けされた鉤
又はこれから垂れ下がる誘魚子は各鉤掛け支持プレート
によってセパレートされるので、プレート間における鉤
及び誘魚子の干渉、絡み等を有効に防止できる。

【００１５】例えば携行時に上記鉤掛けした各擬餌鉤が
隣接する鉤掛け支持プレート間に挟持されつつ収納され
ているので、鉤や誘魚子の遊動を抑止して、プレート間
ばかりか各プレートにおける擬餌鉤同士がケース内で擦
れ合って色剥げ等損傷したり、絡み合いを生ずる問題を
有効に解消できる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態例を図２
乃至図９に基づき説明する。

【００１７】図２に示すように、鉤収納ケース１１は例
えば方形を呈し、該収納ケース１１はケース本体１２の
一側にヒンジ１４を介して蓋体１３が開閉可能に連結さ
れており、蓋体１３の遊離端に設けた係止片１３ｃをケ
ース本体１２に設けた突起１２ｃに係合する等のロック
手段を介してケース本体１２に対する蓋体１３の閉合を
保持させるようにしている。この収納ケース１１の本体
１２及び蓋体１３は合成樹脂等にて一体成形される。

【００１８】上記鉤収納ケース１１はケース本体１２の
底壁１２ａの四辺から立ち上げた周囲側壁１２ｂにて画
成されるスペース１６ａと、蓋体１３の天壁１３ａの四
辺から立ち下げた周囲側壁１３ｂにて画成されるスペー
ス１６ｂとから成る収納スペース１６を有し、この収納
スペース１６に後述する鉤掛け支持プレートを見開き可
能に複数枚重畳して収納するようにする。又は蓋体１３
を平板状にして収納スペース１６ａのみにすることがで
きる。

【００１９】１８は上記鉤収容ケース１１内に収納され
る、魚釣用の餌鉤、又はルアーや毛鉤等の擬餌鉤１７を
鉤掛けする鉤掛け支持プレートであり、該鉤掛け支持プ
レート１８はケース本体１２の開口部より若干小形の例
えば方形を呈し、プラスチック製、木製、紙製、金属製
等、剛性或いは反り曲げ可能な弾性を有して形成され
る。

【００２０】この鉤掛け支持プレート１８を複数枚重畳
し、各鉤掛け支持プレート１８を背綴じシート１９にて
綴装する。この背綴じシート１９は上記ケース１１のヒ
ンジ１４の内面を横断し、且つヒンジ１４上に沿い延在
する。

【００２１】上記複数枚の鉤掛け支持プレート１８を綴
装する具体例として図２Ｂに示すように、各鉤掛け支持
プレート１８に同プレート１８の長手に沿う一端縁をＬ
形に折曲して綴部１８ａを形成し、該綴部１８ａを接着
材により背綴じシート１９に貼付する。こうして複数枚
の鉤掛け支持プレート１８の各綴部１８ａを背綴じシー
ト１９の短巾方向に並列させて貼付し、綴装された重畳
鉤掛け支持プレート２０を形成する。この時各鉤掛け支
持プレート１８は綴部１８ａによってプレート１８間に
間隔２６を形成する。

【００２２】又上記綴装の他例として、各鉤掛け支持プ
レート１８にＬ形の綴部１８ａを形成せずに各鉤掛け支
持プレート１８の一端縁を背綴じシート１９に接着する
か、或いは各鉤掛け支持プレート１８の一端縁を糸綴じ
して綴装することができる。更に他例として図６に示す
ように、ケース本体１２のヒンジ１４に沿う側壁１２ｂ
の内面に接近して綴具２１を一体に設け、該綴具２１に
て複数枚の鉤掛け支持プレート１８を見開き可能に綴装
し重畳鉤掛け支持プレート２０を形成する。即ち、ヒン
ジ１４に沿う部位に綴具２１を設け、この綴具２１をケ
ース本体１２又は蓋体１３に一体に設け、この綴具２１
に複数枚の鉤掛け支持プレート１８の基端を通し掛けし
見開き可能に綴装する。

【００２３】例えば可撓性を有する綴ピン又は綴片をケ
ース本体１２の底壁１２ａから立設して上記綴具２１を
形成し、好ましくは綴具２１の遊離端をヒンジ１４上を
超えて蓋体１３のヒンジ１４に沿う側壁１３ｂの内面に
当接させる。こうして綴装時には上記綴具２１を弾性的
に撓ませながら該綴具２１の遊離端を蓋体１３の上記側
壁１３ｂから離間させて各鉤掛け支持プレート１８の一
端縁に穿孔した綴孔１８ｂを綴具２１に通し掛けにす
る。この後再び綴具２１の遊離端を蓋体１３の上記側壁
１３ｂに当接させて鉤掛け支持プレート１８の抜け止め
を図る。この綴具２１は別部品で形成する他、収納ケー
ス１１のケース本体１２又は蓋体１３と合成樹脂にて一
体成形し形成する。

【００２４】又図７に示すように、複数枚の各鉤掛け支
持プレート１８に設けた綴孔１８ｂに例えばリング形又
は螺旋形の綴具２２を挿通して見開き可能とした重畳鉤
掛け支持プレート２０を形成する。

【００２５】上記綴装された重畳鉤掛け支持プレート２
０は、図３に示すようにケース１１内の前記収納スペー
ス１６に収納されて、同ケース本体１２又は蓋体１３内
に見開き可能に固定する。

【００２６】この重畳鉤掛け支持プレート２０を固定す
る手段として図２、図３、図４に示すように、背綴じシ
ート１９を有する添着シート２３又は背綴じシート１９
の端縁に連設した添着片２４を同シート１９の短巾方
向、即ちヒンジ１４を横断する側の一端縁好ましくは両
端縁に連設する。つまり背綴じシート１９のヒンジ１４
に沿う端縁に添着シート２３又は添着片２４を連設す
る。又は短冊状の添着片２４を背綴じシート１９の端縁
の適所に複数連設してもよい。

【００２７】再述すると、図２、図３に示すように、重
畳鉤掛け支持プレート２０の表側と裏側並びに背をカバ
ーする大きさの添着シート２３を重ね、この添着シート
２３の上記背を形成する中央部を上記背綴じシート１９
部とする。即ち、添着シート２３は冊子の表表紙と裏表
紙に相当し、このシート２３の中央部に上記重畳された
各鉤掛け支持プレート１８の基端縁を接着剤等を介して
背綴じする。

【００２８】一例として図８に示すように、この添着シ
ート２３は鉤掛け支持プレート１８を兼用する。又は後
述する鉤掛け部１５を設けないプレートにて添着シート
２３を形成する。

【００２９】又はヒンジ１４上を横断する巾のシート１
９にて上記背綴じを行ない、この背綴じシート１９をヒ
ンジ１４の内表面に接着する。

【００３０】又は図４、図５に示すように、この背綴じ
シート１９の端縁に連成した添着片２４を側壁１２ｂ，
１３ｂの内面に接着剤にて貼り付けるか、又は底壁１２
ａと天壁１３ａの内面に接着剤にて貼り付ける。

【００３１】上記のようにしてケース１１の内壁に固定
した背綴じシート１９をケース１１のヒンジ１４上に沿
い延在させ、更に上記添着シート２３又は添着片２４の
両固定端間において背綴じシート１９を上記ヒンジ１４
にオーバーラップさせ、上記蓋体１３を開いた時に重畳
鉤掛け支持プレート１８をヒンジ１４を支点としてケー
ス本体１２と蓋体１３間において放射状に拡開する構成
とする。

【００３２】又本発明は上記添着シート２３又は添着片
２４をケース本体１２或いは蓋体１３の何れか一方に固
定し手指にて各プレート１８を見開きする場合を包含す
る。即ち、上記何れの形態例においても重畳鉤掛け支持
プレート２０を手捲りして各鉤掛け支持プレート１８を
見開くことができる。

【００３３】上記重畳鉤掛け支持プレート２０の各鉤掛
け支持プレート１８の遊離端一側面には、餌鉤又は擬餌
鉤１７を吊り掛けする鉤掛け部１５を一体に設ける。こ
の鉤掛け部１５を例えばスポンジ、毛皮、発砲樹脂、段
ボール紙等を短冊状に形成し、該鉤掛け部１５を図２Ａ
等に示すように、各鉤掛け支持プレート１８遊離端一側
面に長手方向に延在させて接着材にて貼付する。又は鉤
掛け部１５を各鉤掛け支持プレート１８の遊離端から基
端に亘って間隔を置いて複段に並設してもよい。

【００３４】又上記各鉤掛け支持プレート１８には図８
に示すように、上記鉤掛け部１５の貼付側とは反対側に
例えばスポンジ、毛皮、発砲樹脂、段ボール紙等から成
る保護シート２５を貼付し、隣接する鉤掛け支持プレー
ト１８に鉤掛けされた擬餌鉤１７の誘魚子１７ａを保護
する。又この保護シート２５を前記添着シート２３に貼
付してもよい。

【００３５】上記各鉤掛け支持プレート１８に貼付した
上記各鉤掛け部１５は互いに正対しないように配する。
即ち、各鉤掛け部１５を各プレート１８の対向する側面
に貼付せずに、各プレート１８の遊離端の一方側面（表
面）にのみ配設し、他方側面（裏面）には配設せずに、
互いに正対しないようにする。これによって、各鉤掛け
部１５を各プレート１８によってセパレートする構造に
する。即ち各鉤掛け支持プレート１８の鉤掛け部１５は
隣接するプレート１８の鉤掛け部１５を有しない側面と
対向する。

【００３６】又本発明に包含される例示として、上記図
２乃至図８の各構成を選択的に備えた鉤収納ケースにお
いて、図９に示すように、上記各鉤掛け支持プレート１
８の遊離端の一側面に鉤掛け部１５を横設すると共に、
同プレート１８の一側面に保護シート２５′を上記鉤掛
け部１５と略同一平面となるようにこれと略連続して貼
付する。上記保護シート２５，２５′は選択的に設け
る。

【００３７】この保護シート２５，２５′は厚み方向へ
容易に圧縮する軟質のスポンジ等の多孔質樹脂材にて形
成し、他方鉤掛け部１５は鉤掛け保持力が高い比較的硬
質のスポンジ等の多孔質樹脂材にて形成する。上記保護
シート２５，２５′は鉤掛け部１５から垂れ下がる、即
ち鉤から垂れ下がる前記誘魚子１７ａを隣接する鉤掛け
支持プレート１８との間で挟持し、遊動を有効に抑止す
る。

【００３８】上記保護シート２５′は隣接するプレート
１８によって誘魚子１７ａが押圧された時に、この押圧
力によって圧縮され、誘魚子１７ａを保護シート２５′
を圧縮しつつ該シート２５′内へ没入せしめる。よって
誘魚子１７ａを隣接するプレート１８と保護シート２
５′間にしっかりと挟持捕捉しその遊動を有効に防止す
る構造となる。

【００３９】以上のように、重畳鉤掛け支持プレート２
０をケース１１内のスペース１６に収納し、蓋体１３の
開放に従いヒンジ１４を支点として背綴じシート１９を
湾曲させてケース本体１２と蓋体１３間において重畳鉤
掛け支持プレート２０を放射状に拡開させ、各鉤掛け支
持プレート１８を見開いて鉤掛け部１５に多数の餌鉤又
は擬餌鉤１７を容易に着脱することができる。又は各鉤
掛け支持プレート１８を手指にて捲りながら、鉤掛け部
１５への鉤１７の着脱が行なえる。

【００４０】

【発明の効果】この発明によれば、ケース内に見開き可
能に収納した重畳鉤掛け支持プレートによって、殊にル
アー等擬餌鉤の収納数を飛躍的に増加でき、各鉤掛け支
持プレートを見開き状態にして擬餌鉤或いは餌鉤の鉤掛
け収納、及び取出しを容易に行うことができる。

【００４１】又上記重畳鉤掛け支持プレートに多数鉤掛
けされた擬餌鉤同士の干渉が防止され、絡みや表面損傷
の問題を解消できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】（Ａ）は従来の鉤収納ケースを開いた状態を以
って示す斜視図、（Ｂ）は同断面図である。

【図２】（Ａ）はこの発明の実施形態例を示す鉤収納ケ
ースを開いた状態を以って示す斜視図、（Ｂ）は同断面
図である。

【図３】上記鉤収納ケースを閉合した状態を以って示す
断面図である。

【図４】図２に示す重畳鉤掛け支持プレートの固定手段
の他例を鉤収納ケースを開いた状態を以って示す断面図
である。

【図５】同重畳鉤掛け支持プレートの固定手段の更に他
例を鉤収納ケースを開いた状態を以って示す断面図であ
る。

【図６】図２に示す重畳鉤掛け支持プレートの綴装手段
と固定手段の他例を鉤収納ケースを開いた状態を以って
示す断面図である。

【図７】同重畳鉤掛け支持プレートの綴装手段の更に他
例を示す要部斜視図である。

【図８】鉤掛け支持プレートの他例を鉤収納ケースを開
いた状態を以って示す断面図である。

【図９】同鉤掛け支持プレートの更に他例を示す要部斜
視図である。

【符号の説明】

１１ 収納ケース １２ ケース本体 １３ 蓋体 １４ ヒンジ １５ 鉤掛け部 １６ 収納スペース １７ 擬餌鉤 １８ 鉤掛け支持プレート １９ 背綴じシート ２０ 重畳鉤掛け支持プレート ２１，２２ 綴具 ２３ 添着シート ２４ 添着片 ２５，２５′ 保護シート

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ケース本体と蓋体とから成るケース内に、
   複数枚の鉤掛け支持プレートを重畳して収納し、各鉤掛
   け支持プレートをケース内に見開き可能に保持させたこ
   とを特徴とする魚釣用擬餌鉤等の鉤収納ケース。
2. 【請求項２】ケース本体と蓋体とから成るケース内に、
   複数枚の鉤掛け支持プレートを重畳して収納し、各鉤掛
   け支持プレートを綴具に綴装してケース内に見開き可能
   に保持させたことを特徴とする魚釣用擬餌鉤等の鉤収納
   ケース。
3. 【請求項３】ケース本体と該ケース本体にヒンジを介し
   開閉可能とされた蓋体とから成るケース内に、複数枚の
   鉤掛け支持プレートが重畳して収納され、各鉤掛け支持
   プレートは背綴じシートにて綴装され、該背綴じシート
   の上記ヒンジに沿う一端側がケース本体側に固定され同
   他端側が蓋体側に固定され、両固定端間において背綴じ
   シートを上記ヒンジにオーバーラップさせ、上記蓋体を
   開いた時に上記重畳鉤掛け支持プレートがヒンジを支点
   として放射状に拡開する構成としたことを特徴とする魚
   釣用擬餌鉤等の鉤収納ケース。
4. 【請求項４】上記鉤掛け支持プレートを該鉤掛け支持プ
   レートの背綴じシートを以ってヒンジ内表面又はケース
   本体の内表面又は蓋体内表面に見開き可能に接着したこ
   とを特徴とする請求項１又は２又は３記載の魚釣用擬餌
   鉤等の鉤収納ケース。
5. 【請求項５】上記各鉤掛け支持プレートの遊離端一側面
   に鉤掛け部材を横設すると共に、該各鉤掛け支持プレー
   トの一側面に上記鉤掛け部に鉤掛けされた鉤から垂れ下
   がる誘魚子を隣接する鉤掛け支持プレートとの間で挟持
   する保護シートを貼付したことを特徴とする請求項１又
   は２又は３又は４記載の魚釣用擬餌鉤等の鉤収納ケー
   ス。