JP3146029U - 釣り用小物入れ - Google Patents

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【課題】ルアー等の釣り用小物の針がらみを防止し、手袋を装着した状態においても容易にルアー等を容易に取り出すことができ、さらに、針先を曲げることなくルアー等を釣り用小物入れに係止することができ、取り外す際にも針先を曲げる恐れがない釣り用小物入れを提供することである。
【解決手段】
本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その本体又は開閉部材の少なくとも一方に、釣り用小物を磁気吸着により固定させるための磁石を配置したことを特徴とする釣り用小物入れである。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ルアー、フライ、釣り針等の釣り用小物を保管、保護することができる持ち運び容易な釣り用小物入れに関するものである。
従来、木箱やプラスチックケースに、ウキ、針、オモリ又はルアー等の釣り用小物を入れ、釣り場まで携行し使用していた。さらに近年ルアー釣りがブームとなり、ルアーを保管するために、プラスチックや金属でできたタックルボックスなる釣り用小物入れにこれらのものを入れ、そのまま釣り場に携行し、或いは自宅に保管するために使用していた。しかしながら上述のルアー釣りの対象魚は、ブラックバスでありその生息域、水温、天候に応じてルアーを頻繁に交換することになり、それに使用する釣り用小物はルアーだけでも多種多量となり、それゆえ、比較的大型のタックルボックスを使用されていた。しかしながら、上述のブラックバス釣りは、ボートで釣る場合が多く持ち運びやすさという点はあまり考慮されず、収納量がある程度大きなものが好まれていた。
しかしながら、ルアー釣りにおいて、ボートから釣る場合だけではなく、岸から釣る場合は、魚の釣れるポイントごとにその様な大型のタックルボックスを持ち運ばなくてはならず、極めて不便だったため、使用するルアーを絞ることで小型のルアーケースに入れていた。また、ルアー釣りに使用する釣り用小物は比較的高価なため盗難、紛失されるおそれがあり、その意味でも、なるべくそれらの釣り用小物等を携帯したいという要望が多かった。
そのためルアーケースなるプラスチック製の仕切りの付いた比較的小型の箱を釣り用小物入れとして用い、釣り場において、その釣り用小物入れを釣り用ベストなどに収納して釣りをしていた。しかしながら、仕切りが付いているとはいえ1つの仕切りのなかに複数のルアー等の釣り用小物を入れることにより、ルアーの針が絡みやすくなった。このような状況の下では、使用を予定するルアーのみを選択しようとしても、それらの針が絡み、その仕切り内にあるルアーのほとんどすべてを持ちあげてしまうため使用を予定するルアーのみを選択することが困難であった。その場合、使用を予定するルアーのみを他のルアーから引き離さなければならず、釣り場においてそのように絡まった釣り針同士を一つ一つ解きほぐすことは不便であり、また、その際にルアーを水没させ紛失してしまう可能性があった。特に冬場など手袋をしている場合において、その絡まった釣り針同士を解きほぐすことは極めて不便である。また仕切りの高さ分、釣り用小物入れは厚みを有することになり、釣り用ベストのポケットに入りづらく、持ち運ぶ際に嵩張ることになるという問題もあった。
また一方で特に最近、管理釣り場と称する有料の釣り場におけるトラウトルアーフィシングにおいて、いわゆるマイクロスプーンと呼ばれる小型スプーン、あるいはスピナーを使用する場合が多くなった。このような釣り場では魚の数は多いものの、何度も同じ色あるいは同じ形状のルアーを使っていると魚に飽きられ釣果が落ちることになる。この場合、魚のルアーへの興味を飽きさせないようにするためにルアーの色を変更し、あるいは別の形状のルアーへ頻繁に交換することになる。その場合、上記プラスチック製の箱の仕切り内に、以前にも増して多くのルアーを入れる場合があり、針が絡む可能性がさらに高くなる。また、ルアーの交換時等において、足場の悪さによってプラスチック製の仕切りの付いた箱を傾けてしまう場合があり、ルアーを落とす恐れがあった。
他方、環境ホルモンの問題から、いわゆるプラスチックワームを使用禁止にする釣り場が多くなり、釣れにくい場合の対応策として、従来上記プラスチックワームの代用品として上記小型のスプーン等を使用することも有効であるため、ブラックバスを岸から釣る場合においても上記問題が起こるようになった。
さらに、中に入れるルアー等が金属製、プラスチック製を問わず、持ち運び時においてプラスチックケースとぶつかることによって音が発生して耳障りであるだけでなく、その近くにいる魚に警戒心を与えることになり好ましいことではなかった。更に、ルアーがそのプラスチックケースと接触したり、同じ仕切り内の他のルアーと接触することによって傷が付きルアーに塗った塗装がはがれおちて変色する、あるいは腐食によって変色する場合もあり釣果に影響し問題となっていた。
上記問題に対処する方法として、釣り用小物入れの内側にムートンパッチやウレタンフォーム、コルクシートなどの柔軟性を有するものを配置し、それに針を刺して固定するいわゆるルアーワレット呼とばれるもの、あるいは、フライボックスなどに用いられている針を係止する金具を取り付ける等の方法が考えられる。しかしながら、ムートンパッチやウレタンフォーム、コルクシートなどの柔軟性を有するものに針を刺して固定する方法において、例えば、ムートンパッチでは、ルアー等の交換が頻繁に行われると、ムートンの毛が抜けて次第に針を保持することが困難となってくることがある。また、ウレタンフォーム、コルクシートなどの柔軟性を有するものにおいて、ルアーの交換頻度が高くなると、針を刺していた穴が次第に大きくなり使用するに従って破けるようになり、針が抜けやすく、針を保持することが困難となっていた。特に最近は、釣れた魚の再放流を容易にし、生存率を高めるために針の先端に返しのない、いわゆるバーブレスフックが使用されることがあり、今まで以上に針が抜けやすくなっている。
一方で最近の釣り針は先端が鋭くとがった、いわゆる化学研磨されているものが多く、特にルアー釣り用の針は、先端が鋭く尖ったものが多い。そのような針は魚の掛かりが良いものであるが、先端部分が細く研ぎ澄まされているためその先端部分が折れ曲がりやすく、例えば、フライボックスに見られるような針を係止する金具で針を固定すると、針の先端部分もこの金具に接触することになり、場合によっては針の先端が曲がってしまうことになる。その場合は、針を鑢で砥ぐか、針を交換することになるが小型スプーンの場合はスプリットリングで連結されている場合が多く交換に手間がかかる上に、いわゆるマズメ時には魚を釣るタイミングを逃してしまうことになる場合もある。またスピナーにおいては針が交換できないものも多い。さらに、上記ムートンパッチやウレタンフォーム、コルクシートなどの柔軟性を有するものであっても針の外し方によっては、針の先端が曲がる恐れがある。
上記問題点を解決するために、ルアー等の針がらみを防止することを課題とする。他の課題としてはルアー等が釣り用小物入れと、あるいは他のルアー同士と接触することで発生する音を抑制することである。他の課題は針先を曲げることなくルアー等を釣り用小物入れに係止することができ、また、取り外す際にも針先を曲げることがないことである。他の課題は、釣り用小物入れに置くだけでルアー等が固定され落下しないことを目的とする。他の課題は可及的に薄く構成し持ち運びの際にかさばらないようにすることである。
上記課題を解決するために、本考案は、本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その本体又は開閉部材の少なくとも一方に、釣り用小物を磁気吸着により固定させるための磁石を配置したことを特徴とする釣り用小物入れである。これにより、仕切りがなく、釣り用小物入れを、嵩張ることなく持ち運びでき、更にルアー等の針の先を痛めることなく取り外しができることになる。
本考案は、本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その本体と開閉部材の間に緩衝部を設けたことを特徴とする上記記載の釣り用小物入れである。これにより、音の発生を防止するとともに、ルアー等に衝撃が加わっても傷つき恐れが少なくなり塗装がはがれるにくくなるものである。
本考案は、本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その開口部をファスナーによって封止したことを特徴とする上記記載の釣り用小物入れである。これにより小物等の持ち運び時に落とすことがなくなるものである。
本考案は、本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その開口部に縁部を設け、さらにその縁部をファスナーによって封止したことを特徴とする上記記載の釣り用小物入れである。小物入れを開口している状態においても釣り用小物を落下させる恐れが少なくなるものである。
本考案は、本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、磁気吸着により固定した釣り用小物を押える柔軟部を具備したことを特徴とする上記記載の釣り用小物入れである。特にルアー本体の遥動を抑えることができ、ルアー等同士の接触を防止することができる。
本考案は、本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、本体と開閉部材との間に小袋を有することを特徴とする上記記載の釣り用小物入れである。水分を嫌う釣り用小物を収納することができる。
本考案は、本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、釣り用小物を磁気吸着させるための磁石を複数配置したことを特徴とする上記記載の釣り用小物入れである。それぞれの磁石にルアー等を固定させることにより針がらみを防止することができる。
本考案は、本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、本体あるいは開閉部材の少なくとも一方が柔軟素材で形成されたことを特徴とする上記記載の釣り用小物入れである。ルアー等に衝撃が加わっても傷つき恐れが少なくなり塗装がはがれるにくくなるものである。
本考案は、本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、釣り用小物を磁気吸着させるための磁石をシート状部材で覆ったことを特徴とする上記記載の釣り用小物入れである。磁石と釣り用小物の直接の接触による傷つき防止を図ることができる。
上述のように、本考案は、本体と開閉部材で開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その本体又は部材の少なくとも一方に磁石を配置したことを特徴とする釣り用小物入れであるので、これにより、仕切りがなく、釣り用小物入れを、嵩張ることなく持ち運びでき、更に釣り用小物入れにルアー等の釣り用小物を入れる際に、その針の部分が磁気吸着によって、それぞれのルアーごとに固定されるので、針がらみを防止することができる。特に冬場に手袋を装着している場合においても、ルアー等を取り出すことが容易に行えることになる。また磁力で固定されているだけなので引き離し時も針の先端部がほかの部材に抑えられることがなくそれによって針先を痛めることはない。また、また磁石で引き付けるだけなので柔軟シートの様に穴があいたり裂けたりするように劣化することなく半永久的に使用することができる。また釣り用小物入れの蓋が開いていても磁石によりルアーが固定されているのでケースを傾けたとしても外れる恐れが少ないものである。仮に磁石からルアーが外れたとしても縁部に引っ掛かり落とすことはない。また緩衝部がクッションの役割を果たすため衝撃を吸収することができる。また釣り用小物を押える柔軟部を配置することによって、釣り用小物同士とぶつかって、音の発生を抑えることができ、さらに塗装がはがれたりする恐れが少ない。また開閉部材に柔軟素材を用いることによって開閉部材とルアーの接触による音の発生を防止することもできる。また、磁石を複数配置したので、単数または少数のルアーを固定することができ針がらみを防止することができる。磁石をシート状部材で覆ったので磁石と釣り用小物が直接接触して傷をつける恐れが少なくなる。また針を磁石によって係止することができるので、ルアーのみならずフライの携行、保管にも適していることは云うまでもない。
以下に本考案の好ましい実施例を図面に従って詳細に説明する。図1本考案に係る釣り用小物入れの一例を示す全体斜視図。図2は本体と開閉部材を開口した平面図。図3は開閉部材を開口して小袋部を露出した平面図。図4は図2のA−A断面図。図5は図4のB部の拡大断面図。
本考案に係る釣り用小物入れ10は、開口状態で正面視ほぼ長方形を呈し(図2参照)、その長方形の長辺の中ほどを2つに折りたたむことで、釣り用小物入れ本体11と開閉部材12が構成される。開閉部材12を釣り用小物入れ本体11に重ね合わせるようにすることで開口部13を有する釣り用小物入れ10となる。尚この釣り用小物入れ本体11と開閉部材12は一体で構成されている場合、あるいはそれぞれ別体で構成されている場合も考えうる。釣り用小物入れ本体11と開閉部材12は同じ形状であってもよいし、なくてもよい。更に、開口状態の正面視形状は、長方形に限られることなく円形状あるいは楕円形状も考えうる。2つ折りにしたときに釣り用ベスト等のポケットに入れやすい形状であればこれに限られない。材質は、ナイロン、ポリエステル、レザー等が使用されるので柔軟性に富み釣り当該ポケットに入れても違和感が少ない。また、釣り用小物入れ本体11あるいは開閉部材12にクッション素材(図示せず)を入れても好ましい。釣り用小物入れ本体11あるいは開閉部材12に加わる衝撃を吸収することができるからである。またこのクッション素材は浮力があっても好ましい。水中に該小物入れを落とした場合に回収することが容易となる。なお釣り用小物入れ本体11あるいは開閉部材12そのものが浮力を有している場合も考えられる。
本実施例では、開口部13は、ファスナー14にて封止することができる。たとえば本実施例においては、釣り用小物入れ10を開口した場合の長辺におけるいずれか一方の中点付近をファスナーの上止め15とし、他方のそれを下止め16とする場合において、その上止め15および下止め16にそれぞれファスナーのスライダー17、18を配置することにより、釣り用小物入れ本体11と開閉部材12の角度を、ほぼ180度にひらくことができ、開口部13の大きさを最大とすることができる。また、スライダー17,18の位置を上記中点部分から任意の位置に移動させることによって(図示せず)、開口部13の大きさ、および、位置を任意に設定することができる。尚、開口部13はファスナー14に限られずベルト(図示せず)その他、他の固定具で封止されていても好ましい。
また、ファスナー14は一般的に、スライダー17,18、務歯19、テープ部20から構成されるが、そのテープ部20の幅すなわち、釣り用小物入れにファスナー14を取り付けた場合のテープ部20の高さh(図4参照)をある程度高くすることによって、そのテープ部20を、釣り用小物入れ本体11あるいは開閉部材12の内側を取り囲む縁部として活用することで、磁石部からルアー等の小物が外れた場合に、この釣り用小物入れ10を傾けてもルアー等がこのテープ部20である縁部に引っ掛かり地面に落下しないようになる。なお縁部の高さは必要に応じて任意の高さにすることができる。従って、更に高くする場合は、テープ部に別部材をつなぎ合わせることで、縁部の高さhを高くすることができる。
磁石30については、開閉部材12の内側に配置することができる。この磁石30の形状は円盤形状であれば好ましい。円盤形状のものをルアー等小物の大きさ、数量に応じて適宜配置することによって、1つの磁石30に比較的少数あるいは単数のルアー等を磁気吸着によって固定することにより、針がらみを防止することができる。また、磁石30にルアー等を固定する場合に、あまりファスナー部14に近いと針がファスナー部14に接触するのでファスナー部14の内側であってファスナー部14から離れた位置に配置するのが好ましい。尚、一列4個を2列計8個の円盤状の磁石30を配置することもできる。また磁石の形状は円盤状に限られず、複数の磁石を分散配置することができればこれに限られない。またこの磁石30は釣り用小物入れ本体11にも設置することができる。従って、釣り用小物入れ本体11あるいは開閉部材12の双方に磁石を設置することで釣り用小物10の収納力が倍増する。磁石30の固定方法については磁石固定体40に磁石30を固定する孔をあけこれに磁石30を挿入しシート状部材50で押さえることにより磁石30を固定することができる。しかし磁石を固定できればこれに限られない。また、シート状部材50で覆うことによりこのシート状部材50がクッションとなりルアー等に傷がつくことが防止される。尚、磁石の種類については公知の磁石を用いることができフェライト磁石あるいはネオジウム磁石等適宜選択しうる。
小物を押える柔軟部60については釣り用小物入れ10を閉じた際に釣り用小物を固定する役割を果たす。小物自体、例えばルアー25の場合は、針23については磁石30によって固定されている。しかしながら、その針23以外のルアー本体部24は必ずしも鉄系の材料ではないため磁石30では固定できない場合がある。このような場合、ルアー本体部24は、釣り用小物入れ10を持ち運ぶ際に動いてしまい、互いに接近した状態で固定したルアー本体部24同士が接触する恐れがある。そこでこの小物を押える柔軟部60を釣り用小物入れ本体11と開閉部材12との間に設置することにより、ルアー本体部24等の釣り用小物の遥動を押え、ルアー本体部24同士の接触を防止しその塗装の剥離防止を図ることによりルアー等の変色を防止し、さらには、ルアー等の接触音の発生を防止することで魚の付くポイントへ静かに接近することができる。なお、小物を押える柔軟部60の材質としては、ウレタンマット、ポリウレタンフォーム、ムートン等が挙げられる。また、小物を押える柔軟部60は、文字通り釣り用小物を押えるのであるので、ルアー25等を磁石に磁気吸着した部分全体を覆うような大きさ形状であることが好ましい。実施例によればほぼ釣り用小物入れ本体11あるいは開閉部材12の内側全面に配置できる大きさ形状であれば好ましい。本実施例ではほぼ長方形を呈する。しかし釣り用小物入れ本体11あるいは開閉部材12の形状によって配置する形状、大きさとすることもできる。またこの小物を押える柔軟部60の固定箇所については、釣り用小物入れ10の折曲げ部35付近に固定される。方法は接着、溶着等周知の方法で固定される。
緩衝部70については、釣り用小物入れ10に入れたルアー24等の小物に対する衝撃を吸収する役割を果たすものである。好ましい例としては、釣り用小物入れ本体11と開閉部材12との間に配置するものであるが、より好ましくは釣り用小物入れ本体11と緩衝部70の間に小物を押える柔軟部60を配置することである。このように配置することによって、釣り用小物の遥動を、上記小物を押える柔軟部60で制限し、さらにこの緩衝部70によって釣り用小物に対する衝撃を吸収することができる。この緩衝部70の材質については、ナイロン、合成皮革、レザー等が使用される。緩衝部70は上記小物を押える柔軟部60とほぼ同じ大きさ、形状を有することが好ましい。釣り用小物に対する衝撃を吸収するためである。また、固定箇所については、釣り用小物入れ10の折曲げ部35付近に固定される。また、固定方法は接着、溶着等周知の方法で固定される。
小袋部80については、封止部81を設けることができる。この封止部81はファスナーを使用することが好ましく、この小袋部80及びファスナーが防水機能を有しているものであれば、替えの釣り針、スプリットリング、スナップ等の錆を嫌う金属製小物あるいは、ナイロンリーダー等の水分を嫌うものの収納に適するものである。この小袋部80も緩衝体70とほぼ同じ形状であることが好ましい。また、固定箇所については、釣り用小物入れ10の折曲げ部35付近に固定される。また、固定方法は接着、溶着等周知の方法で固定される。以上のように構成される釣り用小物入れ10は、いわゆるルアーワレットとしても使用することができる。
本考案に係る釣り用小物入れの一例を示す全体斜視図。 本考案に係る釣り用小物入れの開閉部材を開口した状態の全体図 本考案に係る釣り用小物入れの開閉部材を開口して小袋部を露出した平面図。 図2のA−A断面図。 図4のB部の拡大断面図
符号の説明
10 釣り用小物入れ
11 釣り用小物入れ本体
12 開閉部材
13 開口部
14 ファスナー
30 磁石
60 小物を押える柔軟部
70 緩衝部
80 小袋部

Claims (9)

  1. 本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その本体又は開閉部材の少なくとも一方に、釣り用小物を磁気吸着により固定させるための磁石を配置したことを特徴とする釣り用小物入れ。
  2. 本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その本体と開閉部材の間に緩衝部を設けたことを特徴とする請求項1記載の釣り用小物入れ。
  3. 本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その開口部をファスナーによって封止したことを特徴とする請求項1及び2いずれかに記載の釣り用小物入れ。
  4. 本体と開閉部材により開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、その開口部に縁部を設け、さらにその縁部をファスナーによって封止したことを特徴とする請求項1及び2いずれかに記載の釣り用小物入れ。
  5. 本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、磁気吸着により固定した釣り用小物を押える柔軟体を具備したことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の釣り用小物入れ。
  6. 本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、本体と開閉部材との間に小袋を有することを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の釣り用小物入れ。
  7. 本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、釣り用小物を磁気吸着させるための磁石を複数配置したことを特徴とする請求項1ないし6いずれかに記載の釣り用小物入れ。
  8. 本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、本体あるいは開閉部材の少なくとも一方が柔軟素材で形成されたことを特徴とする請求項1ないし7いずれかに記載の釣り用小物入れ。
  9. 本体と開閉部材により、開閉自在な開口部を構成する釣り用小物入れであって、釣り用小物を磁気吸着させるための磁石をシート状部材で覆ったことを特徴とする請求項1ないし8いずれかに記載の釣り用小物入れ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019004713A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 グローブライド株式会社 収納ケース
JP6483318B1 (ja) * 2018-10-16 2019-03-13 株式会社ジュナック 疑似餌収納ケース

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