JPH11167337A - ホログラム再生装置,角度多重化ホログラムの作製方法及び角度多重化ホログラム - Google Patents

ホログラム再生装置,角度多重化ホログラムの作製方法及び角度多重化ホログラム

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JPH11167337A
JPH11167337A JP33337797A JP33337797A JPH11167337A JP H11167337 A JPH11167337 A JP H11167337A JP 33337797 A JP33337797 A JP 33337797A JP 33337797 A JP33337797 A JP 33337797A JP H11167337 A JPH11167337 A JP H11167337A
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hologram
light
angle
area
multiplexed
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JP33337797A
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English (en)
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Yukitake Shimizu
幸毅 清水
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホログラム再生装置において、ミラーの回動
といった機械的な駆動を行なわず、さらに、装置全体の
小型化を目的として構成される当該再生装置を提供す
る。 【解決手段】 空間光変調器460は、回折素子パネル
410と同じピッチで画素461,462…,を持って
おり、光源からの平行光470を画素が制御し、各回折
素子411,412…,を照射し、再生像451を表示
するためのホログラムパネル401上に角度多重化され
ているホログラム領域421、領域422…へ発散する
回折光431,432…,が当たるようにする。また、
同様に別の再生像(図示せず)を表示するための領域
(角度多重されているホログラム上シフトした位置)へ
光が当たるように空間光変調器460の画素を制御する
ことで別の再生像を得る。この例では9つの再生像を独
立に表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラムに記録
した像を再生するホログラム再生装置と、そのホログラ
ム作成時に像を記録する方法に関し、より詳細には、角
度多重化ホログラムを用いる当該装置および方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、体積ホログラムを用い
て、複数の像を多重記録する方法がある。その方法の一
つに角度多重化がある。角度多重化について図21を用
いて説明する。ホログラムに、像を記録するときに、参
照光の入射角度を変えて記録することで複数の像を多重
に記録することができる。図21のようにホログラム材
料に像を参照光を用いて干渉像として記録する。このと
きの参照光の角度をθ1とする。次に、入射角度をθ2
に変えた参照光で別の像の干渉像を記録する。このよう
にして記録した像は、参照光と同じ角度で再生照明光を
入射させることで、再生することができる。
【0003】ここで、参照光および再生照明光の入射角
度を変える方法としては以下のようなものがある。 (a)ミラーの使用 図22に示されるように、ミラーを使用して、入射光に
対しミラーの角度を変化させ反射(参照)光を変向し、
入射角度を変える方法である。ミラーとしては、ガルバ
ノミラーなどが使用できる。 (b)AOM(音響光学変調素子)の使用 図23に示されるように、AOMを使用し素子を超音波
で変調させることにより入射光を回折,変向し、入射角
度を変える方法である。 (c)複数光源の使用 図24に示されるように、複数個の光源を同図に示され
るような配置で用意して、光源を切替えることにより入
射角度を変える方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は、以下のような問題点があった。上記(a)のミラー
を用いた方法は、ミラーの角度を変化させるための稼働
部があり、また、ミラーを所定の角度へ向けるための応
答時間がかかり応答性を低くする。また、上記(b),
(c)の方法では、角度を大きく変化させるためには、
AOMやホログラムから光源の間の距離を大きく取らな
くてはならず、装置の小型化を困難にする。
【0005】本発明は、こうした従来技術における問題
点に鑑みてなされたもので、ホログラム再生装置におい
て、ミラーを回動させるといった機械的な駆動を行なわ
ず、装置全体を小型化することを目的として構成される
当該再生装置を提供することをその解決すべき課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、発散光を発する光源部と、角度多重化ホログラムを
有し、該角度多重化ホログラムに前記光源部からの発散
光を照射することにより再生像を生成するホログラム再
生装置において、前記角度多重化ホログラムは、多重化
される該ホログラムのために用意された記録域を再生像
毎に異なる複数の領域に分割し、発散光を発する光源部
は、光源と、該光源からの光を発散光とし全ての前記再
生像のために分割されたそれぞれの前記領域に該発散光
を対応させ、照射する発散光照射手段を備えるようにし
たものである。これにより、稼働部がなく、また光源と
角度多重化ホログラムとの間の距離を大きく取る必要が
ない小型のホログラム再生装置を提供できる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1の発
明において、前記発散光照射手段に前記光源からの光を
入射させ前記発散光を生成する回折素子を用いるように
したものである。これにより、稼働部がなく、また光源
と角度多重化ホログラムとの間の距離を大きく取る必要
がない小型のホログラム再生装置の参照光を生成する手
段として回折素子を備えた当該ホログラム再生装置を提
供できる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
の発明において、前記角度多重化ホログラムにおける再
生像毎に分割された異なる複数の領域を離散的な領域と
するようにしたものである。これにより、稼働部がな
く、また光源と角度多重化ホログラムとの間の距離を大
きく取る必要がなく、再生像を高密度,高再現性とした
小型のホログラム再生装置を提供できる。
【0009】請求項4に記載の発明は、対象物からの物
体光に対して参照光の位置関係を該対象物毎に異にして
ホログラム記録媒体の記録域に入射させ、複数の対象物
による多重化ホログラムを作製する角度多重化ホログラ
ムの作製法であって、1つの対象物に対し、前記記録域
中の複数の領域部分を用い該領域部分を再生する再生照
明光と共役な参照光を各領域部分それぞれに用意し、該
参照光を用いることにより対象物のホログラムを記録す
るようにしたものである。これにより、ホログラム再生
装置に小型化,安定化もたらす角度多重化ホログラムを
提供できる。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4の発明
において、前記各領域部分に用意する参照光として発散
光を用いるようにしたものである。これにより、上記請
求項1ないし3に適し、ホログラム再生装置に小型化,
安定化もたらす角度多重化ホログラムを提供できる。
【0011】請求項6に記載の発明は、前記ホログラム
記録媒体の記録域中の複数の領域部分を離散的な領域と
するように該領域に応じたマスクを用い、該マスクの操
作を行うようにしたものである。これにより、より多数
の像を記録することができる。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項4ないし
6のいずれか1記載の角度多重化ホログラムの作製法に
よって製作された角度多重化ホログラムで、情報を高密
度に記録し、高再現性が得られる当該ホログラムを提供
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は、いずれも、本発
明の第1の実施形態のホログラム再生装置400を示す
図である。本装置は、図示していない光源と、空間光変
調器460と、回折素子パネル410と、ホログラムパ
ネル401とから基本的に構成される。そして、図示し
ていない光源からの平行光470は空間光変調器460
の画素を通り抜け、回折素子パネル410上の回折素子
で回折し、ホログラムパネル上の領域を照射し、そこで
回折して再生像を作る。
【0014】先ず、ホログラムパネル401に使用する
角度多重化ホログラムの説明をする。図3,4は、いず
れも、本実施形態に用いる角度多重化ホログラムを説明
するための概略図である。図3は、ホログラムパネル1
上の角度多重化ホログラムを用いて再生像51が得られ
るのを説明するための図であり、図4は、同じ角度多重
化ホログラムを用いて再生像51と異なる再生像52が
得られるのを説明するための図である。
【0015】初めに原理を簡単に説明する。図3に示す
ように、再生像51を得る時は、ホログラムパネル1を
同一の形状を持つ複数の領域にわけるが、ここでは、領
域21,領域22が代表して描かれている。そして、そ
れぞれのわけられた同一の形状を持つ領域をそれぞれ1
つの光源で照射するが、ここでは、再生照明光31,再
生照明光32が代表して描かれている。
【0016】再生照明光31,32は発散光であり、そ
れぞれ領域21,22のみに入射するようになってい
る。また、図3では省略されているその他の再生照明光
も、対応する領域にのみ入射する。再生照明光31は領
域21に記録されているホログラムにより回折し回折光
41を発生し、また、再生照明光32は領域22に記録
されているホログラムにより回折し回折光42を発生さ
せる。図3では省略されている他の領域も同様に回折光
を発生する。これらの回折光により、再生像51を得
る。
【0017】図4に示すように、再生像52を得る時も
同様に、ホログラムパネル1を同一の形状を持つ複数の
領域にわけるがここでは、領域23,領域24が代表し
て描かれている。これらの位置は、図3の領域21,2
2とは異なった配置になっているが、その詳細について
は後述する。そして、それぞれの領域をそれぞれ1つの
光源で照射するが、ここでは再生照明光33,再生照明
光34が代表して描かれている。
【0018】再生照明光33,34は発散光であり、そ
れぞれ領域23,24のみ入射するようになっている。
また、図4では省略されているその他の再生照明光も、
対応する領域にのみ入射する。再生照明光33は領域2
3に記録されているホログラムにより回折し回折光43
を、また、再生照明光34は領域24に記録されている
ホログラムにより回折し回折光44を発生させる。図4
では省略されている他の領域も同様に回折光を発生す
る。これにより、再生像52を得る。
【0019】図3,図4で用いた方法で、角度多重化し
たホログラムを再生することができる。これを図5ない
し7および図8を用いて詳細に説明する。ホログラムパ
ネル1には、銀塩のホログラム乾板Agfa8E75H
Dを用いる。これは、感光域が赤で厚みが7μm程の感
光材料である。本実施形態では、像の記録/再生にHe
−Neレーザ(波長λ=632nm)を使用する。図
5,図6および図7はホログラムパネル1の領域21,
22付近の拡大図である。ホログラムパネル1は、図の
横方向に3個、縦方向に3個の計9個物体像が多重化さ
れて記録されている。
【0020】領域の大きさは7.5mm×7.5mmで
ある。そして、図3でも示したように領域21は領域2
2と隣接しており、また図4に示したように領域23は
領域24と隣接している。また、領域23は領域21と
2.5mmずれて重なった配置、領域24も領域22と
2.5mmずれて重なった配置となっている。
【0021】また、図7には、図3,4には描かなかっ
た別の物体を表示するための領域である領域25,26
も示してある。領域25は領域23と2.5mmずれて
重なった配置、領域26も領域24と2.5mmずれて
重なった配置である。図5ないし7では省略されている
が、図の縦方向にも同様に2.5mmずれて別の像を表
示するための領域が配置されている。
【0022】そして、領域21は再生照明光31で、領
域22は再生照明光32で、領域23は再生照明光33
で、領域24は再生照明光34で、領域25は再生照明
光35で、領域26は再生照明光36で、照射されるよ
うになっている。ホログラムパネル1と光源の間の距離
は5mm、ポログラムパネル上の領域と、そこを照射す
る光源の間の距離は、最も近いところで図の縦方向,横
方向とも2.5mmずつである。
【0023】このときの、図5ないし図7中にそれぞれ
示されるCの部分での光線の入射光について、図8を用
いて説明する。なお、以下の説明は図5ないし7の縦方
向,横方向とも同様である。Cの部分での再生照明光3
1の入射角をθ1、再生照明光33の入射角をθ2、再
生照明光35の入射角をθ3とすると、θ1=26.6
°,θ2=45.0°,θ3=56.3°となる。この
条件下で、角度多重化が可能、すなわちクロストークが
十分少ないことを確認しておく。
【0024】ホログラム記録時と異なる入射角度の再生
照明光でホログラムを再生した時の再生光の強度が0に
なるまでの角度幅Δθは、以下のようになる(「ホログ
ラフィ入門」久保田敏弘,朝倉書店)。 Δθ=nλ/T sinθr (n:屈折率=1.63,λ:波長=632nm,T:
ホログラム厚さ=7μm,θr:再生光の入射角)
【0025】これから各θ1,θ2,θ3に対する角度
幅Δθ1,Δθ2,Δθ3は以下のようになる。 Δθ1=18.8° Δθ2=11.9° Δθ3=10.1° 以下の関係が満たされていれば画像のクロストークが少
ない。 θ1+Δθ1≦θ2 θ1 ≦θ2−Δθ2 θ2+Δθ2≦θ3 θ2 ≦θ3−Δθ3 本実施例の場合は、大体満たされている。以上のよう
に、ホログラム中の異なる領域を照射する複数の光源
で、ホログラムパネルに多重に記録した像を再生でき
る。
【0026】続いて、実際に、このような角度多重化し
たホログラムを作製する手順について、以下に説明す
る。図9,図10は、ホログラム乾板701に複数の物
体を記録する手順を説明するためのものである。まず、
参照光を光源からホログラム乾板701に入射させる
が、図9に示すように、領域721には参照光731
が、領域722には参照光732を入射させる。なお、
図9では省略されているが、ホログラム乾板701上の
全ての領域に渡って、同じような参照光を入射する。
【0027】参照光は731,732は、ホログラム乾
板から垂直方向に5mm離れたところから発散する発散
光である。領域と光源の間の距離は、最も近いところで
図の縦方向,横方向とも2.5mmずつである。そして
記録する物体751には、参照光と干渉性のある照明光
771を照射する。物体で散乱した光が物体光741と
なり、ホログラム乾板701中で参照光と干渉し、干渉
パターンが記録される。
【0028】次に物体752を記録するときについて、
図10を用いて、以下に説明する。図10では図9に比
べて、参照光とホログラム乾板701の位置関係を多重
化のずれに応じ(先に示した例では、2.5mm)変化
させている。そのため、図9では参照光731だった光
は参照光733として、ホログラム乾板701の領域7
23に入射する。同じく、参照光732だった光は参照
光734として領域724に入射する。図では省略した
他の参照光もそれぞれ対応する領域に入射する。
【0029】このとき、参照光と干渉性のある照明光7
72で物体752を照射すると、物体で散乱した光が物
体光742となり、ホログラム乾板701中で参照光と
干渉し、干渉パターンが記録される。これを繰り返すこ
とで物体が多重に記録できる。なお、ここでは一つの物
体を記録するときに、参照光を複数個用意して一度に記
録した。しかし、参照光を一つにして、参照光/物体光
とも一つの領域にしか入射しないようにマスクをおくな
どして、一つの領域毎に記録しても良い。
【0030】また、ホログラムパネルの材料として、よ
り厚い材料を使用することでさらに多重数を多くした記
録が可能となる。これについて図11,図12を用いて
説明する。ここでは、記録材料として厚さ5mmのニオ
ブ酸リチウムを用いる。これは感光域が青の感光材料で
ある。このため、記録/再生にはArレーザ(波長48
8nm)を使用することになる。
【0031】図11はホログラムパネルを横から見た図
である。ここでは、図11の横方向のみの多重化を行
う。領域の分割は、ホログラムパネルの再生照明光側で
2.5mm四方の一つを領域とする。ホログラムパネル
と光源の間の距離は5mm、ホログラムパネルの領域
と、そこを照射する光源の間の距離は、最も近いところ
で図の横方向,奥行き方向とも3.9mmずつである。
図11の領域221を再生照明光231が、領域222
を再生照明光232が、領域223を再生照明光233
が、領域224を再生照明光234が照射する。このと
き、それぞれの領域は、重なりあう部分がある。以上の
ようにして1つの物体が再生できる。
【0032】そして、本実施形態では、図12に示した
ように横方向に5μmずらした再生照明光を照射するこ
とで、500個の多重化を行う。このとき、上記実施形
態と同様にして、考察すると、クロストークが少ないこ
とが確認できる。角度多重化したホログラムの作製法は
同様なので、先の実施形態を参照することにし、ここで
は記述を省略する。
【0033】図13は、本発明のホログラム再生装置4
00(図1,図2、参照)に用いる回折素子が配置され
た回折素子パネル410(図1,図2、参照)を説明す
るための図である。この回折素子パネルを用いること
で、回折素子パネルと、照射したい領域の間の距離をあ
まりとらずに、さまざまな角度で光を所定の領域に入射
することが可能となる。ここでは、一つの像を再生する
ためだけの回折素子パネル301を用いて説明する。
【0034】回折素子パネル301は16個の回折素子
から構成されている。この内、図13の一番右の列およ
び手前の行の回折素子に回折素子311から回折素子3
17と番号を付けてある。回折素子のピッチは縦方向,
横方向とも7.5mm、大きさは800μm×800μ
mである。また、回折素子から5mm離れた平面上に回
折素子ピッチと等しい7.5mm×7.5mmピッチの
領域をとる。回折素子と領域は1対1で対応していて、
回折素子とその対応する領域の水平方向の距離は、最も
近いところで図の左方向,上方向とも2.5mmずつで
ある。回折素子に対応して領域321から領域327と
番号がついていて、回折素子311が領域321を、回
折素子312が領域322を、以下同様にすべての回折
素子が対応する領域全体に光を照射するようになってい
る。
【0035】回折素子として、電子線で描画したパター
ンや透過型のホログラムが使用できる。また、回折素子
の大きさが800μmなので、領域における回折による
拡がりの零値全幅は、波長632nmにおいて、 2×632nm/800μm×5mm=7.9μm となり、照射する領域に対して十分小さい。以上のよう
にすることで、所定の領域に所定の角度で回折光を出射
する回折素子が配置された回折素子パネルを用いて、回
折素子パネルと、照射したい領域の間の距離をあまりと
らずに、さまざまな角度で光を所定の領域に入射するこ
とが可能となった。また、本実施形態では、回折素子パ
ターンはすベて同一であり、設計が容易である。
【0036】図1及び図2は、本実施形態のホログラム
再生装置を示し、その動作を説明するための図である。
ホログラム再生装置400は、ホログラムパネル401
(ホログラムパネル1と同等)と、回折素子パネル41
0(回折素子パネル301とほぼ同じで、一つの物体を
表示するための回折素子のピッチが7.5mmである
が、3×3=9個の物体を表示するために、回折素子パ
ネル410上で回折素子がピッチ2.5mmで配置され
ている)と空間光変調器460と図示しない光源から基
本的に構成される。
【0037】ホログラムパネル401と回折素子パネル
410は、垂直に5mm離れた配置となっており、回折
素子411からの回折光431の領域421に、回折素
子412からの回折光432が領域422に、回折素子
413からの回折光433が領域423に、回折素子4
14からの回折光434が領域424に入射するよう配
置されている。なお、図1及び2では省略しているが、
回折素子パネル410上の各回折素子が同様にして、ホ
ログラムパネル401上のそれぞれ対応する領域を照射
する。
【0038】また、空間光変調器460は、回折素子パ
ネル410と同じピッチで画素を持っており、図示しな
い光源からの平行光470の回折素子パネル410上の
各回折素子への照射/非照射を制御している。画素46
1が回折素子411への、画素462が回折素子412
への、画素463が回折素子413への、画素464が
回折素子414への光を制御する。
【0039】そして、図1に示すように、再生像451
を表示するための領域421、領域422等へ光が当た
るように画素461、画素462等を平行光470を通
るように制御することで再生像451のみが再生でき
る。また、同様に図2に示すように、再生像452を表
示するための領域423、領域424等へ光が当たるよ
うに画素463、画素464等を平行光470を通るよ
うに制御をすることで再生像452のみが再生できる。
【0040】このようにすることで9つの再生像を独立
に表示することができ、ここで表示されている像はホロ
グラムによる像であるので、自然な画像である。本実施
形態では、領域の形状,回折素子のパターンは同一で、
また領域,回折素子,光源の配置が格子状に並んでいた
が、必ずしもその例に限るものではなく、再生像のクロ
ストークが少ない範囲内で、自由な形状,パターン,配
置をとることができるものである。また、本実施形態で
は、領域を照射する光は、平行光を空間光変調素子46
0で制御し回折素子に入射させて、その回折光を使用し
ていたが、この空間光変調素子を使用しないで装置を構
成することもできる。
【0041】これは、図14に示されるように、レーザ
アレイ570からの光を回折素子で回折させた回折光を
使用することによりなし得る。この実施例において、回
折素子への光の照射/非照射はレーザのパワーを制御す
ることで行える。また、回折素子を使用せずに、レーザ
からの光をマイクロレンズで発散させて発散光源として
用い、必要に応じてマイクロレンズの透過後に絞りをお
き、回折素子上の定められた領域に入射するようにさせ
てもよい。
【0042】また、物体を再生するときに、すベての領
域を光が照射するようにはせず、光が照射されない部分
を作ることで、視域を制御することも可能である。物体
として点像が記録されているときに、その視域は光が照
射されている領域と、その領域により再生される点像が
張る空間となる。これにより、点像で自由な三次元像を
表示し、ある程度裏が透けない表示をすることができ
る。また、本実施形態では照射/非照射を制御するだけ
であったが、空間光変調器としては液晶パネルを用いる
ことができ、液晶により透過率を制御することで、再生
像の明るさを制御することもできる。
【0043】また、ホログラムパネルとの材料として3
原色の記録できるものを用い、また、光源も各色を用意
することでカラーの表示も可能となる。本実施形態で
は、記録した画像は3次元像であったが、それに限るも
のではない。例えば空間光変調器にビットパターンを表
示し、その透過像を2次元像として記録することでビッ
トデータを記録しメモリとして使用することなども可能
である。また、記録する像の数は一つだけでも良い。そ
の場合は角度多重化ホログラムにする必要がないので、
薄いホログラム材料を使用しても良い。
【0044】(第2の実施の形態)第1の実施形態で
は、1つの再生照明光で照射される領域は連続した領域
であったが、本実施形態では、1つの像を記録する領域
が離散的に配置されてなることを特徴とする角度多重化
ホログラムを用いたホログラム再生装置を示すもので、
以下にそれを説明する。本実施形態ではホログラムパネ
ルとその上に設定される領域の配置、該パネルと再生照
明光との位置関係は第1の実施形態と同じである。ただ
し、1つの再生像を形成するための領域および、再生照
明光の照射する領域が離散的になっている。
【0045】本実施形態を、図15を用いて説明する。
図15は、本実施形態の角度多重化ホログラムが記録さ
れたホログラムパネル101を上から、再生照明光を横
から見たのを1つの図にしたものである。本実施形態で
は、ホログラムパネル101には、銀塩のホログラム乾
板Agfa8E75HDを用いる。第1の実施形態での
領域21,23,25(図5ないし7,参照)に相当す
る領域121,123,125が描かれている。領域1
21,123,125はさらに54×54個の小領域
(大きさ、ほぼ140μm×140μm)に分割され
る。
【0046】小領域には図15に示したようにaからi
までの9個の名前を順番に繰り返して付ける。そして領
域121との位置関係により、図16,図17,図18
のように領域121a,領域121b,領域121cを
設定する。ここで、領域121b,121cは領域12
1の外も含んでいる。図示していないが、領域121d
から領域121i,領域123a,領域125a等も同
様にして設定する。そして、領域121a,領域121
b,領域121c…,領域121iをそれぞれ異なる物
体像を記録するのに用いる。このとき、角度多重化によ
るクロストークは第1の実施形態のとき示したように少
ない。
【0047】再生時に再生照明光は、図15に示すよう
に、領域121aには再生照明光131a、領域121
bには再生照明光131b、領域121cには再生照明
光131c、領域123aには再生照明光133a、領
域123bには再生照明光133b、領域123cには
再生照明光133c、領域125aには再生照明光13
5a、領域125bには再生照明光135b、領域12
5cには再生照明光135cを照射する。それぞれの再
生照明光は離散的な小領域だけを照射するようになって
おり、例えば再生照明光131aは領域121aのみを
照射するようにする。他の領域も同様に再生照射光を照
射する。このようにすることで第1の実施形態の9倍、
すなわち81個の像を再生することができる。
【0048】実際にこのように多重化したホログラム
は、第1の実施形態での多重ホログラム作製する光学系
(図9,図10,参照)にマスクを追加した光学系で作
製することが可能である。この作製法について、図19
を用いて説明する。図19は、照明光871で物体85
1を照射したときの散乱光を物体光841として、それ
と参照光831,832の干渉パターンをホログラム乾
板801に記録するものである。図19では、領域82
1には参照光831が、領域822には参照光832が
入射する。図19では省略されているが、ホログラム乾
板801上の全ての領域に渡って、同じようにして参照
光を入射する。
【0049】各参照光は、ホログラム乾板から5mm離
れたところから発散する発散光である。領域と光源の間
の距離は、最も近いところで図の縦方向,横方向とも
2.5mmずつである。そして、記録する物体851に
は、参照光と干渉性のある照明光871を照射する。物
体で散乱した光が物体光841となる。物体光841と
参照光831,832,…は干渉パターンを生成し、マ
スク880で隠されていない部分がホログラム乾板80
1中に記録される。マスク880は、図15に示された
領域のうちの領域121a,領域123a,領域125
a…に合わせた開口部分を持っている。
【0050】次にマスクの位置をずらして、参照光とホ
ログラム乾板801の位置関係は変化させず、マスクの
位置をずらしながら物体を記録する。本実施形態では、
以下の表のように移動させる。ここで記録順は物体を記
録する順番であり、記録順の1が物体851に対応す
る。下記表中の横方向,縦方向は、図19での方向であ
り、単位は小領域の数(7.5mm中に54個=約14
0μm)とし、この単位でマスクを移動させることにな
る。 以上のようにして9個の像を記録した後には、第1の実
施形態と同じようにして、参照光とホログラム乾板位置
関係を変化させる。そして、またマスクを移動しながら
9個の像を記録できる。これを9回繰り返すことで9×
9=81個の物体が記録できる。
【0051】図20は、本実施形態の構成の概要を示
し、それを説明するための図である。図20を用いて、
本実施形態でのホログラム中の異なる領域を照射する複
数の光源で再生され、1つの像を記録する前記の領域が
離散的に配置されてなることを特徴とする角度多重化ホ
ログラムと、前記領域へ発散光を発生する光源から構成
されるホログラム再生装置を説明する。
【0052】図20に示される本実施形態ホログラム再
生装置600は、基本的に、図示しない光源と空間光変
調器660と、回折素子パネル610とホログラムパネ
ル601とから構成されるという点で第1の実施の形態
とほぼ同様な構成をとる。異なるのは、回折素子パネル
610中の回折素子の照射する領域が図16,17,1
8のような大きさ140μm×140μmの小領域18
×18個からなる領域となっていること、その回折素子
のピッチと空間光変調器660のピッチが約830μm
(7.5mm×7.5mmの領域中に9×9個)になっ
ていることである。そして、本実施形態の装置による
と、回折素子からの回折光の回折による零値全幅は、第
1の実施形態と同じく7.9μmであり、照射する領域
に対して十分小さいので、この回折素子で照射すること
が可能である。後は第1の実施形態と同じようにして、
9×9=81個の物体像の表示が可能となる。
【0053】
【発明の効果】請求項1,2に対応する効果:角度多重
化ホログラムの再生に際し、ホログラムの記録域を再生
像毎に異なる複数領域に分割し、各分割領域に発散光を
それぞれ対応させることによって、従来行っていた角度
変化を与えるために採用した機械的な動作を排し、また
光源と角度多重化ホログラムとの間の距離を短くするこ
とができ、ホログラム再生装置の小型化,動作の安定性
が図れる。さらに、請求項2において、当該ホログラム
再生装置に適した発散光を生成するための具体化手段が
提供される。
【0054】請求項3に対応する効果:請求項1,2に
対応する効果に加えて、角度多重化ホログラムにおける
再生像毎に分割された異なる領域を離散的にとることに
より、像の記録密度を高くし、再現性の良好な再生像を
得ることができる。
【0055】請求項4,5に対応する効果:角度多重化
ホログラム再生装置に小型化,安定化をもたらす角度多
重化ホログラムを提供することができる。さらに、請求
項5によっては、請求項1ないし3に適用し得る角度多
重化ホログラムを提供することができる。
【0056】請求項6に対応する効果:請求項4,5に
対応する効果に加えて、像の記録密度を高くし、再現性
の良好な再生像を得ることができる角度多重化ホログラ
ムが提供できる。
【0057】請求項7に対応する効果:小型かつ安定に
動作する角度多重化ホログラム再生装置を構成する構成
要素としての角度多重化ホログラムを提供し、さらに、
この角度多重化ホログラムを構成要素として構成される
角度多重化ホログラム再生装置により上記した請求項1
ないし3に対応する効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホログラム再生装置の一実施形態
の構成の概要と、その動作を説明するための図である。
【図2】本発明によるホログラム再生装置の一実施形態
の構成の概要と、その動作を説明するための図である。
【図3】本発明による角度多重化ホログラムの概略と、
その動作を説明するための図である。
【図4】本発明による角度多重化ホログラムの概略と、
その動作を説明するための図である。
【図5】図3に示す角度多重化ホログラムの部分拡大図
である。
【図6】図4に示す角度多重化ホログラムの部分拡大図
である。
【図7】図5,図6と同様の角度多重化ホログラムの部
分拡大図である。
【図8】角度多重化ホログラムにおける再生照明光の入
射角度の影響を説明する図である。
【図9】本発明による角度多重化ホログラムの作製法の
一実施形態において、その記録手順を説明するための図
である。
【図10】本発明による角度多重化ホログラムの作製法
の一実施形態において、その記録手順を説明するための
図である。
【図11】本発明による角度多重化ホログラムを横から
見た部分拡大図で、その動作を説明するための図であ
る。
【図12】本発明による角度多重化ホログラム上での領
域の分割を説明するための図である。
【図13】本発明による角度多重化ホログラムに用いる
回折素子パネルの構成概略と、その動作を説明するため
の図である。
【図14】本発明によるホログラム再生装置の他の実施
形態の構成の概要とその動作を説明するための図であ
る。
【図15】本発明による角度多重化ホログラムを上から
見た図と再生照明光を横から見た図をまとめた図であ
る。
【図16】本発明による角度多重化ホログラムの中での
小領域の説明をするための図である。
【図17】本発明による角度多重化ホログラムの中での
他の小領域の説明をするための図である。
【図18】本発明による角度多重化ホログラムの中での
他の小領域の説明をするための図である。
【図19】本発明による角度多重化ホログラムの作製法
の一実施形態において、その記録手順を説明するための
図である。
【図20】本発明によるホログラム再生装置の他の実施
形態の構成の概要とその動作を説明するための図であ
る。
【図21】角度多重化ホログラムの従来技術を説明する
ための図である。
【図22】参照光の角度を変化させるための従来技術を
説明するための図である。
【図23】参照光の角度を変化させるための他の従来技
術を説明するための図である。
【図24】角度多重化ホログラムの再生技術の従来技術
を説明するための図である。
【符号の説明】
1,401,501,601,701…ホログラムパネ
ル、21,22,23,24,25,26,121,1
22,123,121a,123a,125a,22
1,222,223,224,321,322,32
3,324,325,326,327,421,42
2,423,424,521,522,621,62
2,721,722,723,724,821,822
…領域、31,32,33,34,35,36,131
a,131b,131c,133a,133b,133
c,135a,135b,135c,231,232,
233,234,731,732,733,734…再
生照明光、41,42,43,44,45,46,33
1,332,333,334,335,336,33
7,431,432,433,434,441,44
2,443,444,531,532,541,54
2,631,632,641,642…回折光、51,
52,451,452,551,651…再生像、30
1,410,510,610…回折素子パネル、31
1,312,313,314,315,316,31
7,411,412,413,414,511,51
2,611,612…回折素子、400,500,60
0…ホログラム再生装置、460,660…空間光変調
器、461,462,463,464,661,662
…画素、470,670…平行光、570…レーザアレ
イ、571,572…レーザ、701,801…ホログ
ラム乾板、741,742,841…物体光、751,
752,851…物体、771,772,871…照明
光、831,832…参照光、880…マスク。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発散光を発する光源部と、角度多重化ホ
    ログラムを有し、該角度多重化ホログラムに前記光源部
    からの発散光を照射することにより再生像を生成するホ
    ログラム再生装置において、 前記角度多重化ホログラムは、多重化される該ホログラ
    ムのために用意された記録域を再生像毎に異なる複数の
    領域に分割し、 発散光を発する光源部は、光源と、該光源からの光を発
    散光とし全ての前記再生像のために分割されたそれぞれ
    の前記領域に該発散光を対応させ、照射する発散光照射
    手段を備えることを特徴とするホログラム再生装置。
  2. 【請求項2】 前記発散光照射手段に前記光源からの光
    を入射させ前記発散光を生成する回折素子を用いること
    を特徴とする請求項1記載のホログラム再生装置。
  3. 【請求項3】 前記角度多重化ホログラムにおける再生
    像毎に分割された異なる複数の領域を離散的な領域とす
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のホログラム再
    生装置。
  4. 【請求項4】 対象物からの物体光に対して参照光の位
    置関係を該対象物毎に異にしてホログラム記録媒体の記
    録域に入射させ、複数の対象物による多重化ホログラム
    を作製する角度多重化ホログラムの作製法であって、 1つの対象物に対し、前記記録域中の複数の領域部分を
    用い該領域部分を再生する再生照明光と共役な参照光を
    各領域部分それぞれに用意し、該参照光を用いることに
    より対象物のホログラムを記録することを特徴とする角
    度多重化ホログラムの作製方法。
  5. 【請求項5】 前記各領域部分に用意する参照光として
    発散光を用いることを特徴とする請求項4記載の角度多
    重化ホログラムの作製方法。
  6. 【請求項6】 前記ホログラム記録媒体の記録域中の複
    数の領域部分を離散的な領域とするように該領域に応じ
    たマスクを用い、該マスクの操作を行うことを特徴とす
    る請求項4又は5記載の角度多重化ホログラムの作製方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれか1記載の角
    度多重化ホログラムの作製方法によって製作された角度
    多重化ホログラム。
JP33337797A 1997-12-03 1997-12-03 ホログラム再生装置,角度多重化ホログラムの作製方法及び角度多重化ホログラム Pending JPH11167337A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190026610A (ko) * 2017-09-04 2019-03-13 한국전자통신연구원 시역 확장을 위한 공간 분할 다중화 doe를 이용한 3d 홀로그래픽 디스플레이 시스템 및 방법

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