JPH11166802A - 磁気式変位検出装置 - Google Patents

磁気式変位検出装置

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JPH11166802A
JPH11166802A JP33552297A JP33552297A JPH11166802A JP H11166802 A JPH11166802 A JP H11166802A JP 33552297 A JP33552297 A JP 33552297A JP 33552297 A JP33552297 A JP 33552297A JP H11166802 A JPH11166802 A JP H11166802A
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JP
Japan
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magnetic field
sensor
magnetic
displacement
permanent magnets
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JP33552297A
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English (en)
Inventor
Yasuo Nekado
康夫 根門
Masaaki Kusumi
雅昭 久須美
Kenichi Sato
謙一 佐藤
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Sony Manufacturing Systems Corp
Original Assignee
Sony Precision Technology Inc
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁界検出部(センサ)10を挟んだ状態で2
個の磁界発生手段(永久磁石)15,16が設けられ、
磁界検出部10と磁界発生手段15,16との絶対変位
量を検出する磁気式変位検出装置において、変位−磁場
特性のリニアリティーを向上させ、高精度の検出を可能
とする。 【解決手段】 2個の磁界発生手段15と16を、高透
磁率材料(例えばパーマロイ)によりなる接続板19,
20によって接続した構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば工作機械や
精密測定機器等において絶対変位量を検出するために用
いられる磁気式の変位検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械や精密測定機器等におい
て絶対変位量を検出するために用いられる磁気式の検出
装置として、図1に示すようなものがある。
【0003】これは磁気式変位検出装置をゲージ1に組
み込んだ例で、2はその筺体(ケース)を示し、この筺
体2に設けられた軸受部3,4にはスピンドル軸5が軸
方向に摺動可能に挿通支持されている。
【0004】またスピンドル軸5にはその軸方向と直交
する方向に突出するガイド軸6が筺体2内において設け
られており、このガイド軸6の先端部が、筺体2の側部
にスピンドル軸5の摺動方向と平行に形成されたガイド
長孔7に挿入係合されている。従ってスピンドル軸5
は、このガイド長孔7内をガイド軸6が移動する範囲内
で摺動可能となされている。
【0005】さらにガイド軸6と筺体2の側部の内面側
に突設された爪片8との間にはスプリング9が張架され
ており、このスプリング9の力によってスピンドル軸5
は常に一方向、即ち軸受部3から突出する方向に偏倚さ
れている。
【0006】そして本例のゲージ1においては、このス
ピンドル軸5と筺体2との間に磁気式変位検出装置が組
み込まれている。この磁気式変位検出装置は、センサ1
0を有する磁界検出部と、磁界発生手段として2個の永
久磁石15,16を有する被検出部とを備えてなるもの
であり、その詳細な構成を図2において説明する。
【0007】磁界検出部のセンサ10は、閉磁路を形成
した矩形環状のコア11の対極位置にそれぞれコイル1
2,13を巻くことにより構成されている。コア11は
高透磁率材料例えばパーマロイによりなり、その寸法は
一例として図3(A)に示す如く外径が縦5mm、横2
mm、内径が縦2mm、横1mmであり、また厚さは5
0μmである。またコイル12,13は直径0.06m
mの銅線を50回巻いたものであり、実際には図3
(B)に示すようにボビン14を介してコア11に巻か
れるものである。
【0008】磁界発生手段としての2個の永久磁石1
5,16は例えばSmCoによりなり、その寸法は一例
として縦7mm、横5mm、厚さ1mmである。そして
この2個の永久磁石15,16は、図2(A)に示す如
く磁化の方向を相互に反対に向けた状態で、センサ10
との相対移動方向に沿って、センサ10を挟んで相互に
所定距離だけ離隔して配置されている。
【0009】一方センサ10は、上記2個の永久磁石1
5と16に挟まれ、この永久磁石15と16の中心を通
る直線上にコア11の環の中心が位置し、かつこの環を
含む平面が相対移動方向と直交する状態に配置されてい
る。
【0010】本例のゲージ1では、図1に示す如くセン
サ10はセンサホルダ17を介して筺体2の底部に固定
され、一方永久磁石15,16はスケールホルダ18を
介してスピンドル軸5に固定されており、即ちスピンド
ル軸5が筺体2に対し出し入れ方向に摺動されるとこの
スピンドル軸5と一体に永久磁石15,16がセンサ1
0に対し移動される構造となっている。
【0011】またゲージ1の筺体2の内部には、センサ
10のコイルを励振駆動するための発振回路と、センサ
10から出力信号を取り出すための検出回路とを有する
回路基板21が取り付けられており、この回路基板21
と上記センサ10とが電気的に接続されていると共に、
この回路基板21から筺体2の外部にケーブル22が導
出されている。
【0012】この回路基板21上の回路構成は、例えば
図4に示すようになっている。即ちこの回路において発
振回路部31は、マルチバーブレータ回路を応用して構
成されており、周波数約1MHz、ピーク間のレベル差
5Vのパルス波電圧をコイル12と13に供給するよう
にしている。このパルス波のデューティ比は同図の抵抗
器R1とコンデンサC1によって決定されるものであ
り、ここでは約1/10に設定されている。
【0013】また発振回路部31では、ヒステリシスを
持ったシュミットインバータを用いることにより、チャ
タリングを除去している。尚、パルス波に替えて正弦波
電圧をコイル12と13に供給する構成にしてもよい。
しかし、パルス波を供給すればデューティ比を調整する
ことにより消費電流を削減することができ、また正弦波
を供給する場合にはDCバイアスをかける必要があるの
で、パルス波のほうが好適である。
【0014】この発振回路部31によりセンサ10のコ
イル12,13が励振駆動されると、外部磁界に対する
コア11の透磁率が変化することによりコイル12,1
3のインピーダンスが変化するので、外部磁界に応じた
信号がコイル12,13から出力される。
【0015】このコイルからの出力信号を検出する検出
回路部32は、ブリッジ回路及びCR平滑回路を用い
て、コイル12からの出力とコイル13からの出力との
差動を取るように構成されている。このように2個のコ
イル12と13の差動出力から絶対変位量を検出するこ
とにより、外界からのノイズの影響を減少させて高い精
度で検出を行うことが可能となる。尚、コイル12,1
3のインピーダンス変化が大きいので、検出回路部32
には出力信号の増幅器は設けられておらず、その分検出
回路部32の構成が簡単になっている。
【0016】これらの回路部31、32の基本的な構成
及び原理自体は周知のものなので、その詳細説明は省略
する。検出回路部32からの出力は図示しない制御装置
に送られ、当該制御装置において周知の方式により磁界
検出部(センサ10)と被検出部(永久磁石15,1
6)との絶対変位量が求められる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図5は上述した如き従
来の磁気式変位検出装置における変位−磁場特性を示し
ている。即ちこれは2個の永久磁石15と16の間でセ
ンサ10が受ける磁場の強さを変位位置ごとに測定した
もので、この特性図から明らかなように従来は磁場の直
線領域が少なく、即ち充分なリニアリティーが得られて
いない。絶対変位量を高い精度で検出するためにはリニ
アリティーの良い特性が求められており、従って従来の
磁気式変位検出装置では高精度の検出に限界があった。
【0018】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、よりリニアリティーの良い変位−磁場特性が
得られ、高精度の検出を可能とした磁気式変位検出装置
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、励振駆動することで磁界の強さによりイ
ンピーダンスが変化する高透磁率材料からなるセンサを
有する磁界検出部と、磁界を発生する手段を有する被検
出部と、前記センサを励振駆動するための発振回路部
と、センサから出力信号を取り出すための検出回路部
と、を備え、この出力信号により磁界検出部と被検出部
との絶対変位量を検出するようにした磁気式変位検出装
置において、被検出部に、2個の磁界発生手段が、磁化
の方向を相互に反対に向けた状態で、磁界検出部との相
対移動方向に沿って、センサを挟んで相互に離隔して配
置されていると共に、高透磁率材料によって接続されて
いることを特徴とするものである。
【0020】上記の如く構成される本発明の磁気式変位
検出装置では、発振回路部によってセンサが励振駆動さ
れると、磁界の強さに応じてセンサのインピーダンスが
変化し、それに応じた信号が検出回路部から出力される
ことにより、磁界検出部と被検出部との絶対変位量が検
出される。そして特に本発明の磁気式変位検出装置で
は、2個の磁界発生手段を高透磁率材料で接続したこと
により、変位−磁場特性のリニアリティーが向上し、そ
の結果高精度の検出が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好適な実施の形態例について詳細に説明する。尚、本
例においても前述した従来例と同様に、磁気式変位検出
装置をゲージに組み込んだ場合を例示して説明する。
【0022】図6において1は磁気式変位検出装置が組
み込まれるゲージを全体として示し、2はその筺体(ケ
ース)で、この筺体2に設けられた軸受部3,4にはス
ピンドル軸5が軸方向に摺動可能に挿通支持されてい
る。
【0023】またスピンドル軸5にはその軸方向と直交
する方向に突出するガイド軸6が筺体2内において設け
られており、このガイド軸6の先端部が、筺体2の側部
にスピンドル軸5の摺動方向と平行に形成されたガイド
長孔7に挿入係合されている。従ってスピンドル軸5
は、このガイド長孔7内をガイド軸6が移動する範囲内
で摺動可能となされている。
【0024】さらにガイド軸6と筺体2の側部の内面側
に突設された爪片8との間にはスプリング9が張架され
ており、このスプリング9の力によってスピンドル軸5
は常に一方向、即ち軸受部3から突出する方向に偏倚さ
れている。
【0025】そして本例のゲージ1においては、このス
ピンドル軸5と筺体2との間に磁気式変位検出装置が組
み込まれている。この磁気式偏倚検出装置は、センサ1
0を有する磁界検出部と、磁界発生手段として2個の永
久磁石15,16を有する被検出部とを備えてなるもの
であり、その詳細な構成を図7において説明する。
【0026】磁界検出部のセンサ10は、閉磁路を形成
した矩形環状のコア11の対極位置にそれぞれコイル1
2,13を巻くことにより構成されている。コア11は
高透磁率材料例えばパーマロイによりなり、その寸法は
一例として図3(A)に示す如く外径が縦5mm、横2
mm、内径が縦2mm、横1mmであり、また厚さは5
0μmである。またコイル12,13は直径0.06m
mの銅線を50回巻いたものであり、実際には図3
(B)に示すようにボビン14を介してコア11に巻か
れるものである。
【0027】磁界発生手段としての2個の永久磁石1
5,16は例えばSmCoによりなり、その寸法は一例
として縦7mm、横5mm、厚さ1mmである。そして
この2個の永久磁石15,16は、図7(A)に示す如
く磁化の方向を相互に反対に向けた状態で、センサ10
との相対移動方向に沿って、センサ10を挟んで相互に
所定距離だけ離隔して配置されている。
【0028】一方センサ10は、上記2個の永久磁石1
5と16に挟まれ、この永久磁石15と16の中心を通
る直線上にコア11の環の中心が位置し、かつこの環を
含む平面が相対移動方向と直交する状態に配置されてい
る。
【0029】本例のゲージ1では、図6に示す如くセン
サ10はセンサホルダ17を介して筺体2の底部に固定
され、一方永久磁石15,16はスケールホルダ18を
介してスピンドル軸5に固定されており、即ちスピンド
ル軸5が筺体2に対し出し入れ方向に摺動されるとこの
スピンドル軸5と一体に永久磁石15,16がセンサ1
0に対し移動される構造となっている。
【0030】そして特に本例の磁気式変位検出装置にお
いては、2個の永久磁石15と16を、対向する2枚の
高透磁率材料によりなる接続板19,20によって接続
してある。
【0031】この接続板19,20の高透磁率材料とし
ては、例えばパーマロイが好適に用いられ、その寸法は
一例として縦5mm、横30mm、厚さ0.1mmであ
る。本例ではこの2枚の接続板19,20を、センサ1
0と永久磁石15,16との相対移動方向に沿って、セ
ンサ10を挟む状態で2個の永久磁石15と16の間に
ブリッジするように固定してある。
【0032】またゲージ1の筺体2の内部には、センサ
10のコイルを励振駆動するための発振回路と、センサ
10から出力信号を取り出すための検出回路とを有する
回路基板21が取り付けられており、この回路基板21
と上記センサ10とが電気的に接続されていると共に、
この回路基板21から筺体2の外部にケーブル22が導
出されている。
【0033】この回路基板21上の回路構成は、例えば
図4に示すようになっている。即ちこの回路において発
振回路31は、マルチバーブレータ回路を応用して構成
されており、周波数約1MHz、ピーク間のレベル差5
Vのパルス波電圧をコイル12と13に供給するように
している。このパルス波のデューティ比は同図の抵抗器
R1とコンデンサC1とによって決定されるものであ
り、ここでは約1/10に設定されている。
【0034】また発振回路部31では、ヒステリシスを
持ったシュミットインバータを用いることにより、チャ
タリングを除去している。尚、パルス波に替えて正弦波
電圧をコイル12と13に供給する構成にしてもよい。
しかし、パルス波を供給すればデューティ比を調整する
ことにより消費電流を削減することができ、また正弦波
を供給する場合にはDCバイアスをかける必要があるの
で、パルス波のほうが好適である。
【0035】この発振回路部31によりセンサ10のコ
イル12,13が励振駆動されると、外部磁界に対する
コア11の透磁率が変化することによりコイル12,1
3のインピーダンスが変化するので、外部磁界に応じた
信号がコイル12,13から出力される。
【0036】このコイルからの出力信号を検出する検出
回路部32は、ブリッジ回路及びCR平滑回路を用い
て、コイル12からの出力とコイル13からの出力との
差動を取るように構成されている。このように2個のコ
イル12と13の差動出力から絶対変位量を検出するこ
とにより、外界からのノイズの影響を減少させて高い精
度で検出を行うことが可能となる。尚、コイル12,1
3のインピーダンス変化が大きいので、検出回路部32
には出力信号の増幅器は設けられておらず、その分検出
回路部32の構成が簡単になっている。
【0037】これらの回路部31,32の基本的な構成
及び原理自体は周知のものなので、その詳細説明は省略
する。検出回路部32からの出力は図示しない制御装置
に送られ、当該制御装置において周知の方式により磁界
検出部(センサ10)と被検出部(永久磁石15,1
6)との絶対変位量が求められる。
【0038】そして特に本例の磁気式変位検出装置で
は、2個の永久磁石15と16を高透磁率材料によりな
る接続板19,20で接続したことにより、図8に示す
如く変位−磁場特性のリニアリティーが大幅に向上する
ことが認められた。
【0039】即ちこの図8は2個の永久磁石15と16
の間でセンサ10が受ける磁場の強さを変位位置ごとに
測定したもので、この特性図から明らかなように、従来
(図5)と比べて磁場の強さは減少するものの、磁場の
直線領域は広くなり、即ちほぼ完全なリニアリティーが
確保される。
【0040】従って、センサ10と永久磁石15,16
との絶対変位量をより高い精度で検出することが可能と
なり、磁気式変位検出装置の高性能化に大きな効果が得
られるものである。
【0041】以上、本発明の好適な実施の形態例につい
て説明したが、本発明はこの例に限定されるものではな
い。例えば、磁界検出部のセンサ10はコア11の平面
が相対移動方向と直交した状態で取り付けられている
が、図9に示すようにコア11の平面が相対移動方向と
平行になる状態で取り付けてもよい。また、コア11に
巻かれるコイル12,13の位置を図10のように変更
してもよい。
【0042】さらに被検出部の磁界発生手段としては、
永久磁石以外にも例えば電磁石等の適宜手段を用いるこ
ともできる。
【0043】また磁界検出部のセンサにおけるコアの材
料、及び2個の磁界発生手段を接続する接続板の材料と
しては、パーマロイの他にも例えばFe,Si,Co,
B等で構成されたアモルファス等の高透磁率材料を用い
ることができる。
【0044】また磁界検出部のセンサは所定間隔離した
棒状のコアにコイルを巻くことで構成してもよい。
【0045】また上記の例ではセンサに2個のコイルを
設けてそれらのコイルの差動出力に基づいて絶対変位量
を検出するようにしているが、センサにコイルを1個だ
け設けてそのコイルの出力自体に基づいて絶対変位量を
検出するようにしてもよい。
【0046】さらにセンサは上記のようなコイル型に限
ることなく、例えばワイヤー型または薄膜型MIセンサ
を用いることもできる(例えば、特開平6−28171
2)。このMIセンサは、検出素子としてアモルファス
磁性体線を用い、このアモルファス磁性体線にコイルを
巻くことなく直接高周波電流を流して交番の回転磁界を
発生させておき、このアモルファス磁性体に印加される
外部磁界を検出するようにしたものである。
【0047】さらにその他各部の構成においても上記の
実施形態例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく
種々の構成を採り得るものであることは言うまでもな
い。
【0048】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の磁気式変位
検出装置においては、2個の磁界発生手段を高透磁率材
料で接続したことにより、変位−磁場特性のリニアリテ
ィーが従来に比して大幅に向上し、その結果絶対変位量
をより高い精度で検出することが可能となり、磁気式変
位検出装置の高性能化に大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の磁気式変位検出装置が組み込まれたゲー
ジの一部切り欠いた斜視図である。
【図2】従来の磁気式変位検出装置の説明図で、(A)
は平面図、(B)は側面図である。
【図3】センサの説明図で、(A)はコア、(B)はコ
アにコイルが巻かれた状態である。
【図4】発振回路部と検出回路部の構成の一例を示す回
路図である。
【図5】従来の磁気式変位検出装置における変位−磁場
特性を示す図である。
【図6】本発明による磁気式変位検出装置が組み込まれ
たゲージの一部切り欠いた斜視図である。
【図7】本発明による磁気式変位検出装置の説明図で、
(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図8】本発明による磁気式変位検出装置における変位
−磁場特性を示す図である。
【図9】センサの他の配置例の説明図である。
【図10】コイルの他の巻き例の説明図である。
【符号の説明】
10‥‥センサ(磁界検出部)、11‥‥コア、12,
13‥‥コイル、15,16‥‥永久磁石(磁界発生手
段)、19,21‥‥接続板(高透磁率材料)、31‥
‥発振回路部、32‥‥検出回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久須美 雅昭 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 ソ ニー・プ レシジョン・テクノロジー株式 会社内 (72)発明者 佐藤 謙一 東京都品川区西五反田3丁目9番17号 ソ ニー・プ レシジョン・テクノロジー株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励振駆動することで磁界の強さによりイ
    ンピーダンスが変化する高透磁率材料からなるセンサを
    有する磁界検出部と、 磁界を発生する手段を有する被検出部と、 前記センサを励振駆動するための発振回路部と、 前記センサから出力信号を取り出すための検出回路部
    と、 を備え、前記出力信号により前記磁界検出部と前記被検
    出部との絶対変位量を検出するようにした磁気式変位検
    出装置において、 前記被検出部に、2個の磁界発生手段が、磁化の方向を
    相互に反対に向けた状態で、前記磁界検出部との相対移
    動方向に沿って、前記センサを挟んで相互に離隔して配
    置されていると共に、高透磁率材料によって接続されて
    いることを特徴とする磁気式変位検出装置。
JP33552297A 1997-12-05 1997-12-05 磁気式変位検出装置 Pending JPH11166802A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014407A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Sony Precision Technology Inc 位置検出装置
JP2008544418A (ja) * 2005-06-28 2008-12-04 ドンスー コントロール カンパニー リミテッド 磁極類似物を用いる変位検出センサーを装備するペダル
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