JPH11166522A - 締結具 - Google Patents

締結具

Info

Publication number
JPH11166522A
JPH11166522A JP9336705A JP33670597A JPH11166522A JP H11166522 A JPH11166522 A JP H11166522A JP 9336705 A JP9336705 A JP 9336705A JP 33670597 A JP33670597 A JP 33670597A JP H11166522 A JPH11166522 A JP H11166522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
coil
fastening
fastening portion
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9336705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3757043B2 (ja
Inventor
Mitsuru Aiba
満 相場
Yukiharu Yoshimi
幸春 吉見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIMI SEISAKUSHO KK
Kanto Special Steel Works Ltd
Original Assignee
YOSHIMI SEISAKUSHO KK
Kanto Special Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIMI SEISAKUSHO KK, Kanto Special Steel Works Ltd filed Critical YOSHIMI SEISAKUSHO KK
Priority to JP33670597A priority Critical patent/JP3757043B2/ja
Publication of JPH11166522A publication Critical patent/JPH11166522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3757043B2 publication Critical patent/JP3757043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 締結物を締結具から容易に取り外すことがで
き、繰返し使用可能な締結具を提供する。 【解決手段】 線状または棒状の保持部材12と、一端
に保持部材12に連結され、他端にコイル状締結部17
が形成された締結部材13と、前記締結部17に係止さ
れ、締結物Wに固着された係止片19とを備え、少なく
とも締結部が超弾性を有する形状記憶合金からなり、保
持部材12の引張強度未満の荷重で締結部17のコイル
が解けて締結部17が引張荷重方向に伸びる。締結部1
7のコイルが伸びることにより、係止片19が締結部1
7から外れ、締結物Wは締結具11から切り離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、締結物の取外し
が容易な締結具に関する。この発明の締結具は、生活用
品、機械器具、機械加工、土木・建築などの分野で用い
られる。
【0002】
【従来の技術】従来の締結具の例として、釣り具用締結
具について説明する。天秤仕掛けを使用する釣りにおい
て、通常、天秤は道糸に取り付けられ、天秤には一端に
ハリスを、他端にはおもりが取り付けられる。ハリスに
取り付けられた釣針などが海中で何かに引っ掛かった場
合は強く引張ると道糸より強度の低いハリスが切れ、天
秤仕掛けは回収することができる。しかし、天秤に取り
付けられたおもりが海中で岩や海草などに引っ掛かっ
た、いわゆる根掛りの場合は、一般には金属製の天秤や
おもりより強度の低い道糸が切断されることになる。し
たがって、天秤およびハリスなどの仕掛けごと海中に放
置されることになり、再度新しい仕掛けを取り付けなけ
ればならない。また、海中に道糸、天秤、ハリスなどの
仕掛けを捨てることになり、環境保護の点においても大
きな問題となっており、これらを防止する有効な方法は
現状では見当たらない。
【0003】また、従来の胴付仕掛けを使用する釣りで
も次のような問題があった。胴付仕掛けでは、釣り竿に
取り付けた道糸の先端に、道糸側ハリスが結ばれてい
る。さらに、道糸側ハリスには、先端に釣り針を取り付
けた複数のエラスが結ばれている。道糸側ハリスの先端
に、おもり側ハリスを介しておもりが取り付けられてい
る。胴付仕掛けの釣りでは、まず最初におもりを必ず海
底に届くまで降ろす。その後、おもりを海底より少し持
ち上げた状態で、魚がエラスの釣り針に掛かるのを待
つ。おもりを海底まで沈めた時に、釣り人は海底の状態
が見えないので、おもりが海底の岩や海草などに引っ掛
かる率が非常に高い。このため、おもり側ハリスの糸径
を道糸側ハリスのものよりも細くし、おもり側ハリスを
切れやすくしている。しかし、道糸側ハリスとおもり側
ハリスとの糸径差はあまり大きくできないため、あるい
は道糸側またはおもり側ハリスそのものの切断強度が不
安定なために、道糸側ハリスがしばしば切れていた。ま
た、おもり側ハリスが切れた場合、おもり側ハリスとお
もり、および道糸側ハリスとおもり側ハリスとを再度結
ぶ必要がある。この結び作業は、揺れている舟の中また
は足場の悪い場所などで行わねばならず、特に手袋をは
めた作業、冬の寒い時期での作業などでは、困難かつ長
時間を要する作業であった。さらに、胴付仕掛けを切っ
てしまうことは、釣り針付きの糸を海中に捨てることに
なり、海中の動物に大きな害を与え、現在環境問題の一
つとなっている。
【0004】以上、釣り具を例として説明したが、生活
用品、機械器具、機械加工、土木・建築などの分野にお
いても、締結物を締結具から容易に取り外すことがで
き、締結具が繰り返し使用することがある。上記容易な
取外しおよび繰返し使用が可能となれば、生活用品の使
用が便利となり、機械加工や土木・建築などでの作業能
率および安全性の向上を図ることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、締結物を
締結具から容易に取り外すことができ、繰返し使用可能
な締結具を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の締結具は、線状または棒状の保持部材
と、一端に保持部材が連結され、他端にコイルまたはフ
ック状締結部が形成された締結部材と、前記締結部に係
止され、締結物に固着された係止片とを備え、少なくと
も前記締結部が超弾性を有する形状記憶合金からなり、
前記保持部材の引張強度未満の荷重で前記締結部のコイ
ルが解け、またはフックが開いて締結部が引張荷重方向
に伸びることを特徴としている。
【0007】上記締結具において、保持部材で保持した
締結物が固定されたのち保持部材を引っ張ると、締結部
のコイルまたはフックが引張荷重方向に伸びる。これら
締結部は超弾性記憶合金で作られているので、引張荷重
により荷重方向に徐々に変形し、コイルが解け、または
フックが開いて直線状になり、係止片が締結部から容易
に外れる。これにより、締結物は締結部材から切り離さ
れ、固定されたままとなる。係止片が外れて引張力が作
用しなくなると、締結部は元の形状に戻り、永久変形す
ることはない。したがって、締結具は繰り返し使用する
ことができる。保持部材の引張強度未満の荷重で締結部
のコイルが解け、またはフックが開くので、保持部材が
切断することはない。
【0008】この発明の釣り具用締結具は、一端に道糸
が連結され、他端にコイルまたはフック状締結部が形成
された締結部材と、前記締結部に係止され、おもりに固
着された係止片とを備え、少なくとも前記締結部が超弾
性を有する形状記憶合金からなり、前記道糸の引張強度
未満の荷重で前記締結部のコイルが解けて、またはフッ
クが開いて締結部が引張荷重方向に伸びることを特徴と
している。
【0009】上記釣り具用締結具の作用は、上記締結具
と同様である。すなわち、おもりが根掛かりした場合、
道糸を引っ張ると、締結部のコイルまたはフックが引張
荷重方向に伸びる。コイルまたはフックは超弾性記憶合
金で作られているので、引張荷重により荷重方向に大き
く変形してコイルが解け、またはフックが開き、係止片
が締結部から容易に外れる。これより、おもりは締結部
材から切り離され、岩などに引っ掛かったままとなる。
締結部のコイルおよびフックは係止片が外れると元の形
状に戻るので、釣り具用締結具は繰り返し使用すること
ができる。道糸の引張強度未満の荷重でコイルが解け、
またはフックが開くので、道糸が切断することはない。
【0010】上記締結具または釣り具用締結具で、コイ
ル状締結部のコイル素線の先端部がコイル内径側に向か
って湾曲する鉤部となるようにしてもよい。鉤部によ
り、取外し荷重を高めることができる。また、締結物ま
たはおもりをコイル状締結部に取り付ける際、まず係止
片をコイルの鉤部に引っ掛けたのち、締結物またはおも
りをコイルに沿って移動する。このようにすると、締結
物またはおもりを締結部に容易に取り付けることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の締結具の実施
の1形態を示している。締結具11は、主として保持部
材12、締結部材13、および締結物Wに固着された係
止片19とからなっている。
【0012】保持部材12は、線状または棒状の材料か
らなっている。線状の保持部材12として、糸状、紐
状、帯状などの保持部材がある。保持部材12の材料と
して、炭素鋼、ステンレス鋼、銅、アルミニウム、もし
くはこれらの合金などの金属材料、または高分子化合物
(たとえばナイロン、塩化ビニール、ポリエチレン)な
どの非金属材料が用いられる。
【0013】締結部材13の一端は保持部材12との連
結部15となっており、他端はコイルまたはフック状締
結部となっている。図1では、連結部15がリングにな
っており、締結部17がコイルとなっている。締結部材
13の端部をリング状に折り返し、止め金具16で固定
して、連結部15を形成している。連結部15と締結部
17との間は、直線部14となっている。連結部15に
は、ワイヤ12が止め金具18で連結されている。締結
部17のコイルの巻数は、締結物Wに加わる引張荷重や
形状記憶合金の強度などによって決まるが、1.5〜4
巻程度が適当である。コイルの形状は円形に限らず、楕
円形または小判形であってもい。締結部がフックの場合
は、1/4円弧〜円、先端部が開いた楕円形または小判
形をしている。
【0014】締結部材13には、超弾性を有する形状記
憶合金が使用されている。形状記憶合金は、温度を上げ
ると変形前の形に形状が回復することで知られている
が、同時にゴムのように伸び縮みし、通常の金属材料の
15〜20倍もの弾性限界を有する超弾性という特性を
持っている。こういった特性を持つ形状記憶合金は数十
種類以上も発見されているが、実用的にはNiTi系合
金、Cu系合金などに絞られている。形状記憶効果およ
び超弾性とも、熱弾性型マルテンサイト変態という特異
な変態現象に起因することはよく知られており、近年い
ろいろな用途にこの合金が使用されるようになった。特
に、超弾性合金としてブラジャワイヤ、携帯電話アンテ
ナ、メガネフレームなどに応用され、弾性を要求される
用途には極めて大きな効果を発揮している。特にNiT
i系形状記憶合金は形状記憶特性、超弾性特性が他の形
状記憶合金と比較し際立っており、また優れた耐食性を
併せ持っているので、この発明に用いる形状記憶合金と
しては最も好ましい材料である。超弾性はAf変態温度
(オーステナイト変態終了温度)以上で出現する現象で
ある。用途が釣り具である場合、Afは0℃以下に成分
調整された形状記憶合金が最適である。NiTi合金組
成としては、NiTi2元合金、NiTi合金にCo、
V、Cr、Feのうち少なくとも1元素を添加元素とし
てそれぞれ2原子%以下添加したもの、またはCuもし
くはNbを15原子%以下添加したものが用いられる。
【0015】係止片19は、逆U字形、ループ、または
フック状をしており、保持部材12と同様な金属、また
は非金属材料で作られている。係止片19は、締結物W
に一体として製作され、またはかしめ、溶接、ろう付
け、もしくは接着剤などにより締結物に固着されてい
る。
【0016】上記のように構成された締結具11におい
て、係止片19をコイル状締結部17に引っ掛け、締結
物Wを締結部材13を介して保持部材12に締結する。
保持部材12を水平移動、昇降、巻下げ・巻上げなどに
より、締結物Wを所定の位置に移動する。締結物Wが所
定の位置で、またはおもりの根掛りのように意図しない
位置で固定されると、保持部材12を引っ張る。引張力
があらかじめ設定した取外し荷重に達すると、締結部1
7のコイルが解けて引張力方向に伸び、係止片19が締
結部17から外れる。取外し荷重は、保持部材12の引
張強度未満であり、形状記憶合金の見掛降伏荷重(応力
誘起マルテンサイト変態荷重)、コイルの形状、巻数な
どによって調整する。
【0017】図2に示す締結具21は、保持部材12と
締結部材23とが連結金具25を介して接続され、締結
部材23の締結部27がフックとなっている点で、図1
の締結具11と異なっている。連結金具25は円筒状を
しており、一端に保持部材12の端部が、他端に締結部
材23の端部がそれぞれ挿入されている。保持部材12
および締結部材23は、かしめにより固着されている。
この固着は、溶接、ろう付け、接着剤などによってもよ
い。締結部27のフックは円弧状をしており、引張荷重
が上記設定荷重に達する前に係止片29が締結部27か
ら外れないようにするために1/4円弧以上であること
が望ましい。
【0018】図3に示す締結部材31は、連結部34が
コイルとなっており、直線部が円筒状の連結金具35の
一端に挿入されている。締結部材32の本体33は、一
端が連結金具35に挿入されており、他端はコイルまた
はフック状締結部となっている。連結部34のコイルお
よび本体33の連結金具35への挿入部は、かしめで固
着されている。この固着は、溶接、ろう付け、接着剤な
どによってもよい。連結部34のコイルはステンレス鋼
などの金属で、また締結部材32は形状記憶合金でそれ
ぞれ作られている。保持部材の端部に形成したリング
(図示しない)を連結部34のコイルに通し、保持部材
と締結部材32とを連結する。締結部材32は全体をす
べて形状記憶合金で一体成型することが望ましいが、図
3に示すように連結部34と連結部材32とを別体とす
ることにより、高価な形状記憶合金の使用量を少なくす
ることができる。なお、連結部がコイルまたはリングと
なっている場合、これらは締結部のコイルよりも十分大
きな強度を持ち、容易に変形しないような線、およびコ
イルまたはリング径とすることが必要である。
【0019】図4に示す締結部材37のコイル状連結部
38は、コイルの素線の先端部がコイル内径側に向かっ
て湾曲する鉤部39となっている。保持部材(図示しな
い)を引っ張り、コイルが直線状に伸びた時に、係止片
(図示しない)が鉤部39に引っ掛かる。鉤部39は締
結物の荷重により直線状に伸びるまで締結物を保持する
ので、取外し荷重を高くすることができる。また、締結
物に固着した係止片を鉤部39に引っ掛けたのち、締結
物を締結部38のコイルに沿って移動する。このように
すると、締結物をコイルに容易に取り付けることができ
る。
【0020】図1〜4で説明した締結具は、保持部材を
道糸、締結物をおもりとし、各部材の寸法および取外し
荷重を適当に選べば、釣り具用として利用される。道糸
とおもりとは、天秤または猿環を介して連結してもよ
い。おもりが根掛かりして、道糸にある一定の引張荷重
が加わると、おもりが外れるように設計されている。お
もりが取り外される荷重は、使用する道糸の強度よりや
や低い値となるように設定されており、道糸が切れる前
に天秤などの仕掛けが回収できるようになっている。取
外し荷重は使用する形状記憶合金材の太さ、締結部のコ
イル径や形状により調整することができる。また、天秤
を使用しない仕掛けにおいても、この発明の締結具はお
もりと仕掛け部をつなぐ締結具として使用できる。連結
部をコイルとすることにより、猿環などの結合具なしで
天秤が容易に取り付けられる。
【0021】
【実施例】釣り具用締結具は、締結部材の上部をリング
に形成し、ステンレス鋼管によりリングの端末をかしめ
て天秤と締結部材とを接合している。締結部材は、冷間
加工した50.8原子%Ni−Ti形状記憶合金丸線を
図1に示す形状に成型加工した。ついで、400℃で2
0分間熱処理することにより記憶処理した。NiTi合
金丸線は0.3〜1.0mmの線径を持ち、リングの内径
は3〜8mmである。直線部の長さは10〜70mm、コイ
ルの内径は3〜8mmで巻き数は1.5〜3である。
【0022】図5は上記実施例において、締結部のコイ
ルの内径を5mm、巻き数を1.75とした場合のNiT
i形状記憶合金線材の線径と取外し荷重との関係を示し
た線図である。このようにNiTi形状記憶合金線の線
径を変えることにより、任意に取外し荷重を設定するこ
とができ、また使用する道糸の強度に合った締結具を選
定することができる。
【0023】図6は、この発明の釣り具用締結具を実際
に取り付けた釣り仕掛けの一例を示している。釣り竿5
1に取り付けられたスピニングリール52から道糸43
が出ており、道糸53の先端には金属製の天秤54が取
り付けられている。天秤54の一端にはハリス55およ
び釣り針56がつながっている。天秤54のもう一方の
端にはこの発明の締結具11が取り付けられ、締結具1
1のコイル状締結部17にはおもりWが接続されてい
る。
【0024】図7は、図1の締結具11が海底において
どのように機能するかを示したものである。図7aは通
常の状態、図7bはおもりWが岩Rに引っ掛かり、引張
力を加えた状況を示している。図7cは、引張力が取外
し荷重を超え、おもりWが外れた状況を示している。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の締結具
は締結物を締結具から容易に取り外すことができ、また
繰り返し使用可能である。これにより、生活用品、機械
器具などのの使用が便利となり、機械加工や土木・建築
などでの作業能率および安全性の向上を図ることもでき
る。たとえば、キーの着脱が容易なキーホルダや設定荷
重を超えた場合に作動を停止させる安全装置などを提供
することができる。締結具が釣り具用である場合、釣り
糸や仕掛けが海中に放置されることはないので、釣り具
の被害を最小限で済ますことができ、また環境汚染を防
止することもできる。このように、この発明の締結具
は、生活用品その他に広い範囲に応用が可能であり、そ
の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は形状記憶合金線により一体成型した締
結具の正面図であり、(b)は(a)に示す締結具の側
面図である。
【図2】(a)は締結部材が保持部材と連結金具で連結
された締結具の正面図であり、(b)は(a)に示す締
結具の側面図である。
【図3】(a)は締結部材の連結部をコイル状に成形し
たものの正面図であり、(b)は(a)に示す連結部の
側面図である。
【図4】コイルに鉤部を設けた締結部材の正面図であ
る。
【図5】NiTi合金線材の線径と取外し荷重との関係
を示す線図である。
【図6】この発明の締結具を取り付けた仕掛け例を示す
釣り具の模式図である。
【図7】この発明の釣り具用締結具の動作を説明する図
面である。
【符号の説明】
11、21 締結具 12、22 保持部材 13、23 締結部材 14、24 締結部材の直線部 15 締結部材の連結部 17 コイル状締結部 18 止め金具 25 連結金具 19、29 係止片 27 フック状締結部 31 締結具 32 締結部材 34 リング状連結部 37 締結部材 38 コイル状締結部 39 コイルの鉤部 51 釣り竿 52 スピニングリール 53 道糸 54 天秤 55 ハリス 56 釣り針 W おもり R 岩

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状または棒状の保持部材と、一端に保
    持部材が連結され、他端にコイルまたはフック状締結部
    が形成された締結部材と、前記締結部に係止され、締結
    物に固着された係止片とを備え、少なくとも前記締結部
    が超弾性を有する形状記憶合金からなり、前記保持部材
    の引張強度未満の荷重で前記締結部のコイルが解け、ま
    たはフックが開いて締結部が引張荷重方向に伸びること
    を特徴とする締結具。
  2. 【請求項2】 一端に道糸が連結され、他端にコイルま
    たはフック状締結部が形成された締結部材と、前記締結
    部に係止され、おもりに固着された係止片とを備え、少
    なくとも前記締結部が超弾性を有する形状記憶合金から
    なり、前記道糸の引張強度未満の荷重で前記締結部のコ
    イルが解けて、またはフックが開いて締結部が引張荷重
    方向に伸びることを特徴とする釣り具用締結具。
  3. 【請求項3】 前記コイル状締結部のコイル素線の先端
    部がコイル内径側に向かって湾曲する鉤部となっている
    請求項1または2記載の締結具。
JP33670597A 1997-12-08 1997-12-08 釣り具用締結具 Expired - Fee Related JP3757043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33670597A JP3757043B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 釣り具用締結具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33670597A JP3757043B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 釣り具用締結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11166522A true JPH11166522A (ja) 1999-06-22
JP3757043B2 JP3757043B2 (ja) 2006-03-22

Family

ID=18301950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33670597A Expired - Fee Related JP3757043B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 釣り具用締結具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3757043B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003531591A (ja) * 2000-04-27 2003-10-28 アルティメイト コンセプツ リミテッド ライアビリティ カンパニー 外れリンク又はコネクタ
JP2011030933A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Asahi Kasei Homes Co 吊下げ具
EP3346161A1 (fr) * 2017-01-10 2018-07-11 Kaefer Wanner Dispositif d'accrochage pour elements d'echafaudage a manutentionner
JP2018174877A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 有限会社サニー商事 釣用天秤
WO2019106410A1 (en) 2017-11-29 2019-06-06 Kubik Magdalena Labyrinthine fixing system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003531591A (ja) * 2000-04-27 2003-10-28 アルティメイト コンセプツ リミテッド ライアビリティ カンパニー 外れリンク又はコネクタ
JP2011030933A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Asahi Kasei Homes Co 吊下げ具
EP3346161A1 (fr) * 2017-01-10 2018-07-11 Kaefer Wanner Dispositif d'accrochage pour elements d'echafaudage a manutentionner
FR3061703A1 (fr) * 2017-01-10 2018-07-13 Kaefer Wanner Dispositif d'accrochage pour elements d'echafaudage a manutentionner.
JP2018174877A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 有限会社サニー商事 釣用天秤
WO2019106410A1 (en) 2017-11-29 2019-06-06 Kubik Magdalena Labyrinthine fixing system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3757043B2 (ja) 2006-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7950180B2 (en) Fish lure break away system
CN104067992A (zh) 铅头钩钓组、铅头钩钓组用钓钩和铅头钩钓组用钓坠
JPH11166522A (ja) 締結具
US5088228A (en) Releasable sinker assembly
US20050217167A1 (en) Fishing hook and lure, snag releasing
US20200288686A1 (en) Artificial bait and split ring therefor
US20060265939A1 (en) Device for affixing attachments to a fishing line
JP2003531591A (ja) 外れリンク又はコネクタ
US6141839A (en) Clip for attaching lures to a fishing line
KR20170001194U (ko) 탈부착이 용이한 연결구
US4928421A (en) Fishhook device and method of making same
JP3163485U (ja) 釣用スナップ
JPH0570408B2 (ja)
US3839812A (en) Anti snagging fishhook
JP2931147B2 (ja) 延縄用スナップ
JP2000000040A (ja) 魚具連結用超弾性リング
JP3604366B2 (ja) タモ掛け及びタモ網の柄
JP2019047762A (ja) 太刀魚用テンヤ
JP2506066Y2 (ja) 魚釣り用の針装置
JPH0316465Y2 (ja)
US20030024148A1 (en) Automatic fish hook and method of use
JP2010233469A (ja) 釣り用天秤
JP3262774B2 (ja) 釣針付き仕掛け
JP2008271936A (ja) 過荷重外れと切断連結具
KR200357379Y1 (ko) 완충쿠션을 구비한 집어용 미끼홀더

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040513

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050527

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051226

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees