JPH1116644A - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JPH1116644A
JPH1116644A JP9164366A JP16436697A JPH1116644A JP H1116644 A JPH1116644 A JP H1116644A JP 9164366 A JP9164366 A JP 9164366A JP 16436697 A JP16436697 A JP 16436697A JP H1116644 A JPH1116644 A JP H1116644A
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JP
Japan
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bending
male terminal
bent
position setting
terminal fitting
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JP9164366A
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English (en)
Inventor
Koichiro Tokuwa
孝一郎 徳和
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治具を用いずに雄端子金具を曲げ加工する。 【解決手段】 曲げ位置設定板(曲げ位置設定部材)1
4L,14Sは、雄端子金具20L,20Sを包み込む
形態とされ、雄端子金具20L,20Sの曲げ予定部2
3と対応する低曲げ剛性部16と、この低曲げ剛性部1
6以外での雄端子金具20L,20Sの変形を規制する
曲げ規制部17F,17Rとを有する。曲げ位置設定板
14L,14Sの先端側を手で摘んで曲げると、曲げ規
制部17F,17Rでは変形せず低曲げ剛性部16だけ
が曲げられる。即ち、雄端子金具20L,20Sはその
曲げ予定部23だけが確実に曲げ変形させられ、所定寸
法の基板取付部22が形成される。治具を用いずに済む
ので、治具による雄端子金具20L,20Sの傷つきを
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板用コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】基板用コネクタは、図10に示すよう
に、フード部2を有するコネクタハウジング1と、この
コネクタハウジング1を貫通する雄端子金具3とからな
り、雄端子金具3の前方への突出部分はフード部2内に
臨んで図示しない雌端子金具との接触部3Aとされ、後
方への突出部分は下向きに直角曲げされて基板取付部3
Bとされている。かかる基板用コネクタにおいて基板取
付部3Bを曲げ成形する際には、図11に示すように、
直線状態で貫通された雄端子金具3の後部に曲げ治具4
を被せるように嵌めるとともに、雄端子金具3の折曲げ
位置に合わせて下から受け治具5をあてがい、この受け
治具5を支点として曲げ治具4を下向きに回動させる。
これにより、雄端子金具3が所定の部位で確実に折り曲
げられ、所定長さの基板取付部3Bが得られるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の基板用コネ
クタでは、基板取付部3Bの成形に際して、雄端子金具
3の所定の曲げ予定部のみを確実に曲げ変形させる必要
があることから、剛性の高い金属製の曲げ治具4と受け
治具5を用いてこれらを雄端子金具3に係合させる方法
がとられている。そのため、これらの治具4,5によっ
て雄端子金具3が傷付けられる虞があった。本願発明は
上記事情に鑑みて創案されたものであって、治具を用い
ずに雄端子金具を曲げ加工できるようにすることを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回路
基板に固定されるコネクタハウジングに雄端子金具を突
出させて取り付け、その雄端子金具の突出部分を曲げ変
形させることにより前記回路基板のスルーホールに嵌入
される基板取付部を形成した基板用コネクタにおいて、
前記雄端子金具の曲げ予定部と対応する位置に、曲げ剛
性を他の部位よりも低くした低曲げ剛性部が設けられて
いる構成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記雄端子金具にはその突出部分を包み込む曲げ位
置設定部材が設けられ、その曲げ位置設定部材には、そ
の前記曲げ予定部との対応部位を肉抜きすることにより
前記低曲げ剛性部が形成されているとともにこの低曲げ
剛性部の両側の領域に曲げ剛性の高い曲げ規制部が形成
されている構成とした。請求項3の発明は、請求項2の
発明において、前記曲げ位置設定部材が、板状をなすと
ともに複数本の前記雄端子金具を一体的に包み込む形態
とされ、前記コネクタハウジングに、前記雄端子金具の
折曲げ状態において前記曲げ位置設定部材と係合するこ
とによりその曲げ位置設定部材の遊動を規制するストッ
パが形成されている構成とした。
【0006】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記低曲げ剛性部が前記雄端子金具の前記曲げ予定
部を肉抜きすることにより形成されている構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>雄端子金具に曲げ力を付与すると、
曲げ剛性の低い低曲げ剛性部が曲げ変形を生じるのに伴
い、雄端子金具が曲げ予定部のみにおいて確実に折り曲
げられ、もって所定寸法の基板取付部が形成される。治
具を用いずに済むので、治具により雄端子金具が傷つけ
られることを防止できる。
【0008】<請求項2の発明>曲げ位置設定部材の先
端側の部分を手で摘んで曲げ方向の力を加えると、曲げ
剛性の高い曲げ規制部では変形せず、低曲げ剛性部だけ
が折り曲げられ、これにともない、雄端子金具はその曲
げ予定部だけが確実に曲げ変形させられる。 <請求項3の発明>雄端子金具を曲げ加工して基板取付
部を形成すると、曲げ位置設定部材がストッパに係合し
て遊動規制されることにより基板取付部がスルーホール
と整合する整列状態に位置決めされる。これにより、基
板取付部のスルーホールへの嵌入が円滑且つ確実に行わ
れる。また、複数本の雄端子金具が1つの曲げ位置設定
部材によりまとめて曲げ加工されるので、作業効率がよ
い。
【0009】<請求項4の発明>雄端子金具に曲げ力を
付与すると、雄端子金具は、その低曲げ剛性部が形成さ
れた曲げ予定部のみにおいて確実に折り曲げられ、もっ
て所定寸法の基板取付部が形成される。治具を用いずに
済むので、治具により雄端子金具が傷つけられることを
防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態の基板用
コネクタは、コネクタハウジング10と長さの異なる2
種類の複数本の雄端子金具20L,20Sとから構成さ
れる。コネクタハウジング10はブロック状をなし、回
路基板Pの上面に密着する状態で固定されるようになっ
ている。コネクタハウジング10の前面(図1の左側の
面)には角筒形のフード部11が形成され、後面には左
右一対の壁部12が形成され、さらに、前後方向に貫通
する複数の圧入孔13が形成されている。圧入孔13
は、上下二段に分かれ、正面から視て各段毎に横一列に
整列して配されている。
【0011】各圧入孔13には、夫々、細長い棒状をな
す雄端子金具20L,20Sが貫通状態で圧入されてい
る。上段の圧入孔13には長い雄端子金具20Lが圧入
され、下段の圧入孔13には短い雄端子金具20Sが圧
入される。各雄端子金具20L,20Sの前端側部分は
フード部11内に突出して図示しない雌端子金具との接
触を可能とされた接触部21となっている。一方、雄端
子金具20L,20Sの後端部は、両壁部12の間に突
出し、下方へほぼ直角に折り曲げられた基板取付部22
となっている。このとき、雄端子金具20L,20Sが
所定の曲げ予定部23で曲げられることにより、すべて
の基板取付部22の下端が同じ高さに揃えられている。
かかる基板取付部22は、コネクタハウジング10を回
路基板Pに固定する際にスルーホールHに嵌入され、図
示しない半田付けにより固着される。
【0012】本実施形態の基板用コネクタには、治具を
用いずに手で雄端子金具20L,20Sを折り曲げて基
板取付部22を形成するための手段が設けられている。
即ち、コネクタハウジング10には、その後面から突出
する上下2枚の曲げ位置設定板(本発明の構成要件であ
る曲げ位置設定部材)14L,14Sが一体に形成され
ている。この曲げ位置設定板14L,14Sの突出長は
雄端子金具20L,20Sの長さに合わせて設定され、
上段の曲げ位置設定板14Lは下段の曲げ位置設定板1
4Sよりも大きく突出している。また、曲げ位置設定板
14L,14Sはコネクタハウジング10に対してその
後面のみでつながり、壁部12と曲げ位置設定板14
L,14Sとは非連結状態となっている。したがって、
曲げ位置設定板14L,14Sは壁部12に対して相対
変位可能となっている。
【0013】各曲げ位置設定板14L,14Sは、圧入
孔13と同断面で、且つ各圧入孔13と直線状に連通し
て後端面に開口する複数の嵌合孔15を有している。こ
の嵌合孔15には各雄端子金具20L,20Sが圧入さ
れ、その基板取付部22となる後端部が曲げ位置設定板
14L,14Sから後方へ突出されるようになってい
る。この曲げ位置設定板14L,14Sからの雄端子金
具20L,20Sの突出長さは、スルーホールHへの嵌
入代となるため、上段と下段で同じ寸法となるように設
定されている。曲げ位置設定板14L,14Sには、圧
入された雄端子金具20L,20Sの曲げ予定部23と
対応する低曲げ剛性部16が形成されている。この低曲
げ剛性部16は、曲げ位置設定板14L,14Sの上面
を肉抜きした左右方向の角溝16Aと、曲げ位置設定板
14L,14Sの下面を肉抜きした左右方向の台形溝1
6Bとから構成されている。上面から視て角溝16Aと
台形溝16Bが嵌合孔15を横切る部分では、両溝16
A,16Bが嵌合孔15に連通し、雄端子金具20L,
20Sの曲げ予定部23が、各溝16A,16Bを介し
て曲げ位置設定板14L,14Sの上下両面側に露出す
る状態となる。一方、角溝16Aと台形溝16Bが嵌合
孔15と交差しない肉薄の部分は、剛性が低く容易に曲
げ変形を生じ得る易折曲部16Cとなっている。曲げ位
置設定板14L,14Sの低曲げ剛性部16よりも前側
の部分(コネクタハウジング10の後面と連なった部
分)は、板厚を厚くして曲げ剛性を高めた前側曲げ規制
部17Fとなっている。一方、低曲げ剛性部16よりも
後側の部分も、板厚を厚くして曲げ剛性を高めた後側曲
げ規制部17Rとなっている。即ち、この曲げ位置設定
板14L,14Sにより、雄端子金具20L,20Sの
曲げ予定部23の曲げ剛性は低く、その他の部位は相対
的に曲げ剛性が高くなっている。
【0014】コネクタハウジング10には、雄端子金具
20L,20Sを折り曲げて基板取付部22を形成した
状態で上記曲げ位置設定板14L,14Sの遊動を規制
する手段が設けられている。即ち、壁部12の左右両内
側面には、上下方向に細長く内側へ僅かに突出するスト
ッパ18L,18Sが形成されている。このストッパ1
8L,18Sは、後述するように、曲げ位置設定板14
L,14Sの後側曲げ規制部17Rが下向きに変位した
状態でその後側曲げ規制部17Rの左右両側縁に対して
後方から係止し、もってその後側曲げ規制部17Rの後
方への遊動、即ち、戻り方向の変位を規制するようにな
っている。尚、上段の曲げ位置設定板14Lに係合する
ストッパ18Lは、下段の曲げ位置設定板14Sに係合
するストッパ18Sに比べて上方へ大きく延びている。
また、各ストッパ18L,18Sには、曲げ位置設定板
14L,14Sが曲げ変位する際にストッパ18L,1
8Sの乗り越えを容易にするための傾斜面19が形成さ
れている。
【0015】次に、本実施形態における基板取付部22
の形成方法について説明する。まず、図2に示すように
雄端子金具20L,20Sを圧入孔13と嵌合孔15に
圧入し、次に、下段の曲げ位置設定板14Sの後側曲げ
規制部17Rを手で摘んで下方への曲げ力を付与する。
すると、後側曲げ規制部17Rと前側曲げ規制部17F
は剛性が高いので変形しないが、低曲げ剛性部16にお
いては、曲げ位置設定板14Sの易折曲部16Cと雄端
子金具20Sの曲げ予定部23が曲げ変形させられる。
即ち、雄端子金具20Sは所定の曲げ予定部23のみに
おいて折り曲げられ、所定の寸法の基板取付部22が形
成されることになる。そして、曲げ位置設定板14Sの
左右両側縁がストッパ18Sを乗り越えたら、曲げ位置
設定板14Sから手を離す。すると、曲げ位置設定板1
4Sと雄端子金具20Sの弾性復元力により後側曲げ規
制部17Rがストッパ18Sに対して前方から係止し、
それ以上の戻りが規制される。即ち、後側曲げ規制部1
7Rの遊動が規制され、ひいては基板取付部22がスル
ーホールHと対応する所定の位置に位置決めされる。こ
のようにして下段側の雄端子金具20Sの基板取付部2
2を形成したら、次に、上段側の雄端子金具20Lの基
板取付部22を形成する。この作業は、上記下段側の基
板取付部22の場合と同様であるので、説明を省略す
る。以上により、本実施形態の基板用コネクタの組付け
が完了する。
【0016】上述のように本実施形態においては、基板
取付部22の形成に際して、低曲げ剛性部16と曲げ規
制部17F,17Rを備えた曲げ位置設定板14L,1
4Sに雄端子金具20L,20Sを嵌合させたので、曲
げ位置設定板14L,14Sの先端側の部分を手で摘ん
で曲げ力を加えるだけで、雄端子金具20L,20Sの
所定の曲げ予定部23だけを確実に曲げ変形させて所定
寸法の基板取付部22を形成することができる。即ち、
雄端子金具20L,20Sと係合する治具を用いる必要
がないので、治具によって雄端子金具20L,20Sが
傷つけられることを防止することができる。
【0017】また、曲げ位置設定板14L,14Sがそ
の嵌合孔15を圧入孔13と連通させるようにコネクタ
ハウジング10に一体に形成されているので、雄端子金
具20L,20Sの圧入孔13への圧入作業と曲げ位置
設定板14L,14Sとの嵌合作業を同一工程で行うこ
とができ、作業効率がよい。また、1枚の曲げ位置設定
板14L,14Sに複数本の雄端子金具20L,20S
を嵌合させているので、複数本の雄端子金具20L,2
0Sをまとめて曲げ変形させることができ、この点にお
いても作業者効率がよい。また、コネクタハウジング1
0にストッパ18L,18Sを設けることにより曲げ位
置設定板14L,14Sの遊動を規制して雄端子金具2
0L,20Sの基板取付部22を位置決めするようにし
たので、基板取付部22のスルーホールHへの嵌入を円
滑且つ確実に行うことができる。
【0018】<実施形態2>次に、本発明を具体化した
実施形態2を図6乃至図9を参照して説明する。本実施
形態は、基板取付部の形成手段を上記実施形態1とは異
なる構成としたものである。その他の構成については上
記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、
同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略す
る。本実施形態2のコネクタハウジング30には、その
後面から突出する左右一対のアーム状の取付部31が形
成されている。この取付部31には、スルーホールHと
整合する位置決め孔33を有する周知の矯正板32が取
り付けられるようになっている。尚、上記実施形態1の
壁部12と曲げ位置設定板14L,14Sに相当するも
のは設けられていない。雄端子金具35L,35Sに
は、その曲げ予定部36の下面を肉抜きして板厚を薄く
することによって低曲げ剛性部37が形成されている。
この低曲げ剛性部37は、これよりも前側の部分及び後
側の部分に比べると、曲げ剛性が低く、変形し易くなっ
ている。本実施形態2において基板取付部38を形成す
る際には、まず、下段側の圧入孔34に圧入した雄端子
金具35Sの後端部を手で摘み、下方への曲げ力を付与
する。すると、雄端子金具35Sの低曲げ剛性部37以
外の部分は低曲げ剛性部37に比べて剛性が高いので変
形せず、低曲げ剛性部37のみにおいて曲げ変形を生じ
る、即ち、雄端子金具35Sは所定の曲げ予定部36の
みにおいて折り曲げられ、これにより、所定の寸法の基
板取付部38が形成されることになる。上段の雄端子金
具35Lについても同様にして基板取付部38を形成す
ることができる。この後、コネクタハウジング30の下
方から矯正板32をあてがい、その位置決め孔33を基
板取付部38に嵌入させつつ取付部31に係止させる。
すると、各基板取付部38が所定の配列に位置決めされ
る。この後、コネクタハウジング30を回路基板Pに固
定するとともに、基板取付部38をスルーホールHに嵌
入させるが、このときに、基板取付部38は矯正板32
で位置決めされているので、スルーホールHへの嵌入が
円滑且つ確実に行われる。
【0019】上述のように本実施形態2においては、基
板取付部38の形成に際して、雄端子金具35L,35
Sの曲げ予定部36に低曲げ剛性部37を形成したの
で、雄端子金具35L,35Sの後端部を手で摘んで曲
げ力を加えるだけでその所定の曲げ予定部36だけを確
実に曲げ変形させ、所定寸法の基板取付部38を形成す
ることができる。即ち、雄端子金具35L,35Sと係
合する治具を用いる必要がないので、治具によって雄端
子金具35L,35Sが傷つけられることを防止するこ
とができる。
【0020】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態1では曲げ位置設定部材をコネクタ
ハウジングと一体に形成したが、本発明によれば、曲げ
位置設定部材をコネクタハウジングとは別体部品として
もよい。
【0021】(2)上記実施形態1では曲げ位置設定部
材の低曲げ剛性部を曲げの内側と外側の両方を肉抜きす
る形態としたが、本発明によれば、曲げの内側と外側の
いずれか一方のみを肉抜きする形態としてもよい。 (3)上記実施形態1では曲げ位置設定部材の低曲げ剛
性部において雄端子金具を露出させる形態としたが、本
発明によれば、曲げの内側と外側のいずれか一方または
両方を雄端子金具が露出しない程度に肉抜きする形態と
してもよい。
【0022】(4)上記実施形態1では曲げ位置設定部
材を板状にして複数本の雄端子金具をまとめて曲げ変形
させるようにしたが、本発明によれば、各雄端子金具毎
に、夫々、独立した曲げ位置設定部材を設けてもよい。 (5)上記実施形態1ではコネクタハウジングにストッ
パを設けて基板取付部を位置決めするようにしたが、本
発明によれば、別の位置決め部材を用いる等の事情があ
る場合には、ストッパを設けなくともよい。
【0023】(6)上記実施形態2では雄端子金具の曲
げの内側を肉抜きすることにより板厚を薄くして低曲げ
剛性部を形成したが、本発明によれば、雄端子金具の曲
げの外側を肉抜きして低曲げ剛性部を形成してもよく、
曲げの内側と外側の両方を肉抜きして低曲げ剛性部を形
成してもよい。 (7)上記実施形態2では雄端子金具の板厚を薄くして
低曲げ剛性部を形成したが、本発明によれば、雄端子金
具の両側縁部を肉抜きして幅を部分的に狭くすることに
より低曲げ剛性部を形成してもよく、幅方向中央部を孔
状に肉抜きすることによって低曲げ剛性部を形成しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の基板取付部の形成完了状態をあら
わす断面図
【図2】実施形態1の基板取付部の形成途中の状態をあ
らわす断面図
【図3】実施形態1の基板取付部の形成完了状態をあら
わす一部切欠斜視図
【図4】実施形態1の基板取付部の形成途中の状態をあ
らわす部分拡大断面図
【図5】実施形態1の基板取付部の形成完了状態をあら
わす部分拡大断面図
【図6】実施形態2の基板取付部の形成途中の状態をあ
らわす断面図
【図7】実施形態2の基板取付部の形成完了状態をあら
わす断面図
【図8】実施形態2の基板取付部の形成途中の状態をあ
らわす部分拡大側面図
【図9】実施形態2の基板取付部の形成完了状態をあら
わす部分拡大側面図
【図10】従来例の断面図
【図11】従来例の基板取付部の形成途中の状態をあら
わす断面図
【符号の説明】
P…回路基板 H…スルーホール 10…コネクタハウジング 14L,14S…曲げ位置設定板(曲げ位置設定部材) 16…低曲げ剛性部 17F…前側曲げ規制部 17R…後側曲げ規制部 18…ストッパ 20L,20S…雄端子金具 22…基板取付部 23…曲げ予定部 30…コネクタハウジング 35L,35S…雄端子金具 36…曲げ予定部 37…低曲げ剛性部 38…基板取付部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板に固定されるコネクタハウジン
    グに雄端子金具を突出させて取り付け、その雄端子金具
    の突出部分を曲げ変形させることにより前記回路基板の
    スルーホールに嵌入される基板取付部を形成した基板用
    コネクタにおいて、 前記雄端子金具の曲げ予定部と対応する位置に、曲げ剛
    性を他の部位よりも低くした低曲げ剛性部が設けられて
    いることを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記雄端子金具にはその突出部分を包み
    込む曲げ位置設定部材が設けられ、その曲げ位置設定部
    材には、その前記曲げ予定部との対応部位を肉抜きする
    ことにより前記低曲げ剛性部が形成されているとともに
    この低曲げ剛性部の両側の領域に曲げ剛性の高い曲げ規
    制部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記曲げ位置設定部材が、板状をなすと
    ともに複数本の前記雄端子金具を一体的に包み込む形態
    とされ、前記コネクタハウジングに、前記雄端子金具の
    折曲げ状態において前記曲げ位置設定部材と係合するこ
    とによりその曲げ位置設定部材の遊動を規制するストッ
    パが形成されていることを特徴とする請求項2記載の基
    板用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記低曲げ剛性部が前記雄端子金具の前
    記曲げ予定部を肉抜きすることにより形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の基板用コネクタ。
JP9164366A 1997-06-20 1997-06-20 基板用コネクタ Pending JPH1116644A (ja)

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JP (1) JPH1116644A (ja)

Cited By (4)

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